JP2002307971A - 車輪の回転状態伝達装置 - Google Patents

車輪の回転状態伝達装置

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JP2002307971A
JP2002307971A JP2001113222A JP2001113222A JP2002307971A JP 2002307971 A JP2002307971 A JP 2002307971A JP 2001113222 A JP2001113222 A JP 2001113222A JP 2001113222 A JP2001113222 A JP 2001113222A JP 2002307971 A JP2002307971 A JP 2002307971A
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wheel speed
vehicle
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brake pedal
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Koichi Sawada
耕一 澤田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪の回転状態を運転者が知覚・認識できる
ようにすること。 【解決手段】 この車輪の回転状態伝達装置は、ブレー
キペダルBPの踏力をブレーキペダル踏力センサ41に
より検出し、検出した踏力に応じて制動用電動モータ3
0a〜30dを制御することで制動力を発生させる。ま
た、車輪速センサ31a〜31dの検出する車輪速度に
応じた周波数でブレーキペダル振動用モータ40の回転
速度、及び操舵アシスト用電動モータ20の発生トルク
を変動させる。これにより、運転者は運転操作部材であ
るブレーキペダルBP、及びステアリングホイール21
を介して車輪の回転状態を知覚・認識することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪の回転状態を
車両の運転者に伝達する車輪の回転状態伝達装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開平9−2955
64号公報に開示されているように、車両の制動を電気
的に行う電気式制動装置が知られている。かかる電気式
制動装置においては、ブレーキペダルの操作量がセンサ
により検出され、検出されたペダル操作量に応じて電動
モータが駆動されることにより制動力が発生する。この
電気式制動装置によれば、油圧等を介することなく制動
力が電気的に直接制御されるので、油圧式制動装置より
も一層精密な制御をすることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気式制動装置においては、運転者が操作する運転
操作部であるブレーキペダルに車輪からの力が伝達され
ないので、車輪の回転状態が運転操作部材を介して運転
者に伝わらず、特に、車輪がロック状態に陥りつつある
場合等において同運転者は車輪の回転状態を認識しつつ
車両を運転することができないという問題がある。
【0004】
【本発明の概要】本発明による車輪の回転状態伝達装置
は、上記課題に対処するためになされたものであって、
その特徴は、車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、
前記検出された車輪速度に応じた周波数又は振幅で車両
の一部を電気的に振動させる振動手段とを備えたことに
ある。この場合、車両の一部は、車両の運転者が操作す
るステアリングホイール又はブレーキペダル等の車両の
運転操作部材であることが好適である。
【0005】これによれば、検出された車輪速度に応じ
た周波数又は振幅で車両の一部が振動されるので、運転
者は車輪の回転状態を同運転操作部を介して認識するこ
とができる。
【0006】この場合、前記振動手段は前記検出された
車輪速度のスリップ量が所定値以上となったときに前記
車両の一部を振動させるように構成されることが好適で
ある。このスリップ量には、制動により発生するスリッ
プによるもの、及び加速により発生するスリップによる
ものの何れもが含まれる。
【0007】これによれば、車輪の回転状態が車両の速
度と対応しない減速スリップ又は加速スリップの発生時
に、車両の一部が電気的に振動させられる。従って、運
転者は、車輪の回転状態を認識する必要性の高いスリッ
プの発生時に、車両の一部を介して同車輪の回転状態を
認識することができる。また、それ以外の場合には車両
の一部が振動しないので、無用な振動や騒音を低減する
ことができる。なお、本発明は、スリップ量が所定値以
上となった場合以外の特定の運転状態において、運転操
作部材を一切振動させないというものに限定されること
はなく、他の運転状態(例えば、旋廻時)において車輪
速度に応じて前記車両の一部を振動させるものを含む。
また、本発明において、スリップ量とスリップ率は等価
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による車輪の回転状態伝達装置の各実施形態について説
明する。
【0009】(第1実施形態)図1は、本発明による車
輪の回転状態伝達装置の第1実施形態の概略構成図であ
る。この回転状態伝達装置は、電気制御装置10と、操
舵アシスト用電動モータ20と、左右前輪WFL,WF
R及び左右後輪WRL,WRRに制動力を付与するため
のブレーキ用電動モータ30a〜30dと、運転操作部
材としてのブレーキペダルBPに取付けられた振動用モ
ータ40と、入力信号に応じた照度でメータ類を照明す
る照度コントロール可能なメータパネル50と、入力信
号の周波数に比例した周波数の可聴音を発生する音響用
スピーカ60とを備えている。
【0010】また、この回転状態検出装置は、運転操作
部材としてのステアリングホイール21に連結された操
舵軸22の操舵トルクを検出して操舵トルク信号Tqを
出力する操舵トルクセンサ23と、左右前輪WFL,W
FR及び左右後輪WRL,WRRの車輪速度を検出し車
輪速センサ信号VFL,VFR,VRL,VRRをそれ
ぞれ出力する車輪速センサ(車輪速度検出手段)31a
〜31dと、ブレーキペダルBPの操作量であるブレー
キペダル踏力を検出してペダル踏力信号Bfを出力する
踏力センサ41とを備えている。
【0011】操舵アシスト用電動モータ20は、ステア
リングホイール21の回動操作による左右前輪WFL,
WFRの操舵に対してアシスト力を付与するもので、減
速機構24を介して前記操舵軸22にトルク伝達可能に
取付けられていて、その回転に応じてラックバー25を
軸線方向に駆動し、同ラックバー25にタイロッドを介
して連結されている左右前輪WFL,WFRを操舵する
ようになっている。この電動モータ20は、入力される
電流iAの大きさに比例したトルクを発生するようにな
っている。
【0012】ブレーキ用電動モータ30aは、左前輪W
FLと一体的に回転するディスクロータ(図示省略)に
対しブレーキパッド(図示省略)を付与される電流iB
に応じた力で押圧し、これにより左前輪WFLに制動力
を発生させるようになっている。ブレーキ用電動モータ
30b,30c,30dは、同様に、右前輪WFR,左
後輪WRL、右後輪WRRに対しそれぞれ制動力を発生
するようになっている。
【0013】車輪速センサ31aは、電磁式ピックアッ
プであって前述したように左前輪WFLの回転速度を表
す車輪速センサ信号VFLを出力するようになってい
る。より具体的には、車輪速センサ31aは、左前輪W
FLと一体的に回転するとともに外周部に等しい周方向
間隔をもって歯が形成されてなるセンサロータ32aに
近接して配置されていて、同センサロータ32aの回転
に伴う磁界の変化を検出することにより、左前輪WFL
の回転速度に比例した周波数f(f=ω/2π)の正弦
波状の車輪速センサ信号(VFL=Asinωt、Aは所
定値,tは時間)を出力するようになっている。また、
車輪速センサ31b,31c,31dは、センサロータ
32aと同一構成であって、右前輪WFR、及び左右後
輪WRL,WRRとそれぞれ一体的に回転するセンサロ
ータ32b〜32dに対して近接配置され、右前輪WF
R,左後輪WRL、右後輪WRRの回転速度を表す正弦
波状の車輪速センサ信号VFR,VRL,VRRをそれ
ぞれ発生するようになっている。
【0014】振動用モータ40は、付与される電流に比
例した回転速度で回転するとともにブレーキペダルBP
のアームAMに固定された直流電動モータ40aと、こ
の電動モータ40aの回転軸に固定されたウエイト40
bとを備え、回転軸の回転速度が変化することによりブ
レーキペダルBPを振動させるようになっている。
【0015】図2に詳細を示した電気制御装置10は、
CPU11、ROM12、RAM13、入力インターフ
ェース14、及び出力インターフェース15を含むマイ
クロコンピュータを備えるとともに、選択回路16と、
増幅回路17とを備えている。CPU11は、ROM1
2に記憶された後述するプログラムをRAM13の一時
的な記憶機能を利用しながら実行するようになってい
る。
【0016】入力インターフェース14は、バスを介し
てCPU11に接続されるとともに、前述した操舵トル
クセンサ23、車輪速センサ31a〜31d、及び踏力
センサ41と接続され、これらのセンサの検出信号をC
PU11に対し供給するようになっている。より具体的
に述べると、入力インターフェース14は、操舵トルク
センサ23からの操舵トルク信号Tq、及び踏力センサ
41のからの踏力信号BfをAD変換してCPU11に
供給するとともに、車輪速センサ31a〜31dからの
各車輪速センサ信号VFL,VFR,VRL,VRRを
所定の閾値と比較し、各車輪速センサ信号VFL,VF
R,VRL,VRRが同所定の閾値より大きいときにハ
イレベル信号、同閾値より小さいときにローレベル信号
となる方形波パルスPFL,PFR,PRL,PRRを
形成し、これらのパルスPFL,PFR,PRL,PR
Rの立ち下がりエッヂでCPU11に対し後述する割込
みルーチンを起動するようになっている。
【0017】出力インターフェース15は、バスを介し
てCPU11に接続されるとともに、選択回路16、操
舵アシスト用電動モータ20、及びブレーキ用電動モー
タ30a〜30dと接続されていて、CPU11の指示
に応じてこれらに所定の信号を出力するようになってい
る。
【0018】選択回路16は、車輪速センサ31a〜3
1dの各々に接続された四つの入力端子16a〜16d
と、車輪速センサ31a〜31dの何れをも選択ないた
めの非選択用端子16eと、増幅回路17の入力側に接
続された一つの出力端子16fと、前記四つの入力端子
16a〜16d及び前記非選択用端子16eの何れか一
つと前記出力端子16fとを接続する可動接点16gと
を備えていて、出力インターフェース15からの信号に
応じて車輪速センサ31a〜31dの何れか一つの信号
を増幅回路17に出力するか、又は、同増幅回路17に
何らの信号をも出力しないようになっている。
【0019】増幅回路17は、選択回路16から入力さ
れてきた車輪速センサ31a〜31dの何れかの信号を
増幅して出力するものであって、出力側は振動用モータ
40、メータパネル50、及び音響用スピーカ60に接
続されている。
【0020】次に、このように構成された第1実施形態
に係る車輪の回転状態伝達装置の作動について説明する
と、CPU11は、操舵アシスト力の制御のために図3
にフローチャートにより示したルーチンを所定時間の経
過毎に繰り返し実行している。なお、実際には、本ルー
チンは後述する図6に示したルーチンのステップ610
とステップ615の処理の間に実行される。
【0021】従って、所定のタイミングになると、CP
U11はステップ300から処理を開始し、ステップ3
05に進んで車輪速センサ31a〜31dの車輪速セン
サ信号VFL,VFR,VRL,VRRに基く車輪速度
VWFL,VWFR,VWRL,VWRRの平均値を求
めて車速(車体速度)Vを決定し、続くステップ310
にて操舵トルクセンサ23の検出する操舵トルクTqを
入力する。なお、車輪速度VWFL,VWFR,VWR
L,VWRRの求め方については後述する。
【0022】次いで、CPU11はステップ315に進
み、同ステップ315内に示したモータ電流マップと、
上記車速V及び上記操舵トルクTqとに基いてモータ電
流iAを決定し、続くステップ320にて前記決定した
モータ電流iAを操舵アシスト用電動モータ20に出力
し、ステップ395に進んで本ルーチンを一旦終了す
る。このようにして、所定時間の経過毎に操舵トルクT
qと車速Vに応じたモータ電流iAが操舵アシスト用電
動モータ20に流され、これに応じて操舵アシスト力が
発生する。
【0023】また、CPU11は、制動力の制御のため
に図4にフローチャートにより示したルーチンを所定時
間の経過毎に繰り返し実行している。従って、所定のタ
イミングになると、CPU11はステップ400から処
理を開始し、ステップ405に進んでブレーキペダル踏
力センサ41が検出するブレーキペダル踏力Bfを入力
し、続くステップ410にて同ステップ410内に示し
たモータ電流マップと、上記ブレーキペダル踏力Bfと
に基いてモータ電流iBを決定する。次いで、CPU1
1はステップ415に進み、同ステップ415にて前記
決定されたモータ電流iBをブレーキ用電動モータ30
a〜30dに出力し、ステップ495に進んで本ルーチ
ンを一旦終了する。このようにして、ブレーキペダルB
Pの踏力Bfに応じたモータ電流iBがブレーキ用電動
モータ30a〜30dに流され、これに応じて制動力が
発生する。
【0024】一方、CPU11は、各車輪速センサ31
a〜31dの検出した車輪速センサ信号VFL,VF
R,VRL,VRRに基づくパルスPFL,PFR,P
RL,PRRの立ち下がりエッヂにより、図5(A)〜
(D)に示した割込みルーチンをそれぞれ実行するよう
になっている。即ち、CPU11は、車輪速センサ31
aからの車輪速センサ信号VFLに基づくパルスPFL
の立下りエッヂにより図5(A)のPFLパルス割込み
ルーチンをステップ500から開始し、続くステップ5
05にて左前輪車輪速度VWFLの値を「1」だけ増大
し、ステップ510に進んで本割込みルーチンを終了す
る。CPU11は、他の車輪速センサ31b〜31dか
らの車輪速度センサ信号VFR,VRL,VRRについ
ても、図5(B),(C),(D)に示したパルス割込
みルーチンをそれぞれ実行し、各パルスの立下りエッヂ
毎に各対応する車輪速度VWFR,VWRL,VWRR
の値を「1」だけ増大する。
【0025】更に、CPU11は、図6に示した時間割
込ルーチンを所定時間Δtの経過毎に実行するようにな
っている。従って、所定のタイミングになるとCPU1
1はステップ600から処理を開始し、ステップ605
に進んでその時点の車輪速度VWFL,VWFR,VW
RL,VWRRの中から最小値を特定する。次いで、C
PU11はステップ610に進み、同ステップ610に
て前記特定した車輪速度の最小値を示した車輪速センサ
を選択するための信号を選択回路16に出力する。次
に、CPU11はステップ615に進み、同ステップ6
15にて車輪速度VWFL,VWFR,VWRL,VW
RRをクリア(「0」に設定)する。これにより、CP
U11は所定時間Δt内における車輪速センサ信号VF
L,VFR,VRL,VRRに基くパルスの立下りエッ
ヂ数をカウントすることになり、車輪速度VWFL,V
WFR,VWRL,VWRRが求められる。そして、C
PU11はステップ695に進み、同ステップ695に
て本ルーチンを一旦終了する。
【0026】このように、CPU11は、車輪速度VW
FL,VWFR,VWRL,VWRRの中から最小値を
特定し、同特定した最小の車輪速度を示した車輪速セン
サ31a〜31dの一つを選択するように選択回路16
に出力信号を送出する。
【0027】これにより、選択回路16によって車輪速
センサ31a〜31dの一つが選択され、その選択され
た車輪速センサからの正弦波状の信号が増幅回路17に
より増幅されて、振動用モータ40、メータパネル5
0、及びスピーカ60に供給される。この結果、振動用
モータ40は前記増幅された正弦波状の信号により駆動
され、その回転速度が同正弦波の振幅に応じて変動する
ため、ブレーキペダルBPが同正弦波の周波数に応じて
振動する。換言すると、振動用モータ40の速度が車輪
速センサの振幅及び/又は周波数に応じて変更させら
れ、その結果、ブレーキペダルBPが車輪速センサの振
幅及び周波数に応じて振動する。例えば、車輪がロック
状態に陥る直前においては、車体速度に対して車輪速度
が大きく減少し、その結果、ブレーキペダルBPが小さ
い周波数で(ゆっくりと)振動する。従って、運転者は
ブレーキペダルBPの振動により車輪の回転状態を知覚
・認識することができる。また、選択回路16により最
も小さい車輪速度を有する車輪の車輪速センサ信号が増
幅回路17にて増幅され、これに応じて振動用モータ4
0が振動するので、運転者は各車輪のうち最初にロック
状態に陥る傾向にある車輪又はロック状態となっている
車輪の回転状態を知覚・認識することが可能となる。
【0028】また、上記実施形態によれば、メータパネ
ル50の照度が選択回路16により選択された車輪速セ
ンサ信号と同一周波数をもって変化するとともに、スピ
ーカ60から同車輪速センサ信号の周波数に比例した周
波数の可聴音が発生する。従って、運転者は、ブレーキ
ペダルBPに生じる振動だけでなく、メータパネル50
の照度変化、及びスピーカ60からの音によっても、車
輪の回転状態を知覚・認識することができる。
【0029】なお、上記第1実施形態においては、選択
回路16により車輪速センサ31a〜31dの一つが選
択されるようになっていたが、この選択回路を省略し、
車輪速センサ31a〜31dの何れか一つを常に増幅回
路17に接続しておいてもよい。この場合、増幅回路1
7に接続された車輪速センサによる車輪の回転速度が他
の車輪の回転速度より大きくなったとき、更には同車輪
が加速スリップ状態となったときにおいても、ブレーキ
ペダルBPが振動することになるので、運転者は減速ス
リップ発生時のみならず加速スリップ発生時においても
同車輪の回転状態を知覚・認識することができる。
【0030】(第2実施形態)次に、本発明による車輪
の回転状態伝達装置の第2実施形態について図7を参照
して説明すると、この回転状態伝達装置は第1実施形態
に係る車輪の回転状態検出装置の選択回路16と増幅回
路17との間にローパスフィルタFを介在させた点のみ
において、同第1実施形態の回転状態伝達装置と相違し
ている。従って、以下、第1実施形態と同一構成部分に
ついては同一符号を付して説明を省略するとともに、上
記相違点についてのみ説明を加える。
【0031】ローパスフィルタFは、所定のカットオフ
周波数以下の周波数を有する信号のみを通過させるよう
に構成されている。従って、選択回路16により選択さ
れた車輪速信号の周波数が上記カットオフ周波数以下と
なった場合にのみ、即ち、選択された車輪速度信号で表
される車輪速度がカットオフ周波数で定まる一定値以下
となった場合にのみ、振動用モータ40が振動し、メー
タパネル50の照度が変化し、及びスピーカ60から対
応した音が発生する。従って、運転者はブレーキペダル
BPの振動、メータパネル50の照度変化、及びスピー
カ60からの音に基いて車輪の回転状態を知覚・認識す
ることができる。
【0032】これによれば、例えば、車輪の一つがロッ
ク状態に陥る傾向にある場合、同車輪の車輪速度は極め
て小さくなり、同車輪の車輪速センサ信号の周波数が上
記カットオフ周波数以下となるので、車両がある程度の
速度で走行している状態でブレーキペダルBPが振動を
開始し、メータパネル50の照度が変化を開始し、スピ
ーカ60から対応した音が発生し始める。従って、運転
者は車輪がロック状態に陥る傾向にあることを容易に知
覚・認識することができる。一方、車輪速センサ信号V
FL,VFR,VRL,VRRのうちの最小値を示した
車輪の車輪速センサ信号の周波数が、上記カットオフ周
波数より大きい場合には、ブレーキペダルBPが振動せ
ず、メータパネル50の照度が一定であり、及びスピー
カ60から音が発生しないので、運転者の運転フィーリ
ングを損なうことがない。
【0033】(第3実施形態)次に、本発明による車輪
の回転状態伝達装置の第3実施形態について説明する
と、この回転状態伝達装置は、第1実施形態に係る車輪
の回転状態検出装置のCPU11が図6に示したルーチ
ンに代えて図8に示したルーチンを実行する点において
のみ、同第1実施形態と異なっている。従って、以下、
図8に示したルーチンについてのみ説明を加える。
【0034】CPU11は、図8に示した時間割込みル
ーチンを所定時間Δtの経過毎に実行するようになって
いる。従って、CPU11は所定のタイミングとなると
ステップ800から処理を開始してステップ805に進
み、同ステップ805にてその時点の車速(車体速度)
Vを過去の車速Voldとして記憶する。次いで、CPU
11はステップ810に進み、同ステップ810にて車
輪速センサ31a〜31dの車輪速センサ信号VFL,
VFR,VRL,VRRに基く車輪速度VWFL,VW
FR,VWRL,VWRRの平均値を求め、同平均値を
車速Vとして格納する。
【0035】次に、CPU11はステップ815に進ん
で車速Vが過去の車速Voldより小さいか否かを判定す
る。今、車両が加速状態にあるとすると、車速Vは過去
の車速Voldより大きいので、CPU11はステップ8
15にて「No」と判定してステップ820に進み、同
ステップ820にて車輪速センサ31a〜31dの何れ
も選択しないための信号を選択回路16に送出し、次い
でステップ895に進んで本ルーチンを一旦終了する。
これにより、選択回路の可動接点16gは、非選択用端
子16eと出力端子16fとを接続するので、増幅回路
17に入力される信号は存在せず、従って、振動用モー
タ40は停止するとともに、メータパネル50の照度は
一定であり、スピーカ60からは何らの音も発生しな
い。
【0036】一方、車両が減速状態にあると、車速Vは
過去の車速Voldより小さいので、CPU11はステッ
プ815にて「Yes」と判定してステップ825に進
み、同ステップ825にてその時点の車輪速度VWF
L,VWFR,VWRL,VWRRの中から最小値を特
定する。次いで、CPU11はステップ830に進み、
同ステップ830にて前記特定した最小の車輪速度を示
した車輪速センサを選択するための信号を選択回路16
に出力する。これにより、最小の車輪速度を示した車輪
速センサ信号の周波数に応じて振動用モータ40が振動
し、メータパネル50の照度が変化し、及びスピーカ6
0から対応した音が発生する。次いで、CPU11はス
テップ835に進み、同ステップ835にて車輪速度V
WFL,VWFR,VWRL,VWRRをクリア
(「0」に設定)し、ステップ895に進んで本ルーチ
ンを一旦終了する。
【0037】以上のように、第3実施形態によれば、車
両が減速状態にある場合にのみ、最小の車輪速度を示し
た車輪の車輪速センサ信号に応じてブレーキペダルBP
が振動するとともに、メータパネル50の照度が変化
し、スピーカ60から対応した音が発生するので、運転
者は減速時において同車輪の回転状態を知覚・認識する
ことができる。一方、定速走行時及び加速時において
は、ブレーキペダルBPが振動せず、メータパネル50
の照度が一定であり、及びスピーカ60から音が発生し
ないので、運転者の運転フィーリングが損なわれること
はない。
【0038】(第4実施形態)次に、本発明による車輪
の回転状態伝達装置の第4実施形態について説明する
と、この回転状態伝達装置は、第1実施形態に係る車輪
の回転状態検出装置のCPU11が図6に示したルーチ
ンに代えて図9に示したルーチンを実行する点において
のみ、同第1実施形態と異なっている。従って、以下、
図9に示したルーチンについてのみ説明を加える。
【0039】CPU11は、図9に示した時間割込みル
ーチンを所定時間Δtの経過毎に実行するようになって
いる。従って、CPU11は所定のタイミングとなると
ステップ900から処理を開始してステップ905に進
み、その時点の車輪速度VWFL,VWFR,VWR
L,VWRRのうちの最大値を最大値VMAXとして設
定する。次いで、CPU11はステップ910に進み、
上記最大値VMAXと、前回の推定車体速度VSn−1
から所定の値αd・Δt(αdは一定値)を減じた値
と、前回の推定車体速度VSn−1に所定の値αu・Δ
tを加えた値との中から、大きさが中央である値(最小
でも最大でもない値)を選択し、選択した値を今回の推
定車体速度VSnとして設定する。
【0040】次いで、CPU11は車輪速度VWFL,
VWFR,VWRL,VWRRの中から最小値を選択
し、選択した値を最小値VWMINとして設定し、ステ
ップ920に進んで今回の推定車体速度VSnから最小
値VWMINを減じた値をスリップ量SPとして設定す
る。
【0041】次いで、CPU11はステップ925に進
んで、上記スリップ量SPと同ステップ925に示した
マップに基いて加振周波数fを決定し、ステップ930
に進んで操舵アシスト用電動モータ20を加振周波数f
で加振するように電流iAを補正する。これにより、図
3に示したステップ320が実行されると、操舵アシス
ト用電動モータ20の発生トルクが加振周波数fで振動
し、運転者はこの振動に基いて車輪のスリップ量SPの
大きさを知覚・認識することができる。なお、本例にお
いては、図3に示したルーチンは、図9のステップ93
0の処理後であって、次のステップ935の処理前に実
行される。
【0042】次いで、CPU11はステップ935に進
み、同ステップ935にて今回の推定車体速度VSnを
次回の本ルーチンの演算のために過去の推定車体速度V
Sn−1として格納し、続くステップ940にて車輪速
度VWFL,VWFR,VWRL,VWRRをクリア
(「0」に設定)し、ステップ995に進んで本ルーチ
ンを一旦終了する。
【0043】このように、第4実施形態の車輪の回転状
態伝達装置によれば、スリップ量SPに応じた周波数で
操舵アシスト用電動モータ20の発生トルクが変動し、
運転者は車輪の回転状態であるスリップ量SPをステア
リングホイール21を介して知覚・認識することができ
る。また、ステップ925に示したように、加振周波数
fはスリップ量SPが所定値SP0以上となるまでは
「0」であるので、スリップ量SPが所定値SP0より
小さい場合には操舵アシスト用電動モータ20の発生ト
ルクが加振周波数fで変動しない。従って、運転者はス
リップ量SPが所定値SP0以下であることを知ること
もできる。また、通常の運転では、スリップ量SPは殆
どの場合において前記所定値SP0より小さく、操舵ア
シスト用電動モータ20の発生トルクが加振周波数fで
変動しない。従って、通常運転時の運転フィーリングが
損なわれることがない。また、一般に、運転者は加振周
波数fが小さい方が大きな操舵トルクの変動を感じると
ころ、上記加振周波数fはスリップ量SPが大きいほど
小さくなっている。従って、運転者はスリップ量SPが
大きくなるほど車輪の回転状態を確実に知覚・認識する
ことができる。
【0044】なお、上記第4実施形態においては、減速
時におけるスリップ量が一定値以上となった場合に操舵
アシスト用電動モータ20を振動させているが、加速時
におけるスリップ量が一定値以上となったときにも同電
動モータ20を振動させてもよい。この場合、推定車体
速度は車両の自由輪(従動輪)の車輪速度とし、駆動輪
の車輪速度のうち大きい方の車輪速度と推定車体速度と
の差をスリップ量として求めればよい。また、スリップ
量が一定値以上になったとき、振動用モータ40を振動
させてもよく、メータパネル50の照度変化、及びスピ
ーカ60からの音の変化を発生させてもよい。
【0045】(第5実施形態)次に、本発明による車輪
の回転状態伝達装置の第5実施形態について図10を参
照して説明すると、この回転状態伝達装置は第1実施形
態の回転状態伝達装置と同様に接続された車輪速センサ
31a〜31dと、選択回路16と、増幅回路17と、
前記選択回路16により選択された車輪速センサ信号を
入力する微分回路18aと、同微分回路18aの出力を
増幅する増幅回路18bとを有していて、前記増幅回路
17及び前記増幅回路18bの出力側は操舵アシスト用
電動モータ20に接続されている。
【0046】また、この回転状態伝達装置は、図2に示
したCPU11,ROM12等からなるマイクロコンピ
ュータMCを備えている。図10においては、マイクロ
コンピュータMCの実行する機能がブロック図として示
されていて、同マイクロコンピュータMCは、最小値検
出機能B1と、車速Vの計算機能B2と、電動モータ2
0の電流を決定するための電流演算機能B3とを備えて
いる。
【0047】最小値検出機能B1は、車輪速センサ31
a〜31dの発生する車輪速センサ信号VFL,VF
R,VRL,VRRに基いて、最小の車輪速度を示して
いる車輪速センサ信号VFL,VFR,VRL,VRR
の一つを特定し、上記選択回路16に同最小の車輪速度
を示している車輪速センサ31a〜31dの一つを選択
するための信号を送出するようになっている。
【0048】車速計算機能B2は、車輪速センサ31a
〜31dの発生する車輪速センサ信号VFL,VFR,
VRL,VRRを、第1実施形態と同様にして車輪速度
VWFL,VWFR,VWRL,VWRRに変換すると
ともに、これらの車輪速度VWFL,VWFR,VWR
L,VWRRの単純平均値を車速Vとして計算するよう
になっている。
【0049】電流演算機能B3は、操舵トルクセンサ2
3の検出する操舵トルクTqと、前記計算された車体速
度Vと、ROMに記憶されて図10のブロックB3内に
示した電流マップとに基いて、操舵アシスト用電動モー
タ20に通電するモータ電流iAを決定し、マイクロコ
ンピュータMCに接続された増幅回路19に対して指示
信号を送出し、これにより電動モータ20にモータ電流
iAを流すようになっている。
【0050】以上の構成により、検出される操舵トルク
Tqと計算された車速Vとに応じた電流iAが操舵アシ
スト用電動モータ20に流される。また、最小の車輪速
度を示している車輪速センサ信号VFL,VFR,VR
L,VRRの一つが選択回路16と増幅回路17とを介
して増幅され、前記電流iAに重畳されるとともに、同
車輪速センサ信号VFL,VFR,VRL,VRRの一
つが微分回路18aにより時間微分された後に増幅回路
18bにより増幅されて同電流iAに重畳される。
【0051】この結果、操舵トルクTqと車速Vに応じ
た操舵アシスト力でステアリングホイール21の回動が
アシストされるとともに、4つの車輪のうちの最も回転
速度の小さい車輪の車輪速センサの正弦波状の信号(A
sinωt)と同信号を時間微分した信号(Aωcosωt)
とに応じて電動モータ20の発生するアシスト力(トル
ク)が変動する。車輪速センサの正弦波状の信号(Asi
nωt)を時間微分した信号(Aωcosωt)は、同車輪
の回転加速度であるから、運転者は同車輪の回転速度の
みでなく、同回転加速度についてもステアリングホイー
ル21の振動から知覚・認識することができる。
【0052】なお、上記第5実施形態においては、車輪
速センサの正弦波状の信号(Asinωt)を時間微分し
た信号(Aωcosωt)をそのまま電動モータ20への
電流iAに重畳させていたが、振幅Aωに応じてアシス
ト力を低減するように電流iAを補正してもよい。
【0053】一般に、車両が前後方向に加減速している
場合、その加速度により発生可能な横方向加速度が低下
することが知られている。これは、一般には「摩擦円」
の概念として周知である。そこで、上記のように振幅A
ωに応じてアシスト力を低減すれば、運転者は発生可能
な最大の横方向加速度を知覚・認識することができる。
【0054】以上、説明したように、上記本発明による
車輪の回転状態伝達装置の各実施形態によれば、運転者
は車輪の回転状態に関する情報を車両の一部(運転操作
部材)であるブレーキペダルBPやステアリングホイー
ル21を介して知覚・認識することができる。
【0055】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採
用することができる。例えば、上記実施形態において
は、ブレーキペダルのアームに振動用モータ40が組み
付けられていたが、この振動用モータ40に代えて、同
ブレーキペダルBPの回動角度を変更しうるように組み
付けられた電動モータを採用してもよい。また、上記実
施形態においては、メータパネル50の照度が変更され
ていたが、これに代えて車室内灯の照度を変更してもよ
い。また、振動させる対象は、その部材を振動させるこ
とで運転者が知覚可能なものであればよく、例えば、運
転席シート内に振動用モータを取り付け、同振動用モー
タを振動させることにより車輪の回転状態を伝達するよ
うに構成することもできる。
【0056】また、上記車輪速センサ信号の振幅が車輪
速度に応じて変化する場合には、同車輪速センサの振幅
に応じて振動用モータ40等を振動させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車輪の回転状態伝達装置の第1
実施形態の概略構成図である。
【図2】 図1に示した電気制御装置のブロック図であ
る。
【図3】 操舵アシスト力の制御のために図2に示した
CPUが実行するルーチンを示したフローチャートであ
る。
【図4】 制動力制御のために図2に示したCPUが実
行するルーチンを示したフローチャートである。
【図5】 図5(A)〜(D)は、図2に示したCPU
が実行するパルス割込みルーチンを示したフローチャー
トである。
【図6】 図2に示したCPUが実行する時間割込みル
ーチンを示したフローチャートである。
【図7】 本発明による車輪の回転状態伝達装置の第2
実施形態の概略構成図である。
【図8】 本発明による車輪の回転状態伝達装置の第3
実施形態のCPUが実行する時間割込みルーチンを示す
フローチャートである。
【図9】 本発明による車輪の回転状態伝達装置の第4
実施形態のCPUが実行する時間割込みルーチンを示す
フローチャートである。
【図10】 本発明による車輪の回転状態伝達装置の第
5実施形態の概略構成図である。
【符号の説明】
10…電気制御装置、14…入力インターフェース、1
5…出力インターフェース、16…選択回路、17…増
幅回路、18…ローパスフィルタ、18a…微分回路、
18b…増幅回路、20…操舵アシスト用電動モータ
(振動手段)、21…ステアリングホイール、23…操
舵トルクセンサ、30a〜30d…ブレーキ用電動モー
タ、31a〜31d…車輪速センサ、40…振動用モー
タ(振動手段)、41…ブレーキペダル踏力センサ、5
0…メータパネル、60…音響用スピーカ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D037 FA19 FA25 FA26 3D046 BB03 CC06 EE01 GG10 HH02 HH08 HH23 HH36 KK02 KK06 LL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、 前記検出された車輪速度に応じた周波数又は振幅で車両
    の一部を電気的に振動させる振動手段とを備えてなる車
    輪の回転状態伝達装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車輪の回転状態伝達装置
    において、 前記車両の一部は同車両の運転者が操作する運転操作部
    材である車輪の回転状態伝達装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車輪の回転状態伝達装置
    において、 前記運転操作部材は前記車両のステアリングホイールで
    ある車輪の回転状態伝達装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の車輪の回転状態伝達装置
    において、 前記運転操作部材は前記車両のブレーキペダルである車
    輪の回転状態伝達装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載
    の車輪の回転状態伝達装置において、 前記振動手段は前記検出された車輪速度のスリップ量が
    所定値以上となったときに前記車両の一部を振動させる
    車輪の回転状態伝達装置。
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Cited By (5)

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