JP2002311159A - 霧センサ - Google Patents

霧センサ

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JP2002311159A JP2001145669A JP2001145669A JP2002311159A JP 2002311159 A JP2002311159 A JP 2002311159A JP 2001145669 A JP2001145669 A JP 2001145669A JP 2001145669 A JP2001145669 A JP 2001145669A JP 2002311159 A JP2002311159 A JP 2002311159A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、霧センサ、ならびに、霧除去装置に
関するものである。 【構成】光線を発する投光機1と、それを受ける受光機
2と、受光機2の受光電力が減少して 霧、雨、雪の存
在が仮定される時に、霧であるか否かを識別するための
天候情報を得るための、湿度センサ5、雨センサ3、温
度センサ6を有すると共に、以上の機器を全体として制
御するマイクロプロセサ4から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】
【従来の技術】本出願は、霧センサに関するものであ
る。従来の霧センサとしては、特開平6−11817
9、特開平11−271469が ある。いずれも、立
派なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願は 特開平11
−271469とは違って、レーダーを使わず、特定の
地表付近、たとえば、ハイウエイ沿線にて好適で、より
低コストで、かつ、特開平6−118179とは違って
数値計算とゆう間接的な手段によらず、雨と霧の区別
が、より確実な霧センサをめざしたものである。また、
維持、運用コストの低い、霧除去装置の実現を、第2の
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光線を発する
投光機1と、それを受ける受光機2、および、雨センサ
3と、湿度センサ5、さらに、これらと無線または有線
で、オンラインで つながり、これらの機器を制御する
マイクロプロセサ4から なっている。図1参照。
【0005】
【作用】晴天時には、投光機1より発した光が、受光機
2において そのまま受けとられる。受光機2の受光量
が減衰する時は、雨か、雪か、霧である。(廃棄ガスを
大量に出す、廃棄ガス対策の されていない車が、何台
も連続して通るときを除けば、一般には 自動車の廃棄
ガスは短時間に自然消滅する)。これらの時には、雨セ
ンサ3と湿度センサ5の信号が、マイクロプロセサ4に
より照会される。
【0006】湿度センサ5により、雪と他の二つが区別
できる。湿度が高ければ、(一例90%以上)雨か、霧
である。雨センサ3へファン7で風を送ることにより、
霧の時には、雨センサ3への水滴の生成が 遮られる可
能性が大である。したがって、受光量が減衰して、湿度
センサ5の計測値が高く、雨センサ3がオフならば、霧
の可能性が強いと いえる。( 雨センサ3がオンであ
れば、雨である。湿度センサ5の計測値が高くない時に
は、オンライン接続された温度センサ6を通して、周囲
温度あるいは季節を総合的に、マイクロプロセサ4に判
断させて、雨か雪か区別できる。)
【0007】
【実施例】投光機1、受光機2は自動車ランプの光を除
くために、その光軸が、ハイウエイと直角となるように
置かれる。また、受光機2の上には、太陽光を拾わぬよ
うに、板<木またはプラスチックでもよい>が設置され
る。湿度センサ5としては、一例塩化リチウム露点計を
使える。雨センサ3としては、電極間の短絡、あるい
は、容量変化により、雨を感知するものを使える。
【0008】雨センサ3の電極へ風を送るためのファン
7は、家庭用の扇風機でよい。ただし、常時、動かすの
は電気代のムダゆえ、受光機2の受光量が減少した時の
み、ファン7を動かす。これは、ファン7とオンライン
で つながるマイクロプロセサ4の制御により、容易に
実現できる。もちろん、投光機1から受光機2への投光
は、霧の生じる季節には、常時やってよい。
【0009】本発明のような霧センサは、自動車道路沿
い、ことに、道路がカーブしておるところ等、見とおし
のわるいところへ優先的に設置される。図2。
【0010】投光機1から発せられた光に関する、受光
機2側での受光量の変化は、常にマイクロプロセサ4に
より計測されておる。受光機2側の受光量が変化した時
のみ、(減衰した時のみで、受光量が増大することは有
り得ない。受光電力が照射電力より高くなるのは、何ら
かの外乱が入ったケースである)、マイクロプロセサ4
は湿度センサ5や雨センサ3による計測を開始せしめ
る。
【0011】湿度センサ5の計測値が高いときには、雨
か霧と判別できる。本発明は、雪や雨の計測にも使える
が、霧の計測に重点を置く時には、高い湿度が検出され
た時に始めて、雨センサ3による計測を、マイクロプロ
セサ4が始めるようにしても良い。
【0012】この雨センサ3には、その電極に向けて、
送風がなされるように、ファン7が併設されている。フ
ァン7の風により、霧は容易に除去されるし、雨であれ
ば、ファンの風にもかかわらず、雨センサ3の電極を濡
らす可能性が大である。ことに、ファン7にヒータを埋
め込んで、熱風を送るようにすると、雨なら センサ3
の電極をやはり濡らすが、霧なら 空中に溶けこみ、電
極を濡らすことは まず無い。(温度が高いほど、より
多くの水分を水蒸気として、空気は保持できる。) 雨センサ3がオンであれば、雨であると、また、雨セン
サ3がオフならば、霧であるとマイクロプロセサ4によ
り判断される。
【0013】さて、道路がカーブしておると、直線道路
の時に比して、濃密な霧が生じた時に、ドライバーの運
転への影響が大である。そこで、霧が毎年発生しやす
い、しかも、カーブしておる地点へは、ハイウエイに沿
って、マイクロプロセサ4とオンライン接続された、複
数台の霧除去用の大型の扇風機9を設置できる。牧野原
台地の茶畑にて、地表の空気のかくはん用に用いている
扇風機は、その一例だが、霧除去用としては、風量を高
めるため、より高速回転するように、調整がなされるこ
とになる。
【0014】ハイウエイの安全のためには、迅速の霧の
除去が 必要だからである。上記の霧計測システムによ
り、霧の発生が検知された時には、マイクロプロセサ4
により、この霧除去用の大型扇風機9が 自動的に運転
せられる。もちろん、霧が観測されなくなったら、電気
代の節約のため、この霧除去用の扇風機9の運転は、マ
イクロプロセサ4により停止される。この大型扇風機9
の回転する羽根へ、ヒータを設けて、羽根を熱して、加
熱された空気を送風することは、霧の除去に有効であ
る。
【0015】マイクロプロセサ4は、受光機2での受光
率(受光電力/投光電力)の大小により、霧の薄い、濃
いを定量的に把握できるので、受光率が小さく 濃い霧
であれば、霧除去用の扇風機9を高速回転せしめ、受光
率が高く(1に近く) 薄い霧ならば、扇風機9の回転
速度を低減せしめることによっても、維持費を節約しつ
つ、効率的な霧の除去を、本システムで実現できる。
【0016】雨センサ3として、電極へ通電して、その
短絡により 雨を検出するタイプのものを用いる時に
は、前記のように、受光機2の受光量が減少し、しか
も、計測された湿度が高い時のみ、雨センサ3による計
測を行うことにより、雨センサ3の電極の劣化を抑制で
きる。また、上記のようなタイプの雨センサ3は、前回
の計測で電極が雨で濡れておるならば、再使用のため
に、その電極を乾燥させる必要が有る。電極が濡れたま
までは、いったん雨が止んだ後で、しばらくして(一例
半日)再び降り始める時、その再度の降雨の検出に支
障を来すからである。
【0017】この雨センサ3の電極の乾燥とゆう観点か
らは、前述のファン7に代えて、マイクロプロセサ4と
オンラインで つながる、ヘアドライヤー7’のような
ものを用いてもよい。霧と雨との区別のために送風する
時には、(霧への送風、ことに温風により霧を気中へ水
蒸気として溶かしこむことが できる)、加熱を しつ
つの送風が、勿論 良いが、そのドライヤー7’を弱め
に、送風量も やや少なめに運転することが できよ
う。一方、電極の乾燥時には、風量を強くし、また、加
熱も強くしつつ、送風するのが良かろう。もちろん、こ
のドライヤー7’の上には、傘の代わりに、板を設置
し、ドライヤーへの雨を防ぐことになる。この板は、雨
センサ3の電極を覆わぬように設置される。
【0018】なお、太陽光を拾わぬように、受光機2の
上に設けた板を広くし、路上に たまっていた水で、通
行車により はねとばされた水が、受光機2を汚さぬよ
うにすることは 意味が有る。
【0019】雨センサ3の電極の乾燥には、このドライ
ヤー7’に代えて、一例 マイクロプロセサ4とオンラ
インで つながる食器乾燥機7”を用いることも でき
よう。通常の食器乾燥機の蓋に、自動開閉用のモータを
付けて、それもマイクロプロセサ4にオンラインで つ
なぐ。
【0020】雨センサ3の電極を、食器乾燥機7”の中
に設置し、雨センサの計測時には、その蓋をマイクロプ
ロセサ4により自動的に開けて、雨の検知を行わせる。
電極が いったん濡れて、次回の雨の検出のために、電
極の乾燥を するときには、マイクロプロセサ4は そ
の蓋を自動的に閉めて、食器乾燥機7”をオンにし、電
極の乾燥をさせるのである。食器乾燥機7”は 蓋の内
側へ温風を送風する仕組みを有するが、前記のように雨
センサ3による、霧と雨の区別のための計測を行うとき
には、フタを開けたまま、温風を送風して、霧を気中へ
溶かし込むこともできる。この場合、温風により 霧が
消えると、電極は乾燥したままで、雨センサは オフの
ままゆえ、霧と わかる。雨なら、温風であろうと 電
極は濡れ、雨センサは オンとなる。
【0021】ヘアピン カーブで、しかも、霧の発生が
毎年観測されるところでは、投光機、受光機システム
を、2組以上 カーブの内側と外側の各々に設ける。霧
に濃淡が 有る場合の、計測の信頼性向上の観点から
は、これらのうち 1組でも、オンなら、ハイウエイに
霧が かかっている、(もしくは 雨か雪である)可
能性が大である。そのような判断のためのソフトウエア
は、マイクロプロセサ4上に容易に実現できる。こうし
た仕組みにより、場所による 霧の濃度の濃淡の影響を
低減できる。その後、湿度センサ5の計測が なされ、
湿度が 高くないなら、雨か 雪で、温度センサ6の計
測を併用して、雪か 雨か、判断できる。(計測され
た、ある湿度に対し、温度が所定値以下なら、雪であ
る。)湿度が 一定値以上であれば、雨か 霧である。
雨センサによる霧と雨の区別についての信頼性の向上の
観点からは、ファン7が併設された雨センサ37、ドラ
イヤー7’が併設された雨センサ37’、食器乾燥機
7”に設置された雨センサ37”のいずれを用いるにし
ろ、これらの雨センサを(1種類のみにしろ、2、3種
類混用にしろ)3台もしくは複数台 設けて、マイクロ
プロセサ4が 多数決原理で 計測結果を判断するよう
にできる。そのようなソフトウエアは、容易に実現でき
る。マイクロプロセサ4による制御で、これらファン
7、ドライヤー7’,食器乾燥機7”の運転は、いずれ
を用いても、(湿度センサによる計測後)、霧もしくは
雨の時に限られるので、それらの維持費、電気代も限定
されると みてよい。
【0022】投光機と受光機の間の距離としては、一例
として ハイウエイの、当該設置地点(での通行車両の
平均速度に対応した)車間距離を用いることが でき
る。なお、この投光機と受光機より成る、2組の装置を
垂直方向に並べたものを、考えることができる。鹿、猪
などの野性動物が 仮に下の方の光路を横切ったとして
も、上の方の光路をやや高め、(一例 下方光路の2〜
3m上)に設置することにより、そのような外乱は 上
方の受光機で計測されることは 無い。図3参照。この
ように、垂直方向に2組の投光機、受光機システムを設
置するときには、両方が オン、つまり、受光電力の減
少が検出された時のみ、霧(もしくは、雨か雪)と、マ
イクロプロセサ4をして、判断せしめる。そのような、
ソフトウエアは容易に実現できる。また、このような設
置により、上方の光路を鳥が横切ることが有ったとして
も、上下の両光路を 鳥が横切ることは、集団で野鳥が
動くケースを除けば、ありえないので 鳥による、本シ
ステムの誤動作も 無くすことが、できよう。さて、長
期の間には、自然界の ほこりが、投光機、受光機の光
学部品へかかる。そこで、受光機と同様、投光機の上に
も、板を設置する。すると、木の葉・・等を、拾わなく
なる。また、投光機や受光機が すっぽり入る、パイプ
を 水平面で2分したような、半円筒形のパイプで、投
光機の投光部、受光機の受光部の上方を おおうのも良
い。このようにしても、太陽光や カーライト等の外乱
を防ぎやすい。なお、完全な円筒だと、木の葉や、ごみ
が たまるので、底の無い 半円筒、あるいは、底1/
3が欠けた円筒にする。本システムで用いる板、パイプ
は、落雷の影響を除くために、鉄板等 導電性のものは
避ける。同じ目的のために、本システムの いずれの構
成要素からも、十分離れたところへ、避雷針が設置され
る。
【0023】光としてレーザー光を用いるときには、何
らかの拍子に、ハイウエイ上の車のドライバーを、レー
ザー光で照射することの無いように、投光機(レーザー
発振機)をハイウエイに近い側に、それから遠ざかる方
向へ、受光機を設置するのが良かろう。図4参照。この
ような受光機の設置は、カーライト の光が、道路のカ
ーブが急であれば、若干 入りやすくなるかもしれない
が、レーザー光とカーライトの光を受光機側で、波長等
により区別することは、それほど 難しくはない。レー
ザー光の波長で、感度が鋭敏な受光ダイオード等を用い
る。さて、投光機により、常時 レーザー光が発せられ
ているとしたならば、かなりの霧、雪、豪雨でも、受光
機では いくばくかの受光が計測せられると 考えられ
る。
【0024】たとえ、1秒とはいえ、受光機へ全くレー
ザー光が入らぬとしたなら、鳥類などが通りすぎた時で
ある。もちろん、受光機や投光機(レーザー発振機)の
故障時には、長時間に わたり、受光電力は0 となる
が、投光機の電源回路の故障など、受光機、投光機の動
作状況は、それとオンラインで つながるマイクロプロ
セサ4にて、把握できる。つまり、マイクロプロセサ4
は、受光電力=0 の状況が生じたら、それが計測装置
の故障に依るものか、否かを区別できる。
【0025】ことに、投光機がオンになっていて、受光
機、投光機の自己診断機能により、両者が正常に機能し
ているとマイクロプロセサには判断される にもかかわ
らず、受光電力=0 が長時間 続くならば、地震、あ
るいは、大型ダンプカーの通過に伴う振動、もしくは、
車両のガードレールへの衝突による振動、その他の要因
で、レーザーの光軸がずれたことが考えられる。
【0026】このようなケースで、レーザー光の投光を
続けることは、計測上 意味をなさないし、なかんず
く、付近を通るハイカー等、通りがかりの人へ障害を与
える危険性が有る。レーザー光の受光を遮っているの
が、人では なくて、たとえ、野生動物だとしても、動
物愛護の観点から、レーザー光の照射を止めるべきであ
る。
【0027】そこで、各機器が正常にも かかわらず、
受光電力=0の状態が続いたなら、(一例 3秒)、マ
イクロプロセサは、自動的に 投光機をして、レーザー
発振を停止せしめる。このような、ソフトウエアは 容
易に実現できる。図7参照。なお、受光=0の原因が、
光軸のずれか、動物または人が 光路を遮っている、等
のいずれであるかを、マイクロプロセサ4をして、識別
せしめることは、一般には困難ゆえ、安全サイドに立っ
て、投光を止めるのが良かろう。なお、偶然に通過する
鳥類の目を守るため、レーザー出力を弱めに設定してお
いても、霧の観測とゆう点からは、不都合は まず無か
ろう。
【0028】このような、投光機と受光機をマイクロプ
ロセサにより、全体として一元管理し、受光電力=0
で、レーザー発振を自動的に止める仕組みは、レーザー
光を計測に用いる投光、受光システムでは、用途のいか
にかかわらず、不測の事態において、周辺を通りすぎる
人畜の目の保護のために、絶対に必要である。
【0029】ところで、雨滴の直径は0.5mm〜5m
mであり、したがって、前記 雨センサの電極間隔は一
例、1〜2mmにすれば、雨滴による短絡を検出しやす
い。一方、雨以外では、唯一 水滴よりなる降水であ
る、霧雨の水滴の直径は0.5mm以下である。水蒸気
が凝結してできた水滴、氷晶からなる霧の直径でもって
短絡できるよう、電極間隔を一例10μ〜100μ に
微小加工した、いわゆる雨センサの’延長版’を考案で
きる。
【0030】このような微細な電極間隔を有する雨セン
サを、電極を下の方に向けて設置する。雨や雪は、風で
横へ流れることも有るが、基本的に上から下へ落ちる。
しかし、霧は滞空する。粒子の直径が小さく軽いので。
したがって、下向きに設置した、微細な電極間隔に対し
て、短絡あるいは容量変化を起こさしむるものは、霧の
みの はずである。
【0031】微細加工した電極間隔を短絡する、霧の粒
子は ただちに蒸発するのであるが、霧が濃厚であれ
ば、そのさいの瞬間的な通電が 繰り返され、これらの
μ sec〜m sec秒の通電を観測することが で
きる。検出回路にコストを かければ、霧が薄くても、
同様に検出できることは ゆうまでもない。このような
センサを用い、さらに、横へ流れた雨や雪を拾わぬよう
に、微細加工した電極の回りを、高さ5cm〜10cm
前後の板で囲うことで、霧のみを検出できる。つまり、
投光、受光システムを使わずとも、霧と雨、雪との区別
を つけることも、できよう。上記の仕組みを用いると
きには、湿度センサを使わずとも、本システムは 有効
に、霧を検出できると言える。
【0032】なお、投光・受光システムを用いると、上
記 電極の表面における、早朝の露の発生による誤動作
を確実に防止できる。また、霜は電極の温度が0度以下
になった時に でき、露は 電極の温度が0度より上
で、そこの空気の露点温度以下に下がったときに でき
る。そこで、微細加工を施した電極の、周辺の空気の露
点を、マイクロプロセサ4をして 露点温度計により測
定しつつ、電極温度を露点より高めに制御することを行
えば、投光・受光システムを使わずとも、露の影響を除
去できる。
【0033】霧の検出された時には、前出の霧除去用の
大型扇風機9を動かす(ことに、その回転羽根を加熱し
て、動かすと効果的)他に、ハイウエイ沿いに設置され
た、道路照明装置10を点灯するのも意味が有る。な
お、霧除去用の大型扇風機9は、(首振り式であろう
と、なかろうと)その送風方向が、ハイウエイ上に限ら
れるように設置(そして、動作制御)されておる。ま
た、雨センサ3で 雨か、霧かの判断を、マイクロプロ
セサ4が 下した後で、大型扇風機9が 動きだすのだ
が、その送風の影響を受けないところに、雨センサ3は
設置される。投光機、受光機システムにて、受光率が
1に なれば、霧が消えたと いえる。すると、マイ
クロプロセサ4は、大型扇風機9や道路照明装置をオフ
にする。したがって、電気代のムダを低減できる。
【発明の効果】本システムでは、雨センサ3により、雨
か 霧かの判別を しているのであり、在来システムの
ように、数値解析とゆう間接的方法に よらないので、
霧か否かの判別が より確実である。本システムのよう
に、回転羽根に ヒータを付けた、大型扇風機を用いる
ことで、効率良く霧を除去できる。計測にレーザーを用
いているときに、本システムのように、関連機器に故障
が検出されぬのに、受光電力が 0 の状態が、一定時
間(一例 数秒以上)続いたら、自動的にレーザー光を
止める仕組みは、人畜への安全上 有益である。電極間
隔を、一例 10〜100μmに微細加工した、雨セン
サの”延長版”は、電極を下向きに設けることにより、
そのまま 霧センサに なりうるのである。自然界に存
在している霧粒子の大きさは、気象条件により さまざ
まであるといえよう。そこで、電極間隔を、たとえば
100〜200μm、また、200〜300μm、30
0〜400μmのように変えた、数種類の霧センサを用
意し、それらのうちの1種類にて、霧が検出されたら、
マイクロプロセサ4は、霧が 生じていると、判別する
ようにしても良い。もちろん、1台の霧センサにおい
て、電極間隔を 一定にしたまま、微細加工するのでな
く、ある部分で10〜100μm,他の部分で 100
〜200μm,残りの部分で 200〜300μm の
ように、加工したものを用いることも意義が有る。な
お、このように 微細加工を施した電極による雨センサ
(=霧センサ)を用いるときには、大型扇風機9の送風
の影響を受けないように、特に このタイプの雨センサ
(霧センサ)の設置位置に注意を払わねばならない。本
発明は、霧の かかることが多い、無人の飛行場にも有
効と思える。
【0034】投光、受光システムと、既存の雨センサ、
湿度センサを組み合わせることで、既存の投光、受光シ
ステムの計測結果を数値解析したり、あるいは、画像認
識を用いるときよりも、単なる理論を越え、計測現場に
おける、さまざまな霧の発生状況のいずれのケースに
も、より有効な、霧検出システムを実現できる。霧が検
出された場合には、霧除去用の大型扇風機を動かした
り、また、前記マイクロプロセサと、その電源回路がオ
ンラインで つながるようにした、ハイウエイぞいの照
明灯を自動的に点灯せしめることにより、ハイウエイ上
の車両の安全を図ることが できる。夜明け に生じる
霧を、人の目を介して、遠隔監視する手順を用いるとき
には、早朝勤務をその人々に強いることになるが、本シ
ステムでは、霧の認識の確実さについて、上記手順と同
程度のものを実現しつつ、無人化を図ることが、でき
る。電極間隔を微細に加工した、雨センサを霧センサと
して用いるときには、前述のように計測手段を単純化で
きるので、微細加工に伴うコストアップと、瞬時の通電
を検出するための、高感度回路を使用することに伴うコ
ストアップを、かなり 低減できる。このような、微細
加工した電極を持つ霧センサは、投光、受光手段を設置
しがたいような、地形状況、その他のケースにて有効で
ある。なお、雨センサとしては、以下のような すぐれ
た改良版を、本システムへ用いることもできる。電極の
腐食の低減において、すぐれている特開平2−2620
90、毛管現象を活用した特開平2−57956、夜露
によるエラー防止を考慮した特開昭62−11204
3、圧縮空気を用いた特開平4−194657。本シス
テムにて、これらを活用することも意味があろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】霧計測および霧除去用の、本システムの概略構
成図。
【図2】通常光を用いた場合の、霧の計測、除去システ
ムの設置状況の概略図。図1のように、マイクロプロセ
サ4と 本システムの その他の構成要素とは、有線ま
たは無線で、オンライン接続されているが、本図では
その接続状況は省略している。通常光を用いるときに
は、ハイウエイ上の車両のドライバーの目の位置と、光
路の高さが同程度でもさしつかえない。そこで、ハイウ
エイの路面から1m〜2mの高さに、投光機、受光機が
設置される。雨天時に、通行車両によるハイウエイから
の水しぶきで、受光機が汚されぬように との観点から
は、このようなやや高めの設置は 意味が有る。受光機
は、太陽光や カーライトを拾わぬように、その上と左
右側面を板で囲うのであるが、とくに、カーライトの光
を避けるべく、急カーブの地点では、ハイウエイに近い
側へ受光機を、遠い側へ投光機を設置する。ただし、前
記の水しぶきを避けるため、受光機はハイウエイより数
m 離す。このようにすると、受光機の近傍にて、投
光、受光用の光路に対し、カーライトの光が なす角度
が大きくなり、カーライトの影響を小さくできる。図2
にて、温度センサ6、湿度センサ5、および、雨センサ
3はファン7や、霧除去用の大型扇風機9からの風の影
響を受けないところであれば、どこに設置しても良い。
ただし、ハイウエイの車両の廃棄ガスの影響を受けぬよ
うに、ハイウエイから離れたところへ、設けるのが良か
ろう。もちろん、投光機、受光機の光路と交差せず、離
れておることが必要である。マイクロプロセサ4は、フ
ァン7や霧除去用扇風機の風を受ける位置でも良い。図
2は、鳥かん図。
【図3】投光、受光システムを 垂直方向に2組並べて
用いるときの霧センサシステム。垂直に立てた2本の棒
に、投光機1と投光機1’、それらに対応した受光機2
と受光機2’を設置したもの。図3は、側面方向から見
た図。ドライヤー7’は、その送風により 温度センサ
6や湿度センサ5が影響を受けぬならば、どこに設けて
も良い。棒11、11’として、太い木柱、強化プラス
チック柱等を用いることも可。
【図4】投光機としてレーザー発振機を用いるときの、
霧センサの設置状況。ハイウエイに沿って側面方向から
見た図。投光されたレーザー光は すべて受光機にて受
け止められるように、投光、受光機が設置されるのであ
るが、その光路の延長上、あるいは、受光機の設置場所
の周辺が畑、あるいは、山道のように、人が 出入りす
る可能性の高い場所であるときには、図2の通常光によ
るシステムの方が、良かろう。レーザ光を用いるとき
で、何らかの事情で、受光機をハイウエイに近い側に設
置し、投光機をハイウエイから遠いところへ設置せねば
ならない時には、レーザー光が 車両のドライバーの
目に入らぬように、レーザー光の光路が ドライバーの
目の高さ とならぬように、ハイウエイが高架であるな
らば、レーザー光の光路が、一例 ハイウエイの路面と
同程度の高さとなるように、投光機、受光機を設置す
る。ハイウエイが、もし 高架でなく、路面が通常道路
と同じ高さなら、子供やペットへの影響を考え、光路を
路面上 一例 3〜4mに設けるのが 良い。雨センサ
3を、その蓋の内側に設置した食器乾燥機7”は、受光
機側に描かれているが、廃棄ガスの影響を受けないとこ
ろなら、どこに設置しても良い。レーザ光を用いるとき
には、マイクロプロセサ4、温度センサ6、湿度センサ
5とも、間違ってレーザー光の照射を受けないように、
その設置場所に注意を払うべきである。本図では、わか
りやすさのために、ハイウエイに比し、本システムの各
構成要素、特に、センサ類を大きく描いている。(図2
にても同様)。
【図5】回転羽根の表面に、ヒータ8を設けた、霧除去
用の大型扇風機9。3枚の回転羽根は、本来 同形であ
るが、ま正面でなく、少し斜めから見た図ゆえ、違って
みえる。受光率が小さいなら、加熱を強くし、受光率が
高いなら、加熱を弱くして良い。
【図6】微細加工した電極を持つ霧センサの一例。上の
図は、電極を拡大(約 x100倍)した模しき図。図
中の電極間隔 50μmは 一例である。150μm,
250μmでも良い。下の図は、微細な電極間隔を有す
る霧センサの設置例であり、電極面が 下向きになって
いる。電極面は、車両などの水しぶき等の影響を受けぬ
ように、四囲をプラスチック等の板で囲われている。ま
た、やや高いところ(一例 地表から2m)へ設置され
る。なお、霧が流れ込めるように、装置の下方は解放さ
れている。下図は縮少図(約1/10)雨天時に、雨の
微粒子を拾って、誤動作しないように、通常の雨センサ
3を併用し、微細な電極間隔を有する霧センサが、オン
になっても、通常の雨センサもオンなら、マイクロプロ
セサ4は、雨であると判断し、併設した雨センサがオフ
なら、霧と判断するように するのが良い。
【図7】人畜への安全性向上のための、レーザー光の利
用時における、レーザー発振の自動停止のためのフロー
チャート。受光機2に故障が有るなら、投光は無意味ゆ
え、レーザー発振を ただちに止めることになる。投光
機1に故障が検出された場合、および、上記の場合に
は、マイクロプロセサ4は、電話回線(有線、もしく
は、無線)にて、本システムを運営する、もよりの管理
センタへ故障の通報を出すことになる。
【符号の説明】
1は投光機。 2は受光機。 3は雨センサ。 4はマイクロプロセサ。 5は湿度センサ。 6は温度センサ。 7は 雨センサの電極への送風用のファン、扇風機。 コンプレッサーからの空気(空気圧は 低くてよい)を
ホースで導いて、送風するようにしても良い。 7’は ドライヤーであり、雨センサの電極への送風用
に使う。 7”は食器乾燥機であり、上記と同じ目的で使う。 8は、霧除去用の扇風機の回転羽根に設置されたヒー
タ。 9は霧除去用の扇風機。 10は道路照明装置。 11、11’は 棒もしくは木柱。(落雷の影響を受け
ぬように、鉄柱は使わぬ。)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光線を発する投光機1と、それを受ける受
    光機2と、湿度センサ5、雨センサ3、及び、これらの
    機器を制御するマイクロプロセサ4からなる霧センサ。
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