JP2002308481A - テープカセット及びテープユニット - Google Patents

テープカセット及びテープユニット

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JP2002308481A
JP2002308481A JP2000319078A JP2000319078A JP2002308481A JP 2002308481 A JP2002308481 A JP 2002308481A JP 2000319078 A JP2000319078 A JP 2000319078A JP 2000319078 A JP2000319078 A JP 2000319078A JP 2002308481 A JP2002308481 A JP 2002308481A
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cassette
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JP2000319078A
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Sadahito Nonomura
禎人 野々村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットケース本体32に収納されるテープ
ユニット20を交換可能にすると共に、テープTの巻回
部T0の残量を確認し易くする。 【解決手段】 テープユニット20の回転支持部21a
の下面側にテープTの巻回部T0を下スプールと共に抜
け不能にセットする。回転支持部21aは巻回部T0の
半径方向に延び、巻管の外周まで見える長い観察窓59
を穿設しておく。カセットケース本体32の上開放面を
覆うカセット蓋33には回転支持部21aがきっちりと
嵌まる孔状の支持部60を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字付テープを作
成するテープ印字装置に使用され、テープスプールの周
囲に印字テープを巻回してなるテープユニットがカセッ
トケース本体に対して交換可能なテープカセット及びテ
ープユニットの構成に関し、より詳しくは、印字テープ
の残量である巻回半径を簡単に観察できる構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープ印字装置により作成さ
れる文字付テープの使用目的等を勘案した場合、複数種
類のテープ幅を有する印字テープが必要であることや、
印字テープが使い切られた場合のカセットケースの再使
用を望む省資源の観点から、本出願人が先に提案した、
特開平7−25123号公報では、テープが使い切られ
た場合に新たな印字テープを予めセットしたテープユニ
ットをカセットケース本体に詰め替え可能に構成すると
共に、複数種類のテープ幅を有する各印字テープに対応
して複数種類のテープユニットを1種類のカセットケー
ス本体内に収納でき、その場合に各テープユニットにテ
ープ幅判別部材を備えることが提案された。
【0003】しかし、前記先行技術では、テープユニッ
トの交換に際して、上面開放したカセットケース本体の
収納部に、新たなテープユニットをセットし、一般に不
透明なカセット蓋にてカセットケース本体の収納部を覆
うようにして閉蓋してしまうから、使用者はテープユニ
ット内の印字テープの残量を知ることができないという
問題があった。
【0004】この問題を解決する手段として、前記カセ
ット蓋に、テープの残量を視認できるようにした観察窓
を穿設することが考えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カセッ
トケース内で前記テープユニットがガタつかないように
支持するため、テープユニットには、印字テープの巻回
用のスプール部の一端を支持する支持部材が前記スプー
ルの直径よりかなり大きい半径で形成されており、この
支持部材をカセット蓋の係合孔に嵌め入れる構成を採用
していたから、前記の観察窓を、前記スプールの外径近
傍に設置することができず、結果として、テープユニッ
トにおけるスプールの外径付近まで巻回半径が減少した
印字テープのエンドを確認できないために、印字テープ
が使い切られる前にテープユニットを交換することにな
り、無駄な消費となるという問題があった。
【0006】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、カセットケース本体に収納され
るテープユニットを交換可能にすると共に、使用中のテ
ープユニットの印字テープの残量を確実に視認できるよ
うにすること、及び、テープユニットの交換に際して印
字テープの幅や種類の特定も可能とする、テープカセッ
ト及びそのテープユニットを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、テープスプールの周囲に印字
テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、
カセットケース本体に着脱可能に収納するように構成し
てなるテープ印字装置に使用されるテープカセットにお
いて、前記テープユニットには、前記テープスプールを
回転自在に保持し、且つ印字テープの巻回部と対峙する
回転支持部を備え、該回転支持部には、前記印字テープ
の巻回部の巻回半径方向に延びる観察窓を備えたもので
ある。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のテープカセットにおいて、前記カセットケー
ス本体の上面を覆う着脱可能なカセット蓋を備え、該カ
セット蓋には、前記回転支持部が移動不能に嵌まる支持
部を設け、該支持部から前記観察窓を見えるように構成
したものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のテープカセットにおいて、前記支持部は、カセ
ット蓋に穿設された孔状に構成したものである。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3に記載のテープカセットにおいて、前記
テープユニットにおける回転支持部からの延長部材に
は、前記テープ印字装置に配設されたセンサ手段と協働
してテープスプールに巻回された印字テープの種類を特
定するためのテープ特定部が形成されているものであ
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、テープスプール
の周囲に印字テープが巻回されてなる交換可能なテープ
ユニットであって、テープ印字装置に使用されるテープ
カセットに着脱可能に収納するテープユニットにおい
て、前記テープスプールを回転自在に保持し、且つ印字
テープの巻回部と対峙する回転支持部を備え、該回転支
持部には、前記印字テープの巻回部の巻回半径方向に延
びる観察窓を備えたものである。
【0012】そして、請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載のテープユニットにおいて、前記テープユニッ
トにおける回転支持部からの延長部材には、前記テープ
印字装置に配置されたセンサ手段と協働してテープスプ
ールに巻回された印字テープの種類を特定するためのテ
ープ特定部が形成されているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は
カセット収納部8の収納カバー6を閉じた状態のテープ
印字装置1の平面図である。
【0014】図1において、テープ印字装置1の本体1
aの上面には、文字等のキャラクタを複数行に渡って入
力し、文書データ(コードデータ)からなるテキストを
作成するための文字入力キー、テキストの印字を指令す
る印字キー、液晶ディスプレイ3上でカーソルを上下、
左右に移動させるカーソルキー、及び、改行指令や各種
処理の実行、選択を指令する制御キー等が設けられたキ
ーボード部2と、キーボード部2にて入力された文字等
を表示する液晶ディスプレイ3及び後述するテープカセ
ット5を収納するカセット収納部8が配設され、このカ
セット収納部8を覆うための収納カバー6が本体1aの
後端に開閉可能に枢支されている。なお、図1に示すよ
うに、カセット収納部8の左側には、印字済みのテープ
が本体1aの排出口1bから排出される箇所で切断する
ためのテープカッター7が配置され、その押し操作ボタ
ン7aが本体1aの左側面の後寄り部位に配置されてい
る。
【0015】また、カセット収納部8には、本体1a内
に配置のテープ送りモータから適宜の駆動機構(共に図
示せず)を介して回転駆動されるテープ送りローラ軸9
とリボン巻取軸10とが立設されている。但し、このリ
ボン巻取軸10は、インクリボンを内蔵し、インクリボ
ンを介してフィルムテープ上に文字等の印字を行なう際
に使用される従来のテープカセットにおいてインクリボ
ンを巻取るためのものであるが、本実施形態に係るテー
プカセット5では、インクリボン及びその巻取りスプー
ルが内臓されておらず、インクリボンを使用することな
く文字等の印字が可能な感熱発色性の印字テープTを使
用することから、リボン巻取軸10は印字テープTの送
り動作には関与しない。
【0016】インクリボン巻取軸10の斜め前方(キー
ボード部2側)に位置する前記テープ送りローラ軸9
は、テープカセット5におけるテープ送りローラ11に
嵌合するように立設されている。更に、カセット収納部
8の前方には、印字テープT上に文字等の印字を行なう
サーマルヘッド12が固設されている。また、前記印字
テープTを前記サーマルヘッド12及びテープ送りロー
ラ11に押しつけるためのプラテンローラ13a及びテ
ープ送り補助ローラ13bがローラホルダ(図示せず)
に装着され、該ローラホルダは、テープカセット5に対
して接離可能に配置されている。
【0017】カセット収納部8の後部(図1の右寄り後
方)には、図示しないが7個のマイクロスイッチを有し
て、テープの種類やテープ幅を検出するためのテープ種
類検出部(図示せず)が設けられており、このテープ種
類検出部は後述のテープカセット5に設けられているテ
ープ被検出部50a、50b及びテープユニット20に
おけるテープ特定部30と協働してテープカセット5内
に収納されている印字テープTのテープ幅やテープの種
類(テープの色や透明半透明、発色可能な文字等の色、
テープ材質等の別)を検出するものである。
【0018】なお、前記各マイクロスイッチに対して、
後述の遮蔽部51が入り込んで接触したかどうかを検出
して、そのオン・オフ信号の組み合せにより印字テープ
Tのテープ幅等のテープ種類を検出するものである。
尚、前記テープ種類検出部は、マイクロスイッチに代え
て、フォトセンサ等の光学的センサや磁気センサ等を用
いても良い。
【0019】なお、このように構成されるテープ印字装
置1の制御は、CPU、ROM、CGROM、及び、R
AM、バス等からなるマイクロコンピュータ等の電子式
制御装置により実行される。ROMは各種のプログラム
を記憶させておくものであり、印字制御プログラム等の
テープ印字装置1の制御上必要な各種のプログラムが記
憶されている。そして、CPUはかかるROMに記憶さ
れている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行な
うものである。また、ROMには、多数の文字等のキャ
ラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規
定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が各書体
(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されてコ
ードデータに対応して記憶されている。このアウトライ
ンデータに基づいてドットパターンデータがイメージバ
ッファ上に展開される。
【0020】また、CGROMにはキーボード部2から
入力される各キャラクタに対応するドットパターンデー
タが記憶されており、ドットパターンデータがCGRO
Mから読み出され、そのドットパターンデータに基づい
て液晶ディスプレイ7にドットパターンが表示される。
更に、RAMはCPUにより演算された各種の演算結果
を一時的に記憶させておくためのものであり、RAMに
はテキストメモリ、イメージバッファ、印字バッファ等
の各種のメモリが設けられている。
【0021】キーボード部2及び印字テープTの幅を検
出するための前記テープ種類検出部が入出力インターフ
ェイスを介して、また、液晶ディスプレイ3、ディスプ
レイコントローラが入出力インターフェイスを介してそ
れぞれ前記制御装置に接続されており、キーボード部2
の文字入力キーを介して文字等が入力された場合、その
文書データがテキストメモリに順次記憶されていくとと
もに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示制御
プログラムに基づいて、前記入力された文字等に対応す
るドットパターンが液晶ディスプレイ3上に表示され
る。また、サーマルヘッド12は図示しない駆動回路を
介して駆動され、イメージバッファから印字バッファに
転送されたドットパターンデータの印字を行い、これと
同期してテープ送りモータは駆動回路を介して印字テー
プTの送り制御を行なうものである。
【0022】次に、図2〜図9に基づいて、前記のよう
に構成されるテープ印字装置1のカセット収納部8に収
納されるテープカセット5の構成について説明する。図
2はテープカセット5の分解斜視図、図3はカセット蓋
33を外した状態でテープユニット20を収納したテー
プカセット5の斜視図である。テープカセット5は、基
本的に、カセットケース本体32と、これに対して着脱
可能とされたカセット蓋33と、カセットケース本体3
2のうちカセット蓋33にて覆われなかったテープ引き
出し部36及びテープ送りローラ11等が配置されたテ
ープ送り部等の上方を覆う補助カバー体31とから構成
されている。これらは各々合成樹脂製の射出成形品であ
る。
【0023】カセットケース本体32は、上側が開放さ
れた略矩形状のケースからなり、かかるカセットケース
本体32の後壁32aの両側位置には一対の係止孔3
4、34が穿設されている。これらの各係止孔34に
は、後述するカセット蓋33の後縁から下向きに突設し
た各係止爪35が係止される。
【0024】また、カセットケース本体32における前
壁32bの右側位置から左方に向かって、テープ引き出
し部36が一体的に設けられており、該テープ引き出し
部36の後方にはサーマルヘッド案内部37が一体的に
設けられている。サーマルヘッド案内部37は平面視
「コ」字状に形成されており、「コ」字状の凹状空間3
8にはサーマルヘッド12が配設される。凹状空間38
の後壁には係止長孔39が形成され、この係止長孔39
には後述するカセット蓋33に形成された弾性係止フッ
ク体40(図2、図4(a)参照)が係止される。更
に、サーマルヘッド案内部37とカセットケース本体3
2の左側壁との間には、テープ印字装置1におけるカセ
ット収納部8の底壁から立設された前記テープ送りロー
ラ軸9に係合可能なテープ送りローラ11が配置されて
いる(図1、図4(b)参照)。但し、図2では、前記
係止長孔39等カセットケース本体32の前部の形状を
明示するため、テープ送りローラ11及び補助カバー体
31を外して図示している。
【0025】カセットケース本体32において、その左
後方位置にはテープユニット20を収納するためのテー
プユニット収納部41(図2、図4(b)参照)が設け
られており、テープユニット20の巻回部T0は、かか
るテープユニット収納部41内にて回転可能に収納され
る。
【0026】テープユニット20に巻回されている印字
テープTを前記サーマルヘッド案内部37まで円滑に案
内すべく、カセットケース本体32の底壁からは平面視
円弧状のテープガイド壁42、43が突設されている
(図2、図4(b)参照)。また、その両テープガイド
壁42、43を挟んで形成された一対の角孔44、45
には、図示しないが、カセット収納部8内に立設されて
いる発光器と受光器とからなるフォトセンサが嵌まり、
前記テープガイド壁42、43の直前を通過する印字テ
ープTの有無を検知するようにしている。
【0027】また、カセットケース本体32及びカセッ
ト蓋33の右後部には、後述するテープユニット20に
おけるテープ特定部30における遮蔽部51が嵌まって
セットされるテープ被検出部50a、50bが設けられ
ている。このテープ被検出部50a、50bの実施形態
は、7つの丸孔からなり、丸棒状等の突出状の遮蔽部5
1が選択的に嵌まるものである。また、カセットケース
本体32側のテープ被検出部50aには、テープユニッ
ト20のセット位置を決定するための丸棒状等のセット
突起52が上向きに突設されている(図2、図4(b)
参照)。
【0028】図2、図3、図5(a)及び図5(b)等
に示すように、テープユニット20は、巻管53に巻回
された印字テープTと、該印字テープTの上側を支持す
る支持体21と、前記巻管53の下側から嵌め入れて印
字テープTの巻回部T0を抜け不能にする下スプール2
2とから構成されている。合成樹脂製の支持体21に
は、印字テープTの巻回部T0のうち上側側面と対峙し
て支持する板状の回転支持部21aが、前記巻回部T0
の最大半径より大きい半径の樹脂フィルム製のセパレー
タ54より若干大きく延設されている。そして、回転支
持部21aの先端部には、印字テープTの幅方向の下縁
に向かって屈曲した連設部55と、該連設部55に続い
て前記テープ特定部30とが一体的に成形されている。
【0029】前記連設部55では、巻回部T0から巻き
解いた印字テープTの幅方向の下縁を、前記一対のテー
プガイド壁42、43に向かって案内するための断面略
U字状の案内溝55aが形成されている(図2、図3参
照)。
【0030】ところで、カセットケース本体32のテー
プユニット収納部41の底面には、放射状に7つのリブ
41aが突出形成されており、テープユニット20がテ
ープユニット収納部41に収納される際、印字テープT
の巻回部T0が前記リブ41a上に載置される。そし
て、巻回部T0から引き出された印字テープTが、その
幅方向に上下動することなく走行するために、前記案内
溝55aの底面と前記リブ41aの上面とがほぼ同じ高
さとなるように、前記案内溝55aの底面を形成する部
分が薄型化されている。そこで、この案内溝55aの底
面を形成する部分を補強するために、案内溝55aの裏
側には、下方に向かって突出する突出部55bが形成さ
れ、案内溝55aの底面を形成する部分の厚みを増して
いる。
【0031】そして、テープユニット20がテープユニ
ット収納部41に収納された際に、前記突出部55bと
対向する位置には、該突出部55bが嵌挿される逃げ孔
46が穿かれている。尚、前記突出部55bが逃げ孔4
6に嵌挿された状態で、テープユニット収納部41のリ
ブ41a上面と案内溝55aの底面とがほぼ同じ高さと
なり、巻回部T0から引き出された印字テープTが、そ
の幅方向に上下動することなく案内溝55aに向かって
走行する。また、カセットケース本体32の下面と突出
部55bの下面とは同一面を形成し、突出部55bがカ
セットケース本体32の下面から突出することはない。
【0032】前記回転支持部21aの下面側には、前記
巻管53の内周に嵌まる凸座部56を下向き突設し、該
凸座部56の外周には、テープスプールとしての下スプ
ール22における係止爪24aが係止する係止孔57が
複数(実施形態では4つ)形成されている(図7、図8
及び図9参照)。他方、図7、図8及び図10に示すよ
うに、前記下スプール22における鍔部23から上向き
に突出する筒部24の内壁面には複数個(実施形態では
4つ)の係止爪24aを内向きに突設し、筒部24を巻
回部T0の巻管53内に挿入して、各係止爪24aを前
記各係止孔57に係止することにより、両者が離脱不能
な状態となって、印字テープTの巻回部T0は筒部24
に対して回転可能で且つ離脱不能に支持されることにな
る。なお、筒部24上端には上向きに開放溝25を複数
穿設することにより、前記係止爪24aが前記各係止孔
57に係止するとき、筒部24の上端が弾性的に窄まる
ようになる。
【0033】また、前記テープユニット20の支持体2
1のうち、前記板状の回転支持部21aには、前記印字
テープTの巻回部T0の巻回半径方向に延びる観察窓5
9を備える。実施形態では、巻管53に巻き付いた印字
テープTのエンドまで視認できるように、観察窓59の
一端(半径内寄り端)は前記凸座部56の外周縁に近い
部分まで延長し、また、巻回部T0の巻回半径が最大の
とき(未使用状態のとき)も観察できるにように連設部
55方向に延びている。
【0034】そして、カセット蓋33の上板部33aに
は、前記板状の回転支持部21aが移動不能に嵌まる支
持部60を設け、該支持部60から前記観察窓59の全
体が見えるように構成するものであり、実施形態では、
回転支持部21aを非円形状に形成し、この回転支持部
21aの一部もしくは全部がきっちりと嵌まる孔状の支
持部60を穿設するものである。支持部60の他の実施
形態としては、回転支持部21aの一部のみ上向き突設
し、この突出部が嵌まるように、カセット蓋33の上板
部33aより上側に凹んだ支持部60を形成し、その支
持部60を透明材料にて2色成形しても良い。さらに
は、回転支持部21aに係合孔(図示せず)を穿設し、
前記上板部33aの下面に、前記係合孔に係合する係合
突起を設けると共に前記観察窓59と同じ位置に同じ形
状の透かし孔(図示せず)を設けて良い。いずれの場合
にも、カセット蓋33の外側から、前記観察窓59の全
体が見えるようにすることが肝要である。
【0035】テープカセット5をテープ収納部8に収納
すると、支持体21におけるテープ特定部30の下面に
垂設された棒状の遮蔽部51は、テープ種類検出部の各
マイクロスイッチを選択的に押圧する。即ち、前記複数
の遮蔽部51の数と位置との組み合わせを検知する各マ
イクロスイッチから出力されるオン・オフ信号に基づい
て、前記テープユニット20に装着されている印字テー
プTのテープ幅やテープの種類等を検出できるものであ
る。
【0036】なお、前記テープ特定部30の上面にも同
じ位置と数の遮蔽部51を突設し、この遮蔽部51をカ
セット蓋33におけるテープ被検出部50bに嵌め合わ
せることにより、テープユニット20における支持体2
1が傾いたり、位置ずれすることを回避できる。なお、
遮蔽部51が存在しない組み合わせも考えられるため、
前記テープ特定部30に位置決め孔61を穿設してお
き、テープユニット収納部41へのテープユニット20
のセット時に、この位置決め孔61を、カセットケース
本体32側のテープ被検出部50aにおける上向きに突
設したセット突起52に係合させることでテープユニッ
ト20をガタツキなく正規の位置にセットできる。(図
2、図4(b)参照)。
【0037】前記のように構成されたテープカセット5
をテープ印字装置1のカセット収納部8に収納した場
合、カセット収納部8に固設されたサーマルヘッド12
がサーマルヘッド案内部37の凹状案内部38内に配置
される。ここに、サーマルヘッド12はテープカセット
5の内方に配設されることとなり、サーマルヘッド12
に設けられた複数個の各発熱素子は、前記のように印字
テープTがテープスプール64の周囲に感熱発色層を内
側に向けて巻回されていることから、印字テープTの感
熱発色層に対向接触されるものである。
【0038】そして、テープ印字装置1の作動時におい
て、プラテンローラ13aはサーマルヘッド12に当接
されるとともに、テープ送り補助ローラ13bはテープ
送りローラ11と当接される。これにより、カセットケ
ース本体32のテープユニット収納部41に収納された
テープユニット20から引き出された印字テープTは、
テープ送りローラ11とテープ送り補助ローラ13bと
の協働により、各テープガイド壁42、43を介してテ
ープ引き出し部36にスムースに案内されて引き出され
るとともに、サーマルヘッド案内部37の凹状案内部3
8においてサーマルヘッド12とプラテンローラ13a
との協働により、印字テープTの感熱発色層上に文字等
の印字が行なわれるものである。この後、文字等の印字
された印字テープTは、テープ送りローラ11とテープ
送り補助ローラ13bとの協働により、テープ排出部1
bからテープ印字装置1の外部に排出される。
【0039】前記のように印字テープTの感熱発色層上
に文字等が印字されて文字付テープが作成されることに
より、巻管53に巻回された印字テープTの残量が少な
くなったか、無くなったかは、前記カセット蓋33の上
側から観察窓59の箇所で巻回部T0の半径を観察する
だけで簡単に視認できる。印字テープTが無くなった場
合、未使用の新たな印字テープTを巻回してなるテープ
ユニット20に交換される。この場合、先ず、テープカ
セット5をカセット収納部8から取り出す。次いで、カ
セット蓋33における弾性係止フック体40の摘み部を
押して、カセットケース本体32における係止長孔39
との係合を外し、カセット蓋33をカセットケース本体
32から取り外す。この後、印字テープTが使い切られ
た支持体21を下スプール22と共にテープユニット収
納部41から取り出し、未使用の印字テープTを巻回し
てなる新たな交換用テープユニット20をテープユニッ
ト収納部41に収納する。
【0040】そして、カセットケース本体32の上面は
カセット蓋33が取り外されていることから開放されて
いるので、使用者は印字テープTの幅方向における上端
を掴んで、巻回部T0から印字テープTを引き出して、
テープユニット20の案内溝55a、テープガイド壁4
2、43を介してテープ引き出し部36へと印字テープ
Tを送込み、さらに、印字テープTの先端がテープ送り
ローラ11と対向する位置まで送り込む。
【0041】このとき、支持体21と下スプール22と
により、巻管53及び印字テープTの巻回部T0は外れ
不能で且つ回動可能に一体に取り付けられており、しか
も、前記支持体21には、テープ特定部30が一体的に
形成されているから、テープユニット20を交換し、印
字テープTの先端をテープ送りローラ11と対向する位
置へ送り込んだ後、テープカセット5を元の位置(テー
プ印字装置1のカセット収納部8)に戻せば、テープ印
字装置1側で自動的にテープの種類等も判別可能とな
る。
【0042】以上詳細に説明した通り、本実施形態に係
るテープカセット5では、テープユニット20の交換の
際に、カセットケース本体32及びカセット蓋33を再
利用できて、ランニングコストを低減することができ
る。
【0043】なお、実施形態における印字テープTは、
ベーステープの一面に感熱発色層を形成し、他面には粘
着剤層を介して剥離紙を貼付してなる構成を有する。ま
た、印字テープTは、その感熱発色層を内側にして巻管
53に巻回されている。これにより、感熱発色層の変色
等が防止され得る。そして、前記粘着剤が巻回部T0テ
ープ幅方向の両端面から滲み出して支持体21における
回転支持部21aの下面や下スプール22における鍔部
23の上面に貼着して印字テープTの引き出しに際して
円滑な回転ができなくなるのを、前記PET(ポリエチ
レンテレフタレート樹脂フィルム)等のセパレータ54
の配置にて防止できる。
【0044】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。
【0045】例えば、本実施形態では、カセット蓋33
を設けているが、カセット蓋33は必ずしも必要でな
く、カセットケース本体32とテープユニット20のみ
の構成であっても良く、また、テープユニット20の回
転支持部21aとカセット蓋33が一体となる構成であ
っても良い。
【0046】また、本実施形態では、カセット蓋33が
カセットケース本体32から分離する構成としたが、カ
セット蓋33を周知のヒンジ機構を用いてカセットケー
ス本体32に連結し、カセットケース本体32に対して
開閉するが、カセットケース本体32からは分離しない
構成としても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に記載の発
明は、テープスプールの周囲に印字テープが巻回されて
なる交換可能なテープユニットを、カセットケース本体
に着脱自可能に収納するように構成してなるテープ印字
装置に使用されるテープカセットにおいて、前記テープ
ユニットには、前記テープスプールを回転自在に保持
し、且つ印字テープの巻回部と対峙する回転支持部を備
え、該回転支持部には、前記印字テープの巻回部の巻回
半径方向に延びる観察窓を備えたものである。
【0048】従って、印字テープの巻回部の中心の巻管
の直径よりも回転支持部の直径が大きくても、前記巻回
部の巻回半径方向に延びる観察窓を見れば、巻回部のテ
ープの残量を容易に視認することができる。そして、そ
の視認は、テープユニットをカセットケース本体内に収
納した状態で簡単に行うことができるという効果を奏す
る。
【0049】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のテープカセットにおいて、前記カセットケー
ス本体の上面を覆う着脱可能なカセット蓋を備え、該カ
セット蓋には、前記回転支持部が移動不能に嵌まる支持
部を設け、該支持部から前記観察窓を見えるように構成
したものである。従って、カセットケース本体内にテー
プユニットを収納してカセット蓋を閉じれば、カセット
蓋における支持部にてテープユニットの回転支持部が位
置決めできると共に、カセット蓋を閉じた状態で、テー
プユニットの観察窓をみることができる結果、テープユ
ニットにおける巻回部の残量を簡単に視認することがで
きるという効果を奏する。
【0050】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のテープカセットにおいて、前記支持部は、カセ
ット蓋に穿設された孔状に構成したものであるから、請
求項2に記載の発明による効果に加えて、テープユニッ
トの回転支持部がカセット蓋の支持部より露出でき、前
記観察窓からの視認性が一層向上するという効果を奏す
る。
【0051】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3に記載のテープカセットにおいて、前記
テープユニットにおける回転支持部からの延長部材に
は、前記テープ印字装置に配設されたセンサ手段と協働
してテープスプールに巻回された印字テープの種類を特
定するためのテープ特定部が形成されているものであ
る。このように構成すれば、テープユニットをカセット
ケース本体にセットすると、テープユニットに装着した
テープの種類や印字色、テープ幅等のテープに関する特
定が自動的に行われるから、テープユニットの交換に際
してユーザーがテープ印字装置側で種々の設定を実行す
る手間が省けるという効果を奏する。
【0052】請求項5に記載の発明は、テープスプール
の周囲に印字テープが巻回されてなる交換可能なテープ
ユニットであって、テープ印字装置に使用されるテープ
カセットに着脱可能に収納するテープユニットにおい
て、前記テープスプールを回転自在に保持し、且つ印字
テープの巻回部と対峙する回転支持部を備え、該回転支
持部には、前記印字テープの巻回部の巻回半径方向に延
びる観察窓を備えたものである。したがって、印字テー
プの巻回部をテープスプール及び回転支持部から外すこ
となく、テープユニットにおける前記回転支持部に設け
られた観察窓から、当該巻回部を観察できて、巻回部の
残量を簡単に視認できるから、巻回量が多いまま、テー
プユニットごと破棄するという無駄が無くなるのであ
る。
【0053】そして、請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載のテープユニットにおいて、前記テープユニッ
トにおける回転支持部からの延長部材には、前記テープ
印字装置に配置されたセンサ手段と協働してテープスプ
ールに巻回された印字テープの種類を特定するためのテ
ープ特定部が形成されているものであるので、このテー
プユニットを回転支持部とその延長部材のテープ特定部
と共にテープカセットに対してガタつかないように収納
でき、且つテープカセットにセットした状態でテープ印
字装置にセットすれば、当該セットした印字テープの
幅、種類等の特定を、テープ印字装置側にて簡単にでき
ると共にテープユニットの交換に際してユーザーがテー
プ印字装置側で種々の設定を実行する手間が省けるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセット収納部のカバー体を閉じて示す
テープ印字装置の平面図である。
【図2】テープカセットの分解斜視図である。
【図3】カセット蓋を外した状態のテープカセットの斜
視図である。
【図4】(a)はカセット蓋の平面図、(b)はカセッ
トケース本体の平面図である。
【図5】(a)はテープユニットの平面図、(b)はテ
ープユニットの下面図である。
【図6】下スプールを外した状態のテープユニットの側
面図である。
【図7】テープユニットにおける回転支持部とテープの
巻回部と下スプールの各断面図である。
【図8】テープユニットにカセット蓋を被せた状態の図
2の VIII −VIII線矢視拡大断面図である。
【図9】回転支持部の下面図である。
【図10】図7のX−X線矢視で示す下スプールの平面
図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 5 テープカセット 20 テープユニット 21 支持体 21a 回転支持部 22 下スプール 32 カセットケース本体 33 カセット蓋 53 巻管 59 観察窓 60 支持部 T 印字テープ T0 巻回部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープスプールの周囲に印字テープが巻
    回されてなる交換可能なテープユニットを、カセットケ
    ース本体に着脱可能に収納するように構成してなるテー
    プ印字装置に使用されるテープカセットにおいて、 前記テープユニットには、前記テープスプールを回転自
    在に保持し、且つ印字テープの巻回部と対峙する回転支
    持部を備え、 該回転支持部には、前記印字テープの巻回部の巻回半径
    方向に延びる観察窓を備えたことを特徴とするテープカ
    セット。
  2. 【請求項2】 前記カセットケース本体の上面を覆う着
    脱可能なカセット蓋を備え、該カセット蓋には、前記回
    転支持部が移動不能に嵌まる支持部を設け、該支持部か
    ら前記観察窓を見えるように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記支持部は、カセット蓋に穿設された
    孔状であることを特徴とする請求項2に記載のテープカ
    セット。
  4. 【請求項4】 前記テープユニットにおける回転支持部
    からの延長部材には、前記テープ印字装置に配設された
    センサ手段と協働してテープスプールに巻回された印字
    テープの種類を特定するためのテープ特定部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の
    テープカセット。
  5. 【請求項5】 テープスプールの周囲に印字テープが巻
    回されてなる交換可能なテープユニットであって、テー
    プ印字装置に使用されるテープカセットに着脱可能に収
    納するテープユニットにおいて、前記テープスプールを
    回転自在に保持し、且つ印字テープの巻回部と対峙する
    回転支持部を備え、 該回転支持部には、前記印字テープの巻回部の巻回半径
    方向に延びる観察窓を備えたことを特徴とするテープユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 前記テープユニットにおける回転支持部
    からの延長部材には、前記テープ印字装置に配置された
    センサ手段と協働してテープスプールに巻回された印字
    テープの種類を特定するためのテープ特定部が形成され
    ていることを特徴とする請求項5に記載のテープユニッ
    ト。
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