JP2002299227A - 反射マスクとその製造方法及び露光装置 - Google Patents

反射マスクとその製造方法及び露光装置

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JP2002299227A
JP2002299227A JP2001104437A JP2001104437A JP2002299227A JP 2002299227 A JP2002299227 A JP 2002299227A JP 2001104437 A JP2001104437 A JP 2001104437A JP 2001104437 A JP2001104437 A JP 2001104437A JP 2002299227 A JP2002299227 A JP 2002299227A
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JP
Japan
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absorber layer
rays
multilayer film
forming
reflection mask
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JP2001104437A
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Inventor
Wakana Ishiyama
若菜 石山
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Original Assignee
Nikon Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収体層の厚さを薄くしてウエハ上に転写さ
れるパタンへの影響を小さくできる反射マスクとその製
造方法及び露光装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る反射マスク23は、反射マ
スク基板2と、この基板2上に形成された、X線の使用
波長域で高い反射率を有する多層膜4と、この多層膜上
に形成された、X線の使用波長域における吸収率の高い
物質からなり且つ所定のパタンを有する吸収体層6と、
を具備する。前記吸収体層6の表面には所定の粗さが形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟X線領域で用い
られる反射マスクとその製造方法及びその反射マスクを
用いた露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路素子の微細化に伴
い、光の回折限界によって制限される光学系の解像力を
向上させるために、軟X線即ち極紫外線を利用した縮小
投影リソグラフィー技術(Extreme Ultra Violet Litho
graphy;以下、EUVLと呼ぶ。)が開発されている。
【0003】軟X線は従来用いられてきた紫外線よりも
波長が短いため、より微細な回路パタンを投影露光する
ことができる。軟X線の波長域では物質の屈折率が真空
の屈折率(=1)に非常に近いため、一般に可視光域で
よく用いられている屈折を利用した光学素子は使用でき
ない。そのため、全反射を利用した斜入射ミラーや多層
膜ミラー等が使用されている。
【0004】EUVL装置は、主としてX線源、照明光
学系、マスク、マスクステージ、結像光学系、ウエハス
テージ等により構成される。マスクには反射型のマスク
が使用される。反射マスクは、軟X線を反射する多層膜
鏡の上に、比較的に軟X線の吸収が大きい物質を所望の
パタン状に加工形成したものである。
【0005】反射マスク等の光学素子に用いられる多層
膜鏡は、厚い基板の上に所望の波長で屈折率が大きく異
なる2種類の物質を数nmの厚さで数十層程度交互に積
層させたものである。多層膜鏡は、この2種類の物質に
よる多くの界面で反射された光の位相をそろえることに
より高い反射率を得るものである。多層膜の一つの周期
の長さ(周期長)をd、X線の入射角をθ、X線の波長
をλとすると、ブラッグの条件(2d・cosθ=n・
λ)を満たす時に高い反射率を示す。多層膜を構成する
2種類の物質には、所望の波長でなるべく吸収の少ない
材料が用いられている。
【0006】反対に、この多層膜の上に形成される吸収
体としては、なるべく吸収の多い物質が好ましいとされ
ているが、実際にはある程度吸収が大きい材料のうち、
ドライエッチング、リフトオフ、電解メッキ等のパタン
加工方法によって加工しやすい物質が選択されることが
多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、反射マスク
の吸収体層の厚さは、必要とされるマスクコントラス
ト、多層膜の反射率及び吸収体に用いられる物質の吸収
係数によって決められる。EUVLに必要とされるマス
クコントラストは少なくとも100、理想的には500
〜1000程度と見積もられている。また、多層膜の反
射率は、波長13nm付近でおよそ60〜70%弱程度
が得られている。このとき、吸収体に例えばCrを用い
た場合、コントラスト100を得るためには約70n
m、コントラスト1000を得るためには約100nm
の厚さが必要になる。
【0008】つまり、従来の反射マスクでは、使用する
吸収体の材質によって必要なコントラストを得るための
最小膜厚が決まってくる。このため、吸収体の材質とし
ては吸収係数の大きい物質を用いることが好ましいが、
現在検討されている物質で形成した吸収体では少なくと
も50nmから150nmの厚さが必要となる。
【0009】しかしながら、EUVLでパタン露光を行
う際、反射マスクに入射する光は直入射から僅かにずれ
た斜入射であるため、吸収体層が厚いと吸収体パタンの
エッジ近傍に入射した光は、反射領域でありながら吸収
体パタンの陰になって遮られてしまう。例えば反射マス
クへの入射角が2°である場合、吸収体の厚さを50n
mとすると陰となる部分は1.8nm生じ、吸収体の厚
さを100nmとすると陰となる部分は3.5nm生
じ、吸収体の厚さを150nmとすると陰となる部分は
5.2nm生じる。これらの陰は、1/5の縮小投影露
光をウエハ上に行う場合、50nmL&Sではパタンの
片側で線幅の1〜2%に相当し、30nmL&Sでは同
じく線幅の1.2〜3.5%に相当する。従って、吸収
体の厚さが厚いほどエッジ近傍での反射部(多層膜)と
非反射部(吸収体パタン)のコントラストが劣化するた
め、解像度が低下することになる。解像度を低下させな
いためには、吸収体層の厚さをできる限り薄くすること
が望ましい。
【0010】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、吸収体層の厚さを薄くし
てウエハ上に転写されるパタンへの影響を小さくできる
反射マスクとその製造方法及び露光装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る反射マスクは、基板と、この基板上に
形成された、X線の使用波長域で高い反射率を有する多
層膜と、この多層膜上に形成された、X線の使用波長域
における吸収率の高い物質からなり且つ所定のパタンを
有する吸収体層と、を具備し、前記吸収体層の表面に所
定の粗さが形成されていることを特徴とする。
【0012】上記反射マスクによれば、吸収体層の表面
に所定の粗さを形成しているため、反射マスクを用いて
露光する際、入射した光を吸収体層の表面で散乱させる
ことができる。これにより、吸収体層は散乱されなかっ
た光を吸収すれば良いので、吸収体層を薄くすることが
できる。
【0013】また、本発明に係る反射マスクにおいて
は、前記所定の粗さが0.5nmrms以上であること
も可能である。また、本発明に係る反射マスクにおいて
は、前記所定の粗さが1nmrms以上であることも可
能である。また、本発明に係る反射マスクにおいては、
前記所定の粗さが1.5nmrms以上であることも可
能である。
【0014】また、本発明に係る反射マスクにおいて、
前記吸収体層は、Ag、Al、Au、Cd、Co、C
u、Fe、Cr、Ge、In、Ir、Mn、Ni、O
s、Pb、Pd、Pt、Re、Te、Ta、Sn、Zn
及びこれらの化合物の群から選ばれた一つからなること
が好ましい。これにより、吸収体層の厚さを薄くするこ
とができる。
【0015】また、本発明に係る反射マスクにおいて、
前記多層膜は、Mo/Si、Ru/Si、Mo化合物/
Si、Ru化合物/Si、Mo/Si化合物、Ru/S
i化合物、Mo化合物/Si化合物、及び、Ru化合物
/Si化合物の群から選ばれた一つからなることが好ま
しい。これにより、マスクコントラストを高くすること
ができる。
【0016】本発明に係る反射マスクの製造方法は、基
板上に、X線の使用波長域で高い反射率を有する多層膜
を形成する第1工程と、この多層膜上に、X線の使用波
長域における吸収率の高い物質からなる吸収体層を形成
する第2工程と、この吸収体層をパタンニングすること
により、多層膜上に所定のパタンを有する吸収体層を形
成する第3工程と、この吸収体層の表面に所定の粗さを
形成する第4工程と、を具備することを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る反射マスクの製造方法
において、前記第4工程は、吸収体層の表面にドライエ
ッチングを行うことにより、該吸収体層の表面に所定の
粗さを形成する工程であることも可能である。また、本
発明に係る反射マスクの製造方法において、前記第4の
工程は、X線の使用波長域における吸収率の高い物質を
吸収体層の表面上に島状に形成することにより、該吸収
体層の表面に所定の粗さを形成する工程であることも可
能である。
【0018】また、本発明に係る反射マスクの製造方法
は、基板上に、X線の使用波長域で高い反射率を有する
多層膜を形成する第1工程と、この多層膜上に電解メッ
キ用の電極層を形成する第2工程と、この電極層上に、
X線の使用波長域における吸収率の高い物質からなり且
つ所定のパタンを有する吸収体層を電解メッキ法により
形成する第3工程と、この吸収体層の表面に所定の粗さ
を形成する第4工程と、を具備することを特徴とする。
また、前記第4工程は、吸収体層の表面にイオンミリン
グを行うことにより、該吸収体層の表面に所定の粗さを
形成する工程であることが好ましい。
【0019】本発明に係る露光装置は、X線を発生させ
るX線光源と、このX線光源からのX線を反射マスクに
導く照明光学系と、前記反射マスクからのX線を感光性
基板に導く投影光学系とを有し、前記反射マスクのパタ
ンを感光性基板へ転写する露光装置において、前記反射
マスクは、基板と、この基板上に形成された、X線の使
用波長域で高い反射率を有する多層膜と、この多層膜上
に形成された、X線の使用波長域における吸収率の高い
物質からなり且つ所定のパタンを有する吸収体層と、を
具備するものであって、前記吸収体層の表面に所定の粗
さが形成されていることを特徴とする。
【0020】上記露光装置によれば、反射マスクの吸収
体層の表面に所定の粗さを形成しているため、露光する
際、入射した光を吸収体層の表面で散乱させることがで
きる。これにより、吸収体層は散乱されなかった光を吸
収すれば良いので、吸収体層を薄くすることができる。
従って、このような反射マスクを露光装置に用いること
により、パタンエッジ部分でのマスクコントラストを良
くすることができ、良好な矩形性を有する細い線幅のレ
ジストパタンを得ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る第1
の実施の形態による反射マスクを示す断面図である。
【0022】図1に示すように、反射マスク23は反射
マスク基板2を有しており、この反射マスク基板2上に
は多層膜4が設けられている。この多層膜4は、軟X線
領域における屈折率と真空の屈折率との差が小さい物質
の第1層と大きい物質の第2層とが交互に積層されたも
のである。多層膜鏡4上には比較的に軟X線の吸収が大
きい物質からなる吸収体層6が形成されており、この吸
収体層6は所望のパタン状に加工されている。吸収体層
6の表面は所定の粗さを有している。
【0023】吸収体層6は、この層をできるだけ薄くす
るためには使用波長域での吸収係数が大きいことが望ま
しい。EUVLで使用される波長13nm付近では、吸
収体層6として、Ag、Al、Au、Cd、Co、C
u、Fe、Cr、Ge、In、Ir、Mn、Ni、O
s、Pb、Pd、Pt、Re、Te、Ta、Sn、Zn
又はこれらの化合物を用いることが好ましい。これらは
波長13nm付近で吸収係数が高いので、吸収体層の厚
さを薄くすることができる。
【0024】また、反射領域を形成する多層膜として
は、EUVLで使用される波長13nm付近で高い反射
率が得られる物質であるMo/Si、Ru/Si、Mo
化合物/Si、Ru化合物/Si、Mo/Si化合物、
Ru/Si化合物、Mo化合物/Si化合物、又は、R
u化合物/Si化合物を用いることが好ましい。これに
より、マスクコントラストを高くすることができる。
【0025】図2(a)〜(e)及び図3(f)〜
(i)は、図1に示す反射マスクを製造する方法を示す
断面図である。
【0026】まず、図2(a)に示すように、100×
100×5mmのSi基板からなる反射マスク基板2を
準備し、この反射マスク基板2上にイオンビームスパッ
タリング(以下、IBSという。)法によりMo/Si
の積層膜からなる多層膜4を成膜する。この多層膜4
は、層数が50対層、周期長が6.9nm、膜厚比(=
Mo層厚/周期長)が0.35である。
【0027】次に、図2(b)に示すように、多層膜4
上に厚さ30nmのCr層からなる吸収体層6aを成膜
する。
【0028】この後、図2(c)に示すように、吸収体
層6a上に膜厚が約1μmのエキシマ用のポジ型レジス
ト膜8を塗布する。
【0029】次に、図2(d)に示すように、このレジ
スト膜8をエキシマレーザステッパーで露光、現像する
ことにより、吸収体層6a上には0.25〜1μmのL
&Sのレジストパタン8aが形成される。
【0030】この後、図2(e)に示すように、このレ
ジストパタン8aをマスクとして吸収体層6aをドライ
エッチングによりパタンニングする。これにより、多層
膜4上には0.25〜1μmのL&Sのパタンを有する
吸収体層6が形成される。
【0031】次に、図3(f)に示すように、残ってい
るレジストパタン8aを剥離し、吸収体層6の表面を洗
浄した後、吸収体層6を含む全面上にネガ型レジスト膜
10を塗布する。
【0032】この後、図3(g)に示すように、このレ
ジスト膜10をエキシマレーザステッパーで露光、現像
する。これにより、多層膜4上には、吸収体層6のパタ
ン相互間にレジストが残されたレジストパタン10aが
形成される。即ち、吸収体層6の表面は露出した状態と
なる。
【0033】次に、図3(h)に示すように、露出して
いる吸収体層6を含む全面に短時間のドライエッチング
を行うことにより、吸収体層6の表面を荒れさせる。
【0034】この後、図3(i)に示すように、レジス
トパタン10aを剥離し、吸収体層6の表面を洗浄す
る。このようにして得られた反射マスク23の吸収体層
(Crパタン)6の表面粗さをAFMにより測定した。
その測定結果から得られた表面粗さはおよそ1.9nm
rmsであった。
【0035】次に、上記反射マスク23を用いるX線露
光装置について説明する。図4は、図1に示す反射マス
クを使用したX線露光装置を示す全体構成図である。
【0036】このX線露光装置1は、露光用の照明光と
して、波長13nm近傍の軟X線領域の光(以下、EU
V光という)を用いて、ステップアンドスキャン方式に
より露光動作を行う投影露光装置である。
【0037】X線露光装置1は、パルスレーザ光源3を
有している。レーザ光源3は、赤外、可視、紫外のいず
れかの波長のレーザ光を供給する機能を有し、例えば半
導体レーザ励起によるYAGレーザやエキシマレーザ等
を使用する。レーザ光源3から発せられたレーザ光は、
集光光学系5により集光され、下部に配置されたプラズ
マ発生部7に達する。
【0038】プラズマ発生部7には、図示せぬノズルが
配置されており、キセノンガスを噴出する。噴出された
キセノンガスはプラズマ発生部7において高照度のレー
ザ光を受ける。キセノンガスは、高照度のレーザ光のエ
ネルギーにより、プラズマ状態に励起され、低ポテンシ
ャル状態へ遷移する際にEUV光を放出する。EUV光
は、大気により吸収されてしまうため、その光路はチャ
ンバ(真空室)9により覆われて外気が遮断されてい
る。
【0039】プラズマ発生部7の上部には、Mo/Si
多層膜をコートした回転放物面反射鏡11が配置されて
いる。プラズマ発生部7から輻射されたX線は、放物面
反射鏡11に入射し、波長13nm付近のX線のみが露
光装置1の下方に向かって平行に反射される。
【0040】回転放物面反射鏡11の下方には、厚さ
0.15nmのZr(ジルコニウム)からなる可視光カ
ットX線透過フィルター13が配置されている。回転放
物面反射鏡11で反射されたX線の内、所望の13nm
のX線のみが透過フィルター13を通過する。透過フィ
ルター13付近は、チャンバ15により覆われて外気を
遮断している。
【0041】透過フィルター13の下方には、ウエハチ
ャンバ33が設置されている。ウエハチャンバ33内の
透過フィルター13の下方には、照明光学系17が配置
されている。照明光学系17は、コンデンサー系の反射
鏡、フライアイ光学系の反射鏡等で構成されており、透
過フィルター13から入力されたX線を円弧状に整形
し、図の左方に向かって照射する。
【0042】照明光学系17の図の左方には、X線反射
鏡19が配置されている。X線反射鏡19は、図の右側
の反射面19aが凹型をした円形の回転放物円ミラーで
あり、保持部材により垂直に保持されている。X線反射
鏡19は、反射面19aが高精度に加工された石英の基
板からなる。反射面19aには、波長13nmのX線の
反射率が高いMoとSiの多層膜が形成されている。な
お、波長が10〜15nmのX線を用いる場合には、R
u(ルテニウム)、Rh(ロじウム)等の物質と、S
i、Be(ベリリウム)、B4C(4ホウ化炭素)等の
物質とを組み合わせた多層膜でも良い。
【0043】X線反射鏡19の図の右方には、光路折り
曲げ反射鏡21が斜めに配置されている。光路折り曲げ
反射鏡21の上方には、反射マスク23が、反射面が下
になるように水平に配置されている。照明光学系17か
ら放出されたX線は、X線反射鏡19により反射集光さ
れた後に、光路折り曲げ反射鏡21を介して、反射マス
ク23の反射面に達する。
【0044】反射マスク23の反射面にも多層膜からな
る反射膜が形成されている。この反射膜には、ウエハ2
9に転写するパタンに応じたマスクパタンが形成されて
いる。反射マスク23は、その上部に図示されたマスク
ステージ25に固定されている。マスクステージ25
は、少なくともY方向に移動可能であり、光路折り曲げ
反射鏡21で反射されたX線を順次マスク23上に照射
する。
【0045】反射マスク23の下部には、順に投影光学
系27、ウエハ29が配置されている。投影光学系27
は、複数の反射鏡等からなり、反射マスク23で反射さ
れたX線を所定の縮小倍率(例えば1/4)に縮小し、
ウエハ29上に結像する。ウエハ29は、XYZ方向に
移動可能なウエハステージ31に吸着等により固定され
ている。
【0046】ウエハチャンバ33にはゲートバルブ35
を介して予備排気室(ロードロック室)37が設けられ
ている。予備排気室37には真空ポンプ39が接続して
おり、真空ポンプ39の運転により予備排気室37は真
空排気される。
【0047】露光動作を行う際には、照明光学系17に
より反射マスク23の反射面にEUV光を照射する。そ
の際、投影光学系27に対して反射マスク23及びウエ
ハ29を投影光学系の縮小倍率により定まる所定の速度
比で相対的に同期走査する。これにより、反射マスク2
3の回路パタンの全体をウエハ29上の複数のショット
領域の各々にステップアンドスキャン方式で転写する。
なお、ウエハ29のチップは例えば25×25mm角で
あり、レジスト上で0.07μmL/SのICパタンが
露光できる。
【0048】上記第1の実施の形態によれば、吸収体層
6の表面に短時間のドライエッチングを行うことによ
り、吸収体層6の表面粗さを大きくしている。このた
め、反射マスクを用いて露光する際、入射した光を吸収
体層6の表面で散乱させることができる。光の散乱量は
吸収体層の表面の粗さに比例し、粗さが大きいほど散乱
量も多くなる。例えば、波長13nm付近で入射角が2
°の場合において、吸収体層の表面粗さが1nmrms
であれば、吸収体層の表面が完全な平滑面である場合に
比べて入射光は約60%散乱される。従って、吸収体層
6は散乱されなかった光を吸収すれば良いので、吸収体
層6を薄くすることができる。よって、上述した反射マ
スクを軟X線縮小投影露光に用いれば、パタンエッジ部
分でのマスクコントラストが良いので、良好な矩形性を
有する細い線幅のレジストパタンを得ることができる。
【0049】また、吸収体層の表面粗さが0.5nmr
msより大きくなると、散乱の効果が吸収体層の厚さに
影響し始める。波長13nm付近で入射角2°の場合に
おいて、例えば吸収体層に厚さ50nmのCr層を用い
た場合、吸収体層の表面が平滑面とするとコントラスト
が約70となるが、吸収体層の表面粗さを0.6nmr
msとするとコントラストは約100となり、必要とさ
れるコントラストに達する。
【0050】また、吸収体層の表面粗さを1nmrms
より大きくした場合、散乱の効果はより大きくなる。波
長13nm付近で入射角2°の場合において、例えば吸
収体層にCr層を用いた場合、吸収体層の表面が平滑面
とすると約200のコントラストを得るためには約75
nmの厚さが必要となるが、吸収体層の表面粗さを1.
1nmrmsとすると吸収体層の厚さは約50nmで約
200のコントラストを得ることができる。
【0051】また、吸収体層の表面粗さを1.5nmr
msより大きくした場合、散乱の効果は非常に大きくな
る。波長13nm付近で入射角2°の場合において、例
えば吸収体層に厚さ50nmのCr層を用いた場合、吸
収体層の表面粗さを0.6nmrmsとするとコントラ
ストは約500となり、理想的なコントラストに達す
る。そして、吸収体層の表面粗さを2nmとすれば、わ
ずか厚さ20nmで約150のコントラストを得ること
ができる。
【0052】図5(a)〜(e)及び図6(f)〜
(i)は、本発明に係る第2の実施の形態による反射マ
スクの製造方法を示す断面図である。
【0053】まず、図5(a)に示すように、反射マス
ク基板2上にIBS法によりMoRu/Siの積層膜か
らなる多層膜12を成膜する。この多層膜12は、層数
が50対層、周期長が6.9nm、膜厚比(=MoRu
層厚/周期長)が0.35である。
【0054】次に、図5(b)に示すように、多層膜1
2上に厚さ40nmのTa層からなる吸収体層14を成
膜する。
【0055】この後、図5(c)に示すように、吸収体
層14上に膜厚が約1μmのエキシマ用のポジ型レジス
ト膜8を塗布する。
【0056】次に、図5(d)に示すように、このレジ
スト膜8をエキシマレーザステッパーで露光、現像する
ことにより、吸収体層14上には0.25〜1μmのL
&Sのレジストパタン8aが形成される。
【0057】この後、図5(e)に示すように、このレ
ジストパタン8aをマスクとして吸収体層14をドライ
エッチングによりパタンニングする。これにより、多層
膜12上には0.25〜1μmのL&Sのパタンを有す
る吸収体層14aが形成される。
【0058】次に、図6(f)に示すように、残ってい
るレジストパタン8aを剥離し、吸収体層14aの表面
を洗浄した後、吸収体層14aを含む全面上にネガ型レ
ジスト膜10を塗布する。
【0059】この後、図6(g)に示すように、このレ
ジスト膜10をエキシマレーザステッパーで露光、現像
する。これにより、多層膜12上には、吸収体層14a
のパタン相互間にレジストが残されたレジストパタン1
0aが形成される。即ち、吸収体層14aの表面は露出
した状態となる。
【0060】次に、図6(h)に示すように、露出して
いる吸収体層14aを含む全面上にAu16を平均1n
mの厚さで電子ビーム蒸着する。この際、Au16は島
状に成長し、連続薄膜にはならない。このAu16によ
り、吸収体層14aの表面が荒れた状態となる。即ち、
吸収体層14aの表面に所定の粗さが形成される。
【0061】この後、図6(i)に示すように、レジス
トパタン10aを剥離し、吸収体層14a及びAu16
の表面を洗浄する。このようにして得られた反射マスク
の吸収体層(Ta−Auパタン)の表面粗さをAFMに
より測定した。その測定結果から得られた表面粗さはお
よそ2.2nmrmsであった。
【0062】上記第2の実施の形態によれば、吸収体層
14aの表面に平均1nmの厚さのAu16を島状に蒸
着させることにより、吸収体層14aの表面粗さを大き
くしている。このため、反射マスクを用いて露光する
際、入射した光を吸収体層14aの表面で散乱させるこ
とができる。従って、吸収体層14aは散乱されなかっ
た光を吸収すれば良いので、吸収体層14aを薄くする
ことができる。よって、上述した反射マスクを軟X線縮
小投影露光に用いれば、パタンエッジ部分でのマスクコ
ントラストが良いので、良好な矩形性を有する細い線幅
のレジストパタンを得ることができる。
【0063】図7(a)〜(e)及び図8(f)〜
(i)は、本発明に係る第3の実施の形態による反射マ
スクの製造方法を示す断面図である。
【0064】まず、図7(a)に示すように、反射マス
ク基板2上にIBS法によりMoRu/Siの積層膜か
らなる多層膜12を成膜する。この多層膜12は、層数
が50対層、周期長が6.9nm、膜厚比(=MoRu
層厚/周期長)が0.35である。
【0065】次に、図7(b)に示すように、多層膜1
2上にIBS法により厚さ2nmのRu膜からなる電極
層24を成膜する。この電極層24は、導電層であって
電解メッキの電極として用いられる。
【0066】この後、図7(c)に示すように、電極層
24上にPMMAからなる膜厚が約0.5μmの電子ビ
ーム用のレジスト膜18を塗布し、180℃で2分間の
プリベークを行う。
【0067】次に、図7(d)に示すように、このレジ
スト膜18を電子ビーム描画装置で描画、現像すること
により、電極層24上には0.25〜1μmのL&Sの
レジストパタン18aが形成される。
【0068】この後、図7(e)に示すように、このレ
ジストパタン18aをマスクとして電解メッキ法により
厚さが約20nmのNiメッキ膜パタンからなる吸収体
層20を電極層24上に成長させる。この際、450g
/lのスルファミン酸ニッケル、30g/lのほう酸、
0.5g/lのラウリル硫酸ナトリウムの水溶液からな
る電解メッキ液を用いる。
【0069】次に、図8(f)に示すように、純水を用
いて吸収体層20を含む全面を洗浄し、乾燥させた後、
残っているレジストパタン18aを剥離する。このレジ
ストパタンの剥離には有機溶剤(N,Nジメチルホルム
アミド等)による洗浄やO2アッシング法を用いる。次
に、吸収体層20を含む全面上にレジスト膜22を塗布
する。
【0070】この後、図8(g)に示すように、このレ
ジスト膜22を電子ビーム描画装置で描画、現像する。
これにより、電極層24上には、吸収体層20のパタン
相互間にレジストが残されたレジストパタン22aが形
成される。即ち、吸収体層20の表面は露出した状態と
なる。
【0071】次に、図8(h)に示すように、Arイオ
ンミリング装置を用いて露出している吸収体層20を含
む全面に短時間のミリングを行うことにより、吸収体層
20の表面を荒れさせる。Niメッキ膜からなる吸収体
層20は粘性が高く、Arイオンミリングによってきれ
いに削ることができないので、吸収体層20の表面に所
定の粗さを形成できる。
【0072】この後、図8(i)に示すように、レジス
トパタン22aを剥離し、吸収体層20の表面を洗浄す
る。このようにして得られた反射マスクの吸収体層(N
iパタン)20の表面粗さをAFMにより測定した。そ
の測定結果から得られた表面粗さはおよそ2.0nmr
msであった。
【0073】上記第3の実施の形態によれば、吸収体層
20の表面をArイオンミリングによって荒らすことに
より、吸収体層20の表面に所定の粗さを形成してい
る。このため、反射マスクを用いて露光する際、入射し
た光を吸収体層20の表面で散乱させることができる。
従って、吸収体層20は散乱されなかった光を吸収すれ
ば良いので、吸収体層20を薄くすることができる。よ
って、上述した反射マスクを軟X線縮小投影露光に用い
れば、パタンエッジ部分でのマスクコントラストが良い
ので、良好な矩形性を有する細い線幅のレジストパタン
を得ることができる。
【0074】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することが可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
収体層の表面に所定の粗さを形成している。したがっ
て、吸収体層の厚さを薄くしてウエハ上に転写されるパ
タンへの影響を小さくした反射マスクとその製造方法及
び露光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態による反射マス
クを示す断面図である。
【図2】(a)〜(e)は、図1に示す反射マスクを製
造する方法を示す断面図である。
【図3】(f)〜(i)は、図1に示す反射マスクを製
造する方法を示すものであり、図2(e)の次の工程を
示す断面図である。
【図4】図1に示す反射マスクを使用したX線露光装置
を示す全体構成図である。
【図5】(a)〜(e)は、本発明に係る第2の実施の
形態による反射マスクの製造方法を示す断面図である。
【図6】(f)〜(i)は、本発明に係る第2の実施の
形態による反射マスクの製造方法を示すものであり、図
5(e)の次の工程を示す断面図である。
【図7】(a)〜(e)は、本発明に係る第3の実施の
形態による反射マスクの製造方法を示す断面図である。
【図8】(f)〜(i)は、本発明に係る第3の実施の
形態による反射マスクの製造方法を示すものであり、図
7(e)の次の工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1…X線露光装置 2…反射マスク
基板 3…レーザ光源 4…多層膜 5…集光光学系 6,6a…吸収
体層 7…プラズマ発生部 8…レジスト膜 8a…レジストパタン 9…チャンバ 10…ネガ型レジスト膜 10a…レジス
トパタン 11…回転放物面反射鏡 12…多層膜 13…X線透過フィルター 14,14a…
吸収体層 15…チャンバ 16…Au 17…照明光学系 18…レジスト
膜 18a…レジストパタン 19…X線反射
鏡 19a…反射面 20…吸収体層 21…光路折り曲げ反射鏡 22…レジスト
膜 22a…レジストパタン 23…反射マス
ク 24…電極層 25…マスクス
テージ 27…投影光学系 29…ウエハ 31…ウエハステージ 33…ウエハチ
ャンバ 35…ゲートバルブ 37…予備排気
室(ロードロック室) 39…真空ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G21K 1/06 G21K 1/06 D H01L 21/30 531M

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 この基板上に形成された、X線の使用波長域で高い反射
    率を有する多層膜と、 この多層膜上に形成された、X線の使用波長域における
    吸収率の高い物質からなり且つ所定のパタンを有する吸
    収体層と、 を具備し、 前記吸収体層の表面に所定の粗さが形成されていること
    を特徴とする反射マスク。
  2. 【請求項2】 前記所定の粗さが0.5nmrms以上
    であることを特徴とする請求項1に記載の反射マスク。
  3. 【請求項3】 前記所定の粗さが1nmrms以上であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の反射マスク。
  4. 【請求項4】 前記所定の粗さが1.5nmrms以上
    であることを特徴とする請求項1に記載の反射マスク。
  5. 【請求項5】 前記吸収体層は、Ag、Al、Au、C
    d、Co、Cu、Fe、Cr、Ge、In、Ir、M
    n、Ni、Os、Pb、Pd、Pt、Re、Te、T
    a、Sn、Zn及びこれらの化合物の群から選ばれた一
    つからなることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれ
    か1項記載の反射マスク。
  6. 【請求項6】 前記多層膜は、Mo/Si、Ru/S
    i、Mo化合物/Si、Ru化合物/Si、Mo/Si
    化合物、Ru/Si化合物、Mo化合物/Si化合物、
    及び、Ru化合物/Si化合物の群から選ばれた一つか
    らなることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1
    項記載の反射マスク。
  7. 【請求項7】 基板上に、X線の使用波長域で高い反射
    率を有する多層膜を形成する第1工程と、 この多層膜上に、X線の使用波長域における吸収率の高
    い物質からなる吸収体層を形成する第2工程と、 この吸収体層をパタンニングすることにより、多層膜上
    に所定のパタンを有する吸収体層を形成する第3工程
    と、 この吸収体層の表面に所定の粗さを形成する第4工程
    と、 を具備することを特徴とする反射マスクの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第4工程は、吸収体層の表面にドラ
    イエッチングを行うことにより、該吸収体層の表面に所
    定の粗さを形成する工程であることを特徴とする請求項
    7に記載の反射マスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第4の工程は、X線の使用波長域に
    おける吸収率の高い物質を吸収体層の表面上に島状に形
    成することにより、該吸収体層の表面に所定の粗さを形
    成する工程であることを特徴とする請求項7に記載の反
    射マスクの製造方法。
  10. 【請求項10】 基板上に、X線の使用波長域で高い反
    射率を有する多層膜を形成する第1工程と、 この多層膜上に電解メッキ用の電極層を形成する第2工
    程と、 この電極層上に、X線の使用波長域における吸収率の高
    い物質からなり且つ所定のパタンを有する吸収体層を電
    解メッキ法により形成する第3工程と、 この吸収体層の表面に所定の粗さを形成する第4工程
    と、 を具備することを特徴とする反射マスクの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第4工程は、吸収体層の表面にイ
    オンミリングを行うことにより、該吸収体層の表面に所
    定の粗さを形成する工程であることを特徴とする請求項
    10に記載の反射マスクの製造方法。
  12. 【請求項12】 X線を発生させるX線光源と、このX
    線光源からのX線を反射マスクに導く照明光学系と、前
    記反射マスクからのX線を感光性基板に導く投影光学系
    とを有し、前記反射マスクのパタンを感光性基板へ転写
    する露光装置において、 前記反射マスクは、基板と、この基板上に形成された、
    X線の使用波長域で高い反射率を有する多層膜と、この
    多層膜上に形成された、X線の使用波長域における吸収
    率の高い物質からなり且つ所定のパタンを有する吸収体
    層と、を具備するものであって、前記吸収体層の表面に
    所定の粗さが形成されていることを特徴とする露光装
    置。
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