JP2002299160A - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JP2002299160A
JP2002299160A JP2001095736A JP2001095736A JP2002299160A JP 2002299160 A JP2002299160 A JP 2002299160A JP 2001095736 A JP2001095736 A JP 2001095736A JP 2001095736 A JP2001095736 A JP 2001095736A JP 2002299160 A JP2002299160 A JP 2002299160A
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Yuji Mido
勇治 御堂
Ryo Kimura
涼 木村
Katsumasa Miki
勝政 三木
誠司 ▲高▼木
Seiji Takagi
Hideki Masumi
英樹 益見
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波応答性に優れた薄型の複合電子部品を
提供することを目的とする。 【解決手段】 多孔質金属シート体1に有機誘電体被膜
3、固体電解質層4、集電体層5を設けたものを絶縁部
7で被ったものにおいて、この絶縁部7に第一の接続端
子2と第二の接続端子6にそれぞれ接続される導電体1
1を表出させ、この導電体11上に接続バンプ12を形
成し、集積回路と他の電子部品を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に利用
され、特に薄型のコンデンサ上に電子部品を配置した複
合電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における複合電子部品としては、回
路基板上に集積回路、コンデンサ、インダクターや抵抗
を配置して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の複合電子部
品においては、コンデンサも抵抗やインダクタンス部品
と同様に1つのチップ型の固体電解コンデンサとし、回
路基板上に実装されて利用されることになる。
【0004】しかしながら、昨今の回路のデジタル化に
伴って電子部品の高周波応答性が求められており、従来
ではあまり問題にならなかったような配線に伴う抵抗成
分やインダクタンス成分が重要になり、上述のような回
路基板に集積回路とともに表面実装される固体電解コン
デンサでは、高周波応答性に劣るといった問題を有する
ものであった。
【0005】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、集積回路を直接バンプ接続でき高周波応答性に優れ
た薄型の複合電子部品を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、コンデンサ部と、
このコンデンサ部を覆うように設けられた絶縁部と、こ
の絶縁部の少なくとも一方の面に前記コンデンサ部と電
気的に接続する接続端子を有するとともにこの接続端子
と同一面に設けられ電子部品と導通する複数の配線パタ
ーンと、前記絶縁部の側面に前記コンデンサ部と電気的
に接続する外部端子とからなり、前記コンデンサ部は、
表面および空孔表面に有機誘電体被膜を有する多孔質金
属シート体に設けられた一方の接続端子と、固体電解質
層を介して設けられた他方の接続端子と、少なくとも前
記一方の接続端子と他方の接続端子に至るように設けら
れた穴と、この穴内の内壁に絶縁膜を形成し、この絶縁
膜を形成した穴内に前記一方の接続端子および他方の接
続端子と電気的に接続され他とは絶縁された導電体が形
成された複合電子部品であり、薄型のコンデンサの表面
に接続部を形成し、その接続部上に集積回路を始めとし
て各種チップ部品を実装可能とし、高周波応答性の著し
い向上を図ることができるとともに複合電子部品の小型
化、薄型化を可能とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、接続端子をコン
デンサ部の両面に有する請求項1に記載の複合電子部品
であり、両面の接続端子上に集積回路を始めとして各種
チップ部品を実装することで実装密度を向上することが
できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、多孔質金属体シ
ートとしてエッチング処理したアルミニウム箔を用いた
請求項1に記載の複合電子部品であり、上記請求項1の
作用に加えて生産性に優れたものとすることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、一方の接続端子
としてエッチング処理したアルミニウム箔のエッチング
されない面を用いた請求項1に記載の複合電子部品であ
り、アルミニウム箔を接続端子とでき、構成部品を少な
くすることができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、一方の接続端子
としてエッチング処理したアルミニウム箔のエッチング
されない面に形成した別の金属層を用いた請求項1に記
載の複合電子部品であり、金属層を選択することにより
導電体との接続の信頼性を高めることができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、多孔質金属体シ
ートとして金属粉末の焼結体を用いた請求項1に記載の
複合電子部品であり、上記請求項1の作用に加えて金属
粉末を微粒子化することで容易に多孔質部の面積を拡大
することができ、容量の大きなものとすることができ
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、固体電解質層と
して機能性高分子を用いた請求項1に記載の複合電子部
品であり、インピーダンスの低いものとすることができ
る。
【0013】請求項8に記載の発明は、接続部を集積回
路の接続バンプの数以上設けた請求項1に記載の複合電
子部品であり、集積回路を実装できるものとできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1〜8に係
る発明について図1〜図16を用いて説明する。
【0015】図1は本発明の複合電子部品の一実施の形
態の断面図であり、図2は同要部の拡大断面図である。
図1,図2において、1はエッチング処理したアルミニ
ウム箔や金属粉末の焼結体からなる多孔質金属シート
体、2はこの多孔質金属シート体1に設けた第一の接続
端子であり、この第一の接続端子2はアルミニウム箔の
場合はエッチング処理されない面をそのまま利用しても
よいし、エッチング処理されない面に金、銅やニッケル
などの他の金属層を形成して構成したり、金属粉末の焼
結体の場合は焼結体の面をそのまま利用してもよいし、
金、銅、ニッケルなどの金属層をスパッタリング、蒸着
などの方法で形成して構成してもよい。
【0016】また、3は上記多孔質金属シート体1の第
一の接続端子2を除いて電着法や電解重合法により表面
および空孔表面に形成された有機誘電体被膜、4はこの
有機誘電体被膜3の上に形成された固体電解質層であ
り、この固体電解質層4はポリピロールやポリチオフェ
ンなどの機能性高分子層を化学重合や電解重合によって
形成することで得ることができる。
【0017】さらに、5は固体電解質層4上に形成され
た集電体層であり、導電ペーストを塗布したりして形成
することができる。また、6は集電体層5の上に設けた
第二の接続端子であり、集電体層5をそのまま使っても
よいし、金、銅、ニッケル、タンタルなどの金属層をス
パッタリング、蒸着などの方法で形成して構成してもよ
い。
【0018】7はこれら全体を被う絶縁部でエポキシ樹
脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂な
どの絶縁性樹脂でモールド成形、シート成形などの方法
によって形成される。
【0019】8は絶縁部7に第二の接続端子6まで設け
た穴、9は同じく絶縁部7に第二の接続端子6、集電体
層5、固体電解質層4、有機誘電体被膜3に第一の接続
端子2まで設けた穴であり、これらの穴8,9はレーザ
加工、エッチング加工やパンチング加工などにより形成
される。
【0020】上記穴9の内壁には絶縁膜10が形成され
ている。そして、これらの穴8,9内には銅のメッキな
どにより導電体11が形成されて穴8内の導電体11は
第二の接続端子6と、穴9内の導電体11は第一の接続
端子2のみと電気的に接続されている。
【0021】この穴8,9内に形成された導電体11の
表出面上には半田、金、錫や銀などからなる接続バンプ
12が形成されており、この接続バンプ12の数や形成
されるピッチは後で実装する集積回路の接続バンプと一
致するか、それ以上の数となっている。集積回路の接続
バンプ以上の数とするのは、集積回路を実装した後、残
りの接続バンプ12間にチップ抵抗器やチップセラミッ
クコンデンサ、さらにはチップインダクタンスなどのチ
ップ部品からなる電子部品を実装することも可能とした
ものである。また、絶縁部7の側面には上記第一の接続
端子2と第二の接続端子6とそれぞれ接続された外部端
子13,14が形成されている。
【0022】さらに、絶縁部7上に形成された配線パタ
ーン15にチップ抵抗器やチップセラミックコンデン
サ、さらにはチップインダクタンスなどの電子部品16
および集積回路17などを接続し、複合電子部品を形成
する。
【0023】このように、薄型の固体電解コンデンサの
両面に直接集積回路17などを実装することができるこ
とにより実装密度を向上できるとともに、引きまわしの
導電パターンが不要となって高周波応答性が著しく向上
することになり、また、回路を構成する電子部品16を
具備することで薄型の複合電子部品を実現することがで
きる。
【0024】なお、多孔質金属シート体1としてエッチ
ング処理したアルミニウム箔を用いるのは既に確立され
ているアルミ電解コンデンサのアルミニウム箔を利用す
ることができ、第一の接続端子部をマスクした後エッチ
ング処理することにより容易に生産することができ、生
産性を高めることができることになる。
【0025】また、多孔質金属シート体1として金属粉
末の焼結体を用いるのは、金属粉末を微粒子化すること
で容易に多孔質部の面積を拡大することができ、得られ
る静電容量が大きくなるからである。
【0026】さらに、アルミニウム箔を第一の接続端子
2とするのは、別の第一の接続端子2としての金属層を
必要とせず、構成部品が少なく生産効率も向上しコスト
面で有利となるからである。但し、穴8,9内に形成す
る導電体11との接続の信頼性を向上させたい場合には
多孔質金属シート体1上に金、銅やニッケルなどの金属
層を形成して第一の接続端子2とすることが望ましい。
【0027】また、固体電解質層4としてポリピロール
やポリチオフェンなどの機能性高分子を用いることによ
りインピーダンスの低い固体電解コンデンサとすること
ができてより高周波応答性に優れたものとすることがで
きる。
【0028】また、上記説明においては絶縁部7の両面
に接続バンプ12を設けたものについてのみ示したが、
片面に接続バンプ12を形成することもできる。
【0029】さらに、外部端子13,14は必ずしも必
要ではなく、接続バンプ12や配線パターン15を利用
して外部端子13,14の代りとして利用することもで
きるし、接続バンプ12に実装する集積回路17や電子
部品16を外部端子として代用することも可能である。
【0030】次に本発明の固体電解コンデンサの製造方
法の一例を図3〜図16を用いて説明する。
【0031】まず、図3に示すように第一の接続端子を
形成する箇所にレジスト層を形成し第一の接続端子部を
マスクをした後、エッチング処理を行いエッチング後、
レジスト層を溶解剥離し多孔質金属シート体1を作成す
る。
【0032】次に、図4に示すように多孔質金属シート
体1のコンデンサ作製部をアクリル系樹脂を含む溶液に
浸漬して電着し、有機誘電体被膜3を形成する。
【0033】次に、図5に示すようにこれをピロールを
含む溶液に浸漬し、続いて酸化剤溶液に浸漬して化学酸
化重合により薄く有機誘電体被膜3上にポリピロール層
を形成し、このポリピロール層を形成したものをピロー
ルを含む溶液に浸漬してポリピロール層を+側、溶液中
の電極を−側として電解重合することにより上記ポリピ
ロール層上に十分な厚さのポリピロール層を形成して固
体電解質層4を形成する。
【0034】次に、図6に示すようにカーボンインクを
塗布、乾燥した後にさらに銀ペイントを塗布、硬化しカ
ーボン層、銀ペイント層からなる集電体層5を形成す
る。
【0035】次に、図7に示すように銅などからなる第
二の接続端子6を集電体層5に電気的に導通するように
張付けた後多孔質金属シート体1の突出した不要部分を
切断し、続いて図8に示すようにエポキシ樹脂などから
なる絶縁部7で全体を被う。
【0036】次に、図9に示すように第二の接続端子6
までの深さで絶縁部7に穴8を必要な数だけ所定の位置
にレーザ加工で形成し、さらに第一の接続端子2までの
深さで絶縁部7、第二の接続端子6、集電体層5、固体
電解質層4、有機誘電体被膜3に設けた穴9を必要な数
だけ所定の位置にレーザ加工で形成する。
【0037】次に図10に示すように、この穴9の底部
の多孔質金属シート体1の表面に第一の接続端子2を形
成する。この第一の接続端子2は多孔質金属シート体1
をそのまま利用してもよいし、金、銅やニッケルなどの
他の金属層を形成して構成する。
【0038】次に図11に示すように、この穴9の内壁
に絶縁性樹脂の電着などにより絶縁膜10を形成する。
【0039】そして、図12に示すように穴8,9の内
面に銅などのメッキによる導電体11を形成し、穴8の
導電体11は第二の接続端子6と、穴9内の導電体11
は第一の接続端子2と電気的に接続されるように形成す
る。
【0040】次に、図13に示すように導電体11の表
出する部分に半田、金または銀による接続バンプ12を
形成すると同時に図14に示すように側面および底面に
第一の接続端子2と第二の接続端子6とそれぞれ接続さ
れた外部端子13,14を形成して固体電解コンデンサ
の完成品とする。
【0041】このような構成の固体電解コンデンサは、
接続バンプ12の形成した面に集積回路17を直接接続
することができることにより、高周波応答性に極めて優
れたものとすることができ、デジタル回路を構成するう
えで有効なものとすることができる効果のみならず、シ
ート状で薄層でありながら大容量の固体電解コンデンサ
を形成できるために例えば、樹脂基板などの内部に埋設
することが可能であり、回路の小型化に有効である。具
体的には、薄型カード(ICカード)などの平滑回路や
ノイズ対策用の固体電解コンデンサに使用が有効であ
る。
【0042】また、誘電体が無極性であり、かつ電極取
り出しに制約が無いためにどのようにでも取り出し電極
が構成可能なため回路設計を自由にできる。
【0043】さらに、固体電解コンデンサは誘電体に酸
化被膜を用いるために外部からのストレス、例えば曲げ
応力などで酸化被膜が破壊されフレキシブルな基板など
応力のかかる個所には用いることが困難であった。しか
しながら、本発明の固体電解コンデンサは誘電体に有機
系材料を用いるために柔軟性に富み従来使用が困難な曲
げ応力のかかるような回路や基板などにも装着が可能で
あり、耐応力性に富む複合電子部品を構成できる。
【0044】最後に、図15に示すように接続バンプ1
2を形成した絶縁部7上に導電体を回路パターンに合わ
せて配線パターン15を形成し所定の場所にインダクタ
ンスや抵抗器などの電子部品16および集積回路17を
接続し複合電子部品を作製する。
【0045】また、他の例として金属粉末の焼結体を多
孔質金属シート体1として用いる場合は、図16に示す
ように金属シート体18の両面に金属焼結体19を結合
して多孔質金属シート体1を構成する。
【0046】他の工程は上記エッチング処理したアルミ
ニウム箔を用いた場合と同じ工程をとって固体電解コン
デンサを製造し、複合分子部品を作製する。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の複合電子部品は構
成されるため、薄型の固体電解コンデンサの接続部を形
成した両面に集積回路を直接接続することができ、ま
た、他の部品を実装することにより実装密度の向上と、
薄型で高周波応答性に極めて優れ、デジタル回路を構成
するうえで有効なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における複合電子部品の
断面図
【図2】同要部の拡大断面図
【図3】同複合電子部品に用いる多孔質金属シート体の
断面図
【図4】同多孔質金属シート体に有機誘電体被膜を形成
した状態の断面図
【図5】同固体電解質層を形成した状態の断面図
【図6】同集電体層を形成した状態の断面図
【図7】同第二の接続端子を形成した状態の断面図
【図8】同絶縁部を形成した状態の断面図
【図9】同穴を形成した状態の断面図
【図10】同第一の接続端子を形成した状態の断面図
【図11】同穴内に絶縁膜を形成した状態の断面図
【図12】同穴内に導電体を形成した状態の断面図
【図13】同導電体上に接続バンプを形成した状態の断
面図
【図14】同外部端子を形成した状態の断面図
【図15】同配線パターンを形成し、電子部品、集積回
路を実装した状態の断面図
【図16】他の多孔質金属シート体を示す断面図
【符号の説明】
1 多孔質金属シート体 2 第一の接続端子 3 有機誘電体被膜 4 固体電解質層 5 集電体層 6 第二の接続端子 7 絶縁部 8,9 穴 10 絶縁膜 11 導電体 12 接続バンプ 13,14 外部端子 15 配線パターン 16 電子部品 17 集積回路 18 金属シート体 19 金属焼結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 勝政 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲高▼木 誠司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 益見 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E082 CC03 DD13 EE23 EE37 FF05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ部と、このコンデンサ部を覆
    うように設けられた絶縁部と、この絶縁部の少なくとも
    一方の面に前記コンデンサ部と電気的に接続する接続端
    子を有するとともにこの接続端子と同一面に設けられ電
    子部品と導通する複数の配線パターンと、前記絶縁部の
    側面に前記コンデンサ部と電気的に接続する外部端子と
    からなり、前記コンデンサ部は、表面および空孔表面に
    有機誘電体被膜を有する多孔質金属シート体に設けられ
    た一方の接続端子と、固体電解質層を介して設けられた
    他方の接続端子と、少なくとも前記一方の接続端子と他
    方の接続端子に至るように設けられた穴と、この穴内の
    内壁に絶縁膜を形成し、この絶縁膜を形成した穴内に前
    記一方の接続端子および他方の接続端子と電気的に接続
    され他とは絶縁された導電体が形成された複合電子部
    品。
  2. 【請求項2】 接続端子をコンデンサ部の両面に有する
    請求項1に記載の複合電子部品。
  3. 【請求項3】 多孔質金属体シートとしてエッチング処
    理したアルミニウム箔を用いた請求項1に記載の複合電
    子部品。
  4. 【請求項4】 一方の接続端子としてエッチング処理し
    たアルミニウム箔のエッチングされない面を用いた請求
    項1に記載の複合電子部品。
  5. 【請求項5】 一方の接続端子としてエッチング処理し
    たアルミニウム箔のエッチングされない面に形成した別
    の金属層を用いた請求項1に記載の複合電子部品。
  6. 【請求項6】 多孔質金属体シートとして金属粉末の焼
    結体を用いた請求項1に記載の複合電子部品。
  7. 【請求項7】 固体電解質層として機能性高分子を用い
    た請求項1に記載の複合電子部品。
  8. 【請求項8】 接続端子を集積回路の接続バンプの数以
    上設けた請求項1に記載の複合電子部品。
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