JP2002302437A - 外用貼付剤 - Google Patents

外用貼付剤

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JP2002302437A
JP2002302437A JP2001104369A JP2001104369A JP2002302437A JP 2002302437 A JP2002302437 A JP 2002302437A JP 2001104369 A JP2001104369 A JP 2001104369A JP 2001104369 A JP2001104369 A JP 2001104369A JP 2002302437 A JP2002302437 A JP 2002302437A
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JP2001104369A
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Keizo Oda
桂蔵 織田
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OOSHIN SEIYAKU KK
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OOSHIN SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、外用貼付剤に用いられる粘着剤層
として、無機性不凍剤を配合したものを用いることによ
り、低温下の保存においても、かちかちに凍ることなく
ソフトな使用感を維持し、粘着剤層の粘着性を維持する
ことができる外用貼付剤となり得るため、家庭用の冷凍
庫内において保存することができる結果、水分や揮発成
分の蒸散を抑制することができる低温保存を可能とし、
特に、取り扱い性、簡便性及び使用感を損ねることなく
冷却能力を向上し得る外用貼付剤を提供することを目的
とする。 【構成】 本発明は、フィルム状ないしシート状の支持
体の片側面に、水分を含有する粘着剤層を積層した外皮
貼着型の貼付剤において、前記粘着剤層には、無機性不
凍剤が含有されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム状ないし
シート状の支持体の片側面に、水分を含有する粘着剤層
を積層してなる外皮貼着型の貼付剤に関し、特に、冷凍
庫等における低温保存によっても柔軟性を維持し、かち
かちに凍ることがないため、ソフトな使用感を喪失せ
ず、施用箇所に対して一層大きな冷却効果及び/又は湿
布効果を付与する外用貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、外皮に貼付し、この貼付部位よ
り薬物を生体内に投与する外用貼付剤としては、フィル
ム状ないしシート状の支持体においてその片側面に、外
皮に貼付させる粘着剤層を積層してなるものが挙げられ
るのであり、この粘着剤層中に必要に応じた薬物が含有
されている。
【0003】又、他の外用貼付剤としては、フィルム状
ないしシート状の支持体においてその片側面に、湿布効
果を発現する湿布薬を含有させた粘着剤層を積層してな
るものが挙げられるのであり、この外用貼付剤は、人体
の局部の炎症等を湿布、緩和する湿布剤として用いられ
る。
【0004】更に、他の外用貼付剤としては、風邪等の
疾病に伴う発熱の緩和、或いは勤務中や日常生活の中に
おいて、使用者に清涼感や快適さを感じさせるために、
解熱や適用部位を冷却するいわゆる「冷熱シート」が提
案されている。
【0005】即ち、この外用貼付剤(冷熱シート)は、
支持体の片面に水或いは水と清涼感を与える薬物又は解
熱剤等の薬物を含有させた粘着剤層が積層されて形成さ
れてなるものであり、施用部位を冷却(解熱)したり、
使用者に清涼感や快適感を与えるのものである。
【0006】ところで、発熱や頭痛時、或いは暑くて寝
苦しい夜等において氷枕や水枕等を用いて頭部等を冷や
すことは、昔から現在に至るまで普通に用いられてき
た、いわゆる民間療法であり、発熱や頭痛、或いは寝苦
しさ等を解消する最も手軽な手段であるが、前記冷熱シ
ートはこの頭部等を冷却することにおいて、前記氷枕や
水枕等と比較して簡便性及び取り扱い性の点で非常に有
効な手段であり、医療品或いは雑貨品の冷熱シートとし
て、現在広く普及している。
【0007】そして、この冷熱シートは、粘着剤層中の
水が蒸発する際に、いわゆる気化潜熱を奪うことを利用
したものであり、従って、係る冷熱シートを常温下で保
存したとしても、使用においてある程度の冷却効果を得
られるものであるが、更なる冷却効果を得たい場合や粘
着剤層中の水分或いは湿布薬等の揮発成分の蒸散を防止
することを目的として、係る冷熱シートを冷凍庫等に保
存し、冷熱シートにおける粘着層の温度を意図的に下げ
ることにより、揮発成分の蒸散を抑制したり、使用時に
おける冷熱シートの冷却感をより一層得られるようにし
たりする場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
市販されている冷熱シートを氷点下、例えばマイナス1
0℃前後で低温保存すると、粘着剤層がかちかちに凍
り、柔軟性を喪失するため、家庭用の一般的な冷蔵庫
(マイナス10〜15℃程度)内においてこの冷熱シー
トを保存した場合、使用者にごつごつした違和感を与
え、使用感が著しく悪くなるといった欠点がある。
【0009】又、冷熱シートにおける粘着剤層が凍るこ
とにより、当該粘着剤層の粘着性が喪失し、冷熱シート
を施用箇所に対して貼付することができなくなるといっ
た欠点もある。
【0010】この低温保存における問題を解決するため
には、グリセリンやエチレングリコール等のいわゆる有
機性の不凍剤を配合することにより、粘着剤層がかちか
ちに凍ることを制御する方法が考えられる。
【0011】しかしながら、このような有機性の不凍剤
を用いて粘着剤が凍ることを充分に制御するためには、
この有機性不凍剤を粘着剤層全体に対して20〜50重
量%程度配合することが必要であり、コスト的な面で問
題があるばかりか、このような有機性不凍剤を多量に粘
着剤層中に配合すると、相対的に粘着成分の量が少なく
なり、粘着性の低下等の問題が生じるのである。
【0012】又、有機性不凍剤を粘着剤層全体に対して
20〜50重量%程度と多量に配合すると、比熱の大き
な水の含有量が比較的に少なくなり、その結果、冷熱の
蓄積量が減少し、冷却持続時間が短くなって所要の冷却
効果が得られないなどの問題があった。
【0013】更に、このような有機性不凍剤を多量に配
合した粘着剤層においては、この粘着剤層と水や湿布成
分とのいわゆる「なじみ」が悪くなり、水分の蒸散が阻
害されて冷却効率が悪くなったり、逆に水分や揮発成分
の蒸散が過剰となり、水分等が粘着剤層から滲み出した
りして使用感が著しく損なわれたり、滲み出した水分等
が衣服を汚損したりするといった問題も生ずるのであ
る。
【0014】本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検
討を重ねた結果、フィルム状ないしシート状の支持体の
片側面に、水分を含有する粘着剤層を積層した外皮貼着
型の貼付剤において、前記粘着剤層に無機性不凍剤を含
有することにより、いわゆる凝固点降下現象を発現さ
せ、外用貼付剤の低温保存を可能とし、水分や揮発成分
の蒸散を抑制することができる上、取り扱い性、簡便性
及び使用感を損ねることなく冷却能力を著しく向上し得
る外用貼付剤に成り得るとの知見を得たのである。
【0015】即ち、本発明者は、粘着剤層に無機性不凍
剤を含有することにより、この粘着剤層の凝固点を降下
させ、家庭用の冷凍庫程度の低温下における保存、即
ち、水分や揮発成分の蒸散を抑制することができる低温
保存を可能とする上、粘着剤層がかちかちに凍ることが
なくなり、この粘着剤層を積層した外用貼付剤における
ソフトな使用感を維持することができるとの知見を得
た。
【0016】又、本発明者は、粘着剤層に無機性不凍剤
を含有することにより、低温下においても粘着剤層の粘
着性を維持し、家庭用の冷凍庫内において保存しても、
当該冷熱シートを施用箇所に対して貼付することができ
なくなるといった前記従来の冷熱シートの有する欠点も
是正することができるとの知見も得た。
【0017】特に、本発明者は、粘着剤層に無機性不凍
剤を含有させることにより、粘着剤層中にグリセリンや
エチレングリコール等の有機性不凍剤の配合量を極端に
少なくすることができる結果、コストを削減することが
できるばかりか、粘着剤層の粘着性を低下させることが
なく、又、水分の蒸散が阻害されて冷却効率が悪くなっ
たり、逆に水分や揮発成分の蒸散が過剰となり、水分等
が粘着剤層から滲み出したりして、使用感が著しく損な
われたり、滲み出した水分等が衣服を汚損したりすると
いった前記有機性不凍剤の多量配合に起因する欠点を是
正することができるとの知見も得た。
【0018】本発明は、前記知見に基づき完成されたも
のであって、この種、外用貼付剤に用いられる粘着剤層
として、無機性不凍剤を配合したものを用いることによ
り、低温下の保存においても、かちかちに凍ることなく
ソフトな使用感を維持し、粘着剤層の粘着性を維持する
ことができる外用貼付剤となり得るため、家庭用の冷凍
庫内において保存することができるのであり、その結
果、低温保存を可能とし、しかも水分や揮発成分の蒸散
を抑制することができる上、特に、取り扱い性、簡便性
及び使用感を損ねることなく冷却能力を著しく向上させ
た外用貼付剤を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る外用貼付剤
においては、前記目的を達成するために、フィルム状な
いしシート状の支持体にはその片側面に、水分を含有す
る粘着剤層を積層した外皮貼着型の貼付剤において、前
記粘着剤層には無機性不凍剤が含有されていることを特
徴とするものである。
【0020】即ち、本発明に係る外用貼付剤において
は、この種、外用貼付剤において、粘着剤層が水分を多
量に含有し、且つその粘着剤層に無機性不凍剤が配合さ
れてなる点、に最も大きな特徴を有するのである。以
下、本発明を更に詳細に説明する。
【0021】本発明に係る外用貼付剤において、粘着剤
層は、冷却機能を発現させるために、水分を含有するこ
とを要するが、その含水量は、用いられる吸水性ポリマ
ーや充填剤等の添加剤の種類、或いは粘着剤層に求めら
れる粘着性などに応じて適宜決定されるものであり、特
に限定されるものではないが、一般的には、水分含有量
が粘着剤層全体の50〜90重量%の範囲、特に60〜
85重量%の範囲とすることが好ましい。
【0022】本発明において、粘着剤層の水分含有量
が、粘着剤層全体の50重量%未満になると、所要の冷
却・冷熱効果や冷湿布効果が得られない虞れがあり、一
方、90重量%を超えると、所要の保型性や粘着性更に
保水性が乏しく、水分等が粘着剤層から滲み出して使用
感が著しく損なわれたり、滲み出した水分等が衣服を汚
損したりする虞れがあるので好ましくない。
【0023】又、本発明で用いられる無機性不凍剤とし
ては、酸と塩基の中和反応等によって生じるいわゆる
「塩」を用いることができるのであり、特に金属塩等を
好適に用いることができるのであるが、中でもアルカリ
金属の塩又はアルカリ土類金属の塩を用いることが、安
全で、しかも入手し易い上、至極廉価であるなどの理由
より望ましい。
【0024】更に詳しくは、このアルカリ金属の塩又は
アルカリ土類金属の塩の具体的な例としては、塩化リチ
ウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化バリウム、
塩化カルシウム及び塩化マグネシウム等の塩化物、臭化
リチウム、臭化カリウム、臭化ナトリウム、臭化バリウ
ム、臭化カルシウム及び臭化マグネシウム等の臭化物等
を挙げることができるのであり、本発明においては、こ
れらの塩から選ばれた少なくとも2種以上を適宜混合し
て用いることもできる。
【0025】そして、本発明において、粘着剤層全体中
の無機性不凍剤の配合割合としては、選択される無機性
不凍剤の種類や粘着剤層の種類更に粘着剤層中の水分含
有量等に応じて適宜決定されるものであり、特に制限さ
れるものではないが、本発明の外用貼付剤が皮膚に直接
貼付して使用するものであることから、この配合量が多
すぎると、人によっては肌荒れやアレルギー反応等が生
ずるおそれがあるため、過剰な量を配合することは好ま
しくない。
【0026】従って、本発明において、粘着剤層全体中
の無機性不凍剤の配合割合としては、粘着剤層全体に対
して0.1〜10重量%程度が好ましく、更に安全性を
考慮して0.1〜7重量%程度が好ましく、特に0.1
〜5重量%程度が一層望ましいのである。
【0027】本発明において、粘着剤層全体中の無機性
不凍剤の配合割合が、0.1重量%未満と少なすぎる
と、所望の温度までの凝固点降下を得られないため好ま
しくなく、一方、10重量%を超えると、多すぎて無駄
であるばかりか、前述の如く肌荒れやアレルギー反応等
が生ずるおそれがあるため好ましくない。
【0028】そして、本発明に係る外用貼付剤において
は、水分や無機性不凍剤を含有した粘着剤層が支持体の
片面側に積層されてなるものであり、しかもこの粘着剤
としては吸水性ポリマーを含有するものであれば特に限
定されるものではないが、特に、本発明においては、湿
布剤や冷熱シートのように水分の蒸散によって、薬効や
冷却効果更に湿布効果が長時間にわたって持続するもの
が好ましい。
【0029】この吸水性ポリマーとしては、主として水
を円滑、且つ大量に吸水してゲル化する高分子材料であ
れば特に制限されるものではなく、既知の親水性高分子
材料を好適に使用することができるが、具体的には、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸及びその塩、無水マレイン酸共重合物などの合成
高分子系親水性ポリマー、デキストラン、プルラン、ゼ
ラチンなどの如き天然系親水性ポリマー、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
の如き半合成系化合物等が挙げられるのであり、本発明
においては、これらの親水性高分子材料から選ばれた1
種ないしは2種以上の吸水性ポリマーを好適に用いるこ
とができるのであり、又、必要に応じては、これらを界
面活性剤で処理したり、これらと界面活性剤を組み合わ
せて親水性を向上させても良いのである。
【0030】従って、本発明において、粘着剤層全体中
の吸水性ポリマーの配合割合としては、粘着剤層全体に
対して5〜17.5重量%程度が好ましく、更に7.5
〜15重量%程度が一層好ましく、特に8.5〜13.
5重量%程度が特に望ましい。
【0031】本発明において、粘着剤層全体中の吸水性
ポリマーの配合割合が、5重量%未満と少なすぎると、
所要の保型性や粘着性更に保水性が乏しく、水分等が粘
着剤層から滲み出したりして使用感が著しく損なわれた
り、滲み出した水分等が衣服を汚損したりする虞れがあ
るので好ましくなく、一方、17.5重量%を超える
と、多すぎて無駄であるばかりか、粘着剤の粘性が高く
なって製造上弊害が生じたり、他の成分とのバランス、
調整が困難になるので好ましくない。
【0032】前述の如く、本発明に係る外用貼付剤にお
いては、無機性不凍剤を粘着剤に含有させることによ
り、凝固点降下を発現させ、主として低温保存下におい
てもソフトな柔軟性を維持する作用を発現するように構
成されてなるものであるが、更に必要に応じて、公知の
有機性不凍剤を併用することにより、一層この作用を向
上させても良いのである。
【0033】この場合において、前記有機性不凍剤とし
ては、含水ゲルを冷やした際、当該含水ゲル中の水が凍
らないように不凍補助機能を発現するものであれば特に
限定されるものではないが、具体的には、例えばエチレ
ングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ジエチレングリコール、或いは
ジエチレングリコールモノアルキルエーテル(炭素数が
1〜3のアルキル基)[例えば、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル又はジエチレングリコールモノエチ
ルエーテルなど]、ジエチレングリコールジアルキルエ
ーテル(炭素数が1〜3のアルキル基)[ジエチレング
リコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジ
エチルエーテルなど]、トリエチレングリコールモノア
ルキルエーテル(炭素数が1〜3のアルキル基)[トリ
エチレングリコールモノメチルエーテル又はトリエチレ
ングリコールモノエチルエーテルなど]、トリエチレン
グリコールジアルキルエーテル(炭素数が1〜3のアル
キル基)[トリエチレングリコールジメチルエーテル又
はトリエチレングリコールジエチルエーテルなど]、又
は、一般式R1−(O−R2)n−O−CO−R3(但
し、R1又はR3は炭素数が1〜3のアルキル基、R2
は炭素数が1又は2のアルキレン基、nは1〜5、特に
1〜3の整数)で示されるグリコールエーテル酢酸アル
キルエステル等の有機化合物が挙げられる。
【0034】本発明において、前記無機性不凍剤と併用
する有機性不凍剤の配合量としては、選択された有機性
不凍剤の種類や無機性不凍剤の種類更にその無機性不凍
剤の含有量に応じて適宜決定されるものであり、一概に
は限定されるものではないが、有機性不凍剤の配合量が
多すぎると前記した如く、相対的に粘着成分の量が少な
くなり、粘着性の低下等の問題が生じたり、該粘着剤層
と水や湿布成分とのいわゆる「なじみ」が悪くなり、水
分の蒸散が阻害されて冷却効率が悪くなったり、逆に水
分や揮発成分の蒸散が過剰となり、水分等が粘着剤層か
ら滲み出したりして、使用感が著しく損なわれたり、滲
み出した水分等が衣服を汚損したりするといった問題も
生ずるため、有機性不凍剤を多量に配合することは好ま
しくない。
【0035】従って、有機性不凍剤の配合量としては補
助的なレベルの配合量に留めておくことが望ましく、一
般的には、例えば粘着剤層全体に対して15重量%程度
以下が好ましく、1〜12.5重量%程度が一層好まし
く、特に、1.5〜10重量%程度が最も好ましい。
【0036】更に、本発明においては、必要に応じて、
充填剤が配合されているが、この充填剤としては、吸水
性ポリマーを架橋して含水ゲルの粘度を調節したり、保
型性の向上を図るための架橋剤や増量剤など、各種機能
を発現する役割を果たすものであれば特に限定されるも
のではないが、具体的には、例えばカオリン、ベンナイ
ト、パーミキュライト、シリカ粉、クレー、パーライ
ト、ゼオライト、亜鉛華、酸化チタン、タルク、塩化ア
ルミニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、水
酸化アルミニウム、カリミョーバン、球状セルロース等
の有機球状体、ポリブテン、ポリイソブチレン、アセト
アルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキザール、ジ
アルデヒドデンプン、ジメチルケトン等の架橋剤や増量
剤などが挙げられるのであり、これらは1種ないし複数
種を混合して用いることができる。
【0037】本発明において、前記充てん剤の配合量と
しては、吸水性ポリマーを架橋して含水ゲルの粘度を調
節したり、保型性の向上を図ったり、各種機能を効果的
に発現させるなどの観点から、一般的には、例えば粘着
剤層全体に対して5重量%程度以下が好ましく、0.0
5〜3重量%程度が一層好ましく、特に、0.1〜2重
量%程度が最も好ましい。
【0038】又、本発明においては、主として各成分の
分散性を向上するために、界面活性剤を配合することが
好ましく、この界面活性剤としては、例えば、高級脂肪
酸せっけん、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、アシルN−メチルタウリ
ン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩又はN−アシ
ルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、塩化アルキルト
リメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモ
ニウム又は塩化ベンザルコニウム等のカチオン界面活性
剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルア
ミドジメチルアミノ酢酸ベタイン又は2−アルキル−N
−ヒドロキシイミダゾリミウムベタイン等の両性界面活
性剤、ポリオキシエチレン型、多価アルコールエステル
型、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共
重合体等の非イオン性界面活性剤、或いはモノラウリン
酸ソルビタン等の高分子界面活性剤、天然界面活性剤等
のその他の界面活性剤を挙げることができる。
【0039】前記界面活性剤の配合量としては、各成分
の分散性を向上するために、粘着剤層全体に対して2重
量%程度以下が好ましく、特に、0.025〜1.5重
量%程度が一層好ましく、0.025重量%未満と少な
すぎると、各成分の所要の分散性を発現させることが困
難であり、一方、2重量%を超えると、多すぎて分散効
果に限界が生じる上、無駄になるので好ましくない。
【0040】更に、本発明においては、所望により、老
化防止剤、安定剤、粘着性付与剤、染・顔料等の添加剤
を適宜配合して粘着剤層の品質向上や改善を図るのが望
ましい。
【0041】本発明の外用貼付剤は、前記粘着剤を後述
する支持体の片側面に積層してなるものであり、この粘
着剤層の厚さとしては、外用貼付剤の用途によって異な
り、特に限定されるものではないが、一般に300〜
4,000μmの範囲、特に1,000〜3,000μ
mの範囲とするのが好ましく、粘着剤層の厚さが、30
0μm未満になると所要の水分及び皮膚粘着力が得られ
ない場合があり、一方、4,000μmを超えると嵩張
って使用感が悪くなるだけでなく、経済性が悪くなるの
で好ましくない。
【0042】前記粘着剤層には、用途によって、種々の
薬物を含有しても良く、該薬物としては特に限定される
ものではなく、具体的には、例えばコルチコステロイド
類、消炎鎮痛剤、高血圧剤、麻酔剤、催眠鎮静剤、精神
安定剤、降圧剤、抗生物質、抗菌性物質、ビタミン類、
抗てんかん剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、抗真菌
物質等が挙げられるが、本発明においては、粘着剤層が
湿布効果を発現する湿布剤を含有しているものが特に望
ましい。
【0043】即ち、本発明においては、粘着剤として、
湿布剤や冷熱シートに用いられている湿布薬や清涼剤等
を含有させたものを用いるのが望ましい。
【0044】具体的には、冷熱シートにおいては、水の
みが含有されているものでも良いが、水だけに限定され
るものではなく、昇華性結晶やハッカ油、メントール、
ユーカリ油、ラベンダー油、パラベン等が必要に応じて
添加される。
【0045】また、湿布剤においては、一般に湿布薬と
して使用されている2%ホウ酸水、生理的食塩水、硫苦
水、アルコール水、亜麻仁油、石灰水、肝油、オリーブ
油、リバノール水、過マンガン酸カリ(5,000倍希
釈)液、メンタ水、クレオソート、カラシ等が用いられ
る。
【0046】本発明に係る外用貼付剤において、フィル
ム状ないしシート状の支持体としては、不織布、織布、
織物又は編み物等の布基材が挙げられるのであり、更
に、不織布と不織布、不織布と織物、不織布と編み物、
織物と編み物或いは編み物と編み物とを積層し、これら
を部分的ないし全面的に接着して形成されたものが挙げ
られる。
【0047】なお、布基材と布基材とを積層し部分的な
いし全面的に接着する方法としては粘着、熱接着又は熱
溶着が挙げられる。
【0048】ここにおいて、粘着或いは熱接着は粘着剤
或いは感熱性接着剤(ホットメルト)を用いて布基材と
布基材との接着を行うものであり、又、熱融着はこのよ
うに粘着剤或いは感熱性接着剤(ホットメルト)を用い
るものではなく、熱融着性(ヒートシール)の布基材と
布基材とを直接融着するものである。
【0049】本発明に係る外用貼付剤において、支持体
として用いられる布基材の素材としては特に限定される
ものではなく、天然繊維や人造繊維のいずれも使用可能
である。
【0050】前記天然繊維としては、例えば綿花、カポ
ック、亜麻、ラミー、大麻、黄麻、しゅろ、マニラ麻、
サイザル麻、コイヤー・ファイバー等の植物繊維、家蚕
絹、柞蚕絹、羊毛(緬羊)、カシミア毛、ラクダ毛、ア
ルパカ毛、モヘヤー、兎毛等の動物繊維が挙げられる。
【0051】又、前記人造繊維としては、例えば人絹
糸、スフ、ビスコース、ベンベルグ等の再生繊維、又は
ポリアミド系繊維(ナイロンなど)、ポリエステル系繊
維(テトロン、テリレン、デークロンなど)、ポリアク
リル系繊維(オーロン、エクスラン、ボンネル、カシミ
ロン、カネカロンなど)、ポリビニール・アルコール系
繊維(ビニロン)、ポリアルキレンパラオキシベンゾエ
ート系繊維(ベンゾエート)、ポリウレタン系繊維(ポ
リウレタン)[スパンテックス]、ポリ臭化ビニリデン
系繊維(ビニリデン)、ポリ臭化ビニル系繊維(ポリ臭
化ビニル)、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリエチレ
ン系繊維(ポリエチレン)、ポリプロピレン系繊維(ポ
リプロピレン)、ポリクラール、ポリプロピレン系(パ
イレン)等の合成繊維、或いは酢酸人造繊維などのよう
に天然物質と合成物質とを共重合して製造した半合成繊
維等が挙げられる。
【0052】ところで、本発明に係る外用貼付剤におい
ては、支持体が通気性を有することが好ましく、この通
気性は、外用貼付剤の冷却効果や湿布効果などの持続時
間や保存性更に使用感等に大きな影響を与えるのであ
り、又、ムレ、カブレ、痒み、赤斑等の発生や皮膚刺激
性、つまり安全性や衛生性等にも重大な影響を与えるの
で、通気性を管理する必要がある。
【0053】又、この通気性を高精度に管理するために
は、透湿度で支持体の通気性を管理するのが好ましく、
具体的には、透湿度がリッシー法で2,800〜4,4
00g/m・24hrの範囲に設定すべきである。
【0054】この透湿度が、2,800g/m・24
hr未満では、ムレ、カブレ、痒み、赤斑や皮膚刺激性
等の弊害が発生し易く、安全性や衛生性が低下したり、
粘着剤層の温度が上昇し、充分な冷却効果が期待できな
いだけでなく、使用感が悪くなるので好ましくなく、一
方、4,400g/m・24hrを超えると、薬物が
支持体の外側に染み出し易く、衣服を汚損する虞れが生
じたり、粘着剤層中の水分や揮発成分(揮発性の薬物)
が蒸散して薬効に支障が生じたり、長時間にわたる冷却
効果や湿布効果が期待できなくなるので好ましくない。
【0055】従って、これらの観点から、支持体はその
透湿度が2,800〜4,400g/m・24hrの
範囲に設定するのが好ましい。
【0056】又、前記支持体の厚さとしては、用途や支
持体更に粘着剤層の種類によって大きく異なり、特に限
定されるものではないが、具体的には、一般に坪量が5
0〜500g/mの範囲程度とするのが好ましい。
【0057】支持体の厚さが坪量で50g/m未満の
場合には、必要な機械的強度が得られなくなる上、厚さ
を均一にすることが困難になる虞れがあるので好ましく
ない。
【0058】一方、支持体の厚さが500g/mを超
えると、柔軟性が低下して体表面へのなじみ性が著しく
低下すると共に、体表面の変形や移動に対する追従性が
低下する上、ごわごわして風合が悪くなるので好ましく
ない。
【0059】従って、特に、支持体の厚さは、好ましく
は80〜250g/mの範囲、特に好ましくは100
〜200g/mの範囲とするのが望ましく、この範囲
であれば、所要の機械的強度や柔軟性が得られるので望
ましい。
【0060】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0061】実施例1 無機性不凍剤を含有した粘着剤層として、以下の組成の
粘着剤を用いた。 ポリビニルアルコール 3.0重量% カルボキシメチルセルロース 1.4重量% ポリアクリル酸 3.0重量% エタノール 0.007重量% モノラウリン酸ソルビタン 0.1重量% 酒石酸 0.25重量% パラオキシ安息香酸ブチル 0.06重量% パラオキシ安息香酸メチル 0.06重量% l−メントール 0.055重量% ポリアクリル酸ナトリウム 5.0重量% 乾燥水酸化アルミニウムゲル 0.055重量% メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 0.041重量% エデト酸ナトリウム 0.015重量% 濃グリセリン 9.6重量% 食塩 0.8重量% 水 残(76.56重量%) 合計 100重量%
【0062】即ち、この粘着剤中には、無機性不凍剤と
して0.8重量%の食塩(アルカリ金属の塩)が含有さ
れてなるものであり、実施例1において、この粘着剤
を、透湿度が3,320g/m・24hrの生地(不
織布)中国山東省莱州非織造布公司製(商品名 スパン
ボンド ポリプロピレン100% 坪量150g/
)からなる支持体の片面に、厚さ3,200μmと
なるように塗布、エージングし、本発明の外用貼付剤
(冷熱シート)を得た。
【0063】実施例2 実施例1において、無機性不凍剤としての食塩に代え
て、塩化マグネシウム(アルカリ土類金属の塩)を用い
た以外は、実施例1と同様にして、本発明の外用貼付剤
(冷熱シート)を得た。
【0064】比較例 食塩を一切含有しなかった以外は、実施例1と同様にし
て粘着剤を作製し、この粘着剤を実施例1と同様にして
支持体の片側面に積層することにより無機性不凍剤を含
有しない外用貼付剤(冷熱シート)を得た。
【0065】前記の実施例1・2及び比較例で得られた
冷熱シートを家庭用冷凍庫(マイナス14℃)内に保存
し、24時間経過後に取り出して、各冷熱シートの状態
を観察した。
【0066】その結果、実施例1・2の冷熱シートは、
24時間冷凍庫に保存していたにもかかわらず、柔軟
で、ソフトな使用感を維持しており、又、良好な粘着性
を維持していることが確認された。
【0067】一方、比較例の冷熱シートは、冷凍庫から
取り出した際に粘着剤層がかちかちに凍っており、しか
も粘着性も喪失していることが確認され、その後、室温
で37分経過後に柔軟性は回復したが、粘着剤層中の水
分が凍っていたことにより、粘着剤と水との親和性が悪
化しており、支持体の外側面まで水分が滲み出してお
り、外観が著しく悪化しており、しかも粘着性も著しく
悪化していることが確認された。
【0068】又、実施例1・2及び比較例の冷却シート
を用い、これらをそれぞれ5枚ずつ計15枚を家庭用冷
凍庫(マイナス14℃)内に保存し、24時間経過後に
取り出して、それぞれ各成人男性(パネラー)5人(年
齢23〜35歳、身長168.5〜175.8cm)ず
つ計15人の額に張り付けて冷却試験を行ったところ、
実施例1・2のものについてはそれぞれ5人共に、使用
開始から9〜10時間にわたって冷熱効果が認められ、
しかも柔軟で、ソフトな使用感を維持しており、又、使
用中において、良好な粘着性を維持し、はく離も認めら
れなかったと主張したのに対し、比較例のものは冷凍庫
から取り出した際に粘着剤層がかちかちに凍っており、
しかも粘着性も喪失していることから、室温で40分程
度放置し、柔軟性が回復してから使用したが、粘着性が
低下し、はがれ易い上、使用開始後6〜7時間程度しか
冷熱効果が認められず、また、支持体の外側面まで水分
が滲み出して外観が悪化ており、しかも粘着性も著しく
悪化し、5人共に使用感が悪かったと主張した。
【0069】
【発明の効果】本発明は、フィルム状ないしシート状の
支持体の片側面に、水分を含有する粘着剤層を積層した
外皮貼着型の貼付剤において、前記粘着剤層には無機性
不凍剤を含有してなる外用貼付剤であり、このように構
成することにより凝固点降下現象を発現させ、外用貼付
剤の低温保存を可能とし、水分や揮発成分の蒸散を抑制
することができる上、取り扱い性、簡便性及び使用感を
損ねることなく冷却能力を向上し得る効果を発現するの
である。
【0070】即ち、本発明の外用貼付剤においては、粘
着剤層に無機性不凍剤を含有することにより、この粘着
剤層の凝固点を降下させ、家庭用の冷凍庫等程度の低温
下における保存、即ち、水分や揮発成分の蒸散を抑制す
ることができる低温保存を可能とする上、粘着剤層がか
ちかちに凍ることがなくなり、この粘着剤層を積層した
外用貼付剤におけるソフトな使用感を維持することがで
きるなどの効果を発現するのである。
【0071】又、本発明に係る外用貼付剤においては、
粘着剤層が無機性不凍剤を含有していることにより、低
温下においても粘着剤層の粘着性を維持し、家庭用の冷
凍庫内において保存しても、当該外用貼付剤(冷熱シー
ト)を、家庭用の冷凍庫から取り出して直ちに使用でき
る結果、家庭用の冷凍庫内において保存すると、施用箇
所に対して直ちに貼付することができなくなるといった
前記従来の冷熱シートの有する欠点も是正する効果も奏
するのである。
【0072】特に、本発明においては、粘着剤層に無機
性不凍剤を含有させることにより、粘着剤層中にグリセ
リンやエチレングリコール等の有機性不凍剤の配合量を
極力少なくすることができる結果、コストを削減するこ
とができるばかりか、粘着剤層の粘着性を低下させるこ
とがなくなったり、水分の蒸散が阻害されて冷却効率が
悪くなったり、逆に水分や揮発成分の蒸散が過剰とな
り、水分等が粘着剤層から滲み出して、使用感が著しく
損なわれたり、滲み出した水分等が衣服を汚損したりす
るといった、前記有機性不凍剤を多量に配合したことに
起因する欠点を是正することができるなどの効果も奏す
るのである。
【0073】つまり、本発明に係る外用貼付剤において
は、外用貼付剤に用いられる粘着剤層として、無機性不
凍剤を配合したものを用いることにより、低温下の保存
においても、かちかちに凍ることなくソフトな使用感を
維持し、粘着剤層の粘着性を維持することができるので
あり、即ち家庭用の冷凍庫内において保存することがで
きる結果、水分や揮発成分の蒸散を抑制することができ
る低温保存を可能とし、特に、取り扱い性、簡便性及び
使用感を損ねることなく冷却能力を向上し得るのであ
り、その有用性は極めて大きいのである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム状ないしシート状の支持体の片
    側面に、水分を含有する粘着剤層を積層した外皮貼着型
    の貼付剤において、前記粘着剤層には無機性不凍剤が含
    有されていることを特徴とする外用貼付剤。
  2. 【請求項2】 無機性不凍剤が、アルカリ金属の塩及び
    /又はアルカリ土類金属の塩である請求項1に記載の外
    用貼付剤。
  3. 【請求項3】 無機性不凍剤の含有量が、粘着剤層全体
    に対して0.1〜10重量%の範囲である請求項1又は
    2に記載の外用貼付剤。
  4. 【請求項4】 無機性不凍剤の含有量が、粘着剤層全体
    に対して0.1〜5重量%の範囲である請求項1又は2
    に記載の外用貼付剤。
  5. 【請求項5】 粘着剤中の水分含有量が、粘着剤全体に
    対して50〜90重量%の範囲である請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載の外用貼付剤。
  6. 【請求項6】 粘着剤層が湿布効果を発現する湿布剤を
    含有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
    外用貼付剤。
  7. 【請求項7】 支持体が不織布、織布、織物又は編み物
    である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の外用貼
    付剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321792A (ja) * 2005-04-18 2006-11-30 Showa Denko Kk 含水ゲル体及びその製造方法
US7998590B2 (en) 2004-04-28 2011-08-16 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Adhesive material
CN106256866A (zh) * 2015-06-18 2016-12-28 狮王株式会社 贴剂

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US7998590B2 (en) 2004-04-28 2011-08-16 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Adhesive material
JP2006321792A (ja) * 2005-04-18 2006-11-30 Showa Denko Kk 含水ゲル体及びその製造方法
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