JP2002312375A - 知識転換・共有促進方法およびシステム - Google Patents

知識転換・共有促進方法およびシステム

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JP2002312375A
JP2002312375A JP2001119350A JP2001119350A JP2002312375A JP 2002312375 A JP2002312375 A JP 2002312375A JP 2001119350 A JP2001119350 A JP 2001119350A JP 2001119350 A JP2001119350 A JP 2001119350A JP 2002312375 A JP2002312375 A JP 2002312375A
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JP2001119350A
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Hajime Tanimoto
肇 谷本
Kenichi Yoshida
健一 吉田
Hidehiko Shiba
秀彦 芝
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LEALCOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗黙知の共有化、暗黙知の形式知化、形式知
の暗黙知化を促進することが可能な知識転換・共有促進
技術を提供する。 【解決手段】 インターネット/イントラネット1上
に、ユーザーのPC端末2と、知識転換・共有促進の仕
組みを提供するウェブサーバー3、KNEサーバー4、
検索サーバー5、ユーザーマスタDB6、Q&ADB
7、KnowWhoDB8などが構築された知識転換・
共有促進方法を実現するためのシステムであって、知識
を質問と回答というフォーマットでとらえ、「誰がどん
な暗黙知を持っているか」をデータベース化したKno
wWhoDB8を作成して暗黙知を共有化し、質問に対
する回答の履歴をデータベース化したQ&ADB7を作
成して暗黙知を形式知化し、さらにKnowWhoDB
8とQ&ADB7とを閲覧して形式知を暗黙知化するよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナレッジマネジメ
ント技術に関し、特に質問と回答のデータベースと専門
家のデータベースとを活用した知識転換・共有促進の仕
組みに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、ナ
レッジマネジメント技術に関しては、以下のような技術
が考えられる。例えば、従来のナレッジマネジメントの
世界では、グループウェア、文書管理システム、検索エ
ンジンの3つの仕組みが存在する。
【0003】(1)グループウェアとは、共通の作業を
行っているグループを支援するコンピュータベースのシ
ステムのことである。一般的には、メール、スケジュー
ル管理、ファイル共有、アドレス管理、電子掲示板など
の機能を持ち、グループでの協調作業を効率的に行うこ
とができる。
【0004】(2)文書管理システムとは、企業内に存
在する文章ファイルを一元的に管理し、登録・閲覧・修
正などを効率的に行うことを支援するコンピュータベー
スのシステムのことである。一般的には、アクセス管
理、バージョン管理、複数フォーマット対応の表示・印
刷機能を持っている。
【0005】(3)検索エンジンとは、蓄積された膨大
なテキスト情報の中から、適切な文書ファイル・データ
を探し出すためのコンピュータプログラムのことであ
る。単なるキーワード検索に限らず、形態素解析の技術
を用いて日本語を自然文ベースで処理し、類似文章を抽
出するなどの機能を持つものが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなナレッジマネジメント技術について、本発明者が
検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0007】(1)グループウェアは、あくまでグルー
プ作業の効率化を図るツールであり、知識を流通・共有
したり、創造したりすることを促進することはない。
【0008】(2)文書管理システムは、膨大な文書デ
ータの管理を効率化するが、情報が膨大になり過ぎて
「重要な情報にアクセスするのに非効率になってしま
う」といった問題や、そもそもコンピュータに乗らない
「暗黙知」を扱えないという問題もある。
【0009】(3)検索エンジンについても、文書管理
システムと同様、情報が膨大になり過ぎて「重要な情報
にアクセスするのに非効率になってしまう」といった問
題や、そもそもコンピュータに乗らない「暗黙知」を扱
えないという問題が発生してしまう。
【0010】以上のように、グループウェア、文書管理
システム、検索エンジンの3つの仕組みにおいては、そ
れぞれに問題が発生することが考えられる。
【0011】ところで、前記のようなナレッジマネジメ
ント技術において、知識は、大きく暗黙知と形式知に分
けられる。形式知とは、客観的にとらえることが可能
で、言葉や構造を持っている。例えば、報告書やマニュ
アル、データベースのデータなどが形式知にあたる。暗
黙知は、主観的で、言語化・形式化が困難であり、個人
・集団・組織の各レベルで、個人的経験、イメージ、熟
練技能、ノウハウなどで表されるものである。一般的
に、「企業の情報の42%は人の頭の中にある(Del
phi Group)」と言われているように、企業に
とって暗黙知は無視できない重要な存在である。
【0012】また、新しい知識は、暗黙知から形式知
へ、形式知から暗黙知へと知識が転換されるときに創造
される。つまり、暗黙的なノウハウを形式知として言葉
にするとき、またデータやマニュアルを、暗黙知として
「腹でわかる」ときに、新しい知識が創造され、強化さ
れるものである。
【0013】しかしながら、従来のグループウェア、文
書管理システム、検索エンジンは、形式知を共有・活用
する上では効果を発揮しているが、最も重要な知識であ
る暗黙知を取り扱うことはできなかった。また、暗黙知
を形式知にするプロセスは、個々人の能力に任されてお
り、システムで支援されることはなかった。
【0014】また、従来のシステムでは、取り扱う形式
知が膨大になりがちで、「情報が膨大になり過ぎてうま
く見つけ出せない」、「情報の更新は意図的にしかなさ
れない」といった問題が発生し、結果として有効な知識
流通・創造にならないことが多かった。
【0015】そこで、本発明者は、知識を質問と回答
(Q&A)というフォーマットでとらえ、「誰がどんな
暗黙知を持っているか」をデータベース化し、かつQ&
Aの履歴をデータベース化して、これらのデータベース
を有機的に組み合わせることにより、前記のような課題
を解決することが可能となることを見出した。
【0016】すなわち、本発明では、例えば図1に一例
を示すように、従来の技術で支援している形式知の形式
知化(連結化)のプロセスに加えて、暗黙知の暗黙知化
(連結化)、暗黙知の形式知化(表出化)、形式知の暗
黙知化(内面化)のプロセスを追加した知識流通の4プ
ロセスを支援する仕組みを構築するものである。
【0017】そこで、本発明の目的は、知識転換・共有
促進の仕組みを構築することで、暗黙知の共有化、暗黙
知の形式知化、形式知の暗黙知化を促進することが可能
な技術を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、知識転換・共有促進の仕組みとして、い
わゆる「Knowledge Navigation
Engine」を、例えば図2に一例を示すように構築
し、知識を質問と回答(Q&A)というフォーマットで
とらえ、「誰がどんな暗黙知を持っているか」をデータ
ベース化した第1のデータベース、いわゆる「Know
WhoDB」と、Q&Aの履歴をデータベース化した第
2のデータベース、いわゆる「Q&ADB」とを有機的
に組み合わせることによって、暗黙知の共有化、暗黙知
の形式知化、形式知の暗黙知化を促進するようにしたも
のである。具体的には、以下のような特徴を有するもの
である。
【0019】(1)KnowWhoDBの作成:暗黙知
の共有化 暗黙知をそのままコンピュータシステムに乗せることは
できない。そこで、何らかの知識を持っている人という
インデックス情報をDB上に登録する。「何かを知りた
い人」はこのDBから「知識を持っている人」を検索
し、直接コミュニケーションをとることで、暗黙知も含
めた知識を手に入れることができる。
【0020】KnowWhoDBには、「そのユーザー
の専門知識はどの程度深いものなのか」といった評価デ
ータも含まれている。例えば、専門家Aは専門分野Bに
おいては深い専門知識を持っているが、専門分野Cにお
いてはそれほどでもない、という専門知識のレベルの情
報を5段階評価の指標で提供する。こうして、専門家を
検索するユーザーは、的確に必要な暗黙知を持っている
人を捜し出すことができる。
【0021】(2)Q&ADBの作成:暗黙知の形式知
化 暗黙知の形式知への転換は、人間同士の対話のプロセス
を通じて最も触発される。人間同士の知識の対話の基本
フォーマットは質問と回答(Q&A)であり、このQ&
Aは暗黙知を形式知化する有効な手段である。例えば、
システム開発の専門家に「システム開発のノウハウをレ
ポートにまとめなさい」といってもなかなか優れたレポ
ートはできあがらないが、システム開発に関するピンポ
イントの質問を投げかけると、自然と隠れたノウハウ
(暗黙知)に基づく回答が返される。そこで、Q&Aを
コンピュータシステムを通じて行うことによって、暗黙
知の形式知化を支援する。具体的には、質問者が質問を
投げかけることによって、回答者の暗黙知を自然に引き
出し、回答という形で形式知に転換してデータベースに
蓄積する。
【0022】また、それぞれのQ&Aは質問者によって
5段階で評価が行われる。この5段階評価のデータは、
回答者の専門分野毎に蓄積され、その専門家が何回回答
したのか、その回答のレベルはどうだったのかを判別す
るために利用される。
【0023】(3)Q&ADBの閲覧:形式知の暗黙知
化 前記のようなプロセスを通じて、Q&Aというフォーマ
ットで形式知が蓄積されていくと、このQ&ADBを活
用して、形式知の暗黙知化を促進することができる。あ
る課題を持っている質問者が、聞きたい内容でQ&AD
Bをサーチすると、似たような過去のQ&A履歴が表示
される。質問者は、過去に自分と同様の課題を抱えてい
る人の質問内容で把握すると同時に、寄せられている回
答からその解決方法も理解することができる。また、単
にDBを閲覧するだけで情報が不足する場合には、直接
当該質門者や回答者にその課題を解決したときの状況を
聞くことができる。こうして、どのように課題が発生し
て、解決したのかというプロセスをQ&ADBを用いて
追体験することによって、暗黙知として理解することを
支援するものである。
【0024】(4)KnowWhoDBとQ&ADBの
シームレスな連携 例えば、図3に一例を示すように、KnowWhoD
B、Q&ADBをシームレスに組み合わせることによっ
て、暗黙知の共有化、暗黙知の形式知化、形式知の暗黙
知化を強力に支援する。
【0025】(4−1)KnowWhoDB→Q&AD
B KnowWhoDBを検索・閲覧すると、専門家個人の
プロファイルページが表示される。プロファイルページ
には、その専門家の専門分野、これまでのQ&A履歴な
どの各種情報が掲載されている。その専門家のプロファ
イルページを見て質問を行いたい場合には、プロファイ
ルページ上にある質問ボタンをクリックすることによっ
て容易にQ&Aを実施することができる。
【0026】また、Q&Aには、専門家を指名して質問
をする非公開Q&Aと、専門家を特定せずに質問を行う
公開Q&Aがある。公開Q&Aでは、質問者は質問文の
内容に該当するカテゴリを選んで質問を投稿するが、こ
のとき質問文はKnowWhoDB上の質問に答えるこ
とができるであろう専門家(カテゴリに専門家登録をし
ている専門家)に対して質問が転送される。こうして、
特に専門家を特定せずに、質問を行うことができる。
【0027】(4−2)Q&ADB→KnowWhoD
B KnowWhoDBには、誰がどのような知識を持って
いるのかという、専門家のプロファイルが予め登録され
ている。それに加え、実施されたQ&AはKnowWh
oDBと同期が取られ、全て専門家の個人プロファイル
ページ上に表示される。このようにして、その専門家が
どんな知識を持っているのかというKnowWhoデー
タはリアルタイムにアップデートされる。
【0028】また、ユーザーは自分が知りたい事項に関
係するQ&Aを閲覧することによって、Qを行った質問
者、Aを行った回答者を判別することができる。ユーザ
ーはQ&Aの内容を閲覧して知識を獲得するだけではな
く、実際にその課題を解決した質問者と、また課題解決
を助けた回答者と直接コミュニケーションを行うことに
よって課題解決の知識を暗黙知レベルで共有することが
できる。
【0029】(4−3)Q&ADB←→KnowWho
DB ユーザーは何か課題を抱えている時は、Q&ADB、K
nowWhoDBを一括して検索することができる。検
索ボックスに自分の抱えている課題に関するキーワー
ド、またはそれを表現する質問文を自然文で入力する
と、その課題に関連性のある過去のQ&AをQ&ADB
から検索すると同時に、その課題を解決できそうな専門
家をKnowWhoDBから検索して表示する。こうし
て、ユーザーは過去のQ&Aから課題の解決策を類推す
ることもできるし、直接専門家とコミュニケーションを
とって課題解決のヒントを暗黙知レベルで共有すること
もできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図4は本発明の一実施の形
態の知識転換・共有促進方法を実現するためのシステム
を示す概略構成図、図5〜図16は本実施の形態のシス
テムにおいて、知識転換・共有促進方法の処理の流れを
示すフロー図、図17〜図20はデータベースの登録項
目を示す説明図である。
【0031】まず、図4により、本実施の形態の知識転
換・共有促進方法を実現するためのシステムの一例の構
成を説明する。図4は知識転換・共有促進方法を実現す
るためのシステムを示す概略構成図である。
【0032】本実施の形態の知識転換・共有促進方法を
実現するためのシステムは、例えばネットワークの一例
としてのインターネットあるいはイントラネットのイン
ターネット/イントラネット1上に構築された、ユーザ
ーのPC端末2と、知識転換・共有促進の仕組みとして
の「Knowledge Navigation En
gine」を提供するウェブサーバー3、KNEサーバ
ー4、検索サーバー5、ユーザーマスタDB6、Q&A
DB7、KnowWhoDB8などから構成されてい
る。
【0033】PC端末2は、ユーザーがウェブブラウザ
を使ってアクセスするための端末装置である。このPC
端末2から、図示しないモデムやイーサネット(登録商
標)などを利用してインターネット/イントラネット1
を通じて、ウェブサーバー3にアクセスすることによ
り、各種操作を行うことができる。
【0034】ウェブサーバー3は、ユーザーによるPC
端末2からのアクセスを受け付け、ユーザー情報の照
会、変更やQ&Aの登録、閲覧など、システムに利用さ
れるユーザーマスタDB6、Q&ADB7、KnowW
hoDB8などのDBからのデータの取得や変更に関わ
る操作を行うためのインターフェースの機能を有するサ
ーバーである。
【0035】KNE(Knowledge Navig
ation Engine)サーバー4は、ユーザーマ
スタDB6、Q&ADB7、KnowWhoDB8など
の各種DBと検索サーバー5を利用して、ユーザーに対
して情報の提供を行うためのサーバーである。このKN
Eサーバー4は、Q&ADB7、KnowWhoDB
8、ユーザーマスタDB6の3種類のDBを持つ。
【0036】検索サーバー5は、Q&ADB7、Kno
wWhoDB8のデータを自然文により概念検索を行う
ためのサーバーである。この自然文による概念検索を行
うための、インデックス作業を行っている概念検索の実
現方法は、既存の技術を利用するものとし、定期的に、
Q&ADB7、KnowWhoDB8をもとにインデッ
クスの作成を行い、KNEサーバー4がこれを利用する
ことにより、各種DBを自然文を用いて検索できるよう
になる。
【0037】ユーザーマスタDB6は、利用者の認証お
よび連絡のために必要な情報を保持するためのDBであ
る。具体的には、ユーザーのログイン名、パスワード、
氏名、メールアドレス、連絡先とユーザーIDを有し、
ログイン時の個人認証やメール送信先を決定するときに
利用される。
【0038】Q&ADB7は、Q&Aを1つの単位とす
るデータが蓄積されているDBである。このQ&ADB
7のレコードは、質問カテゴリID、質問者ID、質問
タイトル、質問本文、回答者ID、回答タイトル、回答
本文が含まれる。このQ&ADB7は、公開Q&Aと非
公開Q&Aの領域に分けられている。
【0039】KnowWhoDB8は、ユーザーのプロ
ファイルが格納されたDBである。このKnowWho
DB8は、ユーザーマスタDB6が個人認証に最低限必
要な情報を保持しているのに対して、ユーザーの持つ暗
黙知のインデックスとしてそのユーザーの知識の分野、
深さといったデータを保持する。具体的には、ユーザー
を識別するユーザーID、ユーザーの知識の分野を示す
専門分野属性と、それに対するプロファイル、評価がレ
コードとして記録される。
【0040】次に、図5〜図16により、図17〜図2
0を参照しながら、本実施の形態のシステムにおいて、
知識転換・共有促進方法の一例の処理の流れを説明す
る。図5はユーザー登録、図6はKnowWhoDBの
登録、図7はKnowWhoDBの検索・閲覧、図8は
公開Q&Aの投稿、図9は公開Q&A質問の検索・閲
覧、図10は公開Q&A回答の投稿、図11は公開Q&
A回答の閲覧、図12は非公開Q&Aの新規質問の投
稿、図13は非公開Q&Aの投稿(質問、回答共)の閲
覧、図14は非公開Q&Aの回答・再質問投稿、図15
は総合検索の実施、図16は回答の評価、のそれぞれの
流れを示すフロー図である。図17はユーザーマスタD
B、図18はKnowWhoDB、図19は公開Q&A
DB、図20は非公開Q&ADB、のそれぞれの登録項
目を示す説明図である。
【0041】(1)ユーザー登録(図5) Knowledge Navigation Engi
neを利用するためには、ユーザー登録を行う必要があ
る。ユーザー登録は、PC端末2からウェブサーバー3
にアクセスするか、管理者にデータベースに直接操作し
てもらうかの方法で行う。前者の場合の流れを図5に示
す。まず、ユーザーはPC端末2から、会員情報入力の
登録画面表示にて、氏名(よみがな)、ログインID、
パスワード、電子メールアドレス、音声連絡のための電
話番号あるいはそれに代わるものなどの会員情報を入力
し、登録を試みる(ステップS101,S102)。こ
れを受けて、ウェブサーバー3は、送信されたデータと
ユーザーマスタDB6を照合し、ログインID、電子メ
ールアドレス、電話番号などの重複がないかどうかをチ
ェックし、会員情報が妥当かどうかを判定する(ステッ
プS103)。この判定の結果、重複があった場合に
は、その旨の表示とともに再びステップS101のユー
ザー登録画面に戻る。重複のない場合は、送信されたデ
ータをユーザーマスタDB6に登録する(ステップS1
04)。さらに、ログイン画面をユーザーに表示する。
ユーザーマスタDB6には、詳細には例えば図17に示
すような項目が登録されている。
【0042】(2)トップページ トップページには、Knowledge Naviga
tion Engineの各機能へのリンクが張られて
いる。ユーザーは、トップページを起点としてシステム
の提供する各種サービスの利用画面へ移動することが可
能である。また、トップページを利用することで各種サ
ービスをシームレスに活用することができる。本システ
ムにおいて、Q&ADB7のデータとKnowWhoD
B8のデータはカテゴリに分類されて蓄積される。ここ
で言うカテゴリとは、システムの利用シーンにとって有
用と思われる分野毎に識別される項目で、カテゴリはそ
の中でさらに細かくカテゴリとして分類され、木構造の
仕組みを取っている。カテゴリは2階層に分かれてお
り、幹を「大カテゴリ」、枝を「小カテゴリ」と呼ぶ。
【0043】(3)KnowWhoDB (3−1)KnowWhoDBとは KnowWhoDB8は、「誰」が「知っている」のか
が登録されたDBである。KnowWhoDB8は、ユ
ーザーに関する情報が格納されたDBで、会員のユーザ
ーマスタDB6が個人認証に最低限必要な情報を保持し
ているのに対して、ユーザーの持つ暗黙知のインデック
スとしてそのユーザーの知識の分野、深さといったデー
タを保持する。具体的には、ユーザーを識別するユーザ
ーID、ユーザーの知識の分野を示す専門分野属性と、
それに対するプロファイル、評価がレコードとして記録
される。KnowWhoDB8は、基本的にはユーザー
自身の手で行われ、登録されたユーザーは、登録時に登
録された専門分野に対する専門家(エキスパート)とな
る。KnowWhoDB8の登録データは、ウェブサー
バー3を通じて全ユーザーに公開される。ユーザーは、
KnowWhoDB8から特定の知識を持つエキスパー
トを検索し、見つけ出すことができ、さらにそのエキス
パートへ本システム内で、メールおよび電話などの手段
を通じて連絡を取ることができる。このKnowWho
DB8には、詳細には例えば図18に示すような項目が
登録されている。
【0044】(3−2)KnowWhoDBの登録(図
6) KnowWhoDB8の登録は、次に示す手順によって
行う。まず、ユーザーは登録画面を通じて登録を行う。
始めに、ユーザーのPC端末2に専門分野入力の登録画
面が表示される(ステップS201)。この専門分野入
力の画面表示は、カテゴリに分類された専門分野がリス
トとして表示され、ユーザーはその中から、自分の知識
を考慮しながら登録する専門分野を選択する(ステップ
S202)。これを受けて、システムは、入力内容をチ
ェックする(ステップS203)。このチェックの結果
がNGの場合はステップS201の登録画面に戻り、O
Kの場合は、ユーザーIDを主キーとして選択された専
門分野をKnowWhoDB8に記録する。次に、Kn
owWhoDB8への登録データとして自己PRを記入
する。具体的な例では、ユーザーの所属部門、役職、担
当分野、自己紹介、取得資格、写真などの画像データな
どがある。同時に、自己PR入力の画面表示にて、前記
ステップS202で選択した専門分野に対する自己PR
を各専門分野に対して記入する(ステップS204,S
205)。これを受けて、システムは、入力内容をチェ
ックする(ステップS206)。このチェックの結果が
NGの場合はステップS204の画面に戻り、OKで記
入漏れなどがなければ、入力情報をエキスパート情報と
してKnowWhoDB8に登録する(ステップS20
7)。これにより、登録完了の画面が表示されて登録は
完了する。
【0045】(3−3)KnowWhoDBの検索、閲
覧(図7) KnowWhoDB8の検索は、主に2種類の方法があ
り、一つは検索エンジンを利用した検索方法であり、も
う一つはカテゴリ情報をもとにデータを絞り込んでいく
検索方法である(ステップS301)。一方の検索エン
ジンを利用した検索方法では、ユーザーはPC端末2か
ら、KnowWhoDB8の検索サービスのトップペー
ジにある検索フォームに検索のキーワード(自然言語な
どのテキストデータ)を入力することで、KnowWh
oDB8に対して検索が行われる(ステップS30
2)。検索の対象となるデータは、前記の登録時に入力
されたデータ、およびシステムによって自動的に追加、
変更されるデータ全般に渡る。また、このとき、専用フ
ォームを用いて詳細な検索条件を指定することも可能で
ある。自然言語をキーワードとして検索を行うとき、シ
ステムでは、検索サーバー5により自然言語と予め作成
されたKnowWhoDB8のインデックスデータを比
較することで検索が行われる。検索結果は、ウェブサー
バー3を通じてユーザーに表示される(ステップS30
4)。他方のカテゴリ情報をもとにデータを絞り込んで
いく検索方法では、KnowWhoDB8の検索サービ
スのトップページで、表示されている大カテゴリ(木構
造において根につながる枝の部分)をクリックすると、
その大カテゴリに専門分野の登録がなされている、エキ
スパートの一覧が現れる(ステップS303)。さらに
細かく絞り込みたい場合は、大カテゴリの中で細分化さ
れるカテゴリが表示されているので、これをクリックす
ることにより、さらにエキスパートの絞り込みを行うこ
とができる。システムでは、KnowWhoDB8の登
録データのカテゴリ属性を参照することで検索が実現さ
れる(ステップS304)。どちらの場合も検索実行後
に、検索条件に該当するエキスパートの一覧が表示され
る。一覧には、エキスパートについての情報の一部が表
示される。例えば、エキスパートのログインID、登録
カテゴリ、自己PR、評価などである。ユーザーは、こ
のエキスパートリスト中の各エキスパートのログインI
Dをクリックすることで、そのエキスパートの詳細情報
を閲覧することができる(ステップS305)。システ
ムは、クリックされたことを検知すると、どのログイン
IDがクリックされたかを判断し、そのログインIDに
基づいて詳細なエキスパート情報をDBから取得し、表
示する(ステップS306)。具体的に詳細情報は、K
nowWhoDB8の登録時に入力された情報に加え、
公開Q&A、非公開Q&Aなどへの回答履歴、評価など
があげられる。
【0046】(3−4)KnowWhoDBを活用した
質問の投稿 KnowWhoDB8は、暗黙知をインデックス化した
DBであるため、このDB単体では有用な情報は得られ
ない。そこで、本システムでは、KnowWhoDB8
を用いて検索したエキスパートにメールや電話などの手
段を用い、システム上で連絡をとることのできる機能を
備える。メールを送信する場合は、検索結果あるいはエ
キスパートの詳細情報のあるページから、「メール送
信」のためのボタンをクリックすることにより、メール
の送信フォームが表示される。システムは、クリックさ
れたときの表示ページあるいは位置から、どのエキスパ
ートに対してメールを送信しようとしているかを判定
し、メールの送信先を自動的に設定した状態で、メール
の送信フォームを表示する。送信フォーム表示後の流れ
は、非公開Q&A(後述)と同様のステップを経る。
【0047】(4)公開Q&A (4−1)公開Q&Aとは 公開Q&Aは、情報を取得したいユーザーが取得したい
情報の内容(質問)をシステムを利用する全ユーザーに
公開し、その回答を全ユーザーを対象に公募する仕組み
を実現したものである。この公開Q&ADB7には、詳
細には例えば図19に示すような項目が登録されてい
る。
【0048】(4−2)質問の投稿(図8) 質問を投稿したいユーザーは、次に説明するステップを
踏むことになる。まず、トップページなどから、公開Q
&Aサービスのトップページへ移動する。そこで「質問
を出す」というようなボタンをクリックすることによ
り、ウェブサーバー3より質問投稿フォームが送信され
て表示される(ステップS401,S402)。ユーザ
ーは、フォームに質問の属するカテゴリ、質問のタイト
ル、質問の詳細な内容、質問の補足内容を入力し、ウェ
ブサーバー3に送信する(ステップS403)。これに
対して、ウェブサーバー3は、データを受信すると、K
NEサーバー4を通じてQ&ADB7に新規レコードと
して質問内容が登録される(ステップS404)。シス
テムは、質問が投稿された時点で、KnowWhoDB
8から質問の属するカテゴリに一致するカテゴリ登録を
行っているエキスパートを検索し、そのエキスパートた
ちに質問が投稿されたことを通知するメールを送信する
(ステップS405)。
【0049】(4−3)質問の検索、閲覧(図9) ユーザーは、公開Q&Aサービスのトップページから、
あるいは送信された質問投稿の通知メールより投稿され
た質問を閲覧することができる。前者の場合、Q&Aサ
ービスのトップページより、KnowWhoDB8の検
索手法と同様の手続きをとることにより、Q&ADB7
のデータを検索し、表示することができる(ステップS
501〜S506)。公開Q&Aの場合は、KnowW
hoDB8における検索の場合と比較して、リスト表示
で質問の属するカテゴリ、質問者(ログインIDで表
示)、質問タイトル、質問内容の一部、回答状況が表示
され、いずれかの部分をクリックすると、質問の詳細情
報、質問に対する回答の一覧リスト(回答者ログインI
D、回答タイトルを表示)の表示画面がウェブサーバー
3より送信されて表示される。後者の場合、メールに示
されたURLをクリックすることで直接、投稿された質
問の詳細情報を表示するページを閲覧することができ
る。
【0050】(4−4)回答の投稿(図10) 全てのユーザーは、投稿された質問で終了(後述)され
ていないものに回答を投稿することができる。前記の手
続きにより質問の詳細情報を表示した状態で、「回答す
る」というようなボタンをクリックすることにより、ウ
ェブサーバー3から回答投稿フォームが送信されて表示
される(ステップS601,S602)。ユーザーは、
回答投稿フォームに回答タイトル、回答内容を入力し、
ウェブサーバー3に送信する(ステップS603)。こ
のとき、送信情報にどの質問に対する回答であるかを隠
し属性として含める。データを受信したウェブサーバー
3は、KNEサーバー4を通じてQ&ADB7に受信デ
ータを記録して登録する(ステップS604)。具体的
には、どの質問に対する回答であるかを示すID、回答
タイトル、回答内容となる。質問に対して回答がなされ
ると、システムは質問を投稿したユーザーにメールを送
信する(ステップS605)。
【0051】(4−5)回答の閲覧(図11) ユーザーに送信されたメールには、回答を閲覧するため
のページを示すURLが記入されていて、ユーザーがそ
のURLをクリックすることで、ウェブサーバー3は回
答を閲覧するためのページを送信し、回答内容を表示さ
せる。また、前記の手続きによって質問の詳細情報表示
ページには、回答が投稿されると回答リストがウェブサ
ーバー3により付加される。ユーザーは、「回答タイト
ル」というようなボタンをクリックすることによって
も、回答内容のページを表示させることができる(ステ
ップS701,S702)。回答内容の閲覧ページに
は、質問の詳細情報と、回答の詳細情報(回答者ログイ
ンID、回答タイトル、回答内容)が表示される。
【0052】(4−6)回答の評価 回答を閲覧したユーザーは、各回答に対して1回だけ評
価をすることができる。評価の役割、手続きについては
後述する。
【0053】(4−7)質問の補足、終了 質問を投稿したユーザーは、必要に応じて質問を補足、
あるいは終了させることができる。システムは、質問の
詳細情報表示ページを表示する際に、表示を要求する相
手が質問の投稿者であるとQ&ADB7から判断した場
合に、詳細情報とともに「補足」、「終了」といったよ
うなボタンを同時に表示する。ユーザーが、「補足」を
クリックした場合、質問投稿時に記述した補足情報を修
正することができる。また、「終了」をクリックした場
合には、この質問に対して新しく回答を加えることはで
きなくなってしまう。システムは、補足された場合はQ
&ADB7の該当するデータを修正し、終了させた場合
はQ&ADB7に終了の属性を追加する。終了属性の追
加されたQ&Aは、質問の詳細情報表示ページの表示時
に「回答する」というようなボタンが表示されなくな
り、回答の投稿ができなくなる。
【0054】(5)非公開Q&A (5−1)非公開Q&Aとは 非公開Q&Aは、公開Q&Aが全てのユーザーに回答を
求めているのに対して、特定のユーザーに回答を要求す
るものである。実際の情報のやり取りは、通常のメール
システムと同様な操作で実現でき、本システムを通じて
行われたやり取りは非公開Q&ADB7のレコードとし
て記録され、将来の知識提供に役立てることができる。
この非公開Q&ADB7には、詳細には例えば図20に
示すような項目が登録されている。
【0055】(5−2)質問の投稿(図12) 質問の投稿は、最初にどのエキスパートに回答を求める
かを指定する作業から始まる。このステップは、2種類
の方法で実現される。一つは、前記のKnowWhoD
B8の検索、閲覧のシステムで、エキスパート一覧の表
示画面、あるいは質問をしたいエキスパートの詳細情報
の表示画面で、「メール送信」というようなボタンをク
リックすることにより実現される(ステップS80
1)。もう一つは、本システムに装備されるメールシス
テムを利用することにより実現される。本システムにお
けるメールシステムは、トップページにあるメールサー
ビスへのリンクをクリックすることにより提供される
(ステップS802)。メールシステムは、ユーザーの
ログインIDを宛先としてメールを送信することがで
き、受信したメールをフォルダ単位で擬似的に分類し、
保存することができる。また、メール作成時の署名設定
や、ログインIDを管理するアドレス帳の機能も有す
る。このメールサービスのトップページにおいて、「メ
ール送信」といったボタンをクリックすると、ウェブサ
ーバー3より宛先の指定を求めるフォームが送信されて
表示される(ステップS803)。この宛先入力フォー
ムから宛先を入力すると、質問投稿フォームが表示され
るので、ここに質問の内容を記述する(ステップS80
4〜S806)。この記述を行い、「送信」といったボ
タンをクリックすることにより、質問の投稿は完了す
る。このとき、質問者はQ&Aの内容を他のユーザーに
公開することを許可するかしないかを指定することがで
きる。システムは、質問の内容を受信すると、非公開Q
&ADB7に質問者のユーザーID、宛先のユーザーI
D、質問の内容、Q&Aの公開の可否を新規レコードと
して記録して登録する(ステップS807)。そして、
指定されたエキスパートたちに質問が投稿されたことを
通知するメールを送信する(ステップS808)。
【0056】(5−3)質問の閲覧(図13) 回答者は、自分のメールボックス(フォルダ)を確認す
ることによって、メールの受信を知ることができる。メ
ールボックスは、メールサービスのトップページの表示
時に同時に表示され、ユーザーの選択により、異なった
フォルダを表示して利用することができる。メールは、
画面上で送信元、タイトル、送信日時を項目としてリス
ト表示されていて、タイトルをクリックすることによ
り、そのメールの詳細を表示させることができる(ステ
ップS901,S902)。
【0057】(5−4)回答の投稿(図14) 回答者は、質問者から送信されたメールの質問内容の表
示画面において、「返信」のようなボタンをクリックす
ることによって、回答を行うことができる(ステップS
1001)。システムは、「返信」のボタンが押された
ことを認識すると、表示中の質問を送信したユーザーを
宛先としたメールの回答投稿フォームを送信して表示
し、回答者からの入力を待つ(ステップS1002)。
入力された回答を受信すると、システムは非公開Q&A
DB7に回答の内容と、回答のもとになった質問を識別
するIDを記録して登録し、同様の内容で回答対象者の
質問者へメールを送信する(ステップS1003〜S1
005)。
【0058】(5−5)回答の閲覧(図13) 回答の閲覧は、前記(5−3)質問の閲覧と同様の手続
きで、メールサービスのトップページにおいて、回答の
タイトルをクリックすることにより、そのメールの詳細
を表示させて回答内容を閲覧することができる(ステッ
プS901,S902)。
【0059】(5−6)質問、回答の再投稿(図14) 質問者は回答に対して再質問を、回答者は質問に対して
再回答を、前記(5−4)回答の投稿と同様の手続きで
行うことができる。回答あるいは質問の表示中に、「返
信」のようなボタンをクリックすることで、再質問ある
いは再回答ができる(ステップS1001)。システム
は、「返信」のボタンが押された際の表示中の質問ある
いは回答を識別するIDをその返信内容と関連付けて非
公開Q&ADB7に記録して登録する(ステップS10
02〜S1004)。同様の内容で質問対象者の回答
者、回答対象者の質問者へメールを送信する(ステップ
S1005)。
【0060】(5−7)回答の評価 回答を閲覧したユーザーは、各回答に対して1回だけ評
価をすることができる。評価の役割、手続きについては
後述する。
【0061】(6)総合検索 (6−1)総合検索とは Q&ADB7やKnowWhoDB8は、単体で利用す
ることができるが、複合して利用することによって、よ
り有用なものとなる。しかし、一般的にDBが異なる
と、検索の手法も変化するため、同時に検索することは
困難であり、またそれができていたとしても単純に同じ
キーワードで別々に検索を行っているに過ぎないため、
十分な効果を発揮していない。本システムでは、自然文
検索システムを導入することにより、一つの自然文をも
とに、それぞれのDBに適した形で検索を行うことを可
能としている。ユーザーには、複数のDBを利用してい
ることを意識させないインターフェースを提供すること
で、システムの全てのサービスを特別な気を遣うことな
く利用することができる。また、検索をシームレスに行
うだけでなく、一方のDBの変更を他方のDBに反映さ
せることによって、それぞれのDBが協調したサービス
を実現できる。
【0062】(6−2)総合検索の実施、閲覧(図1
5) 総合検索は、トップページを起点にして実現され、検索
エンジンを使用する方法と、カテゴリによる絞り込みを
使用する方法がある(ステップS1101)。検索エン
ジンを使用する方法では、ユーザーはトップページにあ
る検索用入力フォームに、自然言語で知りたい情報を入
力し、ウェブサーバー3に送信する(ステップS110
2)。一方、カテゴリによる絞り込みを使用する方法で
は、カテゴリを選択してウェブサーバー3に送信する
(ステップS1103)。これらの各方法において、デ
ータを受信したウェブサーバー3は、KNEサーバー4
を通じて検索エンジンを利用し、Q&ADB7、Kno
wWhoDB8に検索を行う(ステップS1104,S
1105)。この検索手法は、それぞれのDBに依存
し、前記の説明と同等のものである。検索結果は、統合
され、ユーザーに送信されて表示される(ステップS1
106)。この検索結果は、一つの画面にQ&ADB7
の検索結果の表示時、KnowWhoDB8の検査結果
の表示時に表示されるリスト表示が単一の画面に表示さ
れる。ユーザーは、それぞれの結果表示について、Q&
ADB7、KnowWhoDB8の検索結果と同様に、
ユーザIDをクリックしたときにはユーザIDを判定し
てエキスパートの詳細情報が表示され、また質問タイト
ルをクリックしたときには質問の詳細情報が表示され、
このようにして詳細情報を閲覧することができる(ステ
ップS1107〜S1110)。
【0063】(6−3)DBの協調運用 本システムでは、複数のDBを単体で利用するのではな
く、協調して動的に変更を加えていく。Q&ADB7が
複数行われる際に、システムはログインID毎にQ&A
の内容にインデキシングを行う。蓄積される情報内容と
して、質問対象あるいは検索対象のユーザーのログイン
ID、本文に表れるキーワードの種類とその頻度、Q&
Aの利用頻度、評価(後述)履歴などが蓄積される。こ
れらは、KnowWhoDB8へユーザー情報として反
映され、検索時の利用情報となる。これにより、ユーザ
ー自身の意識しない暗黙知を表面化させ、新たなDBと
して利用できるようになる。
【0064】(7)評価 (7−1)評価の仕組み(図16) 本システムは、人に内在する暗黙知をDB、システム化
したものであるがために、その登録情報は必ずしも十分
なものとはいえない。これを解決するための手法とし
て、回答の質を図るための指標として評価を導入する。
公開Q&A、非公開Q&Aのいずれにおいても、回答閲
覧者は、1回答につき各閲覧者について1回の評価を行
うことができる(ステップS1201)。この評価は、
1〜5の5段階評価とし、付けられた評価は、Q&AD
B7の回答レコードに対して記録されて登録される(ス
テップS1202)。5段階の評価は、「そのQ&Aに
よって質問者がどれだけ時間を効率化したか」という観
点から入力される。具体的には、1時間分の時間効率化
につながっていれば「1」の評価、5時間分の時間効率
化につながっていれば「5」の評価と換算する。
【0065】(7−2)スコアリングの仕組み 蓄積された評価は、その回答者(エキスパート)の知識
の質を表す指標として活用するため、スコアリングが行
われる。スコアリングの指標は大きく2つ存在する。一
つ目は、「スコア」であり、これまで当該回答者が獲得
した評価の合計値である。この数値が大きければ大きい
ほどアクティブに回答を行っていることになる。また、
「スコア」は「その回答者がこれまでどれだけ時間を生
み出した(効率化した)か」を示す指標でもある。この
「スコア」は回答者の専門分野のカテゴリ毎に蓄積され
るため、専門分野Aには詳しいが専門分野Bは詳しくな
い、といったことが示される。同時に、全回答者の「ス
コア」を合計した「総スコア」は、本システムを導入す
ることによって効率化された合計時間となる。この「総
スコア」を計測することによって、本システム導入の費
用対効果が明らかにされると同時に、回答者の貢献度を
明確化することが可能となる。二つ目は、「格付け」で
ある。「格付け」は、回答者が獲得した評価の平均値で
あり、1点〜5点の間の値をとる。格付けが5点の回答
者は、常に満足のいく回答を提供していることを示す。
格付けも専門分野のカテゴリ毎に計算される。複数ユー
ザーの評価の平均値がその回答の評価値となる。
【0066】(7−3)評価結果の閲覧 評価結果は、KnowWhoDB8のエキスパート情報
の一部として公開され、エキスパート選択の際の指標と
して活用される。
【0067】従って、本実施の形態の知識転換・共有促
進方法を実現するためのシステムによれば、インターネ
ット/イントラネット1上に、ユーザーのPC端末2、
ウェブサーバー3、KNEサーバー4、検索サーバー
5、ユーザーマスタDB6、Q&ADB7、KnowW
hoDB8などを構築することにより、以下のような効
果を得ることができる。
【0068】(1)何らかの知識を持っている人という
インデックス情報をKnowWhoDB8上に登録し、
「何かを知りたい人」はこのKnowWhoDB8から
「知識を持っている人」を検索し、直接コミュニケーシ
ョンをとることで、暗黙知も含めた知識を手に入れるこ
とができる。
【0069】(2)KnowWhoDB8には、「その
ユーザーの専門知識はどの程度深いものなのか」といっ
た評価データも含まれているので、この評価データを指
標にして検索することで、専門家を検索するユーザーは
的確に必要な暗黙知を持っている人を捜し出すことがで
きる。
【0070】(3)人間同士の対話の基本フォーマット
であるQ&Aをコンピュータシステムを通じて行い、質
問者が質問を投げかけることによって回答者の暗黙知を
自然に引き出し、回答という形で形式知に転換してデー
タベースに蓄積することによって暗黙知の形式知化を支
援することができる。
【0071】(4)それぞれのQ&Aは質問者によって
5段階で評価が行われて回答者の専門分野毎に蓄積され
るので、質問者が専門家を選択する際に、その専門家が
何回回答したのか、その回答のレベルはどうだったのか
を判別するために利用することができる。
【0072】(5)Q&Aというフォーマットで形式知
が蓄積されていくQ&ADB7を活用し、このQ&AD
B7を質問者がサーチすると、似たような過去のQ&A
の履歴が表示されるので、質問者は過去に自分と同様の
課題を抱えている人の質問内容とこの回答から解決方法
を理解することができる。
【0073】(6)単にQ&ADB7を閲覧するだけで
情報が不足する場合には、直接当該質門者や回答者にそ
の課題を解決したときの状況を聞くことができるので、
どのように課題が発生して、解決したのかというプロセ
スをQ&ADB7を用いて追体験することによって暗黙
知として理解することを支援することができる。
【0074】(7)KnowWhoDB8、Q&ADB
7をシームレスに組み合わせることによって、暗黙知の
共有化、暗黙知の形式知化、形式知の暗黙知化を強力に
支援することができる。
【0075】(8)KnowWhoDB8を検索・閲覧
すると、専門家個人のプロファイルページに専門分野、
これまでのQ&Aの履歴などが掲載されているので、こ
れを見てこの専門家に質問を行いたい場合には、質問ボ
タンをクリックすることによって容易にQ&Aを実施す
ることができる。
【0076】(9)公開Q&Aでは、質問者は質問文の
内容に該当するカテゴリを選んで質問を投稿し、このと
き質問文はKnowWhoDB8上の質問に答えること
ができるであろう、カテゴリに専門登録をしている専門
家に対して質問が転送されるので、特に専門家を特定せ
ずに質問を行うことができる。
【0077】(10)Q&ADB→KnowWhoDB KnowWhoDB8には専門家のプロファイルが予め
登録され、それに加えて実施されたQ&AはKnowW
hoDB8と同期が取られ、全て専門家の個人プロファ
イルページ上に表示されるので、その専門家がどんな知
識を持っているのかというデータはリアルタイムにアッ
プデートすることができる。
【0078】(11)ユーザーは自分が知りたい事項に
関係するQ&Aを閲覧することによって質問者、回答者
を判別することができるので、Q&Aの内容を閲覧して
知識を獲得するだけではなく、実際にその質問者と回答
者と直接コミュニケーションを行うことによって課題解
決の知識を暗黙知レベルで共有することができる。
【0079】(12)ユーザーは何か課題を抱えている
時は、自分の抱えている課題に関するキーワードまたは
質問文を入力して、関連性のある過去のQ&AをQ&A
DB7から検索すると同時に、解決できそうな専門家を
KnowWhoDB8から検索することができるので、
過去のQ&Aから課題の解決策を類推することもできる
し、直接専門家とコミュニケーションをとって課題解決
のヒントを暗黙知レベルで共有することもできる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき一例を具体的に説明したが、本発
明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうま
でもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の知識転換
・共有促進方法によれば、以下のような効果を得ること
ができる。
【0082】(1)知識を質問と回答というフォーマッ
トでとらえ、「誰がどんな暗黙知を持っているか」をデ
ータベース化したKnowWhoDBを作成して暗黙知
を共有化し、質問に対する回答の履歴をデータベース化
したQ&ADBを作成して暗黙知を形式知化し、さらに
KnowWhoDBとQ&ADBとを閲覧して形式知を
暗黙知化することで、暗黙知の共有化、暗黙知の形式知
化、形式知の暗黙知化を促進することができる。
【0083】(2)形式知の形式知化(連結化)のプロ
セスに加えて、暗黙知の暗黙知化(連結化)、暗黙知の
形式知化(表出化)、形式知の暗黙知化(内面化)のプ
ロセスを支援する仕組みをネットワーク上に構築するこ
とで、知識転換・共有促進の支援システムを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、知識転換・共有促進のプロセ
スを支援する仕組みを説明するための説明図である。
【図2】本発明において、知識転換・共有促進の仕組み
を説明するための概念図である。
【図3】本発明において、KnowWhoDBとQ&A
DBのシームレスな連携を説明するための説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態の知識転換・共有促進方
法を実現するためのシステムを示す概略構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態のシステムによる知識転
換・共有促進方法において、ユーザー登録の処理の流れ
を示すフロー図である。
【図6】本発明の一実施の形態のシステムによる知識転
換・共有促進方法において、KnowWhoDBの登録
の処理の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の一実施の形態のシステムによる知識転
換・共有促進方法において、KnowWhoDBの検索
・閲覧の処理の流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の一実施の形態のシステムによる知識転
換・共有促進方法において、公開Q&Aの投稿の処理の
流れを示すフロー図である。
【図9】本発明の一実施の形態のシステムによる知識転
換・共有促進方法において、公開Q&A質問の検索・閲
覧の処理の流れを示すフロー図である。
【図10】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、公開Q&A回答の投稿の
処理の流れを示すフロー図である。
【図11】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、公開Q&A回答の閲覧の
処理の流れを示すフロー図である。
【図12】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、非公開Q&Aの新規質問
の投稿の処理の流れを示すフロー図である。
【図13】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、非公開Q&Aの投稿(質
問、回答共)の閲覧の処理の流れを示すフロー図であ
る。
【図14】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、非公開Q&Aの回答・再
質問投稿の処理の流れを示すフロー図である。
【図15】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、総合検索の実施の処理の
流れを示すフロー図である。
【図16】本発明の一実施の形態のシステムによる知識
転換・共有促進方法において、回答の評価の処理の流れ
を示すフロー図である。
【図17】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、
ユーザーマスタDBの登録項目を示す説明図である。
【図18】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、
KnowWhoDBの登録項目を示す説明図である。
【図19】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、
公開Q&Aの登録項目を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、
非公開Q&Aの登録項目を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット/イントラネット 2 PC端末 3 ウェブサーバー 4 KNEサーバー 5 検索サーバー 6 ユーザーマスタDB 7 Q&ADB 8 KnowWhoDB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 514 G06F 17/60 514 (72)発明者 芝 秀彦 東京都千代田区富士見1−2−27秀和九段 富士見町ビル4F リアルコム株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK02 PP03 PP13 PP22 PP24 PQ02 PQ46 PR03 QP01 UU24

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に構築された、複数のユ
    ーザーの端末装置と、第1のデータベースと、第2のデ
    ータベースとを有し、 前記第1のデータベースに知識を持つ人を登録して暗黙
    知を共有化するステップと、 前記第2のデータベースに質問と回答を単位として登録
    して暗黙知を形式知化するステップと、 前記ユーザーは、前記端末装置を通じて前記ネットワー
    クにアクセスし、前記第1のデータベースと前記第2の
    データベースとを閲覧して形式知を暗黙知化するステッ
    プと、を有することを特徴とする知識転換・共有促進方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記暗黙知を共有化するステップは、前記ユーザーが質
    問者として前記第1のデータベースを閲覧して目的の知
    識を持つ人を検索し、この検索した人と直接コミュニケ
    ーションをとることで暗黙知も含めた知識を得ることを
    特徴とする知識転換・共有促進方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記目的の知識を持つ人を検索する場合は、前記第1の
    データベースに登録されている知識を持つ人による回答
    の評価値を指標にして的確に必要な暗黙知を持った人を
    捜し出すことを特徴とする知識転換・共有促進方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記暗黙知を形式知化するステップは、前記ユーザーが
    質問者として前記第1データベースを閲覧して目的の知
    識を持つ人を検索し、この検索した人に質問を投げかけ
    ることによって暗黙知を引き出し、この暗黙知を回答と
    いう形で形式知に転換して前記第2データベースに登録
    することを特徴とする知識転換・共有促進方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記形式知を暗黙知化するステップは、前記ユーザーが
    質問者として前記第2データベースを閲覧して目的の質
    問に対応する回答を得て、課題に対する解決策を追体験
    することによって形式知を暗黙知として理解することを
    特徴とする知識転換・共有促進方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記ユーザーは、前記第1のデータベースを閲覧して前
    記知識を持つ人の中から目的の人を選択し、この選択し
    た人の履歴を前記第2のデータベースから閲覧して質問
    に対する回答を得ることが可能であることを特徴とする
    知識転換・共有促進方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記ユーザーは、知識を持つ人を特定せずに、質問の内
    容に該当するカテゴリを選択し、この選択したカテゴリ
    を前記第1のデータベースに専門分野として登録してい
    る人に質問を配布し、この配布された人の中から質問に
    対する回答を得ることが可能であることを特徴とする知
    識転換・共有促進方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記ユーザーの質問に対する回答の履歴を前記第1のデ
    ータベースに登録している人のプロファイルとして活用
    し、随時実施された質問に対する回答の履歴を登録して
    いる人のプロファイルにリアルタイムにアップデートす
    ることが可能であることを特徴とする知識転換・共有促
    進方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の知識転換・共有促進方法
    において、 前記ユーザーの質問に対する回答の履歴を前記第1のデ
    ータベースに登録している人を検索する際のキーとして
    活用し、前記ユーザーは実際に課題を解決した質問者と
    その課題解決を助けた回答者と直接コミュニケーション
    をとることが可能であることを特徴とする知識転換・共
    有促進方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の知識転換・共有促進方
    法において、 前記ユーザーは、前記第1のデータベースと前記第2の
    データベースとを一括して、自分の抱えている課題に関
    する情報を入力し、この課題を解決可能な知識を持つ人
    を前記第1のデータベースから検索し、前記課題に関連
    性のある過去の質問と回答を前記第2のデータベースか
    ら検索することが可能であることを特徴とする知識転換
    ・共有促進方法。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上に構築された、複数の
    ユーザーの端末装置と、第1のデータベースと、第2の
    データベースとを有し、 前記第1のデータベースは、暗黙知を共有化するために
    知識を持つ人を登録するものであり、 前記第2のデータベースは、暗黙知を形式知化するため
    に質問と回答を単位として登録するものであり、 前記ユーザーの端末装置は、形式知を暗黙知化するため
    に前記ネットワークにアクセスし、前記第1のデータベ
    ースと前記第2のデータベースとを閲覧することが可能
    であることを特徴とする知識転換・共有促進システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の知識転換・共有促進
    システムにおいて、 前記第1のデータベースは、前記知識を持つ人のユーザ
    ーIDと、専門分野と、この専門分野の知識の評価値と
    を含む情報を登録しており、 前記評価値は、前記ユーザーの質問に対する回答の評価
    に基づいて随時更新され、各質問と回答毎にこの質問と
    回答によって効率化された時間を評価として入力・蓄積
    することによって、回答者個人の貢献度とシステム全体
    の導入効率の数値化を可能とすることを特徴とする知識
    転換・共有促進システム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の知識転換・共有促進
    システムにおいて、 前記第2のデータベースは、前記知識を持つ人を指名し
    て質問を行う非公開方式による情報を登録する領域と、
    前記知識を持つ人を特定せずに質問を行う公開方式によ
    る情報を登録する領域とを有し、 前記非公開方式による情報を登録する領域には、質問者
    のユーザーIDと、質問のカテゴリ、タイトルおよび内
    容と、回答者のユーザーIDと、回答のタイトル、内容
    および評価値とを含む情報を登録しており、 前記公開方式による情報を登録する領域には、質問者の
    ユーザーIDと、質問のカテゴリ、タイトルおよび内容
    と、回答者のユーザーIDと、回答のタイトル、内容お
    よび評価値とを含む情報を登録しており、 前記非公開方式による情報を登録する領域、前記公開方
    式による情報を登録する領域の情報は前記ユーザーの質
    問に対する回答に基づいて随時更新されることを特徴と
    する知識転換・共有促進システム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の知識転換・共有促進
    システムにおいて、 前記非公開方式による情報を登録する領域には、公開/
    非公開設定フラグをさらに含み、 前記公開/非公開設定フラグを公開に設定することによ
    って、前記非公開方式による情報を登録する領域の情報
    を前記公開方式による情報を登録する領域に登録するこ
    とが可能であることを特徴とする知識転換・共有促進シ
    ステム。
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