JP2002301930A - 車内圧力開放弁及びその一体成形方法 - Google Patents

車内圧力開放弁及びその一体成形方法

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JP2002301930A
JP2002301930A JP2001109307A JP2001109307A JP2002301930A JP 2002301930 A JP2002301930 A JP 2002301930A JP 2001109307 A JP2001109307 A JP 2001109307A JP 2001109307 A JP2001109307 A JP 2001109307A JP 2002301930 A JP2002301930 A JP 2002301930A
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valve
product
mold
seal member
flange portion
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JP2001109307A
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Shinji Sugie
信二 杉江
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • B29C45/006Joining parts moulded in separate cavities
    • B29C45/0062Joined by injection moulding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Check Valves (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材のシール性能を確保し、開閉弁と
製品本体とシール部材の一体成形を可能にしてコスト低
減を実現した車内圧力開放弁を提供する。 【解決手段】 上部に庇部33を設けて通気窓31を形
成した本体部3aの外周にフランジ部3bが延設された
製品本体3と、板状の主要部2aが通気窓31を塞ぐよ
うにして、且つ主要部2aの上縁から延設する鍔部2b
が庇部33の下面側に逆L字状に張り出してなる開閉弁
2と、鍔部2bと庇部33とを結合させる連結体6と、
環状枠にしてその一側面に窪み72が形成され、該窪み
のある一側面がフランジ部3bに当接することにより窪
み72を閉止空間Oにできるシール部材7と、シール部
材7をフランジ部3bに閉止空間Oができるよう当接さ
せて両者の周りに設けられたキャビティへ材料を射出し
一体成形される接合体8と、を具備して、開閉弁2が可
撓性を有して前記通気窓31を開放可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内空気を放出
する車内圧力開放弁及びその一体成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に図15に示すような本体bに開閉
弁aとシール材c1を組付けた車内圧力開放弁が車両に
設けられている。車内圧力開放弁の役割は図16の矢印
で示すごとく、(1)ドア閉めの際、車室内で高まった圧
力を車外へ放出する、(2)空調による車内の汚れた空気
を放出することなどである。そして、車内圧力開放弁に
対する製品要求項目としては、(1)微小圧力差で開閉弁
aが容易に開くこと、但し、振動では開かず、また雨
水,排気ガスはシャットアウトすること、(2)シール材
c1のシール性能が完璧であること(車内への雨水の浸
入はゼロであること、(3)意匠部品でなく全車採用必需
部品であることから廉価であることなどが挙げられる。
さらに近年の動向として、(4)一体再生化(環境対応)
が新たに要求されるようになってきた。ここで、従来は
両面接着剤を付けたシール材c1を使用して、手貼り作
業で該シール材c1を本体bに接着、組付けを行ってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前述のシー
ル材c1はゴムやウレタンの発泡体からなるシール部材
cに両面テープを付けたものであり、このシール部材c
の本体bへの組付けは自動化が困難であった。両面テー
プの離型紙を剥がし、柔軟性に富むシール部材cを固定
することが機械作業では困難で、手貼りに依存しなけれ
ばならなかった。そのため、作業工数が嵩み製造コスト
を押し上げていた。該シール部材cは金型内一体成形で
作製することがこれまで困難であるとされてきた。
【0004】すなわち、従来から2色成形を行う工法と
してコアバック手法があったが、本車内圧力開放弁にこ
れを採用してもメリットがなかった。車内圧力開放弁の
縦断面図は概略図17(イ)のようになっている。符号
pは実車パネルを示す。コスト低減を図るべく本体bに
パネル取付け用の爪eが一体成形してある。図17
(ロ)の拡大図において、ウレタンやゴム製の発泡体で
できたシール部材cの場合、Z<Yでしかもウレタン製
シール部材cにあっては2Z<Yが要求された。Q寸法
は爪eの金型スライドの剛性上3mm以上必要とされ
た。そして、W寸法はシール材c1を貼り付ける方法で
あれば1mm程度で足りるところ、コアバック手法を採
用するとなると5mm以上必要となり、本体bの外形を
不必要に大きくさせねばならなかった。本体bの重量ア
ップ、さらに本体形状の拡大に伴うシール部材cの材料
増加でコストアップを招いた。
【0005】加えて、近年の一体再生化の動向に対応し
ようと、開閉弁aにオレフィン系材料を採用しても、シ
ール部材cがゴム或いはウレタンの発泡体であることか
ら一体再生化が不可能であった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するもので、シ
ール部材のシール性能を確保したうえで、開閉弁と製品
本体とシール部材の一体成形を可能にして大幅なコスト
低減を実現し、さらに一体再生化もできるようにした車
内圧力開放弁及びその一体成形方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明の要旨は、上部に庇部を設けて通
気窓を形成した本体部の外周にフランジ部が延設された
製品本体と、板状の主要部が前記通気窓を塞ぐようにし
て、且つ該主要部の上縁から延設する鍔部が前記庇部の
下面側に逆L字状に張り出してなる開閉弁と、前記鍔部
と前記庇部とを結合させる連結体と、環状枠にしてその
一側面に窪みが形成され、該窪みのある一側面が前記フ
ランジ部に当接することにより該窪みを閉止空間にでき
るシール部材と、該シール部材を前記フランジ部に閉止
空間ができるよう当接させて両者の周りに設けられたキ
ャビティへ材料を射出し一体成形される接合体と、を具
備して、前記開閉弁が可撓性を有して前記通気窓を開放
可能とすることを特徴とする車内圧力開放弁にある。請
求項2に記載の発明の要旨は、一対の固定型と可動型内
に、上部に庇部を設けて通気窓を形成した本体部の外周
にフランジ部が延設された製品本体と、板状の主要部を
有しその上縁から鍔部を逆L字状に張り出す開閉弁と、
環状枠にしてその一側面に窪みが形成され、該一側面が
前記フランジ部に当接することにより該窪みを閉止空間
とするシール部材と、に係る夫々のキャビティが形成さ
れ、各キャビティへ所定材料が充填される構造の金型を
用いて、まず、製品本体キャビティと開閉弁キャビティ
とシール部材キャビティの夫々に所定材料を射出注入し
てそれらの成形を終え、次の型開段階で、開閉弁が固定
型に製品本体が可動型に残るようにし、開閉弁に製品本
体が対向するように可動型をスライドさせた後、型閉じ
して製品本体と開閉弁を重ね合わせ、開閉弁で前記通気
窓を塞ぐようにすると同時に前記鍔部を前記庇部の下面
側に配置し、続いて、前記庇部の下面側に材料を注入
し、前記鍔部と庇部とを結合させる連結体を成形し製品
本体と開閉弁を合体させ、その後、型開段階で製品本体
と開閉弁の合体品を固定型に残し、可動型に残した前記
シール部材に該合体品が対向するように可動型をスライ
ドさせ、しかる後、型閉じして前記フランジ部に閉止空
間ができるよう前記シール部材の窪み側の一側面を前記
フランジ部に当接させ、次いで、該シール材と該フラン
ジ部の周りに設けられた接合体キャビティへ材料を注入
して前記合体品にシール部材を一体化させる接合体を成
形することを特徴とする車内圧力開放弁の一体成形方法
にある。
【0008】請求項1,2の発明のごとく、製品本体に
開閉弁が連結体の成形によって一体化されるだけでな
く、フランジ部にシール部材が接合体の成形により一体
接合されると、型内で車内圧力開放弁を一体成形で完成
させることができる。そのため、後作業がなくなり大幅
なコスト削減が可能になる。また、フランジ部に当接す
ることにより該窪みを閉止空間とするシール部材を採用
し、フランジ部とシール部材の両者の周りに設けられた
キャビティへ材料を射出し一体成形される接合体が設け
られると、シール部材が閉止空間の形成で該閉止空間の
収縮,復元により弾力性に富むようになるので、シール
部材として機能させることができる。そして、シール部
材に発泡体を用いる必要がなくなり、シール部材に熱可
塑性エラストマーを用い、車内圧力開放弁の全てをオレ
フィン系樹脂で統一させれば、全再生化が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車内圧力開放
弁及びその一体成形方法について詳述する。図1〜図1
3は、本発明の車内圧力開放弁の一体成形方法の一形態
で、図1はそれに用いる金型の説明図、図2,図3は本
車内圧力開放弁の型内成形方法の概略製造工程図、図4
は(イ)がシール部材の概略斜視図で、(ロ)が(イ)
のI-I線矢視図、図5は(イ)が本発明品のシール部
材のシール状況を示す断面図で、(ロ)が別仕様品の場
合の断面図、図6は(イ)が製品本体の斜視図、(ロ)
が(イ)のII-II線矢視図、図7は(ロ)が開閉弁の概
略斜視図で、(イ)が(ロ)のIII-III線矢視図、図8
は合体品の斜視図、図9は(イ)が図8のIV-IV線矢視
図、(ロ)が図8のV-V線矢視図、図10は車内圧力開
放弁の斜視図、図11は(イ)が図10のVI-VI線矢視
図、(ロ)が図10のVII-VII線矢視図、図12は別態
様の合体品の斜視図、図13は(イ)が図12のVIII-V
III線矢視図、(ロ)が図12のIX-IX線矢視図である。
なお、図面を判りやすくするため、断面を示すハッチン
グ表示は一部省略する。
【0010】(1)車内圧力開放弁の一体形方法 本発明の車内圧力開放弁の一体成形方法に先立ち、最初
にこれに用いるダイスライド金型4について説明する。
ここで使用する成形機は二頭式の射出成形機である。金
型側に可動型41がスライドするダイスライド機構を設
け、製品本体3と開閉弁2とシール部材7の三部品を具
備する車内圧力開放弁を型内成形できる。該金型4は図
1のごとく、可動型41と固定型42と主シリンダS1
と副シリンダS2と油圧シリンダ(図示せず)を備え
る。一の金型4(一対の可動型41と固定型42)の型
閉じで開閉弁2と製品本体3とシール部材7と連結体6
と接合体8の夫々の開閉弁キャビティ46,製品本体キ
ャビティ47,シール部材キャビティ44,連結体キャ
ビティ40,接合体キャビティ45が別個独立して形成
される。製品本体キャビティ47に主シリンダS1が、
開閉弁キャビティ46,シール部材キャビティ44には
副シリンダS2が接続し、材料5を射出注入,充填でき
る金型構造になっている。また、図示しないランナー切
替装置の切り替えによって主シリンダS1が連結体キャ
ビティ40或いは接合体キャビティ45に接続する(図
2,図3)。油圧シリンダを起動して可動型41をスラ
イドさせることにより、別個に成形した開閉弁2と製品
本体3とを相対向させることができ、さらに開閉弁2と
製品本体3の合体品Gとシール部材7とを対向させるこ
とができる。
【0011】車内圧力開放弁の一体成形方法は、上記金
型4を用い、まず、型を閉じて副シリンダS2から開閉
弁キャビティ46とシール部材キャビティ44にオレフ
ィン系(又は一部スチレン系)の熱可塑性エラストマー
材料51を射出注入し成形を終える(図1)。開閉弁キ
ャビティ46により得られる開閉弁2は、可撓性を有し
て前記通気窓31を塞ぐ薄板状の主要部2aと該主要部
2aの上縁から逆L字状に張り出す鍔部2bとを備える
(図7)。シール部材キャビティ44により得られるシ
ール部材7は、環状枠にしてその一側面71に窪み72
が該環状枠に沿って周回形成され、該一側面71が前記
製品本体3のフランジ部3bの裏面側(車内側)に当接
することにより該窪み72を閉止空間Oとすることがで
きるものである。シール部材7は図8に示すように開閉
弁2のフランジ部3bの大きさより外形が若干大きめの
四角形の環状枠になっている。図4(イ)はシール部材
7の斜視図で、同図(ロ)はI-I線矢視図である。シ
ール部材7の横断面はほぼU字形にして、窪み72のあ
る一側面71に対し反対側の部分は凸状の丸みのある膨
らみ73が形成される。
【0012】また、前記開閉弁2,シール部材7の成形
と相前後して製品本体3を成形する。主シリンダS1か
ら製品本体キャビティ47にポリプロピレン樹脂,ポリ
エチレン樹脂,ABS樹脂等のオレフィン系溶融樹脂材
料52(ここではポリプロピレン樹脂を採用)を射出注
入し、製品本体3の成形を終える(図1,図6)。通気
窓31を四角形の窓枠34で囲い、上部に車外側に向か
う庇部33を設けた本体部3aの外周に、フランジ部3
bが延設された製品本体3が成形される。製品本体3
は、車内圧力開放弁の筒形状の枠体で、クォータパネル
の換気用ダクト本体である。符号30はフランジ部3b
に複数形成される切欠きを示し、符号38は本体部の庇
部33上面に形成される爪を示す。
【0013】開閉弁2,シール部材7,製品本体3の成
形を終えた後、型開に移る。型開では開閉弁2が固定型
42に、製品本体3及びシール部材7が可動型41に残
るように設定する。その後、油圧シリンダを起動させ、
開閉弁2に製品本体3が対向するように可動型41を図
1の上方へスライドさせる。
【0014】次いで、再び金型4を型閉じして固定型4
2に残っている開閉弁2に製品本体3を重ね合わせる
(図2)。このとき、製品本体3の上に開閉弁2が通気
窓31を塞ぐように載置されると同時に、主要部上縁2
5から延設する鍔部2bが庇部下面33a側に配置され
る。通称フラップ(バタフライ弁ともいう)と呼ばれる
開閉弁2の主要部2aが通気窓31を覆って窓枠34上
に載置されたとき、主要部2aの上縁から延設する鍔部
2bが前記庇部33の下面33a側で車外側へ図7
(イ)のごとく側面視逆L字状に張り出す。
【0015】しかる後、ランナー切替装置を切替え、主
シリンダS1より製品本体3と同一の材料5を、ホット
ランナー49bを経由し前記庇部33の下面側に在る連
結体キャビティ40に射出,充填する。そして、製品本
体3と開閉弁2を結合する連結体6を成形する(図2及
び図3,図8参照)。連結体キャビティ40は、例えば
ほぼ鍔部2bの厚みで、鍔部2bを除いた庇部33の下
面の空間域とする。該連結体6の形成により製品本体3
と開閉弁2の合体品Gができる。ところで、前記鍔部2
bは一枚の板状部からなってもよいが、図7のごとく櫛
歯状になっているのがより好ましい。また、鍔部2bは
庇部33の下面に当接するのもよいが、図13のごとく
庇部33下面と隙εを設けて配置するのがより好まし
い。連結体6による開閉弁2と製品本体3との合体力が
増すからである。連結体6により鍔部2bと庇部33と
が結合すると、開閉弁2が熱可塑性エラストマー製で薄
板状にして可撓性を有していることから、該開閉弁2で
通気窓31が開閉可能になる。
【0016】その後、型開段階で製品本体3と開閉弁2
の合体品Gを固定型42に残し、可動型41に残した前
記シール部材7が該合体品Gに対向するよう該可動型4
1をスライドさせる。しかる後、型閉じにより前記フラ
ンジ部3bによってシール部材7の窪み72の開口が閉
ざされ閉止空間Oができるようにして、シール部材7の
窪み72側の一側面71をフランジ部3bの車内側の面
に当接させる(図3)。シール部材7がフランジ部3b
に当接すると、既述のごとくシール部材7の一側面71
の外形がフランジ部3bの外形より一回り大きいことか
ら、シール部材7の外周部71がフランジ部3bの外に
はみ出す(図8,図9)。窪み72のある面71がフラ
ンジ部3bに当てがわれることによって窪み72が閉止
空間Oとなる。
【0017】次いで、シール部材7とフランジ部3bの
周りに設けられた接合体キャビティ45へ材料を注入し
て前記合体品Gにシール部材7を一体化させる接合体8
を成形する(図3,図10)。接合体キャビティ45
は、シール部材7をフランジ部3bに当接させ両者を一
体化させるために、両者の周りに設けられるキャビティ
である。本実施形態では、前述のごとくフランジ部3b
の外形より一回り大きく外にはみ出しているシール部材
7の外周部71aの段差空間DSを接合体キャビティ4
5にあてる。また、フランジ部3bには図8のように上
下三箇所ずつコ字形に切り込む切欠き30が設けられて
おり、該切欠き30を接合体キャビティ45とする。図
8のIV-IV線矢視図が図9(イ)で、図8のV-V線矢視図
が図9(ロ)である。図9(イ)のごとく切欠き30に
は本体部3a寄りに透孔302を設けて水平バー状の蓋
部301が横架しており、該切欠き30においても蓋部
301が窪み72の開口を塞いでいる。車外側からフラ
ンジ部3bを覗けば、透孔302を通してシール部材7
の一側面71を垣間見ることができる。
【0018】ランナー切替装置を切替え、主シリンダS
1より製品本体3と同一の材料5をホットランナー49
cを経由し接合体キャビティ45に射出,充填し、フラ
ンジ部3b(合体品G)にシール部材7を一体化させる
接合体8を成形する。窪み72の全域に亘ってフランジ
部3bが蓋しているので、窪み72内へ接合体8が入り
込む余地はない。前記切欠き30の箇所では窪み72を
塞いだ蓋部301を跨いでシール部材7の一側面71に
係る内周部71bと外周部71aに接合体8が接合す
る。本実施形態のようにシール部材7の外周部71aに
段差空間DSがあるケースでは、この段差空間DSが接
合体キャビティ45となる。接合体キャビティ45の一
面がシール部材7の外周部71aによって担われ、接合
体8がフランジ部3bの外周縁を全周してフランジ部3
bにシール部材7を強固に一体化させる。フランジ部3
bを全周する接合体8の外周被覆部81の形成によって
その外周縁がフランジ部3bの外周縁に一致する(図1
0,図11)。こうして、接合体8によって合体品Gの
フランジ部3bとシール部材7とが一体化される。シー
ル部材7はその膨らみ73を車内側に向ける(図1
1)。シール部材7が熱可塑性エラストマー製で且つ閉
止空間Oが形成されることにより、該シール部材7が弾
力性,弾発性を高めてシール機能を発揮する。弾力性,
弾発性の度合は窪み72の大きさ,形状を変えることに
よって適宜調整することができる。なお、閉止空間Oは
窪み72の開口が接合体8によって完全に密封シールさ
れた閉空間にならなくてもよい。
【0019】既述の図6〜図11のような製品本体3に
代えて、図12ごとくの製品本体3を用いることもでき
る。図12の製品本体3はシール部材7をフランジ部3
bに当接させた時点で、フランジ部3bの外周縁がシー
ル部材7の外周縁と一致する(図13)。そのため、フ
ランジ部3bの外周縁を全周する接合体8はない。しか
し、切欠き30の部分を使ってシール部材7をフランジ
部3bに接合一体化できれば十分であり、何ら問題な
い。切欠き箇所30では蓋部301が窪み72を塞ぎな
がらも接合体8用空所をつくる。該空所に接合体8が埋
まることによってフランジ部3bとシール部材7が一体
化する。窪み72でつくる閉止空間Oは気密封止する必
要ないから切欠き30の箇所だけを埋める切欠き接合体
82だけで十分となる。
【0020】その後、冷却し型開きする。成形を終えた
車内圧力開放弁1が可動型41に残るようにし、これを
成型機のエジェクターピンで突き出す。製品本体3と開
閉弁2とシール部材7とが連結体6と接合体8によって
型内で組み付け一体化し製品を完成させた所望の車内圧
力開放弁1を取り出すことができる(図10)。
【0021】本実施形態では既述のごとく図1のような
金型を使用したが、金型のコンパクト化を図るため、図
14のような金型4を使用してもよい。シール部材キャ
ビティ44を開閉弁キャビティ46と同じキャビティ内
に設けることによって金型上下方向の長さを縮めること
ができる。この金型4を使った車内圧力開放弁の一体成
形方法も図1〜図11に示したものと基本的に同じであ
りその説明を省く。
【0022】(2)車内圧力開放弁 上記成形方法等で造られた車内圧力開放弁は、車両のリ
アクォータパネル等に取り付けられる。車内圧力開放弁
1は、既述のごとく換気用ダクト本体たる製品本体3
と、開閉弁2と連結体6とシール部材7と接合体8とを
備える。
【0023】製品本体3は、上部に庇部33を設けて通
気窓31を形成した本体部3aの外周にフランジ部3b
が延設されたものである。製品本体3はポリプロピレン
樹脂,ポリエチレン樹脂,ABS樹脂等のオレフィン系
樹脂でできている。製品本体3の通気窓31を形成する
窓枠34上に開閉弁2の主要部2aが載置される。フラ
ンジ部3bは本体部3aの外周外側に四角く鍔状に張出
し形成される。該フランジ部3bには図8のように適宜
間隔をおいて外周縁から内方側に向かって切欠き30が
形成される。切欠き30にはフランジ部3bの車内側裏
面にシール部材7が当接したとき、シール部材7の窪み
72の箇所に蓋ができるよう帯状の蓋部301が残され
ている。さらに該蓋部301より内方側に透孔302
が、外方側にも切り落とし部分ができるようにした切欠
き30のある製品本体3が成形される。該製品本体3の
フランジ部3bにシール部材7が当接したときには、蓋
部301が窪み72を塞ぎ、且つ蓋部301の内方側,
外方側(図11のイでは蓋部301の上下)の透孔30
2及び切り落とし部分303に接合体8が埋められるよ
うになっている。該切り落とし部分303に関しては、
図12のごとくフランジ部3bにシール部材7を当接さ
せたとき、フランジ部3bとシール部材7の両外周縁が
一致するときは特に設けるのが好ましい。そして、図8
のようにフランジ部3bにシール部材7を当接させとき
にシール部材7が外にはみ出すケースでは、フランジ部
3bの外周部が全て切り落とされたものとみなし、前述
の段差空間DSの所を切り落とし部分と考えることがで
きる。
【0024】開閉弁2は板状の主要部2aが前記通気窓
31を塞ぐようにして、且つ該主要部2aの上縁から延
設する鍔部2bが前記庇部33の下面側に逆L字状に張
り出す薄板状体である。該開閉弁2はオレフィン系(又
は一部スチレン系)の熱可塑性エラストマー製である。
連結体6は開閉弁2の鍔部2bとフランジ部3bの庇部
33とを結合させるもので、既述のごとく型内で成形さ
れる。該連結体6も製品本体3と同様、オレフィン系樹
脂製である。連結体6により開閉弁2が製品本体3に合
体し合体品Gができる。合体品Gができることによっ
て、通気窓31を形成する窓枠34上に開閉弁2の主要
部2aが載置され、通気窓31を蓋していた開閉弁2は
可撓性を有していることから該通気窓31を開放可能に
することができる。
【0025】シール部材7は、平面視四角形の環状枠に
してその一側面71に窪み72が該環状枠に沿って図4
のごとく周回形成される。該一側面71が前記フランジ
部3bに当接することにより該窪み72を閉止空間Oと
する。シール部材7は、開閉弁2と同様、オレフィン系
(又は一部スチレン系)の熱可塑性エラストマー製であ
る。本実施形態のシール部材7は横断面U字形に一様に
形成され、図4(ロ)のように窪み72のある反対側は
丸く突出し、膨らみ73が形成される。シール部材7が
フランジ部3bに一体となったとき、窪み72がフラン
ジ部3bに塞がれて閉止空間Oとなり、該閉止空間Oは
シール部材7に弾力性を付与してシール機能を高める。
【0026】シール部材7が接合体8によってフランジ
部3bの裏面側に一体化されると、前記膨らみ73が車
内側へ張り出す。車内圧力開放弁1がシール部材7と爪
38との間に車両パネルPを挟んで組付けられれば、膨
らみ部分73がパネルPに面接触で当接しシール性を高
めることができる(図5のイ)。膨らみ72をなくし、
シール部材7の先端部分を平らにして車両パネルPに当
接させると、シール部材7の射出成形でヒケ等が発生し
た場合、シール性能が低下する。また、図5(ロ)のご
とく膨らみ73の箇所を逆に凹ませて成形すると、車両
パネルPとシール部材7の当接箇所79が線接触となり
シール力が落ちることになる。こうしたことから、車内
側に張り出すシール部材7の先端部分は横断面アールを
もたせた膨らみ部分73を形成するのが好ましくなる。
ところで、本実施形態の窪み72は、図4のごとく環状
枠に沿って一様の横断面半円形とするが、この形状に限
定されるものではない。、環状枠に沿って横断面一様の
形状でなくてよいし、シール部材7の一側面71に断続
的な窪み72を設けて環状枠を周回させることもでき
る。
【0027】接合体8はシール部材7を前記フランジ部
3bに閉止空間Oができるよう当接させて両者の周りに
設けられたキャビティ45へ材料5を射出し一体成形さ
れるものである(図3)。接合体8はフランジ部3bへ
シール部材7を結合する役割を担う。接合体8は前記切
欠き30がつくるキャビティ45にオレフィン系樹脂材
料を射出注入して成形される。接合体8の溶融樹脂材料
は射出成形時にフランジ部3bの車外側から蓋部301
を跨いでシール部材7の一側面71へ到達する(図
3)。切欠き箇所30において接合体8が窪み72より
内方側,外方側(図11(イ),図13(イ)における窪み
72の上下)の面71上に入り込み、シール部材7をフ
ランジ部3bに一体化させる。本実施形態ではシール部
材7の一側面71の外形を四角形のフランジ部3bの外
形より一回り大きく設定しており、この外周部71aが
接合体キャビティ面になる。フランジ部3bの外周部全
周を取巻く接合体8を成形する(図8)。フランジ部3
bの全外周にシール部材7が強力に結合される(図1
0)。
【0028】(3)効果 このように構成した車内圧力開放弁及びその一体成形方
法によれば、シール部材7を組付けた完成品の状態まで
型内で一体成形できるので、開閉弁2を製品本体3に組
付ける手作業、シール部材7を製品本体3に組付ける手
作業等の後作業が一切なくなり、大幅なコスト低減を図
ることができる。完全自動化ができるので省力化に寄与
する。シール部材7に発泡ウレタン等の発泡体を用いな
くても済み、図17のようなコアバック手法を採る必要
がなく、製品本体3を大きくさせなくて済む。そして、
窪み72の形成によりフランジ部3bとシール部材7間
に閉止空間Oができるので、シール部材7の弾性が高ま
り、発泡成形によらずともシール部材7にシール機能を
発揮させることができる。本発明者は本発明にたどり着
く前に、図18のような横断面リップ状のシール材fの
形状にすれば、金型内で一体成形が可能であることを見
出し検討した。しかし、4隅のコーナ部fでのシール
性能が低下した。図18(イ)は同図(ロ)のX-X矢視
図を示す。図18(イ)でシール材fを実車パネルpに
押さえつけてシールすることになるが、コーナ部f
はシール部材fがつっぱって拡がらずスキが発生し易く
なっていた。本発明の車内開放弁ではシール部材7に熱
可塑性エラストマーを用い、さらに横断面一様の窪み7
2のある形状を採用することによって、該窪み72がつ
くる閉止空間Oがシール部材7のクッション性をその枠
全周に亘って高めることとなり、シール部材全域に亘っ
て所望のシール機能を発揮させることができる。シール
部材7の硬さ調整や組付け調整が簡単にできる。また、
シール部材7の頂部に凸状の膨らみ73をもたせて車両
パネルに当接シールするよう設定するので、パネルへの
シール部材7の当接が面接触になり、シール機能を一段
と向上させることができる。加えて、開閉弁2,シール
部材7を含めて全ての材料をオレフィン樹脂で成形でき
るので、一体再生が可能で、リサイクル化を円滑に進め
ることができる。
【0029】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。開閉弁2,製品本体3,金型4,材料
5,連結体6,シール部材7等の形状,大きさ,それら
の材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
【0030】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の車内圧力開放弁
の一体成形方法は、所定のシール性能をシール材にもた
せ、開閉弁と製品本体とシール材の一体成形を可能にし
て大幅なコスト低減を実現し、さらに一体再生化もでき
るようにするなど優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本車内圧力開放弁及びその型内成形方法の一形
態で、それに用いる金型の概略説明図である。
【図2】本車内圧力開放弁の型内成形方法の概略製造工
程図である。
【図3】本車内圧力開放弁の型内成形方法の概略製造工
程図である。
【図4】(イ)がシール部材の概略斜視図で、(ロ)が
(イ)のI-I線矢視図である。
【図5】(イ)が本発明品のシール部材のシール状況を
示す断面図で、(ロ)が別仕様品の場合の断面図であ
る。
【図6】(イ)が製品本体の斜視図、(ロ)が(イ)の
II-II線矢視図である。
【図7】(ロ)が開閉弁の概略斜視図で、(イ)が
(ロ)のIII-III線矢視図である。
【図8】合体品の斜視図である。
【図9】(イ)が図8のIV-IV線矢視図、(ロ)が図8
のV-V線矢視図である。
【図10】車内圧力開放弁の斜視図である。
【図11】(イ)が図10のVI-VI線矢視図、(ロ)が
図10のVII-VII線矢視図である。
【図12】別態様の合体品の斜視図である。
【図13】(イ)が図12のVIII-VIII線矢視図、
(ロ)が図12のIX-IX線矢視図である。
【図14】別形態の金型の断面図である。
【図15】別形態の金型の断面図である。
【図16】車内圧力開放弁の開閉弁の開閉模様を示す説
明断面図である。
【図17】従来の車内圧力開放弁の開閉弁の説明断面図
である。
【図18】試作用の車内圧力開放弁の開閉弁の説明断面
図である。
【符号の説明】
1 車内圧力開放弁 2 開閉弁 2a 主要部 2b 鍔部 3 製品本体 3a 本体部 3b フランジ部 31 通気窓31 33 庇部33 4 金型 41 可動型 42 固定型 44 シール部材キャビティ 45 接合体キャビティ 46 開閉弁キャビティ 47 製品本体キャビティ 5 材料 6 連結体 7 シール部材 71 一側面 72 窪み 8 接合体 O 閉止空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 15/14 F16K 15/14 E F24F 7/00 F24F 7/00 E // B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 3H058 AA07 AA13 BB29 CA22 CB18 CC17 EE18 4F202 AG03 AH17 AM03 CA11 CB01 CB12 CB22 CC03 CC04 4F206 AG03 AH17 AM03 JA07 JB12 JB22 JC01 JC09 JL02 JM02 JM04 JM06 JN12 JQ81

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に庇部を設けて通気窓を形成した本
    体部の外周にフランジ部が延設された製品本体と、 板状の主要部が前記通気窓を塞ぐようにして、且つ該主
    要部の上縁から延設する鍔部が前記庇部の下面側に逆L
    字状に張り出してなる開閉弁と、 前記鍔部と前記庇部とを結合させる連結体と、 環状枠にしてその一側面に窪みが形成され、該窪みのあ
    る一側面が前記フランジ部に当接することにより該窪み
    を閉止空間にできるシール部材と、 該シール部材を前記フランジ部に閉止空間ができるよう
    当接させて両者の周りに設けられたキャビティへ材料を
    射出し一体成形される接合体と、を具備して、 前記開閉弁が可撓性を有して前記通気窓を開放可能とす
    ることを特徴とする車内圧力開放弁。
  2. 【請求項2】 一対の固定型と可動型内に、上部に庇部
    を設けて通気窓を形成した本体部の外周にフランジ部が
    延設された製品本体と、板状の主要部を有しその上縁か
    ら鍔部を逆L字状に張り出す開閉弁と、環状枠にしてそ
    の一側面に窪みが形成され、該一側面が前記フランジ部
    に当接することにより該窪みを閉止空間とするシール部
    材と、に係る夫々のキャビティが形成され、各キャビテ
    ィへ所定材料が充填される構造の金型を用いて、 まず、製品本体キャビティと開閉弁キャビティとシール
    部材キャビティの夫々に所定材料を射出注入してそれら
    の成形を終え、次の型開段階で、開閉弁が固定型に製品
    本体が可動型に残るようにし、開閉弁に製品本体が対向
    するように可動型をスライドさせた後、型閉じして製品
    本体と開閉弁を重ね合わせ、開閉弁で前記通気窓を塞ぐ
    ようにすると同時に前記鍔部を前記庇部の下面側に配置
    し、続いて、前記庇部の下面側に材料を注入し、前記鍔
    部と庇部とを結合させる連結体を成形し製品本体と開閉
    弁を合体させ、その後、型開段階で製品本体と開閉弁の
    合体品を固定型に残し、可動型に残した前記シール部材
    に該合体品が対向するように可動型をスライドさせ、し
    かる後、型閉じして前記フランジ部に閉止空間ができる
    よう前記シール部材の窪み側の一側面を前記フランジ部
    に当接させ、次いで、該シール材と該フランジ部の周り
    に設けられた接合体キャビティへ材料を注入して前記合
    体品にシール部材を一体化させる接合体を成形すること
    を特徴とする車内圧力開放弁の一体成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009023642A (ja) * 2007-06-06 2009-02-05 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh 自動車用の換気装置、換気装置を製造する鋳型及び方法
CN104648263A (zh) * 2015-03-20 2015-05-27 北京汽车研究总院有限公司 一种汽车驾驶室泄压阀总成及汽车

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