JP2002306665A - スノーボード,スキー板及びアッパーエッジ取付具 - Google Patents

スノーボード,スキー板及びアッパーエッジ取付具

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JP2002306665A
JP2002306665A JP2001119650A JP2001119650A JP2002306665A JP 2002306665 A JP2002306665 A JP 2002306665A JP 2001119650 A JP2001119650 A JP 2001119650A JP 2001119650 A JP2001119650 A JP 2001119650A JP 2002306665 A JP2002306665 A JP 2002306665A
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upper edge
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    • A63C2203/46Skateboards or boards for snow having superimposed decks

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッジを大きく立てた場合でも抜けにくく,
操作が容易なスノーボード,スキー板を提供する。 【解決手段】 スノーボード,スキー板において,左右
のソールエッジの上方に,左右のソールエッジよりも左
右両側方に突出させて,左右のアッパーエッジをそれぞ
れ設けた。板を大きく倒した場合,ソールエッジとアッ
パーエッジの両方で雪面をとらえることができ,また,
ソールエッジが抜けた場合でも,アッパーエッジによっ
て雪面をとらえることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ソールエッジの上
方にアッパーエッジを設けたスノーボード及びスキー板
に関し,更に,スノーボード,スキー板にアッパーエッ
ジを取り付けるためのアッパーエッジ取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】スノーボード,スキーといったウィンタ
ースポーツが,若者に限らず広い世代の間で盛んに行わ
れている。スノーボード,スキー板に載って滑走する場
合,ターンや制動などの際には,滑走している板を傾け
てエッジを立てることにより,いわゆるエッジングを行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなエッジング
を行う場合,強いエッジングをするためには,スノーボ
ードやスキー板を大きく倒し,雪面に対してエッジを大
きな角度に立てるようにする。しかしながら,エッジを
大きく立てると,エッジが抜けやすくなり,雪面に力が
伝わらなくなる心配がある。そして,エッジが抜けた場
合は,ターンや制動はもはやできなくなり,転倒してし
まう。特に,アイスバーンのような固い雪面ではエッジ
が抜けやすく,スノーボードやスキー板の操作が不安定
になり易い。
【0004】従って本発明の目的は,エッジを大きく立
てた場合でも抜けにくく,操作が容易なスノーボード,
スキー板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に,本発明にあっては,滑走面の左右両側角部に沿って
ソールエッジが設けられたスノーボードであって,左右
のソールエッジの上方において,左右のソールエッジよ
りもスノーボードの左右両側方に突出させて,左右のア
ッパーエッジをそれぞれ設けたことを特徴としている。
【0006】また,本発明にあっては,滑走面の左右両
側角部に沿ってソールエッジが設けられたスキー板であ
って,左右のソールエッジの上方において,左右のソー
ルエッジよりもスキー板の左右両側方に突出させて,左
右のアッパーエッジをそれぞれ設けたことを特徴として
いる。
【0007】本発明のスノーボード及びスキー板にあっ
ては,板を大きく倒した場合,ソールエッジとアッパー
エッジの両方で雪面をとらえることができ,また,ソー
ルエッジが抜けた場合でも,アッパーエッジによって雪
面をとらえることが可能である。
【0008】本発明にあっては,左右のアッパーエッジ
の接地角度が,左右のソールエッジの接地角度よりも小
さくなるように,左右のアッパーエッジを傾けて設ける
と良い。そうすれば,アッパーエッジがソールエッジの
接地角度よりも小さい角度で雪面に接するので,アッパ
ーエッジが抜けにくくなり,雪面をとらえやすい。
【0009】また,本発明によれば,スノーボード又は
スキー板の上面に重ねて取り付けられる取付具本体の左
右両側にアッパーエッジを設けたことを特徴とする,ア
ッパーエッジ取付具が提供される。このアッパーエッジ
取付具をスノーボード又はスキー板の上面に重ねて取り
付けることによって,スノーボードやスキー板にアッパ
ーエッジを容易に取り付けることができる。また,この
アッパーエッジ取付具は,例えばスノーボード又はスキ
ー板と同じ長さか,もしくは短い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を,図面を参照にして説明する。図1は,本発明の実
施の形態にかかるスノーボード1の斜視図である。図2
は,図1における,X−X断面図である。
【0011】スノーボード1の上面8には,後に説明す
るビンディング40を取り付けるためのねじ穴9が複数
箇所に設けられている。これら複数のねじ穴9を利用す
ることにより,スノーボード1の上面8に,ビンディン
グ40を所望の位置に取り付けることが可能である。
【0012】スノーボード1の下面10は平坦な滑走面
になっており,雪の付着しにくい樹脂などで構成されて
いる。この下面10(滑走面)の左右両側角部に沿って
ソールエッジ11,11が設けられている。ソールエッ
ジ11,11は,金属などの硬質な材料で形成されてい
る。
【0013】図3に示すように,ソールエッジ11の角
部11’は,ほぼ直角(約85〜90°程度)に形成さ
れており,ソールエッジ11の底面11aは,スノーボ
ード1の下面と同一面に配置され,ソールエッジ11の
側面11bは,図示の例では,スノーボード1の側面1
3と同様に,ソールエッジ11の底面11aに対してほ
ぼ直角に立ち上がった面に形成されている。
【0014】図2に示すように,左右のソールエッジ1
1,11の上方には,左右のアッパーエッジ12,12
がスノーボード1の側面13の上部に固定されてそれぞ
れ設けられている。これら左右のアッパーエッジ12,
12は,スノーボード1の下面両側角部に設けられたソ
ールエッジ11,11よりもスノーボード1の左右両側
方に突出するように設けられている。
【0015】この実施の形態では,図3に示すように,
アッパーエッジ12の角部12’も,ほぼ直角(約85
〜90°)に形成されており,アッパーエッジ12の底
面12aは,ソールエッジ11の底面11a及びスノー
ボード1の下面10と平行に配置され,アッパーエッジ
12の側面12bは,ソールエッジ11の側面11b及
びスノーボード1の側面13と平行に,アッパーエッジ
12の底面12aに対してほぼ直角に立ち上がった面に
形成されている。
【0016】また,この実施の形態では,ソールエッジ
11の角部11’とアッパーエッジ12の角部12’を
結ぶ仮想線Lに対して,ソールエッジ11の底面11a
のなす角度αとアッパーエッジ12の底面12aのなす
角度βが,いずれも約70゜となるように配置し,アッ
パーエッジ12がソールエッジ11よりもスノーボード
1の側方に突出するように設けられている。
【0017】さて,以上のように構成された本発明の実
施の形態にかかるスノーボード1に人が載り,滑走中に
ターンや制動などを行う際には,スノーボード1を傾け
てソールエッジ11を立てることにより,いわゆるエッ
ジングを行う。その場合,スノーボード1を約70゜程
度まで傾けると,ソールエッジ11の角部11’とアッ
パーエッジ12の角部12’の両方で雪面をとらえるこ
とが可能である。また,スノーボード1を傾け過ぎて,
ソールエッジ11が抜けたような場合でも,アッパーエ
ッジ12によって雪面をとらえることができる。このた
め,スノーボード1を大きく傾けてもエッジが抜けにく
く,転倒せずにターンや制動を容易にできるようにな
り,スノーボード1の操作が安定する。
【0018】ここで,図3では,ソールエッジ11の角
部11’とアッパーエッジ12の角部12’を結ぶ仮想
線Lに対して,ソールエッジ11の底面11aのなす角
度αとアッパーエッジ12の底面12aのなす角度βが
互いに等しくなるように配置した例を示したが,図4に
示すように,アッパーエッジ12を上方に傾けて設ける
ことにより,アッパーエッジ12の接地角度がソールエ
ッジ11の接地角度よりも小さくなるように構成しても
良い。
【0019】図4に示す例では,アッパーエッジ12の
底面12aを,ソールエッジ11の底面11a及びスノ
ーボード1の下面10から上方に角度θだけ傾けて設け
ることにより,ソールエッジ11の角部11’とアッパ
ーエッジ12の角部12’を結ぶ仮想線Lに対して,ア
ッパーエッジ12の底面12aのなす角度βが,ソール
エッジ11の底面11aのなす角度αよりも角度θだけ
小さくなる(β=α−θ)ように構成している。
【0020】このように,アッパーエッジ12を上方に
傾けて設けておけば,スノーボード1を傾けて,ソール
エッジ11の角部11’とアッパーエッジ12の角部1
2’の両方で雪面をとらえた際に,アッパーエッジ12
がソールエッジ11の接地角度αよりも小さい接地角度
βで雪面に接するので,アッパーエッジ12が抜けにく
くなり,雪面をとらえやすい。このため,エッジがより
抜けにくくなって,スノーボード1の操作が更に安定す
る。なお,このように,アッパーエッジ12を上方に傾
けて設ける場合,ソールエッジ11の角部11’とアッ
パーエッジ12の角部12’の両方で雪面をとらえた際
に,アッパーエッジ12の接地角度βが約45゜程度と
なるように,アッパーエッジ12を上方に傾ける角度θ
を設定すると良い。
【0021】図3,4では,スノーボード1の側面13
がソールエッジ11の側面11bと同じ平面に形成され
た例を示したが,図3,4に一点鎖線13’で記入した
ように,スノーボード1の側面13を,ソールエッジ1
1の側面11bよりも内側に凹んだ凹面に形成しても良
い。そうすれば,スノーボード1の側面13に雪が付着
しにくくなり,シャープなエッヂングが持続して得られ
ると考えられる。
【0022】また,図4では,アッパーエッジ12がス
ノーボード1の上面8よりも上方に突出する例を示した
が,図4に一点鎖線8’で記入したように,アッパーエ
ッジ12を上方に傾けた分スノーボード1の上面8を高
くして,アッパーエッジ12がスノーボード1の上面8
よりも上方に突出しないように構成しても良い。
【0023】また,図2〜4では何れもアッパーエッジ
12をソールエッジ11と別に設けた例を示したが,図
5に示すように,スノーボード1の側面13に,エッジ
部材15を取り付け,このエッジ部材15の上方にアッ
パーエッジ12を形成し,下方にソールエッジ11を形
成しても良い。このようにアッパーエッジ12とソール
エッジ11を一体的に設けても良い。
【0024】また,図2〜5では何れもソールエッジ1
1の上方に一つのアッパーエッジ12を設けた例を示し
たが,例えば図6に示すようにソールエッジ11の上方
に二つのアッパーエッジ15,16を設けても良いし,
また,例えば図7に示すようにソールエッジ11の上方
に三つのアッパーエッジ15,16,17を設けても良
い。更に,ソールエッジ11の上方に四つの以上のアッ
パーエッジを設けても良い。
【0025】また,ソールエッジ11の上方に設けられ
るアッパーエッジは,ソールエッジ11よりも短くても
良いし,ソールエッジ11と同じ長さでも良い。また,
アッパーエッジの角度を場所によって変えることも可能
である。また,図1では,スノーボード1の上面8に設
けられた複数のねじ穴9を利用することにより,スノー
ボード1の上面8にビンディング40を取り付ける場合
について説明したが,スノーボード1の上面8に設けら
れたレールを利用することにより,スノーボード1の上
面8にビンディング40を取り付ける場合についても同
様に,本発明を適用することが可能である。
【0026】次に,図8は,本発明の実施の形態にかか
るスキー板2の斜視図である。図9は,図8における,
Y−Y断面図である。
【0027】先に図1,2等で説明したスノーボード1
と同様に,これら図8,9に示すスキー板2において
も,下面20が滑走面に構成され,下面20の左右両側
角部に沿ってソールエッジ21,21が設けられてい
る。また,左右のソールエッジ21,21の上方には,
左右のアッパーエッジ22,22が,ソールエッジ2
1,21よりもスキー板2の左右両側方に突出するよう
にして,スキー板2の側面にそれぞれ固定されている。
【0028】このように構成された本発明の実施の形態
にかかるスキー板2にあっても同様に,エッジングを行
う際には,ソールエッジ21とアッパーエッジ22の両
方で雪面をとらえることが可能である。また,スキー板
2を傾け過ぎて,ソールエッジ21が抜けたような場合
でも,アッパーエッジ22によって雪面をとらえること
ができ,スキー板2を大きく傾けてもエッジが抜けにく
く,転倒せずにターンや制動を容易にできるようにな
り,スキー板2の操作が安定する。
【0029】なお,このスキー板2においても,先に説
明したスノーボード1と同様に,ソールエッジ21の接
地角部とアッパーエッジ22の接地角部を同じにしても
良いし,アッパーエッジ22を上方に傾けて設けること
により,アッパーエッジ22の接地角度がソールエッジ
21の接地角度よりも小さくなるように構成しても良
い。また例えば,スキー板2の側面を,ソールエッジ2
1の側面よりも内側に凹んだ凹面に形成しても良い。ま
た,アッパーエッジ22がスキー板2の上面19よりも
上方に突出しても良いし,しなくても良い。また,アッ
パーエッジ22とソールエッジ21を一体的に設けても
良い。また,ソールエッジ21の上方に二つの以上のア
ッパーエッジを設けても良い。また,ソールエッジ21
の上方に設けられるアッパーエッジは,ソールエッジ2
1よりも短くても良いし,ソールエッジ21と同じ長さ
でも良い。また,アッパーエッジの角度を場所によって
変えることも可能である。
【0030】次に,図10は,本発明の実施の形態にか
かるアッパーエッジ取付具3の斜視図である。図11
は,アッパーエッジ取付具3を装着したスノーボード4
の斜視図である。なお,図11に示したスノーボード4
は,先に図1,2等で説明したスノーボード1と異な
る,従来から公知のスノーボード(本発明の特徴とする
アッパーエッジを備えていない,ソールエッジ43のみ
を備えたスノーボード)である。
【0031】このアッパーエッジ取付具3の前後は,図
示の例では,半円形状に突出して形成されている。この
アッパーエッジ取付具3は,スノーボード4よりも僅か
に幅の広い取付具本体30の左右両側にアッパーエッジ
31,31を取り付けた構成である。取付具本体30に
は,スノーボード4の上面にビンディング40を取り付
ける際にネジを通すための穴39が,各箇所にそれぞれ
設けられている。
【0032】このように構成されたアッパーエッジ取付
具3を,図11に示すようにスノーボード4の上面に重
ねて密着させる。この場合,スノーボード4の上面に
は,先に図1で説明した場合と同様に,ビンディング4
0を取り付けるためのねじ穴(図示せず)が複数箇所に
設けられている。アッパーエッジ取付具3をスノーボー
ド4の上面に重ねる際には,アッパーエッジ取付具3に
設けられた各穴39を,スノーボード4の上面に設けら
れた各ねじ穴(図示せず)に一致させるようにする。
【0033】こうして,アッパーエッジ取付具3をスノ
ーボード4の上面に重ねた状態で,更にアッパーエッジ
取付具3の上からビンディング40を装着し,図12に
示すように,ネジ41によって,ビンディング40とア
ッパーエッジ取付具3とスノーボード4をしっかりと固
定する。これにより,ビンディング40の底面とスノー
ボード4の上面の間でアッパーエッジ取付具3を挟ん
で,固定することが可能となる。
【0034】こうしてアッパーエッジ取付具3をスノー
ボード4の上面に装着した状態では,取付具本体30の
左右両側に設けられているアッパーエッジ31,31
が,スノーボード4下面の左右両側に設けられているソ
ールエッジ43,43の上方において,スノーボード4
の左右両側方に突出することとなり,先に図1,2等で
説明したスノーボード1と同様に,ソールエッジ43と
アッパーエッジ31の両方で雪面をとらえることがで
き,スノーボード4の操作が安定する。
【0035】また,このアッパーエッジ取付具3の厚さ
を厚くすれば,スノーボード4の上面から高い位置にブ
ーツを装着でき,いわゆるリフトアップもできるように
なる。また,アッパーエッジ取付具3に弾力を持たせる
ように,アッパーエッジ取付具3の厚さを薄くしたり,
あるいは,適当な感覚で切り欠け,穴などを設けても良
い。更に,アッパーエッジ取付具3の取り付け位置をス
ノーボード4の上面において前後にずらすことによっ
て,アッパーエッジ31を前方に配置したり,後方に配
置することも可能である。
【0036】なお,図10,11では,アッパーエッジ
取付具3の前後を半円形状に突出させて形成した例を示
したが,図10,11に一点鎖線30’や二点差線3
0”で記入したように,アッパーエッジ取付具3の前後
を,内方に凹ませて形成しても良い。また,アッパーエ
ッジ取付具3の前後を直線形状にし,アッパーエッジ取
付具3が全体として長方形状になるように構成しても良
い。また,アッパーエッジを2本以上設けても良い。ま
た,アッパーエッジは,ソールエッジ43よりも短くて
も良いし,同じ長さでも良い。更に,アッパーエッジの
角度を場所によって変えても良い。
【0037】次に,図13は,本発明の他の実施の形態
にかかるアッパーエッジ取付具5を装着したスノーボー
ド4の平面図である。図13に示したスノーボード4
も,従来から公知のスノーボード(アッパーエッジを備
えていない,ソールエッジのみを備えたスノーボード)
である。この実施の形態のアッパーエッジ取付具5は,
左右に分割された2つの取付具本体50,50を備えて
おり,これら取付具本体50,50の外側面にアッパー
エッジ51,51をそれぞれ取り付けた構成である。左
右の取付具本体50,50には,スノーボード4の上面
にビンディング40を取り付ける際にネジを通すための
長穴52が,各箇所にそれぞれ設けられている。
【0038】このように構成されたアッパーエッジ取付
具5にあっては,図13に示すようにスノーボード4の
上面の左右に取付具本体50,50を取り付けることに
より,先に図10〜12で説明したアッパーエッジ取付
具3と同様にスノーボード4下面のソールエッジの上方
に,アッパーエッジ51,51を突出させて設けること
ができる。この場合,図13で説明したアッパーエッジ
取付具5のように,取付具本体50,50に長穴52を
形成しておけば,スノーボード4の上面における取付具
本体50,50の取り付け位置を変えることにより,ア
ッパーエッジ51,51の突出量を調節することが可能
である。
【0039】また,アッパーエッジ取付具3(5)をス
ノーボード4の上面に取り付ける際には,図14に示す
ように,アッパーエッジ取付具3(5)とスノーボード
4の間にスペーサ60を挟むことにより,アッパーエッ
ジ取付具3(5)をリフトアップさせても良い。このよ
うなスペーサ60を用いれば,アッパーエッジの高さ調
節が容易である。また,図10〜14では,スノーボー
ド4の上面にネジ41でビンディング40を取り付ける
場合について説明したが,スノーボード1の上面に設け
られたレールにビンディング40を取り付ける場合につ
いても同様に,本発明を適用することが可能である。
【0040】なお,図10〜14で説明したアッパーエ
ッジ取付具3,5と同様のものを,スキー板に適用して
も良い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば,エッジを大きく立てた
場合でも抜けにくく,操作が容易なスノーボード,スキ
ー板を提供することが可能となり,初心者でもしっかり
と雪面をとらえることができ,エッジングがしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるスノーボードの斜
視図である。
【図2】図1における,X−X断面図である。
【図3】アッパーエッジとソールエッジの関係を示す部
分的な拡大断面図である。
【図4】アッパーエッジの接地角度がソールエッジの接
地角度よりも小さくなるように構成した,アッパーエッ
ジとソールエッジの関係を示す部分的な拡大断面図であ
る。
【図5】アッパーエッジとソールエッジを一体的に設け
た構成を示す部分的な拡大断面図である。
【図6】ソールエッジの上方に二つのアッパーエッジを
設けた構成を示す部分的な拡大断面図である。
【図7】ソールエッジの上方に三つのアッパーエッジを
設けた構成を示す部分的な拡大断面図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかるスキー板の斜視図
である。
【図9】図8における,Y−Y断面図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかるアッパーエッジ
取付具の斜視図である。
【図11】アッパーエッジ取付具を装着したスノーボー
ドの斜視図である。
【図12】ビンディングとスノーボードの間でアッパー
エッジ取付具を挟んで装着した状態を示す断面図であ
る。
【図13】本発明の他の実施の形態にかかるアッパーエ
ッジ取付具を装着したスノーボードの平面図である。
【図14】アッパーエッジ取付具とスノーボードの間に
スペーサを挟んで装着した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,4 スノーボード 2 スキー板 3,5 アッパーエッジ取付具 11,21,43 ソールエッジ 12,15,16,17,22,31,51 アッパー
エッジ 30,50 取付具本体 40 ビンディング 60 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑走面の左右両側角部に沿ってソールエ
    ッジが設けられたスノーボードであって,左右のソール
    エッジの上方において,左右のソールエッジよりもスノ
    ーボードの左右両側方に突出させて,歓迎左右のアッパ
    ーエッジをそれぞれ設けたことを特徴とする,スノーボ
    ード。
  2. 【請求項2】 左右のアッパーエッジの接地角度が,左
    右のソールエッジの接地角度よりも小さくなるように,
    左右のアッパーエッジを上方に傾けて設けたことを特徴
    とする,請求項1のスノーボード。
  3. 【請求項3】 滑走面の左右両側角部に沿ってソールエ
    ッジが設けられたスキー板であって,左右のソールエッ
    ジの上方において,左右のソールエッジよりもスキー板
    の左右両側方に突出させて,左右のアッパーエッジをそ
    れぞれ設けたことを特徴とする,スキー板。
  4. 【請求項4】 左右のアッパーエッジの接地角度が,左
    右のソールエッジの接地角度よりも小さくなるように,
    左右のアッパーエッジを傾けて設けたことを特徴とす
    る,請求項3のスキー板。
  5. 【請求項5】 スノーボード又はスキー板の上面に重ね
    て取り付けられる取付具本体の左右両側にアッパーエッ
    ジを設けたことを特徴とする,アッパーエッジ取付具。
  6. 【請求項6】 スノーボード又はスキー板と同じ長さ
    か,もしくは短いことを特徴とする,請求項5のアッパ
    ーエッジ取付具。
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