JP2002302225A - 空気浮上式ベルトコンベア装置 - Google Patents

空気浮上式ベルトコンベア装置

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JP2002302225A
JP2002302225A JP2001100472A JP2001100472A JP2002302225A JP 2002302225 A JP2002302225 A JP 2002302225A JP 2001100472 A JP2001100472 A JP 2001100472A JP 2001100472 A JP2001100472 A JP 2001100472A JP 2002302225 A JP2002302225 A JP 2002302225A
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JP
Japan
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guide plate
belt
return
conveyor belt
conveyor
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JP2001100472A
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English (en)
Inventor
Takao Yoshikawa
孝男 吉川
Masayuki Hamano
正之 浜野
Takashi Kotaki
貴志 小瀧
Tokuyoshi Izumi
徳喜 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内側ガイドプレートに沿って搬送物を搬送す
るコンベアベルトの往路側で凹形の円弧状の曲がり癖が
形成される一方、復路側ガイドプレートも凹形の円弧状
に形成されているから、ベルト幅方向の両端部分では曲
がり癖が十分矯正されずに走行し、復路コンベアベルト
の両端部と復路側ガイドプレートとが接触して大きな搬
送抵抗が生じている。 【解決手段】 略円筒状又は円弧状のガイドプレート1
1,12と、ガイドプレートの内周面に沿って湾曲形状
で走行する可撓性のコンベアベルト21,22と、前記
ガイドプレートとコンベアベルトの間に圧力気体を供給
してコンベアベルトを浮上させるためのブロア51,5
2を備えたベルトコンベア装置において、復路側ガイド
プレート11の形状を、該復路側ガイドプレート12の
最下点近傍部を円筒状又は凹形の円弧状に形成すると共
に、リターン側ベルト22の両端と接触する部分近傍1
3を凸形の円弧状に形成した空気浮上式ベルトコンベア
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ばら物(例えば、
火力発電所における石炭、石膏、および湿灰、製鉄所に
おける鉄鉱石及び副原料など)や小麦、大豆、米等の穀
物類を円滑に搬送するための空気浮上式ベルトコンベア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気浮上式ベルトコンベアは、図
2に示すように断面円弧状の往路側ガイドプレート11a
の上に断面円形の復路側ガイドプレート12aを重ね合
わせ、前記往路側ガイドプレート11aが搬送物Mを搬
送する往路部、前記復路側ガイドプレート12aが搬送
物Mを降ろした後の復路部となるように、無端状のコン
ベアベルトを往路側ガイドプレート11aと復路側ガイ
ドプレート12aの間に掛け回し、前記両ガイドプレー
ト11a、12aの下部に圧縮空気を供給する風箱41
a、42aを設け、この風箱41a、42aから前記両
ガイドプレート11a、12aの下部にそれぞれ設けた
空気供給口31a、32aをとおして浮上用圧縮空気を
供給し、往路部及び復路部のコンベアベルトを浮上させ
ながら搬送物Mを搬送するものが知られている。
【0003】また、前記コンベアベルトを空気浮上させ
るための圧力気体の供給方式としては、例えば、本出願
人による特開平9−194011号公報に、円筒状の往
路側ガイドプレート11a及び復路側ガイドプレート1
2aと、該ガイドプレート11a、12aの内面に沿っ
て湾曲形状で走行する可撓性の往路及び復路コンベアベ
ルト21a、22aを有し、上記ガイドプレート11
a、12aと上記コンベアベルト21a、22aとの間
隙Hに圧力気体を供給してコンベアベルトを浮上させる
ためのブロアを備えたベルトコンベアの空気供給機構に
おいて、往路コンベアベルト21浮上用の往路ブロア5
1aと復路コンベアベルト22浮上用の復路ブロア52
aを個別に有することを特徴とするベルトコンベアの空
気供給機構が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、往路側ガイドプレートに沿って搬送物を搬送
するコンベアベルトの往路側で、前記コンベアベルトに
往路側ガイドプレートの形状と同一である凹形の円弧状
の曲がり癖が形成される。コンベアベルトの復路側で
は、コンベアベルトの上下面が反転するため、前記コン
ベアベルトは上に凹形の円弧状の曲がり癖が形成されて
いることになる。従来の復路側ガイドプレートは、前記
往路側ガイドプレートと同様に凹形の円弧状に形成され
ているから、ベルト幅方向の中央部分ではベルトの自量
により前記曲がり癖が矯正され、前記復路側ガイドプレ
ートに沿って凹形の円弧状で走行する。 ところが、図
2(b)に示すように、ベルト幅方向の両端部分では自
重があまり作用しないため曲がり癖が十分矯正されずに
走行し、復路側のコンベアベルトを浮上させる空気圧力
がコンベアベルトの両端部で低いことと相俟って、前記
コンベアベルトの両端部と前記復路側ガイドプレートと
が接触して大きな搬送抵抗が生じている。
【0005】これを回避するために、復路側ガイドプレ
ートの形状を往路側ガイドプレートと対称形(凸形の円
弧状)とする方法もあるが、コンベアベルトに張力を掛
けた状態では該コンベアベルトが幅方向に蛇行して安定
的に復路側のコンベアベルトを走行させることはできな
い。また、往路側のコンベアベルトが往路側ガイドプレ
ートから出て復路側ガイドプレートに入る部分及び復路
側ガイドプレートから出て往路側ガイドプレートに入る
部分に、コンベアベルト反転装置を其々設置すれば、往
路側のコンベアベルトと復路側のコンベアベルトは同一
面が前記ガイドプレートと対向するので、曲がり癖に起
因する前記コンベアベルト両端部の接触は生じ難くな
る。しかしながら、前記コンベアベルト反転装置の設置
スペース及び設備費が必要となる等の問題が新たに生じ
る。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために本発
明者らが鋭意研究を重ねた結果、往路側でのコンベアベ
ルトの曲がり癖にもかかわらず、復路側のコンベアベル
トの搬送抵抗を抑え、且つ安定走行させることができる
空気浮上式ベルトコンベア装置を提供することを目的と
したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、往路側で形
成されたコンベアベルトの曲がり癖にもかかわらず、復
路側において該コンベアベルトの搬送抵抗を抑えると共
に安定走行できるようにするため、略円筒状又は円弧状
のガイドプレートと、該ガイドプレートの内周面に沿っ
て湾曲形状で走行する可撓性のコンベアベルトと、前記
ガイドプレートと前記コンベアベルトの間に圧力気体を
供給してコンベアベルトを浮上させるためのブロアを備
えたベルトコンベア装置において、復路側ガイドプレー
トの形状を、該復路側ガイドプレートの最下点近傍を円
筒状又は凹形の円弧状に形成すると共に、リターン側ベ
ルトの両端と接触する部分近傍を凸形の円弧状に形成し
た空気浮上式ベルトコンベア装置としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明するが、本発明は本実施形態に何ら
限定されるものではなく適宜変更して実施が可能であ
る。図1は本発明の実施形態の一例を示すもので、
(a)は要部断面図であり、(b)は復路側の要部拡大
断面図である。図1(a)において、空気浮上式ベルト
コンベア装置は、円弧状に形成された往路側ガイドプレ
ート11と、該往路側ガイドプレート11を内包する略
円筒状の復路側ガイドプレート12と、前記復路側ガイ
ドプレート11及び前記復路側ガイドプレート12の内
側表面に沿って湾曲形状で走行する可撓性を有する無端
状のコンベアベルトより構成されている。
【0009】前記ガイドプレート11,12の最下部に
は、ベルト走行方向の所定間隔毎に風箱41.42を設
け、該風箱41、42には空気供給口31,32が設け
られている。往路コンベアベルト21を浮上させる往路
ブロア51の吐出部は、往路空気配管61から往路制御
弁81を介して内側ガイドプレート11の側面に設けら
れた往路ダクト71を経て、空気供給口31に通じてお
り、復路コンベアベルト22を浮上させる復路ブロア5
2の吐出部は復路空気配管62から復路制御弁82を介
して復路ダクト72を経て、空気供給口32に通じてい
る。
【0010】図1(b)において、復路側ガイドプレー
ト12の内周面に沿って、適宜な間隙Hを有して湾曲形
状で走行する復路コンベアベルト22が設けられてい
る。前記復路側ガイドプレート12の最下部には空気供
給口32が設けられており、該空気供給口32には風箱
42が覆着されている。
【0011】前記復路側ガイドプレート12の形状は、
上半部は円筒状に形成し、最下点近傍部は円筒状又は凹
形の円弧状とするが、リターン側ベルトの両端と接触す
る部分近傍13は凸形の円弧状に形成している。このよ
うに構成された空気浮上式ベルトコンベア装置におい
て、凹形の円弧状に形成された往路側ガイドプレート1
1に沿って搬送物Mを搬送した往路コンベアベルト21
は、凹形の円弧状の曲がり癖23が付いている。このコ
ンベアべルトは、空気浮上式ベルトコンベア装置の端部
で折返されて復路コンベアベルト22となるが、該復路
コンベアベルト22は上下面が反転して凸形の円弧状の
曲がり癖が付いている。前記復路コンベアベルト22が
前記復路側ガイドプレート12に沿って走行する際、復
路コンベアベルト22の幅方向の中央部分は自重により
曲がり癖が矯正されて凹形の円弧状に変形して復路側ガ
イドプレート12に沿う。
【0012】一方、曲がり癖23が矯正し難いベルト両
端部でも、復路側ガイドプレート12の境界部分13
が、前記コンベアベルト22の両端部の曲がり癖に対応
して凸形の円弧状に形成されているから、該復路側ガイ
ドプレート12に沿って、復路コンベアベルト22と復
路側ガイドプレート12の全面において、一定の間隙H
を保持して走行するので、復路コンベアベルト22と復
路側ガイドプレート12の局部的な接触が回避され搬送
抵抗も小さくなる。
【0013】なお、本実施形態による復路側ガイドプレ
ート12の下半部の形状は、凹形の円弧の両側部に凸形
の円弧を接続して形成しているが、下半部の全周に亘っ
て連続的に曲率を変化させて形成してもよい。また、上
記実施形態では二重管構造のガイドプレートとしている
が、ガイドプレートの他の形態として、例えば、それぞ
れ別個の円筒構造やトラフ状の曲面構造としてもよく、
上記実施形態になんら限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】本発明による空気浮上式ベルトコンベア
装置は、略円筒状又は円弧状のガイドプレートと、該ガ
イドプレートの内周面に沿って湾曲形状で走行する可撓
性のコンベアベルトと、前記ガイドプレートと前記コン
ベアベルトの間に圧力気体を供給してコンベアベルトを
浮上させるためのブロアを備えたベルトコンベア装置に
おいて、復路側ガイドプレートの形状を、該復路側ガイ
ドプレートの下半部を円筒状又は凹形の円弧状に形成す
ると共に、上半部と下半部との境界部分を凸形の円弧状
に形成したことを特徴としている。
【0015】したがって、復路コンベアベルトに凸形の
円弧状の曲がり癖が付いていても、前記復路コンベアベ
ルトが前記復路側ガイドプレートに沿って走行する際、
復路コンベアベルトの幅方向の中央部分は自重により曲
がり癖が矯正されて凹形の円弧状に変形して復路側ガイ
ドプレートに沿って走行する。また、曲がり癖が矯正し
難いコンベアベルトの両端部でも、復路側ガイドプレー
トの境界部分が、前記コンベアベルトの両端部の曲がり
癖に対応して凸形の円弧状に形成されているから、該復
路側ガイドプレートに沿って、復路コンベアベルトと復
路側ガイドプレートの全面において、一定の間隙を保持
して走行するので、復路コンベアベルトと外側ガイドプ
レートの局部的な接触が回避され搬送抵抗も小さくな
る。なお、復路側ガイドプレートの下半部は凹形の円弧
状であるので、コンベアベルトが左右に振れる変形が生
じても中心へ戻す復元力が作用するため、常にコンベア
ベルトを安定走行させることができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すもので、(a)
は要部断面図であり、(b)は復路側の要部拡大断面図
である。
【図2】従来例を示すもので、(a)は要部断面図であ
り、(b)は復路側の要部拡大断面図である。
【符号の説明】 11、11a 往路側ガイドプレート 12、12a 復路側ガイドプレート 13 部分近傍 21、21a 往路コンベアベルト 22、22a 復路コンベアベルト 23 曲がり癖 31,31a、32,32a 空気供給口 41,42 風箱 51、51a 往路ブロア 52、52a 復路ブロア 61 往路空気配管 62 復路空気配管 71 往路ダクト 72 復路ダクト 81 往路制御弁 82 復路制御弁 H 間隙 M 搬送物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小瀧 貴志 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 和泉 徳喜 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 Fターム(参考) 3F023 AA02 AB01 AB10 BA03 BB01 BC01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状又は円弧状のガイドプレート
    と、該ガイドプレートの内周面に沿って湾曲形状で走行
    する可撓性のコンベアベルトと、前記ガイドプレートと
    前記コンベアベルトの間に圧力気体を供給してコンベア
    ベルトを浮上させるためのブロアを備えたベルトコンベ
    ア装置において、復路側ガイドプレートの形状を、該復
    路側ガイドプレートの最下点近傍部を円筒状又は凹形の
    円弧状に形成すると共に、リターン側ベルトの両端と接
    触する部分近傍を凸形の円弧状に形成したことを特徴と
    する空気浮上式ベルトコンベア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109996747A (zh) * 2017-02-15 2019-07-09 川崎重工业株式会社 空气悬浮式输送带装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109996747A (zh) * 2017-02-15 2019-07-09 川崎重工业株式会社 空气悬浮式输送带装置
CN109996747B (zh) * 2017-02-15 2020-12-04 川崎重工业株式会社 空气悬浮式输送带装置

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