JP2002310399A - フロート弁 - Google Patents
フロート弁Info
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- JP2002310399A JP2002310399A JP2001115074A JP2001115074A JP2002310399A JP 2002310399 A JP2002310399 A JP 2002310399A JP 2001115074 A JP2001115074 A JP 2001115074A JP 2001115074 A JP2001115074 A JP 2001115074A JP 2002310399 A JP2002310399 A JP 2002310399A
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Abstract
孔して比較的多くの流体を排出することができると共
に、フロート弁全体の形状が大型化することのないフロ
ート弁を提供する。 【解決手段】 主フロート12の下方側方に従フロート
14を上下動自在に配置する。主フロート12が開弁す
る場合、従フロート14の浮力が、回転補助モーメント
として作用して、主フロート12の開弁を補助する。
Description
差を利用してフロートの外表面で弁孔を直接開閉し、気
液混合系から一方の流体を自動的に排出するフロート弁
に関する。
る復水を自動的に排出するスチームトラップ、圧縮空気
配管系に発生する凝縮水を自動的に排出するエアートラ
ップ、ガス配管系に発生する凝縮水を自動的に排出する
ガストラップ、油配管系に混在する水を自動的に排出す
るオイルトラップ、及び、水配管系に混在する空気を自
動的に排出するエアーベント等がある。
開平7−83393号公報に示されたものがある。ここ
に示されたものは、入口と出口を有するケーシング内に
弁室を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を有する弁座
を設け、弁孔の弁室側端部に接する部分を球面状に形成
した主フロートを主フロートケージ内に回動自在に配置
して、主フロートケージに別個のフロート取り付けると
共に、主フロートの球面状の外表面で弁孔を直接開閉弁
するものである。
では、レバーを使用しているために、大きな口径の弁孔
を開閉弁して比較的多くの復水を排出することができる
が、フロート弁全体の形状が大型化する問題があった。
ることなく、比較的多くの流体を排出することができる
と共に、フロート弁全体の形状も小型化することであ
る。
めに講じた本発明の手段は、入口と出口を有するケーシ
ング内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を有
する弁座を設け、弁孔の弁室側端部に接する部分を球面
状に形成した主フロートを弁室内に自由状態で配置し
て、主フロートの球面状の外表面で弁孔を直接開閉弁す
るものにおいて、弁室内の液位によって上昇して主フロ
ートの外表面に接する従フロートを弁室内に配置すると
共に、少なくとも主フロートが弁孔を開弁する位置で従
フロートと主フロートが接触するように従フロートの動
きをガイドする従フロートガイド部を弁室内に設けて、
当該従フロートの浮力で主フロートの開弁を補助するも
のである。
弁する位置で従フロートと主フロートが接触するように
従フロートの動きをガイドする従フロートガイド部を弁
室内に設け、当該従フロートの浮力で主フロートの開弁
を補助することにより、主フロートだけの場合と比較し
てより大きな弁孔を開閉弁することができ、且つ、レバ
ーを使用しないことにより、フロート弁全体の形状が大
型化することもない。
施例はフロート弁として、蒸気配管系に発生する復水を
自動的に排出するスチームトラップの1つである、フリ
ーフロート式スチームトラップに適用したものである。
る。弁ケーシングの内部は仕切壁3で、入口4の連通す
る弁室5と出口6の連通する出口通路7に隔てる。入口
4は弁室5の上部に開口する。弁室5の下部に弁孔9を
設けた弁座8を、本体1に取り付けて保持プラグ10で
固定する。
の貫通孔11と弁孔9で、弁室5と出口通路7を連通す
る。尚、弁座8や保持プラグ10、及び、蓋部材2に
は、図示はしていないが気密性を維持するためのガスケ
ット等をそれぞれ組み付ける。
ロート12を自由状態で配置する。主フロート12は、
弁室5に溜まる復水の液位に従って浮上降下し、その外
表面で弁孔9の弁室5側端部を開閉する。本体1の底壁
には、主フロート12の降下位置を規定するフロート座
13を形成する。
5の下方部に、中空円筒状で上下に半球部を戴置した従
フロート14を、上下動自在に配置する。従フロート1
4が上下動自在に、弁室5内の液位によって浮上降下で
きるように、本体1の弁室5内に従フロートガイド部1
5を設ける。従フロートガイド部15は、従フロート1
4の図面奥に一枚のガイド部15を設けると共に、従フ
ロート14の図面手前にも図示しない一枚のガイド部を
設けることにより、両者のガイド部間を、従フロート1
4が上下動自在に浮上降下する。
4は、弁室5の上方へ浮上することを阻止される。図1
において、従フロート14の上端部が、本体1に形成し
た段部19に接触して、それ以上の浮上を阻止される。
作動は次の通りである。蒸気と復水が入口4から弁室5
に流入し、弁室5内の復水液位が上昇すると、従フロー
ト14は上昇し、一方、主フロート12は図1に示すよ
うに閉弁状態を維持する。更に弁室5内の液位が上昇す
ると、従フロート14が上昇して主フロート12と接触
し、主フロート12と従フロート14は共に浮上して、
主フロート12の外表面が弁孔9を開き、弁室5内の復
水を出口通路7から出口6へ排出する。従フロート14
は段部19に接触して浮上及びそれ以上の変位を阻止さ
れる。
合、弁座8の上端部17を回転支点として主フロート1
2がその浮力によって時計まわり方向に回転して上昇す
る。この動きは従来のフリーフロート弁と同一である。
主フロート12の開弁を補助する。即ち、主フロート1
2が開弁する位置で、従フロート14の浮力が、補助浮
力として主フロート12に加えられる。この補助浮力
は、主フロート12の回転支点17から、主従それぞれ
のフロート12,14の接触点18までを、腕の長さと
する回転モーメントとして作用する。
ート12の開弁を補助することによって、レバーを使用
することなく、開弁力を増すことができ、従来のフリー
フロート単独の場合よりも大きな弁孔を開閉弁すること
ができる。
すると、主従それぞれのフロート12,14は降下し、
主フロート12の外表面で弁孔9を直接閉じて、蒸気が
出口6側に漏洩することを防止する。
個だけ用いた例を示したが、主フロート12の周囲に複
数個を配置して用いることもできるものである。
フロートの開弁を補助することにより、レバーを使用す
ることなく、大きな弁孔を開孔して比較的多くの流体を
排出することができると共に、フロート弁全体の形状が
大型化することも防止できる。
ムトラップの断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 入口と出口を有するケーシング内に弁室
を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を有する弁座を設
け、弁孔の弁室側端部に接する部分を球面状に形成した
主フロートを弁室内に自由状態で配置して、主フロート
の球面状の外表面で弁孔を直接開閉弁するものにおい
て、弁室内の液位によって上昇して主フロートの外表面
に接する従フロートを弁室内に配置すると共に、少なく
とも主フロートが弁孔を開弁する位置で従フロートと主
フロートが接触するように従フロートの動きをガイドす
る従フロートガイド部を弁室内に設けて、当該従フロー
トの浮力で主フロートの開弁を補助することを特徴とす
るフロート弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115074A JP4657488B2 (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | フロート弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115074A JP4657488B2 (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | フロート弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310399A true JP2002310399A (ja) | 2002-10-23 |
JP4657488B2 JP4657488B2 (ja) | 2011-03-23 |
Family
ID=18966032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001115074A Expired - Fee Related JP4657488B2 (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | フロート弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4657488B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4635744Y1 (ja) * | 1967-10-21 | 1971-12-08 | ||
JPS50154931U (ja) * | 1974-06-10 | 1975-12-22 | ||
JPS6288899A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-23 | フエスト コマンデイト ゲゼルシヤフト | 凝縮トラツプ装置 |
JPS6340678U (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-16 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115074A patent/JP4657488B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4635744Y1 (ja) * | 1967-10-21 | 1971-12-08 | ||
JPS50154931U (ja) * | 1974-06-10 | 1975-12-22 | ||
JPS6288899A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-23 | フエスト コマンデイト ゲゼルシヤフト | 凝縮トラツプ装置 |
JPS6340678U (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4657488B2 (ja) | 2011-03-23 |
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