JP2002299853A - 押圧スイッチを有する電子機器および押圧スイッチの取付方法 - Google Patents
押圧スイッチを有する電子機器および押圧スイッチの取付方法Info
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Abstract
ものである。 【解決手段】 押圧式スイッチが設置され、前記設置さ
れた押圧式スイッチの押圧位置の中心の下方に取付基準
穴を設けた基板を有することを特徴とする電子機器を提
供する。
Description
などの押圧式スイッチを有する電子機器に関するもので
ある。
ルカメラなどにおいては、制御部に撮像開始などを指示
する操作部材としてのスイッチ部に、扁平型の押圧式ス
イッチが採用されている場合がある。
ボタンの分解図である。
外装カバー22にボタン穴22aを設け、このボタン穴
22aにレリーズボタン23を取り付ける。操作者はこ
の取り付けられたレリーズボタン23をプッシュするこ
とにより、ボタン足23aが基板24に実装されたスイ
ッチ25を押圧して制御信号が出力されることになる。
5aはベース部で、モールド材を用いて電気絶縁性を持
たせている。25bはグランド端子、25cは第1端子
であり、それぞれベース部25aの外部まで導電体が延
びている。また、25dは第2端子で、これは不図示で
あるがグランド端子25bおよび第1端子25cと同様
にベース部25aの外部まで導電体が延びている。バネ
板25eはある金属製の薄板で構成されている。クリッ
ク板25fは、弾力性を持たせるために金属製の薄板を
ドーム状に形成させている。保護シート25gは絶縁性
のゴム膜からなる。カバー部25hは、中央にスイッチ
穴が設けられている。
ンド端子25b、第1端子25c、第2端子25dはそ
れぞれ絶縁されている。この状態において操作者の操作
によってレリーズボタン23が矢印方向に押し込まれる
と、図7に示すように、バネ板25eがたわみ、クリッ
ク板25fに接触し、これを介してグランド端子25b
と第1端子25cと接触する(第1のストローク状
態)。
さらにレリーズボタン23が押し込まれたときの状態
(第2のストローク状態)を示す図である。図8の状態
では、バネ板25eとクリック板25fが接触したまま
さらにクリック板25fのドーム形状が反転して第2端
子25dと接触するので、グランド端子25b、第1端
子25c、第2端子25dが全て導通している。図8の
状態までレリーズボタン23が押し込まれると、これ以
上レリーズボタン23を押圧しても押し込まれることな
く図8の状態を維持する構成となっている。
ジタルカメラ本体21の測距動作及び測光動作などの撮
影準備動作の開始が指示され、図8の第2のストローク
状態では第2の撮像動作の開始が指示される。
スイッチには設定上重要な留意点がある。すなわち、こ
のスイッチ25は内部に使用しているクリック板25f
のドーム形状がいわゆる「おちょこ」のように反転する
作用を利用しているが、クリック板25fを押すボタン
足23aの位置がクリック板中央から外れていると、レ
リーズボタン23を最終状態からさらに加圧したときに
このドーム形状が加圧によって変形し、正常な動作がで
きなくなることである。したがって、スイッチの中心位
置とボタンの中心位置を精度よく合わせることが大切
で、そのため、従来は基板24の位置調整機構を設けた
り、基板24の外周部に位置決め部を設定したりする必
要があった。
化・精密化を目的としたものである。
れ、前記設置された押圧式スイッチの押圧位置の中心の
下方に取付基準穴を設けた基板を有することを特徴とす
る電子機器を提供する。
の実施の形態を説明する。
デジタルカメラの斜視図である。デジタルカメラ1は、
グリップ2、撮像動作の開始を指示するレリーズボタン
3、撮影レンズ4、各種設定を行なう操作ボタン5、操
作内容を表示する表示部6、内部に画像を記録する記録
媒体を収納する背面カバーによって構成される。
あり、図3は、レリーズボタン3周辺の分解断面図であ
る。
がグリップ2を保持したとき、ちょうど人差し指の先端
に直径10mm程度のレリーズ座が設けられ、さらにそ
の中央にレリーズ穴8bが設けられている。レリーズ穴
8bは、直径2mm、奥行き2mm程度の貫通穴であ
る。このレリーズ穴8bにレリーズボタン3が取り付け
られる。
径をレリーズ座8aより0.2mm程度小さくし、かつ
ボタン足3bの直径をレリーズ穴8bより30μm程度
微小に小さくして隙間が確保できるように設定されてい
る。ボタン足3bの先端は球状に丸くなっており、先端
近くにはキー溝3cが設けられている。
述のレリーズスイッチ13から離れる方向に付勢する。
キーワッシャ10は、レリーズボタン3がレリーズバネ
9に付勢されることによって外装カバー8から外れてし
まうことを防止するためのものであり、レリーズボタン
3のキー溝3cに取付けられている。
格納される。この基板取付部11は、電池収納部や主要
ユニットなど、構造体の一部を兼ねて形成されている。
この基板取付け部11には、外装カバー8のレリーズ穴
8bと中心が一致する場所に、直径1.5mm程度の位
置決めピン11aが設けてある。また、ビス下穴11b
および11cは、呼び径M1.7のビスが締め付けられ
る様に設定されている。
ラスエポキシ材をベースとしたハードタイプのプリント
基板である。レリーズ基板12の表面には、レリーズス
イッチ13が実装されている。図4は、レリーズ基板1
2とレリーズスイッチ13を分解した図である。
13を実装する位置に直径1.5mm程度の位置決め穴
12aが開けてある。位置決め穴12aの直径は、前述
した基板取付け部11の位置決めピン11aの直径に対
して30μm程度微少に大きくして嵌合できる様に設定
されている。
パターン12b、第2パターン12c、グランドパター
ン12dおよび12eがある。またレリーズスイッチ1
3は従来例で説明した通りの2段押圧式スイッチであ
る。レリーズスイッチ13は、上面の中心に押し位置1
3aがあり、下面には第1端子13b、第2端子13
c、グランド端子13d,13eがある。レリーズ基板
12にこのレリーズスイッチ13を実装する場合、この
位置決め穴12aの中心と押し位置13aの中心が一致
する様にしてレリーズスイッチ13がレリーズ基板12
に実装され、第1端子13bと第1パターン12b、第
2端子13cと第2パターン12c 、グランド端子1
3dとグランドパターン12d、グランド端子13eと
グランドパターン12eがそれぞれ半田付けされる。
φ1.9の貫通穴である。ここを貫通させて、呼び径M
1.7のビス14,15をそれぞれビス下穴11b,1
1cに締め付けてレリーズ基板12を基板取付け部11
に固定させている。
レリーズ基板12の位置決め穴12aを基板取付け部1
1の位置決めピン11aに嵌合させるだけの作業で、簡
単にレリーズスイッチ13とレリーズボタン3の位置を
精度よく一致させることが可能である。そして、その後
レリーズ基板12をビス14,15にて基板取付け部1
1に固定させる際にレリーズ基板12が位置決め穴12
aを中心に回転ズレを生じても、レリーズスイッチ13
の中心位置が変動することはなく、位置精度を維持する
ことが可能である。そして、外装カバー8を所定の位置
に取付けるだけで、レリーズボタン3とレリーズスイッ
チ13の中心線を精度良く一致させることができる。そ
して、レリーズ操作後は、レリーズバネ9の付勢により
レリーズボタン3が離れるので、操作回数の多いレリー
ズスイッチ13のクリックバネに余計な負荷がかからな
くて済むため、耐久性や信頼性を確保することができ
る。
タルカメラなどの撮像装置のレリーズボタンに用いられ
る2段式の押圧スイッチの形態を説明したが、それ以外
の各スイッチ部分の1段式の押しスイッチ部分にも、同
様の構成が可能である。もちろん、撮像装置以外の各種
電子機器においても適用可能なことは言うまでもない。
ば、電子機器の内部に設けた押し式のスイッチを該電子
機器の外装カバーに設けた押しボタンを介して操作す
る、電子機器への押圧式スイッチの取付方法において、
押圧式スイッチは、基板上に実装され、前記基板は、実
装された押圧式スイッチの押し位置の中央の真下に、取
付基準穴を有し、その取付基準穴を、電子機器内部の構
造体に設けた取付基準軸に勘合させた状態で構造体に固
定される様にしたので、押し式スイッチが実装された基
板を電子機器内部の構造体に固定するだけで、押し式ス
イッチの位置を電子機器に対して精度良く取付けること
が可能になる。
の斜視図。
付近の断面図。
3周辺の分解断面図。
2とレリーズスイッチ13と分解図。
Claims (9)
- 【請求項1】 押圧式スイッチが設置され、前記設置さ
れた押圧式スイッチの押圧位置の中心の下方に取付基準
穴を設けた基板を有することを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記押圧式スイッチ
を固定するために、前記取付基準穴は、電子機器内部の
構造体に設けられた取付基準軸に嵌合することを特徴と
する電子機器。 - 【請求項3】 請求項2において、前記取付基準穴と前
記取付基準軸とを嵌合させた場合に遊びがあることを特
徴とする電子機器。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
において、操作者によって直接押圧される押しボタン
と、前記押しボタンを取り付けるための嵌合穴が設けら
れた外装カバーとを有し、 前記押しボタンは、前記外装カバーの嵌合穴に前記嵌合
軸を嵌合させた状態で前記嵌合軸のスラスト方向に移動
可能であり、前記外装カバーの嵌合穴の中心と前記押圧
式スイッチの押圧位置の中心が一致していることを特徴
とする電子機器。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
において、前記押しボタンは、前記押圧式スイッチから
遠ざかる方向に付勢されていることを特徴とする電子機
器。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
において、前記押圧式スイッチは、ドーム上に形成され
た薄金属板を使用したクリック式のスイッチであること
を特徴とする電子機器。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
において、前記電子機器は、撮像手段を有し、前記押圧
式スイッチは、前記撮像手段に対して撮像の開始を指示
するレリーズスイッチであることを特徴とする電子機
器。 - 【請求項8】 電子機器の外装カバーに設けた押しボタ
ンを介して操作する押圧式のスイッチの取付方法におい
て、 前記押圧式スイッチは、取付基準穴を有した基板に対し
て、前記押圧式スイッチの押圧位置の中央の下方となる
ように設置することを特徴とする押圧式スイッチの取付
方法。 - 【請求項9】 請求項8において、前記取付基準穴に前
記電子機器内部の構造体に設けられた取付基準軸に嵌合
させて前記押圧式スイッチを固定することを特徴とする
押圧式スイッチの取付方法。
Priority Applications (1)
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JP2001104757A JP4717243B2 (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
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JP2002299853A5 JP2002299853A5 (ja) | 2008-05-15 |
JP4717243B2 JP4717243B2 (ja) | 2011-07-06 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113183622A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-07-30 | 武汉鸿印社科技有限公司 | 一种用于纸张印刷或覆膜的控制装置 |
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-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104757A patent/JP4717243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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