JP2002305557A - シリアルデータ伝送方法及び伝送システム - Google Patents

シリアルデータ伝送方法及び伝送システム

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JP2002305557A
JP2002305557A JP2001109493A JP2001109493A JP2002305557A JP 2002305557 A JP2002305557 A JP 2002305557A JP 2001109493 A JP2001109493 A JP 2001109493A JP 2001109493 A JP2001109493 A JP 2001109493A JP 2002305557 A JP2002305557 A JP 2002305557A
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JP
Japan
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serial data
transmission
data
basic clock
bits
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JP2001109493A
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Hiroki Meguro
裕樹 目黒
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準クロック周波数を変更することなく、4倍
の伝送速度でデータを伝送するシリアルデータ伝送方
法、及び、シリアル伝送回路を提供する。 【解決手段】シリアルデータを所定ビット毎に区切るス
テップと、前記区切られた所定ビットのビット構成に応
じた、複数種類の電圧を発生するステップと、前記発生
された電圧を、基本クロック毎に伝送路を介して送信す
るステップと、受信した電圧を基本クロック毎に、対応
した所定ビットのシリアルデータに復元するステップ
と、を含むことを特徴とするシリアルデータ伝送方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】シリアルデータ伝送におい
て、基準クロック周波数を変更することなく、より速い
伝送速度でデータを伝送する分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアルデータの伝送において
は、1クロック当たり1ビットのデータが基本であっ
て、伝送すべきデータ量を増加させるためには、より高
速のクロックを使用するか、シリアルデータを一旦パラ
レルデータに変換して(多ビット化して)、複数の伝送
路を使用してパラレル伝送する必要があった。
【0003】より高速のクロックを使用して伝送を行う
ためには、別途高速なクロックを発生するクロック発生
器が必要になる。また、多ビット化して伝送するために
は、シリアルデータを多ビットに変換する変換装置、複
数の伝送回線、及び、受信後に元のシリアルデータの戻
す変換装置が必要になる。また、多ビット化したパラレ
ル伝送では、複数の伝送回線の遅延の相違によって、伝
送が良好にできないことも起こり得る。
【0004】このように、従来では、同じ伝送クロック
を使用して4倍のデータを伝送する場合には、4倍の速
度のクロックを使用するか、シリアルデータを一旦4個
のパラレルデータに変換して、4本の伝送路を使用して
パラレル伝送する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的(課題)
は、シリアルデータ伝送において、基準クロック周波数
を変更することなく、4倍の伝送速度でデータを伝送す
るシリアルデータ伝送方法、及び、シリアル伝送回路を
提供することにある。
【0006】
【発明課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ために、シリアルデータを所定ビット毎に区切るステッ
プと、前記区切られた所定ビットのビット構成に応じ
た、複数種類の電圧を発生するステップと、前記発生さ
れた電圧を、基本クロック毎に伝送路を介して送信する
ステップと、受信した電圧を基本クロック毎に、対応し
た所定ビットのシリアルデータに復元するステップと
で、シリアルデータを伝送することにより、シリアルデ
ータ伝送において、基準クロック周波数を変更すること
なく、高い伝送速度でデータを伝送することができる。
(請求項1)
【0007】また、前記伝送路を介して伝送されるデー
タは、前記基本クロックの1と0の期間に応じて変化す
るバイポーラデータとすることによって、受信側におい
て基本クロックの再生を確実に行うことが可能になる。
(請求項2) また、前記所定ビット毎の区切りは、2ビット毎に行わ
れ、4種類の電圧が発生することによって、基準クロッ
ク周波数を変更することなく、4倍の伝送速度でデータ
を伝送することが可能になる。(請求項3)
【0008】また、シリアルデータを所定ビット毎に区
切る手段と、前記区切られた所定ビットのビット構成に
応じて、複数種類の電圧を発生する手段と、前記発生さ
れた電圧を、基本クロック毎に伝送路を介して送信する
送信手段と、受信した電圧を基本クロック毎に、対応し
た所定ビットのシリアルデータに復元する手段とで、シ
リアルデータ伝送システムを公正することによって、基
準クロック周波数を変更することなく、より高い伝送速
度でデータを安価に伝送するシステムを構成することが
できる。(請求項4)
【0009】また、前記伝送されるデータを、前記基本
クロックの1と0の期間に応じて変化するバイポーラデ
ータとして送信する送信手段とすることによって、受信
側において基本クロックの再生を確実に行うことのでき
るシステムが構成できる。(請求項5) また、前記所定ビット毎に区切る手段は、シリアルデー
タを2ビット毎に区切り、前記電圧を発生する手段は4
種類の電圧を発生するようにして、基準クロック周波数
を変更することなく、4倍の伝送速度でデータを伝送す
ることが可能なシステムが構成できる。(請求項6)
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の構成及び動作を図面を用
いて説明する。図1は、本発明の送信部の構成を示す図
である。図1において、1はコード化回路であって、伝
送すべきシリアルデータを、2ビット毎に区切って、コ
ード化して4種類のコード信号を出力する。該コード化
回路では、2ビットの信号(0,0)、(0,1)、
(1,0)及び(1,1)をA,B,C及びDに変換す
る。
【0011】また、2は電圧発生回路であって、前記コ
ード化回路からの出力A,B,C及びDに応じた異なっ
た4種類の電圧を発生する。また、3は、伝送用の基本
クロックに対応したユニポーラ信号を、バイポーラ信号
に変換するドライバ回路である。
【0012】また、4はトランスであって、前記電圧発
生回路2の出力がトランスの一次巻線の中点に結合さ
れ、前記ドライバ回路3の2つの出力がトランスの一次
巻線の両端に接続されている。さらに、前記トランス4
の二次巻線は、単一の伝送路5を介して受信側に伝送さ
れる構成となっている。
【0013】図2は、シリアルデータと発生電圧の関
係、及び、伝送路5に送信されるバイポーラデータと基
本クロックの関係を示す図である。図2おいて、シリア
ルデータ(図2では、0,1,0,0,1,0,1,
1)は、2ビット毎のデータ(0,1)、(0,0)、
(1,0)及び(1,1)に区切られて、電圧B、電圧
A、電圧C及び電圧Dに対応したコードに変換される。
【0014】また、図2における、バイポーラデータ
は、トランス4の出力側の伝送路5における伝送信号の
波形を基本クロックとの関係で示している。図2では、
基本クロックの1サイクルの内の、信号レベルが1の期
間と、0の期間とにそれぞれ、バイポーラの電圧が出力
されるようになっている。
【0015】即ち、最初の基本クロックが1の期間に、
プラスのBの電圧が、その基本クロックが0の期間にマ
イナスのAの電圧が示されている。また、次の基本クロ
ックが1の期間に、プラスのCの電圧が、その基本クロ
ックが0の期間にマイナスのD電圧が示されている。
【0016】上記の如く、基本クロックの2サイクル
(2クロック)で8ビットのデータの伝送が行われる。
(1クロック当たり4ビットであり、従来の4倍のデー
タ伝送速度になる。)
【0017】図3は、受信したバイポーラ信号をシリア
ルデータに復元する受信部の構成を示している。図3に
おいて、5は図1に示した送信部からの伝送信号を伝送
する伝送路であり、トランス7を介して、受信したバイ
ポーラデータを正電圧用及び負電圧用の2個のコンパレ
ータ群8a及び8bに与える構成になっている。
【0018】前記2個のコンパレータ群8a及び8b
は、それぞれ4個のコンパレータによって、構成され、
個々のコンパレータの一方の入力端子には、それぞれ異
なった正及び負の比較電圧(+Va,+Vb,+Vc,
+Vd)(−Va,−Vb,−Vc,−Vd)が与えら
れている。また、前記正及び負の個々のコンパレータの
他方の入力端子には、トランス7の巻線の両端端子が接
続されている。
【0019】また、前記正電圧用及び負電圧用コンパレ
ータ群8a、8bの出力は、それぞれクロック再生回路
9によって駆動される変換器10a及び10bに接続さ
れている。なお、クロック再生回路9は、伝送路5を介
して伝送されてくるバイポーラ信号から、送信部で発生
された基本クロックを再生して、前記コンパレータ群の
出力の選択のタイミングを制御する。
【0020】図3の構成によって、基本クロックが1の
時に伝送されたバイポーラ信号は、変換器10aで比較
電圧(+Va,+Vb,+Vc,+Vd)で選択された
出力(A,B,C,D)に対応したコード信号((0,
0)、(0,1)、(1,0)、(1,1))として変
換される。また、基本クロックが0の時に伝送されたバ
イポーラ信号は、変換器10bで比較電圧(−Va,−
Vb,−Vc,−Vd)で選択された出力(−A,)−
B,−C,−D)に対応したコード信号((0,0)、
(0,1)、(1,0)、(1,1))として変換され
る。
【0021】なお、伝送信号をバイポーラ信号にして、
電圧レベルの0を使用しないのは、受信側において基本
クロックを正確に再生するためである。したがって、上
記(A,B,C,D)に対応したコード信号((0,
0)、(0,1)、(1,0)、(1,1))は、(−
A,−B,−C,−D)に対応したコード信号と同じに
なる。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、シリアルデ
ータを所定ビット毎に区切るステップと、前記区切られ
た所定ビットのビット構成に応じた、複数種類の電圧を
発生するステップと、前記発生された電圧を、基本クロ
ック毎に伝送路を介して送信するステップと、受信した
電圧を基本クロック毎に、対応した所定ビットのシリア
ルデータに復元するステップとで、シリアルデータを伝
送することにより、シリアルデータ伝送において、基準
クロック周波数を変更することなく、高い伝送速度でデ
ータを伝送することができる。
【0023】また、請求項2に記載の発明では、前記伝
送路を介して伝送されるデータは、前記基本クロックの
1と0の期間に応じて変化するバイポーラデータとする
ことによって、受信側において基本クロックの再生を確
実に行うことが可能になる。また、請求項3に記載の発
明では、前記所定ビット毎の区切りは、2ビット毎に行
われ、4種類の電圧が発生することによって、基準クロ
ック周波数を変更することなく、4倍の伝送速度でデー
タを伝送することが可能になる。
【0024】また、請求項4に記載の発明では、シリア
ルデータを所定ビット毎に区切る手段と、前記区切られ
た所定ビットのビット構成に応じて、複数種類の電圧を
発生する手段と、前記発生された電圧を、基本クロック
毎に伝送路を介して送信する送信手段と、受信した電圧
を基本クロック毎に、対応した所定ビットのシリアルデ
ータに復元する手段とで、シリアルデータ伝送システム
を公正することによって、基準クロック周波数を変更す
ることなく、より高い伝送速度でデータを安価に伝送す
るシステムを構成することができる。
【0025】また、請求項5に記載の発明では、前記伝
送されるデータを、前記基本クロックの1と0の期間に
応じて変化するバイポーラデータとして送信する送信手
段とすることによって、受信側において基本クロックの
再生を確実に行うことのできるシステムが構成できる。
また、請求項6に記載の発明では、前記所定ビット毎に
区切る手段は、シリアルデータを2ビット毎に区切り、
前記電圧を発生する手段は4種類の電圧を発生するよう
にして、基準クロック周波数を変更することなく、4倍
の伝送速度でデータを伝送することが可能なシステムが
構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信部の構成を示す図である。
【図2】本発明の所定ビット毎に応じた電圧の発生を説
明するための図である。
【図3】本発明の受信部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 コード化回路 2 電圧発生回路 3 ドライバ回路 4,7 トランス 5 伝送路 8a,8b コンパレータ群 9 基本クロック再生器 10a,10b 変換器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルデータを所定ビット毎に区切る
    ステップと、 前記区切られた所定ビットのビット構成に応じた、複数
    種類の電圧を発生するステップと、 前記発生された電圧を、基本クロック毎に伝送路を介し
    て送信するステップと、 受信した電圧を基本クロック毎に、対応した所定ビット
    のシリアルデータに復元するステップと、 を含むことを特徴とするシリアルデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記伝送路を介して伝送されるデータ
    は、前記基本クロックの1と0の期間に応じて変化する
    バイポーラデータとされていることを特徴とする請求項
    1に記載のシリアルデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記所定ビット毎の区切りは、2ビット
    毎に行われ、4種類の電圧が発生される、ことを特徴と
    する請求項1または2に記載のシリアルデータ伝送方
    法。
  4. 【請求項4】 シリアルデータを所定ビット毎に区切る
    手段と、 前記区切られた所定ビットのビット構成に応じて、複数
    種類の電圧を発生する手段と、 前記発生された電圧を、基本クロック毎に伝送路を介し
    て送信する送信手段と、 受信した電圧を基本クロック毎に、対応した所定ビット
    のシリアルデータに復元する手段と、 を含むことを特徴とするシリアルデータ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記送信されるデータを、前記基本クロ
    ックの1と0の期間に応じて変化するバイポーラデータ
    として送信する伝送手段であることを特徴とする請求項
    1に記載のシリアルデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記所定ビット毎に区切る手段は、シリ
    アルデータを2ビット毎に区切り、前記電圧を発生する
    手段は4種類の電圧を発生することを特徴とする請求項
    1または2に記載のシリアルデータ伝送システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020156809A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社平和 遊技機
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Effective date: 20041001