JP2002303604A5 - - Google Patents

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  1. 複数のキャピラリと、前記複数のキャピラリを長さ方向の途中で整列保持し当該整列保持した複数のキャピラリに光照射するための開口とキャピラリから発せられた発光を取り出すための開口とを備えるウインドウユニットとを含むキャピラリアレイ・ユニットにおいて、
    前記複数のキャピラリは外周に樹脂被覆が施され、前記ウインドウユニットに整列保持された部分で所定長さだけ前記樹脂被覆が剥がされ、前記樹脂被覆が剥がされた部分と剥がされない部分との境界領域で樹脂表面がなだらかに接続され、前記境界領域に残っている樹脂及び前記境界領域に続く所定長さの樹脂被覆が黒化していることを特徴とするキャピラリアレイ・ユニット。
  2. 請求項1記載のキャピラリアレイ・ユニットにおいて、前記樹脂の黒化は樹脂を加熱したことによるものであることを特徴とするキャピラリアレイ・ユニット。
  3. ポリイミド樹脂で被覆した複数のキャピラリを相互に固定してキャピラリアレイとするステップと、
    前記キャピラリアレイの長手方向の一部をヒータで加熱して黒化させるステップと、
    前記黒化した長手方向の領域中の一部を更にO3ガスを含む反応性ガスと反応させて被覆を除去するステップとを含むことを特徴とするキャピラリアレイ・ユニットの製造方法。
  4. ポリイミド樹脂で被覆したキャピラリの長手方向の一部をヒータで加熱して黒化させるステップと、
    前記黒化した長手方向の領域中の一部を更にO3ガスを含む反応性ガスと反応させて被覆を除去するステップとを含むことを特徴とする電気泳動装置用キャピラリの製造方法。
  5. 複数のキャピラリと、励起光が照射される前記複数のキャピラリを長さ方向の途中で整列保持する検知部とを含むキャピラリアレイ・ユニットであって、
    前記複数のキャピラリは外周に樹脂被膜が施され、前記検知部に整列保持された部分で所定長さだけ前記樹脂被膜が剥がされ、前記樹脂被膜が剥がされた部分と剥がされない部分との境界領域で樹脂表面がなだらかに接続され、
    前記境界領域に残っている樹脂及び前記境界領域に続く所定長さの樹脂被膜が黒化しているキャピラリアレイ・ユニット。
  6. 請求項5記載のキャピラリアレイ・ユニットであって、
    前記被膜樹脂の黒化が、被膜樹脂を加熱したことによるものであるキャピラリアレイ・ユニット。
  7. 請求項5記載のキャピラリアレイ・ユニットであって、
    前記被膜樹脂の黒化は、蛍光を発しないインクを塗布することにより形成されたものであるキャピラリアレイ・ユニット。
  8. 石英管をポリイミド樹脂により被覆し、石英管が剥き出しとなっている部分を含むキャピラリを含み、該石英管が剥き出しの部分にレーザ光が照射されるキャピラリアレイ・ユニットであって、
    被膜が除去されている部分と被膜が除去されていない部分との境界部分のポリイミド樹脂が黒色化されているキャピラリアレイ・ユニット。
  9. 請求項8記載のキャピラリアレイ・ユニットであって、
    被膜が除去されている部分と被膜が除去されていない部分との境界領域に残っている樹脂の表面がキャピラリの長手方向となす傾斜角度が70度以下であるキャピラリアレイ・ユニット。
  10. 請求項8記載のキャピラリアレイ・ユニットであって、
    前記黒色化は、ポリイミド樹脂を加熱することにより形成されたものであるキャピラリアレイ・ユニット。
  11. 請求項8記載のキャピラリアレイ・ユニットであって、
    前記黒色化は、蛍光を発しないインクを塗布することにより形成されたものであるキャピラリアレイ・ユニット。
  12. 複数のキャピラリと、前記複数のキャピラリを長さ方向の途中で整列保持する検知部とを含むキャピラリアレイ・ユニットと、
    前記キャピラリに注入された試料を電気泳動して分離する高電圧電源と、
    前記検知部に励起光を照射する励起光学系と、
    励起光照射によって前記キャピラリ中を泳動している試料から発せられる信号光を検出する受光光学系とを含むキャピラリアレイ電気泳動装置であって、
    前記複数のキャピラリは外周に樹脂被膜が施され、前記検知部に整列保持された部分で所定長さだけ前記樹脂被膜が剥がされ、前記樹脂被膜が剥がされた部分と剥がされない部分との境界領域で樹脂表面がなだらかに接続され、
    前記境界領域に残っている樹脂及び前記境界領域に続く所定長さの樹脂被膜が黒化しているキャピラリアレイ電気泳動装置。
  13. 請求項12記載のキャピラリアレイ電気泳動装置であって、
    前記被膜樹脂の黒化が、被膜樹脂を加熱したことによるものであるキャピラリアレイ電気泳動装置。
  14. 請求項12記載のキャピラリアレイ電気泳動装置であって、
    前記被膜樹脂の黒化が、蛍光を発しないインクを塗布することにより形成されたものであるキャピラリアレイ電気泳動装置。
  15. 石英管をポリイミド樹脂により被覆し、該石英管が剥き出しとなっている部分を含むキャピラリと、
    前記キャピラリに注入された試料を電気泳動して分離する高電圧電源と、
    前記石英管が剥き出しの部分にレーザ光を照射する励起光学系と、
    レーザ光の照射によって前記キャピラリ中を泳動している試料から発せられる蛍光を検出する受光光学系とを含むキャピラリアレイ電気泳動装置であって、
    被膜が除去されている部分と被膜が除去されていない部分との境界部分のポリイミド樹脂が黒色化されている電気泳動装置。
  16. 請求項15記載の電気泳動装置であって、
    被膜が除去されている部分と被膜が除去されていない部分との境界領域に残っている樹脂の表面がキャピラリの長手方向となす傾斜角度が70度以下である電気泳動装置。
  17. 請求項15記載の電気泳動装置であって、
    前記黒色化は、ポリイミド樹脂を加熱することにより形成されたものである電気泳動装置。
  18. 請求項15記載の電気泳動装置であって、
    前記黒色化は、蛍光を発しないインクを塗布することにより形成されたものである電気泳動装置。
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