JP2002305521A - 無線通信対応機器、無線通信対応情報端末及び通信制御プログラム - Google Patents
無線通信対応機器、無線通信対応情報端末及び通信制御プログラムInfo
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- JP2002305521A JP2002305521A JP2001105526A JP2001105526A JP2002305521A JP 2002305521 A JP2002305521 A JP 2002305521A JP 2001105526 A JP2001105526 A JP 2001105526A JP 2001105526 A JP2001105526 A JP 2001105526A JP 2002305521 A JP2002305521 A JP 2002305521A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線による通信対象の特定が容易に行なえる
環境を提供する。 【解決手段】 Bluetooth等による無線通信が可能なプ
リンタ１０ａ，１０ｂに、点滅指示コマンドに含まれる
数値に応じたパターンで、自身が備えるＬＥＤを点滅す
る機能を付与しておき、通信制御プログラム５０がイン
ストールされた情報端末である無線通信対応情報端末６
０に、無線通信が可能な各プリンタ１０ａ，１０ｂに、
互いに異なる数値を含めた点滅指示コマンドを送信する
機能と、各プリンタ１０ａ，１０ｂの識別情報が、点滅
指示コマンドに含めた数値とともに示される画面である
とともに、接続するプリンタ１０ａ、１０ｂをユーザが
選択出来る画面を表示する機能を付与しておく。
環境を提供する。 【解決手段】 Bluetooth等による無線通信が可能なプ
リンタ１０ａ，１０ｂに、点滅指示コマンドに含まれる
数値に応じたパターンで、自身が備えるＬＥＤを点滅す
る機能を付与しておき、通信制御プログラム５０がイン
ストールされた情報端末である無線通信対応情報端末６
０に、無線通信が可能な各プリンタ１０ａ，１０ｂに、
互いに異なる数値を含めた点滅指示コマンドを送信する
機能と、各プリンタ１０ａ，１０ｂの識別情報が、点滅
指示コマンドに含めた数値とともに示される画面である
とともに、接続するプリンタ１０ａ、１０ｂをユーザが
選択出来る画面を表示する機能を付与しておく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線にて他機器と
の間の通信が行える無線通信対応機器と、無線にて他機
器との間の通信が行える情報端末にインストールされる
べき通信制御プログラムとに関する。
の間の通信が行える無線通信対応機器と、無線にて他機
器との間の通信が行える情報端末にインストールされる
べき通信制御プログラムとに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、近年、Bluetoothと呼ば
れる規格の無線通信が行なえる各種の電子機器が市販さ
れるようになっている。
れる規格の無線通信が行なえる各種の電子機器が市販さ
れるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】さて、Bluetoothによ
る無線通信は、１０ｍ程度の範囲内にある全ての機器と
の間で行なうことが出来るので、Bluetoothにより他機
器を利用しようとする場合、利用する機器を特定するこ
とが困難なことがあった。
る無線通信は、１０ｍ程度の範囲内にある全ての機器と
の間で行なうことが出来るので、Bluetoothにより他機
器を利用しようとする場合、利用する機器を特定するこ
とが困難なことがあった。
【０００４】具体的には、或るユーザが、Bluetooth対
応情報携帯端末で、今まで一度も使ったことがない複数
のBluetooth対応プリンタの中から、印刷に利用するプ
リンタを特定（選択）する場合を考える。この場合、そ
れらのプリンタの機種が互いに異なっていれば、情報携
帯端末に表示される情報から、プリンタを特定すること
が可能であるが、それらのプリンタの機種が同じであっ
た場合、情報携帯端末に表示される情報だけでは、プリ
ンタの特定を行なうことは出来ない。すなわち、情報携
帯端末には、プリンタの機種名の他に、プリンタのBlue
toothアドレスや、プリンタに付けられている名前が、
表示されるが、ユーザは、Bluetoothアドレス或いは名
前とプリンタとの対応関係を知らないので、対応関係を
誰かから教えて貰わなければ、プリンタを特定すること
が出来ない。
応情報携帯端末で、今まで一度も使ったことがない複数
のBluetooth対応プリンタの中から、印刷に利用するプ
リンタを特定（選択）する場合を考える。この場合、そ
れらのプリンタの機種が互いに異なっていれば、情報携
帯端末に表示される情報から、プリンタを特定すること
が可能であるが、それらのプリンタの機種が同じであっ
た場合、情報携帯端末に表示される情報だけでは、プリ
ンタの特定を行なうことは出来ない。すなわち、情報携
帯端末には、プリンタの機種名の他に、プリンタのBlue
toothアドレスや、プリンタに付けられている名前が、
表示されるが、ユーザは、Bluetoothアドレス或いは名
前とプリンタとの対応関係を知らないので、対応関係を
誰かから教えて貰わなければ、プリンタを特定すること
が出来ない。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、本発明の課題は、無線による通信対象の特
定が容易に行なえる環境を実現するための無線通信対応
機器、無線通信対応情報端末を、提供することにある。
ものであり、本発明の課題は、無線による通信対象の特
定が容易に行なえる環境を実現するための無線通信対応
機器、無線通信対応情報端末を、提供することにある。
【０００６】また、本発明の他の課題は、無線にて他機
器との間の通信が行える情報端末にインストールするこ
とにより、無線による通信対象の特定が容易に行なえる
環境を実現するために用いれる機器が得られる通信制御
プログラムを提供することにある。
器との間の通信が行える情報端末にインストールするこ
とにより、無線による通信対象の特定が容易に行なえる
環境を実現するために用いれる機器が得られる通信制御
プログラムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第１の態様の無線通信対応機器は、発光素
子と、他機器との間で無線による通信を行なうための無
線通信手段と、この無線通信手段によって、数値情報を
含む第１種コマンドが受信されたときに、その第１種コ
マンドに含まれる数値情報に応じたパターンで発光素子
を点滅させる発光素子制御手段とを備える。
に、本発明の第１の態様の無線通信対応機器は、発光素
子と、他機器との間で無線による通信を行なうための無
線通信手段と、この無線通信手段によって、数値情報を
含む第１種コマンドが受信されたときに、その第１種コ
マンドに含まれる数値情報に応じたパターンで発光素子
を点滅させる発光素子制御手段とを備える。
【０００８】そして、本発明の第１の態様の無線通信対
応情報端末は、他機器との間で無線による通信を行なう
ための無線通信手段と、無線通信手段を利用した通信が
可能な機器を、無線通信手段を利用して探索する機器探
索手段と、この機器探索手段によって探索された１つ以
上の機器のそれぞれについて、その識別情報と、互いに
異なる数値情報とを含む機器情報を表示する機器情報表
示手段と、無線通信手段を利用して、機器情報表示手段
によって機器情報が表示された各機器に対して、その機
器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマンドを
送信する第１種コマンド送信手段とを、備える。
応情報端末は、他機器との間で無線による通信を行なう
ための無線通信手段と、無線通信手段を利用した通信が
可能な機器を、無線通信手段を利用して探索する機器探
索手段と、この機器探索手段によって探索された１つ以
上の機器のそれぞれについて、その識別情報と、互いに
異なる数値情報とを含む機器情報を表示する機器情報表
示手段と、無線通信手段を利用して、機器情報表示手段
によって機器情報が表示された各機器に対して、その機
器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマンドを
送信する第１種コマンド送信手段とを、備える。
【０００９】従って、本発明の第１の態様の無線通信対
応機器が複数台存在する場所で、本発明の第１の態様の
無線通信対応情報端末を用いれば、無線通信対応情報端
末のユーザは、各無線通信対応機器の発光素子の点滅パ
ターンを観察することにより、無線通信対応情報端末に
表示されている機器情報との対応関係を把握すること
（通信対象として選択する無線通信対応機器を特定する
こと）が簡単に出来ることになる。
応機器が複数台存在する場所で、本発明の第１の態様の
無線通信対応情報端末を用いれば、無線通信対応情報端
末のユーザは、各無線通信対応機器の発光素子の点滅パ
ターンを観察することにより、無線通信対応情報端末に
表示されている機器情報との対応関係を把握すること
（通信対象として選択する無線通信対応機器を特定する
こと）が簡単に出来ることになる。
【００１０】そして、本発明の第２の態様の無線通信対
応情報端末は、文字情報を表示するための表示素子と、
他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
手段と、無線通信手段によって自機器の属性を問い合わ
せる情報が受信されたときに、その情報に応じた情報を
送信するとともに、表示素子に、自機器の属性に関する
情報を表示する問い合わせ応答手段とを備える。
応情報端末は、文字情報を表示するための表示素子と、
他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
手段と、無線通信手段によって自機器の属性を問い合わ
せる情報が受信されたときに、その情報に応じた情報を
送信するとともに、表示素子に、自機器の属性に関する
情報を表示する問い合わせ応答手段とを備える。
【００１１】また、本発明の第２の態様の無線通信対応
情報端末は、他機器との間で無線による通信を行なうた
めの無線通信手段と、無線通信手段を利用した通信が可
能な機器を、無線通信手段を利用して探索する機器探索
手段と、ユーザに、機器探索手段によって探索された１
つ以上の機器の中から少なくとも１つの機器を選択させ
た後、無線通信手段を利用して、その機器に対して、所
定の文字情報を含ませた第２種コマンドを送信する第２
種コマンド送信手段とを備える。
情報端末は、他機器との間で無線による通信を行なうた
めの無線通信手段と、無線通信手段を利用した通信が可
能な機器を、無線通信手段を利用して探索する機器探索
手段と、ユーザに、機器探索手段によって探索された１
つ以上の機器の中から少なくとも１つの機器を選択させ
た後、無線通信手段を利用して、その機器に対して、所
定の文字情報を含ませた第２種コマンドを送信する第２
種コマンド送信手段とを備える。
【００１２】従って、本発明の第２の態様の無線通信対
応機器が複数台存在する場所で、本発明の第２の態様の
無線通信対応情報端末を用いれば、ユーザは、いずれの
無線通信対応機器の表示素子に所定の文字情報が表示さ
れるかを観察することにより、選択した機器がいずれの
機器であるかを把握すること（通信対象として選択する
無線通信対応機器を特定すること）が出来ることにな
る。
応機器が複数台存在する場所で、本発明の第２の態様の
無線通信対応情報端末を用いれば、ユーザは、いずれの
無線通信対応機器の表示素子に所定の文字情報が表示さ
れるかを観察することにより、選択した機器がいずれの
機器であるかを把握すること（通信対象として選択する
無線通信対応機器を特定すること）が出来ることにな
る。
【００１３】また、本発明の第１の態様の無線通信対応
機器を構成するに際しては、文字情報を表示するための
表示素子と、無線通信手段によって、文字情報を含む第
２種コマンドが受信されたときに、その第２種コマンド
に含まれる文字情報を表示素子に表示させる表示素子制
御手段とを、付加しておくことが出来る。そして、本発
明の第１の態様の無線通信対応情報端末を構成する際に
は、無線通信手段を利用して、第１種コマンド送信手段
により第１種コマンドが送信された機器のそれぞれに、
所定の文字情報を含ませた第２種コマンドを送信する第
２種コマンド送信手段を、付加しておくことが出来る。
機器を構成するに際しては、文字情報を表示するための
表示素子と、無線通信手段によって、文字情報を含む第
２種コマンドが受信されたときに、その第２種コマンド
に含まれる文字情報を表示素子に表示させる表示素子制
御手段とを、付加しておくことが出来る。そして、本発
明の第１の態様の無線通信対応情報端末を構成する際に
は、無線通信手段を利用して、第１種コマンド送信手段
により第１種コマンドが送信された機器のそれぞれに、
所定の文字情報を含ませた第２種コマンドを送信する第
２種コマンド送信手段を、付加しておくことが出来る。
【００１４】このように構成された、無線通信対応機器
と無線通信対応情報端末とを用いれば、各無線通信対応
情報端末のユーザが、各無線通信対応機器の発光素子の
点滅が自身の操作に起因するものであるか否かを判断で
きる環境を実現できることになる。
と無線通信対応情報端末とを用いれば、各無線通信対応
情報端末のユーザが、各無線通信対応機器の発光素子の
点滅が自身の操作に起因するものであるか否かを判断で
きる環境を実現できることになる。
【００１５】また、本発明の第１の態様の無線通信対応
情報端末を構成する際には、第１種コマンド送信手段と
して、ユーザに、機器情報表示手段によって機器情報が
表示された１つ以上の機器の中から少なくとも１つの機
器を選択させた後、無線通信手段を利用して、ユーザが
選択した少なくとも１つの機器のそれぞれに対して、そ
の機器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマン
ドを送信する手段を採用しても良い。
情報端末を構成する際には、第１種コマンド送信手段と
して、ユーザに、機器情報表示手段によって機器情報が
表示された１つ以上の機器の中から少なくとも１つの機
器を選択させた後、無線通信手段を利用して、ユーザが
選択した少なくとも１つの機器のそれぞれに対して、そ
の機器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマン
ドを送信する手段を採用しても良い。
【００１６】また、本発明の第２の態様の無線通信対応
情報端末を構成するに際しては、第２種コマンド送信手
段が送信する各第２種コマンド内の所定の文字情報に、
その第２種コマンドが送信される機器に関する機器情報
の少なくとも１部が含まれるようにしておいても良く、
自端末に関する属性を示す文字情報、例えば、機種名や
アドレス（Bluetoothアドレス等）を示す文字情報が、
含まれるようにしておいても良い。
情報端末を構成するに際しては、第２種コマンド送信手
段が送信する各第２種コマンド内の所定の文字情報に、
その第２種コマンドが送信される機器に関する機器情報
の少なくとも１部が含まれるようにしておいても良く、
自端末に関する属性を示す文字情報、例えば、機種名や
アドレス（Bluetoothアドレス等）を示す文字情報が、
含まれるようにしておいても良い。
【００１７】また、本発明の各態様の無線通信対応機器
には、前記無線通信手段によって受信された印刷データ
に応じた印刷を行なう印刷手段を付加しておくことが出
来る。換言すれば、本発明の無線通信対応機器を、いわ
ゆるプリンタとして構成しておいても良い。
には、前記無線通信手段によって受信された印刷データ
に応じた印刷を行なう印刷手段を付加しておくことが出
来る。換言すれば、本発明の無線通信対応機器を、いわ
ゆるプリンタとして構成しておいても良い。
【００１８】そして、本発明の通信制御プログラムは、
他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
機能を有する情報端末にインストールされるべきプログ
ラムであって、情報端末を、無線通信機能を利用した通
信が可能な機器を、無線通信機能を利用して探索する機
器探索手段と、この機器探索手段によって探索された１
つ以上の機器のそれぞれについて、その識別情報と、互
いに異なる数値情報とを含む機器情報を表示する機器情
報表示手段と、無線通信手段を利用して、機器情報表示
手段によって機器情報が表示された各機器に対して、そ
の機器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマン
ドを送信する第１種コマンド送信手段とを備える装置と
して動作させることが出来るように作成される。
他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
機能を有する情報端末にインストールされるべきプログ
ラムであって、情報端末を、無線通信機能を利用した通
信が可能な機器を、無線通信機能を利用して探索する機
器探索手段と、この機器探索手段によって探索された１
つ以上の機器のそれぞれについて、その識別情報と、互
いに異なる数値情報とを含む機器情報を表示する機器情
報表示手段と、無線通信手段を利用して、機器情報表示
手段によって機器情報が表示された各機器に対して、そ
の機器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマン
ドを送信する第１種コマンド送信手段とを備える装置と
して動作させることが出来るように作成される。
【００１９】従って、この通信制御プログラムを用いれ
ば、無線通信機能を有する情報端末を、本発明の第１の
態様の無線通信対応情報端末として動作させることが可
能となる。
ば、無線通信機能を有する情報端末を、本発明の第１の
態様の無線通信対応情報端末として動作させることが可
能となる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【００２１】図１に模式的に示したように、本発明の一
実施形態に係る通信制御プログラム５０は、本発明の一
実施形態に係る無線通信対応機器であるプリンタ１０
ａ、１０ｂを利用する無線通信対応情報端末６０にイン
ストールされるプログラムである。
実施形態に係る通信制御プログラム５０は、本発明の一
実施形態に係る無線通信対応機器であるプリンタ１０
ａ、１０ｂを利用する無線通信対応情報端末６０にイン
ストールされるプログラムである。
【００２２】まず、プリンタ１０ａ、１０ｂの構成を、
説明する。
説明する。
【００２３】図２に、プリンタ１０ａの外観図を示し、
図３に、プリンタ１０ａの概略構成図を示す。
図３に、プリンタ１０ａの概略構成図を示す。
【００２４】図２に示したように、プリンタ１０ａの前
面には、４つの押しボタンスイッチと、エラー発生をユ
ーザに知らせるためのＬＥＤ(light emitting diode）
１１ａと、主として電源がオンであるかオフであるかを
ユーザに知らせるためのＬＥＤ１２ａとが、設けられて
いる。また、プリンタ１０ａは、図３に示したように、
データ受信部２１ａ、制御部２２ａ、印刷機構部２３ａ
及び操作パネル部２４ａを、備えている。
面には、４つの押しボタンスイッチと、エラー発生をユ
ーザに知らせるためのＬＥＤ(light emitting diode）
１１ａと、主として電源がオンであるかオフであるかを
ユーザに知らせるためのＬＥＤ１２ａとが、設けられて
いる。また、プリンタ１０ａは、図３に示したように、
データ受信部２１ａ、制御部２２ａ、印刷機構部２３ａ
及び操作パネル部２４ａを、備えている。
【００２５】制御部２２ａは、ＣＰＵとその周辺回路か
ら構成された、プリンタ１０ａ内の各部を統合的に制御
するユニットである。印刷機構部２３ａは、用紙への印
刷を実際に行なうユニットである。操作パネル部２４ａ
は、上記した４つの押しボタンスイッチ及びＬＥＤ１１
ａ，１２ａと、それらの制御回路（制御部２２ａとの間
のインタフェース回路）とからなるユニットである。こ
の操作パネル部２４ａは、制御部２２ａから指示された
パターンで、ＬＥＤ１１ａ、１２ａを駆動する機能を有
している。データ受信部２１ａは、印刷データ等を受信
するための、100BASE-TXとBluetoothとに対応したユニ
ットである。
ら構成された、プリンタ１０ａ内の各部を統合的に制御
するユニットである。印刷機構部２３ａは、用紙への印
刷を実際に行なうユニットである。操作パネル部２４ａ
は、上記した４つの押しボタンスイッチ及びＬＥＤ１１
ａ，１２ａと、それらの制御回路（制御部２２ａとの間
のインタフェース回路）とからなるユニットである。こ
の操作パネル部２４ａは、制御部２２ａから指示された
パターンで、ＬＥＤ１１ａ、１２ａを駆動する機能を有
している。データ受信部２１ａは、印刷データ等を受信
するための、100BASE-TXとBluetoothとに対応したユニ
ットである。
【００２６】すなわち、プリンタ１０ａは、100BASE-TX
によるＬＡＮ、並びに、Bluetoothによる無線ＬＡＮに
組み込める装置であるとともに、ＬＣＤ（liquid crys
taldisplay：液晶ディスプレイ）等の文字情報を表示す
るための素子を備えていない装置となっている。
によるＬＡＮ、並びに、Bluetoothによる無線ＬＡＮに
組み込める装置であるとともに、ＬＣＤ（liquid crys
taldisplay：液晶ディスプレイ）等の文字情報を表示す
るための素子を備えていない装置となっている。
【００２７】一方、プリンタ１０ｂの上面には、図４に
示したように、ＬＣＤ１４ｂと、７つの押しボタンスイ
ッチと、エラー発生をユーザに知らせるためのＬＥＤ１
１ｂと、主としてプリンタ１０ｂが印刷可能状態にある
か否かをユーザに知らせるためのＬＥＤ１２ｂと、プリ
ンタ１０ｂが印刷データを受信中であるか等をユーザに
知らせるためのＬＥＤ１３ｂとが、設けられている。ま
た、プリンタ１０ｂは、図５に示したように、データ受
信部２１ｂ、制御部２２ｂ、印刷機構部２３ｂ及び操作
パネル部２４ｂを、備えている。
示したように、ＬＣＤ１４ｂと、７つの押しボタンスイ
ッチと、エラー発生をユーザに知らせるためのＬＥＤ１
１ｂと、主としてプリンタ１０ｂが印刷可能状態にある
か否かをユーザに知らせるためのＬＥＤ１２ｂと、プリ
ンタ１０ｂが印刷データを受信中であるか等をユーザに
知らせるためのＬＥＤ１３ｂとが、設けられている。ま
た、プリンタ１０ｂは、図５に示したように、データ受
信部２１ｂ、制御部２２ｂ、印刷機構部２３ｂ及び操作
パネル部２４ｂを、備えている。
【００２８】制御部２２ｂは、ＣＰＵとその周辺回路か
ら構成された、プリンタ１０ｂ内の各部を統合的に制御
するユニットである。印刷機構部２３ｂは、用紙への印
刷を実際に行なうユニットである。操作パネル部２４ｂ
は、上記した、ＬＣＤ１４ｂ、７つの押しボタンスイッ
チ、ＬＥＤ１１ｂ，ＬＥＤ１２ｂ及びＬＥＤ１３ｂと、
それらの制御回路（制御部２２ｂとの間のインタフェー
ス回路）とからなるユニットである。この操作パネル部
２４ｂは、制御部２２ｂから指示されたパターンで、Ｌ
ＥＤ１１ｂ、１２ｂ、１３ｂを駆動する機能と、制御部
２２ｂから与えられた文字情報をＬＣＤ１４ｂに表示す
る機能とを有している。データ受信部２１ｂは、印刷デ
ータ等を受信するための、100BASE-TXとBluetoothとに
対応したユニットである。
ら構成された、プリンタ１０ｂ内の各部を統合的に制御
するユニットである。印刷機構部２３ｂは、用紙への印
刷を実際に行なうユニットである。操作パネル部２４ｂ
は、上記した、ＬＣＤ１４ｂ、７つの押しボタンスイッ
チ、ＬＥＤ１１ｂ，ＬＥＤ１２ｂ及びＬＥＤ１３ｂと、
それらの制御回路（制御部２２ｂとの間のインタフェー
ス回路）とからなるユニットである。この操作パネル部
２４ｂは、制御部２２ｂから指示されたパターンで、Ｌ
ＥＤ１１ｂ、１２ｂ、１３ｂを駆動する機能と、制御部
２２ｂから与えられた文字情報をＬＣＤ１４ｂに表示す
る機能とを有している。データ受信部２１ｂは、印刷デ
ータ等を受信するための、100BASE-TXとBluetoothとに
対応したユニットである。
【００２９】すなわち、プリンタ１０ｂは、100BASE-TX
によるＬＡＮ、並びに、Bluetoothによる無線ＬＡＮに
組み込める装置であるとともに、文字情報を表示するた
めのＬＣＤ１４ｂを備えた装置となっている。
によるＬＡＮ、並びに、Bluetoothによる無線ＬＡＮに
組み込める装置であるとともに、文字情報を表示するた
めのＬＣＤ１４ｂを備えた装置となっている。
【００３０】以下、図６乃至図９を用いて、通信制御プ
ログラム５０がインストールされた無線通信対応情報端
末６０の動作と、プリンタ１０ｂの動作とを説明する。
これらの図のうち、図６は、通信制御プログラムが起動
された無線通信対応情報端末６０の動作手順を示した流
れ図であり、図７は、通信制御プログラムによって表示
される機器選択画面７０の説明図である。また、図８
は、通信制御プログラムが起動された無線通信対応情報
端末６０が実行する機器特定処理の流れ図であり、図９
は、プリンタ１０ｂ内の制御部２２ｂの動作手順を示し
た流れ図である。
ログラム５０がインストールされた無線通信対応情報端
末６０の動作と、プリンタ１０ｂの動作とを説明する。
これらの図のうち、図６は、通信制御プログラムが起動
された無線通信対応情報端末６０の動作手順を示した流
れ図であり、図７は、通信制御プログラムによって表示
される機器選択画面７０の説明図である。また、図８
は、通信制御プログラムが起動された無線通信対応情報
端末６０が実行する機器特定処理の流れ図であり、図９
は、プリンタ１０ｂ内の制御部２２ｂの動作手順を示し
た流れ図である。
【００３１】通信制御プログラム５０は、無線通信対応
情報端末６０とプリンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ
（以下、通信対象機器と表記する）とをBluetoothによ
り接続し、接続したプリンタ１０ａ或いはプリンタ１０
ｂに印刷データを送信するためのプログラムである。換
言すれば、通信制御プログラム５０は、印刷を行ないた
いドキュメントが存在する際にユーザによって起動され
るプログラムとなっている。
情報端末６０とプリンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ
（以下、通信対象機器と表記する）とをBluetoothによ
り接続し、接続したプリンタ１０ａ或いはプリンタ１０
ｂに印刷データを送信するためのプログラムである。換
言すれば、通信制御プログラム５０は、印刷を行ないた
いドキュメントが存在する際にユーザによって起動され
るプログラムとなっている。
【００３２】通信制御プログラム５０が起動された無線
通信対応情報端末６０は、図６に示したように、問い合
わせパケット（図では、ＩＱパケット）の送信等を行な
うことにより、通信可能範囲内にある通信対象機器（プ
リンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ）を検出する（ステ
ップＳ１０１）。なお、このステップＳ１０１、後述す
るステップＳ１５２及びステップＳ１５５で送信される
各パケット、各パケットを受信した通信対象機器（プリ
ンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ）が送信するパケット
は、Bluetoothによる通信が行なわれる機器では常に授
受されるパケットであるので、各パケットの詳細説明は
省略することにする。
通信対応情報端末６０は、図６に示したように、問い合
わせパケット（図では、ＩＱパケット）の送信等を行な
うことにより、通信可能範囲内にある通信対象機器（プ
リンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ）を検出する（ステ
ップＳ１０１）。なお、このステップＳ１０１、後述す
るステップＳ１５２及びステップＳ１５５で送信される
各パケット、各パケットを受信した通信対象機器（プリ
ンタ１０ａ或いはプリンタ１０ｂ）が送信するパケット
は、Bluetoothによる通信が行なわれる機器では常に授
受されるパケットであるので、各パケットの詳細説明は
省略することにする。
【００３３】通信可能範囲内にある通信対象機器を検出
した後、無線通信対応情報端末６０は、その検出結果に
基づき、機器選択画面７０の表示を行なう（ステップＳ
１０２）。
した後、無線通信対応情報端末６０は、その検出結果に
基づき、機器選択画面７０の表示を行なう（ステップＳ
１０２）。
【００３４】無線通信対応情報端末６０が表示する機器
選択画面７０は、図７（１）〜（３）に示したように、
通信可能範囲内にある各通信対象機器のBluetoothアド
レス（図では、機器アドレス）、製品名及び名前が、リ
スト番号（図では、Ｎｏ）と共に表示される機器リスト
領域７１、“キャンセル”ボタン７２、“特定”ボタン
７３、“接続”ボタン７４を備えた画面である。リスト
番号は、無線通信対応情報端末６０が、検出した各通信
対象機器に、検出順に、“１”から付与する連続番号で
ある。また、図７（１）〜（３）から明らかなように、
機器リスト領域７１は、リスト番号、Bluetoothアドレ
ス、製品名、名前とからなる情報（以下、機器情報と表
記する）を、ユーザが選択でき、選択された機器情報が
特殊な表示形態で示される領域となっている。また、
“特定”ボタン７３は、少なくとも１個の機器情報が選
択されているときに機能するボタン（図７（２）、
（３）参照）となっており、“接続”ボタン７４は、選
択されている機器情報が１個であるときのみに機能する
ボタン（図７（２）参照）となっている。
選択画面７０は、図７（１）〜（３）に示したように、
通信可能範囲内にある各通信対象機器のBluetoothアド
レス（図では、機器アドレス）、製品名及び名前が、リ
スト番号（図では、Ｎｏ）と共に表示される機器リスト
領域７１、“キャンセル”ボタン７２、“特定”ボタン
７３、“接続”ボタン７４を備えた画面である。リスト
番号は、無線通信対応情報端末６０が、検出した各通信
対象機器に、検出順に、“１”から付与する連続番号で
ある。また、図７（１）〜（３）から明らかなように、
機器リスト領域７１は、リスト番号、Bluetoothアドレ
ス、製品名、名前とからなる情報（以下、機器情報と表
記する）を、ユーザが選択でき、選択された機器情報が
特殊な表示形態で示される領域となっている。また、
“特定”ボタン７３は、少なくとも１個の機器情報が選
択されているときに機能するボタン（図７（２）、
（３）参照）となっており、“接続”ボタン７４は、選
択されている機器情報が１個であるときのみに機能する
ボタン（図７（２）参照）となっている。
【００３５】無線通信対応情報端末６０は、ステップＳ
１０２において、図７（１）に示したような機器選択画
面７０、すなわち、機器情報が１個の選択されていない
状態の機器選択画面７０、を表示する。
１０２において、図７（１）に示したような機器選択画
面７０、すなわち、機器情報が１個の選択されていない
状態の機器選択画面７０、を表示する。
【００３６】このような機器選択画面７０を表示した
後、無線通信対応情報端末６０は、機器選択画面７０に
対する操作がなされるのを待機する（図６：ステップＳ
１０３；なし）。
後、無線通信対応情報端末６０は、機器選択画面７０に
対する操作がなされるのを待機する（図６：ステップＳ
１０３；なし）。
【００３７】そして、機器情報の選択を指示する操作或
いは機器情報の選択の解除を指示する操作がなされたと
き（ステップＳ１０３；機器情報選択操作）、無線通信
対応情報端末６０は、なされた操作に応じて、機器選択
画面７０の内容を変更する機器選択画面内容変更処理
（ステップＳ１０４）を行なう。すなわち、このステッ
プＳ１０４において、無線通信対応情報端末６０は、機
器情報の表示形態を選択されていることを示すものに変
更する処理や、選択されていることを示す表示形態で表
示されている機器情報の表示形態を通常のものに戻す処
理や、“特定”ボタン７３、“接続”ボタン７４の表示
形態を、その時点において選択されている機器情報の数
に応じて、機能していることを表示形態、或いは、機能
していないことを示す表示形態に変更する処理を行な
う。
いは機器情報の選択の解除を指示する操作がなされたと
き（ステップＳ１０３；機器情報選択操作）、無線通信
対応情報端末６０は、なされた操作に応じて、機器選択
画面７０の内容を変更する機器選択画面内容変更処理
（ステップＳ１０４）を行なう。すなわち、このステッ
プＳ１０４において、無線通信対応情報端末６０は、機
器情報の表示形態を選択されていることを示すものに変
更する処理や、選択されていることを示す表示形態で表
示されている機器情報の表示形態を通常のものに戻す処
理や、“特定”ボタン７３、“接続”ボタン７４の表示
形態を、その時点において選択されている機器情報の数
に応じて、機能していることを表示形態、或いは、機能
していないことを示す表示形態に変更する処理を行な
う。
【００３８】その後、無線通信対応情報端末６０は、ス
テップＳ１０３に戻り、機器選択画面７０に対する操作
がなされるのを待機する。
テップＳ１０３に戻り、機器選択画面７０に対する操作
がなされるのを待機する。
【００３９】“特定”ボタン７３を押下（選択）する操
作がなされたとき（ステップＳ１０３；特定ボタン押
下）、無線通信対応情報端末６０は、機器特定処理（ス
テップＳ１０５）を実行する。
作がなされたとき（ステップＳ１０３；特定ボタン押
下）、無線通信対応情報端末６０は、機器特定処理（ス
テップＳ１０５）を実行する。
【００４０】この機器特定処理時、無線通信対応情報端
末６０は、図８に示してあるように、まず、選択されて
いる１つ以上の通信対象機器に含まれる最初の（リスト
番号が最も小さい）の機器を、処理対象機器として認識
する（ステップＳ１５１）。次いで、無線通信対応情報
端末６０は、その処理対象機器との間で各種パケットの
授受を行なうことにより、当該処理対象機器との間の通
信リンクを確立する（ステップＳ１５２）。そして、無
線通信対応情報端末６０は、その通信リンクを用いて、
処理対象機器に、処理対象機器のリスト番号を含む点滅
指示コマンドを送信する（ステップＳ１５３）。また、
無線通信対応情報端末６０は、その通信リンクを用い
て、処理対象機器に、ユーザ名を含む文字表示指示コマ
ンドを送信する（ステップＳ１５３）。なお、ユーザ名
とは、通信制御プログラム５０のインストール時に、ユ
ーザによって設定される文字情報のことである。
末６０は、図８に示してあるように、まず、選択されて
いる１つ以上の通信対象機器に含まれる最初の（リスト
番号が最も小さい）の機器を、処理対象機器として認識
する（ステップＳ１５１）。次いで、無線通信対応情報
端末６０は、その処理対象機器との間で各種パケットの
授受を行なうことにより、当該処理対象機器との間の通
信リンクを確立する（ステップＳ１５２）。そして、無
線通信対応情報端末６０は、その通信リンクを用いて、
処理対象機器に、処理対象機器のリスト番号を含む点滅
指示コマンドを送信する（ステップＳ１５３）。また、
無線通信対応情報端末６０は、その通信リンクを用い
て、処理対象機器に、ユーザ名を含む文字表示指示コマ
ンドを送信する（ステップＳ１５３）。なお、ユーザ名
とは、通信制御プログラム５０のインストール時に、ユ
ーザによって設定される文字情報のことである。
【００４１】一方、プリンタ１０ｂ内の制御部２２ｂ
は、電源が投入された後には、図９に示したように、デ
ータ（印刷データ、コマンド、パケット）が受信される
のを待機している（ステップＳ２０１；なし）。そし
て、ステップＳ１０１、ステップＳ１５２或いは後述す
るステップＳ１５５の処理により送信されたパケットを
受信した際（ステップＳ２０１；接続関連パケット）に
は、受信したパケットの種類、内容に応じたパケットの
送信を行なう（ステップＳ２０２）。そして、制御部２
２ｂは、ステップＳ２０１に戻る。
は、電源が投入された後には、図９に示したように、デ
ータ（印刷データ、コマンド、パケット）が受信される
のを待機している（ステップＳ２０１；なし）。そし
て、ステップＳ１０１、ステップＳ１５２或いは後述す
るステップＳ１５５の処理により送信されたパケットを
受信した際（ステップＳ２０１；接続関連パケット）に
は、受信したパケットの種類、内容に応じたパケットの
送信を行なう（ステップＳ２０２）。そして、制御部２
２ｂは、ステップＳ２０１に戻る。
【００４２】なお、制御部２２ｂは、このステップＳ２
０２においてＩＱパケットに対する応答であるＦＨＳパ
ケットを送信する際には、操作パネル部２４ｂに、自身
のBluetoothアドレス、製品名、名前を、ＬＣＤ１４ｂ
上に、順次、繰り返して、表示させる処理を行なう。そ
して、制御部２２ｂは、所定時間が経過した後、或い
は、ステップＳ１５２の処理により送信されたパケット
を受信した際に、操作パネル部２４ｂに対して、このBl
uetoothアドレス等を表示する処理の実行を停止を指示
する。
０２においてＩＱパケットに対する応答であるＦＨＳパ
ケットを送信する際には、操作パネル部２４ｂに、自身
のBluetoothアドレス、製品名、名前を、ＬＣＤ１４ｂ
上に、順次、繰り返して、表示させる処理を行なう。そ
して、制御部２２ｂは、所定時間が経過した後、或い
は、ステップＳ１５２の処理により送信されたパケット
を受信した際に、操作パネル部２４ｂに対して、このBl
uetoothアドレス等を表示する処理の実行を停止を指示
する。
【００４３】そして、点滅指示コマンドを受信した場合
（ステップＳ２０１；点滅指示コマンド）、制御部２２
ｂは、それに含まれる数値情報（リスト番号）に応じた
点滅パターンでのＬＥＤ１２ｂの点滅制御を操作パネル
部２４ｂに開始させる（ステップＳ２０３）。具体的に
は、点滅指示コマンドに含まれる数値情報が表す数値
（つまり、リスト番号）をｎと表記した場合、制御部２
２ｂは、このステップＳ２０３において、ＬＥＤ１２ｂ
が、２秒間消灯した後に１秒周期（点灯時間０．５秒）
でｎ回点滅する動作を、６回、繰り返すように、操作パ
ネル部２４ｂを制御する。そして、制御部２２ｂは、ス
テップＳ２０１に戻る。
（ステップＳ２０１；点滅指示コマンド）、制御部２２
ｂは、それに含まれる数値情報（リスト番号）に応じた
点滅パターンでのＬＥＤ１２ｂの点滅制御を操作パネル
部２４ｂに開始させる（ステップＳ２０３）。具体的に
は、点滅指示コマンドに含まれる数値情報が表す数値
（つまり、リスト番号）をｎと表記した場合、制御部２
２ｂは、このステップＳ２０３において、ＬＥＤ１２ｂ
が、２秒間消灯した後に１秒周期（点灯時間０．５秒）
でｎ回点滅する動作を、６回、繰り返すように、操作パ
ネル部２４ｂを制御する。そして、制御部２２ｂは、ス
テップＳ２０１に戻る。
【００４４】また、文字表示指示コマンドを受信した場
合（ステップＳ２０１；文字表示指示コマンド）、制御
部２２ｂは、操作パネル部２４ｂに、その文字表示指示
コマンドに含まれる文字情報（ユーザ名）に応じた文字
を、所定時間、ＬＣＤ１４ｂ上に表示することを指示す
る（ステップＳ２０４）。そして、制御部２２ｂは、ス
テップＳ２０１に戻る。
合（ステップＳ２０１；文字表示指示コマンド）、制御
部２２ｂは、操作パネル部２４ｂに、その文字表示指示
コマンドに含まれる文字情報（ユーザ名）に応じた文字
を、所定時間、ＬＣＤ１４ｂ上に表示することを指示す
る（ステップＳ２０４）。そして、制御部２２ｂは、ス
テップＳ２０１に戻る。
【００４５】なお、プリンタ１０ａ内の制御部２２ａ
も、図９に示した手順と本質的には同じ手順での制御を
行なう。ただし、プリンタ１０ａには、ＬＣＤが設けら
れていないため、制御部２２ａは、文字表示指示コマン
ドを受信した場合、何もせずに（文字表示指示コマンド
に応答できないことを示す情報を送信して）、ステップ
Ｓ２０１相当のステップに戻る。
も、図９に示した手順と本質的には同じ手順での制御を
行なう。ただし、プリンタ１０ａには、ＬＣＤが設けら
れていないため、制御部２２ａは、文字表示指示コマン
ドを受信した場合、何もせずに（文字表示指示コマンド
に応答できないことを示す情報を送信して）、ステップ
Ｓ２０１相当のステップに戻る。
【００４６】図８に戻って、機器特定処理の説明を続け
る。
る。
【００４７】文字表示指示コマンドを送信した無線通信
対応情報端末６０は、所定のパケットの送信等を行なう
ことにより、処理対象機器との間の通信リンクを切断
（ステップＳ１５５）した後、処理対象機器が、選択さ
れている通信対象機器に含まれる最後の（リスト番号が
最も大きい）機器であるか否かを判断する（ステップＳ
１５６）。そして、処理対象機器が、最後の通信対象機
器でなかった場合（ステップＳ１５６；ＮＯ）。には、
次の通信対象機器を処理対象機器として認識（ステップ
Ｓ１５７）して、ステップＳ１５２からの処理を行な
う。
対応情報端末６０は、所定のパケットの送信等を行なう
ことにより、処理対象機器との間の通信リンクを切断
（ステップＳ１５５）した後、処理対象機器が、選択さ
れている通信対象機器に含まれる最後の（リスト番号が
最も大きい）機器であるか否かを判断する（ステップＳ
１５６）。そして、処理対象機器が、最後の通信対象機
器でなかった場合（ステップＳ１５６；ＮＯ）。には、
次の通信対象機器を処理対象機器として認識（ステップ
Ｓ１５７）して、ステップＳ１５２からの処理を行な
う。
【００４８】そして、無線通信対応情報端末６０は、選
択されている全ての通信対象機器に対して、ステップＳ
１５２〜Ｓ１５５の処理が完了したとき（ステップＳ１
５６；ＹＥＳ）に、機器特定処理を終了し、ステップＳ
１０１（図６）に戻る。
択されている全ての通信対象機器に対して、ステップＳ
１５２〜Ｓ１５５の処理が完了したとき（ステップＳ１
５６；ＹＥＳ）に、機器特定処理を終了し、ステップＳ
１０１（図６）に戻る。
【００４９】機器選択画面７０上の“キャンセル”ボタ
ン７２が押下された場合（ステップＳ１０１；キャンセ
ルボタン押下）、無線通信対応情報端末６０は、機器選
択画面７０を消去（ステップＳ１０９）して、通信制御
プログラムに従った処理を終了する。
ン７２が押下された場合（ステップＳ１０１；キャンセ
ルボタン押下）、無線通信対応情報端末６０は、機器選
択画面７０を消去（ステップＳ１０９）して、通信制御
プログラムに従った処理を終了する。
【００５０】また、無線通信対応情報端末６０は、機器
選択画面７０上の“接続”ボタン７４が押下された場合
（ステップＳ１０１；接続ボタン押下）、選択されてい
る通信対象機器（この場合、１個のみ）との間で各種の
パケットの授受を行なうことにより、選択されている通
信対象機器との間の通信リンクを確立する（ステップＳ
１０６）。次いで、無線通信対応情報端末６０は、その
通信リンクを利用して、ユーザが印刷を希望しているド
キュメントの印刷データの送信（ステップＳ１０７）を
行なう。
選択画面７０上の“接続”ボタン７４が押下された場合
（ステップＳ１０１；接続ボタン押下）、選択されてい
る通信対象機器（この場合、１個のみ）との間で各種の
パケットの授受を行なうことにより、選択されている通
信対象機器との間の通信リンクを確立する（ステップＳ
１０６）。次いで、無線通信対応情報端末６０は、その
通信リンクを利用して、ユーザが印刷を希望しているド
キュメントの印刷データの送信（ステップＳ１０７）を
行なう。
【００５１】この印刷データを受信した通信対象機器が
プリンタ１０ｂであった場合（図９：ステップＳ２０
１；印刷データ）、制御部２２ｂは、その印刷データに
応じて印刷機構部２３ｂを制御する印刷処理を実行（ス
テップＳ２０５）した後、ステップＳ２０１に戻る。ま
た、この印刷データを受信した通信対象機器がプリンタ
１０ａであった場合には、制御部２２ａによって、同様
の制御が印刷機構部２３ａに対して行なわれる。
プリンタ１０ｂであった場合（図９：ステップＳ２０
１；印刷データ）、制御部２２ｂは、その印刷データに
応じて印刷機構部２３ｂを制御する印刷処理を実行（ス
テップＳ２０５）した後、ステップＳ２０１に戻る。ま
た、この印刷データを受信した通信対象機器がプリンタ
１０ａであった場合には、制御部２２ａによって、同様
の制御が印刷機構部２３ａに対して行なわれる。
【００５２】そして、印刷データの送信が完了した無線
通信対応情報端末６０は、処理対象機器との間に設定し
た通信リンクを切断（図８：ステップＳ１０８）し、機
器選択画面７０の消去（ステップＳ１０９）を行なった
後、通信制御プログラムに従った処理を終了する。
通信対応情報端末６０は、処理対象機器との間に設定し
た通信リンクを切断（図８：ステップＳ１０８）し、機
器選択画面７０の消去（ステップＳ１０９）を行なった
後、通信制御プログラムに従った処理を終了する。
【００５３】このように、本実施形態に係る無線通信対
応情報端末６０は、複数台のプリンタ１０ａ、１０ｂが
その周囲に存在している状態で使用された場合、幾つか
の機器情報が表示された機器選択画面を表示するので、
ユーザは、それらの機器情報の中の幾つかの機器情報を
選択した状態で“特定”ボタン７３を押下してから、プ
リンタ１０ａ、１０ｂに設けられているＬＥＤ１２ａ、
１２ｂの点滅パターンを観察することにより、機器選択
画面７０上の機器情報とプリンタ１０ａ、１０ｂとの対
応関係を把握することが出来る。また、プリンタ１０ｂ
に関しては、各無線通信対応情報端末６０のユーザが、
各プリンタ１０ｂのＬＣＤ１４ｂに表示される文字情報
から、そのプリンタ１０ｂのＬＥＤ１２ｂの点滅が、自
身の無線通信対応情報端末６０からの点滅指示コマンド
により生じたものであるか否かを判断できることにな
る。
応情報端末６０は、複数台のプリンタ１０ａ、１０ｂが
その周囲に存在している状態で使用された場合、幾つか
の機器情報が表示された機器選択画面を表示するので、
ユーザは、それらの機器情報の中の幾つかの機器情報を
選択した状態で“特定”ボタン７３を押下してから、プ
リンタ１０ａ、１０ｂに設けられているＬＥＤ１２ａ、
１２ｂの点滅パターンを観察することにより、機器選択
画面７０上の機器情報とプリンタ１０ａ、１０ｂとの対
応関係を把握することが出来る。また、プリンタ１０ｂ
に関しては、各無線通信対応情報端末６０のユーザが、
各プリンタ１０ｂのＬＣＤ１４ｂに表示される文字情報
から、そのプリンタ１０ｂのＬＥＤ１２ｂの点滅が、自
身の無線通信対応情報端末６０からの点滅指示コマンド
により生じたものであるか否かを判断できることにな
る。
【００５４】＜変形形態＞実施形態に係る通信制御プロ
グラム５０は、各種の変形を行なうことが出来る。例え
ば、通信制御プログラム５０は、プリンタ１０ａ、１０
ｂを対象としたプログラムであるとともに、印刷データ
の送信を行なうプログラムであったが、通信制御プログ
ラム５０を、印刷データの送信を行なわないプログラム
としておいても良い。プリンタ１０ａ、１０ｂにて、Ｌ
ＥＤ１２ａ、１２ｂに対して行なわれている制御が行わ
れるように、プリンタではないＬＥＤを備えるBluetoot
h対応機器を構成しておき、通信制御プログラム５０
を、そのBluetooth対応機器にアクセスするためのプロ
グラムとしておいても良い。
グラム５０は、各種の変形を行なうことが出来る。例え
ば、通信制御プログラム５０は、プリンタ１０ａ、１０
ｂを対象としたプログラムであるとともに、印刷データ
の送信を行なうプログラムであったが、通信制御プログ
ラム５０を、印刷データの送信を行なわないプログラム
としておいても良い。プリンタ１０ａ、１０ｂにて、Ｌ
ＥＤ１２ａ、１２ｂに対して行なわれている制御が行わ
れるように、プリンタではないＬＥＤを備えるBluetoot
h対応機器を構成しておき、通信制御プログラム５０
を、そのBluetooth対応機器にアクセスするためのプロ
グラムとしておいても良い。
【００５５】また、実施形態に係る通信制御プログラム
５０は、ユーザに予め設定させておいたユーザ名をプリ
ンタ１０ｂのＬＣＤ１４ｂに表示させるプログラムであ
ったが、リスト番号、リスト番号とユーザ名、無線通信
対応情報端末６０の機種名或いはBluetoothアドレス等
の、ユーザ名以外の情報をプリンタ１０ｂのＬＣＤ１４
ｂに表示させるように、通信制御プログラム５０を作成
しておいても良い。
５０は、ユーザに予め設定させておいたユーザ名をプリ
ンタ１０ｂのＬＣＤ１４ｂに表示させるプログラムであ
ったが、リスト番号、リスト番号とユーザ名、無線通信
対応情報端末６０の機種名或いはBluetoothアドレス等
の、ユーザ名以外の情報をプリンタ１０ｂのＬＣＤ１４
ｂに表示させるように、通信制御プログラム５０を作成
しておいても良い。
【００５６】また、通信制御プログラム５０を、ファー
ムウェアとして組み込んでおいても良く、通信対象機器
（プリンタ１０ａ、１０ｂ）と、無線通信対応情報端末
６０間の通信がBluetoothとは異なるプロトコルの無線
通信で行なわれるようにしておいても良い。
ムウェアとして組み込んでおいても良く、通信対象機器
（プリンタ１０ａ、１０ｂ）と、無線通信対応情報端末
６０間の通信がBluetoothとは異なるプロトコルの無線
通信で行なわれるようにしておいても良い。
【００５７】
【発明の効果】本発明によれば、無線による通信対象の
特定が容易に行なえる環境を提供できることになる。
特定が容易に行なえる環境を提供できることになる。
【図１】 本発明の一実施形態に係る通信制御プログラ
ム、プリンタの使用形態の説明図である。
ム、プリンタの使用形態の説明図である。
【図２】 実施形態に係る、ＬＣＤを備えないプリンタ
の外観図である。
の外観図である。
【図３】 ＬＣＤを備えないプリンタの概略構成図であ
る。
る。
【図４】 実施形態に係る、ＬＣＤを備えたプリンタの
外観図である。
外観図である。
【図５】 ＬＣＤを備えたプリンタの概略構成図であ
る。
る。
【図６】 通信制御プログラムが起動された無線通信対
応情報端末の動作手順を示した流れ図である。
応情報端末の動作手順を示した流れ図である。
【図７】 無線通信対応情報端末にて表示される機器選
択画面の説明図である。
択画面の説明図である。
【図８】 無線通信対応情報端末にて実行される機器特
定処理の流れ図である。
定処理の流れ図である。
【図９】 ＬＣＤを備えたプリンタの動作手順を示した
流れ図である。
流れ図である。
１０ａ、１０ｂ プリンタ １２ａ、１２ｂ ＬＥＤ １４ｂ ＬＣＤ ２１ａ、２１ｂ データ受信部 ２２ａ、２２ｂ 制御部 ２３ａ、２３ｂ 印刷機構部 ２４ａ、２４ｂ 操作パネル部 ５０ 通信制御プログラム ６０ 無線通信対応情報端末 ７０ 機器選択画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０３Ｊ 9/02 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１Ｔ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１ ３２１Ｂ ３２１ ３６１ ３６１ Ｂ４１Ｊ 29/00 Ｅ Ｆターム(参考） 2C061 AP01 CG02 CG15 CQ22 CQ24 CQ28 CQ34 5B021 AA01 BB01 BB02 EE02 5K033 CC01 DA17 5K048 AA04 BA01 BA41 DB01 EB02 FB10 HA21
Claims (11)
- 【請求項１】 発光素子と、 他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
手段と、 この無線通信手段によって、数値情報を含む第１種コマ
ンドが受信されたときに、その第１種コマンドに含まれ
る数値情報に応じたパターンで前記発光素子を点滅させ
る発光素子制御手段とを備えることを特徴とする無線通
信対応機器。 - 【請求項２】 文字情報を表示するための表示素子と、 前記無線通信手段によって、文字情報を含む第２種コマ
ンドが受信されたときに、その第２種コマンドに含まれ
る文字情報を前記表示素子に表示させる表示素子制御手
段とを、さらに、備えることを特徴とする請求項１記載
の無線通信対応機器。 - 【請求項３】 文字情報を表示するための表示素子と、 他機器との間で無線による通信を行なうための無線通信
手段と、 前記無線通信手段によって自機器の属性を問い合わせる
情報が受信されたときに、その情報に応じた情報を送信
するとともに、前記表示素子に、自機器の属性に関する
情報を表示する問い合わせ応答手段とを備えることを特
徴とする無線通信対応機器。 - 【請求項４】 前記無線通信手段によって受信された印
刷データに応じた印刷を行なう印刷手段を、さらに備え
ることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに
記載の無線通信対応機器。 - 【請求項５】 他機器との間で無線による通信を行なう
ための無線通信手段と、 前記無線通信手段を利用した通信が可能な機器を、前記
無線通信手段を利用して探索する機器探索手段と、 この機器探索手段によって探索された１つ以上の機器の
それぞれについて、その識別情報と、互いに異なる数値
情報とを含む機器情報を表示する機器情報表示手段と、 前記無線通信手段を利用して、前記機器情報表示手段に
よって機器情報が表示された各機器に対して、その機器
情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマンドを送
信する第１種コマンド送信手段とを備えることを特徴と
する無線通信対応情報端末。 - 【請求項６】 前記第１種コマンド送信手段は、ユーザ
に、前記機器情報表示手段によって機器情報が表示され
た１つ以上の機器の中から少なくとも１つの機器を選択
させた後、前記無線通信手段を利用して、ユーザが選択
した少なくとも１つの機器のそれぞれに対して、その機
器情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマンドを
送信することを特徴とする請求項５記載の無線通信対応
情報端末。 - 【請求項７】 前記無線通信手段を利用して、前記第１
種コマンド送信手段により前記第１種コマンドが送信さ
れた機器のそれぞれに、所定の文字情報を含ませた第２
種コマンドを送信する第２種コマンド送信手段を、さら
に備えることを特徴とする請求項５又は請求項６に記載
の無線通信対応情報端末。 - 【請求項８】 他機器との間で無線による通信を行なう
ための無線通信手段と、 前記無線通信手段を利用した通信が可能な機器を、前記
無線通信手段を利用して探索する機器探索手段と、 ユーザに、前記機器探索手段によって探索された１つ以
上の機器の中から少なくとも１つの機器を選択させた
後、前記無線通信手段を利用して、その機器に対して、
所定の文字情報を含ませた第２種コマンドを送信する第
２種コマンド送信手段とを備えることを特徴とする無線
通信対応情報端末。 - 【請求項９】 第２種コマンド送信手段が送信する各第
２種コマンド内の前記所定の文字情報には、その第２種
コマンドが送信される機器に関する前記機器情報の少な
くとも１部が含まれることを特徴とする請求項７又は請
求項８に記載の無線通信対応情報端末。 - 【請求項１０】 第２種コマンド送信手段が送信する各
第２種コマンド内の前記所定の文字情報には、自端末に
関する属性を示す文字情報が含まれることを特徴とする
請求項７乃至請求項９のいずれかに記載の無線通信対応
情報端末。 - 【請求項１１】 他機器との間で無線による通信を行な
うための無線通信機能を有する情報端末にインストール
されるべき通信制御プログラムであって、 前記情報端末を、 前記無線通信機能を利用した通信が可能な機器を、前記
無線通信機能を利用して探索する機器探索手段と、 この機器探索手段によって探索された１つ以上の機器の
それぞれについて、その識別情報と、互いに異なる数値
情報とを含む機器情報を表示する機器情報表示手段と、 前記無線通信手段を利用して、前記機器情報表示手段に
よって機器情報が表示された各機器に対して、その機器
情報に含まれる数値情報を含ませた第１種コマンドを送
信する第１種コマンド送信手段とを備える装置として動
作させることを特徴とする通信制御プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001105526A JP2002305521A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | 無線通信対応機器、無線通信対応情報端末及び通信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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