JP2002304407A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム及び情報処理装置

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JP2002304407A
JP2002304407A JP2001104995A JP2001104995A JP2002304407A JP 2002304407 A JP2002304407 A JP 2002304407A JP 2001104995 A JP2001104995 A JP 2001104995A JP 2001104995 A JP2001104995 A JP 2001104995A JP 2002304407 A JP2002304407 A JP 2002304407A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが必要とするリンク先の情報を適切か
つ簡単に選択すること。 【解決手段】 インターネット上で取得したハイパーテ
キスト文書にリンクする情報がある場合に、その情報を
選択するために、まず、リンク先の情報を取得し(S
4)、取得したリンク先の情報からキーワードを抽出し
て(S5)、抽出したキーワードに関する音声認識を行
うための音声認識辞書を作成する(S6)。そして、ユ
ーザからの音声と音声認識辞書とを照合して(S8)、
リンク先の情報を選択する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワーク上で提供される情報を閲覧等する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上で提供される情報の多
くは、ハイパーテキスト文書で構成されている。ハイパ
ーテキスト文書は、更に他の情報を参照する構造を有し
ており、ブラウザによって表示されたハイパーテキスト
文書に埋め込まれているハイパーリンク個所をマウス等
で選択することにより、リンク先の情報をロードして表
示することができる。ユーザは、ハイパーリンク箇所を
選択することにより、リンク先の情報を次々と取得し、
目的とする情報に辿り着くことができる。
【0003】一方、音声認識技術を採用したブラウザも
提案されている。このうち、例えば、特開平10-124293
号公報には、HTML文書に記述されているリンク先の情報
の説明文の中から単語を自動抽出し、その単語とユーザ
の音声により入力された単語とに基づいて、次に取得す
るリンク先の情報を選択する技術が開示されている。
【0004】また、リンク先の情報にそれぞれ固有の番
号をつけ、その番号がユーザから音声入力された場合
に、当該リンク先の情報を取得する技術も提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、HTML文
書に記述されているリンク先の情報の説明文は、リンク
先の情報のタイトルといった極めて簡単な説明しか含ま
れておらず、ユーザが必要とする情報をうまく選択でき
ない場合がある。
【0006】また、リンク先の情報にそれぞれ固有の番
号を付ける方式では、リンク先の情報が多数に及ぶ場合
に、各番号を確認することは甚だ面倒である。
【0007】従って、本発明の目的は、ユーザが必要と
するリンク先の情報を適切かつ簡単に選択できる技術を
提供することにある。
【0008】
【課題を達成するための手段】本発明によれば、ネット
ワーク上のサーバから取得した情報にリンクする情報が
ある場合に、そのリンク先の情報を、ユーザからの音声
による指示に基づいて選択するために、コンピュータ
を、前記リンク先の情報を取得する取得手段、取得した
前記リンク先の情報からキーワードを抽出する抽出手
段、抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うた
めの音声認識辞書を作成する作成手段、前記ユーザから
の音声と、前記音声認識辞書と、を照合する照合手段、
前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
先の情報を選択する選択手段、として機能させるプログ
ラムが提供される。
【0009】また、本発明によれば、ユーザからの音声
による指示が入力される入力手段と、ネットワーク上の
サーバから情報を取得する手段と、取得した情報にリン
クする情報がある場合に、そのリンク先の情報を取得す
る手段と、取得した前記リンク先の情報からキーワード
を抽出する手段と、抽出した前記キーワードに関する音
声認識を行うための音声認識辞書を作成する手段と、入
力された前記音声と、前記音声認識辞書と、を照合する
手段と、前記照合手段による照合の結果に基づいて、前
記リンク先の情報を選択する選択手段と、選択された前
記リンク先の情報を出力する出力手段と、を備えた情報
処理装置が提供される。
【0010】また、本発明によれば、ネットワーク上の
サーバから取得した情報にリンクする情報がある場合
に、そのリンク先の情報を、ユーザからの音声による指
示に基づいて選択するために、コンピュータを、ユーザ
により第1のモードが選択された場合には、前記リンク
先の情報を取得する取得手段、取得した前記リンク先の
情報からキーワードを抽出する抽出手段、抽出した前記
キーワードに関する音声認識を行うための音声認識辞書
を作成する作成手段、前記ユーザからの音声と、前記音
声認識辞書と、を照合する照合手段、前記照合手段によ
る照合の結果に基づいて、前記リンク先の情報を選択す
る選択手段、として機能させ、ユーザにより第2のモー
ドが選択された場合には、前記サーバから取得した情報
から、前記リンク先の情報に関するキーワードを抽出す
る抽出手段、抽出した前記キーワードに関する音声認識
を行うための音声認識辞書を作成する作成手段、前記ユ
ーザからの音声と、前記音声認識辞書と、を照合する照
合手段、前記照合手段による照合の結果に基づいて、前
記リンク先の情報を選択する選択手段、として機能させ
るプログラムが提供される。
【0011】また、本発明によれば、ユーザが選択可能
な第1及び第2のモードを有し、ユーザからの音声によ
る指示が入力される入力手段と、ネットワーク上のサー
バから情報を取得する手段と、取得した情報にリンクす
る情報がある場合に、前記第1のモードが選択された場
合には、前記リンク先の情報を取得して、取得した前記
リンク先の情報からキーワードを抽出し、前記第2のモ
ードが選択された場合には、前記取得した情報に含まれ
る、そのリンク先の情報に関するキーワードを抽出す
る、抽出手段と、抽出した前記キーワードに関する音声
認識を行うための音声認識辞書を作成する作成手段と、
前記ユーザからの音声と、前記音声認識モデルと、を照
合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果に基
づいて、前記リンク先の情報を選択する選択手段と、選
択された前記リンク先の情報を出力する出力手段と、を
備えた情報処理装置が提供される。
【0012】また、本発明によれば、ネットワーク上の
サーバから取得した情報にリンクする情報がある場合
に、そのリンク先の情報を、ユーザからの音声による指
示に基づいて選択するために、コンピュータを、前記リ
ンク先の情報を取得する取得手段、取得した前記リンク
先の情報からキーワードを抽出する抽出手段、抽出した
前記キーワードに関する音声認識を行うための第1の音
声認識辞書を作成する作成手段、前記サーバから取得し
た情報から、前記リンク先の情報に関するキーワードを
抽出する抽出手段、抽出した前記キーワードに関する音
声認識を行うための第2の音声認識辞書を作成する作成
手段、前記ユーザからの音声と、前記第1及び第2の音
声認識辞書と、を照合する照合手段、前記照合手段によ
る照合の結果に基づいて、前記リンク先の情報を選択す
る選択手段、として機能させるプログラムが提供され
る。
【0013】また、本発明によれば、ユーザからの音声
による指示が入力される入力手段と、ネットワーク上の
サーバから情報を取得する手段と、取得した情報にリン
クする情報がある場合に、前記リンク先の情報を取得す
る取得手段と、取得した前記リンク先の情報からキーワ
ードを抽出する抽出手段と、抽出した前記キーワードに
関する音声認識を行うための第1の音声認識辞書を作成
する作成手段と、前記サーバから取得した情報から、前
記リンク先の情報に関するキーワードを抽出する抽出手
段と、抽出した前記キーワードに関する音声認識を行う
ための第2の音声認識辞書を作成する作成手段と、前記
ユーザからの音声と、前記第1及び第2の音声認識辞書
と、を照合する照合手段と、前記照合手段による照合の
結果に基づいて、前記リンク先の情報を選択する選択手
段と、選択された前記リンク先の情報を出力する出力手
段と、を備えた情報処理装置が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る情報処理装置のハードウェアの構成例を示すブロック
図である。
【0015】CPU1は、全体を統括制御するものであ
り、ROM2に格納されているプログラムを読み出し、
その読み出したプログラムに基づいて、各種処理動作を
実行する。ROM2は、CPU1が実行する処理の各種
プログラムを格納している。RAM3は、ROM2に格
納されている各種プログラムの実行に必要な記憶領域を
提供する。
【0016】HD(ハードディスク)4は、二次記憶装
置として、OSや各種プログラムを格納している。また、
HD4には、後で説明する音声認識辞書を作成する基礎
となる音声認識辞書作成用データが格納されている。入
力インターフェース5には、キーボード10、マウス1
1、及び、A/D変換器8を介してマイク9が接続され
ている。マイク9は、ユーザからの音声による指示を入
力するためのものであり、ユーザの音声は、このマイク
9で収音されてA/D変換器8でアナログ信号からデジ
タル信号へ変換され、入力インターフェース5を介して
CPU1により取得されることとなる。
【0017】出力インターフェース6には、CRTやL
CD等のディスプレイ12が接続されている。なお、デ
ィスプレイ12に加えて、又は、音声のみのブラウザと
して構成する場合にはこれに代えて、スピーカ等の音声
出力装置を取り付ける形態も採用できる。通信インター
フェース7は、インターネットに接続し、インターネッ
ト上のサーバと通信を行うためのものである。これらの
各構成は、図示するようにバスにより機能的に接続され
ている。
【0018】次に、係る構成からなる情報処理装置にお
けるCPU1の処理を図2のフローチャートを参照して
説明する。
【0019】S1では、通信インターフェース7を介し
て、インターネット上のサーバから情報(ハイパーテキ
スト文書であるとする。)を取得する。具体的には、例
えば、ユーザがキーボード10から欲しい情報のURL
を指定すると、指定されたURLを有するサーバにアク
セスし、指定されたURLのハイパーテキスト文書を取
得する。
【0020】S2では、取得したハイパーテキスト文書
の内容をディスプレイ12に表示する。なお、取得した
ハイパーテキスト文書を表示せずに、合成音声で出力す
るという手法を採用することも可能である。S3では、
取得したハイパーテキスト文書に記述されたリンク先の
情報のURLを抽出する。例えば、HTMLで記述されてい
る場合、リンク先(ハイパーリンク箇所)は、<A H
REF="[文字列A]">[文字列B]</A>と記述されて
いる。[文字列A]は、リンク先の情報が存在する場所を
表すURLであり、[文字列B]は、そのリンク先の内容
の説明文である。
【0021】S4では、S3で抽出したURLの示すリ
ンク先へ順次アクセスし、S1で取得したハイパーテキ
スト文書にリンクする全てのリンク先の情報を取得し、
HD4へ格納する。S5では、S4で取得したリンク先
の情報からキーワードを抽出する。具体的には、例え
ば、形態素解析を行い、名詞及び名詞句を抽出し、これ
らの語をキーワードとする方法がある。また、抽出され
た名詞及び名詞句の内、出現数の高い語のみをキーワー
ドとしてもよい。
【0022】S6では、S5で抽出したキーワードに関
する音声認識を行うための音声認識辞書を作成する。音
声認識辞書は、HD4に格納された音声認識辞書作成用
データに基づいて作成され、図3に示すように、リンク
先の情報毎に生成し、一意のID番号を付与する。ID
番号の付け方は如何なるものでもよいが、例えば、S1
で取得したディスプレイ12に表示中のハイパーテキス
ト文書中における、ハイパーリンク箇所の出現順にID
番号を付与する方法がある。
【0023】S7では、ユーザからマイク8を介して音
声による指示が入力されたか否かを判定し、既に入力さ
れていればこれを受け付けてS8へ進む。ここでの指示
とは、ユーザが次に出力を希望するリンク先の情報を選
択するための指示であり、ユーザが欲しい情報に関連す
る何らかのキーワードを発声することとなる。本実施形
態では、ユーザが発声するキーワードは1つのみである
として説明する。
【0024】S8では、ユーザが発声した音声の音声認
識を行い、マイク8から入力されたユーザの音声と、S
6で作成した音声認識辞書とを順番に照合する。照合の
結果、ユーザが発声したキーワードが認識された音声認
識辞書のID番号がピックアップされ、複数あれば全て
の音声認識辞書のID番号がピックアップされる。
【0025】S9では、S8の照合結果に基づいて、リ
ンク先の情報を選択する。ここでは、S8で得られたI
D番号に対応するリンク先の情報を選択する。S8にお
いてID番号が一つもピックアップされなかった場合
は、S7へ戻って再認識する等し、2つ以上の場合は、
何らかの形で一つを選択する。複数のリンク先の情報か
ら、1つを選択する方法としては、いかなるものを用い
ても良いが、例えば、各ID 番号の中で最も小さいI
D番号を選択する方法やランダムに選択する方法などが
ある。
【0026】S10では、S9で選択されたリンク先の
情報をHD4から読み出して、ディスプレイに表示す
る。その後、S3に処理が戻る。この場合、HD4に格
納したリンク先の情報や、S6で作成した音声認識辞書
を消去してもよいし、消去しなくともよい。
【0027】このように、本実施形態では、ユーザは何
らかのキーワードを発声するだけでリンク先の情報が選
択されるので操作が極めて簡単である。また、音声認識
辞書をリンク先の情報に含まれるキーワードから作成す
るので、リンク先の情報の内容に即した音声認識辞書が
作成され、ユーザが必要とするリンク先の情報を適切に
選択できる。
【0028】<<他の実施形態>> <リンク先の情報の選択>上述したS8において、ユー
ザが発声したキーワードが複数の音声認識辞書に含まれ
ていた場合に、S9では、そのキーワードを最も多く含
むリンク先の情報を選択するようにすることもできる。
【0029】この場合、S5では、リンク先の情報から
キーワードを抽出すると共に、そのリンク先の情報にお
ける各キーワードの出現数を検出し、S6では各キーワ
ードの出現数を関連付けた音声認識辞書を作成する。S
8では、ユーザが発声したキーワードが認識された音声
認識辞書のID番号をピックアップすると共に、各リン
ク先の情報におけるそのキーワードの出現数を読み出
す。そして、S9では、S8の照合の結果得られた複数
のリンク先の情報のうち、ユーザが発声したキーワード
を最も多く含むリンク先の情報を選択する。
【0030】<複数のキーワードによる音声入力>上述
した実施形態では、ユーザが発声するキーワードは1つ
のみであるとして説明したが、複数のキーワードが発声
された場合に対応するようにすることもできる。
【0031】この場合、例えば、”音声入力開始”、”
音声入力終了”などの予約語を音声認識可能に設定し、
そのような予約語用の音声認識辞書をHD4に予め格納
しておく。ユーザから、これらの予約語が音声入力され
ることによって音声入力の開始と終了を判定する。な
お、音声入力の開始と終了との判定は、これに限られ
ず、例えば、キーボード10において特定のキーが押さ
れる、または、離される事によって、音声入力の開始と
終了を判定してもよい。
【0032】そして、音声入力の開始と終了の間に音声
入力された複数のキーワードに対してそれぞれ上述した
音声認識辞書によるS8の照合を行う。S8の照合で
は、ユーザの発声した全てのキーワードを含むリンク先
の情報がピックアップされる。
【0033】リンク先の情報が複数ピックアップされた
場合に、S9においていずれか1つのリンク先の情報を
選択する方法としては、いかなるものでもよいが、例え
ば、音声認識辞書のID番号ごとに、各キーワードのハ
イパーテキスト文書中の出現数を加算し、その最大値を
とる音声認識辞書に対応するリンク先の情報を選択する
方法、全てのキーワードにおいて得られた音声認識辞書
に対応するリンク先の情報を選択する方法、音声認識辞
書のID番号が最も小さいリンク先の情報を選択する方
法、若しくは、ランダムに選択する方法などがある。こ
れら各方法を組み合わせて使用することももちろん可能
である。
【0034】<キーワードの抽出対象の選択等>上記実
施形態では、S5のキーワードの抽出対象をリンク先の
情報としているが、S1で取得したアクセス中の情報に
含まれるリンク先の情報の説明文中のキーワードや、リ
ンク先の情報毎に一意に付与した番号を使用するといっ
た、従来手法と組み合わせることもできる。
【0035】具体的には、例えば、第1のモードとし
て、リンク先の情報からキーワードを抽出するモード
と、第2のモードとして、S1で取得した情報に含まれ
るリンク先の情報の説明文からのキーワード又はリンク
先の情報毎に一意に付与した番号を抽出するモードと、
を用意し、ユーザがいずれかのモードを選択するように
してもよい。この場合、モードの選択は、例えば、キー
ボード10やマウス11による操作や、マイク9からの
音声入力によっても行ってもよい。
【0036】第2のモードが選択された場合、図2の処
理の流れとしては、S3及びS4が省略されて、S5で
は、S1で取得された情報の中のリンク先の情報の説明
文からキーワードを抽出することとなる。
【0037】<複数の辞書の利用等>上記<キーワード
の抽出対象の選択等>では、第1のモードとしてリンク
先の情報からキーワードを抽出して音声認識辞書を作成
し、第2のモードとしてS1で取得した情報に含まれる
リンク先の情報の説明文からのキーワード又はリンク先
の情報毎に一意に付与した番号を抽出して音声認識辞書
を作成しすることとした。
【0038】しかしながら、前者を第1の音声認識辞書
とし、後者を第2の音声認識辞書として、これらの双方
を作成し、これらの双方を用いて音声認識を行ってリン
ク先を選択するようにしてもよい。この場合、例えば、
第1の音声認識辞書によりあるリンク先がヒットし、ま
た、第2の音声認識辞書により他のリンク先がヒットす
る場合も考えられるが、そのような場合は、ユーザの指
定等により予めいずれか一方の辞書に優先度を設定して
おき、優先度の高い音声認識辞書の認識結果を優先する
ようにすることもできる。
【0039】なお、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、
例えば、これを記録した記憶媒体(または記録媒体)等
を介して、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、
該プログラムコードを実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、そのプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード、及び、これを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュ
ータが読み出したプログラムコードを実行することによ
り、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、
そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上
で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0040】さらに、プログラムコードが、コンピュー
タに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続さ
れた機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カ
ードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって前述した実
施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うま
でもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ユーザが必要とするリンク先の情報を適切かつ簡単に選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハー
ドウェアの構成例を示すブロック図である。
【図2】CPU1の処理を示すフローチャートである。
【図3】リンク先の情報と音声認識辞書とID番号との
関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551A 15/06 531W 15/08 521C 15/10 Fターム(参考) 5B075 ND36 NK02 NK31 PP02 PP03 PP07 PP13 PP22 PQ02 5D015 AA04 BB01 GG01 HH23 KK02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のサーバから取得した情
    報にリンクする情報がある場合に、そのリンク先の情報
    を、ユーザからの音声による指示に基づいて選択するた
    めに、コンピュータを、 前記リンク先の情報を取得する取得手段、 取得した前記リンク先の情報からキーワードを抽出する
    抽出手段、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    音声認識辞書を作成する作成手段、 前記ユーザからの音声と、前記音声認識辞書と、を照合
    する照合手段、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段、として機能させるプログ
    ラム。
  2. 【請求項2】 前記リンク先の情報が複数ある場合に、 前記作成手段は、各々のリンク先の情報毎に区分けして
    前記音声認識辞書を作成することを特徴とする請求項1
    に記載のプログラム。
  3. 【請求項3】 前記リンク先の情報が複数ある場合に、 前記選択手段は、いずれか一つの前記リンク先の情報を
    選択することを特徴とする請求項1に記載のプログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 更に、コンピュータを、 前記リンク先の情報毎に、前記キーワードの出現数を検
    出する手段、として機能させるプログラムを含み、 前記選択手段は、前記照合手段による照合の結果と、前
    記キーワードの出現数と、に基づいていずれか一つの前
    記リンク先の情報を選択することを特徴とする請求項3
    に記載のプログラム。
  5. 【請求項5】 更に、コンピュータを、 前記選択手段により選択された前記リンク先の情報をデ
    ィスプレイに出力する手段、として機能させるプログラ
    ムを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記情報がハイパーテキスト文書である
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  7. 【請求項7】 ユーザからの音声による指示が入力され
    る入力手段と、 ネットワーク上のサーバから情報を取得する手段と、 取得した情報にリンクする情報がある場合に、そのリン
    ク先の情報を取得する手段と、 取得した前記リンク先の情報からキーワードを抽出する
    手段と、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    音声認識辞書を作成する手段と、 入力された前記音声と、前記音声認識辞書と、を照合す
    る手段と、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段と、 選択された前記リンク先の情報を出力する出力手段と、
    を備えた情報処理装置。
  8. 【請求項8】 ネットワーク上のサーバから取得した情
    報にリンクする情報がある場合に、そのリンク先の情報
    を、ユーザからの音声による指示に基づいて選択するた
    めに、コンピュータを、 ユーザにより第1のモードが選択された場合には、 前記リンク先の情報を取得する取得手段、 取得した前記リンク先の情報からキーワードを抽出する
    抽出手段、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    音声認識辞書を作成する作成手段、 前記ユーザからの音声と、前記音声認識辞書と、を照合
    する照合手段、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段、として機能させ、 ユーザにより第2のモードが選択された場合には、 前記サーバから取得した情報から、前記リンク先の情報
    に関するキーワードを抽出する抽出手段、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    音声認識辞書を作成する作成手段、 前記ユーザからの音声と、前記音声認識辞書と、を照合
    する照合手段、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段、として機能させるプログ
    ラム。
  9. 【請求項9】 ユーザが選択可能な第1及び第2のモー
    ドを有し、 ユーザからの音声による指示が入力される入力手段と、 ネットワーク上のサーバから情報を取得する手段と、 取得した情報にリンクする情報がある場合に、 前記第1のモードが選択された場合には、前記リンク先
    の情報を取得して、取得した前記リンク先の情報からキ
    ーワードを抽出し、前記第2のモードが選択された場合
    には、前記取得した情報に含まれる、そのリンク先の情
    報に関するキーワードを抽出する、抽出手段と、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    音声認識辞書を作成する作成手段と、 前記ユーザからの音声と、前記音声認識モデルと、を照
    合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段と、 選択された前記リンク先の情報を出力する出力手段と、
    を備えた情報処理装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上のサーバから取得した
    情報にリンクする情報がある場合に、そのリンク先の情
    報を、ユーザからの音声による指示に基づいて選択する
    ために、コンピュータを、 前記リンク先の情報を取得する取得手段、 取得した前記リンク先の情報からキーワードを抽出する
    抽出手段、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    第1の音声認識辞書を作成する作成手段、 前記サーバから取得した情報から、前記リンク先の情報
    に関するキーワードを抽出する抽出手段、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    第2の音声認識辞書を作成する作成手段、 前記ユーザからの音声と、前記第1及び第2の音声認識
    辞書と、を照合する照合手段、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段、として機能させるプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】 ユーザからの音声による指示が入力さ
    れる入力手段と、 ネットワーク上のサーバから情報を取得する手段と、 取得した情報にリンクする情報がある場合に、 前記リンク先の情報を取得する取得手段と、 取得した前記リンク先の情報からキーワードを抽出する
    抽出手段と、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    第1の音声認識辞書を作成する作成手段と、 前記サーバから取得した情報から、前記リンク先の情報
    に関するキーワードを抽出する抽出手段と、 抽出した前記キーワードに関する音声認識を行うための
    第2の音声認識辞書を作成する作成手段と、 前記ユーザからの音声と、前記第1及び第2の音声認識
    辞書と、を照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記リンク
    先の情報を選択する選択手段と、 選択された前記リンク先の情報を出力する出力手段と、
    を備えた情報処理装置。
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