JP2002313908A - 微細パターンの形成方法及び半導体装置の製造方法並びに半導体装置 - Google Patents

微細パターンの形成方法及び半導体装置の製造方法並びに半導体装置

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JP2002313908A
JP2002313908A JP2001113902A JP2001113902A JP2002313908A JP 2002313908 A JP2002313908 A JP 2002313908A JP 2001113902 A JP2001113902 A JP 2001113902A JP 2001113902 A JP2001113902 A JP 2001113902A JP 2002313908 A JP2002313908 A JP 2002313908A
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hole
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喜代志 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口率の異なる基板を、同一の条件で、加工
形状の変動を抑えつつエッチングを行い微細パターンを
形成する。 【解決手段】 基板に層間絶縁膜を形成する工程と、前
記層間絶縁膜に複数のホールをエッチングにより形成す
る工程とを含む微細パターンの形成方法において、前記
微細パターンの開口率を、ダミーホールを含ませること
により調整するようにして行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、微細パターンの
形成方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法並びに
半導体装置に関する。また、具体的な適用としては、半
導体装置の製造方法において、エッチングの際、基板間
での開口率の差によって生じる加工形状の不均一を抑え
る半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、半導体装置であるDRAMメモ
リの構造を示す断面模式図である。図5を参照して、従
来の技術の一例として、半導体装置の1つであるDRA
Mメモリの製造方法を説明する。
【0003】図5に示すように、シリコン基板1には、
絶縁膜による分離領域2が形成され、更にその上に信頼
性を有する薄い絶縁膜3が形成される。また、絶縁膜3
の上には、配線パターン4が形成される。この配線パタ
ーン4は、それぞれポリシリコン4A及びタングステン
シリサイド4Bからなる導電体層と、更にその上に積層
された絶縁膜4C及び4Dを含んで構成される。また、
配線パターン4の側壁には、導電体層であるポリシリコ
ン膜4Aとタングステンシリサイド4Bを保護するため
の絶縁膜6が形成される。
【0004】配線パターン4の上層には、必要に応じ
て、窒化膜あるいは酸化膜からなる層間絶縁膜13A〜
13Hが成膜される。また、これらの層間絶縁膜13A
〜13Hを成膜する間、例えば露光処理工程、エッチン
グによるホールの形成、そのホールへの導電体物質の埋
め込み、平坦化等の処理が繰り返し行われる。これによ
って、メタル配線8や、下部電極としての蓄積電極(ス
トレージノード)11、上部電極(プレート電極)1
2、ストレージノード11をつなぐポリシリコンプラグ
7及び10及び導電体プラグ20が形成される。このよ
うに、多層にわたる配線層を繰り返し形成して、DRA
Mメモリが構成される。
【0005】図6を参照して、配線パターン4とメタル
配線8を接続する導電体プラグ20や、ポリシリコンプ
ラグ7とメタル配線8を接続する導電体プラグ20を形
成する場合について説明する。この場合、まず、配線パ
ターン4やポリシリコンプラグ7、あるいは、層間絶縁
膜13A〜13Cは、エッチングや成膜等の工程の繰り
返しにより、基板上に形成される。
【0006】この基板に対して、フォトレジストを塗布
する。その後、縮小投影露光、現像処理を行い、マスク
パターンを転写し、基板上にレジストパターンを形成す
る。このレジストパターンをマスクとして、エッチング
処理を行い、これによって、配線パターン4あるいはポ
リシリコンプラグ7に達するホール20Aを形成する。
このホールに適当な導電体を充填して導電体プラグ20
が完成する。このようにエッチングを行い、ホールを形
成する処理は、半導体装置が完成するまでの間に繰り返
し行われることとなる。
【0007】ところで、近年、半導体装置に対する高速
化かつ大容量化の要求は大きい。そのため、装置自体の
回路パターンの微細化が進められている。また同時に、
情報処理の多様化により、半導体メモリとロジックLS
Iを組み合わせたシステムLSIの開発も進められてい
る。例えば、半導体メモリのひとつであるDRAMと、
ロジックLSIを組み合わせたものはeDRAMと呼ば
れ、高速に大容量の画像処理ができる等の特徴がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステムLSIの場合、その用途も多種になってきてい
る。このため、要求される多種の用途に対応し、システ
ムLSIにおけるDRAMのようなメモリ部分とロジッ
クLSIの部分の割合が異なってきている。即ち、極端
に例えれば、1チップ上のほとんどがメモリであった
り、あるいは、1チップのほとんどがロジックLSIで
あったりする等、その用途によって、DRAMとロジッ
クLSIの搭載される割合が異なってきている。従っ
て、品種の異なる基板間では、1ショット露光で処理さ
れる1チップの寸法が同じであっても、それぞれ用途に
応じて要求されるチップ全体のパターンが異なるため、
ホールの開口率が異なることとなる場合が多い。
【0009】このホールの開口率の差は、特にエッチン
グによるホール形成において、同一条件でエッチングを
行った場合、形成されたホールの加工形状に変動を与え
ることとなり、また、その加工マージンにも影響を与え
ることがある。このような加工形状や加工マージンに与
える影響は、パターンの微細化が進むにあたって、重要
な問題となる。
【0010】また、加工形状の変動を避けるために、品
種の異なる基板によってエッチングの条件をそろえてい
くのでは、品種の多様化がいっそう進むにつれて、ます
ます処理速度の低下という問題が発生する。
【0011】従って、この発明は、このような問題を解
決し、処理速度の低下を抑え、かつ、ホールの加工形状
の変動や、加工マージンの低下を抑えて、異なる開口率
の基板を同じエッチング条件で処理できるようにするこ
とを目的として提案するものである。
【0012】なお、ここで、開口率は、厳密には、ウエ
ハ単位で考える。即ち、開口率とは、ウエハ面積に対す
るホールの総面積を言う。ホールを開口するためのエッ
チング処理は、ウエハ単位で行われるのが通常だからで
ある。しかし、1枚のウエハには複数のチップがあり、こ
のチップには同じパターンをショットする。従って、通
常、開口率は、1チップ毎のホール開口率で代用され
る。
【0013】また、ここで、開口率を一定あるいは一定
範囲内にするとは、同一処理装置でパターンの異なるウ
エハを続けて処理する場合に、それぞれのウエハを比較
して、開口率を一定あるいは一定範囲内にするというこ
とを言っている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、品種の異な
る基板をエッチング処理する際に、各基板間で開口率を
調整することにより、加工形状の均一性を担保し、か
つ、同一の処理装置で連続して、品種の異なる基板を処
理できるようにしたものである。
【0015】即ち、この発明に係る微細パターンの形成
方法は、基板に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間
絶縁膜に複数のホールをエッチングにより形成する工程
とを含む微細パターンの形成方法において、前記基板に
対する前記ホールの開口率を調整するようにして行うも
のである。
【0016】また、この発明に係る微細パターンの形成
方法は、前記開口率の調整は、前記複数のホールに必要
なパターンを構成しないダミーホールを含ませることに
より行うものである。
【0017】また、この発明に係る微細パターンの形成
方法は、前記ダミーホールは、対比される複数の基板間
で、前記開口率を一定範囲に保つように含ませるもので
ある。
【0018】また、この発明に係る微細パターンの形成
方法は、ダミーホールは、対比される複数の基板間で、
前記開口率の変動を50%の範囲内に抑えるものであ
る。
【0019】次に、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、基板の表面に配線パターンを形成する工程と、前
記配線パターン上に層間絶縁膜を成膜する工程と、前記
層間絶縁膜を貫通して、配線パターンに達するホールを
形成する工程を含む半導体装置の製造方法において、前
記ホールを形成する工程は、請求項1から4のいずれか
に記載の微細パターンの形成方法を用いるものである。
【0020】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、基板に配線パターンを形成する工程と、前記配線
パターン上に層間絶縁膜を成膜する工程と、前記層間絶
縁膜を貫通し、配線パターンに達するホールを、請求項
2から4のいずれかに記載の微細パターンの形成方法を
用いて形成する工程を含む半導体装置の製造方法におい
て、前記ダミーホールは、実回路上問題が生じない部分
を選択して含ませるものである。
【0021】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、前記配線パターンを形成する工程において、前記
配線パターンの形成のために必要とされ、実際の配線パ
ターンを構成しないダミーパターンが配置され、前記ダ
ミーホールは、前記ダミーパターンを利用して、前記ダ
ミーパターン上に形成するものである。
【0022】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、前記配線パターンを形成する工程において、前記
配線パターンを形成すると共に、実際の配線パターン形
成のためには必要とされないダミーパターンを、前記ダ
ミーホール形成のために配置し、前記ダミーホールは、
前記ダミーパターンの上に形成するものである。
【0023】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、実回路パターンの構成上必要なホールの配置が、
実回路上欠陥となりやすい特定パターンとならないよう
に、前記ダミーホールを配置するものである。
【0024】次に、この発明に係る半導体装置は、請求
項6から9に記載の半導体装置の製造方法を用いて製造
されたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、各図において、同一
または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡
略化ないし省略する。
【0026】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1により製造された半導体装置を示す断面図であ
る。図1において、1は、半導体基板を、2は、絶縁膜
で形成された分離領域を、3は、信頼性を有する薄い絶
縁膜を示す。また、絶縁膜3の上には、導電性のあるポ
リシリコン膜4A及びタングステンシリサイド膜4B、
更にその上に酸化膜あるいは窒化膜からなる絶縁膜4C
及び4Dが積層されている。ポリシリコン膜4A、タン
グステンシリサイド4B、絶縁膜4C及び4Dを含み、
配線パターン4は構成されている。
【0027】13A〜13Cは、酸化膜あるいは窒化膜
からなる層間絶縁膜である。これらの層間絶縁膜13A
〜13Cの間には、上記の配線パターン4の他に、必要
に応じて、例えばポリシリコンプラグ7等が形成されて
いる。層間絶縁膜13A〜13Cは、このように多層に
形成された金属配線を絶縁する役割を果たす。
【0028】8は、層間絶縁膜13Cの上に形成された
メタル配線を示す。また、20Aは、層間絶縁膜13A
〜13Cの間に形成されたホール、20は、このホール
20Aに導電体物質を充填した導電体プラグを示す。メ
タル配線8は、層間絶縁膜13Aあるいは13Bの間で
絶縁されている配線パターン4あるいはポリシリコンプ
ラグ7に、導電体プラグ20を通じて接続されている。
なお、上述した範囲においてはすでに知られた技術であ
り、この発明の範囲内において、このような構成に限る
ものではない。
【0029】21Aは、層間絶縁膜13A〜13Cの間
に形成されたダミーホール、21は、このダミーホール
21Aに導電体物質を充填したダミープラグを示す。ダ
ミープラグ21の上部は、メタル配線8が形成されてい
るが、ダミープラグ21の下部は、基板1の実回路上問
題を生じない部分14に達している。ダミーホール21
Aの数は、通常の導電体プラグ20が形成されるための
ホール20Aの開口率を考慮して、この開口率を調整す
るようにして決定される。従って、例えば、DRAMと
ロジックLSIの搭載される割合の異なる多種の品種等
についても、開口率をほぼ一定になるよう調整すること
ができる。
【0030】次に、この層間絶縁膜13A〜13Cに、
配線パターン4あるいは、ポリシリコンプラグ7に達す
るホール20A及びダミーホール21Aを、開口率を調
整して形成する工程について説明する。
【0031】まず、配線パターン4や、ポリシリコンプ
ラグ7が形成された層間絶縁膜13A〜13Cの最上層
13Cの上に、フォトレジストを塗布して、レジスト薄
膜を形成する。次に、縮小投影露光及び現像処理を行
い、このレジスト薄膜に、マスクパターンを転写する。
これによって、層間絶縁膜13Cの上にはレジストパタ
ーンが形成される。このとき、マスクパターンは、品種
の異なる基板との間で、開口率をそろえるため、実回路
上は必要のないダミーホールのパターン像をも含み、こ
れによって、開口率は、品種の異なる基板との間で、ほ
ぼ一定の状態にしてある。従って、層間絶縁膜13Cの
上に形成されたレジストパターンも、開口率がほぼ一定
となるよう調整されたものとなる。
【0032】次に、このレジストパターンをマスクとし
てエッチングを行う。このエッチングによって必要に応
じて層間絶縁膜13A〜13Cを貫通し、配線パターン
4や、ポリシリコンプラグ7に達するホール20Aある
いは基板1上の実回路上問題を生じない部分14に達す
るダミーホール21Aが形成される。このホール20A
及びダミーホール21Aに導電体物質が充填され、導電
体プラグ20及びダミープラグ21が形成される。さら
に、導電体プラグ20あるいはダミープラグ21の上部
には、必要に応じて、メタル配線8が形成される。以上
のようにして、開口率を調整して、微細パターンを形成
することができる。
【0033】尚、この実施の形態1では、レジスト膜を
塗布してフォトマスクパターンを転写する投影露光によ
りレジストパターンを形成して、エッチング処理を行う
方法を例にとって説明した。しかし、これに限るもので
はなく、例えば、電子線による露光法等を用いてレジス
トパターンを形成して、これをマスクにしてエッチング
を行うようなもの等、この発明の範囲内で他の方法によ
るものであってもよい。また、ダミーホール21Aに
は、処理を円滑に進めるため、ホール20Aと同じ導電
物質を充填した。しかし、これに限るものではなく、絶
縁物質を充填するもの等、この発明の範囲内で他の物質
を充填するものであってもよい。
【0034】また、この実施の形態1では、各基板間の
開口率をほぼ一定になるように調整したが、これに限る
ものではない。しかし、開口率の差によって生じる基板
間の加工形状のばらつきを許容範囲値以下に抑えること
を考えれば、各基板間での開口率の変動は50%程度に
抑えることが望ましい。
【0035】この方法によれば、一の処理装置で、異な
る品種の基板に異なるパターンでホールを開口すると
き、ダミーホールを用いて、異なる品種の基板間の開口
率を調整して一定にすることができる。従って、同一の
処理条件で処理しても、ホールの形成時における加工形
状の変動を抑えることができる。これについて図2を用
いて説明する。
【0036】図2は、実験的に、異なる開口率の基板に
ついてエッチングを行う場合を示す模式図である。図2
において、30は露光処理を行うチップ、31は、露光
処理を行わないチップを示す。また、図2(a)は、す
べてのチップを露光処理した場合、図2(b)は、50
%のチップを露光処理した場合、図2(c)は、10%
のチップのみを露光処理した場合を示す。即ち、ここで
は同じマスクパターンを用いて、1枚の基板の中に、露
光処理を行うチップ30と行わないチップ31を設ける
ことにより、ホールの開口率を変化させている。このよ
うにして、サンプルを作成して、エッチング処理を行っ
た後、加工形状を確認する。その結果、ホールの開口率
の違いによって、ホールの寸法に差が生じ、加工形状が
異なっていた。
【0037】従って、通常、開口率が異なる基板をエッ
チングする場合には、その開口率に合わせてエッチング
の条件を変える必要がある。しかし、この実施の形態1
では、ダミーホール21Aを設けることにより、各基板
間の開口率を一定に保っている。従って、一の処理装置
で、異なる品種の基板に異なるパターンでホールを開口
する場合でも、加工形状の均一性を担保しながら、か
つ、各基板に対応してエッチング条件を整える必要な
く、同じ条件で円滑に処理することができる。
【0038】なお、以上は、メタル配線8と下層の配線
パターン4あるいはポリシリコンプラグ7とを接続する
場合のホールの形成を例にとって説明したが、これに限
るものではなく、この発明の範囲内で他のエッチングに
も用いられるものである。
【0039】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による半導体装置の製造工程を説明するための断
面図である。図3において、5は、実回路を構成しな
い、下層のダミーパターンを示す。このダミーパターン
5は、CMP法による平坦化プロセスを用いる場合に、
いわゆるディッシングの発生を抑制する等の理由で配線
パターン4形成の際に配置される。従って、ダミーパタ
ーン5は実際の回路としては機能しない。
【0040】図3に示すように、この実施の形態2で
は、ダミーホール21Aは、このダミーパターン5に達
するように形成されている。しかし、ダミーパターン5
は、実際の回路としては機能しないものであるから、ダ
ミープラグ21が、その上部に形成されても、実際の回
路には影響を与えないようになっている。その他の部分
は実施の形態1と同様であるから、説明を省略する。
【0041】このように実施の形態2では、実際の回路
には影響を与えずにダミーホール21Aを設けることに
より、品種の異なる各基板間の開口率を一定に保ってい
る。従って、一の処理装置で、異なる品種の基板に異な
るパターンでホールを開口する場合でも、加工形状の均
一性、実回路の信頼性を担保しながら、同時に、各基板
に対応してエッチング条件を整える必要なく、同じ条件
で円滑に処理することができる。
【0042】なお、この実施の形態2では、配線パター
ン形成時に配置されるダミーパターン5の上にダミーホ
ール21が形成されるように調整した。しかし、これに
限るものではなく、配線パターン4の形成時、あるい
は、それとは別に、ダミーホール21Aを設けるため
に、これに合わせて、別にダミーパターンを形成するも
のであってもよい。
【0043】実施の形態3図4は、この発明の実施の形
態3による半導体装置の製造工程を説明するための上面
模式図である。図4(a)は、回路上の欠陥となる特定
パターンを形成する場合のホールの配置を示し、図4
(b)は、特定パターンとならない場合のホールの配置
を示す図である。また、図4において、20Aは、導電
体プラグを形成するためのホール、21Aは、ダミーホ
ールを示す。
【0044】ホール20Aが、図4(a)に示すように
一直線上に配列されると、その配列は、特定パターンと
なり、回路の欠陥になりやすいことが解っている。従っ
て、この実施の形態3においては、図4(b)に示すよ
うに、実回路上必要なホール20Aの周辺に、開口率を
調整するためのダミーホール21Aを配置する。
【0045】これようにすれば、実回路上必要なホール
20Aの配置が特定パターンになるような場合に、これ
を避けることができ、回路上の欠陥となることを避ける
ことができる。
【0046】また、逆に、ダミーホール21Aの配置
が、回路の欠陥になりやすい特定パターンとならないよ
うに、ダミーホールの位置を選択して配置することもで
きる。その他の部分は実施の形態1あるいは2と同様で
あるから説明を省略する。
【0047】このように実施の形態3では、ダミーホー
ル21Aを有効に配置することにより、開口率を調整し
ながら、実際の回路上必要なホール20Aの配列が、回
路上欠陥となりやすい特定パターンとなることを防止す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、ダミ
ーホールを用いて、品種の異なる各基板間の開口率を一
定範囲に調整することができる。従って、一の処理装置
で、各基板に異なる品種に対応して異なるパターンでホ
ールを開口する場合でも、加工形状の均一性、実回路の
信頼性を担保しながら、同時に、各基板に対応してエッ
チング条件を整える必要なく、同じ条件で円滑に処理す
ることができる。
【0049】また、この発明は、品種の異なる基板間の
開口率を一定に保つことができるため、それぞれの処理
の際、それぞれの品種のパターンにあわせたエッチング
条件に変更する必要がない。従って、同一の処理装置か
つ同一のエッチング条件で続けて処理することができる
ため、円滑に処理を進めることができる。
【0050】また、この発明によれば、ダミーホール
は、ホールが実際の回路上必要な特定パターンとなるの
を防止するように形成されるので、ダミーホールがない
場合より安定した形状を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1により製造された半
導体装置を示す断面図である。
【図2】 異なる開口率の基板についてエッチングを行
った場合を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
製造工程を説明するための断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による半導体装置の
製造工程を説明するための上面模式図である。
【図5】 従来のDRAMメモリの構造を示す断面模式
図である。
【図6】 従来のDRAMメモリの構造を示す断面模式
図である。
【符号の説明】
1 基板、 2 分離領域、 3 絶縁膜、 4 配線
パターン、 4A ポリシリコン膜、 4B タングス
テンシリサイド膜、 4C 絶縁膜、 4D絶縁膜、
5 ダミーパターン、 6 絶縁膜、 7 ポリシリコ
ンプラグ、8 メタル配線、 9 絶縁膜、 10 ポ
リシリコンプラグ、 11 蓄積電極、 12 上部配
線、 13A〜13H 層間絶縁膜、 14 実回路上
問題を生じない部分、 20 導電体プラグ、 20A
ホール、 21 ダミープラグ、 21A ダミーホ
ール、 30 露光するチップ、 31 露光しないチ
ップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 JJ04 KK01 KK04 KK28 MM07 QQ01 QQ37 RR04 RR06 VV01 5F064 BB02 BB14 CC10 EE15 EE32 EE36 EE60

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜に複数のホールをエッチングにより形成
    する工程とを含む微細パターンの形成方法において、 前記基板に対する前記ホールの開口率を調整するように
    して行うことを特徴とする微細パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記開口率の調整は、前記複数のホール
    に必要なパターンを構成しないダミーホールを含ませる
    ことにより行うことを特徴とする請求項1に記載の微細
    パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記ダミーホールは、対比される複数の
    基板間で、前記開口率を一定範囲に保つように含ませる
    ことを特徴とする請求項2に記載の微細パターン形成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ダミーホールは、対比される複数の
    基板間で、前記開口率の変動を50%の範囲内に抑える
    ことを特徴とする請求項2に記載の微細パターン形成方
    法。
  5. 【請求項5】 基板の表面に配線パターンを形成する工
    程と、 前記配線パターン上に層間絶縁膜を成膜する工程と、 前記層間絶縁膜を貫通して、配線パターンに達するホー
    ルを形成する工程を含む半導体装置の製造方法におい
    て、 前記ホールを形成する工程は、請求項1から4のいずれ
    かに記載の微細パターンの形成方法を用いることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 基板に配線パターンを形成する工程と、 前記配線パターン上に層間絶縁膜を成膜する工程と、 前記層間絶縁膜を貫通し、配線パターンに達するホール
    を、請求項2から4のいずれかに記載の微細パターンの
    形成方法を用いて形成する工程を含む半導体装置の製造
    方法において、 前記ダミーホールは、実回路上問題が生じない部分を選
    択して含ませることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記配線パターンを形成する工程におい
    て、前記配線パターンの形成のために必要とされ、実際
    の配線パターンを構成しないダミーパターンが配置さ
    れ、 前記ダミーホールは、前記ダミーパターンを利用して、
    前記ダミーパターン上に形成することを特徴とする請求
    項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記配線パターンを形成する工程におい
    て、 前記配線パターンを形成すると共に、実際の配線パター
    ン形成のためには必要とされないダミーパターンを、前
    記ダミーホール形成のために配置し、 前記ダミーホールは、前記ダミーパターンの上に形成す
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 実回路パターンの構成上必要なホールの
    配置が、実回路上欠陥となりやすい特定パターンとなら
    ないように、前記ダミーホールを配置することを特徴と
    する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6から9に記載の半導体装置の
    製造方法を用いて製造されたことを特徴とする半導体装
    置。
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