JP2002300548A - 電話機の画像表示システム及びその方法 - Google Patents
電話機の画像表示システム及びその方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 相手に接続されたときに相手との距離が直感
的に感じられる電話機の画像表示システムなどを提供す
ること。 【解決手段】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知し、検
知された相手方の距離に応じて異なる画像を表示する。
的に感じられる電話機の画像表示システムなどを提供す
ること。 【解決手段】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知し、検
知された相手方の距離に応じて異なる画像を表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話におけ
る距離に応じて画像のサイズを変える画像表示方法など
に関する。
る距離に応じて画像のサイズを変える画像表示方法など
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビ電話における画像表示は、
通話する両者間の位置や距離などは全く考慮されず、相
手方が画面に表示され会話を行ってきた。しかし、距離
や時間を意識しないコミュニケーション手段としてのテ
レビ電話にも、相手との物理的距離や相手の位置なども
情報として重要であると考えられる。
通話する両者間の位置や距離などは全く考慮されず、相
手方が画面に表示され会話を行ってきた。しかし、距離
や時間を意識しないコミュニケーション手段としてのテ
レビ電話にも、相手との物理的距離や相手の位置なども
情報として重要であると考えられる。
【０００３】そして、従来のテレビ電話では相手が常に
同じ大きさ表示され相手までの距離の遠近は直感的にわ
からなかった。
同じ大きさ表示され相手までの距離の遠近は直感的にわ
からなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点に鑑みてなされたもので、相手に接続さ
れたときに相手との距離が直感的に感じられる電話機の
画像表示システムなどを提供することを目的とする。
な従来の問題点に鑑みてなされたもので、相手に接続さ
れたときに相手との距離が直感的に感じられる電話機の
画像表示システムなどを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１によれば、画像を表示可能な電話
機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手方までの
距離を検知する手段と、この手段により検知された相手
方の距離に応じて異なる画像を表示する手段とを有する
ことを特徴とする電話機の画像表示システムを提供す
る。
に、本発明の請求項１によれば、画像を表示可能な電話
機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手方までの
距離を検知する手段と、この手段により検知された相手
方の距離に応じて異なる画像を表示する手段とを有する
ことを特徴とする電話機の画像表示システムを提供す
る。
【０００６】本発明の請求項２によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知する手段と、この手段により検知さ
れた相手方の距離に反比例した大きさに相手方の画像を
表示する手段とを有することを特徴とする電話機の画像
表示システムを提供する。
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知する手段と、この手段により検知さ
れた相手方の距離に反比例した大きさに相手方の画像を
表示する手段とを有することを特徴とする電話機の画像
表示システムを提供する。
【０００７】本発明の請求項３によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
手段と、この手段により検知された位置から相手方まで
の距離を計算する手段と、この手段により計算された相
手方との距離に反比例した大きさに相手方の画像を表示
する手段とを有することを特徴とする電話機の画像表示
システムを提供する。
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
手段と、この手段により検知された位置から相手方まで
の距離を計算する手段と、この手段により計算された相
手方との距離に反比例した大きさに相手方の画像を表示
する手段とを有することを特徴とする電話機の画像表示
システムを提供する。
【０００８】本発明の請求項４によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
手段と、この手段により検知された位置から相手方まで
の距離を相手方までの距離を計算する手段と、前記相手
方及び自己の位置が１画面に表示できる地図上に相手方
及び自己の位置を表示する手段とを有することを特徴と
する電話機の画像表示システムを提供する。
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
手段と、この手段により検知された位置から相手方まで
の距離を相手方までの距離を計算する手段と、前記相手
方及び自己の位置が１画面に表示できる地図上に相手方
及び自己の位置を表示する手段とを有することを特徴と
する電話機の画像表示システムを提供する。
【０００９】本発明の請求項５によれば、請求項１乃至
請求項４のいずれか１に記載の電話機の画像表示システ
ムにおいて、前記計算された相手方までの距離が長くな
る程、相手方からの音声を小さくなるように音声の大き
さを変える手段を更に有することを特徴とする。
請求項４のいずれか１に記載の電話機の画像表示システ
ムにおいて、前記計算された相手方までの距離が長くな
る程、相手方からの音声を小さくなるように音声の大き
さを変える手段を更に有することを特徴とする。
【００１０】本発明の請求項６によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知するステップと、このステップによ
り検知された相手方の距離に応じて異なる画像を表示す
るステップとを有することを特徴とする電話機の画像表
示方法を提供する。
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知するステップと、このステップによ
り検知された相手方の距離に応じて異なる画像を表示す
るステップとを有することを特徴とする電話機の画像表
示方法を提供する。
【００１１】本発明の請求項７によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知するステップと、このステップによ
り検知された相手方の距離に反比例した大きさに相手方
の画像を表示するステップとを有することを特徴とする
電話機の画像表示方法を提供する。
能な電話機に電話がかけられたとき、電話をかけた相手
方までの距離を検知するステップと、このステップによ
り検知された相手方の距離に反比例した大きさに相手方
の画像を表示するステップとを有することを特徴とする
電話機の画像表示方法を提供する。
【００１２】本発明の請求項８によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
ステップと、このステップにより検知された位置から相
手方までの距離を相手方までの距離を計算するステップ
と、このステップにより計算された相手方との距離に反
比例した大きさに相手方の画像を表示するステップとを
有することを特徴とする電話機の画像表示方法を提供す
る。
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
ステップと、このステップにより検知された位置から相
手方までの距離を相手方までの距離を計算するステップ
と、このステップにより計算された相手方との距離に反
比例した大きさに相手方の画像を表示するステップとを
有することを特徴とする電話機の画像表示方法を提供す
る。
【００１３】本発明の請求項９によれば、画像を表示可
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
ステップと、このステップにより検知された位置から相
手方までの距離を相手方までの距離を計算するステップ
と、前記相手方及び自己の位置が１画面に表示できる地
図上に相手方及び自己の位置を表示するステップとを有
することを特徴とする電話機の画像表示方法を提供す
る。
能な電話機に電話がかけられたとき、この電話機の位置
を検知すると共に電話をかけた相手方の位置を検知する
ステップと、このステップにより検知された位置から相
手方までの距離を相手方までの距離を計算するステップ
と、前記相手方及び自己の位置が１画面に表示できる地
図上に相手方及び自己の位置を表示するステップとを有
することを特徴とする電話機の画像表示方法を提供す
る。
【００１４】本発明の請求項１０によれば、請求項６乃
至請求項９のいずれか１に記載の電話機の画像表示方法
において、前記計算された相手方までの距離が長くなる
程、相手方からの音声を小さくなるように音声の大きさ
を変えるステップを更に有することを特徴とする。
至請求項９のいずれか１に記載の電話機の画像表示方法
において、前記計算された相手方までの距離が長くなる
程、相手方からの音声を小さくなるように音声の大きさ
を変えるステップを更に有することを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【００１６】図１に、本発明の一実施形態における各構
成要素の全体構成を示す。図１の（ａ）移動端末から固
定電話機は、移動端末としてのテレビ電話から固定式の
テレビ電話機１１にかける場合を示し、（ｂ）移動端末
から移動端末は、移動端末テレビ電話機から同様の移動
端末テレビ電話機１２に電話する場合を示す。 （ａ）移動端末から固定電話機の場合 呼び出しを行う移動端末は、基地局に対して自分の位置
情報を相手方に通知しても良い旨の位置情報通知受諾の
情報を含めて相手方の呼び出しを行う。基地局では、当
該移動端末の位置情報通知受諾を受けてその位置情報を
付加した呼び出し要求を、携帯電話回線網を介してセン
ター局に転送する。
成要素の全体構成を示す。図１の（ａ）移動端末から固
定電話機は、移動端末としてのテレビ電話から固定式の
テレビ電話機１１にかける場合を示し、（ｂ）移動端末
から移動端末は、移動端末テレビ電話機から同様の移動
端末テレビ電話機１２に電話する場合を示す。 （ａ）移動端末から固定電話機の場合 呼び出しを行う移動端末は、基地局に対して自分の位置
情報を相手方に通知しても良い旨の位置情報通知受諾の
情報を含めて相手方の呼び出しを行う。基地局では、当
該移動端末の位置情報通知受諾を受けてその位置情報を
付加した呼び出し要求を、携帯電話回線網を介してセン
ター局に転送する。
【００１７】センター局では一般電話回線網を介して相
手方の固定電話機１１を呼び出す。このとき呼び出しを
行った移動端末の位置情報も同時に通知する。固定電話
機１１では、保有する自分自身の位置情報と呼び出した
移動端末の位置情報から両者の距離を計算し、それに応
じた画像サイズで呼び出し側の画像を表示する。 （ｂ）移動端末から移動端末の場合（固定電話機から移
動端末の場合も含む） 呼び出しを行う移動端末は、基地局に対して自分の位置
情報を相手方に通知しても良い旨の位置情報通知受諾の
情報を含めて相手方の呼び出しを行う。基地局では、当
該移動端末の位置情報通知受諾を受けてその位置情報を
付加した呼び出し要求を、携帯電話回線網を介してセン
ター局に転送する。
手方の固定電話機１１を呼び出す。このとき呼び出しを
行った移動端末の位置情報も同時に通知する。固定電話
機１１では、保有する自分自身の位置情報と呼び出した
移動端末の位置情報から両者の距離を計算し、それに応
じた画像サイズで呼び出し側の画像を表示する。 （ｂ）移動端末から移動端末の場合（固定電話機から移
動端末の場合も含む） 呼び出しを行う移動端末は、基地局に対して自分の位置
情報を相手方に通知しても良い旨の位置情報通知受諾の
情報を含めて相手方の呼び出しを行う。基地局では、当
該移動端末の位置情報通知受諾を受けてその位置情報を
付加した呼び出し要求を、携帯電話回線網を介してセン
ター局に転送する。
【００１８】センター局では携帯電話回線網を介し、該
当する移動端末を管轄する基地局を通して相手方の移動
端末を呼び出す。このとき呼び出しを行った移動端末の
位置情報も同時に通知する。移動端末１２は、基地局に
対して自分の位置情報を要求してそれを取得し、自分自
身の位置情報と呼び出した移動端末の位置情報から両者
の距離を計算し、それに応じた画像サイズで呼び出し側
の画像を表示する。
当する移動端末を管轄する基地局を通して相手方の移動
端末を呼び出す。このとき呼び出しを行った移動端末の
位置情報も同時に通知する。移動端末１２は、基地局に
対して自分の位置情報を要求してそれを取得し、自分自
身の位置情報と呼び出した移動端末の位置情報から両者
の距離を計算し、それに応じた画像サイズで呼び出し側
の画像を表示する。
【００１９】このようにして呼び出しを受けた側は、相
手方との距離に応じた画像サイズで相手の伝送画像を見
ることができる。
手方との距離に応じた画像サイズで相手の伝送画像を見
ることができる。
【００２０】次に、図２と図３で具体的な例として東京
−横浜と、東京−大阪の間での通話の場合を示す。図２
の東京−横浜間の通話では、両者の距離が近いので東京
での通話画面表示例２１と横浜での通話画面表示例２２
のように相手方の画像は大きく表示される。一方、図３
の東京−大阪間の通話では、両者の距離が遠いので東京
での通話画面表示例３１と大阪での通話画面表示例３２
のように相手方の画像は小さく表示される。
−横浜と、東京−大阪の間での通話の場合を示す。図２
の東京−横浜間の通話では、両者の距離が近いので東京
での通話画面表示例２１と横浜での通話画面表示例２２
のように相手方の画像は大きく表示される。一方、図３
の東京−大阪間の通話では、両者の距離が遠いので東京
での通話画面表示例３１と大阪での通話画面表示例３２
のように相手方の画像は小さく表示される。
【００２１】上記、表示画像サイズの設定は通話開始時
に行われ維持されるが、通話中の利用者の指示により画
像の拡大も可能である。この拡大はズームボタンなどの
押下によって行う。
に行われ維持されるが、通話中の利用者の指示により画
像の拡大も可能である。この拡大はズームボタンなどの
押下によって行う。
【００２２】次に、本発明の一実施形態における受け手
のテレビ電話機の処理手順を図４に示したフローチャー
トと、図５に示した構成例を用いて詳細に説明する。
のテレビ電話機の処理手順を図４に示したフローチャー
トと、図５に示した構成例を用いて詳細に説明する。
【００２３】テレビ電話機は相手からかかってきたとき
にステップＳ４０１で両者の接続を行う。このテレビ電
話機は、図５に示す処理部の構成を持っている。即ち、
電話回線への接続を行い画像や音声データの送受信を行
う通信部５１と、相手方との距離計算や画像サイズの決
定などを行い各処理部を制御する制御部５２と、利用者
の指示を受ける操作部５３と、相手方の画像を表示する
表示部５４である。
にステップＳ４０１で両者の接続を行う。このテレビ電
話機は、図５に示す処理部の構成を持っている。即ち、
電話回線への接続を行い画像や音声データの送受信を行
う通信部５１と、相手方との距離計算や画像サイズの決
定などを行い各処理部を制御する制御部５２と、利用者
の指示を受ける操作部５３と、相手方の画像を表示する
表示部５４である。
【００２４】ステップＳ４０１では、通信部５１によっ
て相手方との接続を確立する。ステップＳ４０２で、固
定電話機の場合は保有する自分の位置情報を、移動端末
の場合は最寄りの基地局による位置検知機能を利用する
ことにより電話機の位置情報を、通信部５１を使って取
得する。
て相手方との接続を確立する。ステップＳ４０２で、固
定電話機の場合は保有する自分の位置情報を、移動端末
の場合は最寄りの基地局による位置検知機能を利用する
ことにより電話機の位置情報を、通信部５１を使って取
得する。
【００２５】ステップＳ４０３では、送信されてきた相
手方の位置情報と自分の位置情報の座標情報即ち、経度
・緯度の情報をもとに、制御部５２によって両者間の距
離を計算する。この距離計算は単に、２点間の直線距離
の計算として行われる。ステップＳ４０４では、ステッ
プＳ４０３で計算された距離に対応した相手方画像サイ
ズを決定する。
手方の位置情報と自分の位置情報の座標情報即ち、経度
・緯度の情報をもとに、制御部５２によって両者間の距
離を計算する。この距離計算は単に、２点間の直線距離
の計算として行われる。ステップＳ４０４では、ステッ
プＳ４０３で計算された距離に対応した相手方画像サイ
ズを決定する。
【００２６】ステップＳ４０５では、ステップＳ４０４
で決定された画像サイズで相手方の送信画像を、表示部
５４を使って表示し、会話が可能な状態にする。ステッ
プＳ４０６は、利用者がズームボタン押下などで画像サ
イズの拡大を指示したか操作部５３で調べ、拡大の指示
があればサイズを１ランク上げてステップＳ４０５に進
んで再表示させる。当該処理はステップＳ４０７の会話
中でも割り込んで行うことができる。ステップＳ４０７
では、相手方との会話を行う。
で決定された画像サイズで相手方の送信画像を、表示部
５４を使って表示し、会話が可能な状態にする。ステッ
プＳ４０６は、利用者がズームボタン押下などで画像サ
イズの拡大を指示したか操作部５３で調べ、拡大の指示
があればサイズを１ランク上げてステップＳ４０５に進
んで再表示させる。当該処理はステップＳ４０７の会話
中でも割り込んで行うことができる。ステップＳ４０７
では、相手方との会話を行う。
【００２７】以上述べた処理によって、可能となる通話
距離に応じた相手画像の大きさの変更により、利用者は
相手との距離を直感的に理解できる効果がある。
距離に応じた相手画像の大きさの変更により、利用者は
相手との距離を直感的に理解できる効果がある。
【００２８】前述の実施形態では、図１の（ａ）、
（ｂ）のケースの何れもが呼び出し側の位置情報は、一
方向的に呼び出される側に送信されて、受信側でのみ画
像サイズの変更が行われることになる。これに対して図
６に示すように、呼び出し側と呼び出される側が、同じ
ような距離による画像サイズ変更機能を有する場合は、
回線接続直後に位置情報と画像サイズ情報の交換を行う
方法であっても良い。
（ｂ）のケースの何れもが呼び出し側の位置情報は、一
方向的に呼び出される側に送信されて、受信側でのみ画
像サイズの変更が行われることになる。これに対して図
６に示すように、呼び出し側と呼び出される側が、同じ
ような距離による画像サイズ変更機能を有する場合は、
回線接続直後に位置情報と画像サイズ情報の交換を行う
方法であっても良い。
【００２９】即ち、上記のステップＳ４０１からステッ
プＳ４０４までの処理は、以下のようになる。回線接続
直後、呼び出した側は自分の位置を検知しその情報を相
手に送信する。呼び出された側では、呼び出した側の位
置情報を受信後、自分の位置検知を基地局依頼すること
により行って、その情報を呼び出した側に送信する。呼
び出した側は、この情報を受信して相手との距離とそれ
に対応する画像サイズを計算し、そのサイズ情報を呼び
出された側に送信する。このサイズ情報を受信した呼び
出された側も、同様の計算と送信を行って、それら画像
サイズに対応した情報量で画像データの伝送を開始す
る。つまり、相手の画像サイズを知り、それに合わせた
画像データの情報量でデータ送出を行うことになる。こ
れにより両者の距離が遠い場合は、サイズを画素の間引
きなどの方法によって小さくして、データ伝送量を少な
くすることが可能となる。
プＳ４０４までの処理は、以下のようになる。回線接続
直後、呼び出した側は自分の位置を検知しその情報を相
手に送信する。呼び出された側では、呼び出した側の位
置情報を受信後、自分の位置検知を基地局依頼すること
により行って、その情報を呼び出した側に送信する。呼
び出した側は、この情報を受信して相手との距離とそれ
に対応する画像サイズを計算し、そのサイズ情報を呼び
出された側に送信する。このサイズ情報を受信した呼び
出された側も、同様の計算と送信を行って、それら画像
サイズに対応した情報量で画像データの伝送を開始す
る。つまり、相手の画像サイズを知り、それに合わせた
画像データの情報量でデータ送出を行うことになる。こ
れにより両者の距離が遠い場合は、サイズを画素の間引
きなどの方法によって小さくして、データ伝送量を少な
くすることが可能となる。
【００３０】同様に、画像サイズの変更が利用者によっ
て通話中に行われた場合も、相手方に対して画像サイズ
が変更された旨の通知を行い、データ伝送量の変更を行
ってもらうことができる。
て通話中に行われた場合も、相手方に対して画像サイズ
が変更された旨の通知を行い、データ伝送量の変更を行
ってもらうことができる。
【００３１】この実施形態の方法では、呼び出し側と呼
び出される側双方の画像サイズ変更によって両者の距離
感を利用者に与えることができることに加え、画像デー
タの伝送量を少なく抑えることもできる。また、利用者
による画像サイズの変更を任意に行え、それを瞬時にデ
ータ伝送量の変更に反映できるという大きな利点があ
る。
び出される側双方の画像サイズ変更によって両者の距離
感を利用者に与えることができることに加え、画像デー
タの伝送量を少なく抑えることもできる。また、利用者
による画像サイズの変更を任意に行え、それを瞬時にデ
ータ伝送量の変更に反映できるという大きな利点があ
る。
【００３２】ところで、前記実施形態におけるの距離に
応じた画像サイズの縮小化と同様に、音声を両者の距離
に応じ変更させる方法であっても良い。つまり、音声を
両者の距離が近い場合は大きく、遠い場合は小さくす
る。これによっても両者の距離感を利用者に与えること
ができる。ただし、この方法によっての伝送データの圧
縮は望めない。
応じた画像サイズの縮小化と同様に、音声を両者の距離
に応じ変更させる方法であっても良い。つまり、音声を
両者の距離が近い場合は大きく、遠い場合は小さくす
る。これによっても両者の距離感を利用者に与えること
ができる。ただし、この方法によっての伝送データの圧
縮は望めない。
【００３３】次に、本発明における位置検知機能を利用
した他の実施形態を以下に示す。即ち、図７に示した例
のように通話する両者の画像を、両者の位置を網羅した
地図上に重ねて表示することもできる。図７の東京−大
阪間の通話例では、東京と大阪の通話画面表示例７１の
ように両者のテレビ電話機の画面に地図を表示し、それ
に重ねて通話する両者の画像を通話している場所を示し
て、東京の通話画面７２と大阪の通話画面７３のように
表示する。
した他の実施形態を以下に示す。即ち、図７に示した例
のように通話する両者の画像を、両者の位置を網羅した
地図上に重ねて表示することもできる。図７の東京−大
阪間の通話例では、東京と大阪の通話画面表示例７１の
ように両者のテレビ電話機の画面に地図を表示し、それ
に重ねて通話する両者の画像を通話している場所を示し
て、東京の通話画面７２と大阪の通話画面７３のように
表示する。
【００３４】本発明における上記実施形態の処理手順
を、図８に示したフローチャートと、図９に示した構成
例を用いて詳細に説明する。
を、図８に示したフローチャートと、図９に示した構成
例を用いて詳細に説明する。
【００３５】テレビ電話機は、こちらから相手にかける
とき、または相手からかかってきたときにステップＳ８
０１で両者の接続を確立する。
とき、または相手からかかってきたときにステップＳ８
０１で両者の接続を確立する。
【００３６】このテレビ電話機は、図９に示す処理部の
構成を持っている。即ち、電話回線への接続を行い画像
や音声データの送受信を行う通信部９１と、相手方との
距離計算や画像サイズの決定などを行い各処理部を制御
する制御部９２と、地図情報を記録する地図情報記憶部
９３と、利用者の指示を受ける操作部９４と、相手方の
画像を表示する表示部９５である。
構成を持っている。即ち、電話回線への接続を行い画像
や音声データの送受信を行う通信部９１と、相手方との
距離計算や画像サイズの決定などを行い各処理部を制御
する制御部９２と、地図情報を記録する地図情報記憶部
９３と、利用者の指示を受ける操作部９４と、相手方の
画像を表示する表示部９５である。
【００３７】ステップＳ８０１では、通信部９１によっ
て相手方との接続を確立する。
て相手方との接続を確立する。
【００３８】ステップＳ８０２では、自分の位置を基地
局などによる位置検知機能を利用することにより電話機
の位置情報を、通信部９１を使って取得する。ステップ
Ｓ８０３で、相手方との位置情報の交換を、通信部９１
を使って行う。これは、電話をかけた側から送信が行わ
れ、次にかけられた側が送信するというような規則で位
置情報の送受信が実施される。
局などによる位置検知機能を利用することにより電話機
の位置情報を、通信部９１を使って取得する。ステップ
Ｓ８０３で、相手方との位置情報の交換を、通信部９１
を使って行う。これは、電話をかけた側から送信が行わ
れ、次にかけられた側が送信するというような規則で位
置情報の送受信が実施される。
【００３９】ステップＳ８０４で、相手方と自分の両方
を網羅する地図を地図情報記憶部９３から選び、表示部
９５で表示する。ステップＳ８０５では、相手方と自分
の画像をその位置とともに表示部９５で表示する。ステ
ップＳ８０６で、相手と会話する。
を網羅する地図を地図情報記憶部９３から選び、表示部
９５で表示する。ステップＳ８０５では、相手方と自分
の画像をその位置とともに表示部９５で表示する。ステ
ップＳ８０６で、相手と会話する。
【００４０】本発明のこの実施態様によれば、通話する
相手と自分の位置が地図に表示されるため、両者の位置
関係を容易に理解することができる効果がある。
相手と自分の位置が地図に表示されるため、両者の位置
関係を容易に理解することができる効果がある。
【００４１】上記実施形態では、テレビ電話について述
べたが、画像を表示できる電話機であれば何であっても
よい。また移動端末でも画像が表示でき、電話として会
話を行うことができれば本発明の電話機に含まれる。
べたが、画像を表示できる電話機であれば何であっても
よい。また移動端末でも画像が表示でき、電話として会
話を行うことができれば本発明の電話機に含まれる。
【００４２】また、更に相手方との距離に応じて相手方
からの音声を、その間が長距離であれば音声が小さくな
るようにすれば、なお一層相手との距離が直感的にわか
るようになる効果がある。
からの音声を、その間が長距離であれば音声が小さくな
るようにすれば、なお一層相手との距離が直感的にわか
るようになる効果がある。
【００４３】本発明の実施形態によれば、位置検知機能
を有し、同様の機能を持つ相手方のテレビ電話機との通
話時に両者の位置からその距離を計算してそれに応じた
サイズの画像を表示できる電話機のシステムなどを提供
することができる。
を有し、同様の機能を持つ相手方のテレビ電話機との通
話時に両者の位置からその距離を計算してそれに応じた
サイズの画像を表示できる電話機のシステムなどを提供
することができる。
【００４４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、相手
に接続されたときに相手との距離が直感的に感じられる
電話機の画像表示システムなどが得られる。
に接続されたときに相手との距離が直感的に感じられる
電話機の画像表示システムなどが得られる。
【図１】本発明一実施形態の全体構成を説明するための
図。
図。
【図２】本発明一実施形態において相手方が近い場合の
表示画像を説明するための図。
表示画像を説明するための図。
【図３】本発明一実施形態において相手方が遠い場合の
表示画像を説明するための図。
表示画像を説明するための図。
【図４】本発明における一実施形態の動作手順を説明す
るための図。
るための図。
【図５】本発明における一実施形態の構成例を示す図。
【図６】本発明の他の実施形態における処理手順を説明
するための図。
するための図。
【図７】本発明の他の実施形態における相手方の表示画
像を説明するための図。
像を説明するための図。
【図８】本発明の他の実施形態において処理手順を説明
するための図。
するための図。
【図９】本発明の他の実施形態における構成例を示す
図。
図。
１１・・・固定テレビ電話機、１２・・・移動端末、５
１，９１・・・通信部、５２，９２・・・制御部、５
３，９４・・・操作部、５４，９５・・・表示部、９２
・・・制御部、９３・・・地図情報記憶部。
１，９１・・・通信部、５２，９２・・・制御部、５
３，９４・・・操作部、５４，９５・・・表示部、９２
・・・制御部、９３・・・地図情報記憶部。
Claims (10)
- 【請求項１】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知する手
段と、 この手段により検知された相手方の距離に応じて異なる
画像を表示する手段とを有することを特徴とする電話機
の画像表示システム。 - 【請求項２】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知する手
段と、 この手段により検知された相手方の距離に反比例した大
きさに相手方の画像を表示する手段とを有することを特
徴とする電話機の画像表示システム。 - 【請求項３】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、この電話機の位置を検知すると共に電話をか
けた相手方の位置を検知する手段と、 この手段により検知された位置から相手方までの距離を
計算する手段と、 この手段により計算された相手方との距離に反比例した
大きさに相手方の画像を表示する手段とを有することを
特徴とする電話機の画像表示システム。 - 【請求項４】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、この電話機の位置を検知すると共に電話をか
けた相手方の位置を検知する手段と、 この手段により検知された位置から相手方までの距離を
相手方までの距離を計算する手段と、 前記相手方及び自己の位置が１画面に表示できる地図上
に相手方及び自己の位置を表示する手段とを有すること
を特徴とする電話機の画像表示システム。 - 【請求項５】 前記計算された相手方までの距離が長く
なる程、相手方からの音声を小さくなるように音声の大
きさを変える手段を更に有することを特徴とする請求項
１乃至請求項４のいずれか１に記載の電話機の画像表示
システム。 - 【請求項６】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知するス
テップと、 このステップにより検知された相手方の距離に応じて異
なる画像を表示するステップとを有することを特徴とす
る電話機の画像表示方法。 - 【請求項７】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、電話をかけた相手方までの距離を検知するス
テップと、 このステップにより検知された相手方の距離に反比例し
た大きさに相手方の画像を表示するステップとを有する
ことを特徴とする電話機の画像表示方法。 - 【請求項８】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、この電話機の位置を検知すると共に電話をか
けた相手方の位置を検知するステップと、 このステップにより検知された位置から相手方までの距
離を相手方までの距離を計算するステップと、 このステップにより計算された相手方との距離に反比例
した大きさに相手方の画像を表示するステップとを有す
ることを特徴とする電話機の画像表示方法。 - 【請求項９】 画像を表示可能な電話機に電話がかけら
れたとき、この電話機の位置を検知すると共に電話をか
けた相手方の位置を検知するステップと、 このステップにより検知された位置から相手方までの距
離を相手方までの距離を計算するステップと、 前記相手方及び自己の位置が１画面に表示できる地図上
に相手方及び自己の位置を表示するステップとを有する
ことを特徴とする電話機の画像表示方法。 - 【請求項１０】 前記計算された相手方までの距離が長
くなる程、相手方からの音声を小さくなるように音声の
大きさを変えるステップを更に有することを特徴とする
請求項６乃至請求項９のいずれか１に記載の電話機の画
像表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001097451A JP2002300548A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 電話機の画像表示システム及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001097451A JP2002300548A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 電話機の画像表示システム及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002300548A true JP2002300548A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18951234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001097451A Pending JP2002300548A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 電話機の画像表示システム及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002300548A (ja) |
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- 2001-03-29 JP JP2001097451A patent/JP2002300548A/ja active Pending
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