JP2002307789A - ロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法及びその記録媒体 - Google Patents

ロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法及びその記録媒体

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JP2002307789A JP2001388549A JP2001388549A JP2002307789A JP 2002307789 A JP2002307789 A JP 2002307789A JP 2001388549 A JP2001388549 A JP 2001388549A JP 2001388549 A JP2001388549 A JP 2001388549A JP 2002307789 A JP2002307789 A JP 2002307789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロゴデータの編集/作成時に、ロゴデータの印
刷に必要なインク消費量を把握することが可能なロゴデ
ータ作成装置及び方法を提供すること。 【解決手段】 ロゴデータ作成の基礎となる元画像取得
制御部12と、取得した元画像を画像処理してロゴデー
タを作成する画像処理部13と、画像処理部13により
画像処理したロゴデータを構成する有色画素数からロゴ
データの印刷に必要なインクの消費量を認識可能な属性
データを生成するインク消費量算出部19と、生成した
属性データを表示部に表示する表示制御部23とを設け
て、作成中のロゴデータの印刷に必要なインク量を示す
属性データを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロゴデータ作成装置
に関し、特に、作成したロゴデータの印刷に必要なイン
ク量を知ることができるロゴデータの作成装置及びロゴ
データの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカラーグラフィック処理では、カ
ラー画像をR、G、Bのそれぞれを256階調で表すこ
とにより、カラー画像全体として1600万色以上の色
表現が可能となっている。これに対応して、このような
フルカラー画像を印刷するフルカラープリンタも、一般
的に使用されるようになっている。これらのプリンタで
はカラー印刷するために、印刷にシアン(C)、マジェ
ンタ(M)、イエロー(Y)、黒色(K)の各種インク
が使用され、これらの色の組み合わせにより各種の微妙
な色が表現される。
【0003】これらのカラーグラフィック技術の向上に
伴い、これまで迅速性及び経済性の観点からモノクロ印
刷が中心であった業務用のプリンタでも、フルカラープ
リンタが使用され始めている。しかし、フルカラープリ
ンタは多彩な色表現ができるという利点がある一方で、
印刷に時間がかかるという問題、及びランニングコスト
が大きいという問題も有している。特に、顧客と1対1
の関係で印刷処理動作を実行しその場で印刷物を顧客に
提示するような特定の業務では、短い時間で印刷を完了
することが要求される。そのため、POSシステムにお
いては、画像データをロゴデータとしてプリンタ内部に
登録しておき、ロゴ印刷命令によりプリンタ内部から画
像データを読み出すことにより、画像データの送信時間
をなくして短時間での印刷を可能にする技術が確立して
いる。カラー画像データは特にデータ量が多いため、ロ
ゴデータをプリンタに登録して印刷する技術は、前述の
ようなPOSシステムにおいてカラーロゴを印刷する場
合には極めて重要である。このようなロゴ印刷技術は、
POSシステムに限らず、繰り返し同一画像を印刷する
他の分野、例えば、ATMのように取引時点において取
引明細を印刷し発行する特定業務プリンタ(以下取引プ
リンタと称する)においても適用可能である。
【0004】このような取引プリンタによりカラー印刷
を行う場合には、印刷の経済性及び高速性の観点から、
印刷可能な色を特定の2色から3色に限定することが望
ましい。このようなロゴ技術及び2色または3色の色に
限定してカラー印刷する技術は、流通業におけるPOS
プリンタ、銀行のATMプリンタ、受付整理番号又は駐
車整理券発行装置用プリンタ、コンビニ等に設置される
KIOSK端末用プリンタ等の、同一画像を繰り返し印
刷する各種の特定業務用の取引プリンタとしてますます
有用となってくる。取引プリンタによる印刷では黒色に
よるテキストデータの印刷が多いことから、色限定プリ
ンタの印刷可能な色としては、黒色と他の1色(例えば
赤色、緑色、青色等)とを印刷可能な2色のカラープリ
ンタが一般的であると考えられるる。しかし、これに限
らず、黒色以外の2色を使用した2色プリンタ、さらに
一色を加えた3色のカラープリンタとすることも可能で
ある。このような色限定プリンタでは、フルカラー画像
のような多くの色から構成される画像をそのまま印刷す
ることはできないので、ロゴデータの作成にあたって
は、フルカラー画像を取引プリンタで印刷可能な色に減
色する必要がある。特に、取引プリンタにより印刷され
るロゴ画像には比較的高いデザイン品質及び印刷品質が
求められる。また、2色又は3色で印刷する場合、減色
処理及び色割り付けにより画像の印象が大きく変わるた
め、ロゴデータの作成は慎重に行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作成さ
れたロゴデータに基づいて、取引プリンタにより毎日膨
大な数のロゴの印刷が行なわれるので、ロゴの印刷に必
要なインクの量は、取引プリンタのランニングコストに
大きく影響する。そのため、ロゴデータの作成/編集段
階において、作成中のロゴの印刷に必要なインクの使用
量を知ることができれば、ロゴの印刷により消費される
インクの量も考慮にいれてロゴデータを作成することが
できる。特に、ロゴが背景を有する画像を含むの場合等
は、印刷に大量のインクが消費されるので、背景画像の
選択及び色割り付けは、ロゴデータを作成する上で重要
な要素となる場合もある。また、カラー画像印刷におい
て2色又は3色プリンタを使用すると、印刷面積の広い
背景等が同一の色で印刷され、結果として1つのインク
色だけが偏って消費される可能性が高くなる。偏ったイ
ンクの使用は、その1色についてのインクカートリッジ
の頻繁な交換処理が必要となり、プリンタのメンテナン
ス作業の負荷が大きくなるので、各色のインクをできる
だけ均等に消費することが望ましい。
【0006】本発明は、作成中又は作成済みのロゴの印
刷に必要なインクの量を認識可能な属性データを、ロゴ
データの編集/作成時に表示可能なロゴデータ作成装置
及びロゴデータの作成方法を提供することを目的とす
る。さらに本発明は、カラーロゴの印刷に必要なインク
使用量を示す属性データを、インクの色毎に表示可能な
ロゴ作成装置及び方法を提供し、複数色を用いたロゴデ
ータの作成を容易にすることを目的とする。また、本発
明の他の目的は、ロゴ印刷を行う取引プリンタのインク
カートリッジの寿命を予測可能なロゴデータ作成装置及
びロゴデータの方法を提供することを目的とする。
【0007】尚、本明細書において「ロゴデータ」と
は、ロゴを構成する画像データを意味する。また本明細
書において「ロゴ」とは、企業マーク、店舗マークその
ものではなく、例えば、POSプリンタ等により印刷さ
れることを前提としている画像をいう。ただし、POS
プリンタにより印刷される画像に限定されず、取引時点
において発行される印刷シート上に頻繁に印刷される画
像であって、その画像データをプリンタ内又は所定の場
所に予め登録(不揮発性記憶)しておき、印刷シート発
行時に特別の印刷命令により印刷される画像を含むもの
とする。したがって、予め記憶した画像データに基づい
て、POS、ATM、駐車券発行機、受付番号発行機等
の取引プリンタにより繰り返し印刷される画像も、本明
細書の「ロゴ」に該当する。さらに本明細書における
「ロゴ」には、企業又は店舗等を表すロゴマークだけで
なく、広告宣伝用文書を含むマーク、クーポン券、サー
ビス券又は告知等の各種情報を画像データとしてプリン
タ内又は所定の場所に予め記憶しておき、記憶した画像
データに基づいて印刷シート上に印刷される画像も含ま
れる。また、本明細書において、ロゴデータの作成に
は、作成中又は作成済みのロゴデータを編集することも
含むものとする。加えて、本明細書において「有色画
素」とは、ロゴデータを構成する画素であって白(非印
刷色)以外の色(黒色を含む)有する画素をいう。また
「インク」とは、画像印刷のための発色(黒色を含む)
作用を有する全ての発色材料を含み、インクジェットプ
リンタ等によるインク等に限定されない。さらに、「印
刷シート」とは、一部又は全部にロゴを印刷されたレシ
ート、駐車券、受付番号票、ATMの取引明細記録等の
印刷紙片であって、取引情報及び所定の情報が定型的な
フォームで印刷され、取引時点において印刷され顧客に
発行されるものをいう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、作成中のロゴ
データを構成する有色画素数を算出し、算出した有色画
素数に基づいて消費インク量を認識可能な属性データを
生成して、ロゴとともに表示する。これにより、作成し
たロゴの印刷に必要なインクの使用量を、ロゴの作成時
に知ることができ、画像印刷に必要なランニングコスト
を知ることが可能となる。また、インク使用量から、カ
ートリッジ単位当りのレシート発行枚数を算出すること
も可能となり、さらにインクカートリッジの寿命も計算
可能となる。
【0009】本発明の第1の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、取引時点において所定の印刷シートを発行す
る取引プリンタにより印刷されるロゴデータを作成する
装置であって、外部からの入力を受付ける入力制御部
と、入力制御部からの入力データに基づいて、画像処理
の対象となる元画像を取得する元画像取得制御部と、取
得した元画像を入力制御部から入力された所定の条件に
基づいて画像処理することにより、取引プリンタにより
印刷可能な単色又は複数色の有色画素及び非印刷画素と
からなるロゴデータを作成する画像処理部と、画像処理
部により画像処理されたロゴデータの印刷に必要なイン
ク量を示す属性データを生成するインク使用量算出部
と、画像処理されたロゴデータ及びインク使用量算出部
により生成された属性データを表示部に表示させる表示
制御部とを備えることを特徴とする。これにより、表示
された属性データに基づいて、画像処理したロゴデータ
を印刷するために必要なインク使用量を把握することが
可能となる。尚、インク使用量算出部により生成される
属性データは、インクの使用量を直接的に示すものであ
っても、間接的に示すものであってもよい。
【0010】本発明の第2の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、インク使用量算出部が、ロゴデータを構成す
る前記有色画素の数を属性データとして生成することを
特徴とする。このように有色画素の数を知ることによ
り、ロゴデータの印刷に必要なインクの総量の概略を把
握することが可能となる。
【0011】本発明の第3の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、インク使用量算出部が、ロゴデータを構成す
る有色画素の各色毎の画素数をそれぞれ属性データとし
て生成し、表示制御部は、インク使用量算定部から受信
した有色画素の各色毎の画素数を前記属性データとして
表示することを特徴とする。
【0012】各色毎の有色画素数が表示されることによ
り、印刷に必要なインクの使用量をインクの色毎に認識
することができ、ロゴデータの作成の段階で各色毎のイ
ンク消費量を予測可能となり、ロゴの色を薄くし又は色
のバランスを変更する等の編集によりロゴ印刷のランニ
ングコストの削減を図ること、又はプリンタで消費され
るインク使用量のバランスを調整したりすることが可能
となる。
【0013】本発明の第4の態様にかかるロゴ作成装置
は、インク使用量算出部が、ロゴデータが第1の色、第
2の色、及び非印刷色から構成されるとき、ロゴデータ
を構成する第1の色の画素数及び第2の色の画素数を算
出して属性データとし、表示制御部は、第1の色の画素
数及び第2の色の画素数をそれぞれ属性データとして表
示することを特徴とする。
【0014】本発明の第5の態様にかかるロゴデータ作
成装置はインク使用量算出部が、全色の有色画素の総数
と、該全総数に対する各有色画素数の割合を属性データ
として生成することを特徴とする。これにより、ロゴデ
ータを構成する各色の割合をロゴ作成段階において把握
可能となり、ロゴデータの印刷に使用される各色のイン
ク消費量のバランスを考慮したロゴデータの作成が可能
となる。
【0015】本発明の第6の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、インク使用量算出部が、ロゴデータを構成す
る有色画素の数を算出し、該有色画素の数と単位画素当
りの印刷に使用するインク消費量とを乗算した値を属性
データとして生成することを特徴とする。この態様によ
り、ロゴデータの印刷により消費されるインクの総量を
直接的かつ具体的なインク消費量として把握することが
可能となる。
【0016】本発明の第7の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、インク使用量算出部が、ロゴデータを構成す
る有色画素の数を各色毎に算出し、該各有色画素の数と
単位画素当りの印刷に使用するインク消費量とを乗算し
た各色毎のインク消費量値を属性データとすることを特
徴とする。この態様により、ロゴデータの印刷により消
費される各色のインクの消費量を直接的かつ具体的なイ
ンク消費量として把握することが可能となる。
【0017】本発明の第8の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、前記インク使用量算出部は、前記取引プリン
タの種類毎に記憶している1ドット当りのインク使用量
を読出し、読出したインク使用量と前記有色画素数を乗
算したインク消費量値を前記属性データとすることを特
徴とする。この態様では、印刷に使用する取引プリンタ
の種類に応じたインク消費量の算出が可能となるので、
より正確な消費量が把握可能となる。
【0018】本発明の第9の態様にかかるロゴデータ作
成装置は、インク使用量算出部がさらに、ロゴデータ以
外の印刷に使用される単位印刷シート当りの標準インク
使用量を印刷シートの種類毎に記憶しており、標準イン
ク使用量とロゴデータの印刷に使用するインク消費量値
とから印刷シート当りのインク使用量を算出して属性デ
ータとすることを特徴とする。これにより、実際のイン
クの消費量を把握することが可能となり、レシート当り
の印刷コスト等を具体的に算定可能となる。
【0019】本発明の第10の態様にかかるロゴデータ
作成装置は、インク使用量算出部が、さらに、予め記憶
しているインクカートリッジのインク容量と算出した印
刷シート当りのインク使用量とから、インクカートリッ
ジの印刷シートの発行可能枚数を算出して属性データと
することを特徴とする。
【0020】本発明の第11の態様にかかるロゴデータ
作成装置は、インク使用量算出部がさらに、算出した印
刷シート当りのインク使用量と、予め記憶している所定
期間内における印刷シートの平均発行枚数とから、イン
クカートリッジの平均寿命を算出することを特徴とする 本発明の第12の態様にかかるロゴデータ作成装置は、
インク使用量算出部により算出した算出結果を、ロゴデ
ータとともに印刷データとして外部に出力可能であるこ
とを特徴とする。これにより、ロゴデータ及び属性デー
タを印刷することが可能となる。
【0021】本発明の第13の態様にかかるロゴデータ
作成装置は、取引プリンタが、POSプリンタ、ATM
プリンタを含み、ロゴデータが、これらのプリンタに登
録され、これらのプリンタから発行されるレシート、取
引明細書、伝票を含む前記印刷シートに印刷される画像
データであることを特徴とする。
【0022】本発明の第1の態様にかかるロゴデータの
作成方法は、取引時点において所定の印刷シートを発行
する取引プリンタにより印刷されるロゴデータを作成す
る方法であって、(a)画像処理の対象となる元画像を取
得する元画像取得工程と、(b)元画像を画像処理して単
色又は複数色の有色画素及び非印刷画素とからなるロゴ
データを作成するための画像処理条件を指定する工程
と、(c)指定された画像処理条件に基づいて、元画像を
画像処理する工程と、(d)工程(c)において画像処理した
作成中の前記ロゴデータの印刷に必要なインク量を示す
属性データを生成する属性データ生成工程と、(e)作成
中のロゴデータ及び前記生成した属性データを表示する
工程と、(f)画像処理の終了を希望する入力の有無を確
認して、入力がないときには工程(b)から(e)を繰り返
し、入力があったときには工程(c)で作成した最新の前
記ロゴデータを記憶するロゴデータ確定工程とからなる
ことを特徴とする。
【0023】本発明の第2の態様にかかるロゴデータの
作成方法は、属性データ生成工程(d)が、ロゴデータを
構成する有色画素の数を前記属性データとして生成する
ことを特徴とする。
【0024】本発明の第3の態様にかかるロゴデータの
作成方法は、属性データ生成工程(d)が、ロゴデータを
構成する有色画素の各色毎の画素数をそれぞれ属性デー
タとして生成する工程であり、表示工程(e)が、属性デ
ータとして、有色画素の前記各色毎の画素数を前記属性
データとして表示する工程であることを特徴とする。
【0025】本発明の4の態様にかかるロゴデータの作
成方法は、属性データ生成工程(d)が、ロゴデータが第
1の色、第2の色、及び非印刷色から構成されるとき、
ロゴデータを構成する第1の色の画素数及び第2の色の
画素数を属性データとして生成する工程であり、表示工
程(e)が、属性データとして、第1の色の画素数及び第
2の色の画素数をそれぞれを表示する工程であることを
特徴とする。
【0026】本発明の第5の態様にかかるロゴデータ作
成方法は、属性データ生成工程(d)が、全色の有色画素
の総数と、該全総数に対する各有色画素数の割合とを属
性データとして生成する工程であることを特徴とする。
【0027】本発明の第6の態様にかかるロゴデータ作
成方法は、属性データ生成工程(d)が、ロゴデータを構
成する有色画素の数を算出し、該有色画素の数と単位画
素当りの印刷に使用するインク消費量とを乗算した値を
属性データとして生成する工程であることを特徴とす
る。
【0028】本発明の第7の態様にかかるロゴデータ作
成方法は、属性データ生成工程(d)が、ロゴデータを構
成する有色画素の数を各色毎に算出し、該各有色画素の
数と単位画素当りの印刷に使用するインク消費量とを乗
算した各色毎のインク消費量値を属性データとして生成
する工程であることを特徴とする。
【0029】本発明の第8の態様にかかるロゴ作成方法
は、属性データ生成工程(d)が、入力工程(a)において入
力されたプリンタの種類に応じて、プリンタの種類毎に
記憶している1ドット当りのインク使用量を読出し、該
1ドット当りのインク使用量と有色画素数とを乗算する
ことにより算出したインク消費量値を属性データとして
生成する工程であることを特徴とする。
【0030】本発明の第9の態様にかかるロゴデータ作
成方法は、属性データ生成工程(d)がさらに、予め記憶
しているロゴデータ以外の印刷に使用される単位印刷シ
ート当りの標準インク使用量とロゴデータの印刷に使用
するインク消費量値とから印刷シート当りのインク使用
量を算出して属性データとする工程であることを特徴と
する。
【0031】本発明の第10の態様にかかるロゴデータ
作成方法は、属性データ生成工程(d)がさらに、予め記
憶しているインクカートリッジのインク容量と前記算出
した印刷シートのインク使用量とから、インクカートリ
ッジ単位の印刷シートの発行可能枚数を算出して属性デ
ータとすることを特徴とする。
【0032】本発明の第11の態様にかかるロゴデータ
作成方法は、属性データ生成工程(d)がさらに、算出し
た前記印刷シート当りのインク使用量と、予め記憶して
いる所定期間内における平均発行枚数とから、インクカ
ートリッジの平均寿命を算出することを特徴とする。
【0033】また、本発明の他の態様では、本発明の各
機能を、中央制御装置(CPU)、ROM、RAM、表
示装置、入出力装置、インターフェース及び、ROM、
RAMに記録された制御プログラムとデータセットによ
り達成することを特徴とする。また、これらの制御プロ
グラム及びデータセット自体及びこれらの制御プログラ
ム及びデータセットを記録した記録媒体も本発明の実施
態様に含まれる。
【0034】また、レシートにロゴを複数色のインクを
用いて印刷するインクジェットプリンタにロゴデータを
送信する送信手段を備えた上位装置において、前記印刷
するロゴの元データを読み取る読み取り手段と、該読み
取り手段によって読み取った元データに応じて、前記プ
リンタに印刷すべきロゴデータの大きさを計算する第1
の計算手段と、該第1の計算手段で計算された大きさの
うち、前記ロゴに用いる各色のインク使用比率またはイ
ンク使用量をそれぞれ計算する第2の計算手段と、前記
第1の計算手段によって計算されたロゴの大きさと、前
記第2の計算手段によって計算されたインク使用比率ま
たはインク使用量と、のうち少なくとも一つを表示する
表示手段と、を備えた上位装置である。
【0035】また、レシートにロゴを複数色のインクを
用いて印刷するインクジェットプリンタにロゴデータを
送信する上位装置のロゴデータ作成方法において、前記
印刷するロゴの元データを読み取る工程と、該工程によ
って読み取った元データに応じて、前記プリンタに印刷
すべきロゴの大きさを計算する工程と、該工程により計
算された大きさのうち、前記ロゴに用いる各色のインク
使用比率またはインク使用量をそれぞれ計算する工程
と、前記それぞれの工程によって計算されたロゴの大き
さと、各色のインク使用比率またはインク使用量と、の
うち少なくとも一つを表示する工程と、を備えたロゴデ
ータ作成方法である。
【0036】さらに、前記表示されたインク使用比率ま
たはインク使用量に基づいて、ロゴデータを再加工する
工程を備えたロゴデータ作成方法である。
【0037】ここで、レシートに印刷するインクジェッ
トプリンタは、具体的にはロール紙に印刷するPOSプ
リンタであり、上位装置から送信されたロゴデータをNV
メモリに記憶する。
【0038】上位装置は、POSプリンタに接続されたホ
ストコンピュータであり、具体的にはPCである。
【0039】印刷すべきロゴデータの元データは、具体
的には、読み取り手段としてのスキャナで読み取られる
イメージデータ、フロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブで読み取られるフロッピー(登録商標)ディスク上
に保存されたイメージファイル、同ハードディスク、イ
ンタネットブラウザを介してPC上のハードディスクに保
存されるイメージデータ、CD−ROMなどである。
【0040】元データをPC上で読み出すことにより、印
刷すべきロゴデータの大きさが自動的に計算される。
【0041】ロゴの大きさとインク使用比率(またはイ
ンク使用量)を計算する計算手段は、PCに内蔵された制
御装置である。
【0042】ロゴの大きさとインク使用比率(またはイ
ンク使用量)のうち少なくとも一つを表示する表示手段
は、具体的には、CRT、LCDである。
【0043】ロゴデータを送信する送信手段は、具体的
にはPCのシリアルインタフェース、パラレルインタフェ
ースである。
【0044】インクの各色の使用比率(または各色のイ
ンク使用量)が表示されるため、それに基づいてロゴデ
ータの色の使用比率(またはインク使用量)を変更する
ことができ、PC上で、ロゴデータの作成の指標となる。
たとえば、インクとして黒色と赤色との2色を用いた場
合、各色のインク使用比率のバランスがあまりにとれて
いないと、(黒色が80%、赤色が10%)、ロゴデー
タは、各レシートに必ず同じデータが印刷されるため、
各レシートごとにインクが等量、消費されることになる
ので、黒色ばかり消費され、インクカートリッジの各サ
イズが同じ場合、黒インクが先になくなってしまうこと
になる。この場合は、ロゴデータをPC上で作成するユー
ザは、表示された各色の比率を変更して、赤と黒の使用
バランスを取ることにより、印刷時の各色でのインクの
使用量の差を考慮しながらロゴデータを作成することが
できる。
【0045】インク色は、2色の場合は、黒と赤だけで
なく、黒と緑、黒と青などの組み合わせでもよい。
【0046】また、プリンタにより印刷されるロゴデー
タを作成する装置であって、操作部(キーボード、マウ
スなど)と、操作部からの操作に基づいて画像処理の対
象となる元画像を(フロッピー(登録商標)ディスク、
イメージスキャナ、ウェブなどから)取得する取得部
と、取得した元画像を、前記プリンタにより複数色を用
いてロゴデータとして印刷できるように、画像処理する
画像処理部と、画像処理部によって、画像処理されたロ
ゴデータを、印刷するのに必要な、実質的にインク量
(インクの重さ、インクの容量、複数インクの使用比率
など)に関するデータを算出するインク量算出部と、画
像処理されたロゴデータと、インク量に関するデータと
を、表示させる表示部と、を備えてなるロゴデータ作成
装置である。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を説明す
る。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのもの
であり、本発明の範囲を制限するものではない。したが
って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素を
これと均等なものに置換した実施形態を採用することが
可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含ま
れる。
【0048】前述の通り、ロゴデータの作成段階におい
て、ロゴの印刷により消費されるインクの量をできるだ
け正確に認識できることが望ましい。例えば、POSシ
ステムでは、一日に数多くのレシートを発行する。ほと
んど全てのレシートには、店舗等を表すロゴが印刷され
ており、宣伝広告等のロゴ印刷も行われるので、ロゴの
印刷に必要なインク使用量を把握することは、レシート
発行のランニングコストを把握する意味で有用である。
このようなPOSプリンタにより印刷されるロゴデータ
を作成し又は編集する装置は、本発明にかかるロゴ作成
装置のもっとも典型的な利用形態であると考えられる。
したがって、以下の実施形態の説明においては、POS
プリンタ用のロゴデータを作成する場合を用いて説明を
行う。
【0049】POSプリンタでは、毎日大量のロゴが印
刷される。従って、ロゴデータの作成にあたっては、デ
ザイン及び識別力の観点に加え、経済性の観点からロゴ
データの印刷に必要なインクの消費量等も十分考慮する
必要がある。
【0050】(プリンタによる画像印刷の例)プリンタ
による印刷は、印刷データ及び印刷コマンド受信するこ
とにより行われる。POSプリンタにおいてもこれと同
様に、印刷の度に画像データを受信して印刷することも
可能である。このように印刷の際にデータを受信して印
刷する場合には、画像データはデータ量が多いために印
刷データの送信に多くの時間がかかり、印刷速度が遅く
なる。そのためPOSプリンタでは、頻繁に印刷する画
像データをロゴデータとしてプリンタ内部に登録(記
憶)しておき、ロゴの印刷命令を受信したときにロゴデ
ータを読み出して印刷する。印刷されるロゴデータがR
GBカラーデータとして作成されている場合には、CM
YKカラーデータに変換して印刷される。
【0051】ロゴデータは、画素又はドットのマトリク
スからなる印刷画像データとしてプリンタ内部の不揮発
性メモリに登録される。ロゴが複数の色により構成され
ている場合には、RGBカラーデータとして記憶するこ
とも可能であるが、一般的には、そのまま印刷できるC
MYKのカラーデータとして記憶される。RGBカラー
からCMYKへの変換技術は周知であるので、本発明で
は、この点についての詳細な説明はしない。本発明のロ
ゴデータ作成装置で作成されたロゴデータは、最終的に
はCMYKのカラー系のデータに変換されて、ロゴデー
タとして記憶(登録)されるものとする。
【0052】POSプリンタにおいて、ロゴが印刷され
る手順を、典型的な例により、簡単に説明する(図面は
使用しない)。ホスト装置等からロゴ印刷命令を受信す
ると、命令により指定されたロゴデータが読み出され
る。読み出されたロゴデータは、印刷バッファに実際に
印刷されるロゴと同じような画像イメージに展開され
る。ロゴデータが複数の色を含む場合には、印刷色毎に
2値化された画素又はドットのマトリクスからなる印刷
画像データとして印刷バッファに展開される(対応する
色が印刷されるときは“ON”非印刷のときは“OF
F”、又はその逆の値に2値化される)。各色毎に2値
化されて印刷バッファに展開されたドットデータは、印
刷制御部の制御の下、対応する色の印刷ヘッドに送信さ
れる。
【0053】印刷機構は、受信した各ドットデータの値
(“ON”又は“OFF”)に応じて各印刷ヘッドを駆
動することにより印刷を行う。例えば、インクジェット
プリンタでは、ドットデータが“ON”のときにヘッド
からインクを吐出する。印刷ヘッドにはインクカートリ
ッジが接続されており常時インクが供給される。ロゴ印
刷により消費するインクの量は、印刷画像(ロゴ)を構
成する画素の数又はドットの数(ドットデータ“ON”
の数)に比例することになる。画像を構成するドットデ
ータは、各色毎に作成されるので、これをカウントする
ことにより、ロゴの印刷に必要なインク量はドットデー
タ(画素数)から把握できることになる。本発明は、印
刷動作に直接かかわるものではなく、印刷の対象となる
ロゴの作成に関するものであるので、プリンタにおける
印刷動作そのものについてはこれ以上の説明はしない。
【0054】(本発明のロゴ作成装置の実施形態)図1
に本発明の1実施形態にかかるロゴデータ作成装置10
の機能ブロック図を示す。図1のロゴデータ作成装置1
0は、入出力制御部11、元画像取得制御部12、画像
処理部13、主制御部14、印刷画像記憶部15、出力
バッファ18、インク使用量算出部19及び表示制御部
23とから構成されている。本実施例では、2色プリン
タを想定しており、印刷画像記憶部15には、第1印刷
画像記憶部16及び第2印刷画像記憶部17とが設けら
れている。また、インク使用量算出部19は、算定情報
記憶部20、インク使用量算定制御部21及びドット数
計数部22とから構成されている。
【0055】ロゴデータの作成にあたり、まず、主制御
部14の制御下において、元画像取得制御部12の制御
に基づいてロゴデータ作成の基礎となる元画像が外部フ
ァイルまたはスキャナ等にから取得される。元画像取得
制御部12は、ファイル読取制御装置、スキャナ読取制
御装置等から構成されており、外部に接続されたディス
ク、CD―R、メモリーカード等から、ロゴデータを作
成する元となるフルカラー画像等の各種画像データを読
み取ることができる。元画像取得制御部12に描画機能
を付与することにより、入出力制御部11からの入力に
基づいて元画像を描画するように構成することも可能で
ある。
【0056】元画像取得制御部12により取得された元
画像は、画像処理部13に記憶される。画像処理部13
は、主制御部14により制御されて、元画像を減色処理
する等の画像処理を実行する。また、印刷するプリンタ
の機能に合わせて元画像の大きさ、解像度等の調整を行
うことにより、ロゴデータを作成する。多数の色からな
る元画像に基づき、2色プリンタ(2色のインクを有す
るプリンタ)により印刷するための2色画像データを作
成する場合には、どのように色割付をするかが、ロゴデ
ータのイメージに大きく影響する。また、前述の通り、
取引プリンタにおいては、ロゴの印刷に使用するインク
の量がランニングコストに大きく影響を与えることか
ら、ロゴデータの作成にあたっては、作成中のロゴにど
の色のインクをどのくらいの量使用するかという経済的
観点からも検討する必要がある。ロゴデータを作成する
ための画像処理には、種々の減色方法、グレースケール
処理、輝度変換による階調化処理、色割付処理、面積階
調等の色階調割付処理等各種の技術が採用可能である
が、本発明は画像処理自体を直接の目的とするものでは
ないため、画像処理技術の説明には立ち入らない。しか
し、本発明の画像処理部13は、当業者が使用可能なす
べての画像処理技術を採用することが可能である。
【0057】画像処理部13により作成したロゴデータ
は、印刷画像記憶部15に記憶される。本実施例では、
第1印刷画像記憶部16及び第2印刷画像記憶部17の
2色に対応する画像記憶部を有しているので、非印刷色
(印刷用紙の:通常は白色)を含めると3色の色表現が
可能である。これらの3色を使用して面積階調法により
色表現する場合には、さらに多くの色表現が可能とな
る。例えば4ドットを1単位として色を表現する場合に
は、15色までの階調表現が可能となる。ただし、本明
細書では、印刷画像データ(ロゴデータ)を構成する1
画素(1ピクセル)を印刷における1ドットとして、ロ
ゴデータの1ピクセルと、ロゴの印刷に使用される1ド
ットとを同じ単位として取り扱うものとする。
【0058】尚、本実施形態では、2色プリンタ用のロ
ゴデータの作成を前提としているので、第1印刷画像記
憶部16及び第2印刷画像記憶部17の2つの画像記憶
部を設けているが、C、M、Y、K用の4つの記憶部を
設けることによりフルカラーのロゴについての記憶が可
能となる。また、加色系のRGBまたはYUVの形で記
憶する場合には3個の画像記憶部でフルカラーのロゴデ
ータを記憶することが可能となる。ただし、この場合に
は、印刷の際にCMYKのカラーデータに変換すること
が必要となる。
【0059】印刷画像記憶部15にロゴデータが記憶さ
れると、主制御部14の制御の下、ロゴデータは、第1
印刷画像記憶部16及び第2印刷画像記憶部17からメ
モリ出力バッファ18を経由して表示制御部23に送信
されて、表示部23に表示される。その際主制御部14
はインク使用量算出部19を制御してロゴの印刷に必要
なインク使用量を算出させる。
【0060】インク使用量算出部19は、ドット数計数
部22を制御して、表示部23に送信されるロゴデータ
を構成する各色毎のドットパターンデータの中から、イ
ンクの吐出を必要とするドットの数(ロゴデータのビッ
トが“ON”となっているドット)をカウントし、ロゴ
データ全体の各色毎の印刷ドット数(有色画素数)を計
数する。これによりロゴデータを構成する各色毎の“O
N”ドット(印刷ドット又は有色画素と称する)の総数
が算出され、インク使用量算定制御部21に送信され
る。インク使用量算定制御部21は、印刷ドットの総数
を受信すると、例えば、算定情報記憶部20に記憶され
ているインクヘッドノズルの1ドット当りのインク吐出
量を読み出し、ドット数計数部22でカウントした各色
毎のドットカウントの総数と乗算される。乗算結果は、
ロゴの印刷に必要な各色毎のインク量を示す属性データ
として表示制御部23に送られ、印刷前に、表示部に表
示される。これにより、インク消費量が多過ぎる場合又
は使用インク量に偏りがあると判断された場合等には、
背景色の印刷を薄くすること、ロゴデータの一部を非印
字とすること、または一部を他の色に変更することなど
の画像処理を行うことにより、インクの使用量を少なく
しまたは各色の使用量の割合を変更することが可能であ
る。また、インク使用量を示す属性データは、インク使
用量を直接示すものでなくても良く、例えば、印刷ドッ
トの数をそのまま属性データとして表示しても良い。
【0061】図2を用いてインク使用量算出部19をさ
らに詳細に説明する。図2は、本発明のロゴ作成装置1
0の構成要素であるインク使用量算出部19の一実施形
態の構成を示す機能ブロック図である。図2では、算定
情報記憶部20は、機種固有情報記憶部25及び環境固
有情報記憶部26とから構成されており、インク使用量
算定制御部21が算定制御部28及び算定式記憶部27
とから構成されている。機種固有情報記憶部25には、
インク消費量に影響を与えるプリンタの機種固有情報が
記憶されており、環境固有情報記憶部26には、インク
消費量に影響を与えるプリンタ使用環境に関する各種情
報が記憶されている。
【0062】図3(a)に機種固有情報記憶部25に記
憶される情報の一部を例示し、(b)に環境固有情報記
憶部26に記憶される情報の一部を例示する。(a)に
示すプリンタ機種固有情報は、プリンタの種類の違いに
より、インクの消費量が異なる要因となるものである。
例えば、1ドット吐出当りのインク吐出量は、1つの印
刷画像(ロゴ)の印刷に必要なインク量に直接影響する
ものであり、ヘッドクリーニングに使用するインク量、
レシート印刷枚数、インクカートリッジ寿命に影響を与
える。図3(b)の環境固有情報としては、一日当りの
平均レシート発行枚数、一年当りの稼動日数、とロゴの
サイズとロゴ印刷の有無、バーコードのサイズとバーコ
ード印刷の有無、印字モード等の、レシート1枚当りに
必要なインク量、インクカートリッジの寿命等に影響を
与える要因であって、プリンタの使用環境により、カー
トリッジのインクの消費量が変わる要因となるものであ
る。1レシート当りの平均文字印刷数、印字モード、ロ
ゴのサイズとロゴ印刷の有無、バーコードのサイズとバ
ーコード印刷の有無等は、1レシート当りのインク消費
量に影響する。1年の稼動日数、クーポン印刷の有無等
は、カートリッジ寿命に影響を与える。図3に示した情
報項目は、例示かつ一部であり、この項目を全て記憶し
ている必要があるわけではなく、また逆にこれらの項目
以外にも多くの項目を記憶しておくことができる。さら
に、図3に挙げた項目は、大まかな分類としてあげてい
るものであるので、各項目についてさらに詳細な情報が
必要となるものも多い。いずれにしても、インクの消費
に影響を与える因子で、プリンタの機種に起因するも
の、プリンタの稼動状況、設定状況、及び使用状況等の
使用環境に起因するもの等及び、これらに明確に分類は
されないけれどもインクの消費に影響を与えるものの
内、算定に必要な情報は全て記憶内容に含めることがで
きる。これらの設定は、入出力制御部11の制御の下に
行われる。レシートに印刷される要素として、例えば、
ロゴ(グラフィックス)、清算情報(テキスト、バ
ーコード)、クーポン(テキスト、バーコード、グラ
フィック)がある。この場合にプリンタから発行される
レシートの形態として、のみの場合、+、+
、++の形態が考えられる。
【0063】このような各種レシートの1枚当りのイン
ク使用量は、 A:清算情報、クーポンに含まれるテキスト、 B:ロゴ、クーポンに含まれるグラフィック、 C:清算情報、クーポンに含まれるバーコード のそれぞれによって消費される各インク量を色毎に求
め、その総和を算出することにより求めることができ
る。
【0064】Aについてのインク使用量は、1レシート
当りの平均文字数(クーポンを有する場合にこれにクー
ポンの文字数を加える)に1文字当りのインク使用量
(1ドット当りのインク吐出量と1文字を構成する平均
ドット数等から概算される)を乗じることにより算出す
る。
【0065】Bについてのインク使用量は、前述の通
り、画像を構成する印刷ドットのカウント総数と1ドッ
ト当りのインク吐出量から算出可能である。
【0066】Cのインク使用量についてもBと同様にド
ット数から算出することも可能であるが、バーコードの
印字率はほぼ50%であることから、バーコードのサイ
ズ情報からインク量を算出することも可能である。
【0067】図2に戻り、インク使用量算出部19につ
いてさらに説明する。算定情報記憶部20から読み取ら
れた機種固有情報及び環境固有情は、算定制御部28に
より読み取られて、読み取られたこれらの情報と、ドッ
ト数計数部22から受信した印刷ドットの総数から作成
したロゴデータの印刷に必要なインクの使用量その他の
インク消費量等が算出される。これらの計算に必要な計
算式は、予め算定式記憶部27に記憶されており、必要
な計算式が読み取られてインク使用量、可能レシート印
刷枚数、印刷可能文字数、インクカートリッジの寿命等
が算出される。
【0068】前述の機種固有情報及び環境固有情報を用
いて、インク消費量その他の予測データを算出するのに
必要な計算式として、当業者に明らかなものは本発明に
おいても使用可能である。このような当業者に明らかな
計算式及びこれらを用いて必要な情報を計算して表示す
るロゴデータ作成装置も、本発明の適用範囲に含まれ
る。
【0069】また、上述したロゴデータ作成装置10を
構成する各部の機能は、中央制御装置(CPU又はマイ
クロプロセッサ等)、ROM、RAM、表示装置、入出
力装置、インターフェース及び、ROM、RAMに記録
された制御プログラム及び必要なデータセットにより達
成することが可能である。これらの制御プログラム及び
データセットは、CPU、ROM、RAM、表示装置と
一体となり、上述したロゴデータ作成装置10を構成す
ることとなる。従って、これらの制御プログラム及びデ
ータセット自体及びこれらの制御プログラム及びデータ
セットを記録した記録媒体も本発明の実施形態に含まれ
る。
【0070】(本発明のロゴ作成方法の実施形態)図4
を用いて、インク消費量の表示が可能なロゴデータの作
成方法について説明する。図4は、本発明の一実施例に
かかるインク消費量の表示が可能なロゴデータの作成方
法のフローチャートである。まず、ロゴデータ作成の基
礎となる元画像を作成又は取得する(S101)。この
工程では、画像ファイルからの読み込み、スキャナによ
る画像の読み込み等によるほか、描画ソフトによる図形
の作成、又は読み込んだ画像の修正も可能である。次に
取得した元画像を適切な印刷画像(ロゴデータ)となる
ように画像処理する(S102)。ここでも、ロゴデー
タ作成装置において説明したように、各種減色処理、画
像合成、色割付処理等が可能である。作成された印刷画
像データ(ロゴデータ)は印刷画像記憶部15に記憶さ
れる(S103)。その後、作成された印刷画像(ロ
ゴ)の印刷に必要なインクの量が算出され、表示画面上
に表示される(S104)。次に、印刷画像データ(ロ
ゴデータ)に変更があるか否かの確認がされ(S10
5)、変更がある場合には(S105;No)、再び画
像処理及びインク使用量の算出処理が繰り返される(S
101〜S105)。印刷画像データ(ロゴデータ)に
変更が無い場合には(S105:Yes)、処理を終了
する。この場合には、印刷画像データ(ロゴデータ)を
画像ファイルとして出力すること、ロゴデータ作成装置
に接続された印刷装置に印刷させること、又はロゴデー
タを取引プリンタに直接登録させることも可能である。
【0071】図5を用いて、図4のインク使用量の算出
と表示工程(S104)をさらに詳細に説明する。図5
は、図4に示すインク使用量を算出し表示する工程(S
104)の第1の実施形態を示すフローチャートであ
る。画像処理が終了して印刷画像データ(ロゴデータ)が
記憶されると(S103:図4)、記憶したロゴデータ
がカラー画像かモノクロ画像かが確認される(S11
1)。カラー画像で無い場合には(S111;No)、
記憶されているロゴデータ中の印刷ドットの総数Nをカ
ウントする(S112)。印刷ドット総数Nを確認する
と、内部に記憶しているノズルから吐出する1ドット当
りのインク吐出量Piを読み出す(S113)。印刷ド
ットN x Piにより、ロゴの印刷に必要なインクの
量Ptを算出され、ロゴの作成者に確認可能に表示され
る(S115)。
【0072】カラー画像印刷の場合には(S111:Y
es)、ロゴデータの印刷ドットを各色毎にカウントし
て、各色毎の印刷ドット総数N1、N2を算出する(S
116)。次にノズルから吐出する1ドット当りのイン
ク吐出量を読み出す(S117)。図5の工程S117
では、色の違いに関係無く、1ノズル当りのインク吐出
量がPiであるものとして示している。次にN1とN2
及びPiから、ロゴを印刷するための各色毎のインク使
用量Pt1及びPt2を算出し(S118)。算出した
インク使用量Pt1及びPt2を表示する(S11
9)。
【0073】次に図6を用いて、インク使用量算出と表
示工程についての他の例を説明する。図6は図4に示す
「印刷画像(ロゴ)のインク使用量算出と表示工程(S
104)」の第2の実施形態として、カートリッジ寿命
の算出工程を示すフローチャートである。画像処理が終
了してロゴデータが記憶されると(S103:図4)、
次にカートリッジのインク容量(L)及びヘッドクリー
ニングにより消費されるインクの量(C)等のプリンタ
機種固有情報が読み出され(S131)、続いて、一日
当りのレシート発行枚数(N)等の環境固有情報が読み
出される(S132)。プリンタ機種固有情報及び環境
固有情報は、図3において説明したものと同様である。
【0074】次に、読出したプリンタ機種固有情報及び
環境固有情報に基づいて、レシート1枚当りの印刷に使
用するインク量(R)を算出する(S133)。レシー
ト印刷に必要なインク量(R)は、ロゴデータのサイズ
とロゴ印刷の有無、バーコードのサイズとバーコード印
刷の有無等の各種要因によって異なる。従って、環境固
有情報に基づいて、1レシート当りのインク使用量を算
出する。この際、カラー印刷の場合、インク消費量はイ
ンクの色ごとに算出される(以下の工程においても同様
である)。1レシート当りのインク使用量(R)が算出
されると、1レシート当りのインク使用量(R)と1日
当りのレシート発行枚数(N)からレシート印刷のため
に消費される1日当りのインクの量(R×N)が算出さ
れる(S134)。次に、算出したレシート印刷に必要
なインク量(R×N)に、印刷には直接関連しないがイ
ンク消費動作である各種ヘッドクリーニング動作で消費
される1日当りのインク消費量(C)を加えて1日当り
の消費インク量(D)を算出する(S135)。1日当
りのインク消費量(D)が算出されると、インクカート
リッジのインク容量(L)を1日当りのインク消費量
(D)により除算して、インクカートリッジの使用可能
稼働日数(寿命E=L/D)を算出する(S136)。
【0075】次に、算出したインク消費量及びロゴの印
刷に必要なインク量を、要求に応じてまたは予め設定し
た条件に従って表示する(S137)。また、算出した
インク消費量等を、要求に応じて、ロゴとともに又はロ
ゴとは別個にプリントアウト(印刷)することができる
ように構成することも可能である。
【0076】(インク消費量表示例)図7は、作成した
ロゴデータに基づくロゴイメージプレビュー表示とその
ロゴの印刷に必要なインク量を表示した表示画面例30
を示す。表示画面30には、最上段にロゴ情報表示部3
1が設けられており、ロゴイメージがロゴ表示部32に
プレビュー表示されている。ロゴイメージは色分けされ
たデザイン文字と、内部に数字と文字が描かれ2色に色
分けされたほぼ正方形のマーク33とから構成されてい
る。図7では白黒表示されているが、文字及びマーク3
3は、黒色(第1色)と赤色(第2色)により塗り分け
られているものとする。ロゴ情報表示部31には、ロゴ
のサイズが72.25mm x 43.32mmであり、
ロゴを構成する画素の総数が512ドット x 307ド
ットであることが表示されている。さらに、このロゴを
構成する色の割合が、第1色がロゴ全体の8.32%、
第2色が15.58%であることが示されている。この
ように、ロゴ情報表示部31に表示されているロゴ全体
の総画素数及び各色の構成比により、ロゴの印刷に必要
なインクの総消費量及び、第1色及び第2色のインク使
用量を把握することが可能である。図7のロゴ情報表示
部31では、インク消費量を直接表示せず、ロゴデータ
を構成する印刷ドットの数(有色画素数)を表示するこ
とにより、印刷に必要なインクの量を間接的に表示して
いる。尚、図7のロゴ情報表示部31に示されるような
第1色と第2色の割合は、各色の印刷ドット数(有色画
素数)を用いてインク使用量算出部により算出すること
ができるが、各色の構成割合を算出することなく、各色
の印刷ドット数(有色画素数)をそのまま表示してもよ
い。
【0077】図8は、3種類のレシート印刷例を示して
いる。印字サンプルには、ロゴ等の印刷が全く無く、
テキストデータのみの印刷である。このようなレシート
では、インク消費量も少ない。印字サンプルには、図
7のロゴに加え、バーコード34及び広告情報35も印
刷されている。このようなレシートの印刷では、比較的
多くのインクが消費される。また、印字サンプルも、
ロゴ36とサービス券37を印刷したレシートの例を示
している。このように最近のPOSシステムでは、レシ
ート上に種々の情報を印刷することが可能であり、種々
の優れた効果をもたらしているが、インクの消費は確実
に多くなる。従って、印字サンプルに示すように、ロ
ゴ36の背景色を薄い色にするというような工夫も、ラ
ンニングコストの観点から重要である。
【0078】図9(a)にロゴ及びインク消費量を示す
他の表示画面例40を示し、(b)にカートリッジ寿命
の表示例を示す。(a)の例でもロゴ情報表示部31
と、ロゴ表示部32とが設けられている。表示例40で
は、ロゴ情報表示部31にロゴのサイズと、第1色、第
2色のインク消費量とが表示されており、インク使用量
はインクの重量で示されている。(b)には、インク消
費量とカートリッジ寿命に関する情報が表形式で表示さ
れている。
【0079】(ロゴ作成装置の操作画面) (元画像の作成)次に図10から図13を用いて本発明
の一実施形態にかかるロゴデータ作成装置における画面
表示の例を説明する。図10は、本発明に係るロゴデー
タ作成装置により表示されるメイン画面の例を示す図で
ある。ロゴデータを作成する最初の段階では、ロゴの基
礎となる元画像を取得する。ロゴデータ作成装置をスタ
ートすると、図10に示すようなメイン表示画面100
が表示されるロゴデータを作成する基礎となる元画像
は、メイン画面100の新規作成ボタン110により取
得又は作成することが可能である。新規作成ボタン11
0をクリックすると、「ファイル読出し」又は「図形描
画」等の各種機能(図示せず)が選択できる。「ファイ
ル読出し」機能により、画像ファイルから元画像を取得
することが可能であり、「図形描画」機能により、元画
像を作成することも可能である。作成した元画像はファ
イルに保存することができる。
【0080】(ロゴデータの編集及び作成)図11を用
いてロゴデータの編集/作成画面及び操作について説明
する。図11は、本発明の一実施態様にかかるロゴデー
タ作成装置のロゴデータ作成中の状態を示すロゴ編集/
作成画面の一例を示す図である。
【0081】メイン画面100の編集ボタン230をク
リックすることにより、図11のようなロゴデータ編集
/作成画面210が表示される。元画像がすでにできて
いる場合には、図11の画面のロゴソースファイル入力
部223にファイル名を入力することにより、希望する
ファイルから元画像となるべき種々の画像ファイルを読
み込むことができる。参照ボタン224を指定すると種
々の画像ファイルをプルダウン形式(図示せず)で参照
することができる。読み出した画像は、元画像として第
1の表示領域225に表示され、第2の表示領域226
には、減色処理等の画像処理が行なわれた後のロゴのイ
メージ画像が表示される。
【0082】図11は、ファイルから元画像を読み込
み、設定条件を入力した状態におけるロゴ作成画面21
0を示している。図11では、元画像のイメージ画像及
びデータ処理後のイメージ画像が、縮小表示される例を
示しているが、縮小に限らず画面表示サイズを変更する
ことができるように構成することも可能である。
【0083】メイン画面100(図10)のソースファ
イル入力部223にファイル名を入力すると、指定され
たファイルの内容が読み出されて元画像として元画像取
得制御部12又は画像処理部13の所定の記憶場所に記
憶される。記憶された元データは縮小化処理されて、又
はそのまま、ロゴデータ作成画面210内に設けられた
第1の表示領域225に元画像として表示される。
【0084】ロゴデータの作成には、印刷するプリンタ
の機能に応じて、その画像のサイズ、解像度、印刷可能
な色等の各種制約を受ける。そのため、ロゴデータの作
成にあたっては、ロゴデータの印刷に使用するプリンタ
(ターゲットプリンタ)において使用される印刷用紙の
幅、印刷可能なインク色、及び印刷解像度などの機種固
有情報を指定する必要がある。
【0085】そのため、プリンタ情報指定ボックス22
0から、登録対象となるターゲットプリンタの名称、用
紙幅、使用可能な色及び解像度等のターゲットプリンタ
の機種固有情報を設定する。また、作成したロゴデータ
をプリンタに送信するための通信情報として、通信条件
設定ボックス221から、ポート番号、通信レート及び
ビット長等の機種固有情報が入力可能である。この場合
において、プリンタ情報指定ボックス220からプリン
タの名称又は機種情報を入力すると、機種固有情報記憶
手段(図示せず)から、プリンタの機種固有情報が読み
出されて、自動的に設定されるように構成することも可
能である。又、ターゲットプリンタが接続されている場
合には、プリンタから自動的に機種IDを読み取り、対
応する機種固有情報を自動設定するようにしてもよい。
さらに、プリンタ情報は、各入力ボックスの右側のマー
クを指定することにより所定の機種その他の情報をプル
ダウン表示(図示せず)するように構成することも可能
である。
【0086】ロゴデータ編集/作成画面210のプロパ
ティ入力ボックス222により、元画像をプリンタで印
刷可能な色に減色処理する等の画像処理する際の条件
を、色割り付け等を設定する。プリンタ情報入力ボック
スによる第1色、第2色の指定、及びプロパティ入力ボ
ックス222の設定条件に応じて、元画像の減色処理が
行なわれる。これらの機種固有情報、プロパティの設定
入力に従って画像処理された元画像のイメージは、ロゴ
データのイメージとして第2の表示領域226に表示さ
れる。例えば、2色プリンタであれば、2色の印刷色と
白(非印字:印刷用紙の色)の3色で表現された印刷画
像(ロゴ)がプレビューとして表示される。又、プリン
タの印刷解像度が低ければ、表示される画像も低い解像
度で現わされる。
【0087】尚、この画面でも加工処理されたイメージ
画像が第2の表示領域226に縮小表示されているが、
実寸表示ボタン231により実際の印刷イメージと同じ
大きさで表示させることができる(図示せず)。
【0088】次に、プロパティ入力ボックス222によ
る元画像データの減色処理の条件設定について説明す
る。元画像が2以上の独立した画像又はテキストにより
構成されている場合(仮にイメージ1とイメージ2とか
ら構成されているとする)、本発明では各構成要素とな
るイメージ1とイメージ2の各画像を別々に指定して画
像処理することも、元画像全体を同時に画像処理するこ
とも可能である。
【0089】画像処理にあたっては、プロパティ入力ボ
ックス222のオブジェクト指定ボックス227で、処
理対象となるオブジェクト(イメージ1、テキスト2、
又は元画像全体)を指定する。今、“イメージ1”が指
定されたとすると、ハーフトーン指定キーボックス22
8、及びグレースケール指定ボックス229により指定
される処理方法により、イメージ1の処理が行われ、処
理後イメージ1を含むロゴイメージ全体が第2の表示領
域226に表示される。
【0090】ハーフトーン指定キーボックス228の減
色処理スライダキー237は、左から右にスライド可能
であり、粗〜密まで段階的に減色処理方法を指定可能で
ある。例えば、粗から密の順に、「単純減色」、「ディ
ザ」、「誤差拡散」の順に3段階に指定できる。又、明
るさスライダキー236も横方向にスライドして段階的
に明るさを指定できる。例えば、5段階の明るさを指定
できるようにすることができる。
【0091】グレースケール指定ボックス229は、オ
ン状態のときに単色に減色処理することを指定すること
ができ、オフのときに印刷可能な全ての色(この例では
2色の印刷色)に減色する。単色にする場合の指定色
は、入力ボックス238にその色を入力しても、プルダ
ウンメニューの中から1色を選択するようにしてもよ
い。
【0092】又、例えば、プロパティ入力ボックス22
2のオブジェクト指定ボックス227に“テキスト2”
と入力すると、プロパティ入力ボックス222(図1
1)が図12に示すようなテキスト入力画面241とな
る。操作者は、テキスト入力ボックス241から、希望
するテキスト文字を入力可能であり、色指定ボックス2
42によりプルダウンメニュー等によりテキストの色を
指定することができる。
【0093】図1乃至図9に開示したインク使用量を示
す属性データを表示機能は、図11の表示画面210に
も組み込まれる。すなわち、図7に例示するロゴ情報表
示部31のような、ロゴデータを構成する有色画素数、
ロゴデータを構成する各色の有色画素数の割合、又はロ
ゴデータを構成する各色の有色画素数を表示するロゴ表
示部を、図11に示す表示画面210の任意の位置に設
けることができる。例えば、図13に表示画面250と
して示すように、下段左側のインク使用量のボタン25
1を設け、該ボタン251を選択することにより、図7
のような表示画面30が表示される構成とすることが可
能である。またボタン251を、選択することにより、
図13に示すように、第2表示領域226の下段にイン
ク使用量を示す属性データ252を表示するよう構成す
ることも可能である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ロゴデータを作成する段階で、ロゴの印刷に必要なイン
クの量を認識することができる属性データを表示可能で
あるので、インク消費量を考慮しつつロゴデータの作成
が可能となる。また、使用するインクの色毎のインク消
費量又はその割合を認識可能であるので、ロゴデータの
印刷に消費するインク量のバランスを考慮したロゴデー
タの作成が可能となる。さらに、インク使用量から、カ
ートリッジ単位当りのレシート発行枚数を算出すること
も可能となり、さらにインクカートリッジの寿命も計算
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態にかかるロゴデータ作成装
置の機能ブロック図。
【図2】本発明の1実施形態に係るロゴデータ作成装置
の一部であるインク使用量算出部の構成例を示す機能ブ
ロック。
【図3】(a)は機種固有情報記憶部25に記憶される
情報の一部を例示する図表、(b)は環境固有情報記憶
部26に記憶される情報の一部を例示する図表。
【図4】本発明の一実施形態にかかるロゴ作成方法のフ
ローチャート。
【図5】図4に示す「インク使用量算出と表示工程」の
第1の実施形態にかかるフローチャート。
【図6】図4に示す「インク使用量算出と表示工程」の
第2の実施形態にかかるフローチャート。
【図7】印刷画像として作成したロゴイメージとそのロ
ゴの印刷に必要なインク量を表示した表示画面例を示す
図。
【図8】3種類のレシート印刷例を示す図。
【図9】(a)は、ロゴ及びインクの消費量を示す他の
表示画面例、(b)はカートリッジ寿命の表示する画面
表示例。
【図10】本発明の一実施態様にかかるロゴデータ作成
装置のメイン表示画面の一例を示す図。
【図11】本発明の一実施態様にかかるロゴデータ作成
装置のロゴ作成中の状態を示すロゴ編集/作成画面の一
例を示す図。
【図12】本発明の一実施態様にかかるロゴデータ作成
装置のテキスト入力画面の1例を示す図。
【図13】ロゴデータの編集/作成画面中にインク消費
量を示す属性データを表示した表示画面の一例を示す
図。
【符号の説明】
10 ロゴ作成装置 15 印刷画像記憶部 19 インク使用量算出部 20 算定情報記憶部 21 インク使用量算定制御部 30 表示画面例 31 ロゴ情報表示部 32 ロゴ表示部 34 バーコード 35 広告宣伝情報 37 割引券
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 幸春 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ05 AR01 CQ34 HK18 HK23 2C087 AC15 BA03 BA04 BA05 BA06 BA07 BA12 BD07 CB10 CB11 CB17 5B021 AA01 LA01 LG07 NN00

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引時点において所定の印刷シートを発
    行する取引プリンタにより印刷されるロゴデータを作成
    する装置であって、以下の各部を備えることを特徴とす
    るロゴデータ作成装置。外部からの入力を受付ける入力
    制御部と、 前記入力制御部からの入力データに基づいて、画像処理
    の対象となる元画像を取得する元画像取得制御部と、 取得した前記元画像を前記入力制御部から入力された所
    定の条件に基づいて画像処理することにより、前記取引
    プリンタにより印刷可能な単色又は複数色の有色画素及
    び非印刷画素とからなるロゴデータを作成する画像処理
    部と、 前記画像処理部により画像処理された前記ロゴデータの
    印刷に必要なインク量を示す属性データを生成するイン
    ク使用量算出部と、 前記画像処理されたロゴデータ及び前記インク使用量算
    出部により生成された前記属性データを表示部に表示さ
    せる表示制御部。
  2. 【請求項2】 前記インク使用量算出部は、前記ロゴデ
    ータを構成する前記有色画素の数を前記属性データとし
    て生成することを特徴とする請求項1に記載のロゴデー
    タ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記インク使用量算出部は、前記ロゴデ
    ータを構成する前記有色画素の各色毎の画素数をそれぞ
    れ前記属性データとして生成し、前記表示制御部は、前
    記インク使用量算定部から受信した前記有色画素の前記
    各色毎の画素数を前記属性データとして表示することを
    特徴とする請求項1に記載のロゴデータ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記ロゴデータが第1の色、第2の色、
    及び非印刷色から構成されるとき、前記インク使用量算
    出部は、前記ロゴデータを構成する前記第1の色の画素
    数及び前記第2の色の画素数を算出して前記属性データ
    とし、 前記表示制御部は、前記第1の色の画素数及び前記第2
    の色の画素数をそれぞれ前記属性データとして表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載のロゴデータ作成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記インク使用量算出部は、全色の前記
    有色画素の総数と、該全総数に対する前記各有色画素数
    の割合を前記属性データとして生成することを特徴とす
    る請求項1に記載のロゴデータ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記インク使用量算出部は、前記ロゴデ
    ータを構成する前記有色画素の数を算出し、該有色画素
    の数と単位画素当りの印刷に使用するインク消費量とを
    乗算した値を前記属性データとして生成することを特徴
    とする請求項1に記載のロゴデータ作成装置。
  7. 【請求項7】 前記インク使用量算出部は、前記ロゴデ
    ータを構成する前記有色画素の数を各色毎に算出し、該
    各有色画素の数と単位画素当りの印刷に使用するインク
    消費量とを乗算した各色毎のインク消費量値を前記属性
    データとすることを特徴とする請求項6項に記載のロゴ
    データ作成装置。
  8. 【請求項8】 前記インク使用量算出部は、前記取引プ
    リンタの種類毎に記憶している1ドット当りのインク使
    用量を読出し、読出したインク使用量と前記有色画素数
    を乗算したインク消費量値を前記属性データとすること
    を特徴とする請求項6又は7に記載のロゴデータ作成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記インク使用量算出部はさらに、ロゴ
    データ以外の印刷に使用される単位印刷シート当りの標
    準インク使用量を印刷シートの種類毎に記憶しており、
    前記標準インク使用量と前記ロゴデータの印刷に使用す
    るインク消費量値とから前記印刷シート当りのインク使
    用量を算出して属性データとすることを特徴とする請求
    項8に記載のロゴデータ作成装置。
  10. 【請求項10】 前記インク使用量算出部は、さらに、
    予め記憶しているインクカートリッジのインク容量と前
    記算出した印刷シート当りのインク使用量とから、前記
    インクカートリッジの前記印刷シートの発行可能枚数を
    算出して属性データとすることを特徴とする請求項9に
    記載のロゴデータ作成装置。
  11. 【請求項11】 前記インク使用量算出部はさらに、前
    記算出した前記印刷シート当りのインク使用量と、予め
    記憶している所定期間内における前記印刷シートの平均
    発行枚数とから、インクカートリッジの平均寿命を算出
    することを特徴とする請求項9に記載のロゴデータ作成
    装置。
  12. 【請求項12】 さらに前記インク使用量算出部により
    算出した算出結果を、前記ロゴデータとともに印刷デー
    タとして外部に出力可能であることを特徴とする請求項
    1から11のいずれか1項に記載のロゴデータ作成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記取引プリンタは、POSプリン
    タ、ATMプリンタを含み、前記ロゴデータは、これら
    のプリンタに登録され、これらのプリンタから発行され
    るレシート、取引明細書、伝票を含む前記印刷シートに
    印刷される画像データであることを特徴とする請求項項
    1から11のいずれか1項に記載のロゴデータ作成装
    置。
  14. 【請求項14】 取引時点において所定の印刷シートを
    発行する取引プリンタにより印刷されるロゴデータを作
    成する方法であって、以下の工程を備えることを特徴と
    するロゴデータの作成方法。 (a) 画像処理の対象となる元画像を取得する元画像取
    得工程と、(b) 元画像を画像処理して単色又は複数色
    の有色画素及び非印刷画素とからなるロゴデータを作成
    するための画像処理条件を指定する工程と、(c) 前記
    指定された画像処理条件に基づいて、前記元画像を画像
    処理する工程と、(d) 前記工程(c)において画像処理し
    た作成中の前記ロゴデータの印刷に必要なインク量を示
    す属性データを生成する属性データ生成工程と、(e)
    前記作成中のロゴデータ及び前記生成した属性データを
    表示する工程と、(f) 画像処理の終了を希望する入力
    の有無を確認して、入力がないときには工程(b)から(e)
    を繰り返し、入力があったときには前記工程(c)で作成
    した最新の前記ロゴデータを記憶するロゴデータ確定工
    程。
  15. 【請求項15】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    ロゴデータを構成する前記有色画素の数を前記属性デー
    タとして生成することを特徴とする請求項14に記載の
    ロゴデータの作成方法。
  16. 【請求項16】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    ロゴデータを構成する前記有色画素の各色毎の画素数を
    それぞれ前記属性データとして生成する工程であり、前
    記表示工程(e)は、前記属性データとして、前記有色画
    素の前記各色毎の画素数を前記属性データとして表示す
    る工程であることを特徴とする請求項14に記載のロゴ
    データの作成方法。
  17. 【請求項17】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    ロゴデータが第1の色、第2の色、及び非印刷色から構
    成されるとき、前記ロゴデータを構成する前記第1の色
    の画素数及び前記第2の色の画素数を前記属性データと
    して生成する工程であり、 前記表示工程(e)は、前記属性データとして、前記第1
    の色の画素数及び前記第2の色の画素数をそれぞれを表
    示する工程であることを特徴とする請求項16に記載の
    ロゴデータの作成方法。
  18. 【請求項18】 前記属性データ生成工程(d)は、全色
    の前記有色画素の総数と、該全総数に対する前記各有色
    画素数の割合とを前記属性データとして生成する工程で
    あることを特徴とする請求項14に記載のロゴデータの
    作成方法。
  19. 【請求項19】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    ロゴデータを構成する前記有色画素の数を算出し、該有
    色画素の数と単位画素当りの印刷に使用するインク消費
    量とを乗算した値を前記属性データとして生成する工程
    であることを特徴とする請求項14に記載のロゴデータ
    の作成方法。
  20. 【請求項20】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    ロゴデータを構成する前記有色画素の数を各色毎に算出
    し、該各有色画素の数と単位画素当りの印刷に使用する
    インク消費量とを乗算した各色毎のインク消費量値を前
    記属性データとして生成する工程であることを特徴とす
    る請求項19に記載のロゴデータの作成方法。
  21. 【請求項21】 前記属性データ生成工程(d)は、前記
    入力工程(a)において入力されたプリンタの種類に応じ
    て、プリンタの種類毎に記憶している1ドット当りのイ
    ンク使用量を読出し、該1ドット当りのインク使用量と
    前記有色画素数とを乗算することにより算出したインク
    消費量値を前記属性データとして生成する工程であるこ
    とを特徴とする請求項19又は20に記載のロゴデータ
    の作成方法。
  22. 【請求項22】 前記属性データ生成工程(d)はさら
    に、予め記憶している前記ロゴデータ以外の印刷に使用
    される単位印刷シート当りの標準インク使用量と前記ロ
    ゴデータの印刷に使用するインク消費量値とから前記印
    刷シート当りのインク使用量を算出して属性データとす
    る工程であることを特徴とする請求項21に記載のロゴ
    データの作成方法。
  23. 【請求項23】 前記属性データ生成工程(d)はさら
    に、予め記憶しているインクカートリッジのインク容量
    と前記算出した印刷シートのインク使用量とから、イン
    クカートリッジ単位の前記印刷シートの発行可能枚数を
    算出して属性データとすることを特徴とする請求項22
    に記載のロゴデータの作成方法。
  24. 【請求項24】 前記属性データ生成工程(d)はさら
    に、前記算出した前記印刷シート当りのインク使用量
    と、予め記憶している所定期間内における平均発行枚数
    とから、インクカートリッジの平均寿命を算出すること
    を特徴とする請求項22に記載のロゴデータ作成装置。
  25. 【請求項25】 請求項14乃至24のいずれか1項に
    記載のロゴデータの作成方法の各工程を実施する手順を
    備えるコンピュータ・プログラムを格納したコンピュー
    タで読み取り可能な情報記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記情報記録媒体は、前記コンピュー
    タ・プログラムを、フレキシブルディスク、光磁気ディ
    スク、光デイスク、ICメモリまたは磁気記録テープに
    記録したことを特徴とする請求項25に記載の情報記録
    媒体。
  27. 【請求項27】 請求項14乃至24のいずれか1項に
    記載のロゴデータ作成方法の各工程を実施する実行命令
    セット及びデータセットを備えることを特徴とするコン
    ピュータ・プログラム。
  28. 【請求項28】レシートにロゴを複数色のインクを用い
    て印刷するインクジェットプリンタにロゴデータを送信
    する送信手段を備えた上位装置において、 前記印刷するロゴの元データを読み取る読み取り手段
    と、 該読み取り手段によって読み取った元データに応じて、
    前記プリンタに印刷すべきロゴデータの大きさを計算す
    る第1の計算手段と、 該第1の計算手段で計算された大きさのうち、前記ロゴ
    に用いる各色のインク使用比率またはインク使用量をそ
    れぞれ計算する第2の計算手段と、 前記第1の計算手段によって計算されたロゴの大きさ
    と、前記第2の計算手段によって計算されたインク使用
    比率またはインク使用量と、のうち少なくとも一つを表
    示する表示手段と、を備えた上位装置。
  29. 【請求項29】 レシートにロゴを複数色のインクを用
    いて印刷するインクジェットプリンタにロゴデータを送
    信する上位装置のロゴデータ作成方法において、 前記印刷するロゴの元データを読み取る工程と、 該工程によって読み取った元データに応じて、前記プリ
    ンタに印刷すべきロゴの大きさを計算する工程と、 該工程により計算された大きさのうち、前記ロゴに用い
    る各色のインク使用比率またはインク使用量をそれぞれ
    計算する工程と、 前記それぞれの工程によって計算されたロゴの大きさ
    と、各色のインク使用比率またはインク使用量と、のう
    ち少なくとも一つを表示する工程と、を備えたロゴデー
    タ作成方法。
  30. 【請求項30】 請求項29において、さらに、前記表
    示されたインク使用比率またはインク使用量に基づい
    て、ロゴデータを再加工する工程を備えたロゴデータ作
    成方法。
  31. 【請求項31】プリンタにより印刷されるロゴデータを
    作成する装置であって、 操作部と、 操作部からの操作に基づいて画像処理の対象となる元画
    像を取得する取得部と、 取得した元画像を、前記プリンタにより複数色を用いて
    ロゴデータとして印刷できるように、画像処理する画像
    処理部と、 画像処理部によって、画像処理されたロゴデータを、印
    刷するのに必要な、実質的にインク量に関するデータを
    算出するインク量算出部と、 画像処理されたロゴデータと、インク量に関するデータ
    とを、表示させる表示部と、を備えてなるロゴデータ作
    成装置。
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