JP2002310449A - 空気調和機およびその室内ユニット - Google Patents
空気調和機およびその室内ユニットInfo
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- JP2002310449A JP2002310449A JP2001108704A JP2001108704A JP2002310449A JP 2002310449 A JP2002310449 A JP 2002310449A JP 2001108704 A JP2001108704 A JP 2001108704A JP 2001108704 A JP2001108704 A JP 2001108704A JP 2002310449 A JP2002310449 A JP 2002310449A
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- cleaning liquid
- air
- housing
- air conditioner
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和機の室内ユニットを洗浄する場合、
これを分解して室外に搬出し、洗浄した後に再び室内に
戻す必要があり、そのための手間および時間が掛かる。 【解決手段】 室内の空気を取り入れる空気取り入れ口
22および取り入れた空気を室内に吹き出す空気吹き出
し口25を有する液密構造の筺体21と、この筺体21
内に収容されて空気取り入れ口22から取り入れられた
空気との間で熱交換を行う熱交換器28とを有する空気
調和機の室内ユニット19aであって、筺体21内に設
置されて熱交換器28に向けて洗浄液を噴射するための
複数の洗浄液噴射ノズル35と、一端側が洗浄液噴射ノ
ズル35に接続すると共に他端側が筺体21外に引き出
されて洗浄液噴射ノズル35に洗浄液を供給するための
洗浄液供給管18と、筺体21の下端部に連結されて洗
浄液を筺体21外に排出するための洗浄液排出管39と
を具える。
これを分解して室外に搬出し、洗浄した後に再び室内に
戻す必要があり、そのための手間および時間が掛かる。 【解決手段】 室内の空気を取り入れる空気取り入れ口
22および取り入れた空気を室内に吹き出す空気吹き出
し口25を有する液密構造の筺体21と、この筺体21
内に収容されて空気取り入れ口22から取り入れられた
空気との間で熱交換を行う熱交換器28とを有する空気
調和機の室内ユニット19aであって、筺体21内に設
置されて熱交換器28に向けて洗浄液を噴射するための
複数の洗浄液噴射ノズル35と、一端側が洗浄液噴射ノ
ズル35に接続すると共に他端側が筺体21外に引き出
されて洗浄液噴射ノズル35に洗浄液を供給するための
洗浄液供給管18と、筺体21の下端部に連結されて洗
浄液を筺体21外に排出するための洗浄液排出管39と
を具える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器などに対
する洗浄機能が組み込まれた空気調和機およびその室内
ユニットに関する。
する洗浄機能が組み込まれた空気調和機およびその室内
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小さな気積を持つ多数の室内の冷
暖房ならびに湿度調整などをそれぞれ個別に行う空気調
和機においては、室内の空気を取り入れる空気取り入れ
口およびこの空気取り入れ口から取り入れた空気を室内
に吹き出す空気吹き出し口を有する室内ユニットと、こ
の室内ユニットに組み込まれた熱交換器に対して熱媒体
を循環させるコンプレッサなどが組み込まれた室外ユニ
ットとからなるスプリット形のルームエアコンディショ
ナが一般的に用いられる。このようなルームエアコンデ
ィテョナに限らず、空気調和を行う必要のある部屋に熱
交換器などが組み込まれた室内ユニットを設置する形式
の空気調和機においては、空気取り入れ口から取り込ま
れてエアフィルタを通過する空気中に含まれる塵埃や、
油を使った加熱調理の際に発生する油煙、あるいは喫煙
時に発生するタールなどの微粒子が熱交換器のエレメン
トや室内ユニットを構成する筐体内に次第に付着して堆
積する結果、熱交換器の熱交換効率が低下してしまう不
具合を生ずる。しかも、カビやバクテリアなどの雑菌が
熱交換器のエレメント表面や筐体内壁に繁殖し、これら
の雑菌に付随する特有な臭気が空気吹き出し口から空気
と共に室内に吹き出される。
暖房ならびに湿度調整などをそれぞれ個別に行う空気調
和機においては、室内の空気を取り入れる空気取り入れ
口およびこの空気取り入れ口から取り入れた空気を室内
に吹き出す空気吹き出し口を有する室内ユニットと、こ
の室内ユニットに組み込まれた熱交換器に対して熱媒体
を循環させるコンプレッサなどが組み込まれた室外ユニ
ットとからなるスプリット形のルームエアコンディショ
ナが一般的に用いられる。このようなルームエアコンデ
ィテョナに限らず、空気調和を行う必要のある部屋に熱
交換器などが組み込まれた室内ユニットを設置する形式
の空気調和機においては、空気取り入れ口から取り込ま
れてエアフィルタを通過する空気中に含まれる塵埃や、
油を使った加熱調理の際に発生する油煙、あるいは喫煙
時に発生するタールなどの微粒子が熱交換器のエレメン
トや室内ユニットを構成する筐体内に次第に付着して堆
積する結果、熱交換器の熱交換効率が低下してしまう不
具合を生ずる。しかも、カビやバクテリアなどの雑菌が
熱交換器のエレメント表面や筐体内壁に繁殖し、これら
の雑菌に付随する特有な臭気が空気吹き出し口から空気
と共に室内に吹き出される。
【0003】このため、熱交換器などが組み込まれた室
内ユニットを定期的に洗浄し、熱交換器のエレメントや
室内ユニットの筐体内に付着した異物や雑菌類を除去す
ることにより、熱交換効率の回復および雑菌類に起因す
る臭気の発生を防止することが望まれる。従来、このよ
うな室内ユニットに対しては、これを分解して室外に搬
出し、消毒液を含む洗浄剤を高圧噴射してその洗浄を行
ったのち、乾燥させて再び室内に搬入し、元の状態に戻
すことが一般的である。
内ユニットを定期的に洗浄し、熱交換器のエレメントや
室内ユニットの筐体内に付着した異物や雑菌類を除去す
ることにより、熱交換効率の回復および雑菌類に起因す
る臭気の発生を防止することが望まれる。従来、このよ
うな室内ユニットに対しては、これを分解して室外に搬
出し、消毒液を含む洗浄剤を高圧噴射してその洗浄を行
ったのち、乾燥させて再び室内に搬入し、元の状態に戻
すことが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、空気調和機の室
内ユニットを洗浄する場合、これを分解して室外に搬出
し、洗浄作業を行った後、これを再び室内の所定位置に
戻すという手間が必要であり、洗浄作業以外に室内ユニ
ットの分解および搬送ならびに組み立て作業を人手によ
り行わなければならず、そのための時間や経費が嵩んで
しまう欠点があった。このようなことから、特に一般家
庭においては空気調和機の室内ユニットの定期的な洗浄
をほとんど実現し得ず、せいぜいエアフィルタの清掃に
止まっているのが現状である。
内ユニットを洗浄する場合、これを分解して室外に搬出
し、洗浄作業を行った後、これを再び室内の所定位置に
戻すという手間が必要であり、洗浄作業以外に室内ユニ
ットの分解および搬送ならびに組み立て作業を人手によ
り行わなければならず、そのための時間や経費が嵩んで
しまう欠点があった。このようなことから、特に一般家
庭においては空気調和機の室内ユニットの定期的な洗浄
をほとんど実現し得ず、せいぜいエアフィルタの清掃に
止まっているのが現状である。
【0005】また、賃貸集合住宅などにあらかじめ付帯
設備として組み込まれた空気調和装置の場合には、各戸
毎の室内ユニットの洗浄作業なども含めたメンテナンス
を一括して管理することが望まれる。しかしながら、室
内ユニットの洗浄の度にこれを分解したり外に搬出しな
ければならないのでは、作業性が余りにも悪く、時間や
経費などの点で大きな問題がある。
設備として組み込まれた空気調和装置の場合には、各戸
毎の室内ユニットの洗浄作業なども含めたメンテナンス
を一括して管理することが望まれる。しかしながら、室
内ユニットの洗浄の度にこれを分解したり外に搬出しな
ければならないのでは、作業性が余りにも悪く、時間や
経費などの点で大きな問題がある。
【0006】このようなことから、部屋に設置された室
内ユニットなどに何ら触れることなく、定期的にその内
部を自動的に洗浄し得る空気調和装置が望まれている。
内ユニットなどに何ら触れることなく、定期的にその内
部を自動的に洗浄し得る空気調和装置が望まれている。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、熱交換器およびこれが
組み込まれた筐体内を分解することなく洗浄し得る空気
調和機およびその室内ユニットを提供することにある。
組み込まれた筐体内を分解することなく洗浄し得る空気
調和機およびその室内ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
室内の空気を取り入れる空気取り入れ口およびこの空気
取り入れ口から取り入れた空気を室内に吹き出す空気吹
き出し口を有する液密構造の筺体と、この筺体内に収容
されて前記空気取り入れ口から取り入れられた空気との
間で熱交換を行う熱交換器と、前記筺体内に設置されて
前記熱交換器に向けて洗浄液を噴射させるための複数の
洗浄液噴射ノズルと、前記筺体内に引き込まれて前記洗
浄液噴射ノズルに接続する洗浄液供給管と、前記筺体の
下端部に連結されて洗浄液を前記筺体外に排出するため
の洗浄液排出管とを具えたことを特徴とする空気調和機
にある。
室内の空気を取り入れる空気取り入れ口およびこの空気
取り入れ口から取り入れた空気を室内に吹き出す空気吹
き出し口を有する液密構造の筺体と、この筺体内に収容
されて前記空気取り入れ口から取り入れられた空気との
間で熱交換を行う熱交換器と、前記筺体内に設置されて
前記熱交換器に向けて洗浄液を噴射させるための複数の
洗浄液噴射ノズルと、前記筺体内に引き込まれて前記洗
浄液噴射ノズルに接続する洗浄液供給管と、前記筺体の
下端部に連結されて洗浄液を前記筺体外に排出するため
の洗浄液排出管とを具えたことを特徴とする空気調和機
にある。
【0009】本発明においては、洗浄作業に際して洗浄
液が洗浄液供給管を介して洗浄液噴射ノズルから熱交換
器に向けて噴射される。これによって熱交換器および筐
体内に付着した異物が流し落とされ、洗浄液排出管から
筐体外に排出される。
液が洗浄液供給管を介して洗浄液噴射ノズルから熱交換
器に向けて噴射される。これによって熱交換器および筐
体内に付着した異物が流し落とされ、洗浄液排出管から
筐体外に排出される。
【0010】本発明の第2の形態は、室内の空気を取り
入れる空気取り入れ口および取り入れた空気を室内に吹
き出す空気吹き出し口を有する液密構造の筺体と、この
筺体内に収容されて前記空気取り入れ口から取り入れら
れた空気との間で熱交換を行う熱交換器とを有する空気
調和機の室内ユニットであって、前記筺体内に設置され
て前記熱交換器に向けて洗浄液を噴射するための複数の
洗浄液噴射ノズルと、一端側が前記洗浄液噴射ノズルに
接続すると共に他端側が前記筺体外に引き出されて前記
洗浄液噴射ノズルに洗浄液を供給するための洗浄液供給
管と、前記筺体の下端部に連結されて洗浄液を前記筺体
外に排出するための洗浄液排出管とを具えたことを特徴
とするものである。
入れる空気取り入れ口および取り入れた空気を室内に吹
き出す空気吹き出し口を有する液密構造の筺体と、この
筺体内に収容されて前記空気取り入れ口から取り入れら
れた空気との間で熱交換を行う熱交換器とを有する空気
調和機の室内ユニットであって、前記筺体内に設置され
て前記熱交換器に向けて洗浄液を噴射するための複数の
洗浄液噴射ノズルと、一端側が前記洗浄液噴射ノズルに
接続すると共に他端側が前記筺体外に引き出されて前記
洗浄液噴射ノズルに洗浄液を供給するための洗浄液供給
管と、前記筺体の下端部に連結されて洗浄液を前記筺体
外に排出するための洗浄液排出管とを具えたことを特徴
とするものである。
【0011】本発明においては、洗浄作業に際して洗浄
液供給管を介して洗浄液が洗浄液噴射ノズルから熱交換
器に向けて噴射され、熱交換器および筐体内に付着した
異物が流し落とされる。これらの異物は、洗浄液と共に
洗浄液排出管から筐体外に排出される。
液供給管を介して洗浄液が洗浄液噴射ノズルから熱交換
器に向けて噴射され、熱交換器および筐体内に付着した
異物が流し落とされる。これらの異物は、洗浄液と共に
洗浄液排出管から筐体外に排出される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による空気調
和機において、洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄液を
貯溜する洗浄液タンクと、一端側がこの洗浄液タンクに
連通する洗浄液供給管を介して当該洗浄液タンク内の洗
浄液を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供
給ポンプとをさらに具えてもよい。また、洗浄液噴射ノ
ズルに供給される洗浄液を貯溜する洗浄液タンクに一端
側が連通する洗浄液供給管を介して洗浄液タンク内の洗
浄液を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供
給ポンプと、洗浄液供給管を開閉するための供給用開閉
弁と、洗浄液排出管を開閉するための排出用開閉弁と、
洗浄液供給ポンプ,供給用開閉弁,排出用開閉弁の作動
をそれぞれ制御する制御手段とをさらに具えてもよい。
ここで、洗浄液の液面が喫水位置にある場合、制御装置
は、空気取り入れ口から室内の空気を取り入れて空気吹
き出し口からこの空気を室内に吹き出すための送風ファ
ンを低速で駆動回転させることが好ましい。本発明の第
1の形態による空気調和機および第2の形態による空気
調和機の室内ユニットにおいて、洗浄液供給管を開閉す
るための供給用開閉弁と、洗浄液排出管を開閉するため
の排出用開閉弁とをさらに具えてもよい。この場合、本
発明の第2の形態による空気調和機の室内ユニットにお
いて、一端が筺体の上部に連結されると共に他端が排出
用開閉弁よりも下流側で洗浄液排出管に連結され、筺体
内に貯溜される洗浄液の喫水位置を規定する溢流管をさ
らに具えることができる。また、この場合、空気取り入
れ口および空気吹き出し口を喫水位置よりも上方に位置
させたり、空気取り入れ口から室内の空気を取り入れて
空気吹き出し口からこの空気を室内に吹き出すための送
風ファンの下端部を喫水位置よりも下方に位置させるこ
とが好ましい。本発明の第2の形態による空気調和機の
室内ユニットにおいて、筐体内に溜まる洗浄液が喫水位
置に達したことを検出するための液面位置検出センサを
さらに具えるようにしてもよい。また、洗浄液として水
道水を利用することが可能であり、特にこれが消毒液を
含むものであってよい。
和機において、洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄液を
貯溜する洗浄液タンクと、一端側がこの洗浄液タンクに
連通する洗浄液供給管を介して当該洗浄液タンク内の洗
浄液を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供
給ポンプとをさらに具えてもよい。また、洗浄液噴射ノ
ズルに供給される洗浄液を貯溜する洗浄液タンクに一端
側が連通する洗浄液供給管を介して洗浄液タンク内の洗
浄液を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供
給ポンプと、洗浄液供給管を開閉するための供給用開閉
弁と、洗浄液排出管を開閉するための排出用開閉弁と、
洗浄液供給ポンプ,供給用開閉弁,排出用開閉弁の作動
をそれぞれ制御する制御手段とをさらに具えてもよい。
ここで、洗浄液の液面が喫水位置にある場合、制御装置
は、空気取り入れ口から室内の空気を取り入れて空気吹
き出し口からこの空気を室内に吹き出すための送風ファ
ンを低速で駆動回転させることが好ましい。本発明の第
1の形態による空気調和機および第2の形態による空気
調和機の室内ユニットにおいて、洗浄液供給管を開閉す
るための供給用開閉弁と、洗浄液排出管を開閉するため
の排出用開閉弁とをさらに具えてもよい。この場合、本
発明の第2の形態による空気調和機の室内ユニットにお
いて、一端が筺体の上部に連結されると共に他端が排出
用開閉弁よりも下流側で洗浄液排出管に連結され、筺体
内に貯溜される洗浄液の喫水位置を規定する溢流管をさ
らに具えることができる。また、この場合、空気取り入
れ口および空気吹き出し口を喫水位置よりも上方に位置
させたり、空気取り入れ口から室内の空気を取り入れて
空気吹き出し口からこの空気を室内に吹き出すための送
風ファンの下端部を喫水位置よりも下方に位置させるこ
とが好ましい。本発明の第2の形態による空気調和機の
室内ユニットにおいて、筐体内に溜まる洗浄液が喫水位
置に達したことを検出するための液面位置検出センサを
さらに具えるようにしてもよい。また、洗浄液として水
道水を利用することが可能であり、特にこれが消毒液を
含むものであってよい。
【0013】
【実施例】本発明による空気調和機およびその室内ユニ
ットの実施例について、図1〜図18を参照しながら詳
細に説明するが、本発明はこのような実施例に限らず、
これらをさらに組み合わせたり、この特許請求の範囲に
記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修
正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の技
術にも当然応用することができる。この明細書の特許請
求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるべき他
の技術にも応用することができる。
ットの実施例について、図1〜図18を参照しながら詳
細に説明するが、本発明はこのような実施例に限らず、
これらをさらに組み合わせたり、この特許請求の範囲に
記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修
正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の技
術にも当然応用することができる。この明細書の特許請
求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるべき他
の技術にも応用することができる。
【0014】本発明による空気調和機を集合住宅に応用
した一実施例の概念を図1に示す。すなわち、ビルディ
ングなどの建屋10の屋上には、図示しない揚水ポンプ
によって揚水された水道水などの市水を貯溜して各階に
給水するための高架水槽11と、この高架水槽11に連
通して市水を所定量貯溜する市水受けタンク12と、所
定量の消毒液を貯溜する消毒液タンク13と、これら市
水受けタンク12と消毒液タンク13とに連通する圧送
ポンプ14とが設置されている。本実施例における消毒
液タンク13には、高架水槽11からの市水も供給可能
となっている。圧送ポンプ14と市水受けタンク12お
よび消毒液タンク13との間には、市水用電磁開閉弁1
5および消毒液用電磁開閉弁16がそれぞれ介装され、
さらに市水受けタンク12から供給される市水に対して
消毒液タンク13から供給される消毒液の混合割合を調
整するための流量調整弁17が圧送ポンプ14と消毒液
タンク13との間に組み込まれている。
した一実施例の概念を図1に示す。すなわち、ビルディ
ングなどの建屋10の屋上には、図示しない揚水ポンプ
によって揚水された水道水などの市水を貯溜して各階に
給水するための高架水槽11と、この高架水槽11に連
通して市水を所定量貯溜する市水受けタンク12と、所
定量の消毒液を貯溜する消毒液タンク13と、これら市
水受けタンク12と消毒液タンク13とに連通する圧送
ポンプ14とが設置されている。本実施例における消毒
液タンク13には、高架水槽11からの市水も供給可能
となっている。圧送ポンプ14と市水受けタンク12お
よび消毒液タンク13との間には、市水用電磁開閉弁1
5および消毒液用電磁開閉弁16がそれぞれ介装され、
さらに市水受けタンク12から供給される市水に対して
消毒液タンク13から供給される消毒液の混合割合を調
整するための流量調整弁17が圧送ポンプ14と消毒液
タンク13との間に組み込まれている。
【0015】市水と消毒液とを混合してなる本実施例に
おける洗浄液は、圧送ポンプ14に連結された洗浄液供
給管18を介し、各階にそれぞれ設置された空気調和機
の室内ユニット19a,19b,19c,19dに圧送
されるようになっている。各室内ユニット19a〜19
dに導かれる洗浄液供給管18の末端部には、洗浄液用
電磁開閉弁20が組み込まれている。
おける洗浄液は、圧送ポンプ14に連結された洗浄液供
給管18を介し、各階にそれぞれ設置された空気調和機
の室内ユニット19a,19b,19c,19dに圧送
されるようになっている。各室内ユニット19a〜19
dに導かれる洗浄液供給管18の末端部には、洗浄液用
電磁開閉弁20が組み込まれている。
【0016】洗浄液供給管18が引き込まれる本発明に
よる空気調和機の室内ユニット19a〜19dのうち、
天井露出形の室内ユニット19aについて説明するが、
基本的な構成はすべての室内ユニット19a〜19dに
共通である。本実施例における天井露出形の室内ユニッ
ト19aの正面形状を図2に示し、その平面形状を図3
に示し、図1中のIV−IV矢視断面構造を図4に示す。た
だし、本実施例における空気調和機は熱媒体を利用した
冷暖房ならびに加湿および除湿機能を持つものであり、
それ自体は周知であるので、コンプレッサなどが組み込
まれた図示しない室外ユニットと共にそれらの説明は省
略する。
よる空気調和機の室内ユニット19a〜19dのうち、
天井露出形の室内ユニット19aについて説明するが、
基本的な構成はすべての室内ユニット19a〜19dに
共通である。本実施例における天井露出形の室内ユニッ
ト19aの正面形状を図2に示し、その平面形状を図3
に示し、図1中のIV−IV矢視断面構造を図4に示す。た
だし、本実施例における空気調和機は熱媒体を利用した
冷暖房ならびに加湿および除湿機能を持つものであり、
それ自体は周知であるので、コンプレッサなどが組み込
まれた図示しない室外ユニットと共にそれらの説明は省
略する。
【0017】すなわち、建屋10の天井10aから吊り
下げられる天井露出形室内ユニット19aの筐体21の
後側上端部には、室内の空気を取り入れる空気取り入れ
口22が形成されており、この空気取り入れ口22には
シャッタ23が回動可能に取り付けられ、このシャッタ
23を回動させるシャッタ駆動装置24の作動により、
空気取り入れ口22を開閉し得るようになっている。こ
の筐体21の前側上端部には、空気取り入れ口22から
取り込まれた空気を室内に吹き出すための空気吹き出し
口25と、この空気吹き出し口25からの空気の吹き出
し方向を調整し得る回動可能な風向き調整羽根26とが
設けられている。筐体21の内部は、仕切り壁27と熱
交換器28とにより空気取り入れ口22側と空気吹き出
し口25側とに仕切られており、熱交換器28の空気取
り入れ口22側には、エアフィルタ29が装着されてい
る。この熱交換器28には、図示しない室外ユニットに
搭載されたコンプレッサに連通する熱媒体循環用配管3
0が組み込まれ、この熱媒体循環用配管30の内部には
熱媒体が充填されている。また、空気吹き出し口25側
の筐体21の上端部には、クロスフロー形の送風ファン
31の両端から突出する一対の回転軸32が回転自在に
取り付けられている。この送風ファン31の回転軸32
の一方には、これを駆動回転させるためのファン駆動モ
ータ33が連結されている。
下げられる天井露出形室内ユニット19aの筐体21の
後側上端部には、室内の空気を取り入れる空気取り入れ
口22が形成されており、この空気取り入れ口22には
シャッタ23が回動可能に取り付けられ、このシャッタ
23を回動させるシャッタ駆動装置24の作動により、
空気取り入れ口22を開閉し得るようになっている。こ
の筐体21の前側上端部には、空気取り入れ口22から
取り込まれた空気を室内に吹き出すための空気吹き出し
口25と、この空気吹き出し口25からの空気の吹き出
し方向を調整し得る回動可能な風向き調整羽根26とが
設けられている。筐体21の内部は、仕切り壁27と熱
交換器28とにより空気取り入れ口22側と空気吹き出
し口25側とに仕切られており、熱交換器28の空気取
り入れ口22側には、エアフィルタ29が装着されてい
る。この熱交換器28には、図示しない室外ユニットに
搭載されたコンプレッサに連通する熱媒体循環用配管3
0が組み込まれ、この熱媒体循環用配管30の内部には
熱媒体が充填されている。また、空気吹き出し口25側
の筐体21の上端部には、クロスフロー形の送風ファン
31の両端から突出する一対の回転軸32が回転自在に
取り付けられている。この送風ファン31の回転軸32
の一方には、これを駆動回転させるためのファン駆動モ
ータ33が連結されている。
【0018】従って、送風ファン31の回転により、室
内の空気が空気取り入れ口22から筐体21内に吸引さ
れ、これが熱交換器28を通過する間に、この熱交換器
28を流れる熱媒体との間で熱交換が行われ、この空気
が空気吹き出し口25から室内に吹き出される。
内の空気が空気取り入れ口22から筐体21内に吸引さ
れ、これが熱交換器28を通過する間に、この熱交換器
28を流れる熱媒体との間で熱交換が行われ、この空気
が空気吹き出し口25から室内に吹き出される。
【0019】前記洗浄液供給管18は、筐体21の上端
から空気取り入れ口22側の筐体21内に引き込まれ、
送風ファン31の軸線方向に沿って配設された分岐管3
4に連通している。この分岐管34には、洗浄液を熱交
換器28に向けてそれぞ噴射する複数個の洗浄液噴射ノ
ズル35が所定間隔で取り付けられている。これら洗浄
液噴射ノズル35は、ここから噴射される洗浄液がエア
フィルタ29および熱交換器28全体に注がれるよう
に、傾斜状態で筐体21内に設置された熱交換器28と
ほぼ正対するように設置され、かつ洗浄液噴射ノズル3
5から噴射される洗浄液の拡散範囲が設定されている。
この場合、洗浄液噴射ノズル35からの洗浄液が空気取
り入れ口22側に噴射されないように、熱交換器28を
筐体21の下方に配置すると共にその傾斜方向を適当に
設定することが好ましい。なお、筐体21内に引き込ま
れて分岐管34に連結される洗浄液供給管18の部分に
可撓性を持たせるため、この部分を可撓性のホースなど
で構成することも可能である。
から空気取り入れ口22側の筐体21内に引き込まれ、
送風ファン31の軸線方向に沿って配設された分岐管3
4に連通している。この分岐管34には、洗浄液を熱交
換器28に向けてそれぞ噴射する複数個の洗浄液噴射ノ
ズル35が所定間隔で取り付けられている。これら洗浄
液噴射ノズル35は、ここから噴射される洗浄液がエア
フィルタ29および熱交換器28全体に注がれるよう
に、傾斜状態で筐体21内に設置された熱交換器28と
ほぼ正対するように設置され、かつ洗浄液噴射ノズル3
5から噴射される洗浄液の拡散範囲が設定されている。
この場合、洗浄液噴射ノズル35からの洗浄液が空気取
り入れ口22側に噴射されないように、熱交換器28を
筐体21の下方に配置すると共にその傾斜方向を適当に
設定することが好ましい。なお、筐体21内に引き込ま
れて分岐管34に連結される洗浄液供給管18の部分に
可撓性を持たせるため、この部分を可撓性のホースなど
で構成することも可能である。
【0020】本実施例では、筐体21内に水滴を噴霧し
て熱交換器28を通過する空気を加湿して室内に吹き出
させるための噴霧ノズル37が設けられており、この噴
霧ノズル37は加湿用電磁開閉弁38が介装された噴霧
用配管39を介して分岐管34の一端部に連通してい
る。噴霧ノズル37を用いて加湿を行う場合には、洗浄
液供給管18には市水受けタンク12に貯溜された市水
のみを供給し、消毒液を混合しないようにする必要があ
る。また、これら噴霧ノズル37や加湿用電磁開閉弁3
8に代えて洗浄液噴射ノズル35から市水のみを少量ず
つ熱交換器28側に滴下させ、これによって加湿を行う
ことも可能である。
て熱交換器28を通過する空気を加湿して室内に吹き出
させるための噴霧ノズル37が設けられており、この噴
霧ノズル37は加湿用電磁開閉弁38が介装された噴霧
用配管39を介して分岐管34の一端部に連通してい
る。噴霧ノズル37を用いて加湿を行う場合には、洗浄
液供給管18には市水受けタンク12に貯溜された市水
のみを供給し、消毒液を混合しないようにする必要があ
る。また、これら噴霧ノズル37や加湿用電磁開閉弁3
8に代えて洗浄液噴射ノズル35から市水のみを少量ず
つ熱交換器28側に滴下させ、これによって加湿を行う
ことも可能である。
【0021】筐体21の後側下端には、排水用電磁開閉
弁36を介装した洗浄液排出管40の基端部が連結さ
れ、その末端側が図示しない下水管に連結されている。
また、筐体21の後側上部には、溢流管41の一端が開
口し、その他端は排水用電磁開閉弁36よりも下流側の
洗浄液排出管40に連通している。筐体21に対する溢
流管41の開口位置は、筐体21内に洗浄液を貯溜した
場合の喫水位置42となるが、この喫水位置42は熱交
換器28の上端位置に対応して設定されている。つま
り、少なくともこの喫水位置42よりも下側の筐体21
の部分を液蜜構造にして置く必要があり、上述した空気
取り入れ口22および空気吹き出し口25は喫水位置4
2よりも上方に形成されている。また、上述した送風フ
ァン31の下端部が喫水位置42よりも下側に位置する
と共にその回転軸32が喫水位置42よりも上方に位置
するように、筐体21に対する送風ファン31の取り付
け位置が設定されている。
弁36を介装した洗浄液排出管40の基端部が連結さ
れ、その末端側が図示しない下水管に連結されている。
また、筐体21の後側上部には、溢流管41の一端が開
口し、その他端は排水用電磁開閉弁36よりも下流側の
洗浄液排出管40に連通している。筐体21に対する溢
流管41の開口位置は、筐体21内に洗浄液を貯溜した
場合の喫水位置42となるが、この喫水位置42は熱交
換器28の上端位置に対応して設定されている。つま
り、少なくともこの喫水位置42よりも下側の筐体21
の部分を液蜜構造にして置く必要があり、上述した空気
取り入れ口22および空気吹き出し口25は喫水位置4
2よりも上方に形成されている。また、上述した送風フ
ァン31の下端部が喫水位置42よりも下側に位置する
と共にその回転軸32が喫水位置42よりも上方に位置
するように、筐体21に対する送風ファン31の取り付
け位置が設定されている。
【0022】上述した天井露出形の室内ユニット19a
に加え、他の周知の形式の室内ユニット19b〜19d
を採用することも当然可能であり、以下、本発明による
空気調和機の他の室内ユニット19b〜19dについて
順次説明するが、先の実施例と同一機能の要素にはこれ
と同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するもの
とする。
に加え、他の周知の形式の室内ユニット19b〜19d
を採用することも当然可能であり、以下、本発明による
空気調和機の他の室内ユニット19b〜19dについて
順次説明するが、先の実施例と同一機能の要素にはこれ
と同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するもの
とする。
【0023】本実施例による壁掛け形の室内ユニット1
9bの側面形状を図5に示し、その内部構造を図6に示
す。すなわち、本実施例における室内ユニット19b
は、その筐体21の後端面が建屋10の壁10bに取り
付けられ、洗浄液排出管40および溢流管41は壁10
bを貫通して室外に導き出されている。空気取り入れ口
22は筐体21の後部上端に開口しており、この空気取
り入れ口22よりも上方に空気吹き出し口25の開口位
置が設定されている。送風ファン31の回転によって空
気取り入れ口22から吸い込まれる室内の空気は、エア
フィルタ29および熱交換器28を通って空気吹き出し
口25から再び室内に吹き出される。本実施例では洗浄
液が筐体21内で喫水位置42に達すると、洗浄液噴射
ノズル35が洗浄液にほぼ浸った状態となる。
9bの側面形状を図5に示し、その内部構造を図6に示
す。すなわち、本実施例における室内ユニット19b
は、その筐体21の後端面が建屋10の壁10bに取り
付けられ、洗浄液排出管40および溢流管41は壁10
bを貫通して室外に導き出されている。空気取り入れ口
22は筐体21の後部上端に開口しており、この空気取
り入れ口22よりも上方に空気吹き出し口25の開口位
置が設定されている。送風ファン31の回転によって空
気取り入れ口22から吸い込まれる室内の空気は、エア
フィルタ29および熱交換器28を通って空気吹き出し
口25から再び室内に吹き出される。本実施例では洗浄
液が筐体21内で喫水位置42に達すると、洗浄液噴射
ノズル35が洗浄液にほぼ浸った状態となる。
【0024】本実施例による天井カセット形(2方向吹
出)の室内ユニット19cの内部構造を図7に示し、そ
の平面形状を図8に示す。すなわち、本実施例による筐
体21内には、空気取り入れ口22側と、中央部と、空
気吹き出し口25側とを仕切る2つの縦仕切り壁27
a,27bと、これら2つの縦仕切り壁27a,27b
に接続する傾斜仕切り壁27cとが配設され、空気取り
入れ口22から取り入れられた空気を空気吹き出し口2
5に導く空気の蛇行経路を形成している。縦仕切り壁2
7aの上端部に形成された開口43を開閉し得るシャッ
タ23は、筐体21に対してその基端部が回動自在に枢
着されており、シャッタ駆動装置24の作動によって開
口43の開閉を行うことができる。筐体21の中央部に
は、傾斜仕切り壁27cとほぼ平行に熱交換器28がエ
アフィルタ29と共に配設され、傾斜仕切り壁27cの
上端部に近接して送風ファン31が取り付けられてい
る。洗浄液噴射ノズル35から噴射された洗浄水は、空
気取り入れ口22側の縦仕切り壁27aと傾斜仕切り壁
27cとで囲まれた筐体21の中央部に貯溜され、ここ
に引き込まれた洗浄液排出管40から筐体21外に排出
される。
出)の室内ユニット19cの内部構造を図7に示し、そ
の平面形状を図8に示す。すなわち、本実施例による筐
体21内には、空気取り入れ口22側と、中央部と、空
気吹き出し口25側とを仕切る2つの縦仕切り壁27
a,27bと、これら2つの縦仕切り壁27a,27b
に接続する傾斜仕切り壁27cとが配設され、空気取り
入れ口22から取り入れられた空気を空気吹き出し口2
5に導く空気の蛇行経路を形成している。縦仕切り壁2
7aの上端部に形成された開口43を開閉し得るシャッ
タ23は、筐体21に対してその基端部が回動自在に枢
着されており、シャッタ駆動装置24の作動によって開
口43の開閉を行うことができる。筐体21の中央部に
は、傾斜仕切り壁27cとほぼ平行に熱交換器28がエ
アフィルタ29と共に配設され、傾斜仕切り壁27cの
上端部に近接して送風ファン31が取り付けられてい
る。洗浄液噴射ノズル35から噴射された洗浄水は、空
気取り入れ口22側の縦仕切り壁27aと傾斜仕切り壁
27cとで囲まれた筐体21の中央部に貯溜され、ここ
に引き込まれた洗浄液排出管40から筐体21外に排出
される。
【0025】本実施例による天井カセット形(4方向吹
出)の室内ユニット19dの内部構造を図9に示し、そ
の平面形状を図10に示し、さらに洗浄液排出管40お
よび溢流管41の部分の外観を図11に示す。すなわ
ち、本実施例による室内ユニット19dの基本的な構造
は、図7に示した室内ユニット19cを2つ対称に配置
した構造を有しているが、洗浄液排出管40および溢流
管41を共用することができるため、比較的コンパクト
である上に先の実施例のほぼ2倍の熱交換能力を持たせ
ることができる。
出)の室内ユニット19dの内部構造を図9に示し、そ
の平面形状を図10に示し、さらに洗浄液排出管40お
よび溢流管41の部分の外観を図11に示す。すなわ
ち、本実施例による室内ユニット19dの基本的な構造
は、図7に示した室内ユニット19cを2つ対称に配置
した構造を有しているが、洗浄液排出管40および溢流
管41を共用することができるため、比較的コンパクト
である上に先の実施例のほぼ2倍の熱交換能力を持たせ
ることができる。
【0026】このような室内ユニット19a〜19dに
おいて、排水用電磁開閉弁36を閉じた状態で洗浄作業
を行うと、洗浄液が筐体21内に次第に溜まって来る
が、その液面が喫水位置42を越えると、溢流管41か
ら洗浄液排出管40を介して下水管に排出され、喫水位
置42を越えて洗浄液が筐体21内に貯溜されることは
ない。排水用電磁開閉弁36を開いた場合には、筐体2
1内に貯溜されている洗浄液を洗浄液排出管40から筐
体21の外に排出することができるが、本実施例では、
筐体21の下端部を洗浄液排出管40の基端に向けて緩
やかに傾斜させており、これにより筐体21内に貯溜さ
れた洗浄液を完全に筐体21外に排出することが可能で
ある。
おいて、排水用電磁開閉弁36を閉じた状態で洗浄作業
を行うと、洗浄液が筐体21内に次第に溜まって来る
が、その液面が喫水位置42を越えると、溢流管41か
ら洗浄液排出管40を介して下水管に排出され、喫水位
置42を越えて洗浄液が筐体21内に貯溜されることは
ない。排水用電磁開閉弁36を開いた場合には、筐体2
1内に貯溜されている洗浄液を洗浄液排出管40から筐
体21の外に排出することができるが、本実施例では、
筐体21の下端部を洗浄液排出管40の基端に向けて緩
やかに傾斜させており、これにより筐体21内に貯溜さ
れた洗浄液を完全に筐体21外に排出することが可能で
ある。
【0027】なお、本実施例では筐体21内に貯溜され
る洗浄液が喫水位置42に達したことを検出するための
水位センサ44が筐体21に組み込まれており、その検
出信号が筐体21と一体の取り付けパネル45に取り付
けられた制御装置46に出力されるようになっている。
制御装置46は、上述した圧送ポンプ14や市水用電磁
開閉弁15,消毒液用電磁開閉弁16,排水用電磁開閉
弁36,ファン駆動モータ33などの作動をあらかじめ
設定したプログラムに従って自動制御したり、あるいは
個々のユーザーからの指令に基づき、各室内ユニット1
9a〜19d毎に洗浄作業を制御するものである。
る洗浄液が喫水位置42に達したことを検出するための
水位センサ44が筐体21に組み込まれており、その検
出信号が筐体21と一体の取り付けパネル45に取り付
けられた制御装置46に出力されるようになっている。
制御装置46は、上述した圧送ポンプ14や市水用電磁
開閉弁15,消毒液用電磁開閉弁16,排水用電磁開閉
弁36,ファン駆動モータ33などの作動をあらかじめ
設定したプログラムに従って自動制御したり、あるいは
個々のユーザーからの指令に基づき、各室内ユニット1
9a〜19d毎に洗浄作業を制御するものである。
【0028】このような空気調和機の運転に先立ち、制
御装置46に組み込まれたプログラムに従って洗浄工程
に入り、筐体21の内壁や熱交換器28,エアフィルタ
29,送風ファン31などに付着した汚染物質を洗浄
し、これを洗浄液と共に室内ユニット19aの外に排出
した後、本来の冷暖房運転サイクルに移行する。
御装置46に組み込まれたプログラムに従って洗浄工程
に入り、筐体21の内壁や熱交換器28,エアフィルタ
29,送風ファン31などに付着した汚染物質を洗浄
し、これを洗浄液と共に室内ユニット19aの外に排出
した後、本来の冷暖房運転サイクルに移行する。
【0029】上述した洗浄工程においては、シャッタ2
3および排水用電磁開閉弁36を閉じた状態で洗浄液噴
射ノズル35から洗浄液をエアフィルタ29および熱交
換器28に向けて噴射し、これらに付着した塵埃やカ
ビ,雑菌などを物理的に除去する。エアフィルタ29お
よび熱交換器28にぶつかって筐体21の上方に跳ね返
った洗浄液の一部は、仕切り壁27および筐体21の内
壁に沿って塵挨やカビ,雑菌などと共に流下し、エアフ
ィルタ29および熱交換器28を通り抜けた洗浄液と合
流して筺体21の底部に流れ込む。
3および排水用電磁開閉弁36を閉じた状態で洗浄液噴
射ノズル35から洗浄液をエアフィルタ29および熱交
換器28に向けて噴射し、これらに付着した塵埃やカ
ビ,雑菌などを物理的に除去する。エアフィルタ29お
よび熱交換器28にぶつかって筐体21の上方に跳ね返
った洗浄液の一部は、仕切り壁27および筐体21の内
壁に沿って塵挨やカビ,雑菌などと共に流下し、エアフ
ィルタ29および熱交換器28を通り抜けた洗浄液と合
流して筺体21の底部に流れ込む。
【0030】筐体21の内部は液蜜構造になっているた
め、排水用電磁開閉弁36が閉じた状態では洗浄液が筐
体21内で徐々に溜まって行き、洗浄液の液面が喫水位
置42に達したことを水位センサ44が検出した時点で
洗浄液用電磁開閉弁20が閉じられ、洗浄液の噴射を停
止して所定時間の浸漬洗浄工程に移行する。この場合、
洗浄液の液面が喫水位置42に達したことを水位センサ
44が検出してから、さらに洗浄液の供給を続けて洗浄
作業を継続することも可能であり、この場合には過剰に
供給された洗浄液が溢流管41から洗浄液排出管40を
通って筐体21の外に排出される。また、浸漬洗浄工程
中に必要に応じて送風ファン31を低速回転させ、この
送風ファン31の洗浄も併せて行うことができる。
め、排水用電磁開閉弁36が閉じた状態では洗浄液が筐
体21内で徐々に溜まって行き、洗浄液の液面が喫水位
置42に達したことを水位センサ44が検出した時点で
洗浄液用電磁開閉弁20が閉じられ、洗浄液の噴射を停
止して所定時間の浸漬洗浄工程に移行する。この場合、
洗浄液の液面が喫水位置42に達したことを水位センサ
44が検出してから、さらに洗浄液の供給を続けて洗浄
作業を継続することも可能であり、この場合には過剰に
供給された洗浄液が溢流管41から洗浄液排出管40を
通って筐体21の外に排出される。また、浸漬洗浄工程
中に必要に応じて送風ファン31を低速回転させ、この
送風ファン31の洗浄も併せて行うことができる。
【0031】しかる後、排水用電磁開閉弁36を開いて
筐体21内に貯溜されていた洗浄液を洗浄液排出管40
から筐体21の外に排出して洗浄工程を終え、シャッタ
23を開いて空気調和機の運転を開始する。また、空気
調和機の運転を終了した場合には、シャッタ23や排水
用電磁開閉弁36を閉じておき、さらに風向き調整羽根
26を操作して空気吹き出し口25を塞ぐことにより、
ダニや害虫などの生き物あるいは塵埃や雑菌などが筐体
21内に侵入するのを防ぐことができる。これら一連の
操作はすべて制御装置46からの指令に基づいて自動化
可能である。
筐体21内に貯溜されていた洗浄液を洗浄液排出管40
から筐体21の外に排出して洗浄工程を終え、シャッタ
23を開いて空気調和機の運転を開始する。また、空気
調和機の運転を終了した場合には、シャッタ23や排水
用電磁開閉弁36を閉じておき、さらに風向き調整羽根
26を操作して空気吹き出し口25を塞ぐことにより、
ダニや害虫などの生き物あるいは塵埃や雑菌などが筐体
21内に侵入するのを防ぐことができる。これら一連の
操作はすべて制御装置46からの指令に基づいて自動化
可能である。
【0032】洗浄作業を複数回に分け、市水のみまたは
消毒液のみを散布する工程を加えることも可能である。
消毒液が混入された洗浄液を使用した場合には、エアフ
ィルタ29や熱交換器28および筺体21の内壁などの
洗浄に加えてこれらの殺菌消毒を行うことができる。
消毒液のみを散布する工程を加えることも可能である。
消毒液が混入された洗浄液を使用した場合には、エアフ
ィルタ29や熱交換器28および筺体21の内壁などの
洗浄に加えてこれらの殺菌消毒を行うことができる。
【0033】冬期の暖房時においては、加湿用電磁開閉
弁38のオン/オフを図示しない湿度センサからの検出
信号に基づいて制御し、噴霧ノズル37から市水のミス
トが筐体21内に噴霧され、加熱コイルとして機能して
いる熱交換器28によりこれが蒸発して空気吹き出し口
25から室内に吹き出され、室内の湿度が快適に保たれ
る。
弁38のオン/オフを図示しない湿度センサからの検出
信号に基づいて制御し、噴霧ノズル37から市水のミス
トが筐体21内に噴霧され、加熱コイルとして機能して
いる熱交換器28によりこれが蒸発して空気吹き出し口
25から室内に吹き出され、室内の湿度が快適に保たれ
る。
【0034】このように、本実施例では圧送ポンプ14
などをそれぞれ1基だけ設けることにより、集合住宅な
どのすべての空気調和機の室内ユニット19a〜19d
に対応させることができ、市水受けタンク12,消毒液
タンク13および洗浄液用電磁開閉弁20,排水用電磁
開閉弁36などを制御装置46によって適切にコントロ
ールすることにより、市水のみ,消毒液のみ,またはこ
れらを混合した洗浄液を用いて各戸の空気調和機の室内
ユニット19a〜19dに対し、定期的に洗浄開始時間
や洗浄運転時間を規定して洗浄作業を行うことができ、
他の空気調和機の運転中に、休止状態にある空気調和機
の室内ユニット19a〜19dを個別に洗浄することが
可能である。つまり、空気調和機の運転状況に応じて効
率的かつ経済的に室内ユニット19a〜19dの洗浄作
業を全自動で行うことができる。
などをそれぞれ1基だけ設けることにより、集合住宅な
どのすべての空気調和機の室内ユニット19a〜19d
に対応させることができ、市水受けタンク12,消毒液
タンク13および洗浄液用電磁開閉弁20,排水用電磁
開閉弁36などを制御装置46によって適切にコントロ
ールすることにより、市水のみ,消毒液のみ,またはこ
れらを混合した洗浄液を用いて各戸の空気調和機の室内
ユニット19a〜19dに対し、定期的に洗浄開始時間
や洗浄運転時間を規定して洗浄作業を行うことができ、
他の空気調和機の運転中に、休止状態にある空気調和機
の室内ユニット19a〜19dを個別に洗浄することが
可能である。つまり、空気調和機の運転状況に応じて効
率的かつ経済的に室内ユニット19a〜19dの洗浄作
業を全自動で行うことができる。
【0035】上述した室内ユニット19a〜19dの構
成を必要に応じて適宜変更することが可能であり、床置
き形の室内ユニットなどにも適用することができる。例
えば壁掛け形の室内ユニット19bの他の実施例の正面
形状を図12に示し、そのXIII−XIII,XIV−XIV矢視断
面構造を図13,図14にそれぞれ示すが、先の実施例
と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重
複する説明は省略するものとする。すなわち、本実施例
では2つの熱交換器28を隣り合わせて逆向きに傾斜さ
せ、これらを筐体21の下部中央に開口するダクト47
の基端部に取り付けている。このダクト47の上端部に
は、空気吹き出し口25が形成されており、ダクト47
内に取り付けられた送風ファン31を回転することによ
り、ダクト47を挟んでその前後に上向きに形成された
一対の空気取り入れ口22から筐体21内に吸い込まれ
た室内の空気は、熱交換器28およびエアフィルタ29
を通過して空気吹き出し口25から室内に再び吹き出さ
れる。ダクト47内で送風ファン31の直下に配された
分岐管34に下向きに突設された洗浄液噴射ノズル35
から洗浄液が噴射されると、エアフィルタ29および熱
交換器29を通過して筐体21の下部に流下し、最終的
に洗浄液排出管40から筐体21の外部に排出される。
成を必要に応じて適宜変更することが可能であり、床置
き形の室内ユニットなどにも適用することができる。例
えば壁掛け形の室内ユニット19bの他の実施例の正面
形状を図12に示し、そのXIII−XIII,XIV−XIV矢視断
面構造を図13,図14にそれぞれ示すが、先の実施例
と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重
複する説明は省略するものとする。すなわち、本実施例
では2つの熱交換器28を隣り合わせて逆向きに傾斜さ
せ、これらを筐体21の下部中央に開口するダクト47
の基端部に取り付けている。このダクト47の上端部に
は、空気吹き出し口25が形成されており、ダクト47
内に取り付けられた送風ファン31を回転することによ
り、ダクト47を挟んでその前後に上向きに形成された
一対の空気取り入れ口22から筐体21内に吸い込まれ
た室内の空気は、熱交換器28およびエアフィルタ29
を通過して空気吹き出し口25から室内に再び吹き出さ
れる。ダクト47内で送風ファン31の直下に配された
分岐管34に下向きに突設された洗浄液噴射ノズル35
から洗浄液が噴射されると、エアフィルタ29および熱
交換器29を通過して筐体21の下部に流下し、最終的
に洗浄液排出管40から筐体21の外部に排出される。
【0036】本実施例では、洗浄液の噴射方向が筐体2
1内での空気の流動方向と逆向きとなっているため、エ
アフィルタ29や熱交換器29に付着堆積した異物が剥
離しやすくなり、洗浄効率を良好に維持することができ
る。
1内での空気の流動方向と逆向きとなっているため、エ
アフィルタ29や熱交換器29に付着堆積した異物が剥
離しやすくなり、洗浄効率を良好に維持することができ
る。
【0037】本発明による空気調和機は、上述したよう
な室内ユニット19a〜19dと室外ユニットとを分離
したスプリット形以外のもの、例えばパッケージ形の空
気調和機にも適用可能である。
な室内ユニット19a〜19dと室外ユニットとを分離
したスプリット形以外のもの、例えばパッケージ形の空
気調和機にも適用可能である。
【0038】このような本発明による空気調和機を床置
き形のものに応用した他の実施例の正面形状,側面形
状,平面形状をそれぞれ図15,図16,図17に示
し、洗浄液供給管および洗浄液噴射ノズルの部分の外観
を図18に示すが、先の実施例と同一機能の要素にはこ
れと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するも
のとする。すなわち、上端部に空気吹き出し口25が設
けられた筐体21の前側中央部には開口部48が形成さ
れており、この開口部48を囲むように上向きに拡がる
逆スカート部49が筐体21の中央部に取り付けられ、
この逆スカート部49の上端と筐体21との間に筐体2
1を囲む枠状の空気取り入れ口22が形成される。開口
部48に対して傾斜状態で筐体21内に収容されたエア
フィルタ29および熱交換器28の上方には、空気取り
入れ口22から吸い込まれる室内の空気を開口部48お
よびエアフィルタ29,熱交換器28を介して空気吹き
出し口25から再び室内に吹き出す送風ファン31が回
転自在に取り付けられ、この送風ファン31をベルト駆
動するファン駆動モータ33が筐体21の上端部に収容
されている。本実施例では、分岐管34に突設されてエ
アフィルタ29および熱交換器28などを洗浄するため
の洗浄液噴射ノズル35に加え、送風ファン31を洗浄
するためのファン用洗浄液噴射ノズル35aが分岐管3
4の上端部に上向きに設けられている。熱交換器28か
ら筐体21の下部に引き出された熱媒体循環用配管30
は、この筐体21の下部に収容された図示しないコンプ
レッサに連通している。筐体21の下部と中央部とは液
蜜状態で仕切られ、洗浄液は筐体21の中央部および逆
スカート部49内に貯溜される。
き形のものに応用した他の実施例の正面形状,側面形
状,平面形状をそれぞれ図15,図16,図17に示
し、洗浄液供給管および洗浄液噴射ノズルの部分の外観
を図18に示すが、先の実施例と同一機能の要素にはこ
れと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するも
のとする。すなわち、上端部に空気吹き出し口25が設
けられた筐体21の前側中央部には開口部48が形成さ
れており、この開口部48を囲むように上向きに拡がる
逆スカート部49が筐体21の中央部に取り付けられ、
この逆スカート部49の上端と筐体21との間に筐体2
1を囲む枠状の空気取り入れ口22が形成される。開口
部48に対して傾斜状態で筐体21内に収容されたエア
フィルタ29および熱交換器28の上方には、空気取り
入れ口22から吸い込まれる室内の空気を開口部48お
よびエアフィルタ29,熱交換器28を介して空気吹き
出し口25から再び室内に吹き出す送風ファン31が回
転自在に取り付けられ、この送風ファン31をベルト駆
動するファン駆動モータ33が筐体21の上端部に収容
されている。本実施例では、分岐管34に突設されてエ
アフィルタ29および熱交換器28などを洗浄するため
の洗浄液噴射ノズル35に加え、送風ファン31を洗浄
するためのファン用洗浄液噴射ノズル35aが分岐管3
4の上端部に上向きに設けられている。熱交換器28か
ら筐体21の下部に引き出された熱媒体循環用配管30
は、この筐体21の下部に収容された図示しないコンプ
レッサに連通している。筐体21の下部と中央部とは液
蜜状態で仕切られ、洗浄液は筐体21の中央部および逆
スカート部49内に貯溜される。
【0039】
【発明の効果】本発明の空気調和機によると、液密構造
の筺体内で熱交換器と対向する複数の洗浄液噴射ノズル
を設け、これら洗浄液噴射ノズルに接続する洗浄液供給
管を介して洗浄液を洗浄液噴射ノズルから熱交換器に向
けて噴射させ、この洗浄液を洗浄液排出管によって筺体
の下端部からその外部に排出するようにしたので、空気
調和機を分解せずとも熱交換器や筐体内やを洗浄して空
気調和機の能力低下を防止することができる。しかも、
カビやバクテリアなどの発生ならびにこれらに起因する
臭気の発生を抑制し、室内の空気を清浄に維持すること
も可能である。洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄液を
貯溜する洗浄液タンクと、一端側がこの洗浄液タンクに
連通する洗浄液供給管を介して洗浄液タンク内の洗浄液
を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供給ポ
ンプとを設けた場合には、洗浄液を所望の圧力で安定し
て洗浄液噴射ノズルから噴射させることができる。
の筺体内で熱交換器と対向する複数の洗浄液噴射ノズル
を設け、これら洗浄液噴射ノズルに接続する洗浄液供給
管を介して洗浄液を洗浄液噴射ノズルから熱交換器に向
けて噴射させ、この洗浄液を洗浄液排出管によって筺体
の下端部からその外部に排出するようにしたので、空気
調和機を分解せずとも熱交換器や筐体内やを洗浄して空
気調和機の能力低下を防止することができる。しかも、
カビやバクテリアなどの発生ならびにこれらに起因する
臭気の発生を抑制し、室内の空気を清浄に維持すること
も可能である。洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄液を
貯溜する洗浄液タンクと、一端側がこの洗浄液タンクに
連通する洗浄液供給管を介して洗浄液タンク内の洗浄液
を洗浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供給ポ
ンプとを設けた場合には、洗浄液を所望の圧力で安定し
て洗浄液噴射ノズルから噴射させることができる。
【0040】また、洗浄液供給ポンプ,供給用開閉弁,
排出用開閉弁の作動をそれぞれ制御する制御手段を設け
た場合には、人手を介することなく必要に応じて洗浄作
業の自動運転が可能となる。
排出用開閉弁の作動をそれぞれ制御する制御手段を設け
た場合には、人手を介することなく必要に応じて洗浄作
業の自動運転が可能となる。
【0041】洗浄液の液面が喫水位置にある場合、空気
取り入れ口から室内の空気を取り入れて空気吹き出し口
からこの空気を室内に吹き出すための送風ファンを制御
装置が低速で駆動回転させることにより、送風ファンの
外周部の洗浄が可能となる。
取り入れ口から室内の空気を取り入れて空気吹き出し口
からこの空気を室内に吹き出すための送風ファンを制御
装置が低速で駆動回転させることにより、送風ファンの
外周部の洗浄が可能となる。
【0042】本発明の空気調和機の室内ユニットによる
と、液密構造の筺体内で熱交換器と対向する複数の洗浄
液噴射ノズルを設け、洗浄液供給管を介して供給される
洗浄液を洗浄液噴射ノズルから熱交換器に向けて噴射さ
せ、この洗浄液を洗浄液排出管によって筺体の下端部か
らその外部に排出するようにしたので、空気調和機を分
解せずとも熱交換器や筐体内やを洗浄して空気調和機の
能力低下を防止することができる。しかも、カビやバク
テリアなどの発生ならびにこれらに起因する臭気の発生
を抑制し、室内の空気を清浄に維持することも可能であ
る。
と、液密構造の筺体内で熱交換器と対向する複数の洗浄
液噴射ノズルを設け、洗浄液供給管を介して供給される
洗浄液を洗浄液噴射ノズルから熱交換器に向けて噴射さ
せ、この洗浄液を洗浄液排出管によって筺体の下端部か
らその外部に排出するようにしたので、空気調和機を分
解せずとも熱交換器や筐体内やを洗浄して空気調和機の
能力低下を防止することができる。しかも、カビやバク
テリアなどの発生ならびにこれらに起因する臭気の発生
を抑制し、室内の空気を清浄に維持することも可能であ
る。
【0043】また、筐体内に溜まる洗浄液が喫水位置に
達したことを検出するための液面位置検出センサを設け
た場合には、この液面位置検出センサからの検出信号に
基づいて筐体内への洗浄液の供給を制御することが可能
となる。
達したことを検出するための液面位置検出センサを設け
た場合には、この液面位置検出センサからの検出信号に
基づいて筐体内への洗浄液の供給を制御することが可能
となる。
【0044】本発明において、洗浄液供給管を開閉する
ための供給用開閉弁や、洗浄液排出管を開閉するための
排出用開閉弁を設けた場合には、必要に応じて熱交換器
を洗浄したり、筐体内に洗浄液を貯溜させることができ
る。また、洗浄液排出管から筐体内にネズミやアブラム
シ,ダニなどの生き物などの侵入を阻止することもでき
る。
ための供給用開閉弁や、洗浄液排出管を開閉するための
排出用開閉弁を設けた場合には、必要に応じて熱交換器
を洗浄したり、筐体内に洗浄液を貯溜させることができ
る。また、洗浄液排出管から筐体内にネズミやアブラム
シ,ダニなどの生き物などの侵入を阻止することもでき
る。
【0045】一端が筺体の上部に連結されると共に他端
が排出用開閉弁よりも下流側で洗浄液排出管に連結され
る溢流管を設けた場合には、筺体内に貯溜される洗浄液
の喫水位置が規定される結果、筐体内に洗浄液が過剰に
供給されても溢流管から洗浄液排出管を介して筐体外に
確実に排出することができる。
が排出用開閉弁よりも下流側で洗浄液排出管に連結され
る溢流管を設けた場合には、筺体内に貯溜される洗浄液
の喫水位置が規定される結果、筐体内に洗浄液が過剰に
供給されても溢流管から洗浄液排出管を介して筐体外に
確実に排出することができる。
【0046】空気取り入れ口および空気吹き出し口を喫
水位置よりも上方に位置させた場合には、筐体内に洗浄
液を貯溜しても、これら空気取り入れ口や空気吹き出し
口から洗浄液が室内に流れ出るような不具合を確実に防
止することができる。
水位置よりも上方に位置させた場合には、筐体内に洗浄
液を貯溜しても、これら空気取り入れ口や空気吹き出し
口から洗浄液が室内に流れ出るような不具合を確実に防
止することができる。
【0047】空気取り入れ口から室内の空気を取り入れ
て空気吹き出し口からこの空気を室内に吹き出す送風フ
ァンの下端部を喫水位置よりも下方に位置させた場合に
は、筐体内に洗浄液を喫水位置まで貯溜することによ
り、送風ファンの下端部を洗浄することが可能となる。
て空気吹き出し口からこの空気を室内に吹き出す送風フ
ァンの下端部を喫水位置よりも下方に位置させた場合に
は、筐体内に洗浄液を喫水位置まで貯溜することによ
り、送風ファンの下端部を洗浄することが可能となる。
【0048】洗浄液として水道水を利用した場合には、
特別な洗浄液を利用する必要がなくなる。また、洗浄液
噴射ノズルから噴射される洗浄液の量をごく微量にする
ことにより加湿器として利用することも可能となり、独
立した加湿器を筐体内に組み込む必要がなくなる。
特別な洗浄液を利用する必要がなくなる。また、洗浄液
噴射ノズルから噴射される洗浄液の量をごく微量にする
ことにより加湿器として利用することも可能となり、独
立した加湿器を筐体内に組み込む必要がなくなる。
【0049】洗浄液が消毒液を含む場合には、熱交換器
や筐体内に発生したカビやバクテリアなどの雑菌を洗浄
液によって殺菌することが可能となり、これら雑菌に起
因する臭気の発生を確実に防止して室内の空気をより清
浄に保つことができる。
や筐体内に発生したカビやバクテリアなどの雑菌を洗浄
液によって殺菌することが可能となり、これら雑菌に起
因する臭気の発生を確実に防止して室内の空気をより清
浄に保つことができる。
【図1】本発明による空気調和機を集合住宅に応用した
一実施例の概念図である。
一実施例の概念図である。
【図2】図1に示した実施例における天井露出形室内ユ
ニットの正面図である。
ニットの正面図である。
【図3】図2に示した室内ユニットの平面図である。
【図4】図2中のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図1に示した実施例における壁掛形室内ユニッ
トの側面図である。
トの側面図である。
【図6】図5に示した室内ユニットの内部構造を表す断
面図である。
面図である。
【図7】図1に示した実施例における天井カセット形
(2方向吹出)室内ユニットの概略構造を表す断面図で
ある。
(2方向吹出)室内ユニットの概略構造を表す断面図で
ある。
【図8】図7に示した室内ユニットの平面図である。
【図9】図1に示した実施例における天井カセット形
(4方向吹出)室内ユニットの概略構造を表す断面図で
ある。
(4方向吹出)室内ユニットの概略構造を表す断面図で
ある。
【図10】図9に示した室内ユニットの平面図である。
【図11】図9および図10に示した実施例における洗
浄液排出管および溢流管の部分を抽出した斜視図であ
る。
浄液排出管および溢流管の部分を抽出した斜視図であ
る。
【図12】本発明による空気調和機の室内ユニットを壁
掛形のものに応用した他の実施例の正面図である。
掛形のものに応用した他の実施例の正面図である。
【図13】図12中のXIII−XIII矢視断面図である。
【図14】図12中のXIV−XIV矢視断面図である。
【図15】本発明による空気調和機を床置き形のパッケ
ージ空調機に適用した実施例の正面図である。
ージ空調機に適用した実施例の正面図である。
【図16】図15に示した実施例の側面図である。
【図17】図15に示した実施例の平面図である。
【図18】図15〜図17に示した実施例に用いられる
洗浄液供給管および洗浄液噴射ノズルの部分を抽出した
斜視図である。
洗浄液供給管および洗浄液噴射ノズルの部分を抽出した
斜視図である。
10 建屋 10a 天井 10b 壁 11 高架水槽 12 市水受けタンク 13 消毒液タンク 14 圧送ポンプ 15 市水用電磁開閉弁 16 消毒液用電磁開閉弁 17 流量調整弁 18 洗浄液供給管 19a 天井露出形室内ユニット 19b 壁掛形室内ユニット 19c 天井カセット形(2方向吹出)室内ユニット 19d 天井カセット形(4方向吹出)室内ユニット 20 洗浄液用電磁開閉弁 21 筐体 22 空気取り入れ口 23 シャッタ 24 シャッタ駆動装置 25 空気吹き出し口 26 風向き調整羽根 27 仕切り壁 28 熱交換器 29 エアフィルタ 30 熱媒体循環用配管 31 送風ファン 32 回転軸 33 ファン駆動モータ 34 分岐管 35 洗浄液噴射ノズル 35a ファン用洗浄液噴射ノズル 36 排水用電磁開閉弁 37 噴霧ノズル 38 加湿用電磁開閉弁 39 噴霧用配管 40 洗浄液排出管 41 溢流管 42 喫水位置 43 開口 44 水位センサ 45 取り付けパネル 46 制御装置 47 ダクト 48 開口部 49 逆スカート部
フロントページの続き (72)発明者 大原 多賀彦 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 舩越 宣博 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 中埜 賢一 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 中村 克彦 大阪府大阪市浪速区元町1丁目13番17− 404号 不二技研工業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BG00 BJ10 3L060 AA03 AA05 CC19 DD02 EE00 EE05
Claims (13)
- 【請求項1】 室内の空気を取り入れる空気取り入れ口
およびこの空気取り入れ口から取り入れた空気を室内に
吹き出す空気吹き出し口を有する液密構造の筺体と、 この筺体内に収容されて前記空気取り入れ口から取り入
れられた空気との間で熱交換を行う熱交換器と、 前記筺体内に設置されて前記熱交換器に向けて洗浄液を
噴射させるための複数の洗浄液噴射ノズルと、 前記筺体内に引き込まれて前記洗浄液噴射ノズルに接続
する洗浄液供給管と、 前記筺体の下端部に連結されて洗浄液を前記筺体外に排
出するための洗浄液排出管とを具えたことを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項2】 前記洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄
液を貯溜する洗浄液タンクと、 一端側がこの洗浄液タンクに連通する前記洗浄液供給管
を介して当該洗浄液タンク内の洗浄液を前記洗浄液噴射
ノズルから噴射させるための洗浄液供給ポンプとをさら
に具えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和
機。 - 【請求項3】 前記洗浄液供給管を開閉するための供給
用開閉弁と、 前記洗浄液排出管を開閉するための排出用開閉弁とをさ
らに具えたことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記洗浄液噴射ノズルに供給される洗浄
液を貯溜する洗浄液タンクに一端側が連通する前記洗浄
液供給管を介して前記洗浄液タンク内の洗浄液を前記洗
浄液噴射ノズルから噴射させるための洗浄液供給ポンプ
と、 前記洗浄液供給管を開閉するための供給用開閉弁と、 前記洗浄液排出管を開閉するための排出用開閉弁と、 前記洗浄液供給ポンプ,前記供給用開閉弁,前記排出用
開閉弁の作動をそれぞれ制御する制御手段とをさらに具
えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記制御装置は、洗浄液の液面が喫水位
置にある場合、前記空気取り入れ口から室内の空気を取
り入れて前記空気吹き出し口からこの空気を室内に吹き
出すための送風ファンを低速で駆動回転させることを特
徴とする請求項4に記載の空気調和機。 - 【請求項6】 室内の空気を取り入れる空気取り入れ口
および取り入れた空気を室内に吹き出す空気吹き出し口
を有する液密構造の筺体と、この筺体内に収容されて前
記空気取り入れ口から取り入れられた空気との間で熱交
換を行う熱交換器とを有する空気調和機の室内ユニット
であって、 前記筺体内に設置されて前記熱交換器に向けて洗浄液を
噴射するための複数の洗浄液噴射ノズルと、 一端側が前記洗浄液噴射ノズルに接続すると共に他端側
が前記筺体外に引き出されて前記洗浄液噴射ノズルに洗
浄液を供給するための洗浄液供給管と、 前記筺体の下端部に連結されて洗浄液を前記筺体外に排
出するための洗浄液排出管とを具えたことを特徴とする
空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項7】 前記洗浄液供給管を開閉するための供給
用開閉弁と、前記洗浄液排出管を開閉するための排出用
開閉弁とをさらに具えたことを特徴とする請求項6に記
載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項8】 一端が前記筺体の上部に連結されると共
に他端が前記排出用開閉弁よりも下流側で前記洗浄液排
出管に連結され、前記筺体内に貯溜される洗浄液の喫水
位置を規定する溢流管をさらに具えたことを特徴とする
請求項7に記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項9】 前記空気取り入れ口および前記空気吹き
出し口は、前記喫水位置よりも上方に位置していること
を特徴とする請求項8に記載の空気調和機の室内ユニッ
ト。 - 【請求項10】 前記空気取り入れ口から室内の空気を
取り入れて前記空気吹き出し口からこの空気を室内に吹
き出すための送風ファンの下端部が前記喫水位置よりも
下方に位置していることを特徴とする請求項8または請
求項9に記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項11】 前記筐体内に溜まる洗浄液が前記喫水
位置に達したことを検出するための液面位置検出センサ
をさらに具えたことを特徴とする請求項8から請求項1
0の何れかに記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項12】 洗浄液が水道水を含むことを特徴とす
る請求項6から請求項11の何れかに記載の空気調和機
の室内ユニット。 - 【請求項13】 洗浄液が消毒液を含むことを特徴とす
る請求項12に記載の空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108704A JP2002310449A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 空気調和機およびその室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108704A JP2002310449A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 空気調和機およびその室内ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310449A true JP2002310449A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18960792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001108704A Pending JP2002310449A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 空気調和機およびその室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002310449A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343040A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 空気調和機の室内機、その殺菌洗浄方法およびその方法で用いられる樹脂製殺菌パック |
WO2007074733A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和装置 |
JP2008076030A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Niigata Kiki Kk | 洗浄装置及びユニットクーラーの洗浄装置 |
KR100876062B1 (ko) | 2007-07-11 | 2008-12-26 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 이동 통신망에서 패킷망과 써킷망간 호 이중화 시스템 및방법 |
JP2009085576A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2011007348A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Fuji Koki Corp | ユニットクーラーの洗浄装置 |
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KR101459581B1 (ko) | 2014-08-11 | 2014-11-14 | 박창범 | 축사의 악취 및 분진 저감장치 |
CN111412563A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-07-14 | 广东申菱环境系统股份有限公司 | 一种具备消毒功能的空调机组及消毒控制方法 |
JP2021179296A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 近鉄不動産株式会社 | 熱交換器コイルの清掃方法。 |
JP7474542B1 (ja) | 2023-11-30 | 2024-04-25 | 和彦 原澤 | エアコン室内機 |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108704A patent/JP2002310449A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007074733A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和装置 |
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KR101459581B1 (ko) | 2014-08-11 | 2014-11-14 | 박창범 | 축사의 악취 및 분진 저감장치 |
CN111412563A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-07-14 | 广东申菱环境系统股份有限公司 | 一种具备消毒功能的空调机组及消毒控制方法 |
CN111412563B (zh) * | 2020-03-18 | 2024-04-05 | 广东申菱环境系统股份有限公司 | 一种具备消毒功能的空调机组及消毒控制方法 |
JP2021179296A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 近鉄不動産株式会社 | 熱交換器コイルの清掃方法。 |
JP7042299B2 (ja) | 2020-05-15 | 2022-03-25 | 近鉄不動産株式会社 | 熱交換器コイルの清掃方法。 |
JP7474542B1 (ja) | 2023-11-30 | 2024-04-25 | 和彦 原澤 | エアコン室内機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |