JP2002312113A - ペン型手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き入力データ処理方法、並びにプログラム - Google Patents

ペン型手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き入力データ処理方法、並びにプログラム

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JP2002312113A
JP2002312113A JP2001119008A JP2001119008A JP2002312113A JP 2002312113 A JP2002312113 A JP 2002312113A JP 2001119008 A JP2001119008 A JP 2001119008A JP 2001119008 A JP2001119008 A JP 2001119008A JP 2002312113 A JP2002312113 A JP 2002312113A
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pen
signal
writing
input data
data processing
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JP2001119008A
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Kazuhisa Ando
和久 安藤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆圧を検出し、ユーザの描く線幅を反映した
出力画像を取得可能なペン型手書き入力データ処理装置
を提供する。 【解決手段】 入力ペンに筆圧検知機能を設け、検知し
た筆圧に応じた変調を実行した超音波を入力ペンから発
信し、超音波受信部において受信して筆圧を検出し、筆
圧に応じた手書き画像の線画の幅を反映した出力として
のディスプレイ表示、あるいは印刷出力を可能とした。
本構成により、ユーザの書き込み文字、図形を忠実に反
映した画像出力が可能となる。さらに、ペンの発する超
音波を受信する超音波受信部を任意位置に設定可能とし
たので、描画対象および領域が特定されず、例えばホワ
イトボード、机、壁、パソコン画面など任意の対象、任
意の大きさを持つ領域を描画対象として設定可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ等のデータ処理装置に手書き
の文字、図形を入力する電子黒板(ホワイトボード)、
タブレット、ペン入力型ラップトップコンピュータ等、
ユーザの描画軌跡を入力データとして処理するペン型手
書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き入
力データ処理方法、並びにプログラムに関するもので、
より詳細には、ユーザが手書き入力に使用するペンの座
標、ペンの筆圧を検出してデータ処理を実行するペン型
手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き
入力データ処理方法、並びにプログラムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電子黒板(ホワイトボード)装置
の構成例を図1に示す。図1に示す電子黒板装置では、
ロール上に巻かれた白いシート1に対して、ユーザがマ
ーカペン2で文字、図形等の書き込みを実行する。シー
ト1に書き込まれた入力をプリントアウト等データ出力
する際には、ロール3が回転することにより、ユーザに
より文字、図形等が書き込まれたシート3が移動する。
【0003】電子黒板装置の左端部にはシート1の縦方
向の幅分のイメージスキャナ4が備えられており、シー
ト1の移動によって,シート1上に書き込まれた画像、
文字等が走査され、画像データとして取得される。この
画像データは、電子黒板装置に併設された感熱方式など
のプリンタ部5に送られ、印刷される。または、電子黒
板装置にシリアルインターフェースが備えられ、シリア
ルポート経由でパーソナルコンピュータに画像データの
まま送信される。パーソナルコンピュータ上では、送ら
れた画像データの編集が可能で、パーソナルコンピュー
タより、画像データとして電子黒板上の画像が複数のユ
ーザ間で共有可能である。
【0004】上記の電子黒板システムの場合、画像デー
タの取り込みは、電子黒板使用者が画像の走査ボタンを
押して、イメージスキャナに走査されたときに実行さ
れ、電子黒板上の画像がリアルタイムでパーソナルコン
ピュータ上で更新されるわけではない。
【0005】ユーザによる文字、図形のマーカペン2を
使用した書き込み時点では、書き込まれたデータがスキ
ャナによって認識されることはなく、文字、図形の書き
込みが終了したことをユーザ自身が判定し、ユーザの判
定したタイミングで、シートの移動、回転が行われスキ
ャナによるデータ読み取りが実行される。
【0006】このようにユーザによるマーカペンを使用
した文字、図形等のデータ書き込みと、スキャナを使用
したデータ読み取りがそれぞれ独立した処理として行わ
れると、データ読み取りの間は、ユーザによるデータ書
き込みは実行できない。従って、例えば電子黒板を使用
したプレゼンテーションなどを行なう際、スキャナを利
用したデータ読み取り期間はプレゼンテーションを中断
してデータ読み取り終了をまたなければならないという
ことが頻繁に発生する。
【0007】上述した問題点を解決する構成として、提
案された構成を図2に示す。図2の構成はリアルタイム
でのマーカペンによる書き込みデータの処理を可能とし
た電子黒板システム構成である。
【0008】図2に示す電子黒板は、マーカペン6のペ
ン先に発光部(可視光または赤外線)を設ける。さら
に、その発光部の光を検出する複数の受光部7a,7b
を電子黒板の端部に設けた構成である。受光部7a,7
bは、マーカペン6の発光部(可視光または赤外線)か
らの光を受光することによりマーカペン6の移動を検出
し、電子黒板に接続されたパーソナルコンピュータ8へ
シリアルポート経由で移動検出データが送られ、パーソ
ナルコンピュータ8において移動検出データに基づい
て、マーカペン6の軌跡が解析されてマーカペン6のに
よって書き込まれた文字、図形等を再生する。このよう
なユーザによる書き込みデータのリアルタイムでの処理
を実現する装置が公開されている。
【0009】しかしながら、上記した発光部、受光部を
持つ光学式の電子黒板装置の場合、ボード上の受光部
は、ユーザのマーカペンを使用した書き込み領域をすべ
て検出するためにボードの幅と同じサイズとして、例え
ばボードの一辺の両端部に設定する必要があり、小型
化、可搬性の面で問題である。また、マーカペンに備え
た発光部と、ボードに備えた受光部の組み合わせ構成で
は、あくまでマーカペンの軌跡を検出するのみであり、
例えばユーザがペンに大きな筆圧を加えて描いた太い線
や、あるいはその逆の軽い筆圧で描いた細い線等を区別
することはできない。上記構成では、一定の幅の線画の
みしか描くことができず、ユーザがボード上で実際に描
いた線幅が異なる線画の描画は反映することが不可能で
あり、実データの忠実な反映、表現の面で問題がある。
例えば毛筆のようなタッチの描画を表現できない。
【0010】さらに、図3に示すペン入力タイプのタブ
レットも手書き入力文字の処理を実行する装置として実
用化されている。このような装置においては、タブレッ
ト10はパーソナルコンピュータ9とシリアルポートま
たはUSBで接続され、タブレット10に専用のペン1
1で書き込むことにより、筆圧とペンの軌跡が読み取ら
れる。これらの情報は、インターフェースを介して、パ
ーソナルコンピュータ9へ送られる。
【0011】このようなパーソナルコンピュータへの手
書き文字、画像の入力装置は,小型化され、可搬性に優
れているが、タブレットのサイズにより、入力可能な画
像の画素数は制限され、画素数が固定であり、書き込め
るデータ数、具体的には文字数が少ないという問題があ
る。また、書き込みデータを表示させる、あるいは記憶
装置に格納するためには常にデスクトップ上のパーソナ
ルコンピュータに接続して使用しなければならない。
【0012】また、図4に示すようなパーソナルコンピ
ュータ13の液晶画面12とタブレットを一体化し、画
面表示とペン14による入力を同時に行うことができる
タッチパネル式の液晶ディスプレイも存在する。この装
置も上記したペン入力式タブレットと同様に、液晶画面
の画素数により入力可能な文字、図形等が画素数によっ
て制限される。さらに、液晶画面とタブレットの両機能
を備える構成は、非常に高価となるという問題もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電子
黒板(ホワイトボード)に設置されるペン入力装置で
は、ペン先に圧力がかかったかどうかの2値のみの判定
は実行可能であるが、ペン先の筆圧が諧調を持っていな
い。従って、筆圧を基にしてマーカペンの幅を任意に変
化させて、ホワイトボード上のペン入力を読み取ること
はできない。このため、ペン入力画像の表現力が低下す
る。例えば毛筆のようなタッチの描画を表現できない。
【0014】また、上述したタブレットなどのペン入力
装置においては、ペン入力範囲の画素数が固定化されて
おり、タブレットが接続されたパーソナルコンピュータ
の画面の画素数が多くても、それに合わせてタブレット
の解像度を変更することはできない。従って、ディスプ
レイの表示能力や用途に応じたタブレットのペン入力範
囲画素数を変更することができないため、書き込み文字
数が制限され、ユーザの使いやすさを低下させている。
【0015】また、上述したノートタイプのパーソナル
コンピュータなどの液晶ディスプレイにおいても、ペン
入力範囲の画素数の制限という問題があり、またこのよ
うな装置では表示手段と入力機構を備えたボードと特別
なペン入力機構を設ける必要があり、装置のコスト高を
招くという問題がある。
【0016】いずれの構成においても、電子黒板、たま
はタブレット、またはペン入力機構を備えたコンピュー
タなど、ユーザのデータ書き込みの可能な対象、領域
は、各装置に一体不可分であり、ユーザの自由度が制限
されてしまうという問題がある。
【0017】本発明は上述の従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、ユーザによるデータの書き込み対
象、領域を自由に設定可能なペン型手書き入力データ処
理装置、筆記具およびペン型手書き入力データ処理方
法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0018】さらに、本発明は、筆圧の検出により、ユ
ーザの実際に描画した線の太さを反映する可能としたペ
ン型手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手
書き入力データ処理方法、並びにプログラムを提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
信号発信部を備えた筆記具と、前記筆記具の発信信号を
受信して当該筆記具の筆跡を検出する筆跡検出手段とを
備え、前記筆記具は、筆圧に応じて前記信号発信部の発
信信号を変更する信号処理手段を有することを特徴とす
るペン型手書き入力データ処理装置にある。
【0020】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆跡検出手段は、
さらに、前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出す
る筆圧算出手段を有することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆跡検出手段は、
さらに、前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出す
る筆圧算出手段と、前記筆圧算出手段の算出した筆圧値
に基づいて、筆圧を反映した描画処理を実行する描画処
理手段と、を有することを特徴とする。
【0022】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆記具の信号処理
手段は、筆圧の変化に応じて発生する電圧を検出する電
圧計測部と、前記電圧計測部の検出した電圧値を積分す
る積分回路と、を有することを特徴とする。
【0023】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆跡検出手段は、
前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信手段か
らなり、該複数の信号受信手段の各々は、各信号受信手
段間距離が固定されない任意位置に設定可能な構成を有
することを特徴とする。
【0024】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆跡検出手段は、
前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信手段か
らなり、該複数の信号受信手段の各々は、各信号受信手
段間距離が固定されない任意位置に設定可能な構成であ
り、複数の信号受信手段の受信する前記筆記具の発信信
号パルスの位相差に基づいて前記筆記具の位置を算出す
る構成を有することを特徴とする。
【0025】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆記具は、さら
に、設定解像度に応じて前記信号発信部の発信信号の周
波数を変更する周波数変更手段を有することを特徴とす
る。
【0026】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置の一実施態様において、前記筆記具の信号発信
部は、超音波発信部として構成されていることを特徴と
する。
【0027】さらに、本発明の第2の側面は、信号発信
部と、筆圧に応じて前記信号発信部の発信信号を変更す
る信号処理手段と、を有することを特徴とする筆記具に
ある。
【0028】さらに、本発明の筆記具の一実施態様にお
いて、前記信号処理手段は、筆圧の変化に応じて発生す
る電圧を検出する電圧計測部と、前記電圧計測部の検出
した電圧値を積分する積分回路と、を有することを特徴
とする。
【0029】さらに、本発明の筆記具の一実施態様にお
いて、前記筆記具は、さらに、設定解像度に応じて前記
信号発信部の発信信号の周波数を変更する周波数変更手
段を有することを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の筆記具の一実施態様にお
いて、前記筆記具の信号発信部は、超音波発信部として
構成されていることを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の第3の側面は、ペン型手
書き入力データを処理するペン型手書き入力データ処理
方法であり、筆跡に沿って移動する筆記具の信号発信部
から信号を発信するステップと、前記筆記具の発信信号
を受信して当該筆記具の筆跡を検出する筆跡検出ステッ
プと、前記筆記具の筆圧に応じて前記信号発信部の発信
信号を変更する信号処理ステップと、を有することを特
徴とするペン型手書き入力データ処理方法にある。
【0032】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理方法の一実施態様において、前記筆跡検出ステップ
は、前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出する筆
圧算出ステップを有することを特徴とする。
【0033】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理方法の一実施態様において、前記ペン型手書き入力
データ処理方法において、前記筆跡検出ステップは、前
記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出する筆圧算出
ステップを有し、前記筆圧算出ステップにおいて算出し
た筆圧値に基づいて、筆圧を反映した描画処理を実行す
る描画処理ステップ、を有することを特徴とする。
【0034】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理方法の一実施態様において、前記筆記具の信号処理
ステップは、筆圧の変化に応じて発生する電圧を検出す
る電圧計測ステップと、前記電圧計測部の検出した電圧
値を積分する積分ステップと、を有することを特徴とす
る。
【0035】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理方法の一実施態様において、前記筆跡検出ステップ
は、前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信ス
テップと、複数の信号受信ステップの受信する前記筆記
具の発信信号パルスの位相差に基づいて前記筆記具の位
置を算出するステップと、を有することを特徴とする。
【0036】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理方法の一実施態様において、前記ペン型手書き入力
データ処理方法は、さらに、設定解像度に応じて前記筆
記具の信号発信部の発信信号の周波数を変更する周波数
変更ステップを有することを特徴とする。
【0037】さらに、本発明の第4の側面は、ペン型手
書き入力データを処理するペン型手書き入力データ処理
をコンピュータ・システム上で実行せしめるプログラム
であって、前記プログラムは、筆跡に沿って移動する筆
記具の信号発信部から信号を発信するステップと、前記
筆記具の発信信号を受信して当該筆記具の筆跡を検出す
る筆跡検出ステップと、前記筆記具の筆圧に応じて前記
信号発信部の発信信号を変更する信号処理ステップと、
を有することを特徴とするプログラムにある。
【0038】なお、本発明のプログラムは、例えば、様
々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ
・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供す
る記憶媒体、通信媒体によって提供されるコンピュータ
・プログラムである。
【0039】このようなプログラムをコンピュータ可読
な形式で提供することにより、コンピュータ・システム
上でプログラムに応じた処理が実現される。コンピュー
タ・プログラムをコンピュータ・システムにインストー
ルすることによって、コンピュータ・システム上では協
働的作用が発揮され、本発明の他の側面と同様の作用効
果を得ることができるのである。
【0040】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明のペン型手書き入力
データ処理装置の複数の実施例構成について図を参照し
ながら、詳細に説明する。
【0042】[実施例1]図5は本発明のペン型手書き
入力データ処理装置の実施例1の構成の全体像を示す図
である。実施例1は、黒板(またはホワイトボード)等
のボード18上に設置して利用した構成例である。図5
に示すように、本発明のペン型手書き入力データ処理装
置では、ペン先への筆圧に応じて超音波を発生する筆記
具として用いられるマーカーペン17、そのマーカーペ
ン17の発する超音波を受信し筆圧とボード18上にお
けるマーカペン17の位置を示す座標を算出し、パーソ
ナルコンピュータ20へ送信する手段を備えた超音波受
信装置15a,15bから構成される。
【0043】超音波受信装置15a,15bは、データ
転送用のケーブルによって接続されており、超音波受信
装置15b側には、超音波受信装置15a,15b間を
連結するケーブル用巻き取り機構16が備えられてい
る。ケーブルの長さはケーブル用巻き取り機構16の巻
き取り量の調整により可変である。従って、超音波受信
装置15a,15b間の間隔は任意に設定でき、例えば
書き込みボードがある大きさを持つホワイトボードであ
れば、そのホワイトボード幅にあわせて設定することが
できる。超音波受信装置15a,15bへの電源供給
は、例えば接続先のパーソナルコンピュータ20のキー
ボードコネクタから行う。あるいは、専用のACアダプ
タ、専用電池を使用して電源供給を行なう構成とするこ
とも可能である。
【0044】ボード18上には、2つの超音波受信装置
15a,15bが取り付けられ,両者間はケーブルを介
して接続されている。超音波受信装置15aは、マーカ
ーペン17から発せられる超音波を受信し、マーカーペ
ン17と超音波受信装置15aとの距離を算出するため
の情報は、超音波受信装置15a,15bを接続するケ
ーブルを介して超音波受信装置15bに送られる。
【0045】超音波受信装置15bでは、超音波受信装
置15aより送られてきた距離算出情報を受信し、マー
カーペン17から発せられる超音波を受信してマーカペ
ン17と超音波受信装置15b間の距離算出情報を生成
し、さらに、マーカーペン17から発せられる超音波を
受信してマーカペン17の筆圧情報生成処理が超音波受
信装置15bにおいて実行され、2つの超音波受信装置
15a,15bの距離算出情報に基づくマーカペンの座
標位置検出処理によって座標が算出され、超音波受信装
置15bにおいて実行される筆圧情報生成処理によって
筆圧が算出される。
【0046】これらのマーカーペン17の座標および筆
圧データは、超音波受信装置15bに付設されたシリア
ルポートインターフェースまたはUSBインターフェー
スを介して、接続先のパーソナルコンピュータ20へ送
られる。パーソナルコンピュータ20は、超音波受信装
置15bから受信したマーカペン座標、筆圧情報に基づ
き、パーソナルコンピュータ20上で動作している描画
ソフトウェアなどの画像処理アプリケーションソフトウ
エアにより、ペン先幅を反映した線画の表示処理を実行
する。
【0047】本発明のペン型手書き入力データ処理装置
に使用されるマーカーペンの構成例を図6に示す。マー
カペンのペン先29はインク付(複数色)のペンまたは
インクのないダミーのペンに取替え可能である。
【0048】マーカペンのペン先29は支持板28aに
より支持され、支持板をはさんでペン先29の反対側に
は円筒状の磁性体26およびスプリング24a、24b
が備えられている。磁性体26の上部には、スプリング
24a、24bを固定する支持板28bが存在する。こ
の支持板28bには、中央部にコイル25が設置され、
ペン先の筆圧に応じて、磁性体26がコイル25内部を
上下に移動する。電磁誘導により、コイル25内部を磁
性体26が移動した場合には、コイル25の両端に電圧
が生じる。この電圧により、信号発信部としての超音波
発生部27a、27bが超音波を発生し、ボードに設置
された超音波受信部15a,15bで受信される。これ
らは、マーカペンに内蔵されたリチューム電池またはア
ルカリ電池21によって駆動される。
【0049】さらに、マーカペンには、パーソナルコン
ピュータの入力デバイスであるマウスに具備されるマウ
スボタン22、および画面スクロール用のホィールボタ
ン23も備えている。マウスボタン22では縦長のボタ
ンの上下2箇所でクリック可能となっており、例えば通
常のマウスを用いた描画処理のように、ボード上のある
位置Aでボタンを押下し、他点Bに移動後ボタンを開放
することにより、超音波受信部がクリック信号を受信し
てAB間を接続する直線の描画として処理するなどの処
理が可能である。また、クリック動作により、予め定め
られた特定パルスが発振され、後述する描画領域の指示
信号として使用される。また、マーカペンは、解像度に
応じて超音波発生部27a、27bの発信信号の周波数
を変更する周波数変更手段を有する。
【0050】次に、マーカペンの発する超音波を超音波
受信部において受信してマーカペンと超音波受信部間の
距離を算出する処理、およびマーカペンの筆圧を算出す
る処理について説明する。マーカペンと超音波受信部間
の距離を算出するには、超音波の位相差を利用する。図
7は位相差検出を説明するためのタイムチャートであ
る。横軸が時間経過を示す。
【0051】図8はマーカペンの筆圧(ペン先の位置)
により発生した電圧から筆圧を算出する手段を説明する
図である。図8(a)は時間とペン先位置の垂直変位と
関係を示す図であり、図8(b)は図8(a)で示した
ペン先移動に対応して発生するコイル電圧値を示したも
のである。
【0052】図9は、マーカペンと、超音波受信部での
処理の流れを示すブロック図である。図9(a)はマー
カペンの処理、図9(b)は、超音波受信部での処理の
流れを示すブロック図である。これら図7乃至図9を用
いて、マーカペンの座標、および筆圧を算出する処理に
ついて説明する。
【0053】マーカペンのペン先が押されると、図6に
示すマーカペーンのペン先29に接続された磁性体が変
位し、コイル25の両端に電圧が生じる。コイル25の
両端の電圧発生に基づいて超音波発生部27a,27b
より、図7(a)に示した既定タイミングの一定周期パ
ルス波としての基準パルスが発生する。
【0054】このパルス波は、ボード上のマーカペンの
位置に応じて、位相がずれて2つの超音波受信部15
a,15bで受信される。その超音波受信部15aにお
ける受信パルス波の例を示したのが図7(b−1)であ
る。送受信パルス波の位相差を検出するために、パルス
発生回路で生成されたクロックパルスを用いて、カウン
タ回路によってパルス波がカウントされ、位相差が求め
られる(図7(b−2))。この位相差よりマーカペン
から超音波受信部15a,15bまでのそれぞれの伝播
時間ta,tbが求められる。この伝播時間に超音波の
速度としての空気中の音速を乗じることにより、マーカ
ペンと超音波受信部15a,15b間の距離La,Lb
がそれぞれ求められる。超音波受信部15a,15bか
らそれぞれの距離La,Lbにある超音波受信部15
a,15bを中心として半径La,Lbの円弧を描き、
両者がボード上で交わる地点がマーカペンの位置として
求まる。
【0055】図7(b−1)の受信パルス位置からマー
カペンがボード上を移動したとすると、マーカペンから
超音波受信部15a,15bまでの距離は変化するた
め、例えば、超音波受信部15aにおける受信パルス波
は(c−1)に示したように変化し、観測される位相差
は前回(b−1)と異なる。図7(c−1)において
も、前回の観測と同様に、図7(c−2)に示すよう
に、クロックパルスを発生し、パルス波をカウントする
ことで位相差が求まり,超音波受信部15a,15bま
での距離が求められる。
【0056】なお、2つの超音波受信部15a,15b
は任意の位置に設定されるが、初期化処理として、描画
領域としての矩形領域の4隅をマーカペンで指示、すな
わち一定以上の筆圧をかけて打点、あるいはマウスボタ
ン22をクリックすることにより、描画領域を形成する
矩形領域の4頂点位置が予め算出され、この矩形領域内
でのマーカペーンの移動を検出して処理を実行する。
【0057】あるいは、超音波受信部15a,15bの
間の距離を、超音波受信部15a,15bを接続するケ
ーブル長によって算出する構成とし、超音波受信装置1
5b側に備えられたケーブル用巻き取り機構16に備え
られた引き出しケーブル長検出機構が超音波受信部15
a,15bの距離を検出し、ケーブルの内側を描画領域
として自動設定して該領域内のマーカペーンの移動を検
出して処理を実行する構成としてもよい。
【0058】次にマーカペンの筆圧の算出、送信方法に
ついて説明する。マーカペンによる例えば文字の書き込
みが行われるとマーカペーンのペン先29に接続された
磁性体26が変位し、コイル25の両端に電圧が生じ
る。この場合マーカペンの押され具合によりコイル25
での発生電圧は異なる。また、ペン先がコイル25に近
づく場合、すなわち筆圧が高くなる場合と、遠ざかる場
合、すなわち筆圧が低くなる場合とでは、発生する電圧
の符号は異なる。
【0059】図8(a)に示すように、横軸(時間:
t)に対して、縦軸(ペン先位置の垂直変位)が変換し
たとする。図8(a)において、右上がりの領域では筆
圧が上昇し、線幅が太くなっていく状態を示し、右下が
りの領域では筆圧が低下し、線幅が細くなっていく状態
を示している。この場合、マーカペーンのペン先29に
接続された磁性体26が変位し、コイル25の両端に
は、図8(b)に示すような電圧が発生する。コイル2
5には、図8(a)で示したペン先移動に対応して、筆
圧が上昇する場合と低下する場合とで符号の異なる電圧
が発生する。このとき、コイル25に発生した電圧を時
間で積分した値は、ペン先の位置を示す値に比例する。
【0060】図9を用いて、マーカペンと、超音波受信
部での処理を説明する。図9(a)はマーカペンの処理
を示している。図6のコイル25に接続された電圧計測
部901が一定時間間隔Δtでコイル電圧を計測し、計
測された電圧値は一旦マーカペン内のメモリ902に格
納される。電圧の符号はペン先がコイルに近づく方向が
正、反対方向が負となっている。積分回路903は、メ
モリ902に格納された電圧値を一定間隔Δtごとに読
み出し、その電圧をかけたものを順次加算していく。こ
の加算値が積分値に相当し、ペン先位置を表す。この積
分回路903での積分結果が超音波発生部904へ出力
される。
【0061】超音波発生部904では、送信する超音波
パルスへ筆圧情報をのせる処理を実行する。この筆圧情
報の超音波パルスへの付加方法は、いくつかの態様があ
る。基本的には、ペンから発生する超音波に筆圧情報に
応じた変調をかけることで行う。具体的には、(1)筆
圧情報をパルス波の本数に載せる。この場合、筆圧値に
応じて、パルス波の本数が変化する。あるいは、(2)
パルス波の幅を変化させる。このようにパルス数、パル
ス幅のどちらかに筆圧情報に応じた変調を実行すること
で、筆圧値を超音波受信部へ伝達することが可能とな
る。
【0062】超音波受信部における処理を図9(b)を
用いて説明する。図9(b)の処理は、2つの超音波受
信部15a,15bの一方の超音波受信部15bの処理
ブロック図である。超音波受信部b,911は、マーカ
ペンからの超音波を受信する。また、ケーブルインタフ
ェース912を介して超音波受信部15aがマーカペン
から受信した超音波パルスを受信し、これらの2つのパ
ルスがカウンタ回路913に入力される。
【0063】カウンタ回路913には、パルス発生回路
914から一定間隔のクロックパルスが入力され、超音
波受信部15aと超音波受信部15bのパルスの位相差
を示すクロック・カウントが算出され、カウント値がペ
ン座標算出部915に出力される。ペン座標算出部91
5では、前述したように、超音波受信部15aと超音波
受信部15bのパルスの位相差を示すカウント値に基づ
いて、マーカペンから超音波受信部15a,15bまで
のそれぞれの伝播時間ta,tbを算出し、この伝播時
間に超音波の速度としての空気中の音速を乗じることに
より、マーカペンと超音波受信部15a,15b間の距
離La,Lbを求め、超音波受信部15a,15bから
それぞれの距離La,Lbにある超音波受信部15a,
15bを中心として半径La,Lbの円弧の交点をマー
カペンの座標位置として求める処理を実行する。
【0064】さらに、超音波受信部b,911は、マー
カペンからの超音波を受信し、これを筆圧算出部916
に出力する。マーカペンからの超音波パルスは、例え
ば、(1)筆圧に応じてパルス波の本数を変化させた態
様であるか、あるいは、(2)筆圧に応じてパルス波の
幅を変化させる態様のいずれかであり、筆圧算出部91
6は、予め設定されたルールに基づいて筆圧情報を付加
した超音波パルスに基づいて筆圧を算出する。
【0065】すなわち、筆圧算出部916は、(1)筆
圧に応じてパルス波の本数を変化させた態様である場
合、パルス本数をカウントし、予め設定されたカウント
値と筆圧値との対応に基づいて筆圧を算出する。また、
(2)筆圧に応じてパルス波の幅を変化させる態様であ
る場合は、パルス波の幅を計測して、予め設定されたパ
ルス波の幅と筆圧値との対応に基づいて筆圧を算出す
る。
【0066】ペン座標算出部915において算出された
ペン座標、および筆圧算出部916において算出された
筆圧の各データは、データ送信部917を介してシリア
ルポートを介してパーソナルコンピュータへ送信され
る。シリアルポートの代わりに、Universal
Serial Bus(USB)を使用することもでき
る。また、赤外線通信により、パーソナルコンピュータ
との接続ケーブルをワイヤレスにすることも可能であ
る。
【0067】マーカペン座標と筆圧値を受け取るパーソ
ナルコンピュータ上では、マーカペンによるホワイトボ
ードへの書き込みに応じて、画面上に表示するソフトウ
エアが動作している。マーカペンの色、筆圧値に応じた
線幅で、ホワイトボード上と同じ線画が表示される。
【0068】図10は超音波受信部に接続され、超音波
受信部からのデータを受信するパーソナルコンピュータ
上で動作するボード上のペン入力画像を表示する処理の
流れを、左側にペン型入力装置、すなわち図5に示すマ
ーカペン17と超音波受信部15aと超音波受信部15
bの処理、右側にパーソナルコンピュータの処理を示し
たフローチャートである。
【0069】パーソナルコンピュータ上でペン入力画像
表示処理プログラムを実行するソフトウエアを起動(S
221)すると、パーソナルコンピュータのインターフ
ェースにペン型入力装置が接続されているかどうかがチ
ェックされる。接続されていた場合には、次の初期化に
進む。パーソナルコンピュータ(PC)上にホワイトボ
ードの描画領域を設定するために、描画領域の4すみの
位置をペンで押すように促す。例えばPCの画面にユー
ザに対する処理要求コメントを表示する。ユーザによ
り、描画領域としての矩形領域の4隅をマーカペンで指
示、すなわち一定以上の筆圧をかけて打点、あるいはマ
ウスボタンをクリックすることにより、描画領域を形成
する矩形領域の4頂点の位置指示がなされる(S21
1)と、その4地点の座標が、超音波の位相差により求
められ,本アプリケーションソフトウエアの中でメモリ
にセーブされ、描画領域が設定(S222)される。
【0070】次のステップとして実行される解像度設定
処理(S223)では、パーソナルコンピュータ上の画
面で、解像度を選択するようにユーザに処理要求を表示
する。例えば複数の解像度設定可能データを表示して、
ユーザに選択を要求する。選択された解像度と描画エリ
アの面積により、マーカペンの発する超音波の周期、す
なわち周波数が設定した解像度を十分とれるだけの値に
設定(S212)される。マーカペンは、前述したよう
に解像度に応じて超音波発生部27a、27bの発信信
号の周波数を変更する周波数変更手段を有し、ユーザの
設定に応じて超音波発生部27a、27bの発信信号の
周波数が変更設定される。
【0071】次に、マーカペンでのボードへの書き込み
を実行するユーザは、ペン先の色(消去の場合はイレー
サ)を選択(S213)する。先に図6を用いて説明し
たように、マーカペンのペン先29はインク付(複数
色)のペンまたはインクのないダミーのペンに取替え可
能である。さらに、イレーサの設定も可能である。選択
されたペン先の色または種別に応じてマーカペンの発生
する超音波の波長が異なるようにマーカペンにおいて設
定される。従って、超音波受信装置側で色の判定が可能
となる。なお、このペン先の色または種別設定時点で、
パーソナルコンピュータにペン先の色または種別設定情
報を送信し、パーソナルコンピュータ内に設定値を格納
(S224)してもよい。
【0072】ユーザは、ボード上でマーカペン先に圧力
をかけ、文字、図形等を描く処理を行なうと、マーカペ
ン17と超音波受信部15aと超音波受信部15bから
構成されるペン型入力装置は、先の図9を用いて説明し
た処理に従って、一定時間間隔で筆圧とペン座標を算出
し、パーソナルコンピュータへ算出結果を送信(S21
4)する。
【0073】パーソナルコンピュータは、そのペン型入
力装置から受信(S225)する情報により、パーソナ
ルコンピュータの画面上にボードと同じ文字、図形等、
ユーザがマーカペンを用いて描いた軌跡、筆圧に応じた
線を描画(S227)する。パーソナルコンピュータ
は、筆圧を反映した描画処理を実行する描画処理手段を
有する。この描画処理手段は、例えばパーソナルコンピ
ュータのCPUであり、例えば、ペン入力画像表示処理
プログラムを構成するプログラムの一部をCPUが実行
して筆圧に応じた線を描画する。
【0074】この処理の結果、パーソナルコンピュータ
の画面上に描かれる線は、ユーザがマーカペンにかけた
筆圧を反映した線として描かれる。またパーソナルコン
ピュータに接続されたプリンタによって出力したり、あ
るいは記憶手段に格納、あるいはネットワーク接続され
た他のデータ処理装置に転送することも可能である。こ
の処理を筆圧が0になるまで繰り返し、0となったとき
(S226でNo)には、色またはイレーサの選択待ち
状態となる。
【0075】なお、マーカペン17と超音波受信部15
aと超音波受信部15bから構成されるペン型入力装が
接続されたパーソナルコンピュータは、ネットワークに
接続する構成も可能であり、ネットワークに接続された
他のパーソナルコンピュータとのデータ通信を実行する
ことにより、マーカペン17と超音波受信部15aと超
音波受信部15bから構成されるペン型入力装が接続さ
れたパーソナルコンピュータの作成したボード上の画像
をネットワーク接続された他のパーソナルコンピュータ
から閲覧したり、あるいは他のパーソナルコンピュータ
の画面に表示したボード上の画像に対してマウスなどの
ポインティングデバイスにより自在にデータを書き込む
などの処理が可能である。このように、遠隔会議におい
て、ネットワークを介してある1つのボードを共有する
ことが可能となる。
【0076】[実施例2]次に、本発明のペン型手書き
入力データ処理装置の実施例2の構成を図11を参照し
て説明する。図11は、机上のペン入力タブレットとし
て使用する例である。机上のラップトップ型のパーソナ
ルコンピュータ30(デスクトップタイプでも構わな
い)のシリアルポートまたはUSBポートに、ペン型手
書き入力データ処理装置の超音波受信部31が接続され
ている。図6に示した構造のペン32において、ペン先
29(図6参照)はインクのつかないペン先の形状をし
たもの(ダミーのペン先)となっている。ペン32で、
机上に文字、図形等を描いた場合、超音波受信部31で
筆圧、ペン座標が検知されて、パーソナルコンピュータ
上に、筆圧を反映した線幅の文字、図形等が表示され
る。
【0077】筆圧、ペン座標の検知処理は、実施例1と
同様、先に図9を参照して説明した処理に従って実行さ
れる。パーソナルコンピュータ30と、超音波受信部3
1とペン32からなるペン型手書き入力データ処理装置
の処理は、実施例1において図10を用いて説明した処
理と同様の処理となる。
【0078】なお、ペン32には、図6で示したマウス
ボタン22、スクロール用ホィールボタン23が備え付
けられており、ペン32をマウスとしても使用可能であ
り、画面スクロール等も実行できる。これらのマウスと
しての処理コマンドは、ペン32のマウスボタン22、
スクロール用ホィールボタン23を操作を示す特定の超
音波を超音波受信部31で受信し、超音波受信部31か
らパーソナルコンピュータ30に出力されて処理され
る。
【0079】図11に示す超音波受信部31の2つの超
音波受信部間の距離は、一方の超音波受信部31に内蔵
されたケーブル巻き取り機構31aにより可変であり、
ユーザは机上の描画面積を自由に設定できる。
【0080】[実施例3]次に、本発明のペン型手書き
入力データ処理装置の実施例3の構成を図12を参照し
て説明する。図12に示すラップトップ型パーソナルコ
ンピュータ36の液晶画面上には、保護シート33が取
り付けられている。さらに、液晶画面の上部2箇所にペ
ン入力装置の超音波受信部35が取り付けられている。
実施例2と同じペン先がダミーのペン34によって、ユ
ーザが液晶画面上に取り付けられた保護シート33上に
文字、図形等を書き込むことにより、実施例1と同様、
超音波受信部35で筆圧、ペン座標が検知されて、パー
ソナルコンピュータ36の液晶画面上に筆圧を反映した
線幅の文字、図形等が表示される。
【0081】筆圧、ペン座標の検知処理は、実施例1と
同様、先に図9を参照して説明した処理に従って実行さ
れる。パーソナルコンピュータ36と、超音波受信部3
5とペン34からなるペン型手書き入力データ処理装置
の処理は、実施例1において図10を用いて説明した処
理と同様の処理となる。
【0082】また、ペン34には、図6で示したマウス
ボタン22、スクロール用ホィールボタン23が備え付
けられており、ペン34をマウスとしても使用可能であ
り、画面スクロール等も実行できる。これらのマウスと
しての処理コマンドは、ペン34のマウスボタン22、
スクロール用ホィールボタン23を操作を示す特定の超
音波を超音波受信部35で受信し、超音波受信部35か
らパーソナルコンピュータ36に出力されて処理され
る。
【0083】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0084】なお、明細書中において説明した一連の処
理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者
の複合構成によって実行することが可能である。ソフト
ウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを
記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込ま
れたコンピュータ内のメモリにインストールして実行さ
せるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュ
ータにプログラムをインストールして実行させることが
可能である。
【0085】例えば、プログラムは記録媒体としてのハ
ードディスクやROM(Read OnlyMemory)に予め記録し
ておくことができる。あるいは、プログラムはフロッピ
ー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc
Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,
DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導
体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるい
は永続的に格納(記録)しておくことができる。このよ
うなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフ
トウエアとして提供することができる。
【0086】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする
他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送
したり、LAN(Local Area Network)、インターネット
といったネットワークを介して、コンピュータに有線で
転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されて
くるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の
記録媒体にインストールすることができる。
【0087】なお、明細書に記載された各種の処理は、
記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実
行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあ
るいは個別に実行されてもよい。また、本明細書におい
てシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、
各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0088】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のペン型
手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き
入力データ処理方法、並びにプログラムによれば、入力
ペンに筆圧検知機能機能を設け、検知した筆圧に応じた
変調を実行した超音波を入力ペンから発信し、これを超
音波受信部において受信して筆圧を検出し、検出した筆
圧に応じて線画の幅を反映した出力、例えばディスプレ
イ表示、あるいは印刷出力を可能としたので、ユーザの
書き込み文字、図形を忠実に反映した画像出力が可能と
なる。
【0089】さらに、本発明のペン型手書き入力データ
処理装置、筆記具およびペン型手書き入力データ処理方
法、並びにプログラムによれば、マーカペンの発する超
音波を受信する超音波受信部が任意位置に設定可能であ
るので、描画対象および領域が特定されず、例えばホワ
イトボード、机、壁、パソコン画面など任意の対象、任
意の大きさを持つ領域を描画対象として設定可能とな
る。さらに、タッチパネル式の液晶画面の入力機構を持
たない通常のラップトップ型パーソナルコンピュータの
画面をタッチパネル式の液晶画面と同様の設定とするこ
とも可能であり、携帯性に優れ、手書き画像の入力装置
として汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタを内蔵した電子黒板の例であ
る。
【図2】従来のペン型手書き入力データ処理装置の例で
ある。
【図3】ラップトップ型パーソナルコンピュータにタブ
レットを接続し、手書き画像を入力する例である。
【図4】ラップトップ型パーソナルコンピュータで、タ
ッチパネル型液晶画面を備えた例である。
【図5】本発明のペン型手書き入力データ処理装置の全
体像を示す図である。
【図6】本発明のペン型手書き入力データ処理装置のペ
ンの構造を示す図である。
【図7】超音波の位相差を求める際のタイミングチャー
トを示す図である。
【図8】筆圧値を検出を説明するために、ペン先位置と
電圧を時間の変化の対応を示す図である。
【図9】本発明の処理の流れを示すブロック図であり、
(a)マーカペンの処理、(b)超音波受信部の処理を
示す。
【図10】パーソナルコンピュータの画面表示の際の処
理の流れとペン型入力装置、各装置における処理を説明
するフローチャートである。
【図11】本発明のペン型手書き入力データ処理装置に
おける実施例2を示す図である。
【図12】本発明のペン型手書き入力データ処理装置に
おける実施例3を示す図である。
【符号の説明】
1 シート 2 マーカペン 3 シート回転機構 4 画像走査部 5 プリンタ部 6 入力ペン 7 a,b 受光部 8 パーソナルコンピュータ 9 ラップトップ型パーソナルコンピュータ 10 タブレット 11 タブレット用入力ペン 12 タッチパネル式液晶画面 13 ラップトップ型パーソナルコンピュータ 14 タッチパネル用ペン 15 a,b 超音波受信部 16 ケーブル巻取り機構 17 超音波発信機能付マーカペン 18 ホワイトボード 19 シリアルケーブル 20 パーソナルコンピュータ 21 リチーム電池 22 左右マウスボタン 23 ホイールボタン 24 a,b スプリング 25 電磁コイル 26 磁性体 27 a,b 超音波発信部 28 a,b 支持板 29 脱着式ペン先 30 ラップトップ型パーソナルコンピュータ 31 超音波受信部 31a ケーブル巻き取り機構 32 入力ペン 33 液晶画面保護シート 34 入力ペン 35 超音波受信部 36 ラップトップ型パーソナルコンピュータ 901 電圧計測部 902 メモリ 903 積分回路 904 超音波発生回路 911 超音波受信部 912 ケーブルインタフェース 913 カウンタ回路 914 パルス発生回路 915 ペン座標算出部 916 筆圧算出部 917 データ送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA05 AA15 AA32 BD02 BD11 BD25 BE03 BE06 CC11 CC12 5B087 AA09 AB09 AE02 BC03 BC11 BC26 BC31 DD17 DG02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号発信部を備えた筆記具と、 前記筆記具の発信信号を受信して当該筆記具の筆跡を検
    出する筆跡検出手段とを備え、 前記筆記具は、筆圧に応じて前記信号発信部の発信信号
    を変更する信号処理手段を有することを特徴とするペン
    型手書き入力データ処理装置。
  2. 【請求項2】前記筆跡検出手段は、さらに、 前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出する筆圧算
    出手段を有することを特徴とする請求項1に記載のペン
    型手書き入力データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記筆跡検出手段は、さらに、 前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出する筆圧算
    出手段と、 前記筆圧算出手段の算出した筆圧値に基づいて、筆圧を
    反映した描画処理を実行する描画処理手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のペン型手書
    き入力データ処理装置。
  4. 【請求項4】前記筆記具の信号処理手段は、 筆圧の変化に応じて発生する電圧を検出する電圧計測部
    と、 前記電圧計測部の検出した電圧値を積分する積分回路
    と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のペン型手書
    き入力データ処理装置。
  5. 【請求項5】前記筆跡検出手段は、 前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信手段か
    らなり、 該複数の信号受信手段の各々は、各信号受信手段間距離
    が固定されない任意位置に設定可能な構成を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のペン型手書き入力データ
    処理装置。
  6. 【請求項6】前記筆跡検出手段は、 前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信手段か
    らなり、 該複数の信号受信手段の各々は、各信号受信手段間距離
    が固定されない任意位置に設定可能な構成であり、 複数の信号受信手段の受信する前記筆記具の発信信号パ
    ルスの位相差に基づいて前記筆記具の位置を算出する構
    成を有することを特徴とする請求項1に記載のペン型手
    書き入力データ処理装置。
  7. 【請求項7】前記筆記具は、さらに、 設定解像度に応じて前記信号発信部の発信信号の周波数
    を変更する周波数変更手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載のペン型手書き入力データ処理装置。
  8. 【請求項8】前記筆記具の信号発信部は、 超音波発信部として構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のペン型手書き入力データ処理装置。
  9. 【請求項9】信号発信部と、 筆圧に応じて前記信号発信部の発信信号を変更する信号
    処理手段と、 を有することを特徴とする筆記具。
  10. 【請求項10】前記信号処理手段は、 筆圧の変化に応じて発生する電圧を検出する電圧計測部
    と、 前記電圧計測部の検出した電圧値を積分する積分回路
    と、 を有することを特徴とする請求項9に記載の筆記具。
  11. 【請求項11】前記筆記具は、さらに、 設定解像度に応じて前記信号発信部の発信信号の周波数
    を変更する周波数変更手段を有することを特徴とする請
    求項9に記載の筆記具。
  12. 【請求項12】前記筆記具の信号発信部は、 超音波発信部として構成されていることを特徴とする請
    求項9に記載の筆記具。
  13. 【請求項13】ペン型手書き入力データを処理するペン
    型手書き入力データ処理方法であり、 筆跡に沿って移動する筆記具の信号発信部から信号を発
    信するステップと、 前記筆記具の発信信号を受信して当該筆記具の筆跡を検
    出する筆跡検出ステップと、 前記筆記具の筆圧に応じて前記信号発信部の発信信号を
    変更する信号処理ステップと、 を有することを特徴とするペン型手書き入力データ処理
    方法。
  14. 【請求項14】前記筆跡検出ステップは、 前記筆記具の発信信号に基づいて筆圧を算出する筆圧算
    出ステップを有することを特徴とする請求項13に記載
    のペン型手書き入力データ処理方法。
  15. 【請求項15】前記ペン型手書き入力データ処理方法に
    おいて、 前記筆跡検出ステップは、前記筆記具の発信信号に基づ
    いて筆圧を算出する筆圧算出ステップを有し、 前記筆圧算出ステップにおいて算出した筆圧値に基づい
    て、筆圧を反映した描画処理を実行する描画処理ステッ
    プ、 を有することを特徴とする請求項13に記載のペン型手
    書き入力データ処理方法。
  16. 【請求項16】前記筆記具の信号処理ステップは、 筆圧の変化に応じて発生する電圧を検出する電圧計測ス
    テップと、 前記電圧計測部の検出した電圧値を積分する積分ステッ
    プと、 を有することを特徴とする請求項13に記載のペン型手
    書き入力データ処理方法。
  17. 【請求項17】前記筆跡検出ステップは、 前記筆記具の発信信号を受信する複数の信号受信ステッ
    プと、 複数の信号受信ステップの受信する前記筆記具の発信信
    号パルスの位相差に基づいて前記筆記具の位置を算出す
    るステップと、 を有することを特徴とする請求項13に記載のペン型手
    書き入力データ処理方法。
  18. 【請求項18】前記ペン型手書き入力データ処理方法
    は、さらに、 設定解像度に応じて前記筆記具の信号発信部の発信信号
    の周波数を変更する周波数変更ステップを有することを
    特徴とする請求項13に記載のペン型手書き入力データ
    処理方法。
  19. 【請求項19】ペン型手書き入力データを処理するペン
    型手書き入力データ処理をコンピュータ・システム上で
    実行せしめるプログラムであって、前記プログラムは、 筆跡に沿って移動する筆記具の信号発信部から信号を発
    信するステップと、 前記筆記具の発信信号を受信して当該筆記具の筆跡を検
    出する筆跡検出ステップと、 前記筆記具の筆圧に応じて前記信号発信部の発信信号を
    変更する信号処理ステップと、 を有することを特徴とするプログラム。
JP2001119008A 2001-04-18 2001-04-18 ペン型手書き入力データ処理装置、筆記具およびペン型手書き入力データ処理方法、並びにプログラム Pending JP2002312113A (ja)

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