JP2002302843A - 装飾用紋紙図柄作成方法とその装飾製品 - Google Patents

装飾用紋紙図柄作成方法とその装飾製品

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JP2002302843A
JP2002302843A JP2001145650A JP2001145650A JP2002302843A JP 2002302843 A JP2002302843 A JP 2002302843A JP 2001145650 A JP2001145650 A JP 2001145650A JP 2001145650 A JP2001145650 A JP 2001145650A JP 2002302843 A JP2002302843 A JP 2002302843A
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Yukinojo Yamamoto
征之丞 山本
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C19/00Methods or devices concerned with designing or making patterns, not provided for in other groups of this subclass
    • D03C19/005Electronic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】装飾用紋紙の作成方法とその装飾製品を提供す
る。 【解決手段】現在の画像処理装置ソフトを変換し、画素
の配分構成の組み替えと柄データを図柄組織の中に組み
合わせて変換するソフト変換の方法を、今日使用してい
るジャカード機械用の紋紙作成に用いらる図案計画カラ
ーシュミレーターとか、拡大投影装置、柄分解装置、織
物分解設計用電子カメラ、画像処理装置、ジャカードに
紋紙としてインプットする記録用媒体を作製する電子自
動紋紙作成システムの機能を有する紋織物製織紋紙作成
方法Aを用いて、その組み込まれた画像処理装置ソフト
を変換し、画素の配分構成の組み替えと柄データを図柄
組織に組み合わせ変換するソフト変換の手段を講じて、
画像処理装置に写しだされた図柄模様からソフト的に判
断し、自動紋彫装置にて個々に穿孔し紋紙アート装飾品
を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャカード織物用
の紋紙を使用してパンチホールにて図柄をオンとオフに
穿孔し、鎧状に吊り下げ、穿孔穴の模様にて室内の壁と
か、床などに飾る装飾品の作成に、図柄・文字を表現す
る作成方法と種々の図柄の形態を組み合わせた作成方法
にて作製した装飾製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャカード織物用の紋紙は1枚の
紋紙にて1本の緯糸を打込む場合に、挿入する緯糸1本
に対する縦糸を持ち上げる信号動作を行う。この動作を
用いてジャカード織機にて製織することにより、初めて
紋様柄が現れ紋織物ができる。従って、この方式によ
り、ジャカード紋紙装飾図柄作成を行う場合には、穿孔
技術に熟達した技術者が図柄を見ながら手動紋穿孔機に
1枚の紋紙を縦方向に差し込み、指を操作しパンチング
が行われるのが通常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、近年では電
子媒体の発達により、本製織には電子自動紋紙作成シス
テムで作成したエンドレスカードを用いるとか、紋紙を
用いずに電子フロッピーディスクを用いて高性能ジャカ
ード機にて製織する時代に入り、1枚の紋紙が瞬間的に
パンチングされる時代になっている。本発明はそこで、
ジャカード織物製織に使用する古来から用いられている
歴史的ボール紙紋紙のもっている感覚を大切に表現させ
るため、今日使用している紋織用の図案計画用カラーシ
ュミレーターとか、拡大投影装置、織物分解設計用電子
カメラ、ジャカードの紋紙機能としてインプットするテ
ープとか、フロッピーディスク等を作製する電子自動紋
紙作成システムの機能を用い、一部ソフトを変更し、古
来の紋織機用の紋紙を使用して穿孔熟練者の穿孔判断能
力によりパンチホールのオン・オフを判断して絵柄とか
文字とかを紋紙の上に穴表現させる今までの穿孔技術を
用いず、図柄を自動的に紋様柄に、材質がボール紙の紋
紙上に穿孔し、鎧状にして、今まで得たことのない自然
環境に優しい感覚をもった絵柄とか、透かし効果とか、
立体感覚をもったジャカード紋紙装飾図柄作成方法と、
その作成方法により作られた装飾製品の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】図柄10を絵画的に作成
した後、通常はその図柄が織物組織にて使用されるた
め、図柄10が織物組織にて画かれた意匠図に展開作成
され、図柄すなわち正絵から又は織物組織にて画かれた
意匠図から色柄を読み取り、次に、柄信号に変換させる
ために、柄分解装置にかけられ、得られた柄データをも
とに、色柄の追加とか削除、配色、合成、組織展開な
ど、織物特有の各種色柄処理を行う画像処理装置を使用
し、1本の緯糸だけに対応する1枚の紋紙データのみに
変換する方式が今日行われている方式である。しかし、
この製織に使用する場合の紋紙作成システムではジャカ
ード織機専用になっているため、現状の柄データでは紋
紙上に図柄構成できない。従って、本発明は、画像処理
装置ソフトを変換し、画素の配分構成の組み替えと柄デ
ータを図柄組織に組み合わせ変換する基本的ソフト変換
の手段を講じた。
【0005】更に、紋紙穿孔機械を使用し、本発明の図
柄変換ソフトを組み合わせることにより、順に図柄紋紙
2a〜2jがパンチ作成され、作成パンチホールのオン
・オフ効果により、例えば、図柄10、無穿孔地帯13
が紋紙2a〜2jそのものに芸術的に図柄が明瞭に現れ
るように組織選定され、図柄を浮かび上がらせて作成さ
れる。その後、紋紙2a〜2jは編上げ機械にかけら
れ、編み紐7−1〜7−4により鎧状に編み上げられ、
紋紙アート装飾品1となる手段を講じた。
【0006】
【発明の実施の形態】
【0010】
【作用】本発明の作用を図4によって説明する。AA図
において、先ず、1枚の画用紙の上に意匠図柄10が選
定され、構成する組織により選択された色柄により画か
れる。
【0011】通常のジャカード用紋紙作成システムでは
図4のAA図に示す図柄に織組織を組み合わせ、意匠図
を作成する。次に、意匠図の横方向の列−1の1段だけ
を読み取り、読み取り結果を1枚の紋紙C−1に示すよ
うに、行1、行2〜に順にパンチ穴構成に行変換し、図
柄10と判別ができない無図柄のパンチ穴配列形態に構
成される。従って、AA図柄の2列目は次のC−2紋紙
に変換される仕組みとなる。
【0012】現在使用しているジャカード紋紙作成シス
テム図1Aはジャカード織機専用となっているため、現
状の柄データAA図では紋紙上に柄形態にては構成でき
ないので、本発明では、図柄を明瞭に紋紙上にて柄形態
にて判別可能なように、柄データAA図を、画素の配列
を全体的に思考・判断して組み替える手段、柄分解装置
にて読み取られた柄データAA図を基に、色柄の追加、
削除、組織の分配、合成、組み替え展開など画像処理装
置にて行うため、モニターに写し出し、図柄10の柄境
界線の修正を簡単に行える手段とか、各種の柄処理を効
率的に行って変換するソフトの変換システムをインプッ
トする手段を、本発明の装飾用紋紙作成システム方法B
にインプットさせた。
【0013】図3において、図柄10の構成に使用する
柄形態は、いわゆる無穿孔地帯13の無地図柄にて表現
されているのか、それとも、穿孔地帯11にで表現され
ているのか、これを判断する場合、通常は、モニターに
写し出しして、非図柄地帯、即ち、図3では11に相当
する地帯と比較し、人が判断し紋紙を作成するのが通常
である。
【0014】本発明では、この判断ソフトを本システム
にインプットし、図柄10の非穿孔地帯、即ち、図5で
は(ト)部分が図4のBBの穿孔地帯11のように、パ
ンチホール12にて埋め尽くされていれば、図柄10は
無穿孔地帯13にて選択構成されるが、図5の(ト)部
分の左側に示されるように、非図柄地帯が図7の組織図
(ト)に示す穴が次第に減少するぼかし朱子組織にてぼ
かし模様的に構成されておれば、本発明では、上に乗っ
ている図柄部分11はパンチホール12に示す全面穿孔
地帯に自動的に選択し、変更転換され、図柄形態が美し
く選択パンチされる加工システムに構成されている。
【0015】本発明では、もう1つ重要なポイントとし
て、80種のインプットされるパンチ図柄組織を互いに
比較検討し、組み合わせ使用可能か、判定するソフトが
インプットされている。即ち、図6において、(ホ)図
のなし地織組織の地組織に(ヘ)図の変則朱子組織を図
柄組織に対応させた場合は組織差は大きく、判定はOK
と判断され、これに対し、両者ともよく似た穿孔穴数の
組織密度配分の場合、例えば(ハ)図と(ニ)図との判
定はNOとされ、モニターに写し出され、図柄作成者が
これをレベル的に比較判定して採用・不採用を人的に決
定できる仕組みの判定基準ソフトがあらかじめ組み込ま
れている。
【0016】
【実施例】以下、図1、図2、図3、図4、図5、図
6、図7に基づき、本発明の実施例について、さらに詳
細に説明する。
【0017】図1のAに織物に柄紋様を織り上げるジャ
カード紋紙作成方法システムを表示する。 A1.図案の作成部門 織物のテーマにあった図柄をレイアウトする。 A2.紋図の作成部門 A1の図案を織物企画(縦糸・緯糸密度)にあった意匠
図にする。従って意匠図上には織物の縦糸・緯糸の動き
まで記入表現した意匠図、即ち、意匠紋図柄となり、図
柄が雑になりぎこちなくなる。 A3.紋図柄の読み取り部門 まずスキャナーによりフルカラー読み取りを行って、フ
ルカラーデータを256色コードに変換する。 A4.紋図柄の修正部門 A3の読み取り時に出るエラーや不明色の修正を行う。 A5.織物組織の作成部門 縦糸と緯糸の組み方をすべて組織図にて表現する。 A6.ジャカード針使いの作成部門で、使用する紋針や
付属針の位置を指定する。 A7.杼替交換の設定部門 緯糸の渡り方を決めて杼の動き方を設定する。 A8.紋紙の彫り方指示(パラメータの作成)部門 紋図の色に対する組織の指定。付属に対する組織の指
定。杼替えに対する組織の指定。 A9.紋紙(C.G.S)フロッピーの作成 A4で仕上げた柄と、A8のパラメータを使用して、製
織時に縦糸を持ち上げ指示をする紋紙データフロッピー
を作成。 A10.紋紙パンチの指示 A9にて作成した紋紙フロッピーのデータを使用して、
ジャカードに懸ける紋紙に製織紋紙穿孔機械を用いてパ
ンチする。
【0018】以上の従来のジャカード紋紙作成方法に対
し、紋紙作成方法の一部ソフトを組み替えて使用し、紋
紙のパンチを使用し柄文様形態にして、紋紙上に表現し
て見せる本発明の装飾用紋紙作成方法システムを図1の
Bに表示する。 B1.図案の作成部門 壁掛けに合った柄を選定しレイアウトする。 B2.紋図の作成部門 B1の柄図案を紋紙のパンチホール数にあった紋図にす
る。従って、作成される図案が直接紋図柄となる。 B3.紋図柄の読み取り部門 A3にて使用するスキャナーによりフルカラー読み取り
を行って、フルカラーデータを256色コードに変換す
る。 B4.紋図柄の修正部門 B3の読み取り時に出るエラーや不明色の修正を行う。 B5.織物組織の作成部門 現在使用している紋紙作成システムAはジャカード紋織
機専用になっているため、現状のAの柄データでは本発
明の紋紙上に柄形態では構成ができないので、画素の配
列を組み替えることと、柄データを画素に組み替えて交
換して現在使用している紋紙作成システムを組み替え活
用させる。 B6.針使いの作成部門 穿孔に使用する紋紙1枚における行・列の構成配分とパ
ンチ作成システムとの紋紙の穿孔できる種類を検討し、
穿孔するホールの位置を指定する。 B7.紋紙の彫り方指示(パラメータの作成)部門 B5で仕上げた画素を紋紙穿孔機械に彫り方の指示をす
る。 B8.紋紙(C.G.S)フロッピーの作成部門 B5で仕上げた柄と、B7にて作成したパラメータを使
用して、紋紙穿孔機械にインプットして穿孔指示を行う
紋紙データフロッピーを作成する。 B9.紋紙パンチの指示部門 B8にて作成した紋紙フロッピーのデータを使用して、
紋紙穿孔機械を用いて紋紙にパンチする。
【0019】従来のジャカード紋紙作成方法システムA
と本発明の装飾用紋紙作成方法システムBとの大きな相
違は2項目の紋図の作成、5項目のAは織物組織の作成
で縦糸と緯糸の組み方をすべて意匠組織図で表現しなけ
ればならないが、本発明のBでは縦糸と緯糸の組み方の
意匠図作成には関係なく、紋図と柄データの画素の配列
を組み替えて、各種の柄処理を効率的に行って変換する
ソフトの変換システムをインプットする手段を、本発明
の装飾用紋紙作成システム方法Bにインプットさせたこ
とにある。
【0020】以上により、Aシステムのジャカード紋紙
作成方法を用いた場合には、紋柄AAの紋柄10からC
−1、C−2の形態の紋紙が作成されるが、Bシステム
の本発明の装飾用紋紙作成方法を用いた場合には、紋柄
AAの紋柄10から紋柄BBの紋柄10を得ることがで
きる。
【0021】本発明の最も大きな利点は、図4の図柄1
0に一色だけでなく、例えば、赤は図6の組織(イ)、
黄色は組織(ロ)、青色は組織(ハ)、全面穿孔の場合
には黒色にて、全面無穿孔の場合は白色にと種々の色を
用いて構成された場合には、それぞれ示された組織によ
り図柄10が穿孔され、しかも、それらの組織が組合わ
され、接する境界部分にて良好な効果を保持しているか
否か、B7のパラメータの作成段階にて画面処理装置
(グラフィックディスプレー)に写すことにより修正可
能となり、最良な紋紙フロッピーを得ることができる。
【0022】図2は本発明のジャカード紋紙装飾図柄作
成方法を使用し作成された着物の伝統図柄を織物の基と
なる紋紙にて表現した装飾品を示す。図2において紋紙
アート装飾品1は6枚から20枚の2a型、2b型の紋
紙が紋紙に穿けられた編み穴6を通して4ケ所編み紐7
−1〜7−4により繋がれ、隙間14を確保しながら鎧
形式に形成される。編み紐7−1〜7−4は天然繊維又
は合成繊維の編み紐形式が主流で用いられているが、布
とかビニールまたはセロテープ(登録商標)等のフイル
ムを使用してもよい。
【0023】紋紙アート装飾品1の上下両端末部には
木、竹、プラスチック、金属類にて作製された掛け枠4
a、4bが紐又は布・紙などの貼り付け加工にて組み込
まれ、上部掛け枠4aには装飾品1を吊り下げる吊り紐
3が装着されている。
【0024】紋紙2a、2b〜の全面には紋紙穿孔機械
を用いて紋紙に選択パンチされ構築される図柄10を、
穿孔地帯11、無穿孔地帯13、これらをパンチホール
12にて組み合わせ構築したパンチ模様を、紋紙2a、
2b〜の4ケ所の編み穴6並びにペック穴5−1〜5−
4構築位置を避けて配置し、図柄10などを効果的に表
現させている。
【0025】また、紋紙2j位置に文字図体8を編んで
組み合わせ構成した紋紙アート装飾品1にしてもよく。
無論、文字図体8が編んで組み合わせ構成して無くても
差し支えない。
【0026】勿論、説明した通り、1枚または数枚の紋
紙2に形成させる絵柄・文字図柄10をパンチホール1
2で穿孔して表現する図形とするか、無穿孔にして表現
する図形とするか、互いに選択組み合わせ構成させるこ
とは可能である。また、全紋紙2の表面に図柄10穿孔
後、表面を渋柿じるにて加工するとか、樹脂加工すると
か防水加工を施すことは差し支えない。紋紙2に穿孔す
るパンチホール12にて形成される図形に関係して、又
は、関係なく、紋紙2に紋紙色とは別に彩色して別絵柄
・別文字を展開することも差し支えない。
【0027】構成される紋紙アート装飾品1の周辺また
は裏面には木、竹、アクリル板、金属板で、型枠9、又
は、裏板を構成し、美的装飾効果を付加すること、及
び、形成した型枠の中に電球を組み込み装着して、パン
チホールを透過させ照明効果を発揮させた照明スタンド
の役目も果たすことができる紋紙アート装飾品1に展開
することもできる。
【0028】構成される紋紙アート装飾品1には色紙、
短冊、写真、絵画、書字、作家、折紙細工、布製細工品
などを組み合わせて貼りけるか、掛けつけることもで
き、美的効果を一層増進させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように、一般に正絵と言
われている紋織物用の図案から手動作にて穿孔する高度
な技術が無くても、ジャカード機械用の図案計画用カラ
ーシュミレーターとか、拡大投影装置、織物分解設計用
電子カメラ、ジャカードに紋紙としてインプットするエ
ンドレスカードとか、フロッピーディスク等を作製する
電子自動紋紙作成システムを利用し、その機能ソフトを
一部変更し、画素の配列を選択し、組み替えると共に、
柄データを種々の柄組織に変換・組み替えして構成し、
壁掛け等装飾環境に合った柄を選定してレイアウトで
き、着物の伝統柄を織物の基となる紋紙に再現し表現す
ることができた。
【0030】構成される柄のパンチ穴の種々の柄組織の
変換・組み替え構成・選別により、従来の布・紙等の図
柄とは異なり、歴史的紋紙を種々の形態にパンチホール
にて立体的に表現させることにより味わいのある図柄が
提供でき、更に、パンチホールの透かし効果を利用し、
本発明の紋紙装飾品に色紙とか、短冊、写真、絵画、書
画、書字等を重ね合わせ構成させることにより、もっと
奥深い壁掛けとか、のれん、すだれ、色紙掛等も得るこ
とができる。
【0031】本発明は現代でも和風織物である丹後ちり
めんの産地にて用いられているボール紙製紋紙を、ちり
めんの産地「丹後」ならではの新感覚の壁掛けとして後
世に永く残すためにも、歴史的に大変重要な存在効果の
あるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のジャカード紋紙作成方法と本発明の装飾
用紋紙作成方法の説明図。
【図2】本発明の紋紙に図柄を構成した装飾品正面図。
【図3】本発明の紋紙に図柄を構成した紋紙斜視図。
【図4】本発明の紋紙作成方法と従来のジャカード紋紙
作成方法を説明する平面図。
【図5】本発明の紋紙に図柄を構成した穴組織図柄選択
組合わせを説明する平面図。
【図6】本発明の紋紙に図柄を構成に使用する参考組織
図。
【図7】本発明の紋紙に図柄を構成に使用する他の参考
組織図。
【符号の説明】
A1〜A10・・・ジャカード紋紙作成方法 B1〜B9・・・・装飾用紋紙作成方法 1・・・・・・紋紙アート装飾品 2a〜2j・・・・・・紋紙 3・・・・・・吊り紐 4a、4b・・・・・・掛け枠 5−1〜5−4・・・・ペック穴 6・・・・・・編み穴 7−1〜7〜4・・・・編み紐 8・・・・・・文字図体 9・・・・・・型枠 10・・・・・図柄 11・・・・・穿孔地帯 12・・・・・パンチホール 13・・・・・無穿孔地帯 14・・・・・隙間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジャカード織機用の紋紙作成に用いられる
    図案計画カラーシュミレーター、拡大投影装置、柄分解
    装置、織物分解設計用電子カメラ、画像処理装置、ジャ
    カードに紋紙としてインプットするテープとかフロッピ
    ー(登録商標)ディスクを作製する電子自動紋紙作成機
    能を有する紋織物製織用紋紙作成方法(A)の一部を変
    換し、組み込まれた柄データを変換して組み込み、画像
    処理装置ソフトを入れ替えて、柄データを組織変換する
    装飾用図柄の紋紙作成方法(B5)にシステム変換し、
    ジャカード紋紙作成方法(A)の図案を縦糸および緯糸
    密度の織物企画に合った意匠図に作成する従来の紋図の
    作成方法(A2)を、図案の紋紙のホール数に合った紋
    図にて作成する図柄の作成方法(B2)に、縦糸と緯糸
    の組み方をすべて組織図で表現する織物組織の作成方法
    (A5)を柄データの画素組み替え変換と、インプット
    した図柄を紋紙上に図柄構成する組織変換(B5)を行
    うシステムに変換を行い、紋紙の彫り方を指示するパラ
    メータ(B7)を作成し、画素組み替え・組織変換(B
    5)で仕上げた柄と、(B7)に示すパラメータを使用
    して紋紙データフロッピー(B8)を作成し、このデー
    タを使用して効果的に紋紙に穿孔することを特徴とする
    装飾用紋紙図柄作成方法。
  2. 【請求項2】図柄(10)の模様から、パンチホール
    (12)のオン・オフを装飾用紋紙作成方法(B)ソフ
    トにて判断し、図柄(10)とか文字図体(8)をボー
    ル紙質の紋紙(2a)〜(2j)の上に、自動紋彫装置
    にて紋紙ごとに穿孔し、無穿孔地帯(13)の図柄(1
    0)と、他の面をパンチホール(12)の穿孔地帯(1
    1)にて組み合わせ、図柄(10)を穿孔図柄として表
    現し、構成し組み合わせた紋紙(2a)〜(2j)を、
    編み紐(7−1)〜(7−4)にて鎧状に編んで組立
    て、立体感覚をもったジャカード紋紙アート装飾品
    (1)を構成させることを特徴とする請求項1記載の装
    飾用紋紙図柄作成方法。
  3. 【請求項3】図柄(10)の模様から、パンチホール
    (12)のオン・オフを装飾用紋紙作成方法(B)ソフ
    トにて判断し、図柄(10)とか文字図体(8)をボー
    ル紙質の紋紙(2a)〜(2j)の上に、自動紋彫装置
    にて紋紙ごとに穿孔し、全面パンチホール(12)の穿
    孔地帯(11)にて構成した図柄(10)と、他の面を
    無穿孔地帯(13)にて組み合わせした穿孔図柄として
    表現し、構成し組み合わせた紋紙(2a)〜(2j)
    を、編み紐(7−1)〜(7−4)にて鎧状に編んで組
    立て、立体感覚をもったジャカード紋紙アート装飾品
    (1)を構成させることを特徴とする請求項1記載の装
    飾用紋紙図柄作成方法。
  4. 【請求項4】穿孔地帯(11)並びに無穿孔地帯(1
    3)にて選択構成される図柄(10)および他の面の図
    柄作成を彩色図柄にして作成し、更に、織物組織の無組
    織、平織、斜文織、朱子織、うね織、ななこ織などの変
    化組織、変化斜文織、変化朱子織などの選択組織意匠図
    に基づいて構成した彩色穿孔穴図柄をも組み合わせ穿孔
    指示図柄として表現し、読み取り構成し、自動紋彫装置
    にて紋紙ごとに穿孔して組み合わせた紋紙(2a)〜
    (2j)を、編み紐(7−1)〜(7−4)にて鎧状に
    編んで組立て、立体感覚をもったジャカード紋紙アート
    装飾品(1)を構成させることを特徴とする請求項1記
    載の装飾用紋紙図柄作成方法。
  5. 【請求項5】無穿孔地帯(13)にて形成される図柄
    (10)が、または、穿孔地帯(11)にて形成される
    図柄(10)が、ぼかし織り組織(ト)の上に配置され
    る場合、図柄(10)が明瞭にぼかし織り組織(ト)の
    紋紙上にて誰でも柄(10)形態にて判断が可能なよう
    に、柄分解装置にて読み取られた柄データを基に、図柄
    (10)の穿孔穴組織の組み替え展開を画像処理装置に
    て行うモニターに写し出し、図柄(10)を穿孔地帯
    (11)に、又は無穿孔地帯(13)に明瞭に、美しく
    変更選択配置される判断手段を備えた請求項1記載の装
    飾用紋紙図柄作成方法。
  6. 【請求項6】図柄(10)および他の面の図柄作成を彩
    色図柄にて構成することにより、織物組織の無組織、平
    織、斜文織、朱子織、うね織、ななこ織などの変化組
    織、変化斜文織、変化朱子織などの組織意匠図に基づい
    て組み合わせ構成した図柄(10)の組織境界線を、効
    果的に一般に認識可能なように、モニターに写し出し、
    組み合わせ修正ができるよう、組み合わせ判定合否ソフ
    ト機能を、紋図柄の読み取り(B3)段階にて彩色判定
    資料を柄分解装置にあらかじめインプットさせ、更に、
    彩色図柄判断手段を備えた請求項1記載の装飾用紋紙図
    柄作成方法。
  7. 【請求項7】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、又は請求項6記載の装飾用紋紙作成方法
    を選択して組込構成した1枚の紋紙を、6枚から20枚
    の紋紙を図柄構成順に並べ、紋紙(2a)(2b)〜の
    各紋紙に穿けられた編み穴(6)を通し、4ヶ所の位置
    にて紐(3)により順に繋がれ、隙間(14)を維持し
    ながら鎧形式にて形成され、上下末端部の紋紙(2a)
    には木材、竹材、プラスチック材など用いて作製された
    掛け枠(4a)、(4b)が組み込まれ構成された紋紙
    アート装飾品(1)に、その上部の掛け枠(4a)に吊
    り下げ紐(3)を装着し構成された紋紙アート装飾品。
  8. 【請求項8】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6記載の装飾用紋紙作成方法を選
    択して組込構成した紋紙アート装飾品(1)の周りに型
    枠(9)を、また、裏面を裏板にて覆い、内部に電球を
    組み込み装着して発光させ、パンチホール(12)を輝
    かせることにより、美的効果を増進させた請求項7記載
    の紋紙アート装飾品。
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