JP2002310835A - 差圧測定装置 - Google Patents
差圧測定装置Info
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Abstract
差圧測定装置を提供する。 【解決手段】 ベースブロックと、このベースブロック
の一面に一面が設けられた接液ダイアフラムを具備する
差圧測定装置において、前記接液ダイアフラムの他面に
一面が接して設けられた樹脂シートと、前記ベースブロ
ックの一面とこの樹脂シートの他面に一面が接して設け
られ他面が測定流体に接する板状の保護プレートとを具
備したことを特徴とする差圧測定装置である。
Description
で、メンテナンス性も良好な差圧測定装置に関するもの
である。
来例の要部構成説明図で、図4は図3の要部詳細説明図
である。図において、ダイアフラムシールユニット3
は、差圧測定装置本体1に導圧管2を介して設けられて
いる。
示す如く、ベースブロック31と、ベースブロック31
の一面に設けられた凹部32と、この凹部32に設けら
れ受圧室33を構成する接液ダイアフラム34と、一平
面がこの接液ダイアフラム34の周縁部を凹部32に溶
接36固着するリング状のシ−ルリング35とにより構
成されている。
固性流体が接液ダイアフラム34に付着するのを防止す
る目的で、例えば、テフロン(=商品名)の保護プレー
ト41を接液ダイアフラム34に被せる。また、耐食目
的では、高耐食性金属の保護プレート41を接液ダイア
フラム34の上に被せる。その際に、接液ダイアフラム
34と保護プレート41の間には、プロセスの測定流体
からの圧力を確実に伝達させる目的でグリス、オイル等
流動性を持った流動体42を入れている。
うな装置においては、グリス、オイル等の流動体42は
流動性のために、接液ダイアフラム34と保護プレート
41との間に、充填の際に気泡が残らないように慎重な
作業が必要であり、気泡が残ると、測定誤差が生ずるこ
とになる。
に接続する際には、十分注意して行わないと、充填した
グリス、オイルの流動体42等が流出してしまう恐れが
あり、作業的に非常に時間が掛っていた。
ので、測定精度が良好で、メンテナンス性も良好な差圧
測定装置を提供することにある。
るために、本発明では、請求項1記載の差圧測定装置に
おいては、ベースブロックと、このベースブロックの一
面に一面が設けられた接液ダイアフラムを具備する差圧
測定装置において、前記接液ダイアフラムの他面に一面
が接して設けられた樹脂シートと、前記ベースブロック
の一面とこの樹脂シートの他面に一面が接して設けられ
他面が測定流体に接する板状の保護プレートとを具備し
たことを特徴とする。
載の差圧測定装置において、前記樹脂シートとして、粘
弾性樹脂シートが使用されたことことを特徴とする。
載の差圧測定装置において、前記樹脂シートとして、テ
フロンシートが使用されたことを特徴とする。
至請求項3の何れかに記載の差圧測定装置において、前
記保護プレートとして、耐食性金属材よりなる板状の保
護プレートが使用されたことを具備したことを特徴とす
る。
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図3,図4と同一記号の構成は同一
機能を表す。以下、図3,図4と相違部分のみ説明す
る。
アフラム34の他面に一面が接して設けられている。こ
の場合は、例えば、粘弾性樹脂シートあるいはテフロン
シートが使用されている。板状の保護プレート52は、
ベースブロック31の一面とこの樹脂シート51の他面
に一面が接して設けられ他面が測定流体FLに接してい
る。この場合は、例えば、耐食性金属材よりなる板状の
保護プレートが使用されている。即ち、プロセスの測定
流体FLに直接接する、保護プレート52は、プロセス
の測定流体FLが凝固性流体の場合には、付着防止のた
めに用いるので、この場合は、テフロン(=商品名)の
材質で出来ている。保護プレート52は、ベースブロッ
ク31に被せて使用するが、接液ダイアフラム34と同
じな形状で出来ている。さらに、保護プレート52をベ
ースブロック31に取り付けた際に、保護プレート52
と接液ダイアフラム34間のクリアランスを無くすため
に、樹脂シート51を保護プレート52と接液ダイアフ
ラム34間に挟み込む。樹脂シート51は、保護プレー
ト52と接液ダイアフラム34の形状と同一に製作され
ている。樹脂シート51は、この場合は、例えば、粘弾
性樹脂シート、あるいは、経年変化、耐熱性等優れたテ
フロンの樹脂で製作され、この場合は、保護プレート5
2の1/2〜1/5厚さ程度である。樹脂シート51
は、保護プレート52と接液ダイアフラム34の形状と
同一に製作されているので、特に、取付のための位置決
めガイド等を設けることなく容易に取り付けることが可
能である。
レート52はそれぞれ密着した構造となり、保護プレー
ト52で受けるプロセスの測定流体FLからの圧力は、
ロス無くセンサに伝達され、測定精度が良好な差圧測定
装置が得られる。
点検等で交換する際には、オイル、グリス等を充填する
必要もなく、保護プレート52のみを交換するだけで良
く、メンテナンス性が良好な差圧測定装置が得られる。
よいテフロン等を用いれば、取り外しの際に、樹脂シー
ト51が保護プレート52や接液ダイアフラム34に貼
り付いてしまうこともなく、容易に交換作業が完了し、
メンテナンス性が良好な差圧測定装置が得られる。
ば、長期間使用しても、オイル、グリス等の様に流出し
て無くなることもなく、メンテナンス周期が延び、長期
間安定した圧力測定が可能となる差圧測定装置が得られ
る。
図である。本実施例においては、フランジ取付差圧測定
装置61も接液部構造は、ダイアフラムシール付差圧測
定装置1と同じであるので、樹脂シート51と保護プレ
ート52を取り付けることが出来る。
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
によれば、次のような効果がある。接液ダイアフラムの
他面に一面が接して設けられた樹脂シートと、ベースブ
ロックの一面とこの樹脂シートの他面に一面が接して設
けられ他面が測定流体に接する板状の保護プレートとが
設けられた。
それぞれ密着した構造となり、保護プレートで受けるプ
ロセスの測定流体からの圧力は、ロス無くセンサに伝達
され、測定精度が良好な差圧測定装置が得られる。
等で交換する際には、オイル、グリス等を充填する必要
もなく、保護プレートのみを交換するだけで良く、メン
テナンス性が良好な差圧測定装置が得られる。
期間使用しても、オイル、グリス等の様に流出して無く
なることもなく、メンテナンス周期が延び、長期間安定
した圧力測定が可能となる差圧測定装置が得られる。
果がある。樹脂シートとして、粘弾性樹脂シートが使用
された。粘弾性樹脂は、静圧に対しては変形するが衝撃
に対しては変形しない特性を有するので、圧力伝達が確
実になり、精度の良い差圧測定装置が得られる。
果がある。樹脂シートとして、テフロンシートが使用さ
れた。
取り外しの際に、樹脂シートが保護プレートや接液ダイ
アフラムに貼り付いてしまうこともなく、容易に交換作
業が完了し、メンテナンス性が良好な差圧測定装置が得
られる。
果がある。保護プレートとして、耐食性金属材よりなる
板状の保護プレートが使用された。
て、最適な耐食金属材料を保護プレートとして採用する
ことにより、保護プレートが腐食等で冒されることもな
い。更に、金属製のため、接液ダイアフラムと同じ工程
で製作することが可能であり、樹脂製保護プレートより
も薄い保護プレートを製作することが可能となる。これ
は、差圧測定装置の特性に与える影響が小さくなるため
安定した圧力測定が可能となる差圧測定装置が得られ
る。
で、メンテナンス性も良好な差圧測定装置を実現するこ
とが出来る。
成説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】ベースブロックと、 このベースブロックの一面に一面が設けられた接液ダイ
アフラムを具備する差圧測定装置において、 前記接液ダイアフラムの他面に一面が接して設けられた
樹脂シートと、 前記ベースブロックの一面とこの樹脂シートの他面に一
面が接して設けられ他面が測定流体に接する板状の保護
プレートとを具備したことを特徴とする差圧測定装置。 - 【請求項2】前記樹脂シートとして、粘弾性樹脂シート
が使用されたことを特徴とする請求項1記載の差圧測定
装置。 - 【請求項3】前記樹脂シートとして、テフロン(登録商
標)シートが使用されたことを特徴とする請求項1記載
の差圧測定装置。 - 【請求項4】前記保護プレートとして、耐食性金属材よ
りなる板状の保護プレートが使用されたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の差圧測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001108444A JP4240267B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 差圧測定装置 |
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JP2002310835A true JP2002310835A (ja) | 2002-10-23 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114046830A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-02-15 | 海默科技(集团)股份有限公司 | 流量计计量参数探测体系 |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108444A patent/JP4240267B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114046830B (zh) * | 2021-11-10 | 2024-03-08 | 海默科技(集团)股份有限公司 | 流量计计量参数探测体系 |
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