JP2002306395A - 食器洗浄機の給排水機構 - Google Patents

食器洗浄機の給排水機構

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JP2002306395A
JP2002306395A JP2002103158A JP2002103158A JP2002306395A JP 2002306395 A JP2002306395 A JP 2002306395A JP 2002103158 A JP2002103158 A JP 2002103158A JP 2002103158 A JP2002103158 A JP 2002103158A JP 2002306395 A JP2002306395 A JP 2002306395A
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善文 井上
Yasuhiro Sakota
泰広 硲田
Hirokazu Nishio
浩和 西尾
Kenji Kimura
賢司 木村
Eijiro Iguchi
栄二郎 井口
Takeshi Tanabe
武士 田辺
Tetsuichi Arita
徹弌 有田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗浄機の小型化を図りながら、洗浄水の
給水と洗浄後の汚水の排水をスムーズに行える給排水機
構を提供する。 【解決手段】 循環ポンプ32のインペラ63の正転あ
るいは逆転によって洗浄吐出口65または排水吐出口6
6を水密に閉じる切り換え弁64を備えることで洗浄水
の給排水をスムーズに行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄水の噴射によ
って食器類の洗浄を行う食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機として、例えば、実開
昭62−183393号公報に記載されているように、
洗浄室内に設けたターンテーブルに食器を載置し、ター
ンテーブルを回転駆動しながらノズルから食器に向けて
洗浄水を噴出して洗浄を行うターンテーブル式の食器洗
浄機がある。
【0003】図38は、上記公報に記載の食器洗浄装置
の断面図であり、同図において、100は洗浄槽101
内に配設されたターンテーブル、102はターンテーブ
ル100上に食器を載置するための収納ラック、103
は洗浄水を噴出する水噴射パイプ、104はターンテー
ブル100を駆動する駆動装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなターンテー
ブル式の食器洗浄機は、ターンテーブルを回転駆動する
ための駆動装置が、ターンテーブルの下方に配置されて
おり、このため、食器洗浄機の高さが高くなって大型化
してしまい、また、このような食器洗浄機では、洗浄水
を噴出する水噴出パイプや給水口などの配置についても
さしたる考察がなされておらず、スペースを十分に有効
利用したものとはいえなかった。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、食器洗浄機において、スペースを有効に利用
して小型化を図ることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、請求項1記載の本発明は、洗浄
室を有し、該洗浄室内で食器類に洗浄ノズルから洗浄水
を噴射することで前記食器類を洗浄する食器洗浄機にお
いて、洗浄水を洗浄ノズルに給送する洗浄吐出口と洗浄
後の汚水を排出する排水吐出口とを有する循環ポンプ
と、前記循環ポンプの正転あるいは逆転による水流によ
って回動して前記洗浄吐出口または前記排水吐出口のい
ずれかを水密に閉じる略V字状の切換弁と、前記循環ポ
ンプの停止時には、前記切換弁を定位置に復帰させる復
帰手段とを備えることを特徴とする給排水機構である
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について、詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
食器洗浄機の外観斜視図であり、図2は、扉を開放した
状態の外観斜視図である。
【0010】この実施の形態の食器洗浄機1は、その前
面下部に、電源スイッチ2や各種スイッチが配設された
操作パネル3が設けられている。
【0011】また、この食器洗浄機1は、前面の左右両
下端部をヒンジによって軸支された縦開きの扉4を有
し、該扉4の前面上部には、取っ手部5が設けられると
ともに、上部端面の中央位置には、扉4を閉じてロック
するためのロックボタン6が設けられている。この扉4
を閉じて前記ロックボタン6を矢符方向に操作してロッ
クすることにより、内部に密閉された洗浄室7が構成さ
れる。
【0012】この洗浄室7には、洗浄すべき食器類など
の被洗浄物がセットされる食器洗浄カゴ8が収納され、
この食器洗浄カゴ8は、その下部の外形が円形であっ
て、その全周に亘ってギア9が形成されるとともに、後
述のように、その下面には回転ローラが設けられてお
り、被洗浄物の重量を分散して受け止めるとともに、円
滑に回転する構造になっている。
【0013】なお、扉4の洗浄室7に臨む内壁には、後
述のように食器洗浄カゴ8の外周に沿った曲面状の凹所
10が形成されるとともに、下方の隅部には、洗剤を入
れる凹部11が形成されている。
【0014】図3は、この食器洗浄機1の概略構成を示
す側断面図であり、図4は、その水平断面図であり、図
5は、キャビネットおよび扉4を外した食器洗浄機本体
の分解斜視図であり、図6は、洗浄室内部の構成を示す
斜視図である。
【0015】洗浄室7の底部の扉4側には、洗浄水や濯
ぎ水を一定量ためて洗浄水や濯ぎ水を円滑に供給するた
めの貯水槽12が設けられており、この貯水槽12は、
洗浄室7よりも一段と低くなっており、洗浄室7の底部
の手前側の略半分の面積を占めている。この貯水槽12
には、洗浄水や濯ぎ水を温水にして洗浄性能を上げるた
めのW形状をしたシーズヒータ13が配設されている。
【0016】このヒータ13の直線部に接する位置に感
熱板14が設けられている。この感熱板14は、図7お
よび図8に示されるように、凸形状をした金属板であ
り、例えば、ステンレスからなり、ヒータ13を固定す
るために押さえ板14aが感熱板14に予め溶接などで
取り付けられている。この感熱板14は、貯水槽12の
底部にその凸部が貯水槽12内に突出するようにパッキ
ン15を介して配設固定される。
【0017】このように貯水槽12の底部から凸形状の
金属製の感熱板14を配設してヒータ13と感熱板14
とを密着しているので、ヒータ13より下部に水位が低
下した、いわゆるヒータ空だき時には、素早くそれを検
知できることになる。
【0018】すなわち、感熱板14の裏面側には、図8
に示されるように、感熱素子としてのサーミスタ16お
よびサーモカット17が、取り付け板18を介して取り
付けられており、サーミスタ16およびサーモカット1
7の感熱部が、感熱板14に密着された状態となってい
る。サーミスタ16は、水温制御や乾燥風温度の制御な
どの正規の動作制御に用いられるものであり、ヒータ1
3の裏面に配設されているので、検知感度が敏感であ
り、精度のよい温度制御が可能となる。
【0019】一方、サーモカット17は、前記サーミス
タ16よりも、よりヒータ13から遠ざかった位置、す
なわちサーミスタ16よりも応答の鈍い位置に配設され
ている。これは、サーモカット17は、ヒータ13など
の空だきを防止するための異常温度検知を目的としてお
り、サーミスタ16などによる検知ができなくなる等の
不慮の事故に備えるためである。
【0020】貯水槽12の上部には、図3〜図5に示さ
れるように、水は通過させるが、残菜は通過させない多
数のパンチング穴が形成された金属製の洗浄フィルター
19が載せられる。この洗浄フィルター19の手前側の
右隅部には、凹部となった残菜受け部19aが設けられ
ており、この残菜受け部19aには、残菜受け用のカゴ
が装着され、このカゴにたまった残菜を、ユーザが捨て
るようになっている。
【0021】この洗浄フィルター19には、ターンテー
ブル支持部19bが設けられており、このターンテーブ
ル支持部19bによって食器洗浄カゴ8の回転軸20を
支えるように構成されている。
【0022】このターンテーブル支持部19bは、金属
板で製作され、洗浄フィルター19の小穴群であるパン
チングの一部に溶接などによって結合し、強度を強くし
ている。このターンテーブル支持部19bは、小穴群の
平面部より突起して設けられるとともに、その凸部の中
心は半球状の凹部となっており、この凹部が食器洗浄カ
ゴ8の回転軸20を支えるようになっている。このよう
にターンテーブル支持部19bの中央部がくぼんでいる
ために、食器洗浄カゴ8の中心に設けられた回転軸20
の装着が容易で、食器洗浄カゴ8の回転軸20をターン
テーブル支持部19bの凹部に載せるだけで食器洗浄カ
ゴ8のセンター出しが自動的になされることになる。
【0023】洗浄室7の奥側面の左方の略隅部には、矩
形の開口部21が形成されており、この開口部21から
洗浄室7外の図5に示される駆動モータ22に後述のよ
うにして連結される動力伝達部として回転ギア23の一
部が、洗浄室7内に突出して食器洗浄カゴ8の下部外周
のギア9と噛合し、食器洗浄カゴ8を回転させるように
なっている。
【0024】ここで、洗浄室の奥側面の略隅部とは、図
4の仮想線で示されるように、洗浄室7の側面と洗浄室
7の後面との仮想延長線上の交点を、それぞれA1,A2
としたときに、交点A1またはA2を中心として、両交点
A1,A2間の長さの1/2の長さを半径とした領域をい
う。
【0025】回転ギア23の他の部分は、図9に示され
るように、洗浄室7外の大略箱形のギア収納部24に収
納されており、このギア収納部24の上部には、上水道
からの洗浄水が供給される給水管25が設けられてお
り、洗浄水は、洗浄室7と一体成型された樹脂製のギア
収納部24を介して回転ギア23が臨む開口部21から
洗浄室7へ供給されるようになっている。
【0026】給水口となる前記開口部21は、後述の洗
浄ノズル26の最も下方位置の噴射口よりも下方に配設
されるので、給水時の給水口21が洗浄室7の下部にな
り、給水口からの洗浄水の落下高さが低くなるので、給
水時における給水音が少なくなって静かに給水できる。
【0027】また、回転動力を伝達するための開口部2
1を、給水口としているので、別途給水口を設ける必要
がなく、その分スペースが有効に利用できるとともに、
給水に関わる部品点数が削減されてコストの低減を図る
ことができる。
【0028】さらに、洗浄時に回転ギア23に溜った食
品くずやカスを、給水時に洗い流すことができるので、
駆動部の回転ギア23をいつも清掃できることになり、
円滑に回転を伝達できる。
【0029】洗浄室7の背面側には、被洗浄物を乾燥さ
せるために、洗浄室7内に送風する送風モータ27およ
び該モータ27によって回転する送風ファン28が、図
5に示されるように配設されており、この送風ファン2
8に連結された送風ダクトは、図6に示されるように、
洗浄室7の背面側から洗浄室7の底部の裏面を介して貯
水槽12の側壁12aの送風口29に連通している。洗
浄室7の底部および奥側中央には、送風ダクトと洗浄室
7とを区画する底壁30および側壁31が設けられてい
る。
【0030】この送風口29は、洗浄室7の略中心位置
の下部に設けられており、貯水槽12に配設されたヒー
タ13に対向している。この送風口29の中心位置は、
ヒータ13と同―平面上に配置されており、これにより
送風ダクトより出た送風が、ヒータ13に直接当たり、
ヒータ13の熱を効率よく風に伝えることになる。ま
た、排水後、ヒータ13に付着した洗浄水を早く乾燥さ
せることができ、ヒータ13の絶縁性能、寿命などの点
からも好ましい。
【0031】そして、送風口29からは、貯水槽12の
上部に向け送風される。貯水槽12の上部には、食器洗
浄カゴ8が回転ギア23で回転している。乾燥風は、食
器洗浄カゴ8の半径に相当する部分に対して、食器洗浄
カゴ8の下部より上部に向けて送風される。これにより
食器洗浄カゴ8の中心部から周辺部に亘って載せられた
被洗浄物を均一に、しかも、早く乾燥できる。
【0032】この送風口29は、貯水槽12に連通して
いるので、貯水槽12に洗浄水が満たされているときに
は、送風ダクトの底部にも洗浄水が溜ることになるが、
貯水槽12の水位は、洗浄室7の底程度と低く、上方位
置に配置されている送風ファン28に洗浄水が至ること
はない。また、貯水槽12の洗浄水が排水されると、送
風ダクトの内部は洗浄水がなくなり、風だけが通ること
になる。
【0033】洗浄室7外の下方の隅部には、貯水槽12
内の洗浄水や濯ぎ水を洗浄ノズル26に対して圧力水と
して供給し、あるいは、洗浄後の汚水を、下水道に接続
された排水口に送る循環ポンプ32が設けられている。
循環ポンプ32の吸水口33は、貯水槽12の底部に設
けられており、この吸水口33は、洗浄室7と一体成型
される。この吸水口33は、キャビネットの底板に近
く、循環ポンプ32につなぐホースは偏平形状の偏平ホ
ース34としている。この偏平ホース34によって狭い
底板との空間が有効に利用され、小型の食器洗浄機が実
現できるとともに、エアーの巻き込みを防止できること
になる。
【0034】洗浄室7の奥側面の右方の略隅部の凹所3
5には、上下方向に沿って複数の噴射口36を有する洗
浄ノズル26が配設されており、最も下方の噴射口36
は、食器洗浄カゴ8を回転させる回転ギア23よりも上
方位置に設けられている。洗浄ノズル26の上端部に
は、図3に示されるように、回動自在な着脱用レバー3
7が設けられおり、このレバー37の操作により、図1
0に示されるように、洗浄ノズル26を上方へ移動させ
て該ノズル26を着脱できるように構成している。
【0035】このように洗浄ノズル26を着脱できるの
で、洗浄室7の奥側面の右方の略隅部の凹所35付近お
よび洗浄ノズル26等に汚れが生じた場合に、容易に清
掃が可能である。
【0036】また、洗浄ノズル26を取り外して、洗浄
ノズル26が着脱される洗浄パイプ38側の開口より、
洗浄水を洗浄室7内に噴射して洗浄室7内を洗浄するた
めの選択キーを操作パネル3に設けており、洗浄ノズル
26を取り外して扉4を閉めた状態で、前記選択キーを
操作することにより、洗浄パイプ38側の開口から洗浄
ノズル26のない状態で洗浄水を噴射して洗浄室7内を
洗浄できるようになっている。
【0037】洗浄水を送る前記洗浄パイプ38と、着脱
可能な洗浄ノズル26下部の接続部には、図11に示さ
れるように、U字状断面のパッキン39を介装してシー
ル性を高めており、これによって、洗浄ノズル26と洗
浄パイプ38の接続部の隙間からの水漏れを防止してい
る。
【0038】洗浄ノズル26には、上述のように複数の
噴射口36が設けられており、最上部の噴射口36に
は、図12に示されるように、下部に半椀状のガイド3
6aを設けて洗浄室7内の天面40に向けて洗浄水を噴
射できるようにするとともに、その噴射口36の中央に
縦リブ36bを設け、洗浄水の噴射を分散させて噴射範
囲を広げ、天面40と扉4内面および洗浄室7内の壁面
の洗浄効果を高めるようにしている。
【0039】また、本発明の他の実施の形態として、図
13に示されるように、洗浄ノズル26の噴射口36に
円環状リブ36cを、内面側または外面側に設け、洗浄
水の直進性を高め、食器類の洗浄効果を高めるようにし
てもよい。
【0040】洗浄室7の天面40には、図3に示される
ように、シルク印刷されたフィルム41を接着してお
り、これによって、シルク印刷の網目模様が毛細管現象
の働きをして親水性を高め、水滴状にならず洗浄室7の
側壁面の下方へ流れ落ちることになる。なお、本発明の
他の実施の形態として、洗浄室7の側壁面にもシルク印
刷をしたフィルム41を接着することで、より水滴の付
着を減少させるようにしてもよい。
【0041】洗浄水の噴射方向は、図4に示されるよう
に手前の扉4と洗浄室7で囲まれる隅部に向けて、洗浄
室7のほぼ対角線上に噴射される。食器洗浄カゴ8に、
被洗浄物を載せないで洗浄ノズル26から洗浄水を噴射
させると、噴射された洗浄水が洗浄室7の壁面に衝突し
てかなり激しい衝突音が発生するが、対角線上に斜めに
噴射するので、衝撃音および振動が減少する。
【0042】この噴射方向は、食器洗浄カゴ8の回転方
向に一致しており、被洗浄物に洗浄ノズル26より噴射
した洗浄水が当たり、被洗浄物を押す力が作用するが、
これは、駆動モータ22の回転力を援助することにな
り、駆動モータ22のコストの低減、小型化、低消費電
力を図ることができる。
【0043】この実施の形態では、上述の図1,図2お
よび図3に示されるように、洗浄室7の前面開口部の上
壁42を後方にして、両側壁43を直線的に斜め上方に
傾斜させ、前記上壁42の前面位置は、食器洗浄カゴ8
の回転軸上方付近までの長さとしており、これによっ
て、食器洗浄カゴ8に、後述の小物カゴを用いて二段に
被洗浄物を搭載した場合に、二段目の食器類の出し入れ
が容易となり、特に大きなお皿等を洗浄室7の前面開口
の上壁に当てたりして、落として破損するのを防ぐこと
ができる。
【0044】さらに、図2に示されるように、縦開き扉
4の内壁を、食器洗浄カゴ8の下部円周に沿ってくぼん
だ曲面状の凹所10としており、洗浄室7の前面開口部
の上壁42を後方にして、両側壁43を直線的に斜め上
方に傾斜させたことによって、開口部からはみ出た食器
類の出し入れを容易にできるようにするとともに、扉4
側の空間を有効に利用して洗浄室7を構成し、これによ
って、本体をコンパクトにできることになる。
【0045】図14は、食器洗浄カゴ8を回転させる駆
動手段の概略構成を示す平面図であり、図15は、その
側面図である。
【0046】回転方向が―定方向の駆動モータ22の駆
動シャフト44には、駆動ギア45が取り付けられると
ともに、揺動レバー46が取り付けられており、このレ
バー46は、コイルバネ47によって駆動ギア45に押
圧されている。
【0047】この揺動レバー46には、駆動ギア45に
噛合する第1伝達ギア48およびこの第1伝達ギア48
に噛合する第2伝達ギア49が、回転可能に軸支されて
おり、この揺動レバー46は、駆動モータ22の駆動シ
ャフト44に遊びをもった状態で遊挿されており、駆動
シャフト44を中心に揺動可能となっている。第2伝達
ギア49が噛合する出力ギア50は、上述の回転ギア2
3と同軸であって回転ギア23と一体に回転する。
【0048】このような構成において、駆動モータ22
が回転すると、駆動シャフト44に直結されている駆動
ギア45も回転し、コイルバネ47によって駆動ギア4
5に押圧されている揺動レバー46は、駆動ギア45と
の摩擦力によって、駆動モータ22の回転方向、すなわ
ち、第2伝達ギア49が出力ギア50に噛合する方向に
揺動し、第2伝達ギア49が、出力ギア50に噛合す
る。
【0049】したがって、駆動モータ22の回転力は、
駆動ギア45、第1,第2伝達ギア48,49を介して
出力ギア50に伝達されて回転ギア23を回転させ、こ
れによって、この回転ギア23に噛合する食器洗浄カゴ
8が回転することになる。
【0050】一方、駆動モータ22が停止しているとき
には、揺動レバー46には、第2伝達ギア49を出力ギ
ア50に噛合させる方向の力は加わらず、揺動レバー4
6には、コイルバネ47の押圧力のみが作用する。
【0051】駆動モータ22の駆動シャフト44は、ど
ちらの方向にも自由に回転できるようになっており、回
転ギア23を手動で回すと、揺動レバー46には、出力
ギア50から離れようとする力が作用し、これによっ
て、揺動レバー46が、出力ギア50から離れる方向に
揺動し、回転ギア23は、自由に回転できることにな
る。
【0052】したがって、食器洗浄機1を動作させてお
らず、駆動モータ22を停止させて扉4を開放して食器
洗浄カゴ8を装着あるいは脱着する際には、食器洗浄カ
ゴ8のギア9に噛合する回転ギア23が容易に回転する
ので、食器洗浄カゴ8を装着するときは、回転ギア23
と食器洗浄カゴ8のギア9の噛合が容易になり、また、
食器洗浄カゴ8を脱着するときは、容易に取り外すこと
ができる。また、洗浄室7の扉4を開放して食器洗浄カ
ゴ8を順次回転させながら被洗浄物を入れることができ
る。
【0053】上述の駆動手段は、洗浄室7外の隅部に配
設されるため、この隅部のスペースを有効に使用するこ
とができ、省スペースを図かって食器洗浄機の小型化に
寄与することができる。しかも、洗浄ノズル26を、洗
浄室7の奥側の駆動手段とは反対側の隅部に配設するこ
とにより、一層小型化を図ることができる。
【0054】また、この実施の形態では、食器洗浄カゴ
8の回転を検出できるように、図14および図15に示
されるように、回転ギア23と同軸に、該回転ギア23
と同一の周期で回転するカム51が設けられており、こ
のカム51の回転軌跡上にマイクロスイッチ52が配設
されており、回転ギア23の回転に伴ってマイクロスイ
ッチ52の接点が開閉するように構成されている。
【0055】このマイクロスイッチ52は、図16に示
されるように、抵抗と直列に接続され、それらの両端に
直流電圧が加えられており、カム51の回転によってマ
イクロスイッチ52がオンオフすることにより、マイク
ロコンピュータ52には、パルス信号が入力されるよう
になっている。
【0056】なお、図16に示されるように、マイクロ
コンピュータ52には、上述のサーミスタ16、貯水槽
12の水位を検知する水位センサ54および後述の水溜
め部の漏水を検知するフロートスイッチの出力が与えら
れており、これらの出力およびプログラムに従って、給
水弁55、循環ポンプ32、送風モータ27、駆動モー
タ22およびヒータ13の電源等を、対応するリレーを
介して後述のように制御するものである。
【0057】例えば、洗浄動作が開始されると、マイク
ロコンピュータ53は、マイクロスイッチ52からのパ
ルス信号を読み取り、一定周期でパルス信号が入力され
ているときには、正常であるが、不具合により食器洗浄
カゴ8が回転しなくなると、回転ギア23も回らず、カ
ム51も停止する。すると、今まで周期的に発生してい
たパルス信号が発生しなくなり、マイクロコンピュータ
53は、パルス信号の入力が一定時間ないと判断したと
きには、駆動モータ22を停止させるとともに、警告音
や警告表示などによってユーザに報知するようになって
いる。
【0058】なお、食器洗浄カゴ8が回転しない場合と
しては、洗浄フィルター19をつけ忘れたり、被洗浄物
が洗浄室7に引っ掛かったり、回転ギア23や食器洗浄
カゴ8が破損したりした場合が考えられる。
【0059】回転検出装置としては、このような構成に
限らず、例えば、ホトトライアックなどのセンサーによ
る構成も考えられるが、この実施の形態は、回路も簡単
であって部品も安価である。
【0060】なお、食器洗浄カゴ8の一部に被洗浄物を
セットして洗浄動作を開始し、洗浄動作が終了したとき
に、最初に被洗浄物を入れた位置が洗浄室7の奥側で停
止すると、被洗浄物の取り出しが面倒である。そこで、
動作開始時の周期をマイクロコンピュータ53が記憶
し、動作を停止するときは、前記開始時の周期と同―に
なった時点で駆動モータ22を停止するような制御を行
うことにより、食器洗浄カゴ8は、動作開始時の位置で
動作を停止することになり、これによって、被洗浄物を
取り出し易くして操作性を向上させることができる。
【0061】また、以上のような機能以外にも、回転検
出装置を設けることで5OHzと6OHzの判別をして
洗浄時間を制御したり、食器洗浄カゴ8の回転数を変化
させて制御したりすることも可能となり、性能の向上を
図ることができる。
【0062】なお、マイクロコンピュータ52等は、図
5に示される制御ボックス111に収納されており、ま
た、図5において、112は、本体の周囲に装着される
防震ゴムであり、113は、水位センサ54の出力が与
えられる検出部であり、114は、扉4のロックを検知
するスイッチであり、115は、水道水が供給される給
水口である。
【0063】図17は、洗浄フィルター19のターンテ
ーブル支持部19bに支持された食器洗浄カゴ8の下部
を示す図である。
【0064】食器洗浄カゴ8の裏面には、安定に回転で
きるように、4つのローラ56が、円周方向に沿って等
間隔で設けられている。このように4つのローラ56を
設けることにより、ガラスや陶器類など重い被洗浄物が
載せられたり、あるいは、被洗浄物がアンバランスに載
せられたときにも安定して回転できるようになってい
る。このローラ56は強度、滑りやすさ、耐水性、耐熱
性を考慮して、例えば、フッ素樹脂で構成されている。
【0065】これらローラ56は、食器洗浄カゴ8の回
転に従って、洗浄フィルター19の小穴群と洗浄室7の
底部とを回転することになり、円滑な回転ができるよう
に、洗浄室7の底部と洗浄フィルター19の上面は段差
のないフラットな同―平面になるようにしている。
【0066】また、食器洗浄カゴ8を洗浄室7より取り
出し、テーブルなどに置く場合に、前記食器洗浄カゴ8
が安定して水平状態を維持できるようにするためにも、
ローラ56は4つ以上設けるのが好ましい。さらに、ロ
ーラ56の下端が、食器洗浄カゴ8の回転軸20より先
にテーブル表面に着くように、回転軸20の下端部は、
ローラ56の下端より短くしている。すなわち、ローラ
56と食器洗浄カゴ8の回転軸の長さの差が洗浄フィル
ター19のターンテーブル支持部19bの突起高さに相
当する。
【0067】食器洗浄カゴ8の裏面中心部の回転軸20
は、食器洗浄カゴ8に載せられた被洗浄物の重さが集中
するので、強度が必要であり、このため、この回転軸2
0は、パイプ状の金属で構成されており、ビスによって
食器洗浄カゴ8の裏面にネジ止めされている。
【0068】樹脂製の食器洗浄カゴ8は、図18に示さ
れるように、その中心部に円柱上のポール57が垂直に
立設されており、このポール57から外周に向けて放射
状にリブ58が設けられる一方、互いに平行に複数のリ
ブ59が設けられており、これらリブ58,59の間に
食器など被洗浄物を装着する。
【0069】食器洗浄カゴ8に被洗浄物が放射状に置か
れると、洗浄ノズル26から噴射された洗浄水が、皿や
食器などの被洗浄物の表面に向け、外周から中心に亘っ
て当たるので被洗浄物の洗浄効果がよくなり、被洗浄物
をムラなく洗浄できる。また、乾燥時にも被洗浄物のす
き間を風が均一に送風されて良好に早く乾燥できる。
【0070】ポール57は、高さ方向の中央から上方に
かけて複数の支持バー60が外周に向けて突設されてお
り、この支持バー60は、食器の小物を収納する小物カ
ゴを支持するとともに、大皿等の大きな食器類の一部を
支持するものである。
【0071】小物カゴ61は、図19に示されるよう
に、扇形の形状であって、隣合う支持バー60によって
その両端が支えられて保持されるようになっており、小
物カゴ61の取り付け高さ位置は、高さの異なる支持バ
ー60に小物カゴ61を取り付けることにより、変更す
ることができる。これにより食器洗浄カゴ8に載せられ
た被洗浄物の大きさに応じ、小物カゴ61の取り付け高
さを変えることができる。
【0072】なお、支持バー60の取り付け角度や小物
カゴ61の形状は、これに限らず、任意に設計すること
ができ、小物カゴ61の支持バー60への取り付けも、
例えば、図20(A),(B)に示されるように、小物
カゴ61の扇形の半径方向の両端面に凸部61aを設
け、この凸部61aを食器洗浄カゴ8にある支持バー6
0の端面切り込み部60aに装着するようにしてもよ
い。
【0073】支持バー60、小物カゴ61などは樹脂成
型品であり、強度は強くない。したがって、小物カゴ6
1を支持バー60に装着すると、小物カゴ61に載せら
れた食器の重さで支持バー60が撓むことになるので、
支持バー60の先端部に金属柱62を設け、この金属柱
62によって小物カゴ61を安定して支えるように構成
している。さらに、支持バー60は、ポール57より外
周に近づくに従って高さが高くなるように構成してお
り、小物カゴ61は、中心になるに従いって底に沈むよ
うにしている。これによって、食器洗浄カゴ8の回転と
共に、小物が遠心力を受け、外周方向に飛ばされるのを
防止でき、安定して食器洗浄カゴ8を回転できることに
なる。
【0074】この実施の形態では、循環ポンプ32のイ
ンペラの正転あるいは逆転によって、貯水槽12の洗浄
水あるいは洗浄後の汚水が吸水口33から吸引され、洗
浄室7の洗浄ノズル26に供給して洗浄水の噴射し、あ
るいは洗浄後の汚水の排水を行うようにしている。
【0075】このため、図21および図22に示される
ように、循環ポンプ32内のインペラ63の正転、逆転
により生じる水流により回動する切り換え弁64が、洗
浄室7の貯水槽12内の洗浄水を洗浄ノズル26ヘ導く
洗浄吐出口65と、洗浄後の汚水を排出する排水吐出口
66とを交互に開閉できる位置に設けられている。
【0076】この切り換え弁64は、弾性体で構成され
るとともに、図23に示されるように、V字状に形成さ
れており、支点67を中心に回動自在に設けられてい
る。この切り換え弁64のV字状の開き角度は、洗浄吐
出口65と排水吐出口66の端面が形成する角度θのほ
ぼ半分θ/2にされており、これによって、前記洗浄吐
出口65または排水吐出口66を水密に閉じるようにし
ている。
【0077】洗浄時には、図21に示されるように、循
環ポンプ32のインペラ63が正転し、その水流によっ
て切り換え弁64が回動して排水吐出口66を水密に閉
じ、貯水槽12からの洗浄水は、洗浄ノズル26に供給
されて洗浄室7内に噴射されることになる。
【0078】また、排水時には、図22に示されるよう
に、循環ポンプ32のインペラ63が逆転し、その水流
によって切り換え弁64が回動して洗浄吐出口65を水
密に閉じ、貯水槽12からの洗浄後の汚水が、排水吐出
口66を介して排水されることになる。
【0079】なお、切り換え弁64の動作待機時に、ど
ちらかの一方の吐出口側を水密に閉じるととともに、他
方の吐出口を開放している状態では、洗浄運転を開始し
たときに、切り換え弁64のV字状の両片に水圧が加わ
り、回動動作の動きが悪く、切り替わりにくいことがあ
る。そこで、動作待機時には、例えば、図24に示され
るように、バネ68によって強制的に中間位置に戻して
おき、あるいは、図25に示されるように、切り換え弁
64に弾性片69を設けて強制的に中間位置に戻してお
き、循環ポンプ32内のインペラ63の正転、逆転によ
り生じる水流により切り換え弁64が、スムーズに切り
換わって洗浄吐出口65または排水吐出口66を水密に
閉じるようにしてもよい。また、切り換え弁64を中間
位置に戻すために、磁石を用いてもよい。
【0080】また、食器類の洗浄運転開始の初期におい
て、先ず、循環ポンプ32のインペラ63の正転逆転を
行い、切り換え弁64を動作させてから、本来の洗浄運
転に入ることにより回動する切り換え弁64が、スムー
ズに切り換わり洗浄吐出口65または排水吐出口66を
水密に閉じることができる。
【0081】前記循環ポンプ32のインペラ63の回転
方向を変えるとともに、回転数も変えること、特に排水
のときは高水圧を必要としないため、回転数を落として
騒音を低くすることができる。
【0082】図26は、食器洗浄機の本体を囲むキャビ
ネットおよび扉4の分解斜視図であり、図27,図28
は、扉4を開閉した状態のヒンジ部近傍の側面図であ
り、図29は、開放状態の平面図である。
【0083】扉4の内側左右および上端部の溝73内に
は、連続した第1のパッキン70が装着されるととも
に、両下端部をU字型に折曲しており、扉4の下辺部に
設けた板状の第2のパッキン71の両端部を介して押さ
え金具72で固着している。この押さえ金具72によっ
て、扉4の開閉による回転摩擦でパッキン70,71が
剥がれるのを防止している。
【0084】図30は、扉4の上端部のロックボタン6
付近の平面図であり、図31は、その側面図であり、図
32は、その作動状態を示す要部の平面図であり、図3
3は、その側面図である。
【0085】この実施の形態では、扉4のロックを行う
ためのロック機構を次のように構成している。
【0086】このロック機構は、ロックボタン6が取り
付けられて該ロックボタン6の操作に応じてスライドす
るスライド板74と、このスライド板74が上面側にス
ライド可能に取り付けられるとともに、下面側に、ロッ
クレバー75および反転板76が回転支軸77回りに回
転可能に取り付けられた取付板78とを備えており、ロ
ックレバー75の遊端が、洗浄室側のフック79に係脱
するように構成されている。また、取付板78と反転板
76との間には、バネ80が取り付けられている。
【0087】このロック機構では、ロックボタン6をロ
ック方向へ操作することにより、図32(B),(C)
の矢符で示されるように、スライド板74がスライド
し、反転板76を介してロックレバー75が回転動作か
ら前後動作に移行し、洗浄室側のフック79に係合し、
扉4を閉状態にロックするものである。
【0088】この扉4の閉状態のときに、扉4側の第1
のパッキン70および第2のパッキン71が、図29に
示される洗浄室側の前面開口部の防水リブ81に密着し
て水漏れを防止する効果を高めるものである。
【0089】この実施の形態では、キャビネットの底板
82には、図26に示されるように、その周辺部に凹状
の水溜め部83を設け、洗浄室4の接合部や各部品との
結合部分から水漏れが生じた場合に、底板82の凹状の
水溜め部83に一時的に漏れ水を溜めることができるよ
うに構成している。なお、図26において、116は後
板、117は本体キャビネット、118は扉に内板、1
19はヒンジである。
【0090】この水溜め部83に、図34に示されるよ
うな水位検知フロートスイッチ84を設けている。水位
検知フロートスイッチ84は、ホルダー110により取
り付けられており、水位検知フロートスイッチ84のマ
イクロスイッチ85およびレバー86は、回動自在に固
定されている。フロート87は、凹状の水溜め部83内
に位置して水溜部83の水位が高くなるにつれて浮動す
る。フロート87が浮動することにより回動するレバー
86を介してマイクロスイッチ85は、図34(A),
(B)に示されるように、ONまたはOFFする。マイ
クロコンピュータ53は、マイクロスイッチ85のON
またはOFFする信号を制御して洗浄室7内に給水する
給水弁55を閉じ、給水を止める。あるいは循環ポンプ
32を動作させ洗浄室7の貯水槽12内に溜まった洗浄
水を排水する。さらには、報知音または表示等によって
ユーザに報知するものである。
【0091】なお、本発明の他の実施の形態として、図
35に示されるように、貯水槽12の下部側壁面外側に
オーバーフロー装置88を設け、貯水槽12の溢水水位
と同等かやや低めの位置に出水口89を設け、オーバー
フロー装置88を通った水を底板82の凹状の水溜め部
83に導き、水位検知フロートスイッチ84を働かせる
ようにしてもよい。
【0092】また、底板82の水溜り部83の形状は、
任意であり、例えば、図36に示されるように、周辺部
を除いて凹状の水溜め部83としてもよい。
【0093】次に、以上の構成を有する食器洗浄機1の
動作について説明する。
【0094】食器洗浄機1は、電源に接続されて被洗浄
物の洗浄及び乾燥のための電力供給を受けるとともに、
上水道に接続されて洗浄水の供給を受け、下水道に接続
された排水口に洗浄後の排水を行う構造になっている。
【0095】下水道に接続された排水口につながる排水
ダクトは、循環ポンプ32の作り出す洗浄水流の経路に
設けられた上述の切り換え弁64を介して接続されてい
る。食器洗浄機の運転を開始すると、循環ポンプ32に
よる水流で上述のように作動する切り換え弁64によっ
て洗浄経路を開き、排水ダクトヘの経路を遮断し、給水
弁55を動作させて上水道より水道水を洗浄室7の貯水
槽12内に貯水する。
【0096】貯水槽12の水位は、水位センサ54によ
って検知され、貯水槽12内の水の量が一定量になると
給水弁55を閉じて水道水の給水を停止する。
【0097】続いて循環ポンプ32を作動させる。洗浄
室7の貯水槽12内の水は、予め投入されている洗剤と
共に循環ポンプ32によって貯水槽12の吸水口33か
ら吸い出され、洗浄ノズル26につながる洗浄水経路へ
と送り出され、洗浄ノズル26から洗浄室7内へ噴き出
され、被洗浄物に吹き付けられた後、洗浄室7底部の貯
水槽12へ貯水され、再び循環ポンプ32に吸い出され
るという循環を繰り返す。
【0098】洗浄室7底部の貯水槽12には、ヒータ1
3が洗浄水に浸かる位置に設けられており、ヒータ13
に電力を供給することで洗浄水を加熱して洗浄水の温度
を上昇させ、被洗浄物に付着した汚れの洗浄を促進させ
る。
【0099】洗浄水の温度は、洗浄経路に設けられた温
度センサーによって測定されており、洗剤の能力が最大
限に発揮される温度(一般的には60℃とされる)にな
るとヒータ13への電力供給を制御して洗浄水温度を一
定に保つ。一方、被洗浄物は、食器洗浄カゴ8とともに
回転し、洗浄ノズル26の前に位置した時にのみ洗浄水
が吹き付けられるが、食器洗浄カゴ8は等速度で回転す
るため、複数個の被洗浄物に洗浄水が均一に吹き付けら
れる構造になっている。
【0100】被洗浄物に付着した汚れは、ヒータ13に
よって加熱された洗浄水によって被洗浄物から分離さ
れ、洗浄水に溶け込むが、洗浄室7底部の洗浄経路に設
けられた洗浄フィルター19に溜る。洗浄を繰り返して
一定時間を経過して被洗浄物の汚れが充分に洗浄される
と、ヒータ13への電力供給を停止し、循環ポンプ32
の水流によって切り換え弁64を動作させて排水ダクト
への経路を開き洗浄経路を遮断する。切り換え弁64に
よって流水経路を変更された洗浄室7の貯水槽12内の
洗浄水は、循環ポンプ32によって排水ダクトを通り、
排水口から排水される。
【0101】充分に排水が終わると、濯ぎ工程に移行す
る。濯ぎ工程では、洗浄工程と同様に再び切り換え弁6
4を動作させて洗浄経路を開き、排水ダクトヘの経路を
遮断し、給水弁55を動作させて上水道よりー定量の水
道水を洗浄室7の貯水槽12内に貯水し、食器洗浄カゴ
8を回転させながら循環ポンプ32を作動させて被洗浄
物に洗浄水を噴射する。噴射を開始してから2〜3分が
経過すると、切り換え弁64を動作させて排水ダクトへ
の経路を開き、洗浄室7の貯水槽12内の洗浄水を排水
する。通常この洗浄工程を数回繰り返して洗浄水の濃度
を徐々に薄めて行く。
【0102】前記洗浄工程の後、再び切り換え弁64を
動作させて洗浄経路を開き、排水ダクトへの経路を遮断
し、給水弁55を動作させて上水道よりー定量の水道水
を洗浄室7の貯水槽12内に貯水し、食器洗浄カゴ8を
回転させながら循環ポンプ32を作動させて被洗浄物に
洗浄水を噴射しつつ、ヒータ13に電力を供給して洗浄
水の温度を上昇させる最終濯ぎ工程に移行する。
【0103】最終濯ぎ工程で洗浄水の温度を上昇させる
のは、被洗浄物の温度を約70℃に上げることで被洗浄
物に付着している雑菌を滅菌するとともに、洗浄工程時
に再付着し洗浄水によって冷却されて凝固した一部の油
分を洗浄水内に再び溶け込ませる目的がある。
【0104】洗浄水の温度が約70℃になったことを温
度センサーで感知すると、ヒータ13ヘの電力供給を停
止するとともに、切り換え弁64を動作させて排水ダク
トへの経路を開き、洗浄経路を遮断し、洗浄室7の貯水
槽12内の洗浄水を排水して循環ポンプ32ヘの電力供
給を停止して最終濯ぎ工程を終了する。
【0105】最終濯ぎ工程を終了すると、送風モータ2
7に電力を供給し、送風モータ27の回転軸に接続され
て送風ダクト内で自由に回転する送風ファン28によっ
て作り出される送風を、貯水槽12側壁の送風口29か
ら洗浄室7内に導入する。
【0106】送風口29から洗浄室7内に導かれた送風
は、食器洗浄カゴ8とともに回転する被洗浄物に均等に
吹き付けられ、被洗浄物に付着し70℃の温水で加熱さ
れた被洗浄物の熱を受けて蒸発する水蒸気を含んだ後、
洗浄室7に設けられた排気口から洗浄室7外へ排出され
る。
【0107】食器洗浄機1は、被洗浄物表面の水分が充
分に蒸発する時間だけ送風モータ27を運転した後、送
風モータ27および食器洗浄カゴ8を回転させるための
駆動モータ22への電力供給を停止して全ての工程を終
了する。
【0108】上述の実施の形態では、貯水槽12の吸水
口33は、貯水槽12の側壁に設けたけれども、本発明
の他の実施の形態として、図37に示されるように、貯
水槽12の底部に、それよりも低い溜り部90を設け、
この溜り部90に向けて吸水口33を設けてもよい。こ
れによって、排水時、貯水槽12の洗浄水が残らないよ
うにし、前記溜り部90に若干の洗浄水が残っても、そ
の洗浄水の臭いなどは吸水口33の空隙にたまり、洗浄
室7の槽内に拡散しにくくなる。
【0109】上述の実施の形態では、食器洗浄カゴ8の
下部にギア9を設け、この食器洗浄カゴ8をターンテー
ブルとして直接回転駆動したけれども、本発明の他の実
施の形態として、食器洗浄カゴ8とは別に、ターンテー
ブルを設ける構成としてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下のよ
うな効果が奏される。
【0111】請求項1記載の本発明によれば、循環ポン
プのインペラの正転あるいは逆転によって洗浄吐出口ま
たは排水吐出口を水密に閉じる切り換え弁を備えている
ので、噴射効率を高めることができるとともに、水漏れ
を防止できる。
【0112】また、切り換え弁の動作待機時には、復帰
手段によって切り換え弁を強制的に中間位置に戻してお
くことができるので、循環ポンプ内のインペラの正転、
逆転により生じる水流により切り換え弁が、スムーズに
切り換わって洗浄吐出口または排水吐出口を水密に閉じ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る食器洗浄機の
外観斜視図である。
【図2】図1の食器洗浄機の扉を開放した状態の斜視図
である。
【図3】図1の食器洗浄機の概略構成を示す側断面図で
ある。
【図4】図3の水平断面図である。
【図5】洗浄機本体の分解斜視図である。
【図6】洗浄室内部の要部の斜視図である。
【図7】感熱板の平面図である。
【図8】感熱板の取り付け状態を示す図である。
【図9】回転ギア部分の斜視図である。
【図10】洗浄ノズルの着脱を示す図である。
【図11】洗浄ノズルの接続部を示す断面図である。
【図12】洗浄ノズルの噴射口を示す斜視図である。
【図13】洗浄ノズルの噴射口の他の実施の形態を示す
斜視図である。
【図14】駆動手段の概略構成を示す平面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】食器洗浄機のブロック図である。
【図17】洗浄フィルター上の食器洗浄カゴの下部を示
す図である。
【図18】食器洗浄カゴの斜視図である。
【図19】小物カゴの斜視図である。
【図20】本発明の他の実施の形態の小物カゴおよび食
器洗浄カゴの要部を示す斜視図である。
【図21】循環ポンプの概略断面図である。
【図22】循環ポンプの概略断面図である。
【図23】切り換え弁の斜視図である。
【図24】本発明の他の実施の形態の切り換え弁付近の
断面図である。
【図25】本発明のさらに他の実施の形態の切り換え弁
付近の断面図である。
【図26】キャビネットおよび扉の分解斜視図である。
【図27】扉を開放した状態のヒンジ部近傍の側面図で
ある。
【図28】扉の閉止した状態のヒンジ部近傍の側面図で
ある。
【図29】図27の平面図である。
【図30】扉のロックボタン付近の平面図である。
【図31】図30の側面図である。
【図32】ロック機構の作動状態を示す要部の平面図で
ある。
【図33】図32の側面図である。
【図34】水位検知フロートスイッチを示す図である。
【図35】本発明の他の実施の形態のオーバーフロー装
置を示す図である。
【図36】本発明の他の実施の形態の底板の斜視図であ
る。
【図37】本発明の他の実施の形態の吸水口付近の断面
図である。
【図38】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄機 4 扉 7 洗浄室 8 食器洗浄カゴ 10 凹所 12 貯水槽 13 シーズヒータ 19 洗浄フィルター 22 駆動モータ 23 回転ギア 26 洗浄ノズル 29 送風口 32 循環ポンプ 36 噴射口 45 駆動ギア 46 揺動レバー 48,49 第1,第2伝達ギア 57 ポール 60 支持バー 64 切り換え弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 浩和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木村 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井口 栄二郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田辺 武士 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 有田 徹弌 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BF01 BF03 BF05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室を有し、該洗浄室内で食器類に洗
    浄ノズルから洗浄水を噴射することで前記食器類を洗浄
    する食器洗浄機において、 洗浄水を洗浄ノズルに給送する洗浄吐出口と洗浄後の汚
    水を排出する排水吐出口とを有する循環ポンプと、 前記循環ポンプの正転あるいは逆転による水流によって
    回動して前記洗浄吐出口または前記排水吐出口のいずれ
    かを水密に閉じる略V字状の切換弁と、 前記循環ポンプの停止時には、前記切換弁を定位置に復
    帰させる復帰手段とを備えることを特徴とする食器洗浄
    機の給排水機構。
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