JP2002302413A - 粉体含有化粧料の製造法 - Google Patents

粉体含有化粧料の製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく、且つ、均一に粉体を液体分散媒中
に分散させる技術を提供する。 【解決手段】 粉体含有組成物の製造法において、粉体
と分散媒とを、該粉体と分散媒とともに収納する収納部
を収納部の中心を回転中心として自転させ、且つ、混合
装置の中心部を回転中心として公転させる、自転公転型
混合装置にて混合及び/又は分散する、粉体の分散媒へ
の分散工程を含むことを特徴とする、粉体含有組成物の
製造法によって粉体含有組成物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料などの粉体
組成物に好適な粉体組成物及び該粉体組成物の製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】粉体を均一に分散媒中に分散させること
は、粉体の濡れ性質を均一化する意味においても、分散
系を長時間安定に維持させる意味においても重要なこと
である。この為、古来より様々な分散方法が考案されて
きている。例えば、粉体量が少なく、流動性が高い場合
には、ボールミルやロールミルを用いた、攪拌子の落下
によって粉体と分散媒に物理的な衝撃を与える操作を繰
り返し行う方法や、予めパルベライザーなどで粉砕し、
二次凝集を取り除いた粉体類をディスパー等の高速回転
バネによって分散させる方法などが例示できるし、高粘
度の場合には螺旋系の攪拌羽根を有するニーダーなどの
混合機で粗混合した後、3本ロールのようなロールによ
って均一分散させるロールがけ法や2つの大小の中心を
有する攪拌羽根をこの2つの中心を回転中心として自転
及び公転させて混練りする、ダブルプラネタリーミキサ
ーによる混練り分散や攪拌子としてのボールを存在させ
て容器を自転公転させる遊星ボールミルなどが挙げられ
るが、これらの方法は何れも、攪拌媒体を必要とし、操
作が、多段階に亘ったり、一つの動作に長時間を必要と
したりするため非常に労力を要するものであり、更に、
使用後の洗浄に至っては、分散媒と粉体とが混合機の至
る所を汚すため、かなりの困難を極めて、この様な粉体
分散操作の改善が求められていた。この様な分散は特に
粉体含有量の多い、粘弾性的にはキャピラリ領域の物性
を示すものにおいて特に強く求められていた。
【0003】混合機において、被混合物収納部の中心と
混合機の中心を回転中心として、この2つの回転中心
で、被混合物収納部を自転及び公転させて、攪拌羽や攪
拌子等の攪拌媒体無しに、1000〜2000回転/分
の高速で混合させる形態の混合機は、既に市販されてお
り、ペーストのフィラーの再分散や脱泡に用いられてい
るが、この様な混合機を用いて、粉体を液体分散媒中に
分散させる試みは全く為されておらず、この様な混合機
を用いて混合することにより、極めて短時間で、均一に
分散させることが可能であることも全く知られていなか
った。又、この様な攪拌により乳化が可能であることも
全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、効率よく、且つ、均一に粉体
を液体分散媒中に分散させる技術を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、効率よく、且つ、均一に粉体を液体分散媒中に分散
させる技術を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、粉体と
分散媒とを、該粉体と分散媒とともに収納する収納部を
収納部の中心を回転中心として自転させ、且つ、混合装
置の中心部を回転中心として公転させる、自転公転型型
混合装置にて混合及び/又は分散する事により、この様
な分散が可能であることを見出し、発明を完成させるに
至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するもの
である。 (1)粉体含有組成物の製造法において、粉体と分散媒
とを、該粉体と分散媒とともに収納する収納部を収納部
の中心を回転中心として自転させ、且つ、混合装置の中
心部を回転中心として公転させる、自転公転型混合装置
にて混合及び/又は分散する、粉体の分散媒への分散工
程を含むことを特徴とする、粉体含有組成物の製造法。 (2)粉体の分散媒への分散物が、液体乃至はキャピラ
リ領域の粘弾性形態であることを特徴とする、(1)に
記載の粉体組成物の製造法。 (3)粉体組成物が、化粧料乃至は化粧料用の中間原料
であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の粉
体含有組成物の製造法。 (4)更に、自転公転型混合装置による乳化処理が含ま
れることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記
載の粉体含有組成物の製造法。 (5)粉体と分散媒とを前記自転公転型混合装置にて混
合及び/又は分散する、粉体の分散媒への分散工程を含
むことを特徴とする、粉体含有組成物の製造法によって
製造される粉体組成物。 (6)粉体組成物が、化粧料乃至は化粧料用の中間原料
であることを特徴とする、(5)に記載の粉体含有組成
物。 (7)粉体組成物が化粧料であることを特徴とする、
(5)に記載の粉体含有組成物。 (8)乳化物であることを特徴とする、(5)又は
(7)に記載の粉体組成物。 (9)化粧料用の容器に原料を仕込み、混合工程を経て
容器内で均一化する事を特徴とする、化粧料の製造法。 (10)混合工程が自転公転型混合装置で行われること
を特徴とする、(9)に記載の化粧料の製造法。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の粉体含有組成物の製造法
は、粉体と分散媒とを、該粉体と分散媒とともに収納す
る収納部を収納部の中心を回転中心として自転させ、且
つ、混合装置の中心部を回転中心として公転させる、自
転公転型型混合装置にて混合及び/又は分散する、粉体
の分散媒への分散工程を含むことを特徴とする。この
時、回転数は1000〜3000回転/分の高速で、攪
拌羽根や攪拌子としてボール等の攪拌媒体を必要としな
い形態が好ましい。ここで、本発明の粉体組成物の製造
法で扱える粉体含有組成物としては、粉体を液体の分散
媒へ分散させる工程を含むものが特に好適に例示でき
る。この様な粉体含有組成物としては、歯磨き粉等の歯
科用組成物、粉体含有化粧料、ペイント類などが特に好
適に例示できる。これらの中で特に好ましいものは、粘
弾性の特性でキャピラリ領域に属する、分散媒に対して
粉体量の多いものである。即ち、歯磨き粉や粉体含有化
粧料である。又、粉体としては、タルク、セリサイト、
カオリン、シリカ、アルミナ、マイカ、チタンマイカ、
炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム等
の鉱物類やベンガラ、黄色酸化鉄、グンジョウ、紺青、
酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化鉛、酸化クロム、水酸化
クロム、有機顔料等の顔料類が好ましく例示できる。こ
れらは粉体含有組成物中に唯一種を含有させることもで
きるし、二種以上を組み合わせて含有させることもでき
る。又、分散媒としては、前記粉体含有組成物において
通常使用されるものであれば特段の限定は受けず、例え
ば、水、エタノール、イソプロピルアルコールなどのア
ルコール類、メチルエチルケトン、アセトンなどのケト
ン類、酢酸エチル、蟻酸メチルなどのエステル類、軽質
流動イソパラフィン、流動パラフィンなどの炭化水素
類、環状メチルポリシロキサンやメチルポリシロキサン
等のシリコーン類、ホホバ油やオリーブ油、ラノリンな
どの動植物油類等が例示できる。これらも又、一種のみ
でも二種以上を組み合わせても良い。本発明の製造法に
於ける粉体含有組成物は、これ以外にも、通常、歯磨き
粉、化粧料、ペイント類で使用される任意成分を含有す
ることができる。この様な任意成分としては、例えば、
歯磨き粉や化粧料であれば、例えば、スクワランや流動
パラフィン、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチ
コンやフェメチコンなどの内、必須成分とはならないシ
リコーン類、ホホバ油やゲイロウなどのエステル類、ス
テアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアル
コールやセタノール、オレイルアルコールなどの高級ア
ルコール類、牛脂やオリーブオイル等のトリグリセライ
ド類、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンセスキ
オレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレンステアレート等の非イオン界面
活性剤、ソジウムラウリルステアレートなどのアニオン
界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン
界面活性剤類、1,3−ブタンジオール、グリセリン、
イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオールなど
の多価アルコール類、結晶セルロース等の粉体類、キサ
ンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘
剤、ビタミンやグリチルリチンなどの有効成分などが好
ましく例示できる。又、ペイント類では、アクリル酸ア
ルキルポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコー
ルなどのポリマー類、界面活性剤類、4級アンモニウム
塩等の防錆剤類などが好ましく例示できる。加えて、前
記自転公転型の混合機に於いては、混合処理のみで乳化
も可能であるので、粉体を含有する乳化物の製造に於い
ては、乳化、分散工程を同時に出来るので好ましい。
又、攪拌媒体を必要としないため、原料をそのまま化粧
料用の容器などの容器に充填し、容器ごと自転公転させ
て、化粧料をそのまま製造することも出来る。この様な
方式では、注文即生産が可能であるので、個対応の化粧
料の製造には特に好適である。
【0007】本発明の粉体組成物の製造法では、上記の
成分の内、少なくとも粉体と分散媒から選ばれる少なく
とも1種とを、該粉体と分散媒とともに収納する収納部
を収納部の中心を回転中心として自転させ、且つ、混合
装置の中心部を回転中心として公転させる、自転公転型
型混合装置にて混合及び/又は分散する、粉体の分散媒
への分散工程を含むことを特徴とする。この様な、被混
合対象の収納部を自転・公転させて混合する混合装置は
既に市販されたものがあり、これを利用することができ
る。この様な混合装置の内、特に好ましいものとしては
株式会社キーエンスより販売されている「ハイブリット
・ミキサー」が例示できる。この様なタイプの混合装置
においては、その回転数は任意に設定できる場合が多い
が、本発明の粉体含有組成物の製造法においては、公転
は、500〜4000回転/分程度が好ましく、更に好
ましくは1000〜3000回転/分である。自転は3
0〜2000回転好ましくは40〜150回転である。
この様な分散に要する時間は、どの程度の量を製造する
か、或いは、粉体と分散媒がどのような比率であるかな
どの条件により異なるが、大凡30秒〜30分程度の時
間が好ましい。これは、従来のボールミル分散法などの
分散法に比して著しく少ないことは注目すべきである。
この様にして作製した、分散媒に粉体を分散した組成物
は、そのままペイントや化粧料などとして使用すること
もできるし、この様な組成物を中間原料として用い、更
に製剤上の任意成分を加えて加工して、ペイントや化粧
料などを製造することも可能である。この様な工程によ
って製造された粉体含有組成物が本発明の粉体組成物で
ある。
【0008】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明が、この様な実施例にの
み、限定されないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>以下に示す、処方の粉体組成
物1を「ハイブリット・ミキサー」を用いて作製した。
混合条件は2000回転、10分間とした。比較例1と
して、ボールミル24時間処理したもの、比較例2とし
て、1mmへリングボーンスクリーン装着パルベライザ
ーで処理し、ディスパー7000回転/分で10分処理
したもの、比較例3として攪拌羽根が自転・公転して攪
拌する「ダブルプラネタリーミキサー」で混合したもの
も作製した。これらの粉体組成物の分散性を次の2つの
項目で評価した。即ち、1)白色板上での凝集体数の確
認;ドクターブレードを用いて20ミルの厚さに、10
cm×10cmの広さに延展し、この中に認められた凝
集体の数を計数した。2)顕微鏡下での観察;顕微鏡で
200倍の倍率で観察し、分散の状態を++:非常によ
い、+:良い、±:やや悪い、−:悪い、――:非常に
悪いの基準で観察判定した。結果を表1に示す。これよ
り、本発明の粉体組成物は分散性に優れることがわか
る。又、その工程は上記のごとくに、他の方法に比べて
極めて簡便であることも明白である。 スクワラン 20 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 赤色202号 0.1重量部 ベンガラ 10 重量部 黄色4号アルミニウムレーキ 5 重量部
【0010】
【表1】
【0011】<実施例2>上記実施例1の本発明の粉体
組成物を用いて、リップカラー1を作製した。即ち、処
方成分を95℃で加熱、攪拌、混合し、金型へ流し込
み、冷却、固化させた後、容器に装着してリップカラー
とした。比較例1〜3を用いて、同様に比較例4〜6の
リップカラーも同様に作製した。これらのリップカラー
を、専門パネラーを用いて、色味ののりについて評価を
行った。評価基準は、++:非常によい、+:良い、
±:やや良い、−:悪いを用いた。結果を表1に示す。
これより、本発明の粉体組成物を中間原料として用い
た、リップカラーは、その粉体の分散性の良さより、色
味ののりが優れることがわかる。 粉体組成物* 35.2重量部 ポリエチレン 3.8重量部 カルナウバワックス 5 重量部 モクロウ 5 重量部 キャンデリラワックス 5 重量部 マイクロクリスタリンワックス 10 重量部 ヒマシ油 20 重量部 ネオペンチルグリコールジイソオクタネート 16 重量部 *詳細は表2に記す。
【0012】
【表2】
【0013】<実施例3>下記に示す処方に従って、本
発明の粉体組成物であるペイントを作製した。即ち、処
方成分を「ハイブリット・ミキサー」で2000回転、
10分間混合し、ペイントとした。このものは優れた粉
体分散性を有していた。 アクリル樹脂エマルジョン 50 重量部 二酸化チタン 20 重量部 水 30 重量部
【0014】<実施例4>以下に示す処方に従って、本
発明の粉体組成物である、モイストファンデーションを
作製した。即ち、処方成分を「ハイブリット・ミキサ
ー」で2000回転、10分間混合し、金皿に取りだし
加圧成形してモイストファンデーションとした。このも
のは優れた粉体分散性を有していた。 セリサイト 30 重量部 二酸化チタン 20 重量部 マイカ 10 重量部 酸化鉄 5 重量部 チタンマイカ 5 重量部 シリカゲル 5 重量部 タルク 5 重量部 オレイン酸オクチルドデシル 10 重量部 シリコーンエラストマー 2 重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 8 重量部
【0015】<実施例5>下記に示す処方に従って、本
発明の粉体含有組成物であるファンデーション(化粧
料)を作製した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれ70℃に
加熱し、イとロとを良く混練りし、これにハを攪拌子な
がら徐々に加えて乳化し、攪拌冷却して乳液を作製し
た。この乳液85重量部とニの成分とを化粧料容器に秤
込み、「ハイブリット・ミキサー」で2000回転、1
0分間混合し、化粧料容器に密栓をし、ファンデーショ
ン(化粧料)とした。この化粧料は、粉体の均一分散性
に優れていた。又、本発明の製造法を取ることにより、
販売容器で直接化粧料が製造できることがわかる。 イ) 軽質流動イソパラフィン 20 重量部 ジメチコン 10 重量部 トリグリセリンモノイソステアレート 5 重量部 ロ) 70%マルチトール水溶液 5 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 2 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ハ) 水 49.7重量部 ニ) 二酸化チタン 8 重量部 酸化鉄 2 重量部 タルク 5 重量部
【0016】<実施例6>下記に示す処方に従って、本
発明の粉体含有組成物であるマスカラ(化粧料)を作製
した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれ90℃に加熱し、イ
とロとを良く混練りし、これにハを攪拌子ながら徐々に
加えて乳化し、攪拌冷却して乳液を作製した。この乳液
65重量部とニの成分と20重量部のアクリル樹脂エマ
ルジョンとを「ハイブリット・ミキサー」で2000回
転、10分間混合し、マスカラを得た。このものは粉体
と繊維の分散が極めて良好であった。 イ) 軽質流動イソパラフィン 10 重量部 マイクロクリスタリンワックス 10 重量部 固形パラフィン 5 重量部 ステアリン酸マグネシウム 5 重量部 トリグリセリンモノイソステアレート 5 重量部 ロ) 70%マルチトール水溶液 5 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 2 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ハ) 水 29.7重量部 ニ) 酸化鉄 10 重量部 紺青 3 重量部 ナイロン繊維 2 重量部
【0017】<実施例7>乳化型ファンデーション 加熱溶解させておいた油相A部と粉部B部を化粧料用の
容器に充填し、この容器を攪拌用容器に固定し、自転8
00rpm公転2000rpmにて30秒間分散混合し
た後、70℃に加熱溶解した水相C部を加え、自転50
0rpm,公転80rpmにて1分間乳化し、乳化型フ
ァンデーションを製造した。得られた水中油型の乳化フ
ァンデーションはラベルをはり、そのまま製品とした。 A部 マイクロクリスタンワックス 1.0重量部 スクワラン 3.0重量部 リンゴ酸ジイソステアリル 3.0重量部 ジメチルシリコン 3.0重量部 トリイソステアリン酸グリセリル 5.0重量部 ソルビタンモノイソステアレート 2.0重量部 ステアリン酸 2.0重量部 モノオレイン酸グリセリンエステル 2.0重量部 ジメチルシロキサン・メチル (ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体 2.0重量部 ピログルタミン酸 イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.0重量部 トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2.0重量部 B部 微粒子酸化チタン 2.0重量部 微粒子酸化亜鉛 2.0重量部 黄酸化鉄 3.0重量部 微粒子ベンガラ 1.0重量部 チタンマイカ 1.0重量部 グンジョウ 0.5重量部 シリカ・チタン複合体 3.5重量部 C部 アルギニン 0.2重量部 トリエタノールアミン 0.2重量部 KOH 0.1重量部 ローヤルゼリーエキス 0.1重量部 絹タンパク加水分解物 0.1重量部 1,3ブタンジオール 10.0重量部 マルメロエキス 5.0重量部 カルボキシメチルキチン 0.1重量部 水 44.4重量部
【0018】<実施例8> W/O型クリーム 70℃に加熱溶解した油相A部にカチオン変性ベントナ
イトを加え、自転800rpm、公転2200rpmに
て30秒間混合分散してから、70℃に加熱した水部C
を加え、自転600rpm,公転2000rpmにて3
分運転し、W/O型クリームを得た。選られたW/O型
クリームは従来の乳化法には必須の泡抜きの為の真空工
程がなく、高速回転により泡抜きができたためエタノー
ル、水、デカメチルペンタシロキサン等の揮発し易い成
分が失われることなく仕込みどおりの組成であった。 A部 フェニルジメチコン 10.0重量部 セチルイソステアレート 5.0重量部 メタクリル変性メチルポリシロキサン 1.0重量部 架橋型メチルポリシロキサン 1.0重量部 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0重量部 ジメチルシロキサン・ポリオキシエチレン シロキサン共重合体 3.0重量部 B部 カチオン変性ベントナイト 3.0重量部 C部 エタノール 10.0重量部 グリセリン 5.0重量部 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1重量部 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.1重量部 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部 アラントイン 0.1重量部 水 41.6重量部
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、効率よく、且つ、均一
に粉体を液体分散媒中に分散させる技術を提供出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA072 AA112 AA122 AB172 AB222 AB232 AB242 AB432 AC022 AC102 AC122 AC242 AC342 AC422 AC442 AC482 AC542 AC582 AC612 AC792 AD022 AD072 AD092 AD152 AD162 AD322 AD412 BB23 CC12 CC13 DD31 DD47 FF05 FF06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体含有組成物の製造法において、粉体
    と分散媒とを、該粉体と分散媒とともに収納する収納部
    を収納部の中心を回転中心として自転させ、且つ、混合
    装置の中心部を回転中心として公転させる、自転公転型
    混合装置にて混合及び/又は分散する、粉体の分散媒へ
    の分散工程を含むことを特徴とする、粉体含有組成物の
    製造法。
  2. 【請求項2】 粉体の分散媒への分散物が、液体乃至は
    キャピラリ領域の粘弾性形態であることを特徴とする、
    請求項1に記載の粉体組成物の製造法。
  3. 【請求項3】 粉体組成物が、化粧料乃至は化粧料用の
    中間原料であることを特徴とする、請求項1又は2に記
    載の粉体含有組成物の製造法。
  4. 【請求項4】 更に、自転公転型混合装置による乳化処
    理が含まれることを特徴とする、請求項1〜3何れか1
    項に記載の粉体含有組成物の製造法。
  5. 【請求項5】 粉体と分散媒とを前記自転公転型混合装
    置にて混合及び/又は分散する、粉体の分散媒への分散
    工程を含むことを特徴とする、粉体含有組成物の製造法
    によって製造される粉体組成物。
  6. 【請求項6】 粉体組成物が、化粧料乃至は化粧料用の
    中間原料であることを特徴とする、請求項5に記載の粉
    体含有組成物。
  7. 【請求項7】 粉体組成物が化粧料であることを特徴と
    する、請求項5に記載の粉体含有組成物。
  8. 【請求項8】 乳化物であることを特徴とする、請求項
    5又は7に記載の粉体組成物。
  9. 【請求項9】 化粧料用の容器に原料を仕込み、混合工
    程を経て容器内で均一化する事を特徴とする、化粧料の
    製造法。
  10. 【請求項10】 混合工程が自転公転型混合装置で行わ
    れることを特徴とする、請求項9に記載の化粧料の製造
    法。
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