JP2002300215A - 電子回覧板インターホンシステム - Google Patents

電子回覧板インターホンシステム

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JP2002300215A
JP2002300215A JP2001098268A JP2001098268A JP2002300215A JP 2002300215 A JP2002300215 A JP 2002300215A JP 2001098268 A JP2001098268 A JP 2001098268A JP 2001098268 A JP2001098268 A JP 2001098268A JP 2002300215 A JP2002300215 A JP 2002300215A
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circulation
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electronic
circulation destination
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JP2001098268A
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Kazuyuki Fujii
一幸 藤井
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回覧情報を指定回覧先のみアクセス可能な情報
を付加することができ、而も回覧先で回覧送信順序を変
更できるようにする。 【解決手段】ネットワーク5に接続された各回覧先情報
処理装置7a、7b、7c、・・・間で回覧情報4aを
送受信して回覧するにあたり、この回覧情報4aを作成
する手段6aと、回覧先情報処理装置7a、7b、7
c、・・・の回覧先を指定する手段6bと、指定回覧先
のみアクセス可能な情報4a2を回覧情報4aに追加す
る手段6cと、回覧先から回覧情報4aにアクセスする
際に回覧情報4aを変更して送信する手段3とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回覧板インタ
ーホンシステムに係り、特に回覧情報と回覧アクセス順
序とを変更可能とする電子回覧板インターホンシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の電子回覧板インター
ホンシステムとしては図5に示すような電子回覧板イン
ターホンシステムが知られている。この電子回覧板イン
ターホンシステムは、回覧情報41aを作成し、回覧送
信順序情報41bを決定する回覧元情報処理装置61
と、回覧情報41aを閲覧する回覧先情報処理装置71
a、71b、71c、・・・と、回覧情報41aおよび
回覧送信順序情報41bが保存されるシステム記憶装置
41と、このシステム記憶装置41に保存されている回
覧情報41aを当該システム記憶装置41に保存されて
いる回覧送信順序情報41bに基づき指定回覧先に予め
定められた順に送信する電子回覧板制御装置11とから
構成され、ネットワーク51を介して接続されている。
【0003】このように構成された電子回覧板インター
ホンシステムの電子回覧動作について説明する。
【0004】電子回覧板を電子回覧するために、回覧元
情報処理装置61は回覧情報41aと回覧送信順序情報
41bとを作成し、ネットワーク51を介してシステム
記憶装置41に記憶させる。電子回覧板制御装置11
は、システム記憶装置41に回覧情報41aおよび回覧
送信順序情報41bが記憶されると、当該回覧送信順序
情報41bに従いネットワーク51を介して回覧先情報
処理装置71aに回覧情報41aを送信する。なお、回
覧送信順序情報41bによる回覧送信順序は、回覧先情
報処理装置71a→71b→71c→・・・の順とす
る。
【0005】この回覧先情報処理装置71aから送信さ
れた回覧情報41aが回覧先情報処理装置71aで閲覧
されると、電子回覧板制御装置11は回覧送信順序情報
41bに従い、次の回覧先情報処理装置71bに回覧情
報41aを送信する。以下、同様の電子回覧動作で、最
終回覧先である回覧先情報処理装置まで、順次、回覧情
報41aを送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子回覧板インターホンシステムでは、まっ
たく同じ回覧情報しか送信できず、特定の回覧先に特別
な情報を付加することができなかった。
【0007】また、回覧情報を送信する順番を必ず作成
しなければならないという、面倒な作業が生じると共
に、この回覧送信順序情報通りにしか回覧情報を送信す
ることができず、さらに、回覧先にて回覧情報が閲覧さ
れないと次の回覧先に回覧情報を送信することができな
かった。
【0008】また、回覧情報を受け取った回覧先では、
閲覧するのみであり、回覧情報に情報を付加することが
できなかった。
【0009】本発明は、このような従来の難点を解決す
るためになされたもので、回覧情報と回覧アクセス順序
とを変更可能にして、回覧情報を指定回覧先のみアクセ
ス可能な情報を付加することができ、而も回覧先で回覧
送信順序を変更できる電子回覧板インターホンシステム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子回覧板インターホンシステムは、ネットワーク
に接続された各回覧先情報処理装置間で回覧情報を送受
信して回覧する電子回覧板インターホンシステムであっ
て、回覧情報を作成する手段と、回覧先情報処理装置の
回覧先を指定する手段と、指定回覧先のみアクセス可能
な情報を回覧情報に追加する手段と、回覧先から回覧情
報にアクセスする際に回覧情報を変更して送信する手段
とを備えたものである。
【0011】このような電子回覧板インターホンシステ
ムによれば、全回覧先に共通な回覧情報を作成すると共
に指定回覧先のみアクセス可能な情報をこの回覧情報に
新たに追加して、ネットワークを介して各回覧先情報処
理装置に送信することができ、而も回覧先から回覧情報
にアクセスした時に当該回覧先が指定回覧先の場合に
は、指定回覧先のみアクセス可能な情報が追加された回
覧情報に変更して送信することができる。
【0012】また、本発明の電子回覧板インターホンシ
ステムは、ネットワークに接続された各回覧先情報処理
装置間で回覧情報を送受信して回覧する電子回覧板イン
ターホンシステムであって、回覧情報を作成する手段
と、回覧先情報処理装置の回覧先を指定する手段と、回
覧先から回覧情報にアクセスする順序を指定する回覧ア
クセス順序情報を決定する手段と、回覧アクセス順序情
報に基づき回覧情報を回覧先に対して送信する手段と、
回覧アクセス順序情報を変更する手段とを備えたもので
ある。
【0013】このような電子回覧板インターホンシステ
ムによれば、全回覧先に共通な回覧情報を作成すると共
に回覧先情報処理装置の回覧先を指定し、回覧先からこ
の回覧情報にアクセスする順序を指定する回覧アクセス
順序情報を決定すると、当該回覧アクセス順序情報に従
い、ネットワークを介して順次、各回覧先情報処理装置
にこの回覧情報を送信することができる。また、回覧先
より回覧情報にアクセスする際に別の回覧先にアクセス
して、回覧アクセス順序情報の順序とは異なる回覧先情
報処理装置に回覧情報を送信することができ、この場
合、回覧アクセス順序情報を変更して、回覧する予定だ
った回覧先情報処理装置に回覧情報を送信することがで
きる。
【0014】また、本発明の電子回覧板インターホンシ
ステムは、ネットワークに接続された各回覧先情報処理
装置間で回覧情報を送受信して回覧する電子回覧板イン
ターホンシステムであって、回覧情報を作成する手段
と、回覧先情報処理装置の回覧先を指定する手段と、回
覧先から回覧情報にアクセスする順序を指定する回覧ア
クセス順序情報を決定する手段と、回覧アクセス順序情
報に基づき回覧情報を回覧先に対して送信する手段と、
回覧先より回覧情報にアクセスする際に指定した回覧先
のみアクセス可能な情報を回覧情報に追加する手段と、
回覧先より回覧情報にアクセスする際に指定した回覧先
とは別の回覧先にアクセス許可を与える手段と、回覧先
から回覧情報にアクセスする際に回覧情報を変更して送
信する手段とを備えたものである。
【0015】このような電子回覧板インターホンシステ
ムによれば、全回覧先に共通な回覧情報を作成すると共
に回覧先情報処理装置の回覧先を指定し、回覧先からこ
の回覧情報にアクセスする順序を指定する回覧アクセス
順序情報を決定すると、当該回覧アクセス順序情報に従
い、ネットワークを介して順次、各回覧先情報処理装置
にこの回覧情報を送信することができる。また、回覧の
途中である回覧先で回覧情報にアクセス後、指定した回
覧先のみアクセス可能な回覧情報を追加して、回覧アク
セス順序情報に従いネットワークを介して各回覧先情報
処理装置に送信することができ、而も回覧先から回覧情
報にアクセスした時に当該回覧先が指定した回覧先の場
合には、指定した回覧先のみアクセス可能な情報が追加
された回覧情報に変更して送信することができる。
【0016】
【発明の実態の形態】以下、本発明の電子回覧板インタ
ーホンシステムにおける好ましい実施の形態例について
図面を参照して詳述する。
【0017】本発明の好ましい実施の形態例である電子
回覧板インターホンシステムは図1に示すように、回覧
情報4aおよび回覧先情報4bを作成し、回覧アクセス
順序情報4cを決定する回覧元情報処理装置6と、回覧
情報4aを閲覧する回覧先情報処理装置7a、7b、7
c、・・・と、回覧情報4a、回覧先情報4bおよび回
覧アクセス順序情報4cが保存されるシステム記憶装置
4と、このシステム記憶装置4に保存されている回覧情
報4aを当該システム記憶装置4に保存されている回覧
アクセス順序情報4cに基づき当該システム記憶装置4
に保存されている回覧先情報4bから得られた指定回覧
先に予め定められた順に送信する電子回覧板制御装置1
とから構成され、ネットワーク5を介して接続されてい
る。
【0018】回覧元情報処理装置6は、回覧情報4aを
作成する作成手段6aと、回覧先情報処理装置7a、7
b、7c、・・・の回覧先を指定する指定手段6bと、
指定回覧先のみアクセス可能な情報4a2(以下、「第
1の追加情報4a2」と称する。)を回覧情報4aに追
加する追加手段6cと、回覧先から回覧情報4aにアク
セスする順序を指定する回覧アクセス順序情報4cを決
定する決定手段6dとを備えている。
【0019】また、回覧先情報処理装置7a、7b、7
c、・・・はそれぞれ、回覧先より回覧情報4aにアク
セスする際に指定した回覧先とは別の回覧先にアクセス
許可を与える許可手段70a、70b、70c、・・・
と、回覧元情報処理装置6の決定手段6dで決定された
回覧アクセス順序情報4cを変更する変更手段71a、
71b、71c、・・・と、回覧先より回覧情報4aに
アクセスする際に指定した回覧先のみアクセス可能な情
報4a3(以下、「第2の追加情報4a3」と称する。)
を回覧情報4aに追加する追加手段72a、72b、7
2c、・・・とを備えている。
【0020】また、この電子回覧板インターホンシステ
ムは、回覧先の回覧先情報処理装置7a、7b、7c、
・・・から回覧情報4aにアクセスする際に当該回覧情
報4aを変更して送信する手段である回覧情報変更装置
3と、回覧先情報処理装置7a、7b、7c、・・・に
備えられた変更手段71a、71b、71c、・・・に
よって回覧順序が変更された場合に、変更された回覧先
で回覧情報4aを閲覧後、回覧する予定だった回覧先に
回覧できるように回覧アクセス順序情報4cによる送信
順序を変更する回覧送信順序変更装置2とを備え、これ
ら回覧情報変更装置3および回覧送信順序変更装置2は
ネットワーク5に接続されている。
【0021】このように構成された電子回覧板インター
ホンシステムの電子回覧動作について説明する。
【0022】最初に、回覧元情報処理装置6の各手段6
a、6b、6cと、回覧情報変更装置3とを用いた場合
の電子回覧動作について、図2(a)、(b)、(c)
に示されたフローチャートに基づき説明する。
【0023】まず、電子回覧板を電子回覧するため図2
(a)に示すように、回覧元情報処理装置6の作成手段
6aによって、回覧情報4a内に含めたい全回覧先に共
通な基本情報4a1を設定し、追加手段6cによって、
回覧情報4a内に含めたい第1の追加情報4a2を設定
する(ステップS11)。次に、回覧元情報処理装置6
によって、先に設定された第1の追加情報4a2を回覧
情報4aとして閲覧可能な回覧先の情報となる回覧先情
報4bを設定する(ステップS12)。そして、回覧元
情報処理装置6の決定手段6dによって、回覧情報4a
を回覧する回覧先の順序である回覧アクセス順序情報4
cを決定する(ステップS13)。この基本情報4a1
および第1の追加情報4a2を含んだ回覧情報4aと、
回覧先情報4bと、回覧アクセス順序情報4cとは、そ
れぞれ回覧元情報処理装置6からネットワークを介して
システム記憶装置4の内部に記憶される。
【0024】電子回覧板制御装置1は、システム記憶装
置4に基本情報4a1および第1の追加情報4a2を含ん
だ回覧情報4aと、回覧先情報4bと、回覧アクセス順
序情報4cとが記憶されると、当該回覧送信順序情報4
cに従い、回覧情報4aを順次、各回覧先情報処理装置
7a、7b、7c、・・・に送信する。
【0025】また、電子回覧板制御装置1は、システム
記憶装置4に記憶された回覧アクセス順序情報4cをも
とに、まだ回覧していない回覧先があるか判定している
(ステップS14)。電子回覧板制御装置1は、全回覧
先に回覧情報4aが送信されている場合は電子回覧動作
を終了するが、まだ回覧先が残っている場合はネットワ
ーク5を介して回覧情報変更装置3に処理を依頼する
(ステップS15)。回覧情報変更装置3はこの電子回
覧板制御装置1から処理依頼があると、図2(b)に示
すように、次回覧先と回覧先情報4bとをネットワーク
5を介してシステム記憶装置4から取得し(ステップS
21、S22)、その2つを比較する(ステップS2
3)。もし、次回覧先と回覧先情報4bとが異なる場合
は、回覧情報変更装置3は回覧情報4aに基本情報4a
1のみを設定して、処理を終了する。逆に、次回覧先と
回覧先情報4bとが同じ場合は、回覧情報変更装置3は
回覧情報4aに第1の追加情報4a2と基本情報4a1と
を設定して(ステップS24、S25、S26)、処理
を終了する。
【0026】回覧情報変更装置3による処理が終了して
電子回覧板制御装置1に処理が戻ると、図2(a)に示
すように、電子回覧板制御装置1は各回覧先に対して回
覧送信の旨を伝え(ステップS16)、その回覧先が回
覧先情報4bに該当する場合には、第1の追加情報4a
2および基本情報4a1が含まれた回覧情報4aを閲覧す
るアクセス権を設定する(ステップS17)。そして、
回覧先情報処理装置7a、7b、7c、・・・により、
回覧情報4aを閲覧する際に、上記アクセス権を取得し
ている回覧先かを判断し(ステップS18)、もしアク
セス権がなければ、回覧の閲覧を拒否する。逆にアクセ
ス権をもった回覧先である場合は、回覧の閲覧を許可
し、回覧先が回覧情報4aの閲覧後、電子回覧板制御装
置1はアクセス権を解除し(ステップS19)、次回覧
先を判断する処理(ステップS14)に戻る。
【0027】各回覧先情報処理装置7a、7b、7c、
・・・では図2(c)に示すように、回覧通知があると
回覧情報4aを閲覧し(ステップS31)、閲覧後、回
覧閲覧が終了した旨を伝え(ステップS32)、処理を
終了する。
【0028】このように、回覧元情報処理装置6の追加
手段6cにより、回覧情報4aに第1の追加情報4a2
を設定し、回覧情報変更装置3により、特定の回覧先の
み閲覧できる第1の追加情報4a2を回覧情報4aに設
定することができるので、特定の回覧先情報処理装置の
み、第1の追加情報4a2を回覧情報4aとして閲覧す
ることが可能となる。
【0029】次に、回覧元情報処理装置6の各手段6
a、6b、6dと、回覧先情報処理装置7a、7b、7
c、・・・の各手段70a、70b、70c、・・・、
71a、71b、71c、・・・とを用いた場合の電子
回覧動作について、図3(a)、(b)、(c)に示さ
れたフローチャートに基づき説明する。
【0030】まず、電子回覧板を電子回覧するため図3
(a)に示すように、回覧元情報処理装置6の作成手段
6aによって、回覧情報4a内に含めたい基本情報4a
1を設定し(ステップS41)、決定手段6dによっ
て、回覧情報4aを回覧する回覧先の順序である回覧ア
クセス順序情報4cを決定する(ステップS42)。こ
れらの設定された情報はすべてシステム記憶装置4の内
部に記憶される。
【0031】電子回覧板制御装置1は、システム記憶装
置4に基本情報4a1を含んだ回覧情報4aと、回覧ア
クセス順序情報4cとが記憶されると、当該回覧アクセ
ス順序情報4cに従い、回覧情報4aを順次、各回覧先
情報処理装置7a、7b、7c、・・・に送信する。
【0032】また、電子回覧板制御装置1は、システム
記憶装置4の回覧アクセス順序情報4cをもとに、まだ
回覧していない回覧先があるか判定している(ステップ
S43)。電子回覧板制御装置1は、全回覧先に回覧情
報4aが送信されている場合は電子回覧動作を終了する
が、まだ回覧先が残っている場合は、回覧先に対して回
覧送信の旨を伝え(ステップS44)、その回覧先に対
して回覧情報4aを閲覧するアクセス権を設定する(ス
テップS45)。そして、回覧先情報処理装置7a、7
b、7c、・・・により、回覧情報4aを閲覧する際
に、アクセス権を取得している回覧先かを判断し(ステ
ップS46)、もしアクセス権がなければ、回覧の閲覧
を拒否する。逆にアクセス権をもった回覧先である場合
は、回覧の閲覧を許可する。
【0033】各回覧先情報処理装置7a、7b、7c、
・・・では図3(c)に示すように、回覧通知があると
回覧情報4aを閲覧する(ステップS61)。そして、
回覧先で、次の回覧先を変更指定するか否かを判断する
(ステップS62)。もし、次の回覧先を変更指定しな
い場合は、各回覧先情報処理装置7a、7b、7c、・
・・は電子回覧板制御装置1に回覧を閲覧した旨を伝え
(ステップS65)、処理を終了する。逆に、回覧先を
変更指定する場合は、例えば回覧先情報処理装置7aの
場合、変更手段71aによって次の回覧先を指定し(ス
テップ63)、順序を変更した旨を回覧送信順序変更装
置2に伝える(ステップS64)。そして、回覧先情報
処理装置7aは電子回覧板制御装置1に回覧を閲覧した
旨を伝え(ステップS65)、処理を終了する。なお、
回覧先を変更指定する場合におけるステップ63、6
4、65は、回覧先情報処理装置7b、7c、・・・で
も同じである。
【0034】電子回覧板制御装置1では、回覧先から回
覧を閲覧したことを確認すると、図3(a)に示すよう
に、回覧閲覧のアクセス権を解除する(ステップS4
7)。次に、回覧先で回覧順序が変更された場合のため
に、回覧送信順序変更装置2に処理を移す。
【0035】回覧送信順序変更装置2では図3(b)に
示すように、まず回覧順序が変更されたか否かをチェッ
クする(ステップS51)。もし、変更されていない場
合は、回覧送信順序変更装置2はそのまま処理を終了す
る。逆に変更された場合は、回覧送信順序変更装置2は
回覧アクセス順序情報4cをネットワーク5を介してシ
ステム記憶装置4から取得し(ステップS52)、先に
回覧先として指定されていた次の回覧先を変更する(ス
テップS53)。そして、回覧送信順序変更装置2は、
以後回覧する予定だった回覧先を、変更された回覧先の
閲覧後に回覧するように順序を並べ替え(ステップS5
4)、処理を終了する。
【0036】回覧送信順序変更装置2による処理が終了
して電子回覧板制御装置1に処理が戻ると、当該電子回
覧板制御装置1は、システム記憶装置4に記憶された回
覧アクセス順序情報4cを回覧送信順序変更装置2で並
べ替えられた回覧アクセス順序情報4cに変更処理(ス
テップS48)し、この変更後の回覧アクセス順序情報
4cをもとに次回覧先を判断する処理(ステップS4
3)に戻す。
【0037】このように、回覧先情報処理装置7a、7
b、7c、・・・の変更手段71a、71b、71c、
・・・により、回覧を閲覧する順序を変更することが可
能となる。
【0038】次に、回覧元情報処理装置6の各手段6
a、6b、6dと、回覧先情報処理装置7a、7b、7
c、・・・の許可手段70a、70b、70c、・・・
および追加手段72a、72b、72c、・・・72a
とを用いた場合の電子回覧動作について、図4(a)、
(b)、(c)に示されたフローチャートに基づき説明
する。
【0039】まず、電子回覧板を電子回覧するため図4
(a)に示すように、回覧元情報処理装置6の作成手段
6aによって、回覧情報4a内に含めたい基本情報4a
1を設定し(ステップS71)、決定手段6dによっ
て、回覧情報4aを回覧する回覧先の順序である回覧ア
クセス順序情報4cを決定する(ステップS72)。こ
れらの設定された情報はすべてシステム記憶4の内部に
記憶される。
【0040】電子回覧板制御装置1は、システム記憶装
置4に基本情報4a1を含んだ回覧情報4aと、回覧ア
クセス順序情報4cとが記憶されると、当該回覧アクセ
ス順序情報4cに従い、回覧情報4aを順次、各回覧先
情報処理装置7a、7b、7c、・・・に送信する。
【0041】各回覧先情報処理装置7a、7b、7c、
・・・では図4(c)に示すように、回覧通知があると
回覧情報4aを閲覧する(ステップS91)。そして、
回覧先では、回覧情報4aを変更するか否かを判断し
(ステップS92)、回覧情報4aを変更しない場合
は、閲覧後、電子回覧板制御装置1に回覧を閲覧した旨
を伝え(ステップS95)、処理を終了する。逆に、回
覧情報4aを変更する場合は、例えば回覧先情報処理装
置7aの追加手段72aによって回覧情報4aに追加す
る第2の追加情報4a3を指定し、回覧情報変更装置3
によって回覧情報4aを変更し(ステップS93)、回
覧先情報処理装置7aのアクセス許可を与える許可手段
70aによって情報を追加する回覧先を指定して(ステ
ップS94)、システム記憶装置4に記憶させる。そし
て、回覧先情報処理装置7aは電子回覧板制御装置1に
回覧を閲覧した旨を伝え(ステップS95)、処理を終
了する。なお、回覧情報4aに第2の追加情報4a3を
追加する場合におけるステップ93、94、95は、回
覧先情報処理装置7b、7c、・・・でも同じである。
【0042】また、電子回覧板制御装置1は、システム
記憶装置4に記憶された回覧アクセス順序情報4cをも
とに、まだ回覧していない回覧先があるか判定している
(ステップS73)。電子回覧板制御装置1は、全回覧
先に回覧情報4aが送信されている場合は電子回覧動作
を終了するが、まだ回覧先が残っている場合はネットワ
ーク5を介して回覧情報変更装置3に処理を依頼する
(ステップS74)。回覧情報変更装置3はこの電子回
覧板制御装置1から依頼があると、図4(b)に示すよ
うに、次回覧先と回覧先情報4bとをネットワーク5を
介してシステム記憶装置4から取得し(ステップS8
1、S82)、その2つを比較する(ステップS8
3)。もし、次回覧先と回覧先情報4bとが異なる場合
は、回覧情報変更装置3は回覧情報4aに基本情報4a
1のみを設定して、処理を終了する。逆に、次回覧先と
回覧先情報4bとが同じ場合は、回覧情報変更装置3は
回覧情報4aに第2の追加情報4a3と基本情報4a1と
を設定して(ステップS84、S85、S86)、処理
を終了する。
【0043】回覧情報変更装置3による処理が終了して
電子回覧板制御装置1に処理が戻ると図4(a)に示す
ように、電子回覧板制御装置1は各回覧先に対して回覧
送信の旨を伝え(ステップS75)、その回覧先が回覧
先情報4bに該当する場合には、第2の追加情報4a3
および基本情報4a1が含まれた回覧情報4aを閲覧す
るアクセス権を設定する(ステップS76)。そして、
回覧先情報処理装置7a、7b、7c、・・・により、
回覧情報4aを閲覧する際に、上記アクセス権を取得し
ている回覧先かを判断し(ステップS77)、もしアク
セス権がなければ、回覧の閲覧を拒否する。逆にアクセ
ス権をもった回覧先である場合は、回覧の閲覧を許可
し、回覧先が回覧情報4aの閲覧後、電子回覧板制御装
置1はアクセス権を解除し(ステップS78)、次回覧
先を判断する処理(ステップS73)に戻る。
【0044】このように、何れかの回覧先情報処理装置
の追加手段によって指定した回覧先のみ閲覧できる第2
の追加情報4a3を指定し、回覧情報変更装置3によっ
て第2の追加情報4a3が回覧情報4aに含まれるよう
に変更することができるので、指定した回覧先の回覧先
情報処理装置でのみ、第2の追加情報4a3を回覧情報
4aとして閲覧することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子回覧板インターホンシステムによれば、指定した
回覧先のみに全回覧先に共通な回覧情報に新たな情報を
付加して送信することができ、また、回覧先にて回覧送
信順序を変更することができ、さらに、回覧先から指定
した回覧先にのみ閲覧可能な情報を回覧情報に追加する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回覧板インターホンシステムによ
る好ましい実施の形態例を示す構成ブロック図。
【図2】本発明の電子回覧板インターホンシステムによ
る電子回覧動作を示す図で、(a)は回覧元情報処理装
置および電子回覧板制御装置によるフローチャート図、
(b)は回覧情報変更装置によるフローチャート図、
(c)は回覧先情報処理装置によるフローチャート図。
【図3】本発明の電子回覧板インターホンシステムによ
る他の電子回覧動作を示す図で、(a)は回覧元情報処
理装置および電子回覧板制御装置によるフローチャート
図、(b)は回覧送信順序変更装置によるフローチャー
ト図、(c)は回覧先情報処理装置によるフローチャー
ト図。
【図4】本発明の電子回覧板インターホンシステムによ
る他の電子回覧動作を示す図で、(a)は回覧元情報処
理装置および電子回覧板制御装置によるフローチャート
図、(b)は回覧情報変更装置によるフローチャート
図、(c)は回覧先情報処理装置によるフローチャート
図。
【図5】従来の電子回覧板インターホンシステムを示す
構成ブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・電子回覧板制御装置(回覧情報を回覧先に対し
て送信する手段) 3・・・・・回覧情報変更装置(回覧情報を変更して送信す
る手段) 4a・・・・・回覧情報 4a2・・・・・第1の追加情報(指定回覧先のみアクセス可
能な情報) 4a3・・・・・第2の追加情報(指定回覧先のみアクセス可
能な情報) 4c・・・・・回覧アクセス順序情報 5・・・・・ネットワーク 6a・・・・・回覧元情報処理装置の作成手段 6b・・・・・回覧元情報処理装置の指定手段 6c・・・・・回覧元情報処理装置の追加手段 6d・・・・・回覧元情報処理装置の決定手段 7a、7b、7c、・・・・・・・・回覧先情報処理装置 70a、70b、70c、・・・・・・・・回覧先情報処理
装置の許可手段 71a、71b、71c、・・・・・・・・回覧先情報処理
装置の変更手段 72a、72b、72c、・・・・・・・・回覧先情報処理
装置の追加手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク(5)に接続された各回覧先
    情報処理装置(7a、7b、7c、・・・)間で回覧情
    報(4a)を送受信して回覧する電子回覧板インターホ
    ンシステムであって、 前記回覧情報を作成する手段(6a)と、前記回覧先情
    報処理装置の回覧先を指定する手段(6b)と、指定回
    覧先のみアクセス可能な情報(4a2)を前記回覧情報
    に追加する手段(6c)と、前記回覧先から前記回覧情
    報にアクセスする際に前記回覧情報を変更して送信する
    手段(3)とを備えたことを特徴とする電子回覧板イン
    ターホンシステム。
  2. 【請求項2】ネットワーク(5)に接続された各回覧先
    情報処理装置(7a、7b、7c、・・・)間で回覧情
    報(4a)を送受信して回覧する電子回覧板インターホ
    ンシステムであって、 前記回覧情報を作成する手段(6a)と、前記回覧先情
    報処理装置の回覧先を指定する手段(6b)と、前記回
    覧先から前記回覧情報にアクセスする順序を指定する回
    覧アクセス順序情報(4c)を決定する手段(6d)
    と、前記回覧アクセス順序情報に基づき前記回覧情報を
    前記回覧先に対して送信する手段(1)と、前記回覧ア
    クセス順序情報を変更する手段(71a、71b、71
    c、・・・)とを備えたことを特徴とする電子回覧板イ
    ンターホンシステム。
  3. 【請求項3】ネットワーク(5)に接続された各回覧先
    情報処理装置(7a、7b、7c、・・・)間で回覧情
    報(4a)を送受信して回覧する電子回覧板インターホ
    ンシステムであって、 前記回覧情報を作成する手段(6a)と、前記回覧先情
    報処理装置の回覧先を指定する手段(6b)と、前記回
    覧先から前記回覧情報にアクセスする順序を指定する回
    覧アクセス順序情報(4c)を決定する手段(6d)
    と、前記回覧アクセス順序情報に基づき前記回覧情報を
    前記回覧先に対して送信する手段(1)と、前記回覧先
    より前記回覧情報にアクセスする際に指定した回覧先の
    みアクセス可能な情報(4a3)を前記回覧情報に追加
    する手段(72a、72b、72c、・・・)と、前記
    回覧先より前記回覧情報にアクセスする際に指定した前
    記回覧先とは別の回覧先にアクセス許可を与える手段
    (70a、70b、70c、・・・)と、前記回覧先か
    ら前記回覧情報にアクセスする際に前記回覧情報を変更
    して送信する手段(3)とを備えたことを特徴とする電
    子回覧板インターホンシステム。
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