JP2002308542A - 脱着式作業台 - Google Patents

脱着式作業台

Info

Publication number
JP2002308542A
JP2002308542A JP2001119782A JP2001119782A JP2002308542A JP 2002308542 A JP2002308542 A JP 2002308542A JP 2001119782 A JP2001119782 A JP 2001119782A JP 2001119782 A JP2001119782 A JP 2001119782A JP 2002308542 A JP2002308542 A JP 2002308542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detachable
work table
parts
specified
flat surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001119782A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kubo
仁志 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2001119782A priority Critical patent/JP2002308542A/ja
Publication of JP2002308542A publication Critical patent/JP2002308542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーターのドア装置の取外しや部品交換
等の作業を短時間に行なえるようにするとともに、作業
に必要な工具や取り替えに要する部品の落下を防止でき
る脱着式作業台の提供。 【解決手段】 水平或いは鉛直に配置される長尺体2の
厚み方向に係合する断面コの字状の係合部3と、この係
合部3に連結され水平な所定面積を有する平面部4と、
この平面部4の端辺に所定長の側壁5とを備えるととも
に、平面部4の端辺に設けた少なくとも1つの側壁5
に、所定の底面積及び所定の深さを有する箱体10を設
けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱着式作業台に係
り、特にエレベーターのドアや、自動ドアのレール等の
長尺体に脱着自在に設けられる脱着式作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターのドアや自動ドアには開閉
の抵抗を少なくするためプーリやローラが数多く利用さ
れており、これらのプーリやローラが経年劣化して取り
替える時、プーリ軸抜き雇が使用されている。このプー
リ軸抜き雇は特開平11−90854号公報に記載され
ているようなプーリ本体の中央部にプーリ軸体が圧入さ
れていて、かつ該プーリ軸体の複数個所には、取付けね
じ穴が刻設されているプーリの前記プーリ軸体を前記プ
ーリ本体から抜き取るために用いられるプーリ軸抜き雇
いであって、前記プーリ軸体の軸心部を挿通された状態
で前記取付ねじ穴と対向可能な複数のねじ挿通穴を設け
た支持板と、この支持板から板厚方向片辺側へ突設され
て先端面が前記プーリ本体の当接可能筒状態と、前記ね
じ挿通穴に挿通されて前記取付けねじ穴に螺合可能な複
数のボルトとを備え、前記筒状態の先端面を前記プーリ
本体に当接させた状態で前記ボルトを前記取付けねじ穴
に対して螺進させていくようにしたものが、一般的に利
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、エレ
ベーターのドアや自動ドアのプーリ脱着を容易にする装
置であるが、エレベーターのドアや、自動ドアのレール
上方に位置しているため、脚立での作業やエレベーター
のかご上での作業となり、装置の脱着等で脚立やかご上
の乗り降りを繰り返し行なうため、作業者が肉体的疲労
を感じたり、作業時間がかかるという問題があった。
【0004】また、ドアから外したプーリやビス等の部
品並びにスパナやドライバー等の工具を床や昇降路に落
してしまうという問題点もあった。
【0005】本発明の第1の目的は、エレベーターのド
ア装置の取外しや部品交換等の作業を短時間に行なえる
脱着式作業台を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、作業に必要
な工具や取り替えに要する部品の落下を防止できる脱着
式作業台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び請求項2の発明は、水平或いは
鉛直に配設される長尺体の厚み方向に係合する断面コの
字状の係合部と、この係合部に連結され、水平な所定面
積とを有する平面部と、前記平面部の端辺に所定長の側
壁とを備えた構成である。
【0008】このように構成した請求項1及び請求項2
の発明は、作業時に長尺体に係合部を係合させて作業台
を取付け、作業に必要な工具及び部品を平面部に載せる
ことで工具及び部品選定が容易に行なえるとともに、部
品を平面部に載せて部品交換の作業を行なうことで、か
ご上や脚立から作業を行なう乗場床へ繰り返し乗り降り
する必要がないので、作業時間も短時間となり、肉体的
疲労も緩和できる。
【0009】上記第2の目的を達成するために請求項3
の発明は、水平或いは鉛直に配設される長尺体の厚み方
向に係合する断面コの字状の係合部に連結され、水平な
所定面積とを有する平面部の端辺に設けた少なくとも1
つの側壁に、所定の底面積及び所定の深さを有する箱体
を設けた構成である。
【0010】このように構成した請求項3の発明は、部
品を平面部において工具や部品を締結するビス等の小物
を平面部N隣接する箱体に置くことで、平面部で部品交
換の作業を行なっても使用していない工具やビス等の小
物を床や昇降路へ落下することがなく、効率の良い作業
が行なえる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、請求項1及び請求項2の発
明の一実施形態を図1、図2、請求項3の発明の一実施
形態を図3、図4に基づいて説明する。
【0012】図1は請求項1及び請求項2の発明の脱着
式作業台の一実施形態を示す斜視図、図2は脱着式作業
台を使用してローラ交換作業を示す斜視図、図3は請求
項3の発明の脱着式作業台の一実施形態を示す斜視図、
図4は図3に示す脱着式作業台の展開図である。
【0013】図1、図2において、脱着式作業台1は、
長尺体である例えばエレベーターのドアレール2の厚み
方向に係合され、幅約300mm、厚さ1mm程度の金
属板を曲げ加工した縦断面略コ字状の係合部3と、この
係合部3の側面と直角に幅約300mm、奥行き約35
0mm、厚さ1mm程度の金属板で形成される平面部4
を溶接し、この平面部4の端辺には所定長さである約3
0mmの側壁5がそれぞれ下向きに折り曲げて設けら
れ、係合部3には六角ボルト6(蝶ボルトやビスでも
可)を螺着する少なくとも2個の図示しないねじ穴が設
けられている。
【0014】次に、この脱着式作業台1を用いて例えば
エレベーターの図示しないドア装置の部品7に取付けら
れているローラ7aを抜き取る作業を説明する。
【0015】まず、ドアレール2に係合部3を係止させ
図示しないねじ穴に六角ボルト6を螺着させて脱着式作
業台1を固定し、図示しないドア装置から部品7を取外
すための工具であるスパナ8を平面部4に置いて部品7
の取外し作業の準備を行なった後、取外した部品7を平
面部4に置き、平面部4でローラ7aの抜き取り作業を
行なう。
【0016】ここで、ローラ7aを部品7から抜き取る
抜き雇9は、立方体の対面がそれぞれ開口し、隣接する
2面の中央部に設けた図示しない穴にナット9aが溶接
され、このナット9aにボルト9bが螺合されており、
また、ナット9aが溶接されている面の対向する2面に
はU字状の切欠き部9cが設けられている。
【0017】次に、抜き雇9を用いたローラ7aの抜き
取り作業は、部品7とローラ7aの間隙に抜き雇9のU
字状の切欠き部9cを介して挿入し、ボルト9bを螺進
させるとともに、ローラ7aの軸7bの中心にボルト9
bが位置するように抜き雇9の位置を調整した後、ボル
ト9bを更に螺進させることで抜き雇9が上方へ移動し
てU字状の切欠き部10cを介して軸7bからローラ7
aが抜け出す。
【0018】請求項1及び請求項2の発明の本実施形態
によれば、ドアレール2に取付けた脱着式作業台1の平
面部4に、作業に要する工具であるスパナ8やローラ7
aの抜き取り作業の対象である部品7を置くことができ
るので、高所作業であるエレベーターのドアの部品交換
作業をかご上や脚立の乗り降りを頻繁に行なう必要がな
くなる。
【0019】なお、請求項1及び請求項2の発明の本実
施形態の脱着式作業台1は係合部3と平面部4を溶接し
た旨の説明を行なったが、曲げ加工を行なったものでも
同様なる効果が得られる。
【0020】次に、請求項3の発明の脱着式作業台の一
実施形態を示す図3にあって、図1、図2と同一部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。
【0021】図3において、脱着式作業台1の左側面の
側壁5には、幅約60mm、奥行き約350mm、深さ
約30mm、厚さ1mm程度の金属板で構成される箱体
10が設けられている。
【0022】ここで、図3に示す脱着式作業台1は、図
4に示す脱着式作業台を製作するときの展開図のよう
に、例えば厚さ1mm程度の金属の板体を切断加工し、
係合部3の位置する部分に2個所六角ボルト7を螺着す
るねじ穴3aを設けた後、破線部分1aは90度の山折
り加工、一点鎖線部分1bは90度の谷折り加工を施せ
ば、平面部4の左側面に箱体10を有する脱着式作業台
1を製作することができる。ここで、平面部4にドア装
置の部品を置いて作業するので、箱体10の上端部は平
面部4より上部に位置しないようにしなければならな
い。
【0023】次に、図3に示す脱着式作業台1を用いた
ドア装置の部品交換方法は、図1、図2と異なるのは、
図示しないドア装置から部品7を取外すための工具であ
るスパナ8を箱体10に置いて部品7の取外し作業の準
備を行なった後、取外した部品7を締結していたビス1
1を箱体10に置くことで、平面部4で上述したローラ
8aの抜き取り作業を行なってもビス11やスパナ8を
落すことはない。
【0024】なお、請求項3の発明の本実施形態の脱着
式作業台1は、曲げ加工で箱体10を平面部4の左側面
の位置に製作する説明をしたが、箱体10の位置は係合
部3の位置以外ならどの位置でも複数でもよく、側壁5
に箱体10を溶接したりビスで締結しても同様なる効果
が得られる。
【0025】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
作業時に長尺体に係合部を係合させて作業台を取付け、
作業に必要な工具及び部品を平面部に載せることで工具
及び部品選定が容易に行なえるとともに、部品を平面部
に載せて部品交換の作業を行なうことで、かご上や脚立
から作業を行なう乗場床へ繰り返し乗り降りする必要が
ないので、作業時間も短時間となり、肉体的疲労も緩和
できる。
【0026】また、請求項3の発明によれば、部品を平
面部において工具や部品を締結するビス等の小物を平面
部N隣接する箱体に置くことで、平面部で部品交換の作
業を行なっても使用していない工具やビス等の小物が床
や昇降路へ落下することがなく、効率の良い作業が行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の脱着式作業台の
一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す脱着式作業台を使用してローラ交換
作業を示す斜視図である。
【図3】請求項3の発明の脱着式作業台の一実施形態を
示す斜視図である。
【図4】図3に示す脱着式作業台の展開図である。
【符号の説明】
1 脱着式作業台 2 ドアレール 3 係合部 4 平面部 5 側壁 7 部品 7a ローラ 8 スパナ 9 抜き雇 10 箱体 11 ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平或いは鉛直に配設される長尺体の厚
    み方向に係合する断面コの字状の係合部と、この係合部
    に連結され、水平な所定面積とを有する平面部とを備え
    たことを特徴とする脱着式作業台。
  2. 【請求項2】 前記平面部の端辺に所定長の側壁を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の脱着式作業台。
  3. 【請求項3】 前記平面部の端辺の少なくとも1辺に、
    所定の底面積及び所定の深さを有する箱体を設けたこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載の脱着式作業
    台。
JP2001119782A 2001-04-18 2001-04-18 脱着式作業台 Pending JP2002308542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119782A JP2002308542A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 脱着式作業台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119782A JP2002308542A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 脱着式作業台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002308542A true JP2002308542A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18969942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001119782A Pending JP2002308542A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 脱着式作業台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002308542A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110775760A (zh) * 2019-10-21 2020-02-11 宁波宏大电梯有限公司 一种电梯贯通门门锁短接检测方法与系统
JP2021054628A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 作業台
JP2021091496A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータの点検ボックス

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054628A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 作業台
JP7499569B2 (ja) 2019-10-02 2024-06-14 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 作業台
CN110775760A (zh) * 2019-10-21 2020-02-11 宁波宏大电梯有限公司 一种电梯贯通门门锁短接检测方法与系统
JP2021091496A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータの点検ボックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3722258B2 (ja) 打抜き加工用パンチ装置、打抜き加工用パンチおよび打抜き加工用パンチの製造方法
EP0779116B1 (en) A quick clamping device for at least one tool of a machine tool
JP5360731B2 (ja) 切断装置
DE60302036T2 (de) Werkzeugvorrichtung
JPH0683118U (ja) 油圧パンチャ−
US20200298355A1 (en) Workpiece fixing jig
KR100712369B1 (ko) 밀링가공용 전극 고정지그
JP2002308542A (ja) 脱着式作業台
US5222354A (en) Apparatus for chain link removal and replacement
CN210232178U (zh) 一种螺钉组装机
EP2151285A1 (en) Cam device
KR100884422B1 (ko) 에어리얼 캠 셋업을 위한 프레스 동작 시뮬레이터
KR200303509Y1 (ko) 단자대 고정레일용 스토퍼
CN207857903U (zh) 一种带有清扫功能的铝门窗打孔机
JP2989177B1 (ja) プルスタッドボルト用スパナ
CN216065685U (zh) 一种可调式门窗打孔装置
DE102017119372A1 (de) Abstimmelement
JP3179798B2 (ja) 金型の固定方法とその装置
CN214815064U (zh) 一种起重机主端梁加工用镗钻一体机
CN218708533U (zh) 一种用于多点吊装过程的固定组件
CN214559158U (zh) 一种钻孔机的定位夹具
CN112265067B (zh) 具有防呆设计的板材钻孔工作台及其钻孔方法
JP2021191710A (ja) ドアシュー取付ボルトのボルト切削支援治具、ドアシュー取付ボルトのボルト切削支援ソケット、及び、ドアシュー取付ボルトのボルト切削支援方法
DE10391648B4 (de) Stützvorrichtung für Spanngut in einer Spannvorrichtung
CN115515324B (zh) Pcb板的钻孔定位装置、pcb加工系统和加工定位方法