JP2002300226A - 通信プログラム作成装置、通信プログラムの作成プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

通信プログラム作成装置、通信プログラムの作成プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002300226A JP2001101570A JP2001101570A JP2002300226A JP 2002300226 A JP2002300226 A JP 2002300226A JP 2001101570 A JP2001101570 A JP 2001101570A JP 2001101570 A JP2001101570 A JP 2001101570A JP 2002300226 A JP2002300226 A JP 2002300226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロトコルを解析して、該通信プロトコ
ルに対応した通信プログラムを作成する。 【解決手段】 通信プログラム作成装置3は、モニタ部
11でプログラマブル表示器1とPLC2との間の通信
を取得して、解析部12でPLC2のプロトコルを自動
解析し、記憶部13でプロトコルフォーマットを記憶
し、プログラム作成部14で通信インタフェースである
通信プログラムP1を作成する。これにより、通信プロ
グラム作成装置3は、通信プログラムP1から記憶部1
3に記憶されたプロトコルフォーマットを利用して、プ
ログラマブル表示器1がPLC2と通信しているよう
に、PLC2と通信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信プロトコルに
適応した通信プログラムを作成する通信プログラム作成
装置、通信プログラムの作成プログラム、およびこれを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベルトコンベアー式の自動組
付機などの制御システムでは、プログラマブル・ロジッ
ク・コントローラ(以下、PLCと略称する)が、種々
のターゲットシステムを制御する制御装置として広く使
用されている。また、近年、ターゲットシステムの複雑
化にともなって、複数台のPLCを互いに連携させて使
用することも行われている。そして、PLCからのデー
タの表示やPLCへの制御指示を行うために、当該PL
Cの近傍などに配したプログラマブル表示器が利用され
ている。
【0003】ここで、上記PLCは、各社より商品化さ
れているが、それらの制御シーケンス用のソフトウェア
は各社によってそれぞれ独自に開発されている。そのた
め、通常、プログラマブル表示器の通信プログラムは、
PLCのメーカー、あるいはPLCのメーカーとタイア
ップしたプログラマブル表示器のメーカーによって、個
別に開発されて提供されている。
【0004】しかし、メーカーにより通信プログラムが
提供されないプログラマブル表示器の利用をユーザーが
望む場合には、通信プログラムをユーザ側で開発する必
要がある。また近時、PLCはますます多種多様化して
おり、PLCのメーカーとプログラマブル表示器のメー
カーとがタイアップして、通信プログラムを開発するこ
とが困難になってきている。
【0005】従来、上記のような通信プログラムが用意
されておらず、プロトコルが非公開であるPLCのため
の通信プログラムを開発する際には、プロトコルアナラ
イザが利用されている。
【0006】図6に示すように、プロトコルアナライザ
100は、RS−232Cによりシリアル通信を行って
いるプログラマブル表示器1とPLC2との間に接続さ
れている。プロトコルアナライザ100は、プログラマ
ブル表示器1とPLC2との間の通信をモニタしてプロ
トコルを解析し、結果を画面に表示する。ユーザーは、
プロトコルアナライザ100の解析結果を参照しなが
ら、プログラマブル表示器1のための通信プログラムを
開発することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、プロトコルアナライザを利用してプロトコ
ルを解析することは、熟練者にとっても容易ではなかっ
た。
【0008】さらに、通信プログラムの開発は、解析結
果であるプロトコルフォーマットに従い、プロトコルの
ヘッダー、データフォーマットの順序、文字列の長さ、
終了コードなどを特定することにより行う。そして、実
際のプログラミング作業では、プログラム開発ツールを
使用して、プログラムの作成、テスト、修正の作業工程
を繰り返す必要がある。
【0009】以上のように、通信プログラムが用意され
ておらず、特にプロトコルの仕様の詳細が非公開である
PLCと通信するための通信プログラムを開発すること
は、PLCのユーザーでは、採算が合わず現実的ではな
かった。そのため、ユーザーでも簡単にセッティングで
きるように、プログラミングを行うことなく、通信を自
動的に可能とする技術が強く求められている。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、通信プロトコルを解析し
て、該通信プロトコルに対応した通信プログラムを作成
できる通信プログラム作成装置を提供することにある。
また、本発明の目的には、上記通信プログラム作成装置
を実現する通信プログラムの作成プログラム、およびこ
れを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提
供することも含まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の通信プログラム
作成装置は、上記の課題を解決するために、第1の装置
と第2の装置との間の通信を取得する通信取得手段と、
上記通信のプロトコルフォーマットを解析するプロトコ
ル解析手段と、上記プロトコル解析手段の解析結果に基
づいて、第3の装置が上記第1の装置の代わりに上記第
2の装置と通信を行うための、第3の装置用の通信プロ
グラムを作成するプログラム作成手段と、を備えること
を特徴としている。
【0012】上記の構成により、上記通信プログラム作
成装置は、通信取得手段で第1の装置と第2の装置との
間の通信を取得して、プロトコル解析手段でプロトコル
を解析し、プログラム作成手段で第3の装置用の通信プ
ログラムを作成する。
【0013】これにより、例えば、通信プログラムが用
意されておらず、特にプロトコルの仕様の詳細が非公開
である第2の装置と通信するための通信プログラムを開
発することができる。よって、第1の装置が第2の装置
と通信しているように、第3の装置による第2の装置と
の通信が可能となる。なお、第3の装置は、通信プログ
ラム作成装置自体であってもよいし、それ以外の装置で
あってもよい。
【0014】したがって、通信プログラムが用意されて
いない装置であっても、通信プログラムをプログラミン
グすることなく自動的に通信可能となるため、簡単にセ
ッティングして使用することができる。
【0015】本発明の通信プログラムの作成プログラム
は、上記の課題を解決するために、コンピュータを上記
の各手段として機能させるコンピュータ・プログラムで
ある。
【0016】上記の構成により、コンピュータで上記通
信プログラム作成装置の各手段を実現することによっ
て、上記通信プログラム作成装置を実現することができ
る。したがって、上記した通信プログラム作成装置の効
果である、通信プログラムが用意されていない装置であ
っても、通信プログラムをプログラミングすることなく
自動的に通信可能にセッティングできる。
【0017】本発明の通信プログラムの作成プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上
記の課題を解決するために、上記の各手段をコンピュー
タに実現させて、上記通信プログラム作成装置を動作さ
せる通信プログラムの作成プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0018】上記の構成により、上記記録媒体から読み
出された通信プログラムの作成プログラムによって、上
記通信プログラム作成装置をコンピュータ上に実現する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1から図5に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0020】図1に示すように、本実施の形態に係る通
信プログラム作成装置(第3の装置)3は、プログラマ
ブル表示器(第1の装置)1とPLC(第2の装置)2
との間に接続されている。上記プログラマブル表示器1
は、シリアル通信のメイン側であり、上記PLC2とプ
ロトコルの手順に従って双方向のデータ通信を行ってい
る。
【0021】上記通信プログラム作成装置3は、モニタ
部(通信取得手段)11、解析部(プロトコル解析手
段)12、記憶部13、プログラム作成部(プログラム
作成手段)14を備えて構成されている。
【0022】なお、上記通信プログラム作成装置3は、
上記のモニタ部11、解析部12、記憶部13、プログ
ラム作成部14の機能を実現するプログラム(通信プロ
グラムの作成プログラム)の命令を実行するCPU(ce
ntral processing unit )、ブートロジックを格納した
ROM(read only memory)、上記プログラムを展開す
るRAM(random access memory)、上記プログラムお
よび各種データを格納するハードディスク等の記憶装置
(記録媒体)、キーボードやマウス等の入力機器、モニ
タ、スピーカー、プリンタ等の出力機器、他の機器と通
信する通信機器などを備えている。
【0023】上記モニタ部11は、互いにシリアル通信
を行うプログラマブル表示器1とPLC2との通信を取
得する。モニタ部11は、プログラマブル表示器1とP
LC2との間の通信速度を検出して、自身の通信速度を
調整する機能を有する(通信速度調整部(図示せ
ず))。これにより、モニタ部11は、プログラマブル
表示器1およびPLC2からデータを正確に受信して、
解析部12に入力できる。
【0024】上記解析部12は、モニタ部11が取得し
た通信のプロトコルフォーマットを解析して、上記記憶
部13にプロトコルの手順どおりに記憶する。なお、図
2に示すように、プログラマブル表示器1およびPLC
2は、プログラマブル表示器1をメインユニットとし
て、主体のデータにヘッダ、データ、終了コード等を付
与したフォーマットに従って、シリアル通信によりデー
タ通信を行っている。
【0025】上記記憶部13では、解析部12で解析さ
れたプロトコルフォーマットが、プログラマブル表示器
1から送信されたフォーマット(図2のF1,F3)
と、PLC2から送信されたフォーマット(図2のF
2)とに分別されて、第1記憶部13aと第2記憶部1
3bとにそれぞれ記憶される。なお、本実施の形態で
は、記憶部13はSRAM(static random access mem
ory )である。
【0026】上記プログラム作成部14は、記憶部13
(あるいは、上記不揮発性メモリ)に分別記憶されたプ
ロトコルフォーマットを利用して、プログラマブル表示
器1と同様に、通信プログラム作成装置3からPLC2
に対してアクセスすることができる通信プログラムP1
を作成する。
【0027】これにより、通信プログラム作成装置3
は、通信プログラムP1から記憶部13に記憶されたプ
ロトコルフォーマットを利用して、PLC2とシリアル
通信することが可能となる。
【0028】ここで、図3を用いて、上記解析部12に
よるプロトコル解析処理の手順の一例について説明す
る。
【0029】まず、プログラマブル表示器1がプロトコ
ルを送信する(S11)。PLC2は、受信したプロト
コルのフォーマットが正しければ、“ACK”を返送す
る(S12)。
【0030】解析部12は、PLC2からの“ACK”
の送信を確認すると(S12でYES)、“ACK”が
確認された通信のやりとりについて、プログラマブル表
示器1およびPLC2から取得されたプロトコルフォー
マットを解析する(S13)。そして、解析で得られた
フォーマットを使ってテスト通信を行う。テスト通信の
結果、フォーマットが正しいければ、プログラマブル表
示器1から送信されたフォーマットと、PLC2から送
信されたフォーマットとを分別して、それぞれ第1記憶
部13a、第2記憶部13bに記憶する(S15,S1
6)。
【0031】最後に、上記通信プログラム作成装置3
は、プロトコルの解析およびフォーマットの記憶が完了
後、第1記憶部13aおよび第2記憶部13bに記憶さ
れたプロトコルフォーマットを、不揮発性メモリ(図1
に図示せず)に格納する。
【0032】つづいて、図4を用いて、上記通信プログ
ラム作成装置3におけるPLC2との通信処理の手順の
一例について説明する。
【0033】まず、通信プログラム作成装置3の動作モ
ードが、PLC2との通信モードに切り替わると(S2
1)、プログラム作成部14が上記不揮発性メモリに格
納されている通信プロトコルフォーマットをPLC2と
の通信に使用できる形式に展開する(S22)。そし
て、通信プログラム作成装置3は、展開したフォーマッ
トを利用してPLC2と通信を行う(S23)。
【0034】また、図5に示すように、上記プログラム
作成部14は、記憶部13に記憶したプロトコルフォー
マットを逆アセンブリにより変換したソースコード、あ
るいは、ソースコードに基づき作成した他の制御装置
(第3の装置)4の通信プログラムP2を、制御装置4
に転送することができる。これにより、制御装置4は、
転送された通信プログラムP2あるいはソースコードを
利用して、プログラマブル表示器1がPLC2と通信す
るように、PLC2とシリアル通信することが可能とな
る。
【0035】以上のように、上記通信プログラム作成装
置3は、モニタ部11で通信を取得して、解析部12で
PLC2のプロトコルを自動解析し、記憶部13でプロ
トコルフォーマットを記憶し、プログラム作成部14で
PLC2と通信するための通信プログラム作成装置3の
通信インタフェースのプログラムを作成する。これによ
り、通信プログラム作成装置3は、通信プログラムP1
から記憶部13に記憶されたプロトコルフォーマットを
利用して、プログラマブル表示器1がPLC2と通信す
るように、PLC2と通信できる。
【0036】また、上記通信プログラム作成装置3は、
プログラム作成部14でプロトコルフォーマットを逆ア
センブリにより変換したソースコードを、シリアル通信
の機能を持つパソコンやパネルコンピュータ等の機器に
提供できる。これにより、これらの機器からのPLC2
の利用が可能になる。
【0037】よって、上記通信プログラム作成装置3に
よれば、プロトコルの手順を自動的に取得できる。した
がって、新しいプロトコルを用いるPLC2、例えば、
プロトコルが非公開であり、通信プログラムが用意され
ていないPLC2のための通信プログラムの開発作業を
大幅に短縮できる。それゆえ、新しいプロトコルを用い
るPLC2を利用するための機器(制御装置4)の開発
が容易となる。
【0038】ここで、上述のように通信プログラム作成
装置3は、プログラマブル表示器1から送信されたフォ
ーマットとPLC2から送信されたフォーマットとを分
別して、それぞれ第1記憶部13a、第2記憶部13b
に記憶する。そして、第1記憶部13aに記憶されたフ
ォーマットを利用すれば、プログラマブル表示器1の代
わりにPLC2と通信することが可能となる。一方、第
2記憶部13bに記憶されたフォーマットを利用すれ
ば、PLC2の代わりにプログラマブル表示器1と通信
することが可能となる。このように、通信プログラム作
成装置3は、運用したい他の機器にプロトコルフォーマ
ットを転送する際、当該機器に要求される機能に応じ
て、送信側プロトコルおよび受信側プロトコルの何れか
を選択して転送できる。
【0039】なお、上記の各実施の形態は本発明の範囲
を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更
が可能であり、例えば、以下のように構成することがで
きる。
【0040】上記通信プログラム作成装置3が解析する
プロトコルは、プログラマブル表示器1とPLC2との
間のシリアル通信に限定されない。すなわち、上記通信
プログラム作成装置3が対象とするプロトコルは、通信
を行っている装置間でモニタし、プロトコルフォーマッ
トを解析できるものであればよい。また、既に開発済み
の通信プログラムが存在するか否か、プロトコルが非公
開であるか否かも問わない。
【0041】また、本実施の形態で上述したように、作
られた通信プログラムを用いて通信する装置内に、通信
プログラム作成装置が設けられていてもよい。すなわ
ち、自装置が通信するための通信プログラムを、自装置
でプロトコル解析およびプログラム作成してもよい。も
ちろん、上記通信プログラム作成装置3では、プロトコ
ルの解析のみを行い、解析した結果であるプロトコルフ
ォーマットを他のプログラム作成装置に提供してもよ
い。これにより、自装置にプログラム開発環境を備える
必要がないため、さまざまなプラットフォームの通信プ
ログラムを作成することが容易となる。
【0042】最後に、本発明は、複数の機器(例えば、
ホストコンピュータ、端末コンピュータ、インタフェー
ス機器、ネットワーク機器、リーダ、プリンタなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、一つの機器からな
る装置(例えば、携帯型コンピュータなど)に適用して
もよい。
【0043】また、本発明の目的は、上述した機能を実
現するソフトウエアである通信プログラムの作成プログ
ラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コ
ードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで
読み取り可能に記録した記録媒体を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されてい
るプログラムコードを読み出し実行することによって
も、達成可能である。この場合、記録媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は
本発明を構成することになる。
【0044】具体的には、上記通信プログラム作成装置
3が備えるモニタ部11、解析部12、記憶部13、プ
ログラム作成部14は、通信プログラム作成装置3のメ
モリ(図示せず)に格納された所定のプログラムを、マ
イクロプロセッサなどが実行することにより実現され
る。
【0045】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り装置を介して読み取ることがで
きるように装着されるものであってもよい。
【0046】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商
標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディス
クを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含
む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/
EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導
体メモリ系などを用いることができる。
【0047】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0048】さらに、システムあるいは装置を通信ネッ
トワーク(インターネット、イントラネット等を含む)
と接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネッ
トワークを介して供給してもよい。
【0049】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0050】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0051】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0052】
【発明の効果】本発明の通信プログラム作成装置は、以
上のように、第1の装置と第2の装置との間の通信を取
得する通信取得手段と、上記通信のプロトコルフォーマ
ットを解析するプロトコル解析手段と、上記プロトコル
解析手段の解析結果に基づいて、第3の装置が上記第1
の装置の代わりに上記第2の装置と通信を行うための、
第3の装置用の通信プログラムを作成するプログラム作
成手段と、を備える構成である。
【0053】それゆえ、例えば、通信プログラムが用意
されておらず、特にプロトコルの仕様の詳細が非公開で
ある第2の装置と通信するための通信プログラムを開発
することができる。よって、第1の装置が第2の装置と
通信しているように、第3の装置による第2の装置との
通信が可能となる。
【0054】したがって、通信プログラムが用意されて
いない装置であっても、通信プログラムをプログラミン
グすることなく自動的に通信可能となるため、簡単にセ
ッティングして使用することができるという効果を奏す
る。
【0055】本発明の通信プログラムの作成プログラム
は、以上のように、コンピュータを上記の各手段として
機能させるコンピュータ・プログラムである。
【0056】それゆえ、コンピュータで上記通信プログ
ラム作成装置の各手段を実現することによって、上記通
信プログラム作成装置を実現することができる。したが
って、上記した通信プログラム作成装置の効果である、
通信プログラムが用意されていない装置であっても、通
信プログラムをプログラミングすることなく自動的に通
信可能にセッティングできるという効果を奏する。
【0057】本発明の通信プログラムの作成プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、以
上のように、上記の各手段をコンピュータに実現させ
て、上記通信プログラム作成装置を動作させる通信プロ
グラムの作成プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0058】それゆえ、上記記録媒体から読み出された
通信プログラムの作成プログラムによって、上記通信プ
ログラム作成装置をコンピュータ上に実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る通信プログラム作
成装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】図1に示した通信プログラム作成装置におい
て、解析し、記憶するプロトコルフォーマットの例を示
す説明図である。
【図3】図1に示した通信プログラム作成装置における
プロトコル解析処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示した通信プログラム作成装置における
通信処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した通信プログラム作成装置で作成し
た通信プログラムの利用形態を示す説明図である。
【図6】従来のプロトコルアナライザによるプロトコル
解析を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プログラマブル表示器(第1の装置) 2 PLC(第2の装置) 3 通信プログラム作成装置(通信プログラム作成装
置,第3の装置) 4 制御装置(第3の装置) 11 モニタ部(通信取得手段) 12 解析部(プロトコル解析手段) 14 プログラム作成部(プログラム作成手段) P1,P2 通信プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 DA00 DD04 DF09 5H220 AA04 BB12 CC09 CX02 EE08 EE10 HH01 JJ12 JJ24 JJ38 5K034 AA17 AA20 DD03 HH01 HH02 HH63 JJ02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の装置と第2の装置との間の通信を取
    得する通信取得手段と、 上記通信のプロトコルフォーマットを解析するプロトコ
    ル解析手段と、 上記プロトコル解析手段の解析結果に基づいて、第3の
    装置が上記第1の装置の代わりに上記第2の装置と通信
    を行うための、第3の装置用の通信プログラムを作成す
    るプログラム作成手段と、を備えることを特徴とする通
    信プログラム作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の通信プログラム作成装置
    を動作させる通信プログラムの作成プログラムであっ
    て、コンピュータを上記の各手段として機能させるため
    の通信プログラムの作成プログラム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の通信プログラムの作成プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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