JP2002310207A - ドラムブレーキのブレーキケーブル取着装置 - Google Patents

ドラムブレーキのブレーキケーブル取着装置

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JP2002310207A
JP2002310207A JP2001113040A JP2001113040A JP2002310207A JP 2002310207 A JP2002310207 A JP 2002310207A JP 2001113040 A JP2001113040 A JP 2001113040A JP 2001113040 A JP2001113040 A JP 2001113040A JP 2002310207 A JP2002310207 A JP 2002310207A
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Seiji Asai
浅井征次
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Nisshinbo Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ作動時において、ガイドパイプ
に作用する反力及び偏倚力に十分に耐え、且つ防水機能
を備え、しかもガイドパイプのバックプレートへの取着
及びブレーキ組立体の車体への取着作業性が良好なドラ
ムブレーキのブレーキケーブル取着装置を提供する。 【解決手段】 ブレーキシュー13,13を拡張作動す
るブレーキレバー14を、バックプレート10に対して
略平行に牽引するブレーキケーブル20のインナケーブ
ル21をブレーキ外に滑らかに案内すると共に、ブレー
キケーブル20のアウタケーシング23を取着するガイ
ドパイプ30を、前記バックプレート10に枠体40を
介在し共に外力を加えないと外脱不能に嵌合して取着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラムブレーキの
ブレーキケーブル取着装置に関し、特にブレーキケーブ
ルを構成するアウタケーシングをバックプレートに取着
する構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、機械的作動装置を備えるドラ
ムブレーキが広く知られている。この種のドラムブレー
キとして、例えば図3に示すように、車両の不動部に固
定されるバックプレート10と、該バックプレート10
上に可動自在に装架される一対のブレーキシュー13,
13と、該ブレーキシュー13,13を拡張作動するブ
レーキレバー14と、該ブレーキレバー14をバックプ
レート10に略平行に牽引するブレーキケーブル20
と、該ブレーキケーブル20のインナケーブル21をバ
ックプレート10に交差してブレーキ外に案内し、且つ
ブレーキケーブル20のアウタケーシング23を取着す
るガイドパイプ30等から構成されているものがある。
【0003】そして、前記したガイドパイプ30のバッ
クプレート10への取着部は、下記のような機能が要求
される。 <イ> インナケーブル21を牽引すると、アウタケー
シング23には反力が作用するから、これを満足する耐
力を備えること。 <ロ> ドラムブレーキが固定される足回りはバネ下に
位置し、ブレーキケーブル20の操作側を固定する車体
がバネ上に位置する。従って、車両の重量やタイヤの空
気圧の変化によりガイドパイプ30にアウタケーシング
23からの偏倚力が作用するから、これを満足する耐力
を備えること。 <ハ> ブレーキ内に水が浸入して、摩擦材の外周面や
ブレーキドラムの内周面に付着するとブレーキ性能が低
下するから、防水機能を備えること。 <ニ> ドラムブレーキにブレーキケーブル20を取着
した状態において、搬送時や車体への組付け完了時まで
にアウタケーシング23がガイドパイプ30から外脱す
ると、インナケーブル21の露出部を損傷する恐れがあ
るから、ブレーキケーブル20の配索をし終えるまで、
外脱防止機能を備えること。
【0004】以下に、これらの機能を満足させるために
多用されている、従来のガイドパイプ30のバックプレ
ート10への取着手段を説明する。その一例である図3
(A)に示すガイドパイプ30は、ブレーキ内に位置す
る一端側がインナケーブル21を滑らかにブレーキ外に
案内する湾曲部31と、ブレーキ外に位置する他端側の
ストレート部32とから形成され、その中間部がバック
プレート10に穿設した穴11に、湾曲部31の先端が
ブレーキレバー14に向かうよう所定の角度で交差して
挿通され、全周をスミ肉溶接15で以って直接取着され
ている。そして、ブレーキケーブル20のドラムブレー
キ側は、そのアウタケーシング23の端部に固着したケ
ーシングキャップ24がガイドパイプ30の他端部に、
例えばクリップ18により、外力を加えないと外脱不能
に取着され、アウタケーシング23内に滑動自在に嵌挿
されるインナケーブル21及び、該インナケーブル21
を巻装してケーシングキャップ24とブレーキレバー1
4間に縮設したリターンスプリング26がガイドパイプ
30の湾曲部31を通過し、インナケーブル21の端部
に固着したケーブルエンド22がブレーキレバー14の
自由端部に接続されている。又、図外のブレーキケーブ
ル20の中間部は車体に沿って適宜屈曲して配設され、
その先端部のアウタケーシング23が車体に固定される
と共に、インナケーブル21が車室内の操作レバー等に
接続される。
【0005】次に、他の例である図3(B)に示すガイ
ドパイプ30は、その中間部がブラケット16に全周ス
ミ肉溶接15で以って一体化され、このブラケット16
がバックプレート10にリベット等の締結部材17で以
って取着されているものである。それ以外の構造は、前
述した図3(A)において説明した通りである。
【0006】前述した構成におけるブレーキ作動を概説
する。今、図外の操作レバーによりインナケーブル21
を介してブレーキレバー14を牽引すると、一対のブレ
ーキシュー13,13を左右に拡張して図外のブレーキ
ドラムに摩擦係合させこれを制動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のドラムブレーキのブレーキケーブル取着装置に
は、次のような問題点がある。
【0008】<イ> 前者によるガイドパイプの取着
は、全周スミ肉溶接によりバックプレートが熱変形する
恐れがある。そして、バックプレートが熱変形すると、
ブレーキシューの外周面とブレーキドラムの内周面との
整列が崩れて幅方向の片当たりを生じ、ブレーキ性能の
低下を招くことがあり、且つ摩擦材の早期摩耗を招くこ
ともある。
【0009】<ロ> 後者によるガイドパイプの取着
は、ガイドパイプをブラケットに取着する全周スミ肉溶
接作業に加え、ブラケットを締結部材で以ってバックプ
レートに取着する締結作業が必要であり面倒である。
又、全周スミ肉溶接によりブラケットが熱変形すると、
バックプレートとの密着性を損ない浸水の恐れがある。
【0010】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
ので、ブレーキ作動時において、ガイドパイプに作用す
る反力及び偏倚力に十分に耐え、且つ防水機能を備え、
しかもガイドパイプのバックプレートへの取着及びブレ
ーキ組立体の車体への取着作業性が良好なドラムブレー
キのブレーキケーブル取着装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明によるドラムブレーキのブレーキケーブ
ル取着装置は、ブレーキシューを拡張作動するブレーキ
ケーブルのインナケーブルがブレーキ外に滑らかに案内
されると共に、ブレーキケーブルのアウタケーシングを
取着するガイドパイプを、バックプレートに枠体を介在
し共に外力を加えないと外脱不能に嵌合して取着したも
のである。即ち、ガイドパイプと枠体及び枠体とバック
プレートとを共に、外力を加えないと外脱不能に嵌合し
て取着したものである。
【0012】又、ガイドパイプは、インナケーブルを案
内する湾曲部と、この湾曲部から順に連続して拡径部、
膨大部、及びアウタケーシングを取着する取着部とを一
体に形成し、湾曲部が通過可能な枠体の穴部に、ブレー
キ外方から膨大部が当接するまで拡径部を嵌合して取着
したものである。
【0013】又、枠体が蓋の無い箱状を呈し、その開口
側に形成した膨大部がバックプレートの穴部に当接する
まで、ブレーキ外方から先端部を圧入して取着してもよ
いし、又、ブレーキ外方から膨大部をバックプレートの
穴部に当接させると共に、穴部から突出する先端部を折
曲して挟着するようにしてもよい。
【0014】更に、枠体又はバックプレートの穴部を筒
状に形成することもできる。
【0015】上記のように構成された本発明のドラムブ
レーキのブレーキケーブル取着装置によれば、ガイドパ
イプを枠体に取着する手段及び枠体をバックプレートに
取着する手段は双方共、外力を加えないと外脱不能に穴
と軸とを嵌合して取着すればよいから、その組立て作業
が容易であり、バックプレート等に悪影響を及ぼす懸念
もない。又、ブレーキ作動時にガイドパイプに作用する
反力や偏倚力に十分耐え得るようにできるし、ブレーキ
内への浸水防止も可能である。更に、搬送時等にインナ
ケーブルを損傷することも回避できる。
【0016】又、ガイドパイプに一体に形成する湾曲
部、拡径部、及び膨大部は、鍛圧加工により成型できる
から、その加工が簡単であり大量生産に適するし、又、
このガイドパイプの枠体への取着は圧入や嵌合部のコイ
ニング等により止着できるから、その取着作業が容易で
ある。
【0017】又、枠体を蓋の無い箱状を呈するようにす
れば、薄鋼板からプレス加工により一体成型できるか
ら、その加工が簡単であり大量生産に適するし、しかも
軽量にできる。又、この枠体のバックプレートへの取着
は圧入して止着することもできるし、或いは圧入に代え
て挟着して止着することもでき、何れの取着作業も容易
である。
【0018】更に、枠体やバックプレートの穴部を筒状
に形成すれば、例えこれらの部材が薄板の場合であって
も、嵌合部の嵌合長さが長くなるから耐力を十分に保証
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるドラムブレ
ーキのブレーキケーブル取着装置の一例について詳細に
説明する。説明に当たって、ブレーキケーブルの取着部
周りを除いて前述した従来技術の構造と同じにつき、同
一の部品及び部位には同一の符号を付し、その構成並び
にブレーキ作動については説明を省略する。
【0020】最初に、本発明の実施例1について、図1
を参照しながら説明する。本例は、従来技術に対してバ
ックプレート10とガイドパイプ30及びケーシングキ
ャップ24の形状が異なり、これに加えて枠体40を追
加したものである。そして、薄鋼板からプレス加工によ
り成型されたバックプレート10には、例えば角穴や楕
円穴11が、バーリング加工や絞り加工後の穴抜き加工
により一体成型されている。これにより、穴11を形成
する筒部12がブレーキ内方向に突出しているが、これ
に代えて、ブレーキ外方向に向けて突出形成してもよ
い。
【0021】又、ガイドパイプ30には、湾曲部31の
略終端に位置する中間部のストレート部32に、この湾
曲部31から順に連続して拡径部33と、これより大き
な外径の膨大部34とが鍛圧加工により形成されてい
る。因に、ストレート部32の端部がケーシングキャッ
プ24の取付部35であり、この取付部35と湾曲部3
1は素材径である。
【0022】又、段付き状のケーシングキャップ24
は、前述した従来技術で示すクリップ18止め用の環状
溝を無くし、この細径軸部25の外径を前記ガイドパイ
プ30の取付部35の内径より少し大きく設定したもの
である。尚、前述した従来技術において説明したリター
ンスプリング26は、インナケーブル21とブレーキレ
バー14の戻しを補助する機能、及びインナケーブル2
1の牽引時に撓んで相対移動を減少させ、インナケーブ
ル21の耐久性を向上させる機能とを併有するが、必須
の部品ではない。
【0023】次に説明する枠体40は、全体として蓋の
無い箱状を呈しており、特に薄鋼板から成型する場合に
は、径方向の形状を前記バックプレート10の穴11形
状と同じようにすれば、そのプレス加工性が良好になり
望ましい。そして、枠体40の開口端部41の外周は、
前記バックプレート10の穴11の内周より少し大きく
設定され、その近傍に穴11の内周より大きな膨大部4
2が形成されている。又、隅部の一方側は、前記ガイド
パイプ30を所定の角度に取着すべく斜面43に形成さ
れ、ここに湾曲部31が通過可能で、且つ拡径部33よ
り少し小さい内径44の筒部45がバーリング加工等で
以って形成されている。尚、本例の筒部45は箱内方向
に突出しているが、これに代えて、箱外に向けて突出形
成してもよい。
【0024】しかして、上述した各部品の組立ては、夫
々ブレーキ外方から軽く叩く等して膨大部が当接するま
で圧入すればよいから、その作業方法が簡便である。し
かも各部品の組立て順序は、流れ作業の工程や搬送のし
易さ等に対応して設定できるから、作業の平準化及び高
効率化を図ることができる。又、枠体40は箱状を呈す
るから、ブレーキ作動時に作用する反力や偏倚力に十分
に耐えられるし、この枠体40やガイドパイプ30はプ
レス加工により成型できるから、その加工が簡単であり
大量生産に適する。又、各部品の圧入部及び接面部によ
り、ブレーキ内への浸水を確実に防止でき、更に、搬送
中等におけるケーシングキャップ24の外脱を防止し得
て、インナケーブル21を損傷することもない。
【0025】次に、図2を参照して本発明の実施例2に
ついて説明するが、枠体40のバックプレート10への
取着部及びケーシングキャップ24のガイドパイプ30
への取着部の構造以外は、前述した実施例1と同じにつ
き、同一の部品及び部位には同一の符号を付し、その重
複説明を省略する。
【0026】そして本例における枠体40は、その開口
端部41の伸長した端部を折曲し、この折曲部46と膨
大部42とでバックプレート10を挟着して取着され
る。但し、折曲部46は全周に設けてもよいし、複数の
爪状に形成して間欠的に設けるようにしてもよい。又、
本例におけるケーシングキャップ24は、その細径軸部
25の先端側に形成した環状溝にOリング19を嵌装し
たものである。これにより、細径軸部25をガイドパイ
プ30の取付部35に押し込み、Oリング19が縮んで
通過し終えると元の径に復するから、Oリング19が膨
大部34内の段面に係合して取着される。そして、上記
した説明から明らかなように夫々の嵌合部は滑合でよい
が、これに代えて圧入を採用することもできる。
【0027】尚、本発明は、前述した実施例1及び2に
示すブレーキケーブル20の取着構造に限定されるもの
ではなく、例えば、バックプレート10が厚鋼板製の場
合には、これに穿設した穴に枠体40を直接嵌合して取
着すればよいし、鋳鉄製の場合には枠体40の取着部を
厚肉と成し、ここに設けた穴に直接嵌合するようにすれ
ばよい。又、ガイドパイプ30の枠体40への取着は、
本発明の実施例1及び2で採用した圧入に代えて、筒部
45から突出する拡径部33をコイニングにより外脱不
能に加工することもできる。又、ケーシングキャップ2
4のガイドパイプ30への取着は、前述した従来技術の
ようにクリップ18を用いてもよいし、本発明の実施例
2に示すOリング19をケーシングキャップ24の細径
軸部25の中間部に嵌装し、このOリング19をガイド
パイプ30の取付部35に圧入する等幾多の変更が可能
である。更に、ブレーキシュー13,13を拡張作動す
るブレーキレバー14がバックプレート10に対して略
平行に牽引され、これを牽引するブレーキケーブル20
のインナケーブル21がバックプレート10に交差して
ブレーキ外に延設されるドラムブレーキであれば適用で
きるから、その適用範囲が広範である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようになるから
次のような効果を得ることができる。
【0029】<イ> 本発明のドラムブレーキのブレー
キケーブル取着装置によれば、ガイドパイプをバックプ
レートに取着するために、両者間に枠体を介在させ、ガ
イドパイプを枠体に取着する手段及び枠体をバックプレ
ートに取着する手段は双方共、外力を加えないと外脱不
能に穴と軸とを嵌合して取着するようにしたから、その
組立て作業が容易であり、しかも組立て順序が制約され
ないから、流れ作業の平準化と高効率化を図ることがで
きるし、更に、バックプレートを歪ませる等の悪影響を
完全に解消できる。又、本発明の構成によれば、ブレー
キ作動時にガイドパイプに作用する反力や偏倚力に十分
耐え得るようにできるし、ブレーキ内への浸水防止も可
能である。
【0030】<ロ> 又、ガイドパイプに一体に形成す
る湾曲部、拡径部、及び膨大部は、鍛圧加工により成型
できるから、その加工が簡単であり大量生産に適する
し、又、このガイドパイプの枠体への取着は圧入や嵌合
部のコイニング等により止着できるから、その取着作業
が容易である。
【0031】<ハ> 又、枠体を蓋の無い箱状を呈する
ようにすれば、薄鋼板からプレス加工により一体成型で
きるから、その加工が簡単であり大量生産に適するし、
しかも軽量にできる。又、この枠体のバックプレートへ
の取着は圧入して止着することもできるし、或いは圧入
に代えて挟着して止着することもでき、何れの止着作業
も容易である。
【0032】<ニ> 更に、ガイドパイプを取着する枠
体の穴部や、枠体を取着するバックプレートの穴部を筒
状に形成すれば、例えこれらの部材が薄板の場合であっ
ても、嵌合部の嵌合長さが長くなるから耐力を十分に保
証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係るドラムブレーキのブ
レーキケーブル取着装置部の縦断面説明図
【図2】 発明の実施例2に係り、図1と同様の説明図
【図3】 従来のドラムブレーキのブレーキケーブル取
着装置部の縦断面説明図で、(A)はその一例、(B)
は他の例
【符号の説明】
10 バックプレート 11 穴 12 筒部 13 ブレーキシュー 14 ブレーキレバー 15 スミ肉溶接 16 ブラケット 17 締結部材 18 クリップ 19 Oリング 20 ブレーキケーブル 21 インナケーブル 22 ケーブルエンド 23 アウタケーシング 24 ケーシングキャップ 25 細径軸部 26 リターンスプリング 30 ガイドパイプ 31 湾曲部 32 ストレート部 33 拡径部 34 膨大部 35 取付部 40 枠体 41 開口端部 42 膨大部 43 斜面 44 内径 45 筒部 46 折曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキケーブルのインナケーブルに
    より、ブレーキシューを拡張作動するブレーキレバーが
    バックプレートに対して略平行に牽引され、前記インナ
    ケーブルが前記バックプレートに交差してブレーキ外に
    延設されると共に、前記インナケーブルを滑動自在に嵌
    挿するブレーキケーブルのアウタケーシングが前記バッ
    クプレートに取着されるドラムブレーキのブレーキケー
    ブル取着装置において、 前記インナケーブルをブレーキ外に滑らかに案内すると
    共に、前記アウタケーシングを取着するガイドパイプ
    を、前記バックプレートに枠体を介在し共に外力を加え
    ないと外脱不能に嵌合して取着したことを特徴とする、 ドラムブレーキのブレーキケーブル取着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガイドパイプ
    が、前記インナケーブルを案内する湾曲部と、該湾曲部
    に連続する拡径部、膨大部、及び前記アウタケーシング
    を取着する取着部とから成り、前記湾曲部が通過可能な
    前記枠体の穴部に、前記膨大部が当接するまで前記拡径
    部を嵌合して取着したことを特徴とする、ドラムブレー
    キのブレーキケーブル取着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記枠体が
    箱状を呈し、前記バックプレートに穿設した穴部に、前
    記枠体の開口側に形成した膨大部が当接するまで先端部
    を圧入して取着したことを特徴とする、ドラムブレーキ
    のブレーキケーブル取着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記枠体が
    箱状を呈し、前記バックプレートに穿設した穴部に、前
    記枠体の開口側に形成した膨大部が当接すると共に、前
    記バックプレートの穴部から突出する先端部を折曲して
    挟着したことを特徴とする、ドラムブレーキのブレーキ
    ケーブル取着装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項におい
    て、前記枠体又はバックプレートの穴部を筒状に形成し
    たことを特徴とする、ドラムブレーキのブレーキケーブ
    ル取着装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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