JP2002309248A - 緑蛍光体及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル - Google Patents
緑蛍光体及びそれを用いたプラズマディスプレイパネルInfo
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- JP2002309248A JP2002309248A JP2001110159A JP2001110159A JP2002309248A JP 2002309248 A JP2002309248 A JP 2002309248A JP 2001110159 A JP2001110159 A JP 2001110159A JP 2001110159 A JP2001110159 A JP 2001110159A JP 2002309248 A JP2002309248 A JP 2002309248A
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- luminance
- former
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 10ms以下の短残光性を有しつつ、経時劣
化の小さい緑蛍光体を提供することを課題とする。 【解決手段】 組成式ZnXSiO4:Mnからなり、M
n/Zn原子比とZn/Si原子比が、前者が0.05
0〜0.055のとき後者が1.65〜1.75であ
り、前者が0.055〜0.065のとき後者が1.5
5〜1.65であり、前者が0.065〜0.090の
とき後者が1.45〜1.55であるか、Mn/Zn原
子比と(Zn+Si)/Mn原子比が、前者が0.05
0〜0.055のとき後者が31以上であり、前者が
0.055〜0.065のとき後者が29以上であり、
前者が0.065〜0.090のとき後者が25以上で
あることを特徴とする緑蛍光体により上記の課題を解決
する。
化の小さい緑蛍光体を提供することを課題とする。 【解決手段】 組成式ZnXSiO4:Mnからなり、M
n/Zn原子比とZn/Si原子比が、前者が0.05
0〜0.055のとき後者が1.65〜1.75であ
り、前者が0.055〜0.065のとき後者が1.5
5〜1.65であり、前者が0.065〜0.090の
とき後者が1.45〜1.55であるか、Mn/Zn原
子比と(Zn+Si)/Mn原子比が、前者が0.05
0〜0.055のとき後者が31以上であり、前者が
0.055〜0.065のとき後者が29以上であり、
前者が0.065〜0.090のとき後者が25以上で
あることを特徴とする緑蛍光体により上記の課題を解決
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑蛍光体及びそれ
を用いたプラズマディスプレイパネルに関する。
を用いたプラズマディスプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(PDP)
のような蛍光体の発光を利用する装置では、種々の蛍光
体が研究され、実際に使用されている。実際に使用され
ている蛍光体として、Zn2SiO4:Mnなる蛍光体が
ある。この蛍光体は、紫外線の照射により緑色の光を発
することが知られている。
のような蛍光体の発光を利用する装置では、種々の蛍光
体が研究され、実際に使用されている。実際に使用され
ている蛍光体として、Zn2SiO4:Mnなる蛍光体が
ある。この蛍光体は、紫外線の照射により緑色の光を発
することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、PDPのよう
な表示装置の蛍光体は、種々の性質を備えることが要求
されるが、その中の1つとして短残光性がある。短残光
性の観点から、上記Zn 2SiO4:Mnなる緑蛍光体を
みると、現時点で入手可能なZn2SiO4:Mnでは不
充分であった。そのため、本発明では、10ms以下の
短残光性を有しつつ、経時劣化の小さい緑蛍光体を提供
することを課題とする。
な表示装置の蛍光体は、種々の性質を備えることが要求
されるが、その中の1つとして短残光性がある。短残光
性の観点から、上記Zn 2SiO4:Mnなる緑蛍光体を
みると、現時点で入手可能なZn2SiO4:Mnでは不
充分であった。そのため、本発明では、10ms以下の
短残光性を有しつつ、経時劣化の小さい緑蛍光体を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、組成式ZnXSiO4:Mnからなり、Mn/Zn原
子比とZn/Si原子比が、前者が0.050〜0.0
55のとき後者が1.65〜1.75であり、前者が
0.055〜0.065のとき後者が1.55〜1.6
5であり、前者が0.065〜0.090のとき後者が
1.45〜1.55であることを特徴とする緑蛍光体が
提供される。更に本発明によれば、組成式ZnXSi
O4:Mnからなり、Mn/Zn原子比と(Zn+S
i)/Mn原子比が、前者が0.050〜0.055の
とき後者が31以上であり、前者が0.055〜0.0
65のとき後者が29以上であり、前者が0.065〜
0.090のとき後者が25以上であることを特徴とす
る緑蛍光体が提供される。
ば、組成式ZnXSiO4:Mnからなり、Mn/Zn原
子比とZn/Si原子比が、前者が0.050〜0.0
55のとき後者が1.65〜1.75であり、前者が
0.055〜0.065のとき後者が1.55〜1.6
5であり、前者が0.065〜0.090のとき後者が
1.45〜1.55であることを特徴とする緑蛍光体が
提供される。更に本発明によれば、組成式ZnXSi
O4:Mnからなり、Mn/Zn原子比と(Zn+S
i)/Mn原子比が、前者が0.050〜0.055の
とき後者が31以上であり、前者が0.055〜0.0
65のとき後者が29以上であり、前者が0.065〜
0.090のとき後者が25以上であることを特徴とす
る緑蛍光体が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】Zn2SiO4:Mnは、この化学
式から分かるように、(Zn+Mn)/Si原子比が2
の場合が結晶として最適で、最大に輝度を有するはずで
ある。しかしながら、実際には、(Zn+Mn)/Si
原子比は、1.8〜2.1の間の2とは違った値で輝度
が最大となっている。そのため、従来、輝度が最大とな
る組成比で最適な結晶性が実現できると理解されてい
た。言い換えれば、(Zn+Mn)/Si原子比を輝度
が最大となる値で一定に保ちさえすれば、Mn量が変化
してもその状態を維持できると考えられていた。ところ
が、このような輝度の最大となる組成では、経時劣化が
大きかった。そこで、本発明の発明者等が鋭意検討した
結果、輝度が最大となる組成比以外の組成領域に、10
ms以下の短残光性を有し、かつ、実用化に必要な所定
値以上の輝度を確保しつつ、経時劣化を改善しうる領域
が存在することを見出し、本発明に至った。
式から分かるように、(Zn+Mn)/Si原子比が2
の場合が結晶として最適で、最大に輝度を有するはずで
ある。しかしながら、実際には、(Zn+Mn)/Si
原子比は、1.8〜2.1の間の2とは違った値で輝度
が最大となっている。そのため、従来、輝度が最大とな
る組成比で最適な結晶性が実現できると理解されてい
た。言い換えれば、(Zn+Mn)/Si原子比を輝度
が最大となる値で一定に保ちさえすれば、Mn量が変化
してもその状態を維持できると考えられていた。ところ
が、このような輝度の最大となる組成では、経時劣化が
大きかった。そこで、本発明の発明者等が鋭意検討した
結果、輝度が最大となる組成比以外の組成領域に、10
ms以下の短残光性を有し、かつ、実用化に必要な所定
値以上の輝度を確保しつつ、経時劣化を改善しうる領域
が存在することを見出し、本発明に至った。
【0006】即ち、本発明は、以下の組成領域のZnX
SiO4:Mnからなる緑蛍光体に関する: (1)Mn/Zn原子比とZn/Si原子比が、前者が
0.050〜0.055のとき後者が1.65〜1.7
5であり、前者が0.055〜0.065のとき後者が
1.55〜1.65であり、前者が0.065〜0.0
90のとき後者が1.45〜1.55である、及び/又
は(2)Mn/Zn原子比と(Zn+Si)/Mn原子
比が、前者が0.050〜0.055のとき後者が31
以上(好ましくは31〜33)であり、前者が0.05
5〜0.065のとき後者が29以上(好ましくは29
〜31)であり、前者が0.065〜0.090のとき
後者が25以上(好ましくは25〜27)である。
SiO4:Mnからなる緑蛍光体に関する: (1)Mn/Zn原子比とZn/Si原子比が、前者が
0.050〜0.055のとき後者が1.65〜1.7
5であり、前者が0.055〜0.065のとき後者が
1.55〜1.65であり、前者が0.065〜0.0
90のとき後者が1.45〜1.55である、及び/又
は(2)Mn/Zn原子比と(Zn+Si)/Mn原子
比が、前者が0.050〜0.055のとき後者が31
以上(好ましくは31〜33)であり、前者が0.05
5〜0.065のとき後者が29以上(好ましくは29
〜31)であり、前者が0.065〜0.090のとき
後者が25以上(好ましくは25〜27)である。
【0007】上記範囲以外では、輝度が低すぎたり、及
び/又は、経時劣化が大きすぎたりする恐れがあるため
好ましくない。Mn/Zn原子比が0.050〜0.0
55の緑蛍光体は約9〜10msの残光性に、0.05
5〜0.065の緑蛍光体は約7〜9msの残光性に、
0.065〜0.090の緑蛍光体は約5〜7msの残
光性にそれぞれ対応している。更に、本発明では、(Z
n+Mn)/Si原子比が1.6〜2.1の範囲である
ことが好ましい。原子比が1.6の場合は、輝度が低く
なりすぎる(落ちる)ので好ましくなく、2.1の場合
は、輝度の経時劣化が大きくなりすぎるので好ましくな
い。
び/又は、経時劣化が大きすぎたりする恐れがあるため
好ましくない。Mn/Zn原子比が0.050〜0.0
55の緑蛍光体は約9〜10msの残光性に、0.05
5〜0.065の緑蛍光体は約7〜9msの残光性に、
0.065〜0.090の緑蛍光体は約5〜7msの残
光性にそれぞれ対応している。更に、本発明では、(Z
n+Mn)/Si原子比が1.6〜2.1の範囲である
ことが好ましい。原子比が1.6の場合は、輝度が低く
なりすぎる(落ちる)ので好ましくなく、2.1の場合
は、輝度の経時劣化が大きくなりすぎるので好ましくな
い。
【0008】緑蛍光体は、特に限定されず、公知の方法
を利用して製造することができる。具体的には、以下の
ような方法を主に用いて合成した。蛍光体原料として
は、酸化物、炭酸塩、硝酸塩などの亜鉛(Zn)、マン
ガン(Mn)、珪素(Si)の化合物を用いた。これら
の各原料を合成する蛍光体の組成式に対応して秤量、採
取し、湿式または乾式で充分に混合する。この混合物を
白金ルツボ、熔融アルミナルツボなどの耐熱容器に充填
し、中性雰囲気または空気中などの酸化性雰囲気中で1
100〜1400℃程度の温度で数時間焼成する。また
一般的には、蛍光体合成中に各元素の拡散を促進する役
目として、アルカリまたはアルカリ土類系化合物が融剤
(フラックス)として用いられるが、本発明の検討で
は、融剤の有無による特性差が確認されなかったため、
実施例の検討では融剤を使用していない。このようにし
て得られた焼成物は、粉砕、洗浄などによる篩い分け後
に、水洗、分散処理などを行い、乾燥させることで本発
明の緑蛍光体を製造することができる。
を利用して製造することができる。具体的には、以下の
ような方法を主に用いて合成した。蛍光体原料として
は、酸化物、炭酸塩、硝酸塩などの亜鉛(Zn)、マン
ガン(Mn)、珪素(Si)の化合物を用いた。これら
の各原料を合成する蛍光体の組成式に対応して秤量、採
取し、湿式または乾式で充分に混合する。この混合物を
白金ルツボ、熔融アルミナルツボなどの耐熱容器に充填
し、中性雰囲気または空気中などの酸化性雰囲気中で1
100〜1400℃程度の温度で数時間焼成する。また
一般的には、蛍光体合成中に各元素の拡散を促進する役
目として、アルカリまたはアルカリ土類系化合物が融剤
(フラックス)として用いられるが、本発明の検討で
は、融剤の有無による特性差が確認されなかったため、
実施例の検討では融剤を使用していない。このようにし
て得られた焼成物は、粉砕、洗浄などによる篩い分け後
に、水洗、分散処理などを行い、乾燥させることで本発
明の緑蛍光体を製造することができる。
【0009】本発明の緑蛍光体は、緑蛍光体が必要であ
りさえすれば、PDP以外の種々の装置(表示装置に限
られない)に使用できる。例えば、ランプ、CRT、蛍
光表示管、X線撮像管等が挙げられる。以下では、PD
Pに本発明の緑蛍光体を使用した場合の一例を記載す
る。図1のPDPは、3電極AC型面放電PDPであ
る。なお、本発明は、このPDPに限らず、緑蛍光体を
含むPDPであればどのような構成にも適用することが
できる。例えば、AC型に限らずDC型でもよく、反射
型及び透過型のいずれのPDPにも使用することができ
る。図1のPDP20は、前面基板と背面基板とから構
成される。
りさえすれば、PDP以外の種々の装置(表示装置に限
られない)に使用できる。例えば、ランプ、CRT、蛍
光表示管、X線撮像管等が挙げられる。以下では、PD
Pに本発明の緑蛍光体を使用した場合の一例を記載す
る。図1のPDPは、3電極AC型面放電PDPであ
る。なお、本発明は、このPDPに限らず、緑蛍光体を
含むPDPであればどのような構成にも適用することが
できる。例えば、AC型に限らずDC型でもよく、反射
型及び透過型のいずれのPDPにも使用することができ
る。図1のPDP20は、前面基板と背面基板とから構
成される。
【0010】まず、前面基板は、一般的に、基板27上
に形成された複数本のストライプ状の表示電極、表示電
極を覆うように形成された誘電体層24、誘電体層24
上に形成され放電空間に露出する保護層29とからな
る。基板27は、特に限定されず、ガラス基板、石英ガ
ラス基板、シリコン基板等が挙げられる。表示電極は、
ITOのような透明電極25からなる。また、表示電極
の抵抗を下げるために、透明電極25上にバス電極(例
えば、Cr/Cu/Crの3層構造)26を形成しても
よい。誘電体層24は、PDPに通常使用されている材
料から形成される。具体的には、低融点ガラスとバイン
ダとからなるペーストを基板上に塗布し、焼成すること
により形成することができる。保護層29は、表示の際
の放電により生じるイオンの衝突による損傷から誘電体
層24を保護するために設けられる。保護層29は、例
えば、MgO、CaO、SrO、BaO等からなる。
に形成された複数本のストライプ状の表示電極、表示電
極を覆うように形成された誘電体層24、誘電体層24
上に形成され放電空間に露出する保護層29とからな
る。基板27は、特に限定されず、ガラス基板、石英ガ
ラス基板、シリコン基板等が挙げられる。表示電極は、
ITOのような透明電極25からなる。また、表示電極
の抵抗を下げるために、透明電極25上にバス電極(例
えば、Cr/Cu/Crの3層構造)26を形成しても
よい。誘電体層24は、PDPに通常使用されている材
料から形成される。具体的には、低融点ガラスとバイン
ダとからなるペーストを基板上に塗布し、焼成すること
により形成することができる。保護層29は、表示の際
の放電により生じるイオンの衝突による損傷から誘電体
層24を保護するために設けられる。保護層29は、例
えば、MgO、CaO、SrO、BaO等からなる。
【0011】次に、背面基板は、一般的に、基板23上
に形成された複数本のストライプ状のアドレス電極A、
アドレス電極Aを覆う誘電体層28、隣接するアドレス
電極A間で誘電体層28上に形成された複数本のストラ
イプ状の隔壁21、隔壁21間に壁面を含めて形成され
た蛍光体膜22とからなる。基板23及び誘電体層28
には、前記前面基板を構成する基板27及び誘電体層2
4と同種類のものを使用することができる。アドレス電
極Aは、例えば、Al、Cr、Cu等の金属層や、Cr
/Cu/Crの3層構造からなる。
に形成された複数本のストライプ状のアドレス電極A、
アドレス電極Aを覆う誘電体層28、隣接するアドレス
電極A間で誘電体層28上に形成された複数本のストラ
イプ状の隔壁21、隔壁21間に壁面を含めて形成され
た蛍光体膜22とからなる。基板23及び誘電体層28
には、前記前面基板を構成する基板27及び誘電体層2
4と同種類のものを使用することができる。アドレス電
極Aは、例えば、Al、Cr、Cu等の金属層や、Cr
/Cu/Crの3層構造からなる。
【0012】隔壁21は、低融点ガラスとバインダとか
らなるペーストを誘電体層28上に塗布し、焼成した
後、サンドブラスト法で切削することにより形成するこ
とができる。また、バインダに感光性の樹脂を使用した
場合、所定形状のマスクを使用して露光及び現像した
後、焼成することにより形成することも可能である。蛍
光体層22は、溶媒中にバインダが溶解された溶液に粒
子状の蛍光体を分散させたペーストを、隔壁21間に塗
布し、不活性雰囲気下で焼成することにより形成するこ
とができる。なお、フルカラーPDPでは、本発明の緑
蛍光体以外に、赤蛍光体及び青蛍光体が必要であるが、
これら2種の蛍光体は当該分野で公知のものをいずれも
使用できる。
らなるペーストを誘電体層28上に塗布し、焼成した
後、サンドブラスト法で切削することにより形成するこ
とができる。また、バインダに感光性の樹脂を使用した
場合、所定形状のマスクを使用して露光及び現像した
後、焼成することにより形成することも可能である。蛍
光体層22は、溶媒中にバインダが溶解された溶液に粒
子状の蛍光体を分散させたペーストを、隔壁21間に塗
布し、不活性雰囲気下で焼成することにより形成するこ
とができる。なお、フルカラーPDPでは、本発明の緑
蛍光体以外に、赤蛍光体及び青蛍光体が必要であるが、
これら2種の蛍光体は当該分野で公知のものをいずれも
使用できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 緑蛍光体の製造例 実施例で使用する緑蛍光体を以下のようにして製造し
た。まず、原料化合物としては、炭酸亜鉛(ZnC
O3)、炭酸マンガン(MnCO3)、酸化珪素(SiO
2、コロイダルシリカ)を使用した。以下の製造工程に
ついては、実施例1の緑蛍光体試料(表1)であるZn
/Si=1.84、Mn/Zn=0.050、(Zn+
Mn)/Si=1.932、(Zn+Si)/Mn=3
0.87の場合について説明する。各原料を上記の組成
比に合うように秤量する。実際には一回の合成重量約3
00g(秤量重量は312gとした)とし、ZnCO3
(分子量約125)を239g、MnCO3(分子量約
115)を11g、SiO2(分子量約60)を62
g、それぞれ秤取った。これらの秤量した各原料を充分
に混合するために、まず乾式のボールミルで約3時間混
合し、さらに湿式混合で約3時間混合した。次に、混合
した原料粉をアルミナルツボに充填し、空気中1250
℃、10時間の焼成を行った。得られた焼成物は、短時
間のボールミル粉砕後に水洗、乾燥を行い、実験試料を
得た。なお、上記以外の実施例1の試料及び他の実施例
で使用した緑蛍光体は、Zn/Si比、Mn/Zn比に
合わせて、各原料の秤量重量を変更すること以外は、上
記と同様にして製造した。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 緑蛍光体の製造例 実施例で使用する緑蛍光体を以下のようにして製造し
た。まず、原料化合物としては、炭酸亜鉛(ZnC
O3)、炭酸マンガン(MnCO3)、酸化珪素(SiO
2、コロイダルシリカ)を使用した。以下の製造工程に
ついては、実施例1の緑蛍光体試料(表1)であるZn
/Si=1.84、Mn/Zn=0.050、(Zn+
Mn)/Si=1.932、(Zn+Si)/Mn=3
0.87の場合について説明する。各原料を上記の組成
比に合うように秤量する。実際には一回の合成重量約3
00g(秤量重量は312gとした)とし、ZnCO3
(分子量約125)を239g、MnCO3(分子量約
115)を11g、SiO2(分子量約60)を62
g、それぞれ秤取った。これらの秤量した各原料を充分
に混合するために、まず乾式のボールミルで約3時間混
合し、さらに湿式混合で約3時間混合した。次に、混合
した原料粉をアルミナルツボに充填し、空気中1250
℃、10時間の焼成を行った。得られた焼成物は、短時
間のボールミル粉砕後に水洗、乾燥を行い、実験試料を
得た。なお、上記以外の実施例1の試料及び他の実施例
で使用した緑蛍光体は、Zn/Si比、Mn/Zn比に
合わせて、各原料の秤量重量を変更すること以外は、上
記と同様にして製造した。
【0014】実施例1 まず、緑蛍光体のXeランプでの照射による経時劣化を
以下のように測定した。具体的には、図2(a)の平面
図及びその断面図である図2(b)に示すような、バッ
クライト用平行平板ランプの構成の装置で測定した。即
ち、40mm×50mmの一対の基板(1、2)と、基
板の短い方の両端に形成された厚さ1mmの電極3と、
一方の基板上に形成された蛍光体層4とからなる。更
に、基板間には、Ne(30体積%)−Xe(10体積
%)−Ar(60体積%)からなるガスを封入した。蛍
光体層は、緑蛍光体を30重量%含むペーストを印刷法
により基板上に塗布した後、大気中、450℃で約30
分間焼成することにより形成した(以下の実施例及び参
考例において蛍光体層の形成方法はこの方法と同じとし
た)。使用した緑蛍光体の組成及び300時間後の経時
輝度(維持率)を表1に示す。
以下のように測定した。具体的には、図2(a)の平面
図及びその断面図である図2(b)に示すような、バッ
クライト用平行平板ランプの構成の装置で測定した。即
ち、40mm×50mmの一対の基板(1、2)と、基
板の短い方の両端に形成された厚さ1mmの電極3と、
一方の基板上に形成された蛍光体層4とからなる。更
に、基板間には、Ne(30体積%)−Xe(10体積
%)−Ar(60体積%)からなるガスを封入した。蛍
光体層は、緑蛍光体を30重量%含むペーストを印刷法
により基板上に塗布した後、大気中、450℃で約30
分間焼成することにより形成した(以下の実施例及び参
考例において蛍光体層の形成方法はこの方法と同じとし
た)。使用した緑蛍光体の組成及び300時間後の経時
輝度(維持率)を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1からわかるように、Zn/Si原子比
と(Zn+Si)/Mn原子比が1.65〜1.75と
31以上の範囲にあることで、Xeランプでの照射下に
おいても、輝度を36%維持できることが分かる。な
お、Xeランプでの照射は、加速試験であり、PDPの
数百倍の照射条件に相当する。
と(Zn+Si)/Mn原子比が1.65〜1.75と
31以上の範囲にあることで、Xeランプでの照射下に
おいても、輝度を36%維持できることが分かる。な
お、Xeランプでの照射は、加速試験であり、PDPの
数百倍の照射条件に相当する。
【0017】実施例2 次に、緑蛍光体のPDP内での劣化はイオン衝撃による
ものが主原因とされている。そこで緑蛍光体をイオンボ
ンバード試験に付した。具体的には、緑蛍光体をパレッ
トに詰め、Arスパッタ装置内に入れて、10Wのエネ
ルギーのArイオンを120秒間照射して、照射前と照
射後の輝度維持率を測定した。その輝度測定は、一定強
度の紫外線を一定距離(50mm)から照射して、その
励起発光を輝度計で測定することにより行った。これら
の測定はイオン照射前後の2回行った。使用した緑蛍光
体の組成及び120秒後の経時輝度(維持率)を表2に
示す。
ものが主原因とされている。そこで緑蛍光体をイオンボ
ンバード試験に付した。具体的には、緑蛍光体をパレッ
トに詰め、Arスパッタ装置内に入れて、10Wのエネ
ルギーのArイオンを120秒間照射して、照射前と照
射後の輝度維持率を測定した。その輝度測定は、一定強
度の紫外線を一定距離(50mm)から照射して、その
励起発光を輝度計で測定することにより行った。これら
の測定はイオン照射前後の2回行った。使用した緑蛍光
体の組成及び120秒後の経時輝度(維持率)を表2に
示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2からわかるように、Zn/Si原子比
と(Zn+Si)/Mn原子比が1.55〜1.65と
29以上の範囲にあることで、輝度を57%維持できる
ことが分かる。
と(Zn+Si)/Mn原子比が1.55〜1.65と
29以上の範囲にあることで、輝度を57%維持できる
ことが分かる。
【0020】参考例1 以下の特性の緑蛍光体を用いて500時間後の経時輝度
(維持率)及び経時色度を測定した。測定に用いたPD
Pの仕様は次の通りである。 画面サイズ:42インチ ピクセル数:825×480(VGA) サブピクセル数:2556×480 サブピクセルサイズ:1080μm×390μm 前面基板の材質:ソーダライムガラス 前面基板の厚さ:3mm 隔壁の幅:70μm 隔壁の高さ:140μm 隔壁ピッチ:360μm 透明電極の幅:275μm バス電極の幅:100μm 面放電ギャップ:100μm 透明電極間の遮光層の幅:350μm 誘電体層の厚さ:30μm 保護層の厚さ:1μm以下 駆動条件は、180Vで、25kHzとした。結果を表
3に示す。
(維持率)及び経時色度を測定した。測定に用いたPD
Pの仕様は次の通りである。 画面サイズ:42インチ ピクセル数:825×480(VGA) サブピクセル数:2556×480 サブピクセルサイズ:1080μm×390μm 前面基板の材質:ソーダライムガラス 前面基板の厚さ:3mm 隔壁の幅:70μm 隔壁の高さ:140μm 隔壁ピッチ:360μm 透明電極の幅:275μm バス電極の幅:100μm 面放電ギャップ:100μm 透明電極間の遮光層の幅:350μm 誘電体層の厚さ:30μm 保護層の厚さ:1μm以下 駆動条件は、180Vで、25kHzとした。結果を表
3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】表3からわかるように、(Zn+Si)/
Mn原子比の減少につれて、維持率が低下しており、両
者は相関関係を有していることがわかった。
Mn原子比の減少につれて、維持率が低下しており、両
者は相関関係を有していることがわかった。
【0023】参考例2 次に、Siの割合と輝度との関係について検討する。具
体的には、Siの割合の異なる残光特性約8msの緑蛍
光体をパレットに詰め、一定強度の紫外線(波長146
nm)を一定距離(50mm)から照射し、緑蛍光体の
励起発光を輝度計で色度とともに測定した。紫外線光源
にはエキシマランプを用い、その強度を、蛍光体の励起
発光輝度がPDPパネル上のものと同じ程度になるよう
に、ランプと試料蛍光体の間の距離を一定(50mm)
に保つことにより調整した。結果を表4に示す。なお、
表中、リファレンスは、表3の約14msの残光特性の
緑蛍光体である。
体的には、Siの割合の異なる残光特性約8msの緑蛍
光体をパレットに詰め、一定強度の紫外線(波長146
nm)を一定距離(50mm)から照射し、緑蛍光体の
励起発光を輝度計で色度とともに測定した。紫外線光源
にはエキシマランプを用い、その強度を、蛍光体の励起
発光輝度がPDPパネル上のものと同じ程度になるよう
に、ランプと試料蛍光体の間の距離を一定(50mm)
に保つことにより調整した。結果を表4に示す。なお、
表中、リファレンスは、表3の約14msの残光特性の
緑蛍光体である。
【0024】
【表4】
【0025】表4からわかるように、Siの割合が増え
ても十分な輝度が得られることが分かった。色度はほと
んど変化しなかった。
ても十分な輝度が得られることが分かった。色度はほと
んど変化しなかった。
【0026】実施例3 参考例1と同じ仕様のPDPを用いて、表5に示すよう
に、緑蛍光体のZn/Si原子比を変化させ、輝度の経
時変化を測定した。使用した緑蛍光体は、残光特性約6
msのもので、(Zn+Mn)/Si原子比が1.69
3、1.800及び1.907(Zn/Si原子比で
は、それぞれ、1.585、1.685及び1.78
5)の3種を使用した。結果を図3及び表6に示す。図
3の縦軸は、経時時間0時間の輝度に対する輝度の相対
値を表している。
に、緑蛍光体のZn/Si原子比を変化させ、輝度の経
時変化を測定した。使用した緑蛍光体は、残光特性約6
msのもので、(Zn+Mn)/Si原子比が1.69
3、1.800及び1.907(Zn/Si原子比で
は、それぞれ、1.585、1.685及び1.78
5)の3種を使用した。結果を図3及び表6に示す。図
3の縦軸は、経時時間0時間の輝度に対する輝度の相対
値を表している。
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】上記表6中、相対値及び比は、Zn/Si
原子比1.685の緑蛍光体に対する相対値及び比を意
味している。また、表6中、経時輝度及び経時色度は、
500時間経過後の輝度及び色度を意味している。図3
及び表6からわかるように、Zn/Si原子比が小さく
なるに従って、輝度の経時変化が小さくなっていること
がわかった。
原子比1.685の緑蛍光体に対する相対値及び比を意
味している。また、表6中、経時輝度及び経時色度は、
500時間経過後の輝度及び色度を意味している。図3
及び表6からわかるように、Zn/Si原子比が小さく
なるに従って、輝度の経時変化が小さくなっていること
がわかった。
【0030】実施例4 参考例1と同じ仕様のPDPを用いて、表7に示すよう
に、緑蛍光体のZn/Si原子比を変化させ、輝度の経
時変化を測定した。使用した緑蛍光体は、表3の残光特
性約14msのもの、残光特性約8msのもので、Zn
/Si原子比が1.605((Zn+Si)/Si原子
比は、29.1)の2種を使用した。結果を図3及び表
8に示す。図3の縦軸は、経時時間0時間の輝度に対す
る輝度の相対値を表している。
に、緑蛍光体のZn/Si原子比を変化させ、輝度の経
時変化を測定した。使用した緑蛍光体は、表3の残光特
性約14msのもの、残光特性約8msのもので、Zn
/Si原子比が1.605((Zn+Si)/Si原子
比は、29.1)の2種を使用した。結果を図3及び表
8に示す。図3の縦軸は、経時時間0時間の輝度に対す
る輝度の相対値を表している。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】上記表8中、相対値及び比は、Zn/Si
原子比1.724の緑蛍光体(残光特性約14msのも
の)に対する相対値及び比を意味している。また、表8
中、経時輝度及び経時色度は、4700時間経過後の輝
度及び色度を意味している。図3及び表8からわかるよ
うに、Zn/Si原子比が1.605の緑蛍光体は、残
光特性が約8msであっても、残光特性が約14msの
緑蛍光体と同等以上に経時劣化が小さかった。
原子比1.724の緑蛍光体(残光特性約14msのも
の)に対する相対値及び比を意味している。また、表8
中、経時輝度及び経時色度は、4700時間経過後の輝
度及び色度を意味している。図3及び表8からわかるよ
うに、Zn/Si原子比が1.605の緑蛍光体は、残
光特性が約8msであっても、残光特性が約14msの
緑蛍光体と同等以上に経時劣化が小さかった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、10ms以下の短残光
性を有しつつ、経時劣化の小さい緑蛍光体を得ることが
できる。
性を有しつつ、経時劣化の小さい緑蛍光体を得ることが
できる。
【図1】本発明のPDPの概略図である。
【図2】実施例1で使用したバックライト用平行平板ラ
ンプの概略図である。
ンプの概略図である。
【図3】異なるZn/Si原子比を有する緑蛍光体の輝
度と駆動時間との関係を示すグラフである。
度と駆動時間との関係を示すグラフである。
【図4】異なるZn/Si原子比を有する緑蛍光体の輝
度維持率と経過時間との関係を示すグラフである。
度維持率と経過時間との関係を示すグラフである。
1、2、23、27 基板 3 電極 4、22 蛍光体膜 20 PDP 21 隔壁 24、28 誘電体層 25 透明電極 26 バス電極 29 保護層 A アドレス電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 信博 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通日立プラズマディスプレイ株式会 社内 (72)発明者 椎木 正敏 東京都国分寺東恋ヶ窪一丁目280番地 株 式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 4H001 CA06 CA07 CA08 XA08 XA14 XA30 YA25 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GG07
Claims (5)
- 【請求項1】 組成式ZnXSiO4:Mnからなり、M
n/Zn原子比とZn/Si原子比が、前者が0.05
0〜0.055のとき後者が1.65〜1.75であ
り、前者が0.055〜0.065のとき後者が1.5
5〜1.65であり、前者が0.065〜0.090の
とき後者が1.45〜1.55であることを特徴とする
緑蛍光体。 - 【請求項2】 組成式ZnXSiO4:Mnからなり、M
n/Zn原子比と(Zn+Si)/Mn原子比が、前者
が0.050〜0.055のとき後者が31以上であ
り、前者が0.055〜0.065のとき後者が29以
上であり、前者が0.065〜0.090のとき後者が
25以上であることを特徴とする緑蛍光体。 - 【請求項3】 請求項1の要件を満たす請求項2に記載
の緑蛍光体。 - 【請求項4】 (Zn+Mn)/Si原子比が1.6〜
2.1の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の緑
蛍光体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の緑蛍光
体を用いたプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001110159A JP2002309248A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 緑蛍光体及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001110159A JP2002309248A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 緑蛍光体及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002309248A true JP2002309248A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18961983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001110159A Pending JP2002309248A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 緑蛍光体及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002309248A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006117875A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 蛍光体ペースト及びプラズマディスプレイパネル |
WO2006092990A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-08 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 蛍光体 |
WO2007063577A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-07 | Hitachi Plasma Display Limited | プラズマディスプレイパネル |
-
2001
- 2001-04-09 JP JP2001110159A patent/JP2002309248A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006117875A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 蛍光体ペースト及びプラズマディスプレイパネル |
WO2006092990A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-08 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 蛍光体 |
WO2007063577A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-07 | Hitachi Plasma Display Limited | プラズマディスプレイパネル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070619 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070810 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |