JP2002305947A - 脱穀機のフィードチエン支持部材 - Google Patents

脱穀機のフィードチエン支持部材

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JP2002305947A
JP2002305947A JP2001114927A JP2001114927A JP2002305947A JP 2002305947 A JP2002305947 A JP 2002305947A JP 2001114927 A JP2001114927 A JP 2001114927A JP 2001114927 A JP2001114927 A JP 2001114927A JP 2002305947 A JP2002305947 A JP 2002305947A
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sprocket
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JP2001114927A
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English (en)
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Takahiro Watabe
高広 渡部
Noboru Ito
昇 伊藤
Ryuji Umebayashi
竜司 梅林
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扱口に沿って配設したフィードチエンを、フ
ィードチエン支持部材で下方から支承した脱穀機であっ
て、上記フィードチエン支持部材を部品点数の少ない構
造の簡単なものにする。 【解決手段】 フィードチエン18の穀稈搬送側を板状
体で構成したフィードチエン支持部材22で下方から支
承すると共に、上記フィードチエン支持部材22でフィ
ードチエン18の駆動スプロケット23を支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀機の扱口に沿
って配設したフィードチェーンを下方から支承するフィ
ードチエン支持部材に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバイン等に搭載される脱穀
機には、扱口に沿って穀稈を搬送するフィードチェーン
が設けられているが、このようなフィードチェーンに
は、穀稈の搬送を円滑にするため、フィードチェーンを
下方から支承するフィードチエン支持部材を設けたもの
が知られている。
【0003】上記のようなフィードチエン支持部材は、
扱口に沿ってかなり長い範囲に亘り配設しなければなら
ないので、従来はフィードチエンのを構成部品類を溶接
作業によって組み付けていた。このため、フィードチエ
ン支持部材を構成する部品点数が多くなり、組み付け作
業が容易でなうという問題があった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよ
うな問題点を解消すべく創作されたものであって、扱口
に沿って長い範囲に亘り配設されるフィードチエン支持
部材であっても、溶接作業等によることなく板状体で一
体的に構成することにより、組み付けに必要な部品点数
の削減を図ることができる脱穀機のフィードチエン支持
部材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、扱口に沿って穀稈を
搬送するフィードチエンを設け、上記フィードチエンの
穀稈搬送側を板状体で一体構成したフィードチエン支持
部材で下方から支承すると共に、上記フィードチエン支
持部材でフィードチエンの駆動スプロケットを支持した
ことを特徴とし、また、上記フィードチエン支持部材の
後端部に、フィードチエンを懸回する従動スプロケット
を設け、該従動スプロケットの前方下方位置にフィード
チエンを駆動する駆動スプロケットを設けたことを特徴
とし、さらにまた、上記フィードチエン支持部材を機体
側に固定する取付け面と、フィードチエン支持部材に従
動スプロケットおよび駆動スプロケットを取付ける取付
け面との間に、段差部を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図面
に示された一実施例に基いて詳細に説明する。まず図1
〜図2において、1は脱穀機であって、この脱穀機1の
前部に設けた扱室2には、多数の扱歯3を固設した扱胴
4が回転自在に軸架されており、扱室2の後部一側に
は、前後方向の処理室5が扱室2と連通状に配設されて
いる。
【0007】上記処理室5の内部には処理歯6を固設し
た処理胴7が扱胴4と平行状に軸架されていて、扱室2
の受網8を漏下し得なかった穂切れ穀稈等の混合した処
理物が処理室5に送り込まれると、回転する処理胴7で
さらに処理して穀粒を分離し、藁屑等は処理室5後部の
排塵口9から排出するようになっている。10は処理胴
7の始端部に設けた処理物の移送ラセンである。
【0008】上記扱室2および処理室5の下方には、搖
動板、チャフシーブ、ストローラック等からなる選別体
11が前後揺動自在に架設されており、その下方には機
体の前部にある唐箕12から選別風が送風されて、扱室
2および処理室5から漏下した穀粒等を選別体11の揺
動選別作用と選別風の風選作用とで選別する選別部が構
成されている。13は選別された穀粒を一番ラセン14
から揚上搬送して回収する揚穀筒、15は二番ラセン1
6から二番物を還元する還元ラセン、また17は藁屑等
を吸引排出する排塵ファンである。
【0009】18は扱き口に沿って配設されたれたフィ
ードチエンであって、該フィードチエン18の上方に
は、図5で示すようにスプリング19で押圧付勢された
挟扼レール20が配設されている。そして刈取られた穀
稈がフィードチェーン18に供給されると、このフィー
ドチェーン18と挟扼レール19とで株元側を挟持され
た穀稈は、扱き口に沿って搬送される過程で回転する扱
胴4によって脱穀処理され、脱穀処理後の排藁はフィー
ドチエン18の搬送終端から排藁搬送体21に受継がれ
て機体の後方に搬送放出される。
【0010】そしてフィードチエン18は、その穀稈搬
送側がフィードチエン支持部材22で下方から支承され
ている。上記フィードチエン支持部材22は、図3〜図
4で示すように、前後方向の板状体で一体構成されてお
り、フィードチエン18の穀稈搬送側に沿った所定幅の
板状部分がフィードチエン支持部材22を機体側に取付
ける取付け面Dとなっており、この取付け面Dの後方に
は、フィードチエン18の駆動スプロケット23および
従動スプロケット24を取付ける 取付け面Eが形成さ
れている。
【0011】すなわち、上記取付け面Dは、その前側取
付面25と後側取付面26とがボルト27、27によっ
てそれぞれ扱室2の前側板28および後側板29に固定
されており、また取付け面Eには、その後端上部に従動
スプロケット24が取付けられ、該従動スプロケット2
4の前方下方位置に駆動スプロケット23が取付けられ
ている。また、上記フィードチエン支持部材22には、
その外周縁に沿ってフィードチエン18の穀稈搬送側を
下方から支承する支承面22aが折曲形成されている。
【0012】そして上記フィードチエン支持部材22に
は、取付け面Dと取付け面Eとの間に、所定高さの段差
部30を設けることにより、取付け面Eに駆動および従
動スプロケット23、24を取付けて、この駆動および
従動スプロケット23、24に懸回したフィードチエン
18を、板状体で一体構成したフィードチエン支持部材
22の支承面22aで下方から支持できるようになって
いる。
【0013】また、上記取付け面Eの後端縁には、駆動
スプロケット23と従動スプロケット24との間に立上
り部31が形成されており、この立上り部31と平行状
に前記段差部30が形成されていて、特に、フィードチ
エン18の詰まり時において、従動スプロケット24を
駆動スプロケット23側に引っ張ろうとする力が作用し
ても、これに対して段差部30が補強するようになって
いる。
【0014】32はフィードチエン支持部材22の前端
側に設けたチエン外れ防止ガイドであって、フィードチ
エン支持部材22の外側面にボルト33、33によって
固定されており、このチエン外れ防止ガイド32によっ
てフィードチエン18がフィードチエン支持部材22か
ら外れるのを防止している。
【0015】34はフィードチエン支持部材22の後端
側に溶着した終端ガイド取付座であって、この終端ガイ
ド取付座34の両側に終端ガイド35、35が取付固定
されていて、従動スプロケット24に懸回したフィード
チエン18の回動をガイドするとともに、チエン外れを
防止している。そして上記終端ガイド取付座34を、従
動スプロケット24の回転軸、または、その近傍まで延
設することによってフィードチエン支持部材22の後端
側を終端ガイド取付座34で補強している。36はフィ
ードチエン18の張り強さを調節するタイトローラであ
る。
【0016】本発明は上記のように構成したので、扱口
に沿って設けたフィードチエン18は、その穀稈搬送側
を、扱室2の前後側板28、29に固定したフィードチ
エン支持部材22で下方から支承されるので、フィード
チエン18の回動に伴って円滑に穀稈を搬送することが
できる。
【0017】また、板状体で一体構成したフィードチエ
ン支持部材22は、構造が簡単になって組み付け時の部
品点数を削減することができる。しかもフィードチエン
支持部材22の後端側に、駆動および従動スプロケット
23、24の取付け面Eを設けたので、駆動および従動
スプロケット23、24の取付けが容易となる。
【0018】そして、フィードチエン支持部材22の取
付け面Dと取付け面Eとの間に段差部30を設けること
により、取付け面Eに駆動および従動スプロケット2
3、24を取付けて、フィードチエン18を懸回するこ
とができるので、フィードチエン支持部材22を後方に
延長した一体ものに形成して、その延長上にフィードチ
エン18を構成する全ての部品を一体的に構成すること
ができる。
【0019】さらに取付け面Eの後端縁に立上り部31
を形成し、この立上り部31と平行状に段差部30を形
成したので、フィードチエン18の詰まり時に、この段
差部30が補強となって従動スプロケット24が駆動ス
プロケット23側に曲がるのを防止することができる。
【0020】
【発明の効果】これを要するに本発明は、扱口に沿って
穀稈を搬送するフィードチエンを設け、上記フィードチ
エンの穀稈搬送側を板状体で一体構成したフィードチエ
ン支持部材で下方から支承すると共に、上記フィードチ
エン支持部材でフィードチエンの駆動スプロケットを支
持し、また、上記フィードチエン支持部材の後端部に、
フィードチエンを懸回する従動スプロケットを設け、該
従動スプロケットの前方下方位置にフィードチエンを駆
動する駆動スプロケットを設け、さらにまた、上記フィ
ードチエン支持部材を機体側に固定する取付け面と、フ
ィードチエン支持部材に従動スプロケットおよび駆動ス
プロケットを取付ける取付け面との間に、段差部を設け
たことから、扱口に沿って設けたフィードチエンの穀稈
搬送側を下方から支承するフィードチエン支持部材を、
板状体のみで構成できるので、フィードチエン支持部材
の構造が簡単になって、部品点数を削減することができ
る。
【0021】また、板状体で一体構成したフィードチエ
ン支持部材に、フィードチエンの駆動スプロケットと従
動スプロケットとを設けたので、駆動スプロケットおよ
び従動スプロケットの取付けを簡単にすることができ
る。
【0022】そして上記フィードチエン支持部材には、
機体側に固定する取付け面と、従動および駆動スプロケ
ットを取付ける取付け面との間に、段差部が設けてある
ので、フィードチエン支持部材を機体側に固定する取付
け面の延長上にフィードチエンを構成する全ての部品を
一体的に構成することができ、しかも段差部を設けるこ
とによってフィードチエン支持部材を補強することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀機の平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】フィードチエン支持部材の全体側面図である。
【図4】(イ)図3のA矢視図である。 (ロ)図3のB矢視図である。 (ハ)図3のC―C断面図である。
【図5】挟扼レールの側面図である。
【符号の説明】
18 フィードチェーン 22 フィードチェーン支持部材 23 駆動スプロケット 24 従動スプロケット 30 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅林 竜司 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1三菱農機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扱口に沿って穀稈を搬送するフィードチエ
    ンを設け、上記フィードチエンの穀稈搬送側を板状体で
    一体構成したフィードチエン支持部材で下方から支承す
    ると共に、上記フィードチエン支持部材でフィードチエ
    ンの駆動スプロケットを支持したことを特徴とする脱穀
    機のフィードチエン支持部材。
  2. 【請求項2】上記フィードチエン支持部材の後端部に、
    フィードチエンを懸回する従動スプロケットを設け、該
    従動スプロケットの前方下方位置にフィードチエンを駆
    動する駆動スプロケットを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の脱穀機のフィードチエン支持部材。
  3. 【請求項3】上記フィードチエン支持部材を機体側に固
    定する取付け面と、フィードチエン支持部材に従動スプ
    ロケットおよび駆動スプロケットを取付ける取付け面と
    の間に、段差部を設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の脱穀機のフィードチエン支持部材。
JP2001114927A 2001-04-13 2001-04-13 脱穀機のフィードチエン支持部材 Pending JP2002305947A (ja)

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