JP2002313071A - オーディオ装置、設定情報編集装置、プログラム、オーディオ装置の動作制御方法及び設定情報編集方法 - Google Patents

オーディオ装置、設定情報編集装置、プログラム、オーディオ装置の動作制御方法及び設定情報編集方法

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JP2002313071A
JP2002313071A JP2001114652A JP2001114652A JP2002313071A JP 2002313071 A JP2002313071 A JP 2002313071A JP 2001114652 A JP2001114652 A JP 2001114652A JP 2001114652 A JP2001114652 A JP 2001114652A JP 2002313071 A JP2002313071 A JP 2002313071A
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audio device
audio
unit
key
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JP2001114652A
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English (en)
Inventor
Akiko Tamura
暁子 田村
Hiroyuki Arai
博之 荒井
Takeshi Momose
武志 百瀬
Satoru Shinada
哲 品田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオシステムの操作性向上のために、
操作部に備え付けられたキーに対して、任意の機能を設
定し、容易に変更できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 オーディオコンテンツを再生するオーデ
ィオ装置において、種々の入力操作を行うための入力部
20と、この入力部20による操作とオーディオ装置に
よる動作機能との関係を定義した設定情報を保持するRA
M17と、このRAM17によって保持されている設定情報
にしたがって、入力部20による操作に応じたオーディ
オ装置の動作制御を行う制御部15とを備え、RAM17
は、リムーバブルメディア33からの入力にしたがっ
て、設定情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の録音再生
装置における操作装置の機能をカスタマイズするための
機能情報管理システム及び録音再生装置ならびに機能情
報管理方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオシステムは、一般に、CD
(Compact Disc)やMD(Mini Disc)、カセットテー
プ等の記録媒体に記録された音楽コンテンツデータを読
み込んで、スピーカ等の出力装置によって音声として出
力する機能を備えている。また、このようなオーディオ
システムは、チューナによって電波を受信し、スピーカ
等の出力装置によって音声として出力する機能を備えて
いるものもある。以下、これらの音声出力を行う処理
を、適宜、音楽コンテンツデータの再生と称す。この種
のオーディオシステムでは、これらの記録媒体に対応し
て音楽コンテンツデータを再生する複数種類の再生装置
や、チューナなどのソースを切り替えて操作することが
できる。
【0003】また、音楽コンテンツデータの新たな記録
態様の一つとして、ハードディスクドライブのようなデ
ータの追記や書き替えが容易に行うことのできる大容量
記録装置へ記録することが掲げられる。記録装置として
ハードディスクドライブを備えた録音再生装置は、車載
オーディオシステムにも応用することができる。車載オ
ーディオシステムには、その使用において、走行中にC
Dなどの記録媒体の交換が困難であるという制限がある
が、このようなハードディスクドライブを車載オーディ
オシステムに搭載し、大量の音楽コンテンツデータを録
音して管理することにより、記録媒体の交換の手間を削
減することができる。
【0004】CDやMD、ハードディスクなどに録音さ
れている音楽コンテンツデータには、必要に応じて、オ
ーディオシステムにて管理するための管理情報が付加さ
れている。管理情報としては、曲名やトラック番号など
があり、ハードディスクのようにユーザが自ら入力した
管理情報を格納できる場合は、音楽ジャンルなどの情報
を含めることができる。そして、音楽コンテンツデータ
を再生する場合、これらの管理情報は、当該オーディオ
システムに搭載されているディスプレイに表示される。
オーディオシステムを操作しようとするユーザは、ディ
スプレイに表示された音楽コンテンツデータに関する管
理情報に基づいて操作を行うことにより、所望の音楽コ
ンテンツデータの再生を行うことができる。具体的には
例えば、オーディオシステムのフロントパネルに備え付
けられた選曲用のキーで選曲をし、再生用のキーを押す
ことによって選曲された音楽コンテンツデータを再生す
る。
【0005】また、チューナにて受信した電波を音声出
力するオーディオシステムには、チューナによって放送
局からの電波を良好に受信するための機能の一つとし
て、プリセット機能を備えるものがある。ユーザがプリ
セット機能を起動して放送局を選択しようとした際に、
チューナは放送局が発信する放送電波の周波数帯域を探
し、一番良く受信できる周波数帯域をディスプレイに表
示した状態で一時停止する。そしてこの周波数帯域が表
示された状態で、ユーザがオーディオシステムの操作部
に対して所定の操作を行うことにより、当該周波数帯域
を予め決められたキーに対応付けて記憶させておくこと
ができる。
【0006】この種のオーディオシステムでは、幾つか
のプリセットキーにそれぞれ異なる放送局の周波数帯域
を割り当てて記憶させることができる。これらのキーに
対してこのようなプリセット機能を使用して、幾つかの
放送局の周波数帯域を合わせて記憶させておけば、次回
からは聴きたい放送局の周波数帯域を探すことなく、放
送局がプリセットされたキーを押すだけで、当該放送局
の放送を受信して聴くことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オーディオシステムにおいては、当該オーディオシステ
ムの操作を行うためのキーが限られており、このキーの
機能も予め決められていた。このため、ユーザが任意の
機能の設定情報を作成し、その機能の設定情報を所望の
キーに割り当てて使用するということができなかった。
【0008】例えば、オーディオシステムにハードディ
スクを搭載する場合、ハードディスクの記録容量は非常
に大きいため、記録することができる音楽コンテンツデ
ータの数は膨大なものとなる。また、ハードディスクは
データの追記や書き替えが容易であるため、記録内容が
頻繁に変更され得る。そのため、限られた選曲キーとハ
ードディスクに記録されている全ての曲とを一対一で対
応付けることはできない。したがって、この膨大な数の
音楽コンテンツデータの中から、ユーザが所望する音楽
コンテンツデータを選曲する場合、選曲キーを操作して
ディスプレイに曲名などの情報を順次表示させながら、
所望の曲を探さねばならなかった。
【0009】また、オーディオシステムに搭載されたハ
ードディスクドライブ等の大容量の記録装置に録音され
ている膨大な数の音楽コンテンツデータの中からユーザ
が所望する数曲の音楽コンテンツデータを、操作部の限
られた選択用のキーで選曲し、その後これら選曲された
音楽コンテンツデータを再生するという操作は、多大な
手間を要する。この場合、特定のキーに対して、特定の
音楽コンテンツデータやその再生順序といった情報を割
り当てて予め記憶させておき、当該キーを操作すること
によって直ちに所望の音楽コンテンツデータを再生する
ことができれば便利であるが、従来のオーディオシステ
ムにはそのような機能はなかった。
【0010】さらに、上述したように従来のオーディオ
システムにおいては、チューナのプリセット機能を使用
して、周波数帯域を予め決められたキーに対して記憶さ
せる場合、記憶させようとする放送局ごとに周波数帯域
を合わせ、選局キーに対応付けて記憶させる操作を行う
必要があった。そのため、同じオーディオシステムを複
数のユーザが使用しており、各ユーザが自分の好みの設
定で操作しようとする場合、ユーザが変わる度に上記の
工程を経て設定を変更しなければならず煩雑だった。
【0011】また、種々のソースを切り替えて使用でき
るオーディオシステムの場合、ユーザが主に使用するソ
ースは、ユーザの好みに応じて例えばCDであったりM
Dであったりというように偏りが生ずる場合がある。こ
のような場合、電源投入後に最初に起ち上がるソース
が、例えばチューナというように決まってしまっている
と、起動後に毎度ソースを切り替える操作を行わなけれ
ばならず、煩わしい。また、特定のソースのみを偏って
使用するユーザであれば、操作部の機能は、当該特定の
ソースの使用に特化していた方が、利便性が高い。特に
車載オーディオシステムでは、操作者とオーディオシス
テムとの位置関係が固定されているため、予め機能を特
定されたキーでは物理的に操作しにくい場合がある。し
たがって、キーの機能を操作者の好みの設定に容易に変
更する手段があれば、便利である。
【0012】そこで、本発明は、オーディオシステムの
操作性向上のために、当該オーディオシステムの操作部
に備え付けられたキーに対して、任意の機能を設定し、
容易に変更できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、オーディオコンテンツを再生するオーデ
ィオ装置において、種々の入力操作を行うための操作手
段と、この操作手段による操作とオーディオ装置による
動作機能との関係を定義した設定情報を保持する設定情
報保持手段と、この設定情報保持手段に保持されている
設定情報にしたがって、操作手段による操作に応じたオ
ーディオ装置の動作制御を行う制御手段とを備え、さら
にこの設定情報保持手段は、外部からの入力にしたがっ
て、設定情報を更新することを特徴とする。
【0014】ここで、このオーディオ装置は、着脱可能
な所定の記録媒体を装着して情報の読み書きを行う読み
書き手段をさらに備え、設定情報保持手段は、保持して
いる設定情報を、この読み書き手段により記録媒体から
読み出された設定情報に更新することを特徴とする。
【0015】また、本発明のオーディオ装置は、次のよ
うに構成することができる。すなわち、所定の記録媒体
に記録されたオーディオコンテンツデータを読み出して
再生するオーディオ装置において、種々の入力操作を行
うための操作手段と、この操作手段による操作と記録媒
体から読み出すオーディオコンテンツデータとを対応付
けた設定情報を保持する設定情報保持手段と、この設定
情報保持手段に保持されている設定情報にしたがって、
操作手段による操作に対応するオーディオコンテンツデ
ータを再生する制御手段と、この設定情報保持手段に格
納されている設定情報を外部から入力された他の設定情
報に更新する設定情報更新手段とを備えることを特徴と
する。
【0016】さらに、本発明のオーディオ装置は、次の
ように構成することができる。すなわち、複数のソース
からオーディオコンテンツデータを取得して再生するオ
ーディオ装置において、種々の入力操作を行うための操
作手段と、この操作手段による操作とソースに対するオ
ーディオ装置による動作機能とを対応付けた設定情報を
保持する設定情報保持手段と、この設定情報保持手段に
保持されている設定情報にしたがって、操作手段による
操作に応じてソースに対応したオーディオ装置の動作制
御を行う制御手段と、この設定情報保持手段に格納され
ているこの設定情報を外部から入力された他の設定情報
に更新する設定情報更新手段とを備えることを特徴とす
る。
【0017】またさらに、本発明のオーディオ装置は、
次のように構成することができる。すなわち、オーディ
オコンテンツを再生するオーディオ装置において、種々
の入力操作を行うための操作手段と、この操作手段によ
る操作とオーディオ装置による動作機能との関係を定義
した設定情報を格納し、オーディオ装置に対して着脱可
能な記録媒体と、この記録媒体に格納されている設定情
報にしたがって、操作手段による操作に応じたオーディ
オ装置の動作制御を行う制御手段とを備えることを特徴
とする。またここで、この記録媒体に格納された設定情
報は、記録媒体を装着可能な外部の編集装置により編集
されることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、次のように構成された設
定情報編集装置を提供することができる。すなわち、こ
の設定情報編集装置は、オーディオコンテンツを再生す
るオーディオ装置における入力操作と動作機能との関係
を定義した設定情報を入力する入力手段と、この入力手
段にて入力した設定情報を編集する編集手段と、この編
集手段にて編集された設定情報をオーディオ装置が読取
可能な形態で出力する出力手段とを備え、この編集手段
は、オーディオ装置における入力操作を行うための操作
部のイメージによるGUI(Graphical User Interfac
e)を用いて設定情報の編集を行うことを特徴とする。
【0019】ここで、この設定情報編集装置を制御する
プログラムは、オーディオコンテンツを再生するオーデ
ィオ装置における入力操作と動作機能との関係を定義し
た設定情報を入力する処理と、オーディオ装置における
入力操作を行うための操作部のイメージを表示装置に表
示する処理と、この表示装置に表示された操作部のイメ
ージに基づくGUI(Graphical User Interface)を用
いて所定の操作を受け付ける処理と、受け付けた操作に
基づいて設定情報を編集する処理とを実行させることを
特徴とする。
【0020】また、上記の目的を達成する他の本発明
は、オーディオコンテンツを再生するオーディオ装置の
動作制御方法であって、オーディオ装置における入力操
作と動作機能との関係を定義した設定情報を格納し、オ
ーディオ装置に対して着脱可能な記録媒体がこのオーデ
ィオ装置に装着されているかどうかを判断するステップ
と、記録媒体が装着されている場合に、この記録媒体に
格納されている設定情報を読み込んでオーディオ装置の
動作制御に反映させるステップとを含むことを特徴とす
る。
【0021】さらにここで、このオーディオ装置の動作
制御方法は、オーディオ装置に装着されている記録媒体
がオーディオ装置から除去された場合に、オーディオ装
置においてあらかじめ設定されている入力操作と動作機
能との関係の定義をこのオーディオ装置の動作制御に反
映させるステップとを含むことを特徴とする。
【0022】またさらに、本発明の設定情報編集方法
は、オーディオコンテンツを再生するオーディオ装置か
ら、このオーディオ装置における入力操作と動作機能と
の関係を定義した設定情報を外部装置に読み出すステッ
プと、読み出された設定情報を外部装置にて編集するス
テップと、編集された設定情報をオーディオ装置に読み
込むステップと、読み込まれた編集された設定情報をオ
ーディオ装置の動作制御に反映させるステップとを含む
ことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す本実施の形
態に基づいて本発明を詳細に説明する。本実施の形態に
おいて説明するオーディオシステムは、当該オーディオ
システムを操作する操作パネル等に備え付けられたキー
に対して、任意の機能の設定を行うことのできる、即ち
キーの設定情報をカスタマイズできるものである。ここ
で、設定情報とは、キーによる操作の内容とオーディオ
システムの動作機能との対応関係を定義する情報であ
る。したがって、この設定情報をカスタマイズすること
により、同じキー操作を行ってもオーディオシステムが
異なる動作を行うように制御することが可能となる。図
1は、本実施の形態におけるオーディオシステムのシス
テム構成を示すブロック図である。図1に示すように、
本実施の形態におけるオーディオシステムは、ハードデ
ィスクドライブ(HDD)11、チューナ12、MD再
生部13、CD再生部14、制御部15、CPU16、
RAM17、ROM18、入力部20、リムーバブルメ
ディアモジュール31、リムーバブルメディアスロット
32、リムーバブルメディア33、スピーカ34を備え
る。
【0024】MD再生部13は、音楽コンテンツデータ
がデジタル録音された図示しないMD記録媒体から、当
該音楽コンテンツデータを読み出す。CD再生部14
は、音楽コンテンツデータが録音された図示しないCD
記録媒体を装着し、光ピックアップによって音楽コンテ
ンツデータを読み出す。これらのMD再生部13、CD
再生部14としては、それぞれ公知のプレイヤーを用い
ることができる。
【0025】これらのソース、即ち音楽コンテンツデー
タの再生手段は、オーディオシステムに内蔵されたMD
再生部13やCD再生部14の他にも、種々の音楽コン
テンツデータの情報源から再生を行うことができる。具
体的には、カセットテープ再生部やDVD(Digital Ve
rsatile Disc)−Audioプレイヤー等を使用しても
良い。この場合、音楽コンテンツデータの記録媒体もカ
セットテープやDVD等を用いる。また、オーディオシ
ステムがMP3(MPEG-1 Audio Layer-III)方式で圧縮
された音楽コンテンツデータを再生する機能を備えてい
れば、当該MP3方式にて圧縮されてCD−R等の媒体
に記録された大量の音楽コンテンツデータを再生するよ
うなことも可能となる。このような構成にすれば、オー
ディオシステムに固定されたハードディスクドライブ1
1に記録された音楽コンテンツデータばかりでなく、さ
らに大量の音楽コンテンツデータの再生を行うことがで
きるようになる。またさらに、オーディオシステムの外
部に、ケーブル等で接続された音楽コンテンツデータ再
生機器を用いることも可能であり、図1に示した構成に
限定されるものではない。
【0026】チューナ12は、放送局等によって発信さ
れた放送電波を帯域制限して受信する受信装置である。
本実施の形態では、チューナ12によって受信されたア
ナログオーディオデータは、当該チューナ12に内蔵さ
れた図示しないA/D(Analog to Digital)コンバー
タによってデジタルオーディオデータに変換される。A
/D変換されたデジタルオーディオデータは、ハードデ
ィスクドライブ11に記録することが可能である。
【0027】ハードディスクドライブ11は、大量の音
楽コンテンツデータを記録することができる大容量記録
装置である。このハードディスクドライブ11には、チ
ューナ12によって受信された音声情報(コンテンツデ
ータ)や、MD再生部13やCD再生部14によって再
生された音楽コンテンツを受け取り、デジタルコンテン
ツデータとして記録することが可能である。ハードディ
スクドライブ11に記録されたデジタルコンテンツデー
タ、MD再生部13やCD再生部14から読み出された
音楽コンテンツデータと同様に再生を行うことができ
る。
【0028】また、ハードディスクドライブ11にオー
ディオデータを記録する際、音楽コンテンツデータだけ
ではなく、当該音楽コンテンツデータに対して付加情報
を加えて記録することができるものとする。この付加情
報としては、記録しようとしている音楽コンテンツデー
タのジャンルやアーティスト名やアルバム名や曲名等が
挙げられる。ハードディスクドライブ11にオーディオ
データを記録する際に、予めこのような付加情報を加え
て記録しておくことによって、後に詳しく説明するジャ
ンル別の再生等を行うことができるようになる。
【0029】制御部15には、上述したハードディスク
ドライブ11、チューナ12、MD再生部13、CD再
生部14等の各再生部が接続されている。また、外部か
らの操作を受け付けるフロントパネルやリモコン等の入
力部20と、音声を出力するスピーカ34とが接続され
ている。入力部20には、それぞれのオーディオシステ
ム毎に決まった数のキーやボリュームコントローラ等が
備えられており、それらの機能は制御部15によって予
め設定されている。この制御部15には、オーディオシ
ステムを制御するためのファームウェアプログラムや、
入力部20の各キーに割り当てられた機能の設定情報等
が書き込まれている設定情報ファイルを記録したROM
18と、当該オーディオシステムが起動されたときにR
OM18に記録されたファームウェアプログラムや設定
情報ファイル等を読み込んで保持する保持手段としての
RAM17と、当該RAM17に読み込まれたファーム
ウェアプログラムを解釈して、このファームウェアプロ
グラムの制御に基づいて制御部15に対して命令を行う
CPU16とを備えている。制御部15は、CPU16
から伝えられた命令に従って、オーディオシステムに組
み込まれた、またはオーディオシステムに接続されたそ
れぞれのソースを制御し、動作させる。また制御部15
には、この他にもオーディオシステムを動作させるため
の様々な論理回路が組み込まれている。
【0030】入力部20は、オーディオシステムを操作
するための操作部であり、キーやボリュームコントロー
ラ等の操作手段を備えている。本実施の形態におけるオ
ーディオシステムは、この入力部20が備えた、限られ
た数のキーやボリュームコントローラ等によって操作さ
れる。これらの各キー等の操作部に対してなされた操作
は、電気信号によって制御部15の制御回路へと伝えら
れる。本実施の形態では、入力部20におけるキーに割
り当てられた機能をカスタマイズして切り替えることが
できる。これを実現するため、制御部15の制御回路
は、キー等に対して操作されたことによって伝えられる
電気信号から、どのキーが操作されたかを判断し、操作
されたキーに割り当てられた機能を実行する。したがっ
て、本実施の形態における入力部20のキーは、機械的
な動作をするものではなく、電気的に制御されるキーが
対象となる。
【0031】入力部20に対して操作がなされると、制
御部15の論理回路、即ち制御回路からCPU16へ押
されたキー等の情報が電気信号として伝えられる。押さ
れたキー等の情報を受け取ったCPU16は、RAM1
7に読み込まれて保持されている設定情報ファイルのう
ち、当該押されたキーに割り当てられた設定情報がどの
機能であるかを判断する。そして、押されたキーに割り
当てられた機能を実行させるための命令が、CPU16
によって制御部15へと伝えられる。このCPU16か
らの命令によって、例えばCD再生部14が動作してC
D記録媒体から音楽コンテンツデータを読み込んで再生
を行う。
【0032】このようにして、ハードディスクドライブ
11、MD再生部13、CD再生部14等によって読み
込まれた音楽コンテンツデータや、チューナ12によっ
て受信されてA/D変換されたデジタルコンテンツデー
タは、制御部15へと送られる。これらのデジタルコン
テンツデータは、制御部15に備えられた様々な論理回
路を通過し、D/A(Digital to Analog)変換されて
アナログデータとなり、さらに図示しないアンプ等で増
幅されてからスピーカ34へと送られる。スピーカ34
は、増幅されたアナログデータを受け取り、音声として
出力する。
【0033】本実施の形態は、機能の設定情報が書き込
まれた設定情報ファイルを書き替えることによって、入
力部20のキー等に割り当てられた機能をカスタマイズ
することに大きな特徴がある。そのためには、例えば外
部編集装置等で書き替えられた設定情報ファイルを読み
込むための装置が必要となってくる。そこで、本実施の
形態では、設定情報ファイルを書き込むことのできる記
録媒体と、当該記録媒体を読み込むことのできる装置を
用いることにする。これまでに説明した構成の他に、本
実施の形態において、制御部15には、リムーバブルメ
ディアモジュール31が接続されている。リムーバブル
メディアモジュール31は、制御部15とリムーバブル
メディアスロット32とを接続するためのモジュールで
ある。リムーバブルメディアスロット32には、挿抜可
能な記録媒体であるリムーバブルメディア33を差し込
むことができ、当該リムーバブルメディア33に対して
データの読み書きが可能である。これにより、当該リム
ーバブルメディア33から、記録されているキーの設定
情報ファイルを読み出すことができる。そして、リムー
バブルメディアモジュール31は、リムーバブルメディ
アスロット32に読み出されたキーの設定情報ファイル
を制御部15へと送る。
【0034】なお、本実施の形態において、リムーバブ
ルメディア33は、オーディオシステムに対して着脱し
て制御部15に接続することが可能であり、データを読
み書きできるような記録媒体であれば、その種類を問わ
ない。例えば、リムーバブルメディア33、リムーバブ
ルメディアスロット32及びリムーバブルメディアモジ
ュール31として、メモリスティックやスマートメディ
アやフロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体(メ
ディア)とそのドライブ装置を用いることができる。
【0035】この、リムーバブルメディア33には、後
に詳しく説明する外部編集装置にて書き替えられてカス
タマイズされたキーの設定情報が書き込まれたキーの設
定情報ファイルが記録されている。このキーの設定情報
ファイルは、CPU16によって、RAM17に保持さ
れた初期値の設定情報ファイルに上書きされて保持され
る。これによって、キーの設定情報を、外部編集装置に
てカスタマイズされた設定内容に更新し、オーディオシ
ステムの入力部20のキーに対して反映することができ
る。つまり、入力部20のキーが操作された際に、外部
編集装置によってカスタマイズされた機能を実行するこ
とができるようになる。このように、リムーバブルメデ
ィア33に記録されたキーの設定情報をオーディオシス
テムに反映させることによって、ユーザが自分の好みの
キー設定にカスタマイズすることが可能となる。
【0036】図2は、キーの設定ファイルをオーディオ
システムに反映する手順を説明するためのフローチャー
トである。図2において、まずオーディオシステムの電
源が投入されて、オーディオシステムが起動される(ス
テップ201)。オーディオシステムが起動されると、
ROM18に格納された初期値のキーの設定情報ファイ
ルはRAM17へとコピーされる(ステップ202)。
ここで、RAM17にコピーされた初期値のキーの設定
情報ファイルは、キーの設定情報に関わるような何らか
の処理が発生するまで、当該RAM17に保持される。
【0037】ここで、オーディオシステムに備えられた
リムーバブルメディアスロット32にリムーバブルメデ
ィア33が差し込まれているか否かの判断が行われる
(ステップ203)。リムーバブルメディア33が差し
込まれていた場合には、当該リムーバブルメディア33
に記録された、外部編集装置にてカスタマイズされたキ
ーの設定情報ファイルが、リムーバブルメディアスロッ
ト32によって読み込まれ、リムーバブルメディアモジ
ュール31や制御部15を通じてRAM17へと送ら
れ、当該RAM17に保持されている初期値のキーの設
定情報ファイルに上書きされる(ステップ204)。こ
の時点でRAM17には、カスタマイズされたキーの設
定情報ファイルが保持されているので、オーディオシス
テムのキーが押されたときには、当該カスタマイズされ
たキーの設定情報ファイルに書き込まれているキーの設
定情報がオーディオシステムの各キーに対して反映され
る(ステップ205)。また、ステップ203にてリム
ーバブルメディア33が差し込まれていなかった場合に
は、RAM17に保持された初期値のキーの設定情報フ
ァイルがオーディオシステムの各キーに対して反映され
る(ステップ206)。
【0038】このようにして、オーディオシステムに対
して、ROM18から読み込まれた初期値のキーの設定
情報ファイルか、リムーバブルメディア33から読み込
まれたカスタマイズされたキーの設定情報ファイルかの
何れかが反映されることになる。しかしながら、キーの
設定情報ファイルがオーディオシステムに反映された後
に、キーの設定情報ファイルに関わるような何らかの操
作が行われる可能性があるため、キーの設定情報ファイ
ルが変更されるような操作がなされた場合についての判
断を設ける。ステップ205にて、カスタマイズされた
キーの設定情報ファイルをオーディオシステムに反映し
た後には、リムーバブルメディア33が抜かれたか否か
の判断が行われる(ステップ207)。リムーバブルメ
ディア33が抜かれた場合にはステップ202へ戻り、
再びROM18に格納された初期値のキーの設定情報フ
ァイルが読み出されて、RAM17へとコピーされるこ
ととなる(ステップ203、206)。ステップ207
にて、リムーバブルメディア33が抜かれていないと判
断された場合でも、それ以降にリムーバブルメディア3
3が抜かれる可能性があるので、ステップ207の判断
を繰り返し行って、リムーバブルメディア33の状態を
監視する。
【0039】ステップ206にて、初期値のキーの設定
情報ファイルをオーディオシステムに反映した後には、
新たにリムーバブルメディア33が差し込まれたか否か
の判断が行われる(ステップ208)。新たにリムーバ
ブルメディア33が差し込まれた場合にはステップ20
4へ戻り、リムーバブルメディア33に記録されたキー
の設定情報ファイルが読み出されて、RAM17へとコ
ピーされることとなる。ステップ208にて、新たにリ
ムーバブルメディア33が差し込まれていないと判断さ
れた場合でも、それ以降にリムーバブルメディア33が
差し込まれる可能性があるので、ステップ208の判断
を繰り返し行って、リムーバブルメディア33の状態を
監視する。
【0040】次に、図3を用いてオーディオシステムの
入力部20の一例を、所定の車載オーディオシステムの
フロントパネルを例示して説明する。入力部20には、
キー群21、キー群22、オープンキー23が備えられ
ている。これらのキーのうちで、機能のカスタマイズが
可能なキーをキー群21、機能のカスタマイズが不可能
なキーをキー群22およびオープンキー23として以下
の説明を行う。図3に示した車載オーディオシステムの
入力部20には、カスタマイズすることによって予め割
り当てられた初期値のキーの設定情報を書き替えること
のできるキー群21を備えている。キーの設定情報のカ
スタマイズが可能なキー群21としては、1キー、2キ
ー、3キー、4キー、5キー、6キーが挙げられる。こ
のキー群21は、操作されたとき、つまり押されたとき
に、操作がなされた情報として電気信号をCPU16へ
と送るものである。また、操作されたことによって電気
信号を送るようなキーとしては、キー群22も挙げられ
るが、本実施の形態においてこれらのキーは、車載オー
ディオシステムが動作するために直接関わっているキー
であるので、カスタマイズを行うことはできないものと
する。この他にも、例示した車載オーディオシステムの
入力部20には、当該車載オーディオシステムを機械
的、または電気的に操作するためのキーとして、MDや
CD等の記録媒体を取り出すためのオープンキー23等
が備えられている。また、この車載オーディオシステム
の入力部20には、現在選択されているソースや、再生
されている音楽コンテンツデータに加えられた曲名等の
付加情報を表示することのできる表示部24も備えられ
ている。さらにこの入力部20には、本実施の形態にお
いて外部編集装置にてカスタマイズされたキーの設定情
報ファイルをリムーバブルメディア33から読み込むた
めのリムーバブルメディアスロット32が備えられてい
る。
【0041】図4(a)は、本実施の形態において、キ
ーの設定情報ファイルを編集する外部編集装置として、
汎用的なパーソナルコンピュータ40を使用する例を示
したものである。尚、パーソナルコンピュータ40とし
ては、デスクトップ型のコンピュータやノートブック型
のコンピュータなど、任意のものを使用することができ
る。
【0042】このパーソナルコンピュータ40は、GU
I(Graphical User Interface)を利用してオーディオ
システムの入力部20のイメージをグラフィックス情報
として表示することができる表示画面41を備えてい
る。オーディオシステムの入力部20のイメージをグラ
フィックス情報として表示する際、キーの設定情報を編
集することができる部分はボタン化して、選択可能な状
態で表示することができるようにする。また、このパー
ソナルコンピュータ40は、表示されたグラフィックス
情報に対して選択等の操作を行うことのできるキーボー
ドやポインティングデバイス等の操作装置42を備えて
いる。この表示画面41と操作装置42とは、キーの設
定情報ファイルの編集手段である。
【0043】また、このパーソナルコンピュータ40
は、リムーバブルメディア33を差し込み、キーの設定
情報ファイルの読み書きを行う入出力手段として、図示
しないリムーバブルメディアスロットを内蔵している。
内蔵されていない場合には、パーソナルコンピュータ4
0の外部に、リムーバブルメディアスロットを備えたリ
ムーバブルメディアドライブを接続してリムーバブルメ
ディア33を差し込み、書き込んで記録するようにして
も良い。
【0044】さらに、このパーソナルコンピュータ40
には、GUIを利用してキーの編集を行うのに適したオ
ペレーティングシステムと、当該オペレーティングシス
テム上で快適に動作するアプリケーションソフトウェア
とがインストールされており、このアプリケーションソ
フトウェアにて提供されるインタフェースを介して、キ
ーに割り当てられた機能、即ち設定情報ファイルを編集
し、カスタマイズする。
【0045】パーソナルコンピュータ40の表示画面4
1には、図4(b)に示すようなキーカスタマイズアプ
リケーション画面50のグラフィックス情報が表示され
る。また、このキーカスタマイズアプリケーション画面
50には、設定ボタン51と、標準設定ボタン52と、
キャンセルボタン53とが備えられている。また、この
キーカスタマイズアプリケーション画面50のグラフィ
ックス情報には、図3にて例示した入力部20が、オー
ディオシステムの実際のキー配列と同じようにそのまま
のイメージで表示されている。このように、GUIを使
用することによって、ユーザは表示画面41から得られ
たグラフィックス情報を視覚的に認識することができ、
当該グラフィックス情報が表示された表示画面41に対
して、目的に基づいた直感的な操作によって編集作業を
行うことができる。
【0046】ここで、パーソナルコンピュータ40の表
示画面41に表示されたグラフィックス情報のキーはボ
タン化されているため、以下の説明ではボタンとして表
記し、実際のオーディオシステムの入力部20に配置さ
れたキーとの区別をすることにする。ただし、これ以降
の、パーソナルコンピュータ40の表示画面41に表示
される、入力部20の説明においては、表示画面41に
表示されたボタンに対して、図3において例示した車載
オーディオシステムのフロントパネルに付した各キーの
符号と同一の符号を使用することにする。すなわち、キ
ーカスタマイズアプリケーション画面50に表示された
入力部20に備えられたキー群21をボタン群21と記
述する。
【0047】ところで、現在、様々な形態のオーディオ
システムが市販されている。これらのオーディオシステ
ムの操作を行うための操作部や表示部を備えたフロント
パネルの形態や当該フロントパネルに備えられたキー等
の配置も、それぞれのオーディオシステム毎に独自にデ
ザインされたものが殆どである。そこで、図4(b)に
示したようなキーカスタマイズアプリケーション画面5
0を表示させるようなアプリケーションソフトウェア
は、オーディオシステム毎に当該オーディオシステムの
入力部20に即したイメージを表示することが望まし
い。このような実施態様を実現するために、一つ一つの
オーディオシステム毎に一つのグラフィックス情報を表
示するアプリケーションソフトウェアを作成し、当該オ
ーディオシステムを販売する際に、キーの設定情報ファ
イルの編集用アプリケーションソフトウェアとして、C
D−ROM等で配布することができる。また、このアプ
リケーションソフトウェアを活用すれば、使用している
オーディオシステムの特定を行うことが可能になるの
で、当該オーディオシステムのファームウェアのバージ
ョンアップ等が発生した場合に、インターネット等を利
用してファームウェアファイルをダウンロードし、リム
ーバブルメディア33を介して当該オーディオシステム
に反映させることも可能となる。
【0048】さて、上述したように図4(b)に示した
キーカスタマイズアプリケーション画面50は、オーデ
ィオシステムのキーの設定情報ファイルを編集するため
のアプリケーションソフトウェアにて生成される。この
キーカスタマイズアプリケーション画面50には、キー
の設定情報ファイルを編集することを促す旨の、「カス
タマイズするキーをクリックしてください」というメッ
セージが表示されている。また、入力部20のイメージ
や、設定ボタン51、標準設定ボタン52、キャンセル
ボタン53が表示されている。また、図4(b)に示す
例では、キーの設定情報を変更すること、即ち当該キー
の設定情報ファイルの編集が可能であるボタン群21
は、入力部20の他の部分とは違う色で色分けされて表
示されている。なお、本実施の形態では、設定情報が編
集可能なボタンと編集不可能なボタンとを区別するため
の方法の一例として、色分けして表示するようにした
が、編集可能なボタンを点滅させたり、編集可能なボタ
ンの上にカーソルが合わせられたときにポップアップを
表示させるといったように、GUIを使用することによ
ってユーザが他の部分との区別をして認識できるような
表示方法であれば、他の方法を用いても構わない。
【0049】ユーザは、操作装置42を利用して図示し
ないポインタ等を合わせることにより、このように色分
け表示されたボタン群21の中からキーの設定情報ファ
イルを変更したいものを選択する。このようにして、例
えばボタン群21の1ボタンが選択されたものとして以
降の説明を行う。まず、キーカスタマイズアプリケーシ
ョン画面50が最初に表示された時点で、アクティブな
状態、即ち選択可能な状態であるボタンは、ボタン群2
1と標準設定ボタン52と、キャンセルボタン53であ
る。ここで、キャンセルボタン53を選択すると、キー
カスタマイズアプリケーション画面50を動かしている
アプリケーションソフトウェアが終了する。また、ボタ
ン群21のうちのどのボタンも選択されていない状態で
標準設定ボタン52を選択すると、キーの設定情報ファ
イルの編集が可能なボタン群21のキーの設定情報ファ
イルは、オーディオシステムの初期値のキーの設定情報
ファイルに戻ることになる。また、ボタン群21の1ボ
タンを選択して、ダブルクリックやENTERキーの押
下等によって1ボタンの選択を確定すると、後に図5
(a)を用いて説明する機能一覧画面60がポップアッ
プウィンドウ等で表示される。
【0050】次に、図5を用いてキーの設定情報ファイ
ルを変更する具体的な方法についてさらに詳しく説明す
る。図5(a)は、図4(b)において例えばボタン群
21の1ボタンに対しての設定変更を行うために、ボタ
ン群21の中から1ボタンを選択し、この選択を確定し
た際に、パーソナルコンピュータ40の表示画面41に
ポップアップウィンドウとして表示される機能一覧画面
60を示している。この機能一覧画面60は、キーに対
して割り当て可能な機能の一覧を文字列情報として一覧
表示する機能一覧リスト表示部61と、当該機能一覧リ
スト表示部61を上下にスクロールさせて機能一覧画面
60に表示しきれない機能を順次表示させて選択可能な
状態にするスクロール機能を備えたスクロールバー62
と、OKボタン63と、キャンセルボタン64とが備え
られている。
【0051】ここで、機能一覧リスト表示部61に表示
された、キーの設定情報ファイルに割り当て可能ないく
つかの機能についてさらに説明する。機能一覧リスト表
示部61には、「ダイレクトソース選択機能」、「ジャ
ンル別再生機能」、「チューナプリセット機能」、「ダ
イレクトメニュー機能」、「BTM機能」、「表示きり
かえ機能」が表示されており、表示されたそれぞれの機
能の文字列を選択することにより、キーの設定情報ファ
イルを編集することができるようになっている。
【0052】「ダイレクトソース選択機能」とは、当該
機能を設定したキーを一度選択することによって、ユー
ザが通常使用するソースが使用可能にするための機能で
ある。従来は使用したいソースを選択するために何度も
ソース切り替えキーを押す煩雑な操作を行っていたのに
対し、この「ダイレクトソース選択機能」を、何れかの
キーに割り当てることによって、当該機能が割り当てら
れたキーを一度押すだけで使用したいソースを選択でき
ることとなる。また、「ジャンル別再生機能」とは、本
実施の形態において後に詳しく説明するように、当該機
能を設定したキーを選択することによって、予め作成さ
れた設定情報に基づいて記録された音楽コンテンツデー
タの再生を可能にするための機能である。この機能を何
れかのキーに割り当てることによって、例えばハードデ
ィスクドライブ11に記録された大量の音楽コンテンツ
データの中から、ポップスやクラシックなど所望のジャ
ンルの楽曲だけを自動的に選択して再生するといった制
御を行うことができ、楽曲を選択する手間を省くことが
できる。さらに、「チューナプリセット機能」とは、チ
ューナ12のプリセットの周波数帯域を合わせることの
できる機能である。従来のオーディオシステムにおける
チューナのプリセット機能と同様に、任意のキーと任意
の放送局とを対応付けて記憶させ、所定のキーを押すだ
けで所望の放送局を選局することができる。なお、これ
らの機能は、ボタン群21に対して設定することのでき
る機能の一例に過ぎず、これらの他にも、ユーザによる
使用の利便性を高めるような種々の機能を設定できるこ
とは言うまでもない。
【0053】図5(a)において、最初に機能一覧画面
60が最初に表示された時点では、機能一覧リスト表示
部61とキャンセルボタン64とがアクティブな状態、
即ち選択可能な状態である。この状態でキャンセルボタ
ン64を選択すると、機能一覧画面60を動かしている
アプリケーションソフトウェアが終了し、機能一覧画面
60のポップアップウィンドウが閉じて、図4(b)に
示したキーカスタマイズアプリケーション画面50へ戻
る。機能一覧リスト表示部61のうちの何れかの文字列
情報が選択されると、OKボタン63がアクティブな状
態になる。ここでは、ユーザがパーソナルコンピュータ
40の操作装置42を用いて、機能一覧リスト表示部6
1の中から、「ジャンル別再生」という文字列情報を選
択したとする。この「ジャンル別再生」を選択すると、
当該選択された「ジャンル別再生」のレコードが反転表
示される。このように、「ジャンル別再生」が選択され
た状態でOKボタン63を選択すると、後に図5(b)
を用いて説明するジャンル一覧画面70がポップアップ
ウィンドウ等で表示される。
【0054】図5(b)は、図5(a)において「ジャ
ンル別再生」の機能を設定するような選択が行われた場
合に表示されるジャンル一覧画面70を示している。こ
のジャンル一覧画面70は、「ジャンル別再生」の機能
として、分けて再生を行うことができるジャンルの一覧
を表示するジャンル一覧リスト表示部71と、当該ジャ
ンル一覧リスト表示部71を上下にスクロールさせてジ
ャンル一覧画面70に表示しきれないジャンルを順次表
示させて選択可能な状態にするスクロール機能を備えた
スクロールバー72と、OKボタン73と、キャンセル
ボタン74とが備えられている。本実施の形態において
は、ジャンル一覧リスト表示部71には、ハードディス
クドライブ11に記録することのできる音楽コンテンツ
データの付加情報として加えられたジャンルを表示して
いる。
【0055】ジャンル一覧リスト表示部71には、例え
ばポップスやジャズやクラシックやフュージョンやハウ
ス等のジャンルを表示することができる。前に述べたよ
うに、ハードディスクドライブ11に音楽コンテンツデ
ータを記録する際には、当該音楽コンテンツデータのジ
ャンルやアーティスト名やアルバム名や曲名等の付加情
報を加えて記録することができる。ここで、外部編集装
置であるパーソナルコンピュータ40のジャンル一覧リ
スト表示部71にて、ハードディスクドライブ11に記
録することができないようなジャンルを選択することが
できてしまうと、当該選択されたジャンルがハードディ
スクドライブ11に記録されていないため、ジャンル別
再生を行おうとしても何も起こらないというような不具
合が発生してしまう。そこで、このジャンル一覧リスト
表示部71に表示させることのできるジャンルは、オー
ディオシステムにてハードディスクドライブ11に記録
する際に、付加情報として加えることのできるジャンル
に限られるものとする。また、リムーバブルメディア3
3等によって、オーディオシステムのハードディスクド
ライブ11に記録されている音楽コンテンツデータのジ
ャンルや曲名等の情報を抜き出し、パーソナルコンピュ
ータ40等で設定情報ファイルを編集する際に、当該ハ
ードディスクドライブ11の中に存在していないものを
表示しないようにしても良い。このようにすれば、ジャ
ンル一覧リスト表示部71に表示されたジャンルを選択
して、当該ジャンルを「ジャンル別再生」の機能によっ
て再生させるジャンルとしてキーに割り当てて再生を行
おうとした際に、設定されたジャンルが再生されないと
いうような不具合を回避することができる。
【0056】まず、ジャンル一覧画面70が最初に表示
された時点では、ジャンル一覧リスト表示部71とキャ
ンセルボタン74とがアクティブな状態、即ち選択可能
な状態である。この状態で、キャンセルボタン74を選
択すると、ジャンル一覧画面70を動かしているアプリ
ケーションソフトウェアが終了し、ジャンル一覧画面7
0のポップアップウィンドウが閉じて、図5(a)に示
した機能一覧画面60へ戻る。ジャンル一覧リスト表示
部71のうちの何れかの文字列情報が選択されると、O
Kボタン73がアクティブな状態になる。ここでは、ユ
ーザがパーソナルコンピュータ40の操作装置42を用
いて、ジャンル一覧リスト表示部71の中から「ポップ
ス」という文字列情報を選択したとする。この「ポップ
ス」を選択すると、当該選択された「ポップス」のレコ
ードが反転表示される。このように、「ポップス」が選
択された状態でOKボタン73を選択すると、ボタン群
21の1ボタン、つまりキー群21の1キーの設定情報
を変更するための一連の操作が終了して、キーカスタマ
イズアプリケーション画面50へ戻る。
【0057】ボタン群21の1ボタンへの設定情報を変
更するための一連の操作が終了してキーカスタマイズア
プリケーション画面50に戻ると、設定ボタン51がア
クティブな状態になる。ここで、設定ボタン51を選択
すると、後に図6(a)を用いて説明するデータ作成中
画面80がポップアップウィンドウ等で表示される。ボ
タン群21の1ボタンへの設定情報を作成した後に、す
ぐに設定ボタン51を選択しないで、2ボタン、3ボタ
ン、4ボタン、5ボタン、6ボタンの設定情報を順次編
集してから、設定ボタン51を選択して設定情報ファイ
ルを作成するようにしても良い。
【0058】以上説明したような一連の操作によって、
ボタン群21の1ボタンに対して、「ジャンル別再生」
の「ポップス」を割り当てることができる。つまり、オ
ーディオシステムにてキー群21の1キーを押すことに
よって、ハードディスクドライブ11に記録されている
音楽コンテンツデータの中から、ジャンルがポップスで
ある音楽コンテンツデータだけを再生することが可能と
なる。このように、キーに対して好みの機能を割り当て
ることができれば、オーディオシステムにて選曲をして
から再生を行うような煩わしい操作を行わずに、好みの
ジャンルの音楽コンテンツデータだけを再生することが
できる。さらに詳しくは、「ジャンル別再生」の機能を
設定したキーを押すだけで、「ポップス」や「ジャズ」
などの好みのジャンルの楽曲だけを再生するといった制
御が可能になる。
【0059】さて、上述したように、ジャンル一覧画面
70にて、ボタン群21の1ボタンに「ジャンル別再
生」の機能として割り当てたいジャンルである「ポップ
ス」を選択してOKボタン73を選択すると、パーソナ
ルコンピュータ40の表示画面41には、図6(a)に
示すようなデータ作成中画面80が表示される。このデ
ータ作成中画面80では、「カスタマイズデータを作成
中です」「メディアを抜かないでください」というメッ
セージが表示される。このようなメッセージを表示して
おくことによって、キーの設定情報ファイルをリムーバ
ブルメディア33に書き込んで記録している途中で、ユ
ーザがリムーバブルメディア33を抜いてしまうという
ような人為的な誤動作を防止することができる。
【0060】このデータ作成中画面80が表示されてい
る間に、キーカスタマイズアプリケーションソフトウェ
アは、GUIの画面にて選択されたキーの設定情報を基
にして、新しい編集済みのキーの設定情報ファイルを作
成する。編集済みのキーの設定情報ファイルは、パーソ
ナルコンピュータ40の図示しないリムーバブルメディ
アスロットを介してリムーバブルメディア33に対して
書き込まれ、記録される。
【0061】図6(b)は、図4(a)で示したパーソ
ナルコンピュータ40から、編集済みのキーの設定情報
ファイルが書き込まれたリムーバブルメディア33を抜
き出した状態を示している。カスタマイズされたキーの
設定情報ファイルを記録されて、パーソナルコンピュー
タ40より抜き取られたリムーバブルメディア33は、
この後、オーディオシステムの入力部20に備えられた
リムーバブルメディアスロット32へ差し込まれる。
【0062】オーディオシステムのリムーバブルメディ
アスロット32に、リムーバブルメディア33が差し込
まれた状態で当該オーディオシステムの電源が投入され
ると、オーディオシステムは、図2に示したフローチャ
ートに従ってステップ201からステップ205までの
処理を行って、カスタマイズされたキーの設定情報ファ
イルを当該オーディオシステムのキーに反映する。ま
た、電源が投入されている状態でリムーバブルメディア
33をオーディオシステムのリムーバブルメディアスロ
ット32に差し込んだ場合には、ステップ208から、
ステップ205までの処理を行って、カスタマイズされ
たキーの設定情報ファイルを当該オーディオシステムの
キーに反映する。
【0063】このように、カスタマイズされたキーの設
定情報ファイルをオーディオシステムに反映することに
よって、オーディオシステム上の予め決められたキーの
限られた機能によって複雑な手順に従って操作を行わな
ければならないという煩わしさを回避することができ
る。
【0064】なお、本実施の形態においては、キーに割
り当てられた機能のカスタマイズに外部編集装置を用い
たが、外部編集装置を用いることができない場合には、
フロントパネルやリモコン等によってキーの設定情報フ
ァイルを編集し、リムーバブルメディア33等に記録し
ておくことも可能である。
【0065】このようにしてカスタマイズすることので
きるキーの機能には、さまざまな使用方法が考えられ
る。例えば、一つのキーを押すことによって、ある特定
の音楽コンテンツデータだけを再生するように設定する
ことができる。このような設定を複数のキーに対して行
えば、決まったキーを押せば予め設定された特定の音楽
コンテンツデータを再生し、別のキーを押せば予め設定
された別の音楽コンテンツデータを再生するといったよ
うな制御を行うことが可能になる。この用途のバリエー
ションとしては、上述したように、個々のキーと楽曲の
ジャンルとを対応付けておき、所定のキーを押すだけで
所望のジャンルの音楽コンテンツデータを選択して再生
するといった制御を行うことができる。さらに、個々の
キーとアルバム名やアーティスト名を対応付けておくこ
とにより、所定のキーを押すだけで所望のアルバムや所
望のアーティストの音楽コンテンツデータを選択して再
生するといった制御を行うことができる。
【0066】また、音楽コンテンツデータの再生に関わ
る機能ばかりでなく、オーディオシステムの動作制御に
直接関わるような機能を設定することも可能にすれば、
簡便な操作でオーディオシステムを操作し、当該オーデ
ィオシステムに備えられた各機器を動作させることがで
きる。
【0067】さらに、これまでに説明したような機能の
カスタマイズの応用として、例えばユーザがMDのソー
スのみを使用したい場合には、カスタマイズが可能な全
てのキーに対してMD再生用の機能だけを割り当てると
いうようなことも可能となる。このような機能の割り当
てを行えば、特定のソースだけを使用することが多いユ
ーザは、より充実した利便性の高い操作性を得ることが
できる。
【0068】またさらに、同じオーディオシステムを複
数の人が使用するような場合においても、それぞれの人
が、よく使用する好みの機能を選択して作成した設定情
報ファイルが記録されたリムーバブルメディア33を持
っていれば、各人が自らのリムーバブルメディア33を
オーディオシステムに差し込むだけで、自分の好みに合
わせてカスタマイズされた設定情報を直ちに当該オーデ
ィオシステムに反映させることができる。もちろん、一
人のユーザが複数のリムーバブルメディア33を用意し
ておくことによって、それぞれのリムーバブルメディア
33に記録された設定情報ファイルを反映させて使用す
ることも可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オーディオシステムのキーに割り当てられた機能をカス
タマイズし、カスタマイズされたキーの設定を当該オー
ディオシステムに反映することにより、オーディオシス
テムの操作性を向上させることができる。
【0070】また、オーディオシステムのキーの機能を
個々のユーザが自身の好みの設定に容易に変更すること
が可能となり、当該オーディオシステムの操作の利便性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるオーディオシステムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態によるオーディオシステムでの
キーの設定情報ファイルの読み込み処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】 オーディオシステムのフロントパネルの一例
を示す図である。
【図4】 本実施の形態によるキーの設定情報ファイル
を編集する外部編集装置と、編集を行うアプリケーショ
ンソフトウェアを説明する図である。
【図5】 本実施の形態おけるアプリケーションによる
キーの設定情報ファイルの編集方法を説明する図であ
る。
【図6】 本実施の形態によるキーの設定情報ファイル
の書き出しを行うアプリケーションと、外部編集装置を
説明する図である。
【符号の説明】
11…ハードディスクドライブ(HDD)、12…チュ
ーナ、13…MD再生部、14…CD再生部、15…制
御部、16…CPU、17…RAM、18…ROM、2
0…入力部、21…キー群(ボタン群)、22…キー
群、23…オープンキー、24…表示部、31…リムー
バブルメディアモジュール、32…リムーバブルメディ
アスロット、33…リムーバブルメディア、34…スピ
ーカ、40…パーソナルコンピュータ、41…表示画
面、42…操作装置、50…キーカスタマイズアプリケ
ーション画面、51…設定ボタン、52…標準設定ボタ
ン、53…キャンセルボタン、60…機能一覧画面、6
1…機能一覧リスト表示部、62…スクロールバー、6
3…OKボタン、64…キャンセルボタン、70…ジャ
ンル一覧画面、71…ジャンル一覧リスト表示部、72
…スクロールバー、73…OKボタン、74…キャンセ
ルボタン、80…データ作成中画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百瀬 武志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 品田 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D077 AA22 AA26 AA30 BA14 BA19 BB08 CB06 CB09 5D110 AA13 AA15 AA19 BB24 BC06 DA02 DA04 DA14 DB09 DB10 DE06 5E501 AA02 AA20 BA05 CA02 CB02 CB07 DA12 DA14 EA06 EB05 FA03 FA25 FA42 FB28 FB30 FB44

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオコンテンツを再生するオーデ
    ィオ装置において、 種々の入力操作を行うための操作手段と、 前記操作手段による操作と前記オーディオ装置による動
    作機能との関係を定義した設定情報を保持する設定情報
    保持手段と、 前記設定情報保持手段に保持されている設定情報にした
    がって、前記操作手段による操作に応じた前記オーディ
    オ装置の動作制御を行う制御手段とを備え、 前記設定情報保持手段は、外部からの入力にしたがっ
    て、前記設定情報を更新することを特徴とするオーディ
    オ装置。
  2. 【請求項2】 着脱可能な所定の記録媒体を装着して情
    報の読み書きを行う読み書き手段をさらに備え、 前記設定情報保持手段は、保持している前記設定情報
    を、前記読み書き手段により前記記録媒体から読み出さ
    れた設定情報に更新することを特徴とする請求項1に記
    載のオーディオ装置。
  3. 【請求項3】 所定の記録媒体に記録されたオーディオ
    コンテンツデータを読み出して再生するオーディオ装置
    において、 種々の入力操作を行うための操作手段と、 前記操作手段による操作と前記記録媒体から読み出すオ
    ーディオコンテンツデータとを対応付けた設定情報を保
    持する設定情報保持手段と、 前記設定情報保持手段に保持されている設定情報にした
    がって、前記操作手段による操作に対応するオーディオ
    コンテンツデータを再生する制御手段と、 前記設定情報保持手段に格納されている前記設定情報を
    外部から入力された他の設定情報に更新する設定情報更
    新手段とを備えることを特徴とするオーディオ装置。
  4. 【請求項4】 複数のソースからオーディオコンテンツ
    データを取得して再生するオーディオ装置において、 種々の入力操作を行うための操作手段と、 前記操作手段による操作と前記ソースに対する前記オー
    ディオ装置による動作機能とを対応付けた設定情報を保
    持する設定情報保持手段と、 前記設定情報保持手段に保持されている設定情報にした
    がって、前記操作手段による操作に応じて前記ソースに
    対応した前記オーディオ装置の動作制御を行う制御手段
    と、 前記設定情報保持手段に格納されている前記設定情報を
    外部から入力された他の設定情報に更新する設定情報更
    新手段とを備えることを特徴とするオーディオ装置。
  5. 【請求項5】 オーディオコンテンツを再生するオーデ
    ィオ装置において、 種々の入力操作を行うための操作手段と、 前記操作手段による操作と前記オーディオ装置による動
    作機能との関係を定義した設定情報を格納し、前記オー
    ディオ装置に対して着脱可能な記録媒体と、 前記記録媒体に格納されている設定情報にしたがって、
    前記操作手段による操作に応じた前記オーディオ装置の
    動作制御を行う制御手段とを備えることを特徴とするオ
    ーディオ装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体に格納された前記設定情報
    は、前記記録媒体を装着可能な外部の編集装置により編
    集されることを特徴とする請求項5に記載のオーディオ
    装置。
  7. 【請求項7】 オーディオコンテンツを再生するオーデ
    ィオ装置における入力操作と動作機能との関係を定義し
    た設定情報を入力する入力手段と、 前記入力手段にて入力した前記設定情報を編集する編集
    手段と、 前記編集手段にて編集された設定情報を前記オーディオ
    装置が読取可能な形態で出力する出力手段とを備え、 前記編集手段は、前記オーディオ装置における前記入力
    操作を行うための操作部のイメージによるGUI(Grap
    hical User Interface)を用いて前記設定情報の編集を
    行うことを特徴とする設定情報編集装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータを制御するプログラムであ
    って、 オーディオコンテンツを再生するオーディオ装置におけ
    る入力操作と動作機能との関係を定義した設定情報を入
    力する処理と、 前記オーディオ装置における前記入力操作を行うための
    操作部のイメージを表示装置に表示する処理と、 前記表示装置に表示された前記操作部のイメージに基づ
    くGUI(GraphicalUser Interface)を用いて所定の
    操作を受け付ける処理と、 受け付けた操作に基づいて前記設定情報を編集する処理
    とを前記コンピュータに実行させることを特徴とするプ
    ログラム。
  9. 【請求項9】 オーディオコンテンツを再生するオーデ
    ィオ装置の動作制御方法であって、 前記オーディオ装置における入力操作と動作機能との関
    係を定義した設定情報を格納し、前記オーディオ装置に
    対して着脱可能な記録媒体が当該オーディオ装置に装着
    されているかどうかを判断するステップと、 前記記録媒体が装着されている場合に、当該記録媒体に
    格納されている前記設定情報を読み込んで前記オーディ
    オ装置の動作制御に反映させるステップとを含むことを
    特徴とするオーディオ装置の動作制御方法。
  10. 【請求項10】 前記オーディオ装置に装着されている
    前記記録媒体が当該オーディオ装置から除去された場合
    に、当該オーディオ装置においてあらかじめ設定されて
    いる入力操作と動作機能との関係の定義を当該オーディ
    オ装置の動作制御に反映させるステップとをさらに含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のオーディオ装置の動
    作制御方法。
  11. 【請求項11】 オーディオコンテンツを再生するオー
    ディオ装置から、当該オーディオ装置における入力操作
    と動作機能との関係を定義した設定情報を外部装置に読
    み出すステップと、 読み出された前記設定情報を外部装置にて編集するステ
    ップと、 前記編集された設定情報を前記オーディオ装置に読み込
    むステップと、 読み込まれた前記編集された設定情報を前記オーディオ
    装置の動作制御に反映させるステップとを含むことを特
    徴とする設定情報編集方法。
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