JP2002304998A - 少なくとも1つのリチウム介在電極を有するガルバーニ電気素子 - Google Patents

少なくとも1つのリチウム介在電極を有するガルバーニ電気素子

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リチウム介在電極を有するガルバーニ電気素
子の場合に出力導体シートへの活物質の電気的接続を改
善する。 【解決手段】 電気化学的に活性な物質がシート状金属
出力導体上に施こされている、少なくとも1つのリチウ
ム介在電極を有するガルバーニ電気素子の場合に、金属
出力導体の表面上に第2の金属または同一の金属の電気
化学的に析出された微結晶が備えられており、この微結
晶は、接触面を拡大しかつ活物質に対する遷移抵抗を減
少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の対象は、電気化学的
に活性な物質がシート状の金属出力導体である、少なく
とも1つのリチウム介在電極を有するガルバーニ電気素
子である。
【0002】
【従来の技術】ガルバーニ電気素子において、電気化学
的に活性な物質への出力導体電極の電気的接続は、全く
決定的に電池の機能の能力を定める。純粋に機械的な性
質の脱接触または不動態化層の電気化学的な構造によっ
て惹起される脱接触は、電池の故障の原因にしばしば含
まれる。
【0003】リチウム介在電極には、多種多様の出力導
体物質が公知である。米国特許第6143444号明細
書A1には、活物質をアルミニウムまたは銅からなる穿
孔されたシートまたはエクスパンド・メタル上に直接に
塗り付ける方法が記載されている。
【0004】WO 98/20566からは、清浄化さ
れ、化学的に腐食され、引続き付着助剤が設けられる、
銅またはアルミニウムからなる出力導体格子を認めるこ
とができる。
【0005】米国特許第5631104号明細書A1に
は、アルミニウムまたは銅からなる出力導体シートが開
示されており、この出力導体シートは、活物質で被覆さ
れている。ボタン電池の形のガルバーニ電気素子の場合
には、この米国特許明細書の記載によれば、活性なリチ
ウム介在物質は、特殊鋼からなる、ボタン電池のケーシ
ング構造部材中に導入される。
【0006】米国特許第5460904号明細書A1に
記載の電極製造法の場合、負の出力導体電極には、有利
にエクスパンド・メタルの形の銅箔が希硫酸中で酸化物
層から取り除かれ、次に数回洗浄され、乾燥され、引続
き薄手のポリビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン層
が備えられ、この層は、数秒間350℃で熱分解され
る。正の出力導体電極としては、銅の代わりにアルミニ
ウムが使用され、このアルミニウムは、アセトン中で清
浄化され、苛性ソーダ液で腐食され、引続き炭素を基礎
とするプライマーが備えられる。こうして得られた出力
導体電極は、熱貼合せ法により活性な電極と結合され
る。
【0007】一般に、再充電可能なリチウム−ポリマー
電池を製造する場合には、出力導体物質として、負の側
に銅が使用され、正の側にアルミニウムが使用されてい
るエクスパンド・メタルが使用される。シートからのエ
クスパンド・メタルの製造は、費用が掛かり、回避でき
ない廃棄物と共に、しばしばなお圧延過程および灼熱過
程が加わる。その上、殊に米国特許第5460904号
明細書に示されているように、エクスパンド・メタル上
での電極の十分な付着力を保証するために、引続き所謂
プライマーを用いての費用の掛かる被覆が必要とされ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、リチ
ウム介在電極を有するガルバーニ電気素子の場合に出力
導体シートへの活物質の電気的接続を改善することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に記載
された概念のガルバーニ電気素子の場合に請求項1の特
徴部の記載、即ち金属出力導体の表面上に第2の金属ま
たは同一の金属の電気化学的に析出された微結晶が備え
られており、この微結晶が、接触面を拡大しかつ活物質
に対する遷移抵抗を減少させることによって解決され
る。請求項2から8までのいずれか1項には、本発明の
好ましい実施態様が記載されている。
【0010】担体物質は、Al、Cu、V、Ti、C
r、Fe、Ni、Coもしくはこれらの金属の合金また
は耐蝕性の特殊鋼から選択されており、析出された金属
は、Cu、V、Ti、Cr、Fe、Ni、Co、Zn、
Sn、In、Sb、Bi、Agまたはこれらの金属の合
金から選択されている。
【0011】電気化学的に析出された物質の微結晶の大
きさは、1〜25μmの間、有利に1〜10μmの間に
ある。
【0012】担体シートの厚さは、5〜50μmの間、
有利に8〜25μmの間にあり、この場合担体シート上
には、最大10個の微結晶層、有利に1〜3個の微結晶
層が析出されている。
【0013】卑金属またはセミノーブルの金属の場合に
は、微結晶層に耐蝕性層が備えられており、この耐蝕性
層は、浸漬処理によって施こされたベンゾトリアゾール
またはクロム酸塩処理物である。好ましくは、活性な電
極物質は、シートの形で出力導体シート上に貼合されて
いる。
【0014】本発明によるシートは、好ましくは公知の
Liイオン電池中、例えば電極がコイルの形を有する電
池中、殊に多数の層を貼合せた平面状電池中に使用する
ことができる。
【0015】米国特許第5460404号明細書の記載
から認めることができる、所謂バイセル(Bi-Zelle)
は、負極/Cuエクスパンド・メタル/負極、セパレー
タ、正極/Alエクスパンド・メタル/正極、セパレー
タ、負極/Cuエクスパンド・メタル/負極の一般的な
構造を有する。こうして選択された構造は、このような
電池の短絡および不適切な開口のために改善された安全
性をもつものであると説明されている。2つのエクスパ
ンド・メタルの代わりに1つのエクスパンド・メタルだ
けを組み込む場合には、装荷電流は倍加され、この装荷
電流は、臨界的な状態でアルミニウムを局部的に溶融
し、アルミニウムとの接触を遮断するのに明らかに十分
であることができる。
【0016】しかし、自体公知のポリオレフィンセパレ
ータを、臨界状態の際にセパレータの開口を溶融しかつ
電池抵抗を突然上昇させるというシャットダウン機構
(Shut-down-Mechanismus)を用いてSiO−PVD
F−HFPの代わりに基礎とされるセパレータを使用す
る場合には、この構造は、逆位で形成させることができ
る。これは、運動的な緩徐な正極、例えば銅に対して導
電性が劣悪なアルミニウムが今や平面的に二重になって
いるという利点を有する。
【0017】更に、米国特許第5460904号明細書
A1に詳細に説明されている前記リチウムポリマー電池
の製造の場合には、可塑剤のできるだけ完全な抽出が必
要とされる。この米国特許明細書の場合には、この処理
工程およびさらに液体電解質の均一な分布と関連する液
体電解質の必要とされる侵入は、エクスパンド・メタル
を出力導体物質として使用することを必要とする。
【0018】それに対して、本発明によれば、逆位の構
造、即ち正極/Alエクスパンド・メタル/正極、セパ
レータ、負極/Cu箔/負極、正極/Alエクスパンド
・メタル/正極の場合には、可塑剤の予想される抽出過
程ならびに液体電解質の引続く侵入を回避することな
く、本発明により処理される電極が使用される。
【0019】このことから生じる利点は、重大な意味を
もつ。結合は平面的となり、これは、負極での不均一性
により極性、リチウムの析出、ひいては劣悪な破壊が誘
発されうるので殊に重要である。殊に銅箔上への銅微結
晶の電気化学的析出により、プライマーは省略すること
ができる。プライマーは一般に有機化合物を基礎として
いるので、このプライマーは、一般に大抵の場合に電池
のフェージングに貢献する。これは、特に負の側に当て
はまり、そこで高いリチウム活性は、時間の経過と共に
有機化合物を殊に高い温度で目立たないようにこっそり
と崩壊する。その上、プライマーは、これまでCu側で
ポリマー電池のために極めて費用の掛かる熱分解過程で
製造されなければならなかったが、一方で、Al側で
は、簡単な塗布で十分であった。完成技術的にシート上
に簡単に注型することができ、貼合せるることができ
る。製造費用、殊にエクスパンド・メタルの場合の打ち
抜き過程および廃棄は不用となり、したがって出力導体
物質の費用は、著しく減少する。
【0020】特に好ましいのは、本発明によるシート、
殊に電極シートを製造する方法の場合の銅箔の使用であ
り、この場合には、少なくとも2つの異なる弗素化ポリ
マーは、溶剤中に溶解され、可塑剤、膨潤剤または電解
質の添加なしに、単にBET表面積が表面積の最小化さ
れた黒鉛と活性炭との間にある高導電性カーボンブラッ
ク、およびリチウムを可逆的に導入可能および分解可能
である、二次元の層構造および少なくとも10−4S/
cmの導電率を有する電気化学的物質と混合され、こう
して得られたペースト状物質は、電極出力導体または担
体シート上に塗布され、乾燥される。即ち、得られた正
極および負極は、セパレータ上に貼合され、スタック
は、液状の有機電解質で含浸され、こうしてガルバーニ
電気素子が形成される。
【0021】ポリマーとしては、殊に弗化ビニリデンお
よびヘキサフルオロプロピレンが使用され、溶剤として
は、N−メチルピロリジン−2−オンまたはアセトンが
使用される。
【0022】正極シートのための電気化学的に活性な物
質としては、三元(Li−Me1−O)リチウム遷移金
属酸化物または四元(Li−Me1−Me2−O)リチ
ウム遷移金属酸化物の群からの1つ物質が使用され、こ
の場合Me1およびMe2は、Ti、V、Cr、Fe、
Mn、Ni、Coの群から選択されたものであり、前記
化合物は、場合によっては付加的に構造体の安定化のた
めにMg、Al、NまたはFを15原子%まで含有す
る。負極シートの電気化学的に活性な物質としては、黒
鉛化された炭素態種が使用される。このような方法は、
ドイツ連邦共和国特許出願第P10104988.9号
に記載されている。
【0023】殊に銅微結晶を銅箔上に本発明により電気
化学的に析出することによって、顕著な表面積の利点お
よび結合の利点が達成され、これらの利点によりリチウ
ム−ポリマー電池の場合には、プライマーの省略が可能
であり、電極への簡単に加工することができるポリマー
の使用が可能である。それというのも、このポリマー
は、もはや付加的にむき出しのシート上への付着力を保
証する必要はないからである。この結果、活物質と出力
導体電極との剥離が生じ、このことは、作業周期の安定
性に不利な影響を及ぼす(図1参照)。これは、リチウ
ム活性が高い場合にプライマーの反応に帰因するだけで
なく、エクスパンド・メタルによって不可避の非対称の
電流分布にも帰因する。
【0024】
【実施例】例1:負極の製造のために、アセトン250
mlをPVDF−HFP27.8g(Powerflex, Elf A
tochem)と一緒に500mlのエルレンマイヤーフラス
コ中に装入し、水浴中で42℃に加熱する。ポリマーが
完全に溶解するまでIKA混合装置を用いて攪拌する。
次に、導電性カーボンブラック6.2g(Super P, Sed
ema)および球状黒鉛275.3g(MCMB 25-28, Osaka
Gas)を添加し、2時間攪拌する。この場合、回転段階
は、直接になお空気が下方で攪拌されない程度の強さに
調節される。
【0025】正極のために、同じ概要で実施し、この場
合には、アセトン250mlに対してPVDF−HFP
24.8g(Powerflex, Elf Atochem)、導電性カーボ
ンブラック2.6g(Super P, Sedema)、導電性改良
剤としての黒鉛2.6g(KS6, Timcal)およびリチウ
ムコバルトオキシド276.2g(FMC)を使用する。
【0026】負極および正極を19〜21g/cm
単位面積当りの質量でテープキャスティング(Tape-Cas
ting)により製造する。マイラー(Mylar)(ポリエス
テルシート)は、担体シートとして使用される。引続
き、負極を本発明により表面処理され(銅微結晶の電気
化学的析出による表面処理)かつクロム酸塩処理された
銅箔の上に160℃の温度で貼合せる。同様に正極シー
トを、アルミニウムエクスパンド・メタル上に貼合せ
る。こうして、貼合されたストリップから、負極および
正極を打ち抜き、これら負極および正極を貼合せてバイ
セル(Bi-Zelle)(正極/Alエクスパンド・メタル/
正極、セパレータ、負極/Cuシート/負極、正極/A
lエクスパンド・メタル/正極)に変える。セパレータ
は、例えば3層(PP/PE/PP)であり、薄手のPVDF−
HFP層を備えている。最初にセパレータを130℃で
両側で負極上に貼合せ、次に第2の貼合せ過程で同様の
パラメーターで上側の正極および下側の正極を貼合せ
る。
【0027】これと同時に、米国特許第5460904
号明細書の記載によりCuエクスパンド・メタルを有す
る電池を製造する。6個のバイセルからなるスタックを
2つの変法で製造する。
【0028】図1は、出力導体(C)としてのCuシ
ートを有する本発明によるバイセルと出力導体(C
としてのCuエクスパンド・メタルを有する米国特許第
5460904号明細書に記載のバイセルについての作
業周期数nに依存する容量Cの依存性を示す。測定は、
60℃およびC/2の負荷(電荷1C/3時間/60℃
4.2Vまで、放電0.5C/60℃ 3.0Vま
で)で行なわれる。
【0029】例2:負極のための1つの質量を例1の記
載により製造し、この質量をポリエステルシート上にナ
イフ塗布する代わりに直接に本発明により表面処理され
たCu出力導体電極(銅微結晶の電気化学的析出による
表面処理)上にナイフ塗布する。溶剤を蒸発させ、電極
を乾燥状態で出力導体電極上に極めて良好に付着させ
る。こうして得られた変形は、6個のバイセルからなる
代わりに1個のバイセルからなる。
【0030】例3:負極の製造のために、アセトン1
lをPVDF−HFP123.7g(Powerflex, Elf A
tochem)と一緒に2 lのエルレンマイヤーフラスコ中
に装入し、水浴中で42℃に加熱する。ポリマーが完全
に溶解するまでIKA混合装置を用いて攪拌する。次
に、ジブチルフタレート261.2g、導電性カーボン
ブラック27.5g(Super P, Sedema)および球状黒
鉛962g(MCMB 25-28, OsakaGas)を添加し、2時間
攪拌する。この場合、回転段階は、直接になお空気が下
方で攪拌されない程度の強さに調節される。
【0031】正極のために、同じ概要で実施し、この場
合には、アセトン1.5 lに対してPVDF−HFP
99.0g(Powerflex, Elf Atochem)、ジブチルフタ
レート165.1g、導電性改良剤としての導電性カー
ボンブラック66.0g(Super P, Sedema)およびリ
チウムコバルトオキシド939.7g(FMC)を使用す
る。
【0032】負極および正極を19〜21g/cm
単位面積当りの質量でテープキャスティング(Tape-Cas
ting)により製造する。マイラー(Mylar)(ポリエス
テルシート)は、担体シートとして使用される。引続
き、負極を本発明により表面処理され(銅微結晶の電気
化学的析出による表面処理)かつクロム酸塩処理された
銅箔の上に130℃の温度で貼合せる。同様に正極シー
トを、アルミニウムエクスパンド・メタル上に貼合せ
る。こうして、貼合されたストリップから、負極および
正極を打ち抜き、これら負極および正極を貼合せてバイ
セル(Bi-Zelle)(正極/Alエクスパンド・メタル/
正極、セパレータ、負極/Cuシート/負極、正極/A
lエクスパンド・メタル/正極)に変える。セパレータ
は、例えば3層(PP/PE/PP)であり、薄手のPVDF−
HFP層を備えている。最初にセパレータを120℃で
両側で負極上に貼合せ、次に第2の貼合せ過程で同様の
パラメーターで上側の正極および下側の正極を貼合せ
る。ジブチルフタレートを3回n−ヘキサンで抽出し、
その後に電池を部分的に充填し、80℃で16時間真空
乾燥させ、引続き液体電解質で活性化する。ジブチルフ
タレートの抽出のためにジエチルエーテルを使用するこ
ともできる。
【0033】また、Cu箔に対して選択的にNi箔を使
用することもでき、銅微結晶またはニッケル微結晶の代
わりに銀微結晶の析出は、結合にとって特に有利である
ことが判明した。
【0034】図2は、1C負荷および室温での作業周期
数nに依存する容量Cの直接の比較を示し;この場合C
は、Cu箔上に直接に湿式化学的に施こされた負極物
質(例2)を表わし、Cは、Cu箔上に貼合された電
極箔(例3)を表わす(電荷1C/3時間/20℃
4.2Vまで、放電1C/20℃ 3.0Vまで)。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイセルについての作業周期数nに依存する容
量Cの依存性を示す線図。
【図2】1C負荷および室温での作業周期数nに依存す
る容量Cの直接の比較を示す線図。
【符号の説明】
C 容量、 C Cuシートを有する本発明による出
力導体、 C Cuエクスパンド・メタルを有する出
力導体、 C 負極物質、 C 電極箔、n 作業
周期数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ビルケ ドイツ連邦共和国 エルヴァンゲン バー ンホフシュトラーセ 8 (72)発明者 コンラート ホル ドイツ連邦共和国 アーレン−デヴァンゲ ン シュピッツアッカーリング 23 (72)発明者 デジャン イリック ドイツ連邦共和国 エルヴァンゲン ウー ラントシュトラーセ 8 Fターム(参考) 5H017 AA03 AS01 BB11 BB13 BB16 CC01 DD05 EE01 EE04 EE05 HH00 HH03 5H024 AA01 AA02 BB07 DD15 EE01 FF11 FF31 HH00 HH13 5H029 AJ06 AJ11 AJ14 AK03 AL07 CJ05 CJ13 CJ24 DJ07 DJ17 EJ01 HJ00 HJ04 HJ05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気化学的に活性な物質がシート状金属
    出力導体上に施こされている、少なくとも1つのリチウ
    ム介在電極を有するガルバーニ電気素子において、金属
    出力導体の表面上に第2の金属または同一の金属の電気
    化学的に析出された微結晶が備えられており、この微結
    晶は、接触面を拡大しかつ活物質に対する遷移抵抗を減
    少させることを特徴とする、少なくとも1つのリチウム
    介在電極を有するガルバーニ電気素子。
  2. 【請求項2】 担体物質がAl、Cu、V、Ti、C
    r、Fe、Ni、Coもしくはこれらの金属の合金また
    は耐蝕性の特殊鋼から選択されている、請求項1記載の
    ガルバーニ電気素子。
  3. 【請求項3】 析出された金属がCu、V、Ti、C
    r、Fe、Ni、Co、Zn、Sn、In、Sb、B
    i、Agまたはこれらの金属の合金から選択されてい
    る、請求項1または2記載のガルバーニ電気素子。
  4. 【請求項4】 電気化学的に析出された物質の微結晶の
    大きさが1〜25μmの間、有利に1〜10μmの間に
    ある、請求項1から3までのいずれか1項に記載のガル
    バーニ電気素子。
  5. 【請求項5】 担体シートの厚さが5〜50μmの間、
    有利に8〜25μmの間にある、請求項1から4までの
    いずれか1項に記載のガルバーニ電気素子。
  6. 【請求項6】 担体シート上に最大10個の微結晶層、
    有利に1〜3個の微結晶層が析出されている、請求項1
    から5までのいずれか1項に記載のガルバーニ電気素
    子。
  7. 【請求項7】 卑金属またはセミノーブルの金属の場合
    には、微結晶層に耐蝕性層が備えられており、この耐蝕
    性層は、浸漬処理によって施こされたベンゾトリアゾー
    ルまたはクロム酸塩処理物である、請求項1から6まで
    のいずれか1項に記載のガルバーニ電気素子。
  8. 【請求項8】 活性な電極物質がシートの形で出力導体
    シート上に貼合されている、請求項1から7までのいず
    れか1項に記載のガルバーニ電気素子。
JP2002043644A 2001-02-23 2002-02-20 少なくとも1つのリチウム介在電極を有するガルバーニ電気素子 Abandoned JP2002304998A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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