JP2002306295A - 写真等の表示用フレ−ム部材 - Google Patents

写真等の表示用フレ−ム部材

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JP2002306295A
JP2002306295A JP2001117523A JP2001117523A JP2002306295A JP 2002306295 A JP2002306295 A JP 2002306295A JP 2001117523 A JP2001117523 A JP 2001117523A JP 2001117523 A JP2001117523 A JP 2001117523A JP 2002306295 A JP2002306295 A JP 2002306295A
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color sheet
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Koji Sakata
耕志 坂田
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TAKENO KK
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TAKENO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真や絵などを展示する際に写真輪郭部を修
飾する安価かつ簡便な写真等の表示用フレーム部材を提
供する。 【解決手段】 本発明は、表面シート1の裏面に複数色
の単色カラーシート片を突き合わせてなるカラーシート
2と台紙3を重ね合わせて積層一体化してなる積層シー
トに透窓b1、b2、b3、b4を裏面から表面に向かって拡開
状態に貫設してなる写真等の表示用フレーム部材であ
り、透窓のテーパー面を表面方向に露出しているため、
複数色のカラーシート片で構成される積層シートの断面
が多彩な色彩をもって写真輪郭部たる透窓の開口周端面
4に層状に顕れ、写真を体裁良く際立たせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真等を体裁良く展
示する表示用フレーム部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図9のように、例えば宮参り
や七五三、あるいは入学式といった記念行事の際の写真
Bを展示したり、絵などを修飾したりする際に、単一色
の同一素材で一様に形成されたカラーシート11に写真B
や絵などを表示するための透窓12を設けた写真等の表示
用フレーム部材A'が広く用いられていた。
【0003】しかしながら、従来の写真等の表示用フレ
ーム部材A'は、単一色のカラーシート11で一様に形成さ
れていたため、写真B等の美しさを引き立てるにあたっ
て色彩的に変化がなく単純であった。写真を修飾するの
に第一の役割を果たす写真輪郭部たる透窓12の開口周端
面においても色彩の変化に乏しく、見た目の華やかさに
欠ける上に製品のバリエーションも限られてくるという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、写真輪郭部
の色彩の変化が豊かで体裁良く写真等を表示することが
できる安価かつ簡便な写真等の表示用フレーム部材を提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の写真等
の表示用フレーム部材は、表面シートの裏面にカラーシ
ートを積層一体化してなる積層シートに写真や絵などを
表示するための透窓を貫設してなるフレーム部材であっ
て、上記カラーシートは互いに異色のカラーシート片を
組み合わせてなり、このカラーシートを表面シートの裏
面に一体に積層してなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の写真等の表示用フレーム
部材は、請求項1に記載の写真等の表示用フレーム部材
において、表面シートの裏面に同大、同形の複数枚のカ
ラーシートを上下方向に隣接するカラーシートにおける
カラーシート片の少なくとも一部が異色となるように積
層一体化してなることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の写真等の表示用フレーム
部材は、請求項1または請求項2に記載の写真等の表示
用フレーム部材において、透窓の開口周端面を裏面側か
ら表面に向かって拡開したテーパー面に形成してあり、
このテーパー面にカラーシートの異色部分を露出させて
いることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の写真等の表示用フレーム部材の使用要
領を説明する。従来の写真等の表示用フレーム部材を使
用する際と同様に、写真を展示する際には、表示用フレ
ーム部材における透窓の裏面周縁部に接着剤を塗布した
のち、透窓を閉塞するようにして写真を裏面に貼着した
り、或いは写真の四方隅角部に被せたコーナ片を透窓の
裏面四隅部に貼着したり、さらには、写真を透明袋内に
収納してこの透明袋を透窓の裏面に貼着したりして固定
し、透窓を通して写真を鑑賞させる。
【0009】このとき、写真の外周縁部を囲遶する透窓
の開口周端面に積層シートの断面すなわち表面シートと
カラーシートの断面が露出する。本発明にかかるところ
の写真等の表示用フレーム部材は、互いに異色のカラー
シート片を突き合わせ状に組み合わせてなるカラーシー
トを表面シートの裏面と一体に積層して構成しているの
で、複数の透窓をその開口周端面が異色のカラーシート
片間に亘るように貫設されている場合には、各透窓の開
口周端面に異色のカラーシート片による色合いが露出
し、変化に富んだ美麗な色彩を呈する開口周端面を得る
ことができ、この開口周端面によって透窓から展示して
いる写真を体裁良く際立たせることができる。
【0010】上記のように、開口周端面の端面に異なる
色のカラーシート片による色彩を露出させるには、該透
窓を貫設形成する際に切断刃による切断面が互いに隣接
する上記カラーシート片の突き合わせ端面と交差するよ
うに配置しておけばよい。また、透窓を裏面から表面シ
ートに向かって拡開形状に形成しておくことによって、
透窓の開口周端面が幅広い傾斜端面となり、上記異色の
カラーシート片による開口周端面の色合いを顕現させて
明確にして美麗な開口周端面が得られる。さらに、上記
カラーシートを複数枚、表面シートの裏面に積層一体化
して肉厚の表示用フレーム部材を形成しておくことによ
って、上記透窓の傾斜端面が一層幅広くなり、この傾斜
端面に複数層の異色のカラーシートにおけるカラーシー
ト片の断面色彩が幅方向に層状の露出し、幾重にも連な
った色彩の変化を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図3において、フレーム部材
Aは、単色、例えば、黄色の表面シート1の裏面に該表
面シート1と同形同大のカラーシート2を重ね合わせて
貼着し、さらに、このカラーシート2の裏面に表面シー
ト1と同形同大の台紙3を貼着して積層シートを形成
し、この積層シートの複数箇所(図の実施例においては
4箇所)に裏面から表面に向かって開口周端面が拡開形
状に傾斜したテーパ面に形成されている透窓b1、b2、b
3、b4を設けることによって構成されている。なお、表
面シート1、カラーシート2のいずれも、例えば色画用
紙や着色プラスチックシートといったような表裏面だけ
でなく内部にまで全体的に着色された素材で形成されて
いる。また、上記透窓b1、b2、b3、b4はそれぞれの裏面
に貼着する写真Bよりも僅かに小さい形状に形成されて
いる。
【0012】上記カラーシート2はその一半部2Aと他半
部2Bとが異色、例えば、一半部2Aが赤色で他半部2Bが青
色に形成されている。このようなカラーシート2を得る
には図4に示すように、全体が赤色の単色カラーシート
21と、全体が青色の単色カラーシート22とをそれぞれ2
分割し、赤色の単色カラーシート21の一半部のカラーシ
ート片2Aと青色の単色カラーシート22の他半部のカラー
シート片2Bとの切断端面を突き合わせ状に組み合わせて
台紙3上に貼着することにより得られる。同様に、赤色
の単色カラーシート21の他半部のカラーシート片2A' と
青色の単色カラーシート22の一半部のカラーシート片2
B' との切断端面を突き合わせ状に組み合わせることに
よって上記カラーシート2と同大、同形のカラーシート
を得ることができる。即ち、単色のカラーシート21、22
を2分割した場合には、2枚のカラーシート2を得るこ
とができる。
【0013】なお、それぞれのカラーシート21、22を同
一形状に2分割することなく、大きさや形状が異なるよ
うに2分割し、一方の単色カラーシート21の一半部又は
他半部のカラーシート片2A、2A' と他方の単色カラーシ
ート22の他半部又は一半部のカラーシート片2B、2B' と
の切断端面を突き合わせ状に組み合わせて表面シート1
と同大、同形のカラーシート2を形成してもよい。ま
た、上記カラーシート21、22を分割する際の切断端面は
必ずしも鉛直方向に設けなくても構わない。
【0014】また、フレーム部材Aに表面シート1から
台紙3間に亘って貫通した拡開形状の傾斜開口周端面4
を有する透窓b1、b2、b3、b4を形成するには、例えば、
透窓が矩形状である場合には、所定長さを有す直状の切
断刃を表面シート1から台紙3に向かって傾斜した状態
で切り込むことにより透窓の一開口端面部を形成し、同
様にして他の三方の開口端面部をそれぞれ端面部の長さ
に応じた直状の切断刃を用いて上記同様にして切り込む
ことにより形成すればよい。
【0015】この際、切断刃が上記カラーシート2を形
成している異色のカラーシート片2A、2B間を交差するよ
うに切り込んだ場合には、図1、図2に示すように、そ
の切断端面、即ち、傾斜開口端面部にカラーシート片2A
の色彩と、カラーシート片2Bの色彩とが周方向に連続し
た状態で現出する。従って、上記透窓b1、b2、b3、b4の
傾斜開口周端面においては、上記一方のカラーシート片
2Aのみの色が露出した傾斜開口端面部や、他方のカラー
シート片2Bのみの色が露出した傾斜開口端面部、さらに
は、これらのカラーシート片2A、2Bの色が露出した傾斜
開口端面部が形成されている。
【0016】次に、上記のように構成した写真等の表示
用フレーム部材の使用要領について説明する。写真Bを
透窓を通じて展示する際に、各透窓b1、b2、b3、b4の裏
面周縁部に接着剤を塗布したのち、それぞれの透窓を閉
塞するようにして写真Bを該接着剤を介してフレーム部
材Aの裏面に貼着する。なお、透窓の裏面周縁部に接着
剤を塗布することなく写真Bの四方隅角部にコーナ片を
被せてこのコーナ片を透窓の裏面四隅部に貼着してもよ
く、或いは、図5のように各フレーム部材Aの裏面に各
透窓を閉塞するようにして偏平な透明袋Cを貼着し、こ
の透明袋Cの開口端から写真Bを挿入することよって透
窓を通じてフレーム部材Aの表面側に写真を展示するよ
うに構成しておいてもよい。
【0017】使用する際には、透窓b1、b2、b3、b4を通
して表側方向から写真Bを鑑賞するわけだが、このと
き、該透窓b1、b2、b3、b4の開口周端面4を裏面側から
表面に向かって拡開した傾斜周端面に形成してあり、従
って、傾斜開口周端面4が前方側から全周に亘って直視
することができ、その傾斜開口周端面4に露出している
上記カラーシート片2A、2Bの端面の色合いによって雅趣
に富んだ着色額縁部を形成して写真を一層、きれいに展
示することができる。
【0018】その上、表面シート1の色彩と相まって一
層、変化に富んだ美麗な開口周端面4が形成され、ま
た、台紙3も着色しておけばさらに開口周端面の色合い
に変化を持たせることができる。例えば、上述したよう
に表面シート1を黄色に、カラーシート2を赤色のカラ
ーシート片2Aと青色のカラーシート片2Bとの組み合わせ
によって形成しておき、台紙3も必要に応じて着色した
ものを使用すれば、透窓b1、b2、b3、b4の傾斜開口周端
面4には、表面シート1、カラーシート2、台紙3の色
が幅方向に3層状に露出し、且つカラーシート2の赤色
カラーシート片2Aと青色カラーシート片2Bとの色が周方
向に連続した状態で露出した部分も存在して鮮やかな色
彩の変化を現出し、体裁良く写真Bを際立たせることが
できる。
【0019】即ち、各透窓の開口周端面は表面シート方
向に拡開形状をとっており、且つ、これらの透窓を形成
する際に切断刃による切断面には、上層側から表面シー
ト1の着色端面と、カラーシート2のカラーシート片2
A、2Bによる着色端面と、台紙3の端面とが順次開口周
端面の幅方向に表面側から裏面側に向かって層状に露出
するが、上記カラーシート2の開口周端面においては、
切断刃がカラーシート片2A、2B間に亘って切断した端面
に、これらのカラーシート片2A、2Bの突き合わせ端面を
境にして赤色と青色との異色の色合いが周方向に連続し
た状態で現出するものである。
【0020】上記では、黄単色の表面シート1の裏面に
異色のカラーシート片2A、2Bを突き合わせて構成したカ
ラーシート2と台紙3を積層一体化することによって表
示用フレーム部材の本体である3層の積層シートを構成
した場合を説明したが、テーパー面の幅の拡大や層状文
様の複雑化を目的として上記カラーシート2の積層枚数
を任意に増加させてもよい。
【0021】また、この際、図6、図7に示すように、
カラーシート2を2色ではなく多色、例えば赤色のカラ
ーシート片P1と青色のカラーシートQ2とピンク色のカラ
ーシート片R3と緑色のカラーシート片S4とを突き合わせ
状に組み合わせて台紙3に貼着することにより、表面シ
ート1と同大、同形のカラーシート2'を構成すると共に
このカラーシート2'上に必要に応じて上記カラーシート
2'とは異なった色のカラーシート片の組み合わせよりな
る1枚以上のカラーシート2'' を積層接着し、これらの
4色のカラーシート2'' 、2'と台紙3とを表面シート1
の裏面に順次、積層接着した積層シートを形成し、この
積層シートの複数箇所(図の実施例においては4箇所)
に裏面から表面に向かって拡開形状の開口周端面を有す
る透窓b1、b2、b3、b4を貫設することによってフレーム
部材Aを構成してもよい。なお、黄単等の単色の表面シ
ート1や上記カラーシート2'、2'' はいずれも例えば色
画用紙や着色プラスチックシートといったような表裏面
だけでなく内部にまで全体的に着色された素材で形成さ
れている。
【0022】上記カラーシート2'、2'' を得るには、図
8に示すように、全体が赤色、青色、ピンク色、緑色に
着色されている単色のカラーシート21、22、23、24を重
ね合わせてこれらのカラーシート21〜24を4分割するこ
とにより、4片の赤色のカラーシート片P1、P2、P3、P
4:青色カラーシート片Q1、Q2、Q3、Q4:ピンク色のカ
ラーシート片R1、R2、R3、R4:緑色のカラーシート片S
1、S2、S3、S4を形成し、これらのカラーシート片を任
意に4片、突き合わせ状に組み合わせることにより表面
シート1と同大、同形のカラーシート2'、2'' を得るも
のである。
【0023】例えば、赤色のカラーシート片P1と、この
カラーシート片P1とは異なる部分の青のカラーシート片
Q2と、これらのカラーシート片P1、Q2とは異なる部分の
ピンック色のカラーシート片R3と、さらにこれらのカラ
ーシート片P1、Q2、R3とは異なる部分の緑色のカラーシ
ート片S4を突き合わせ状に組み合わせてカラーシート2'
を形成し、同様に、例えば、ピンク色のカラーシート片
R1、緑色のカラーシート片S2、赤色のカラーシート片P
3、青色のカラーシート片Q4とを突き合わせ状に組み合
わせてカラーシート2'' を形成すればよい。
【0024】また、この場合、任意のカラーシートのカ
ラーシート片を2枚、その他の3枚のカラーシートから
任意の2枚のカラーシート片(上記カラーシート片とは
異なる形状)取り出してこれらを組み合わせることによ
りカラーシートを形成してもよい。さらに、各4枚のカ
ラーシート片は必ずしも異なる大きさ、形状に形成して
おくことなく、同大、同形等に4分割しておいてもよ
い。また、上記カラーシート21〜24を分割する際の切断
端面は必ずしも鉛直方向に設けなくても構わない。
【0025】なお、上記2枚のカラーシート2'、2'' を
表面シート1の裏面に貼着する場合に、まず、台紙3上
にカラーシート2'、2'' を順次積層接着しておき、上層
部のカラーシート2'' の表面を表面シート1の裏面に貼
着すればよい。このように表面シート1と2枚のカラー
シート2'、2'' と台紙3とを積層してなる積層シートに
上記実施例と同様にして切断刃により開口周端面4が裏
面から表面に向かって拡開形状に傾斜したテーパ面に形
成されている透窓b1、b2、b3、b4を穿設することによっ
て表示用フレームAを構成している。また、カラーシー
ト2'、2'' は上下に重なりあうカラーシート片の色が同
一色であってもよいが、異なるように積層しておくこと
が好ましい。
【0026】上記のように構成した表示用フレームAに
切断刃により開口周端面4が裏面から表面に向かって拡
開した傾斜開口周端面に形成されている透窓b1、b2、b
3、b4を切断、形成した場合、図6、図7に示すよう
に、その切断端面、即ち、傾斜開口周端面4にそれぞれ
のカラーシート片の色が幅方向には層状に、周方向には
連続した状態で現出する。例えば、カラーシート2'にお
ける赤色カラーシート片P1と青色カラーシート片Q2との
突き合わせ端面が切断刃によって交差状に切断されてい
る透窓b2の傾斜開口周端面4においては、赤色と青色と
が周方向に連続した着色端面が現出すると共にこのカラ
ーシート2'の上方側のカラーシート2'' の切断端面にお
いては、ピンク色と緑色とが周方向に連続した着色端面
が現出し、これらの上下の着色端面が表面シート1の開
口端面部と共に傾斜開口周端面4の幅方向に層状に現出
した透窓の開口周端面を形成している。
【0027】この表示用フレームAの裏面に、上記同様
にして写真Bを各透窓b1、b2、b3、b4を閉塞するように
直接貼着或いは透明袋内に収納した状態で貼着すると、
上記各透窓b1、b2、b3、b4の傾斜開口周端面4に現出し
ているカラーシート片による異色の色合いによって写真
が体裁よく引き立てられる。
【0028】例えば、透窓b1の傾斜開口周端面4におい
ては、表面シート1の色と、カラーシート2'' のピンク
色のカラーシート片R1の色、その下層のカラーシート2'
の赤色カラーシート片P1の色が順次幅方向に層状に露出
する。かくして写真の輪郭部たる透窓b1の開口周端面に
層状の文様が顕出し、鮮やかな色彩の変化を提供し、写
真Bを体裁良く際立たせることができる。
【0029】一方、別な透窓b2においては、その傾斜開
口周端面の一部の端面部に上記透窓b1と同一色合いが層
状に露出していると共に他部の端面部には、表面シート
1の色とカラーシート2'' の一部である緑色カラーシー
ト片S2の色、その下層のカラーシート2'の一部である青
単色カラーシート片Q2の色とが順次、層状に露出して傾
斜開口周端面4が全周に亘って一層、鮮やかな色調を呈
し、写真Bを体裁良く際立たせることができる。
【0030】なお、カラーシート2は上述したように2
片或いは4片の異色のカラーシート片の組み合わせに限
定されることなく、複数枚の異色のカラーシート片を突
き合わせ状に組み合わせることによって形成すればよ
く、又、透窓は表示用フレームAの複数箇所に設ける代
わりに1つだけ穿設した構造であってもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の写真等の表示用フレー
ム部材は、表面シートの裏面にカラーシートを積層一体
化してなる積層シートに写真や絵などを表示するための
透窓を貫設してなるフレーム部材であって、上記カラー
シートは互いに異色のカラーシート片を組み合わせてな
り、このカラーシートを表面シートの裏面に一体に積層
してなることを特徴とするので、写真を該フレーム部材
に固定して展示する際に、写真輪郭部たる透窓開口周端
面に鮮やかな色彩の変化を提供し、体裁良く写真を際立
たせることができる。
【0032】請求項2に記載の写真等の表示用フレーム
部材は、請求項1に記載の写真等の表示用フレーム部材
において、表面シートの裏面に同大、同形の複数枚のカ
ラーシートを上下方向に隣接するカラーシートにおける
カラーシート片の少なくとも一部が異色となるように積
層一体化してなることを特徴とするので、写真を該フレ
ーム部材に固定して展示する際に、写真輪郭部たる透窓
開口周端面に幾重にも連なった層状の鮮やかな色彩の変
化を提供し、体裁良く写真を際立たせることができる。
【0033】請求項3に記載の写真等の表示用フレーム
部材は、請求項1または請求項2に記載の写真等の表示
用フレーム部材において、透窓の開口周端面を裏面側か
ら表面に向かって拡開したテーパー面に形成してあり、
このテーパー面にカラーシートの異色部分を露出させて
いることを特徴とするので、写真を該フレーム部材に固
定して展示する際に、透窓開口周端面の幅をより広くと
ることができ、写真輪郭部たる透窓開口周端面に顕現す
るより顕著で鮮やかな色彩の変化を提供することによっ
て、写真を体裁良く際立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真等の表示用フレーム部材の形態を
示した斜視図、
【図2】裏面に写真等を貼着した簡略断面図、
【図3】分解斜視図、
【図4】カラーシートの形成方法を示した説明図、
【図5】裏面に写真を貼着する場合の裏面側からみた斜
視図、
【図6】本発明の別な実施例を示す表示用フレームの一
部切欠斜視図、
【図7】その簡略断面図、
【図8】カラーシートの形成方法を示した説明図。
【図9】従来の表示用フレーム部材の形態を示した斜視
図。
【符号の説明】
1 表面シート 2、2'、2'' カラーシート 3 台紙 4 開口周端面 21 赤色単色カラーシート 22 青色単色カラーシート 23 ピンク色単色カラーシート 24 緑色単色カラーシート 2A、2A' 、P1〜P4 赤色カラーシート片 2B、2B' 、Q1〜Q4 青色カラーシート片 R1〜R4 ピンク色カラーシート片 S1〜S4 緑色カラーシート片 b1〜b4 透窓 A 表示用フレーム部材 B 写真 A' 従来の表示用フレーム部材 11 単色カラーシート 12 透窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 1/08 B42D 1/08 N B42F 5/02 B42F 5/02 A G09F 1/12 G09F 1/12 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面シ−トの裏面にカラーシートを積層
    一体化してなる積層シートに写真や絵などを表示するた
    めの透窓を貫設してなるフレーム部材であって、上記カ
    ラーシートは互いに異色のカラーシート片を組み合わせ
    てなり、このカラーシートを表面シートの裏面に一体に
    積層してなることを特徴とする写真等の表示用フレーム
    部材。
  2. 【請求項2】 表面シートの裏面にこの表面シートと同
    大、同形の複数枚のカラーシートを上下方向に隣接する
    カラーシートにおけるカラーシート片の少なくとも一部
    が異色となるように積層一体化してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の写真等の表示用フレーム部材。
  3. 【請求項3】 透窓の開口周端面を裏面側から表面に向
    かって拡開したテーパー面に形成してあり、このテーパ
    ー面にカラーシートの異色部分を露出させていることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の写真等の表
    示用フレーム部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009080235A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Takashi Sekiguchi リバーシブル形式のメニュー
BE1018239A3 (nl) * 2008-08-07 2010-07-06 Unibind Ltd Werkwijze voor het vervaardigen van een schutblad met een venster en aldus verkregen schutblad.

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009080235A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Takashi Sekiguchi リバーシブル形式のメニュー
BE1018239A3 (nl) * 2008-08-07 2010-07-06 Unibind Ltd Werkwijze voor het vervaardigen van een schutblad met een venster en aldus verkregen schutblad.

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