JP2002306640A - ゴルフクラブセット - Google Patents
ゴルフクラブセットInfo
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- Japan
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Abstract
可能にしたゴルフクラブセットを提供する。 【解決手段】 シャフト1のチップ端側にヘッド2を装
着し、バット端側にグリップ3を装着した複数本のゴル
フクラブを含み、これらゴルフクラブの長さを種々異な
らせたゴルフクラブセットにおいて、クラブ長さが短く
なるに連れて、シャフト1のバット端から軸方向へ50
mmの位置Aと200mmの位置Aにおけるシャフト外
径の平均値を徐々に小さくし、グリップ3の質量を徐々
に重くする。
Description
る複数本のゴルフクラブを含むゴルフクラブセットに関
し、更に詳しくは、番手毎の要求特性を最大限に発揮す
るようにしたゴルフクラブセットに関する。
アイアンからショートアイアンまでの10本程度のクラ
ブを具備し、各番手で異なる飛距離(数m〜約200
m)が出るようにクラブ長さやロフト角度を種々異なら
せた構成になっている。一般に、アイアンゴルフクラブ
セットでは、ロング側のクラブほどロフト角度を小さく
し、かつクラブ長さを長くすることで、飛距離を得やす
くする一方で、ショート側のクラブほどロフト角度を大
きくし、かつクラブ長さを短くすることで、ボールを上
げ易くすると共にランを少なくして方向性を重視するよ
うにしている。
では、シャフト等の構成を番手間で変化させることでロ
ングアイアンからショートアイアンにわたって調和を図
っているものの、番手毎の要求特性を最大限に発揮する
ことができなかった。
毎の要求特性を最大限に発揮することを可能にしたゴル
フクラブセットを提供することにある。
の本発明のゴルフクラブセットは、シャフトのチップ端
側にヘッドを装着し、バット端側にグリップを装着した
複数本のゴルフクラブを含み、これらゴルフクラブの長
さを種々異ならせたゴルフクラブセットにおいて、前記
ゴルフクラブの長さが短くなるに連れて、前記シャフト
のバット端から軸方向へ50mmの位置と200mmの
位置におけるシャフト外径の平均値が徐々に小さくな
り、前記グリップの質量が徐々に重くなることを特徴と
するものである。
に連れて、シャフトのバット部での外径を徐々に小さく
し、該バット部の細径化に合わせてグリップの質量を徐
々に重くすることにより、ロング側のゴルフクラブを相
対的に軽くし、ロング側のゴルフクラブについては振り
易くしてボールの飛距離を最大限に大きくすることが可
能になる。しかも、上記ゴルフクラブセットでは、ゴル
フクラブの長さが短くなるに連れて、グリップの質量変
化に基づいてゴルフクラブの重心位置がグリップ寄りに
移行することになる。そのため、ショート側のゴルフク
ラブでは、スイング時にヘッドの重さを感じ難くなり、
体と一体にゴルフクラブを振ることが容易になるので、
打球方向性及び飛距離安定性を向上することができる。
その結果、番手毎の要求特性を最大限に発揮することが
可能になる。
ブの長さが短くなるに連れて、シャフトのバット端から
軸方向へ50mmの位置と200mmの位置との間のテ
ーパーを次第に小さくしたり、次第に大きくすることが
可能である。
れて、シャフトのチップ端の外径を徐々に大きくするこ
とにより、ショート側のゴルフクラブの打球方向性及び
飛距離安定性を更に向上することができる。
の図面を参照しながら詳細に説明する。
ラブセットを例示するものであり、ゴルフクラブA3〜
A9(3番〜9番アイアン)と、ゴルフクラブPW(ピ
ッチングウェッジ)と、ゴルフクラブSW(サンドウェ
ッジ)との9本から構成されている。また、各ゴルフク
ラブは、管状に成形されたシャフト1のチップ端側にヘ
ッド2を装着し、バット端側にグリップ3を装着した構
成になっている。
Wは、番手が大きくなるほどロフト角度X(°)が大き
くなると共にクラブ長さが短くなるように設定されてい
る。即ち、ゴルフクラブA3〜A9,PW,SWは、番
手が大きくなるほど打球飛距離が短くなるように設定さ
れている。
長さが短くなるに連れて、シャフト1のバット端から軸
方向へ50mmの位置と200mmの位置におけるシャ
フト外径の平均値が徐々に小さくなり、グリップ3の質
量が徐々に重くなっている。即ち、図2(a)に示すロ
ング側ゴルフクラブに比べて、図2(b)に示すショー
ト側ゴルフクラブは、シャフト1のバット端の位置Oか
ら軸方向へ50mmの位置Aと200mmの位置Bにお
けるシャフト外径の平均値が小さく、かつグリップ3の
質量が重くなっている。
て、シャフト1のバット部での外径を徐々に小さくし、
グリップ3の質量を徐々に重くすることにより、セット
内でロング側のゴルフクラブが相対的に軽くなって振り
易くなる。そのため、ロング側のゴルフクラブについて
はボールの飛距離を最大限に大きくすることができる。
また、クラブ長さが短くなるに連れて、グリップ3の質
量変化に基づいてゴルフクラブの重心位置がグリップ寄
りに移行するので、ショート側のゴルフクラブでは打球
方向性及び飛距離安定性を向上することができる。
変化させる手段としては、図2(a),(b)に示すよ
うに所定のテーパーを維持したままバット部を細くして
も良く、或いはテーパーを変化させることでバット部を
細くしても良い。
ラブに比べて、図3(b)に示すショート側ゴルフクラ
ブは、シャフト1のバット端の位置Oから軸方向へ50
mmの位置Aと200mmの位置Bにおけるシャフト外
径の平均値が小さく、シャフト1のバット端の位置Oか
ら軸方向へ50mmの位置Aと200mmの位置Bとの
間のテーパーが小さく、かつグリップ3の質量が重くな
っている。
ラブに比べて、図4(b)に示すショート側ゴルフクラ
ブは、シャフト1のバット端の位置Oから軸方向へ50
mmの位置Aと200mmの位置Bにおけるシャフト外
径の平均値が小さく、シャフト1のバット端の位置Oか
ら軸方向へ50mmの位置Aと200mmの位置Bとの
間のテーパーが大きく、かつグリップ3の質量が重くな
っている。
ャフト1のバット部を細くし、その分だけグリップ3を
厚くしているので、グリップ3の外形をゴルフクラブセ
ット内で共通にすることが可能である。
が短くなるに連れて、シャフト1のチップ端の外径を徐
々に大きくすると良い。シャフト1のチップ端の外径を
上記の如く設定することにより、ショート側のゴルフク
ラブにおいて、シャフト1のチップ端近傍の剛性が高く
なるので、打球方向性及び飛距離安定性を更に向上する
ことができる。また、ショート側のゴルフクラブにおい
て、シャフト1のチップ端を太くすれば、視覚的効果に
よってゴルファーに安心感を与えることができるという
利点もある。
フクラブの総質量は特に限定されるものではないが、最
も短いゴルフクラブの総質量を400〜500gとし、
最も長いゴルフクラブの総質量を300〜400gにす
ると良い。上記範囲内に設定することによって更に打球
方向性及び飛距離安定性が向上したゴルフクラブセット
を提供することが可能になる。
成するゴルフクラブの組み合わせは特に限定されるもの
ではなく、必要とするゴルフクラブを任意に組み合わせ
てセットを構成することができる。例えば、図1に示す
ゴルフクラブの他に、アプローチングウェッジ等を含む
ことが可能である。
ットにおいて、各ゴルフクラブについて、クラブ長さ、
ロフト角度、総質量、シャフトのチップ端での外径、シ
ャフトのバット端から50mmの位置Aでの外径、シャ
フトのバット端から200mmの位置Bでの外径、位置
A,Bでの外径の平均値、シャフトのバット端から50
mmの位置Aと200mmの位置Bとの間のテーパー、
グリップ質量を表1〜表7のように設定した従来セット
及び本発明セット1〜6をそれぞれ製作した。
ルファーによる試打を行い、その飛距離を測定すると共
に、方向性の指標としてセンターラインに対するボール
のずれ量を測定し、その結果を表1〜表7に併せて示し
た。飛距離の評価結果は、従来セットを100とする指
数にて示した。この指数値が大きいほど飛距離が大きい
ことを意味する。また、方向性の評価結果は、測定値の
逆数を用い、従来セットを100とする指数にて示し
た。この指数値が大きいほど方向性が良好であることを
意味する。
発明セット1〜6のロングアイアンは従来セットのロン
グアイアンに比べて飛距離が大きく、また本発明セット
1〜6のショートアイアンは従来セットのショートアイ
アンに比べて方向性が良好であった。
ャフトのチップ端側にヘッドを装着し、バット端側にグ
リップを装着した複数本のゴルフクラブを含み、これら
ゴルフクラブの長さを種々異ならせたゴルフクラブセッ
トにおいて、ゴルフクラブの長さが短くなるに連れて、
シャフトのバット端から軸方向へ50mmの位置と20
0mmの位置におけるシャフト外径の平均値を徐々に小
さくし、グリップの質量を徐々に重くしたので、ロング
側のゴルフクラブの飛距離を延ばすと共に、ショート側
のゴルフクラブの打球方向性及び飛距離安定性を向上
し、番手毎の要求特性を最大限に発揮することができ
る。
を構成する複数本のアイアンゴルフクラブをそれぞれ一
部省略して示す側面図である。
ゴルフクラブの要部を示し、(a)はロング側ゴルフク
ラブのグリップ部の断面図、(b)はショート側ゴルフ
クラブのグリップ部の断面図である。
的なゴルフクラブの要部を示し、(a)はロング側ゴル
フクラブのグリップ部の断面図、(b)はショート側ゴ
ルフクラブのグリップ部の断面図である。
代表的なゴルフクラブの要部を示し、(a)はロング側
ゴルフクラブのグリップ部の断面図、(b)はショート
側ゴルフクラブのグリップ部の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シャフトのチップ端側にヘッドを装着
し、バット端側にグリップを装着した複数本のゴルフク
ラブを含み、これらゴルフクラブの長さを種々異ならせ
たゴルフクラブセットにおいて、前記ゴルフクラブの長
さが短くなるに連れて、前記シャフトのバット端から軸
方向へ50mmの位置と200mmの位置におけるシャ
フト外径の平均値が徐々に小さくなり、前記グリップの
質量が徐々に重くなることを特徴とするゴルフクラブセ
ット。 - 【請求項2】 前記ゴルフクラブの長さが短くなるに連
れて、前記シャフトのバット端から軸方向へ50mmの
位置と200mmの位置との間のテーパーが次第に小さ
くなることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ
セット。 - 【請求項3】 前記ゴルフクラブの長さが短くなるに連
れて、前記シャフトのバット端から軸方向へ50mmの
位置と200mmの位置との間のテーパーが次第に大き
くなることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ
セット。 - 【請求項4】 前記ゴルフクラブの長さが短くなるに連
れて、前記シャフトのチップ端の外径が徐々に大きくな
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載のゴルフクラブセット。
Priority Applications (1)
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JP2001117720A JP4461632B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | ゴルフクラブセット |
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JP2001117720A JP4461632B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | ゴルフクラブセット |
Publications (2)
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JP2002306640A true JP2002306640A (ja) | 2002-10-22 |
JP4461632B2 JP4461632B2 (ja) | 2010-05-12 |
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ID=18968214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001117720A Expired - Fee Related JP4461632B2 (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | ゴルフクラブセット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4461632B2 (ja) |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001117720A patent/JP4461632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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