JP2002310640A - はんだ表面検査装置及び方法 - Google Patents

はんだ表面検査装置及び方法

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JP2002310640A
JP2002310640A JP2001119661A JP2001119661A JP2002310640A JP 2002310640 A JP2002310640 A JP 2002310640A JP 2001119661 A JP2001119661 A JP 2001119661A JP 2001119661 A JP2001119661 A JP 2001119661A JP 2002310640 A JP2002310640 A JP 2002310640A
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Kengo Wakamatsu
建吾 若松
Yuuji Kuri
裕二 久里
Michiya Ishiguro
理也 石黒
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器から基板を取り外す必要が無く、形状測
定装置よりも大きな基板上のはんだ接合部であっても、
その表面形状を検査する。 【解決手段】 はんだ接合部を直接検査する従来とは異
なり、表面形状転写部11が基板20上のはんだ接合部
の表面形状を測定物に転写し、形状測定装置12が、こ
の測定物の表面形状を検査することにより、間接的には
んだ接合部の表面形状を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、はんだ接合部の経
年劣化を把握するためのはんだ表面検査装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、はんだ接合部は、長期間の使用
に伴い、はんだの金属組織が粗大化することにより、剥
離やき裂が発生して経年的に劣化する。ここで、はんだ
の金属組織を観察すれば、経年劣化の目安を得られるこ
とが知られている。
【0003】一般に、はんだの金属組織を観察する場
合、試料を破壊する必要がある。しかしながら、試料の
破壊を避けるため、非破壊で検査する試みがなされてい
る。係る非破壊検査の方法としては、例えば、金属組織
の粗大化に伴い表面の凹凸が変化することに着目した方
法がある。
【0004】一方、経年劣化の別の目安として、機器の
電源の入断の繰り返しにより発生する熱疲労き裂の長さ
を測定する方法がある。これらの方法は、いずれも機器
から基板を取り外して形状測定装置にセットし、基板上
のはんだ接合部を直接測定することにより、非破壊で経
年劣化の目安を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の非破壊検査方法では、機器から基板を取り外す必要が
ある。また、基板の大きさが形状測定装置に入る大きさ
に制限されるので、部品の取り付け方向によっては対象
部品が測定不可能となり、やむをえず基板を小さく切断
する場合がある。
【0006】また、はんだ接合部の表面がフラックスで
覆われている場合には、はんだ接合部の真の表面形状が
測定不可能となる場合がある。
【0007】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、機器から基板を取り外す必要が無く、形状測定装置
よりも大きな基板上のはんだ接合部であっても、その表
面形状を検査し得るはんだ表面検査装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、フラックスで
覆われたはんだ接合部の真の表面形状を検査し得るはん
だ表面検査装置及び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、はんだ
接合部を直接検査する従来とは異なり、はんだ接合部の
表面形状を複製し、その複製物の表面形状を検査する構
成により、基板の取り外しや、大きい基板の切断を伴わ
ずに、はんだ接合部の表面形状を検査できることにあ
る。また、フラックスで覆われたはんだ接合部であって
も、表面形状を検査することができる。
【0010】さて以上のような本発明の骨子に基づいて
具体的には以下のような手段が講じられる。なお、以下
の各発明は、重複した記載を避ける観点から、装置又は
方法として表現された場合を示すが、表現されたカテゴ
リーに限らず、方法、装置、システム又はプログラム等
の他のカテゴリーで表現してもよいことは言うまでもな
い。第1の発明は、はんだ接合部の表面形状を検査する
ためのはんだ表面検査装置であって、前記はんだ接合部
の表面形状を測定物に転写する形状転写手段と、前記転
写手段により転写された測定物の表面形状を測定する形
状測定手段と、前記測定手段による測定結果を出力する
結果出力手段と、を備えたはんだ表面検査装置である。
【0011】このように、はんだ接合部を直接検査する
従来とは異なり、はんだ接合部の表面形状を測定物に転
写し、この測定物の表面形状を検査することにより、間
接的にはんだ接合部の表面形状を検査する。
【0012】従って、機器から基板を取り外す必要が無
く、形状測定装置よりも大きな基板上のはんだ接合部で
あっても、その表面形状を検査することができる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
形状転写手段が、加熱した熱可塑性樹脂を前記はんだ接
合部の表面に貼付けられたフィルム上に滴下する機能を
有しており、前記測定物が、熱可塑性樹脂付フィルムの
剥離面であり、前記形状測定手段が、前記はんだ接合部
から剥離された熱可塑性樹脂付フィルムの剥離面の表面
形状を測定するはんだ表面検査装置である。これによ
り、第1の発明の作用を容易且つ確実に奏することがで
きる。
【0014】第3の発明は、はんだ接合部の表面形状を
検査するためのはんだ表面検査方法であって、溶剤を含
ませたフィルムを前記はんだ接合部に貼付するフィルム
貼付工程と、前記フィルム貼付工程により貼付けられた
フィルムから溶剤を揮発させる溶剤揮発工程と、前記溶
剤揮発工程により溶剤を揮発させた後、前記フィルム上
に加熱した熱可塑性樹脂を滴下し、この熱可塑性樹脂を
固化させて前記フィルムの表面形状を固定する表面形状
固定工程と、を含んでいるはんだ表面検査方法である。
【0015】これにより、表面形状固定工程にて固化し
た熱可塑性樹脂をフィルムごと、はんだ接合部から剥離
し、この剥離面の表面形状を測定すればよいので、第1
の発明と同様に、機器から基板を取り外す必要が無く、
形状測定装置よりも大きな基板上のはんだ接合部であっ
ても、その表面形状を検査することができる。
【0016】第4の発明は、第3の発明であって、前記
はんだ接合部の表面をフラックスが覆っているとき、前
記フィルム貼付工程よりも前に、前記フラックスを除去
するための前処理工程を含んでおり、前記前処理工程
は、前記フラックスを溶解させる溶剤を含ませたフィル
ムをはんだ接合部に貼付する第1工程と、前記第1工程
により貼付けられたフィルムから溶剤を揮発させ、前記
フィルム中にフラックスを保持させる第2工程と、前記
第2工程により溶剤を揮発させた後、前記フィルムをは
んだ接合部から剥離する第3工程と、を含んでいるはん
だ表面検査方法である。
【0017】これにより、はんだ接合部の表面を覆った
フラックスを除去できるので、第3の発明の作用に加
え、フラックスで覆われたはんだ接合部の真の表面形状
を検査することができる。
【0018】なお、以上のような各発明において、前記
フィルムは、厚さ30〜100μmのアセチルセルロー
スを材料に用いてもよい。また、前記溶剤は、酢酸メチ
ル、イソプロピルアルコール及びリモネンのうち、いず
れか1種類以上を含有してもよい。さらに、前記熱可塑
性樹脂は、低融点パラフィン又はエチレン酢酸ビニル共
重合体を材料に用いてもよい。このようなフィルム、溶
剤及び/又は熱可塑性樹脂を用いた場合、上述した作用
を容易且つ確実に奏することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に
係るはんだ表面検査装置の構成を示す模式図である。こ
のはんだ表面検査装置10は、プリント基板20のはん
だ接合部の表面検査に用いられるものであり、具体的に
は、表面形状転写部11、形状測定装置12及び出力装
置13を備えている。なお、形状測定装置12及び出力
装置13は、検査装置本体14ともいう。
【0020】ここで、表面形状転写部11は、検査装置
本体14から独立して移動可能に設けられ、はんだ接合
部の表面形状を転写するものであって、具体的には図2
に示すようなプリント基板20上のはんだ接合部21
(プリント基板20と部品22とをはんだ23により接
合した部分)に対し、図3に示すように、溶剤付きフィ
ルムSFをプリント基板20上のはんだ接合部21に貼
り付ける貼付機能と、溶剤の揮発の後、図4に示すよう
に、溶剤付きフィルムSFから溶剤無しフィルムFに変
化した当該フィルムFに熱可塑性樹脂Rを加熱して液状
で滴下させる加熱・滴下機能とをもっている。
【0021】形状測定装置12は、表面形状転写部11
により熱可塑性樹脂付きフィルムFに転写されたはんだ
接合部21の表面形状を測定し、測定結果を出力装置1
3に送出するものである。出力装置13は、形状測定装
置12から送出された測定結果を出力するものである。
【0022】次に、ここで用いられるフィルム及び溶剤
等について詳述する。フィルムFは、基材が表面形状転
写部11に保持されており、転写前に溶剤が塗布されて
はんだ接合部21に貼り付けられるものであり、基材と
してアセチルセルロースが使用されている。基材のアセ
チルセルロースは、溶剤に溶け易く、成形性や剥離性に
優れる性質をもっている。
【0023】溶剤としては、酢酸メチルが使用され、さ
らに、イソプロピルアルコール及び/又はリモネンが含
有される。酢酸メチルは、基材のアセチルセルロースを
溶解させる作用を有し、短時間の塗布であればフィルム
Fを溶解させずに軟化させるのに好適である。
【0024】イソプロピルアルコール及びリモネンは、
各々はんだ接合部21のフラックスを溶解させる作用を
有し、フィルムFとフラックスとを一体化させる作用を
有する。なお、本明細書中、「フラックス」ははんだ接
合部21の保護剤であり、「溶剤」はフィルムFに塗布
される薬品であって、両者は異なるものである。
【0025】フィルムFの厚さは、30μm以下では溶
解又は破損の可能性があり、100μm以上では表面形
状を粗く不正確に転写する可能性があるため、30μm
から100μmの範囲内にあることが最も好ましい。
【0026】熱可塑性樹脂Rは、表面形状転写部11か
らフィルムF上に滴下されて固化するものであって、具
体的には例えば、低融点パラフィン及びエチレン酢酸ビ
ニル共重合体が使用されている。なお、熱可塑性樹脂R
は、はんだよりも低い融点を有し、固化により、フィル
ムFの反りや縮みを防ぎ、はんだ接合部21の表面形状
をフィルムFに固定(転写)させる機能を有する。
【0027】ここで、低融点パラフィンは、約40℃で
軟化する性質を有し、高温のヒータを不要とする利点を
奏する。エチレン酢酸ビニル共重合体は、数秒間で固化
する性質を有し、作業性に優れている利点を奏する。
【0028】次に、以上のように構成されたはんだ表面
検査装置によるはんだ表面検査方法について図5のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、操作者により、図
2に示す如き、はんだ接合部21の表面にフラックスが
付着しているか否かが判定される(ST1)。フラック
スが付着している場合には、表面形状転写部11によ
り、図3に示すように、溶剤付きフィルムSFがはんだ
接合部21に貼付される(ST2)。このとき、溶剤に
含まれるイソプロピルアルコール及び/又はリモネンが
各々はんだ接合部21のフラックスを溶解させ、フラッ
クスと溶剤付きフィルムSFとを一体化させる。
【0029】次に、数分間の経過により、溶剤付きフィ
ルムSF中から溶剤を揮発させる(ST3)。しかる
後、操作者が溶剤無しのフィルムFを剥離することによ
り、フィルムFと一体化したフラックスを除去する(S
T4)。これにより、フラックスが厚かった場合にはフ
ラックスの剥離面が得られ、フラックスが薄かった場合
には清浄なはんだ表面が得られる。
【0030】フラックスを除去した場合、又はステップ
ST1にてフラックスの付着が無いと判定された場合に
は、同様に図3に示すように、溶剤付きフィルムSFが
はんだ接合部21に貼付けられる(ST5)。次に、数
分間の経過により、溶剤付きフィルムSF中から溶剤を
揮発させる(ST5)。
【0031】その後、表面形状転写部11は、図4に示
すように、加熱して流動性を持たせた熱可塑性樹脂Rを
フィルムFの上に滴下させる(ST7)。熱可塑性樹脂
Rが固化した後(ST8)、熱可塑性樹脂R付のフィル
ムFは、操作者により、プリント基板20から剥離され
る(ST9)。ここで、熱可塑性樹脂R付のフィルムF
の剥離面(フィルム面)には、はんだ接合部21の表面
形状が転写されて複製されている。なお、この熱可塑性
樹脂R付のフィルムFは、プリント基板20の大きさと
基板20内の部品22の位置との両者に無関係に、はん
だ接合部21の表面形状を複製できる性質をもつ。
【0032】このような熱可塑性樹脂R付のフィルムF
は、操作者により、剥離面の角度が任意の位置に固定さ
れて形状測定装置12にセットされ(ST10)、しか
る後、形状測定装置12により、剥離面の形状が測定さ
れる(ST11)。この測定結果は、出力装置13を介
して出力される(ST12)。
【0033】これにより、部品22がプリント基板20
上のいかなる位置に取り付けてあっても、形状測定装置
12側の制限を受けずにはんだ接合部21の表面形状を
検査することができる。
【0034】上述したように本実施形態によれば、はん
だ接合部21を直接検査する従来とは異なり、はんだ接
合部21の表面形状を熱可塑性樹脂R付きのフィルムF
の剥離面に複製し、この剥離面の表面形状を検査するの
で、プリント基板20の取り外しや、大きい基板の切断
を伴わずに、はんだ接合部21の表面形状を検査するこ
とができる。
【0035】はんだ接合部21から取り外した熱可塑性
樹脂R付きフィルムFの剥離面の角度を形状測定装置1
2の任意の位置に固定できるので、対象機器から基板2
0を取り外したり、形状測定装置12の制限から基板2
0上の測定位置が限られることなく、はんだ接合部21
の表面形状を検査することができる。
【0036】表面形状を転写する表面形状転写部11が
検査装置本体14から独立しているため、対象機器にプ
リント基板20が搭載された状態でもはんだ接合部21
の表面形状を測定することができる。
【0037】すなわち、対象機器からプリント基板20
を取り外したり、形状測定装置の制限から測定位置が限
られることなく、はんだ接合部21の表面形状を検査す
ることができる。
【0038】はんだ接合部21の表面がフラックスで覆
われていてもフラックスを除去することにより、はんだ
接合部21の真の表面形状を検査することができる。
【0039】また、本実施形態によれば、以下の(a)
〜(d)のようなフィルムFや溶剤を用いた場合、はん
だ接合部21の表面形状を剥離面に正確に転写できるた
め、上述した効果を容易且つ確実に奏することができ
る。
【0040】(a)フィルムFに厚さ30〜100μm
のアセチルセルロースを使用しているので、はんだ接合
部21の表面形状を正確に転写することができる。
【0041】(b)溶剤にフィルムFを軟化させる作用
を持つ酢酸メチルを含んでいるので、溶剤付きフィルム
SFをはんだ接合部21の表面になじませることがで
き、表面形状を正確に転写することができる。
【0042】(c)溶剤にフラックスを溶解させる作用
を持つイソプロピルアルコール及び/又はリモネンを含
んでいるので、はんだ接合部21の表面のフラックスを
溶剤付きフィルムSFと一体化させることができ、表面
形状を正確に転写することができる。
【0043】(d)熱可塑性樹脂Rに低融点パラフィン
及び/又はエチレン酢酸ビニル共重合体を使用している
ので、フィルムFの反りや縮みを防ぐことができ、表面
形状を正確に転写することができる。
【0044】なお、本願発明は、上記各実施形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記
各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成用件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発
明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施す
る場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもの
である。
【0045】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器から基板を取り外す必要が無く、形状測定装置よりも
大きな基板上のはんだ接合部であっても、その表面形状
を検査できる。また、フラックスで覆われたはんだ接合
部の真の表面形状を検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るはんだ表面検査装置
の構成を示す模式図
【図2】同実施形態におけるはんだ接合部を説明するた
めの模式断面図
【図3】同実施形態におけるフィルムの貼付けを説明す
るための模式断面図
【図4】同実施形態における熱可塑性樹脂の滴下を説明
するための模式断面図
【図5】同実施形態におけるはんだ表面検査方法を説明
するためのフローチャート
【符号の説明】
10…はんだ表面検査装置 11…表面形状転写部 12…形状測定装置 13…出力装置 14…検査装置本体 20…プリント基板 21…はんだ接合部 22…部品 23…はんだ SF…溶剤付きフィルム F…フィルム R…熱可塑性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 理也 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 2F069 AA66 BB14 BB40 DD13 DD25 DD27 DD30 GG00 KK10 PP04 RR03 RR07 RR09 2G052 AA11 AD32 FC02 FC09 FC15 FD04 GA00 JA04 JA07 JA16 2G055 AA01 AA08 BA09 CA12 CA13 EA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ接合部の表面形状を検査するため
    のはんだ表面検査装置であって、 前記はんだ接合部の表面形状を測定物に転写する形状転
    写手段と、 前記転写手段により転写された測定物の表面形状を測定
    する形状測定手段と、 前記測定手段による測定結果を出力する結果出力手段
    と、 を備えたことを特徴とするはんだ表面検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のはんだ表面検査装置に
    おいて、 前記形状転写手段は、加熱した熱可塑性樹脂を前記はん
    だ接合部の表面に貼付けられたフィルム上に滴下する機
    能を有しており、 前記測定物は、熱可塑性樹脂付フィルムの剥離面であ
    り、 前記形状測定手段は、前記はんだ接合部から剥離された
    熱可塑性樹脂付フィルムの剥離面の表面形状を測定する
    ことを特徴とするはんだ表面検査装置。
  3. 【請求項3】 はんだ接合部の表面形状を検査するため
    のはんだ表面検査方法であって、 溶剤を含ませたフィルムを前記はんだ接合部に貼付する
    フィルム貼付工程と、 前記フィルム貼付工程により貼付けられたフィルムから
    溶剤を揮発させる溶剤揮発工程と、 前記溶剤揮発工程により溶剤を揮発させた後、前記フィ
    ルム上に加熱した熱可塑性樹脂を滴下し、この熱可塑性
    樹脂を固化させて前記フィルムの表面形状を固定する表
    面形状固定工程と、 を含んでいることを特徴とするはんだ表面検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のはんだ表面検査方法で
    あって、 前記はんだ接合部の表面をフラックスが覆っていると
    き、前記フィルム貼付工程よりも前に、前記フラックス
    を除去するための前処理工程を含んでおり、 前記前処理工程は、 前記フラックスを溶解させる溶剤を含ませたフィルムを
    はんだ接合部に貼付する第1工程と、 前記第1工程により貼付けられたフィルムから溶剤を揮
    発させ、前記フィルム中にフラックスを保持させる第2
    工程と、 前記第2工程により溶剤を揮発させた後、前記フィルム
    をはんだ接合部から剥離する第3工程と、 を含んでいることを特徴とするはんだ表面検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のはんだ表
    面検査方法において、 前記フィルムは、厚さ30〜100μmのアセチルセル
    ロースを材料に用いたことを特徴とするはんだ表面検査
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のはんだ表面検査方法において、 前記溶剤は、酢酸メチルを含有することを特徴とするは
    んだ表面検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のはんだ表面検査方法において、 前記溶剤は、イソプロピルアルコールを含有することを
    特徴とするはんだ表面検査方法。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至請求項7のいずれか1項に
    記載のはんだ表面検査方法において、 前記溶剤は、リモネンを含有することを特徴とするはん
    だ表面検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至請求項8のいずれか1項に
    記載のはんだ表面検査方法において、 前記熱可塑性樹脂は、低融点パラフィンを材料に用いた
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載したはん
    だ表面検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項3乃至請求項9のいずれか1項
    に記載のはんだ表面検査方法において、 前記熱可塑性樹脂は、エチレン酢酸ビニル共重合体を材
    料に用いたことを特徴とするはんだ表面検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278818A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ接地部付近の表面形状検出方法と装置及び表面形状測定方法
JP2017024017A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 三菱電機株式会社 はんだ噴流測定方法およびはんだ噴流測定治具

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