JP2002311544A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方法及び該漂白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方法及び該漂白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JP2002311544A JP2001118056A JP2001118056A JP2002311544A JP 2002311544 A JP2002311544 A JP 2002311544A JP 2001118056 A JP2001118056 A JP 2001118056A JP 2001118056 A JP2001118056 A JP 2001118056A JP 2002311544 A JP2002311544 A JP 2002311544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ステインの発生やスカムの
発生のなく、かつ析出性が改良されたハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方法及び該漂
白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方
法の提供にある。 【解決手段】 臭化第2鉄又は塩化第2鉄と、下記一般
式(1)で表される化合物とを含有することを特徴とす
るハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方法及び該漂
白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー写真画像を得るには、通常、発色
現像処理によって得られた色素画像と共に生成した金属
銀を、ハロゲン化銀カラー写真感光材料中より除去を行
う工程、すなわち、脱銀処理を行うことが必要である。
この脱銀処理は、一般的にはハロゲンイオンと酸化剤と
を含む漂白液で処理することによって、金属銀を一旦ハ
ロゲン化銀に変化させる漂白工程と、しかる後、ハロゲ
ン化銀溶剤を含む定着液で処理を行うことによって、未
露光状態で現像されずに残留しているハロゲン化銀と、
漂白によって生成したハロゲン化銀とを除去する定着工
程とを施すことにより行われている。一方、前記漂白工
程と定着工程とを1つの溶液中で行う、いわゆる漂白定
着液で処理する方法も知られている。
【0003】従来では、漂白剤としては、例えば、赤血
塩や塩化鉄等が用いられていたが、環境、公害的な観点
や機器の腐食性の観点から使われなくなってきた経緯が
あり、現在では、銀漂白性や経済性の観点から、エチレ
ンジアミン四酢酸第2鉄錯塩が用いられてきている。し
かしながら、近年の迅速処理化の動向の中で、1,3−
プロピレンジアミン四酢酸第2鉄錯塩が用いられてきた
が、前浴である発色現像液がハロゲン化銀カラー写真感
光材料(以降、単に感光材料ともいう)に付着して持ち
込まれ(キャリーオーバーともいう)、それが漂白液あ
るい漂白定着液に多量に蓄積し、これによってステイン
やスカムの発生が問題となることが判った。特に、近年
の地球環境保護の観点や省資源の観点から、現像処理と
して低補充化の傾向にあり、上記のキャリーオーバーに
よる影響が、より一層顕在化するようになってきてい
る。
【0004】これら上記の課題を解決するための手段と
して、例えば、特開平9−43793号明細書等に記載
されるが如き、臭化化合物及びヨウ素化合物を特定濃度
以上添加する方法、特開平9−197638号明細書等
に記載されるが如き、イミダゾール誘導体を漂白液に添
加する方法、特開平8−62801号明細書に記載され
るが如き、特定の漂白剤を使用する方法、特開平5−1
65175号明細書に記載されるが如き、有機カルボン
酸誘導体を添加する方法等が知られてきている。しかし
ながら、上記記載の各技術を採用しても、種々の問題が
あったり、あるいは、他の問題が生じてしまう結果とな
っている。例えば、上記の如き特開平9−43793号
明細書等に記載される技術を用いた際には、スカムの問
題を解決することが難しいばかりか、漂白工程に続く工
程である定着工程の処理時間が長く必要となる等の問題
があり、また、特開平9−197638号明細書や特開
平5−165175号明細書に記載される技術では、ス
カムの発生は抑えることが難しく、さらに、特開平8−
62801号明細書に記載される技術では、漂白性能が
不十分であり、迅速処理が望めない等の問題がある。特
に、最近の低補充化の動向の中では、前述の問題は益々
大きくなってきており、従来技術では補いきれなくなっ
てきているのが現状である。
【0005】また、通常、1,3−プロピレンジアミン
四酢酸第2鉄錯塩は、写真処理剤製造工程において、経
済的な観点からミキシングタンク内で1,3−プロピレ
ンジアミン四酢酸と硝酸第2鉄塩と反応させて作製し、
次いで、その他の必要な薬剤を添加して写真用処理剤キ
ットを製造してきている。しかしながら、この方法を用
いた際には、カウンターイオンである硝酸イオンが多量
残留し、1,3−プロピレンジアミン四酢酸第2鉄錯塩
の溶解度を制約するばかりか、冬季や低温下で保存され
た際、結晶が析出し易い欠点を有しており、さらに、近
年の低補充処理の際には、蓄積される発色現像液成分が
スカムとして生じ易いという問題もある。さらに、特開
平6−145120号明細書等に記載されるが如きペル
オキソ化合物を用いてアミノポリカルボン酸第2鉄錯塩
を製造する方法では、その酸化反応の際に、アミノポリ
カルボン酸が分解し、その結果、純度の低下を招き、写
真性能に悪影響を及ぼす問題があり、上記課題を解決す
る技術の開発が切望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
鑑みなされたものであり、その目的は、ステインの発生
やスカムの発生のなく、かつ析出性が改良されたハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方
法及び該漂白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材
料の処理方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成により達成された。
【0008】1.臭化第2鉄又は塩化第2鉄と、前記一
般式(1)で表される化合物とを含有することを特徴と
するハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液。
【0009】2.pHが、2.5〜5.0の範囲である
ことを特徴とする前記1項に記載のハロゲン化銀カラー
写真感光材料用漂白液。
【0010】3.前記一般式(2)で表される化合物を
含有することを特徴とする前記1又は2項に記載のハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液。
【0011】4.前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄に対す
る前記一般式(1)で表される化合物のモル比が、1.
00〜1.10の範囲であることを特徴とする前記1〜
3項のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感
光材料用漂白液。
【0012】5.前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄と、前
記一般式(1)で表される化合物とを、ミキシングタン
ク内で混合して製造することを特徴とするハロゲン化銀
カラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
【0013】6.前記一般式(1)で表される化合物を
ミキシングタンク内で溶解した後、前記臭化第2鉄及び
塩化第2鉄の少なくとも一方を、撹拌状態の下で添加し
て製造することを特徴とする前記5項に記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
【0014】7.前記一般式(2)で表される化合物を
含有することを特徴とする前記5又は6項に記載のハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
【0015】8.前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄に対す
る前記一般式(1)で表される化合物のモル比が、1.
00〜1.10の範囲であることを特徴とする前記5〜
7項のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感
光材料用漂白液の製造方法。
【0016】9.前記1〜4項のいずれか1項に記載の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液を使って、ハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を処理することを特徴と
するハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
【0017】10.前記ハロゲン化銀カラー写真感光材
料の感光性層の少なくとも1層に含有されるハロゲン化
銀乳剤が、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の50%以上
が、平均アスペクト比が2以上の平板状ハロゲン化銀乳
剤であることを特徴とする前記9項に記載のハロゲン化
銀カラー写真感光材料の処理方法。
【0018】以下、本発明の詳細について説明する。請
求項1に係る発明では、ハロゲン化銀カラー写真感光材
料用漂白液(以下、単に漂白液と略す)が、臭化第2鉄
又は塩化第2鉄と、前記一般式(1)で表される化合物
とを含有していることが特徴である。
【0019】以下、前記一般式(1)で表される化合物
の詳細について説明する。一般式(1)において、
1、A2、A3及びA4は、同一でも異なっていてもよ
く、−CH2OH、−COOM、−CH2COOM1又は
−PO323を表す。M、M1、M2及びM3は、それぞ
れ水素原子、アルカリ金属、又はアンモニウムを表す。
Xは炭素数3〜6の置換または未置換のアルキレン基を
表す。
【0020】以下、本発明に係る一般式(1)で表され
る化合物の好ましい具体例を挙げるが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0021】
【化2】
【0022】
【化3】
【0023】また、本発明に係る臭化第2鉄及び塩化第
2鉄は、溶液状でも固体状であっても良く、これらは市
販品として容易に入手することができる。
【0024】請求項2に係る発明では、漂白液のpH
が、2.5〜5.0の範囲であることが特徴であり、特
に好ましくは、pHが3.2〜4.3の範囲である。
【0025】請求項3に係る発明では、漂白液が、前記
一般式(2)で表される化合物を含有していることが1
つの特徴である。
【0026】以下、前記一般式(2)で表される化合物
について詳述する。一般式(2)において、Xは−CO
OM1、−OH、−SO32、又は−PO334であ
り、Xは互いに同一でも異なっていても良く、M、
1、M2、M3、M4はそれぞれアルカリ金属又は水素原
子を表し、nは1〜4の整数を表し、Zはn価の炭素原
子と水素原子、又は炭素原子と水素原子と酸素原子から
構成される炭素数1〜10の連結基を表し、kは0又は
1を表す。
【0027】以下、本発明に係る一般式(2)で表され
る化合物の好ましい具体例を挙げるが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0028】
【化4】
【0029】
【化5】
【0030】請求項4に係る発明では、臭化第2鉄又は
塩化第2鉄に対する前記一般式(1)で表される化合物
のモル比が、1.00〜1.10の範囲であることが特
徴であり、漂白液の構成を上記条件とすることにより、
本発明の目的とする効果をより好適に奏する。特に好ま
しくは、該モル比が、1.00〜1.05の範囲である
時に、本発明の目的とする効果を、特にいかんなく発揮
することができ好ましい。
【0031】本発明では、本発明に係る漂白液の全カチ
オン中のアンモニウムの含有量が0〜50モル%(0を
包含する)であることが好ましく、その条件において本
発明の目的とする効果をより好適に奏する。特に、0〜
20モル%(0を包含する)であることが、臭気も少な
く、本発明の目的とする効果をいかんなく発揮すること
ができ好ましい。
【0032】本発明に係る漂白液には、上記記載の化合
物の他に、ハロゲン化剤、漂白剤、漂白促進剤、アルカ
リ剤、酸、防錆剤、バッファー剤等が用いられ、具体的
には臭化アンモニウム、臭化カリウム、イミダゾール、
酢酸、硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、硝酸、硫酸、
アンモニア水等、漂白液に通常用いるものを添加して用
いることができる。
【0033】請求項6に係る発明では、前記一般式
(1)で表される化合物をミキシングタンク内で溶解し
た後、前記臭化第2鉄及び塩化第2鉄の少なくとも一方
を、撹拌状態の下で添加して製造することが特徴であ
り、この製造方法を用いることにより、本発明の目的と
する効果を得ることができる。
【0034】また、上記の漂白液の製造において、用い
る攪拌方法としては、ミキシングタンク内の撹拌がプロ
ペラ撹拌又は循環撹拌であることが好ましく、プロペラ
撹拌である場合には、プロペラ攪拌の撹拌羽根の径が、
タンク径の1/4以上で、かつ撹拌速度が50〜120
r.p.m.の範囲であることが好ましく、又は循環撹
拌である場合には、循環攪拌の循環速度が2.0〜5.
5回転/分の範囲であることが好ましく、上記記載の各
条件を設定することにより、本発明の効果をより発揮す
ることができる。特に好ましくは、プロペラ撹拌の撹拌
羽根の径がタンク径の1/3.5〜1/2の範囲であ
り、かつ撹拌速度が60〜100r.p.m.の範囲で
あるか、あるいは循環撹拌による循環速度が2.5〜
4.5回転/分の範囲であることが、本発明の目的の効
果をより一層発揮することができ好ましい。
【0035】請求項10に係る発明では、ハロゲン化銀
カラー写真感光材料を構成する感光性層の少なくとも1
層に含有されるハロゲン化銀乳剤が、全ハロゲン化銀粒
子の投影面積の50%以上が、平均アスペクト比が2以
上の平板状ハロゲン化銀乳剤であることが特徴であり、
好ましくは、平均アスペクト比が5〜100の平板状ハ
ロゲン化銀乳剤であり、特に好ましくは、平均アスペク
ト比が8〜50の平板状ハロゲン化銀乳剤である。ま
た、平均アスペクト比が2以上の平板状ハロゲン化銀乳
剤の比率が、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の70%以
上であることが好ましく、更にに好ましくは80%以
上、特に好ましくは90%以上である。
【0036】本発明でいう平板状ハロゲン化銀(以下、
平板状粒子ともいう)とは、2つの平行な主平面を有
し、該主平面の円相当直径(該主平面と同じ投影面積を
有する円の直径)と主平面間の距離(即ち粒子の厚み)
の比、即ちアスペクト比が2以上の粒子をいう。
【0037】本発明に係る平板状粒子の直径は、特に制
約はないが、0.3〜10μmであることが好ましく、
より好ましくは0.5〜5.0μm、さらに好ましくは
0.5〜2.0μmである。粒子厚さは、好ましくは
0.05〜0.8μmであり、より好ましくは0.1〜
0.3μmである。前記直径と粒子厚さによる表面積範
囲が、迅速現像処理に対し、好ましい適性を有してい
る。
【0038】本発明において、アスペクト比の計算に係
る粒子直径及び粒子厚みの測定は、例えば、米国特許第
4,434,226号に記載の方法に準じて求めること
ができる。
【0039】本発明に係る平板状粒子のサイズ分布は、
主平面の円換算直径(該主平面と同じ投影面積を有する
円の直径)の変動係数(直径分布の標準偏差を平均直径
で割ったもの)が30%以下であることが好ましく、2
0%以下であることが更に好ましい。
【0040】ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成として
は、特に制限はないが、沃臭化銀または塩沃臭化銀であ
ることが好ましく、沃化銀含有率は1〜15モル%であ
ることが好ましく、3〜12モル%であることが更に好
ましい。沃化銀含有率が高すぎると現像進行性が低下
し、逆に、低すぎると処理安定性が劣化する。
【0041】本発明に係るハロゲン化銀粒子の沃化銀含
有率の粒子間分布は、沃化銀含有率の変動係数(沃化銀
含有率粒子間分布の標準偏差を平均沃化銀含有率で割っ
たもの)が30%以下であることが好ましく、20%以
下であることが更に好ましい。
【0042】本発明に係る平板状粒子の製法としては、
当業界で知られた方法を適宜組み合わせることができ
る。例えば、特開昭61−6643号、同61−146
305号、同62−157024号、同62−1855
6号、同63−92942号、同63−151618
号、同63−163451号、同63−220238
号、同63−311244号等による公知の方法を参考
にすることができる。具体的には、同時混合法、ダブル
ジェット法、同時混合法のひとつの形式であるハロゲン
化銀の生成される液相中のpAgを一定に保ついわゆる
コントロールドダブルジェット法、異なる組成の可溶性
ハロゲン化銀をそれぞれ独立に添加するトリプルジェッ
ト法も用いることができる。また、順混合法も用いるこ
ともでき、また粒子を銀イオン過剰の下において形成す
る方法、いわゆる逆混合法を用いることもできる。必要
に応じてハロゲン化銀溶剤を用いることができる。ま
た、用いることのできるハロゲン化銀溶剤としては、例
えば、アンモニア、チオエーテル、チオ尿素類を挙げる
ことができる。チオエーテルに関しては、米国特許第
3,271,157号、同第3,790,387号、同
第3,574,628号等を参考にすることができる。
また、混合法としては、特に限定はなく、アンモニアを
使わない中性法、アンモニア法、酸性法などを用いるこ
とができるが、ハロゲン化銀粒子のかぶりを少なくする
という点で、好ましくはpH(水素イオン濃度の逆数の
対数値)5.5以下、更に好ましくは4.5以下であ
る。
【0043】本発明に係るハロゲン化銀粒子は、沃素イ
オンを含有することが好ましく、この場合の粒子成長に
おいて、沃素イオンの添加方法に特に限定はなく、例え
ば、沃化カリウムのようなイオン溶液として添加されて
もよく、また、沃化銀微粒子として添加してもよい。
【0044】本発明に係る平板粒子の成長において、ハ
ロゲン化銀微粒子を用いることもでき、例えば、特開平
1−183417号、同1−183644号、同1−1
83645号等に開示された粒子と同様にハロゲン化銀
微粒子のみを用いて粒子成長を行うことができ、少なく
ともハロゲン元素の一つをハロゲン化銀微粒子によって
供給するものであればよい。この場合、沃素イオンは、
ハロゲン化銀微粒子によって供給されるのが好ましい。
【0045】また、特開平2−167537号に記載の
方法のように、成長中のハロゲン化銀粒子よりも溶解度
の小さいハロゲン化銀粒子の存在下で成長したハロゲン
化銀粒子を含有する乳剤であることも好ましく、溶解度
積の小さいハロゲン化銀粒子としては沃化銀を用いるこ
とが特に好ましい。
【0046】本発明で用いられるハロゲン化銀カラー写
真感光材料としては、塩化銀乳剤を含有するハロゲン化
銀カラー写真感光材料であっても良いが、特に好ましく
は、臭化銀、沃臭化銀を含有する高感度のハロゲン化銀
カラー写真感光材料である。
【0047】本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光
材料に含有されるハロゲン化銀量は、3〜7g/m2
範囲であることが好ましく、更に、4〜6g/m2であ
ることがより好ましい。
【0048】本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光
材料に用いることができる技術及び無機・有機素材の詳
細については、欧州特許第436,938A2号の下記
の箇所及び下記に引用の特許に記載されている項目を参
考にすることができる。
【0049】 1.層構成:第146頁34行目〜第147頁25行目 2.ハロゲン化銀乳剤:第147頁26行目〜第148
頁12行目 3.イエローカプラー:第137頁35行目〜第146
頁33行目、第149頁21行目〜23行目 4.マゼンタカプラー:第149頁24行目〜28行
目、及び欧州特許第421,453A1号の第3頁5行
目〜第25頁55行目 5.シアンカプラー:第149頁29行目〜33行目、
及び欧州特許第432,804A2号の第3頁28行目
〜第40頁2行目 6.ポリマーカプラー:第149頁34行目〜38行目
及び欧州特許第435,334A2号の第113頁39
行目〜第123頁37行目 7.カラードカプラー:第53頁42行目〜第137頁
34行目、第149頁39行目〜45行目 8.その他の機能性カプラー:第7頁1行目〜第53頁
41行目、第149頁46行目〜第150頁3行目、及
び欧州特許第435,334A2号の第3頁1行目〜第
29頁50行目 9.防腐・防黴剤:第150頁25行目〜28行目 10.ホルマリンスカベンジャー:第149頁15行目
〜17行目 11.その他の添加剤:第153頁38行目〜47行
目、及び欧州特許第421,453A1号の第75頁2
1行目〜第84頁56行目、第27頁40行目〜第37
頁40行目 12.分散方法:第150頁4行目〜24行目 13.支持体:第150頁32行目〜34行目 14.膜厚・膜物性:第150頁35行目〜49行目 15.発色現像工程:第150頁50行目〜第151頁
47行目 16.脱銀工程:第151頁48行目〜第152頁53
行目 17.自動現像機:第152頁54行目〜第153頁2
行目
【0050】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。
【0051】実施例1 《ハロゲン化銀カラー写真感光材料の作製》以下に記載
の方法に従って、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以
下、感光材料試料という)を作製した。
【0052】下引き処理を施した厚さ120μmのトリ
アセチルセルロースフィルム支持体上に、表1〜4に示
すような組成の各層を支持体側から順次形成して、多層
カラー感光材料を作製した。なお、表中の各素材の添加
量は特に記載しない限り1m 2当たりのグラム数で示
す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は、銀の量に換算
して示し、増感色素(SDで示す)は銀1モル当たりの
モル数で示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】なお、試料作製に用いた沃臭化銀乳剤a〜
jの特徴を表5に示す。表中、平均粒径とは、同体積の
立方体の一辺長で表す。
【0058】
【表5】
【0059】また、乳剤jを除く上記乳剤a〜iについ
ては、表に記載の増感色素を添加し、次いでトリフェニ
ルホスフィンセレナイド、チオ硫酸ナトリウム、塩化金
酸、チオシアン酸カリウムを適宜添加し、常法に従い、
カブリ、感度の関係が最適になるように化学増感を施し
たものを用いた。
【0060】尚、上記の構成物の他に、塗布助剤SU−
1、SU−2、SU−3、分散助剤SU−4、粘度調整
剤V−1、安定剤ST−1、ST−2、カブリ防止剤A
F−1、重量平均分子量:10,000及び重量平均分
子量:100,000の2種のポリビニルピロリドン
(AF−2)、抑制剤AF−3、AF−4、AF−5、
硬膜剤H−1、H−2及び防腐剤Ase−1を添加し
た。また、流動パラフィンは、Merck社製のMer
ck Index 117139を用いた。
【0061】上記試料の作製に用いた各化合物の構造を
以下に示す。
【0062】
【化6】
【0063】
【化7】
【0064】
【化8】
【0065】
【化9】
【0066】
【化10】
【0067】
【化11】
【0068】
【化12】
【0069】
【化13】
【0070】
【化14】
【0071】
【化15】
【0072】
【化16】
【0073】《漂白液の調製》 (試料溶液1の調製:本発明)直径30cmの撹拌羽根
を有するプロペラ撹拌装置を備えた直径1mのミキシン
グタンクに、イオン交換水250Lを添加し、ついで撹
拌速度50r.p.m.で例示化合物(1−1)を49
0モル添加し、さらに25%アンモニア水を35kg添
加して完全に溶解した後、撹拌速度を75r.p.m.
とした状態で臭化第2鉄(50%溶液)を480モル添
加し、さらに臭化アンモニウム12kgを添加溶解した
後、90%酢酸又は25%アンモニア水を用いて、溶液
のpHを3.5に調整した上で、500Lに仕上げた。
その状態で約2時間撹拌した後、pHを測定し、pHに
ズレがあった場合には90%酢酸又は25%アンモニア
水を用いてpH3.5に調整し、試料溶液1を調製し
た。
【0074】(試料溶液2の調製:本発明)上記試料溶
液1の調製において、例示化合物(1−1)に代えて、
例示化合物(1−9)を用いた以外は同様にして、試料
溶液2を調製した。
【0075】(試料溶液3の調製:本発明)上記試料溶
液1の調製において、臭化第2鉄に代えて、塩化第2鉄
を用いた以外は同様にして、試料溶液3を調製した。
【0076】(試料溶液4の調製:比較例)上記試料溶
液1の調製において、臭化第2鉄に代えて、硝酸第2鉄
9水和物を同モル添加した以外は同様にして、比較の試
料溶液4を調製した。
【0077】(試料溶液5の調製:比較例)特開平6−
145120号明細書の実施例1に記載の方法に従い実
験を行った。上記試料溶液1の調製において、臭化第2
鉄に代えて、同モルの硫酸第1鉄を加えて加温溶解した
後、撹拌下に過硫酸アンモニウムを添加し酸化を行っ
た。その後、試料溶液1の調製と同様の方法で、pHを
4.0に調整し、試料溶液5を調製した。
【0078】(試料溶液6、7の調製:比較例)上記試
料溶液1の調製において、例示化合物(1−1)に代え
て、表6に記載のエチレンジアミン4酢酸(以下、ED
TAと称す)、ニトリロ3酢酸(以下、NTAと称す)
に変更した以外は同様にして、試料溶液6、7を調製し
た。
【0079】
【表6】
【0080】《露光及び現像処理》前記作製した感光材
料試料を常法に従い、ウエッジを介して露光を施した
後、下記の処理工程及び処理液を用いて現像処理1−1
〜1−7を行った。
【0081】(現像処理)上記調製した各試料溶液を用
いて、下記に示す処理工程と処理液により、露光済みの
感光材料試料の現像処理1−1〜1−7を行った。
【0082】 〔処理工程〕 処理時間 処理温度 発色現像 2分15秒 41℃ 漂白 30秒 38℃ 定着−1 45秒 38℃ 定着−2 45秒 38℃ 安定−1 20秒 38℃ 安定−2 20秒 38℃ 安定−3 20秒 38℃ 乾燥 90秒 65℃ 〔処理液の処方〕 〈発色現像液:1L当たり〉 亜硫酸ナトリウム 5.0g 炭酸カリウム 35.0g ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 4.0g 硫酸ヒドロキシルアミン 3.0g 臭化カルウム 1.5g 2−メチルベンズイミダゾール 0.1g ポリビニルピロリドン K−17 2.0g 沃化カリウム 2.0mg 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アニリン硫酸塩 8.2g pH 10.20 水を加えて1Lとし、pHは水酸化カリウムまたは50%硫酸を用いて調整し た。
【0083】〈漂白液:1L当たり〉試料溶液1〜7の
500mlに、それぞれ上記発色現像液を500ml添
加したものを漂白液として用いた。
【0084】 〈定着液:1L当たり〉 チオ硫酸アンモニウム 120g チオ硫酸ナトリウム 10g 亜硫酸ナトリウム 12g エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 2g pH 7.2 水を加えて1Lに仕上げて、pHは25%アンモニア水又は90%酢酸を用い て調整した。
【0085】 〈安定液:1L当たり〉 m−ヒドロキシベンズアルデヒド 1.5g エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 0.6g ベンツイソチアゾリン−3−オン 0.2g 炭酸カリウム 0.2g pH 8.0 水を加えて1Lに仕上げ、pHは水酸化カリウム又は50%硫酸を用いて調整 した。
【0086】《現像済みハロゲン化銀カラー写真感光材
料の評価》上記作製した処理済みの各感光材料試料につ
いて、下記に示す方法により、最高濃度部の残留銀量を
測定した。また、処理後の各試料溶液を、ガラス容器に
密栓保存して、50℃で5日間保存し、保存後のスカム
発生状態を下記に示す基準に則り、目視評価した。さら
に、前記調製した試料溶液1〜7を、3℃で1週間保存
し、保存後の結晶析出状況を下記に示す基準に則り、目
視評価した。
【0087】(最高濃度部の残留銀量の測定)上記各処
理液で現像処理を行った後、各試料の最高濃度部に含有
される現像銀量を蛍光X線銀量分析装置(理学電機工業
社製)により定量し、残留銀量(mg/dm2)を測定
した。
【0088】(50℃保存時のスカム発生の評価)50
℃保存でのスカム発生状況として、全くスカム発生が認
められないものを「○」、若干スカムの発生が認められ
るものを「△」、スカムの発生が明らかに認められるも
のを「×」として評価した。
【0089】(3℃保存時の結晶析出性の評価)3℃保
存での結晶発生が全くないものを「○」、若干の結晶析
出が認められるものを「△」、明らかに結晶の析出が認
められるものを「×」、著しく結晶析出を起こしている
ものを「××」として評価した。
【0090】また、上記、50℃保存時のスカム発生評
価と3℃保存における析出性の評価ランクにおいて、例
えば、ランク○とランク△との中間レベルについては、
△〜○と表示した。
【0091】表6より明らかなように、本発明に係る試
料溶液(漂白液)を用いることにより、残留銀量も良好
で、かつ漂白液において、保存後のスカムの発生も、結
晶の発生もなく、全ての性能が良好であることが判る。
【0092】実施例2 実施例1の試料溶液の1のpHを適宜調整して、漂白液
のpHが表7に記載のpHとなるように変更した以外
は、現像処理1−1と同様にして、現像処理2−1〜2
−10を行い、実施例1に記載の方法で、最高濃度部の
残留銀量、50℃保存時のスカム発生の評価及び3℃保
存時の結晶析出性の評価を行い、得られた結果を表7に
示す。
【0093】
【表7】
【0094】表7より明らかなように、本発明の漂白液
において、そのpHを2.5〜5.0の範囲とすること
により、残留銀量も良好で、かつ漂白液の保存後のスカ
ムの発生も、結晶の発生も少なく、良好であることが判
る。特に、pH3.2〜4.3の範囲が好ましいことが
判る。
【0095】実施例3 実施例2の現像処理2−3の試料溶液において、pH調
整用の酸として、酢酸に代えて、表8に記載の酸を用い
た以外は同様にして、現像処理3−1〜3−7を行い、
上記実施例と同様の評価を行い、得られた結果を表8に
示す。
【0096】
【表8】
【0097】表8より明らかなように、本発明の漂白液
において、pH調整用の酸として、本発明に係る一般式
(2)で表される化合物を用いることにより、本発明の
効果がより一層発揮されていることが判る。
【0098】実施例4 実施例1の試料溶液1を用いて調製した漂白液におい
て、表9に記載の第2鉄塩に対する例示化合物(1−
1)のモル比となるように、例示化合物(1−1)の添
加量を適宜変化させた以外は同様にして、現像処理4−
1〜4−8を行い、上記実施例と同様の評価を行い、得
られた結果を表9に示す。
【0099】
【表9】
【0100】表9より明らかなように、本発明の漂白液
において、第2鉄塩に対する一般式(1)で表される化
合物のモル比を1.00〜1.10の範囲とすることに
より、本発明の効果がより一層発揮されていることが判
り、特にそのモル比が1.00〜1.05の範囲である
際に顕著な効果を奏することが判る。
【0101】実施例5 実施例1で作製した感光材料試料において、緑感色性層
に用いた沃臭化銀乳剤a、b、cの平板状粒子のアスペ
クト比を、常法に従い表10に記載のアスペクト比に変
化させた以外は同様にして、感光材料試料5−1〜5−
7を作製し、実施例1に記載の現像処理1−1により現
像処理を行い、現像処理後の最高濃度部の残留銀量を実
施例1と同じ方法で測定し、未露光部のマゼンタカブリ
濃度をX−rite社の光学濃度計X−riteを用い
て測定し、得られた結果を表10に示す。
【0102】
【表10】
【0103】表10より明らかなように、ハロゲン化銀
乳剤として、平均アスペクト比が2以上の平板状ハロゲ
ン化銀乳剤を含有する感光材料を、本発明の漂白液を用
いて現像処理を行うことにより、残留銀量及びマゼンタ
カブリ濃度が良好となり、とりわけアスペクト比が5以
上の平板粒子を用いた感光材料試料が好ましく、最も好
ましくはアスペクト比が8以上の平板粒子を用いた感光
材料試料であることが判る。
【0104】
【発明の効果】本発明により、ステインの発生やスカム
の発生のなく、かつ析出性が改良されたハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料用漂白液、該漂白液の製造方法及び該
漂白液を用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理
方法を提供することができた。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭化第2鉄又は塩化第2鉄と、下記一般
    式(1)で表される化合物とを含有することを特徴とす
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液。 【化1】 〔式中、A1、A2、A3及びA4は、同一でも異なってい
    てもよく、−CH2OH、−COOM、−CH2COOM
    1又は−PO323を表す。M、M1、M2及びM3は、
    それぞれ水素原子、アルカリ金属、又はアンモニウムを
    表す。Xは炭素数3〜6の置換または未置換のアルキレ
    ン基を表す。〕
  2. 【請求項2】 pHが、2.5〜5.0の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のハロゲン化銀カラー写
    真感光材料用漂白液。
  3. 【請求項3】 下記一般式(2)で表される化合物を含
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料用漂白液。 一般式(2) MOOC−(Z)k−(X)n 〔式中、Xは−COOM1、−OH、−SO32、又は
    −PO334であり、Xは互いに同一でも異なってい
    ても良く、M、M1、M2、M3、M4はそれぞれアルカリ
    金属又は水素原子を表し、nは1〜4の整数を表し、Z
    はn価の炭素原子と水素原子、又は炭素原子と水素原子
    と酸素原子とから構成される炭素数1〜10の連結基を
    表し、kは0又は1を表す。〕
  4. 【請求項4】 前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄に対する
    前記一般式(1)で表される化合物のモル比が、1.0
    0〜1.10の範囲であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光
    材料用漂白液。
  5. 【請求項5】 前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄と、前記
    一般式(1)で表される化合物とを、ミキシングタンク
    内で混合して製造することを特徴とするハロゲン化銀カ
    ラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記一般式(1)で表される化合物をミ
    キシングタンク内で溶解した後、前記臭化第2鉄及び塩
    化第2鉄の少なくとも一方を、撹拌状態の下で添加して
    製造することを特徴とする請求項5に記載のハロゲン化
    銀カラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記一般式(2)で表される化合物を含
    有することを特徴とする請求項5又は6に記載のハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料用漂白液の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記臭化第2鉄又は塩化第2鉄に対する
    前記一般式(1)で表される化合物のモル比が、1.0
    0〜1.10の範囲であることを特徴とする請求項5〜
    7のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光
    材料用漂白液の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハ
    ロゲン化銀カラー写真感光材料用漂白液を使って、ハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料を処理することを特徴とす
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  10. 【請求項10】 前記ハロゲン化銀カラー写真感光材料
    の感光性層の少なくとも1層に含有されるハロゲン化銀
    乳剤が、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の50%以上
    が、平均アスペクト比が2以上の平板状ハロゲン化銀乳
    剤であることを特徴とする請求項9に記載のハロゲン化
    銀カラー写真感光材料の処理方法。
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