JP2002298802A - 薄型電池用袋体 - Google Patents

薄型電池用袋体

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JP2002298802A
JP2002298802A JP2001097196A JP2001097196A JP2002298802A JP 2002298802 A JP2002298802 A JP 2002298802A JP 2001097196 A JP2001097196 A JP 2001097196A JP 2001097196 A JP2001097196 A JP 2001097196A JP 2002298802 A JP2002298802 A JP 2002298802A
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JP
Japan
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olefin
based adhesive
thin battery
adhesive layer
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JP2001097196A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Shigekuni
光明 重国
Shingo Hibino
真吾 日比野
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型電池の電池性能を長期にわたって維持させ
ることができる薄型電池用袋体を提供する。 【解決手段】金属層3とシーラント層5とを備えたフィ
ルム材のシーラント層5同士をヒートシールすることに
より袋状に形成した薄型電池用袋体であって、上記金属
層3とシーラント層5との間にオレフィン系接着剤層4
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウムイオン二
次電池(LIB)等の薄型電池用の発電要素を収納する
薄型電池用袋体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器では、その小型化や省ス
ペース化等のニーズに伴い、電源として薄型電池(シー
ト状電池)が用いられている。その一例としてゲル状ポ
リマー電解質を用いたリチウムイオン二次電池がある。
【0003】このゲル状ポリマー電解質を用いたリチウ
ムイオン二次電池の構造例を図4および図5に示す。こ
れらの図において、31は正極集電体(アルミニウム
箔)、32は正極(コバルト酸リチウム等のリチウム含
有複合酸化物)、33は隔離材(溶媒で可塑化されたポ
リマー電解質)、34は負極(炭素材)、35は負極集
電体(銅箔)であり、これらにより発電要素が構成され
ている。そして、この発電要素が袋体36に収納されて
薄型電池が構成されている。
【0004】上記袋体36は、アルミニウム箔に接着剤
を介してシーラント樹脂がラミネートされたフィルム材
からなり、そのフィルム材のシーラント樹脂同士を対面
させて重ね合わせ、その周縁部をヒートシールして袋状
に形成したものである。なお、36aは袋体36の外周
部に形成されたヒートシール部、37は上記発電要素か
らの集電端子である。
【0005】また、上記接着剤としては、接着力向上の
点から、ポリエステル系接着剤やエポキシ系接着剤が広
く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記集
電端子37を電池外に延出させている部分が僅かに開封
することがあったり、ヒートシール部のシーラント樹脂
がガスバリア性に乏しかったりするため、大気中の水分
が電池内に入り込み、上記ポリマー電解質の成分の六フ
ッ化リン酸リチウム(LiPF6 )と反応して有害なフ
ッ酸(HF)を発生させ、このフッ酸がシーラント樹脂
を透過して接着剤を分解したりアルミニウム箔を腐食し
たりし、アルミニウム箔とシーラント樹脂とを剥離させ
る。
【0007】特に、上記ポリエステル系接着剤やエポキ
シ系接着剤は、フッ酸に分解されやすく、透過されやす
い。そのため、上記剥離が起こりやすい。
【0008】このような剥離が発生すると、大気中の水
分が電池内に入り込み易くなり、上記ポリマー電解質の
機能が低下する。その結果、電池性能が長期にわたって
維持されなくなる。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、薄型電池の電池性能を長期にわたって維持させ
ることができる薄型電池用袋体の提供をその目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の薄型電池用袋体は、金属層とシーラント層
とを備えたフィルム材のシーラント層同士をヒートシー
ルすることにより袋状に形成した薄型電池用袋体であっ
て、上記金属層とシーラント層との間にオレフィン系接
着剤層が形成されているという構成をとる。
【0011】本発明者らは、薄型電池の電池性能を長期
にわたって維持させるようにすべく、鋭意研究を重ね
た。その研究の過程で、電池内で発生するフッ酸がシー
ラント層を透過して金属層とシーラント層とを剥離させ
ることに着目し、さらに鋭意研究を重ねた。その結果、
オレフィン系接着剤がフッ酸に対する耐分解性および耐
透過性に優れており、そのオレフィン系接着剤を薄型電
池用袋体の金属層とシーラント層との間に形成すれば、
金属層とシーラント層との剥離が防止されることを見出
し、本発明に到達した。
【0012】つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0013】本発明の薄型電池用袋体は、金属層とシー
ラント層との間にオレフィン系接着剤層が形成されてい
るフィルム材からなる。
【0014】上記金属層の材料としては、圧延,蒸着,
めっき等により得られる、アルミニウム,アルミニウム
合金,銅,銅合金,鉄鋼,ステンレス,チタン,チタン
合金等のうち1種類または2種類以上を混合したものが
用いられる。そして、その厚みは10〜100μmの範
囲に設定されることが好ましい。上記厚みが10μmを
下回ると、金属層にピンホールが発生し易くなり、ラミ
ネート材のガスバリア性や遮水性が低下し、100μm
を上回ると、薄型電池用袋体の薄型化や可撓性に不利な
傾向がみられる。
【0015】また、上記シーラント層の材料としては、
エチレンプロピレン共重合体,ポリプロピレン(P
P),ポリエチレン(PE),ポリエステル,ポリアク
リロニトリル,エチレン酢酸ビニルコポリマー(EV
A),ポリビニルアルコール(PVA),変性ポリプロ
ピレン,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアセテート等が用
いられる。特に、バリア性および耐薬品性の面からポリ
プロピレン,ポリエチレンが好ましい。そして、その厚
みは1〜100μmの範囲に設定されることが好まし
い。上記厚みが1μmを下回ると、接着性に不利な傾向
がみられ、100μmを上回ると、薄型電池用袋体の薄
型化や可撓性に不利な傾向がみられる。
【0016】また、上記オレフィン系接着剤層の材料
(オレフィン系接着剤)としては、塩素化ポリオレフィ
ン,α−オレフィン,またはスチレン共重合ポリオレフ
ィン〔SEBS(スチレン・エチレン・ブチレン・スチ
レン),SIS(スチレン・イソプレン・スチレン)〕
等をベースとし、接着官能基としてカルボン酸基または
無水マレイン酸基を有するものが好適に用いられる。さ
らに、上記塩素化ポリオレフィンをベースとする場合に
は、塩素含有量が少ないほどフッ酸に対する耐透過性に
優れており、30重量%以上では耐透過性が悪化する。
また、上記スチレン共重合ポリオレフィンをベースとす
る場合にも、スチレン含有量が少ないほどフッ酸に対す
る耐透過性に優れており、50重量%以上では耐透過性
が悪化する。そして、上記オレフィン系接着剤は、トル
エンやヘキサン等の溶剤に溶けやすく、その液状材料を
塗布したのちに硬化させることにより、オレフィン系接
着剤層が形成される。このように、オレフィン系接着剤
層の形成が液状材料の塗布によるため、その厚みを5μ
m以下にすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0018】図1は、本発明の薄型電池用袋体を構成す
るフィルム材の一実施の形態を示す部分断面図である。
この実施の形態では、フィルム材は、多層からなる積層
体であり、薄型電池用袋体の外側に対応する層から順
に、保護層1,第1接着剤層2,金属層3,オレフィン
系接着剤層4,およびシーラント層5となっている。
【0019】このようなフィルム材は、つぎのようにし
て作製される。すなわち、まず、上記保護層1,第1接
着剤層2,および金属層3からなるラミネートフィルム
L、ならびに上記シーラント層5となるシーラントフィ
ルムSを準備する。ついで、上記ラミネートフィルムL
の金属層3の表面にバーコーターまたはロールコーター
等を用いてオレフィン系接着剤を塗布してオレフィン系
接着剤層4を形成する。そののち、オレフィン系接着剤
層4の表面に上記シーラントフィルムSを積層する。こ
のようにして、上記フィルム材が作製される。
【0020】そして、薄型電池用袋体は、上記フィルム
材からなり、上述した従来の技術と同様にして、シーラ
ント層5同士がヒートシールされることにより形成され
る。また、薄型電池も、上述した従来の技術と同様にし
て、発電要素が上記薄型電池用袋体に収納されて作製さ
れる。
【0021】上記実施の形態では、フィルム材のオレフ
ィン系接着剤層4は、フッ酸に対する耐分解性および耐
透過性に優れたものとなっている。したがって、電池内
で発生するフッ酸がオレフィン系接着剤層4を分解した
り金属層3を腐食したりしにくいようにすることがで
き、金属層3とシーラント層5との剥離を防止すること
ができる。その結果、薄型電池の電池性能を長期にわた
って維持させることができる。
【0022】図2は、本発明の薄型電池用袋体を構成す
るフィルム材の他の実施の形態を示す部分断面図であ
る。この実施の形態におけるフィルム材は、上記実施の
形態において、ラミネートフィルムLの金属層3の表面
に、オレフィン系接着剤層4の形成に先立って、クロメ
ート処理を施すことにより、上記金属層3とオレフィン
系接着剤層4との間にクロメート皮膜6を形成したもの
である。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であ
り、同様の部分には同じ符号を付している。
【0023】この実施の形態によれば、クロメート皮膜
6もフッ酸に対する耐透過性に優れているため、金属層
3とシーラント層5との剥離をより防止することができ
る。その結果、薄型電池の電池性能がより長期にわたっ
て維持できるようになる。
【0024】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0025】
【実施例1】実施例1は、図2に示すフィルム材とし
た。すなわち、このフィルム材は、薄型電池用袋体の外
側に対応する層から順に、ナイロン製保護層1(厚み:
15μm),第1接着剤層2(厚み:2μm),アルミ
ニウム箔製金属層3(厚み:40μm),クロメート皮
膜6(厚み:1μm),カルボン酸変性塩素化ポリプロ
ピレン(坂井化学社製、INX9120−1、塩素含有
量:20重量%)からなるオレフィン系接着剤層4(厚
み:3μm),およびポリプロピレン製シーラント層5
(厚み:30μm)となっている。
【0026】このようなフィルム材を、つぎのようにし
て作製した。
【0027】〔基材準備〕上記保護層1,第1接着剤層
2,および金属層3からなるラミネートフィルムLを準
備した。また、ポリプロピレン(三菱化学社製、モディ
ックP502)をTダイ押出し法により押し出し加工し
て上記シーラント層5となるシーラントフィルムSを作
製した。さらに、上記オレフィン系接着剤層4の材料で
あるカルボン酸変性塩素化ポリプロピレンは、市販品を
トルエンで希釈し、固形分が約15重量%になるように
した。
【0028】〔フィルム材の作製〕まず、上記ラミネー
トフィルムLの金属層3の表面にクロメート処理を施す
ことによりクロメート皮膜6を形成した。そして、その
クロメート皮膜6の表面に上記カルボン酸変性塩素化ポ
リプロピレン(オレフィン系接着剤)をバーコーターを
用いて塗布したのち、乾燥機で110℃×2分乾燥し、
上記オレフィン系接着剤層4を形成した。そして、その
オレフィン系接着剤層4の表面に上記シーラントフィル
ムSを積層したのち、熱ラミネーターを用いて貼り合わ
せた。このラミネート条件は、ロール温度160℃,線
圧2.6×105 Pa,ロール線速1m/minとし
た。このようにして、上記フィルム材を作製した。
【0029】
【実施例2】実施例2は、実施例1のカルボン酸変性塩
素化ポリプロピレンからなるオレフィン系接着剤層4に
代えて、低塩素量のカルボン酸変性塩素化ポリプロピレ
ン(東洋化成社製、13−MJ、塩素含有量:16重量
%)からなるオレフィン系接着剤層4を形成したもので
ある。それ以外の部分は、実施例1と同様である。
【0030】
【実施例3】実施例3は、実施例1のカルボン酸変性塩
素化ポリプロピレンからなるオレフィン系接着剤層4に
代えて、カルボン酸変性ポリプロピレン(東洋化成社
製、MP−500、塩素含有量:0重量%)からなるオ
レフィン系接着剤層4を形成したものである。それ以外
の部分は、実施例1と同様である。
【0031】
【実施例4】実施例4は、実施例1のカルボン酸変性塩
素化ポリプロピレンからなるオレフィン系接着剤層4に
代えて、スチレン共重合体ポリオレフィン(東亜合成化
学社製、PPET1505SG、塩素含有量:0重量
%)からなるオレフィン系接着剤層4を形成したもので
ある。それ以外の部分は、実施例1と同様である。
【0032】
【比較例1】比較例1は、実施例1のカルボン酸変性塩
素化ポリプロピレンからなるオレフィン系接着剤層4に
代えて、ウレタン系接着剤(武田薬品社製、A−61
0、塩素含有量:0重量%)からなるウレタン系接着剤
層を形成したものである。それ以外の部分は、実施例1
と同様である。
【0033】これら実施例1〜4および比較例1の各フ
ィルム材を用いて、下記の方法により、ポリプロピレン
製シーラント層5の剥離性について比較評価を行なっ
た。
【0034】〔ポリプロピレン製シーラント層5の剥離
性〕上記実施例1〜4および比較例1の各フィルム材
(30mm×30mm)を80℃に維持された電解液の
中に浸け、ポリプロピレン製シーラント層5が剥離する
までの日数を測定した。その結果、その日数は、実施例
1が5日、実施例2が5.5日、実施例3が6日、実施
例4が6.5日であったのに対し、比較例1が1日であ
った。そして、上記日数が5日以上のフィルム材であれ
ば、薄型電池用袋体に用いても、実用上問題がないとさ
れる。
【0035】このことから、実施例1〜4の各オレフィ
ン系接着剤層4は、比較例1のウレタン系接着剤層と比
較して、電解液に対する耐透過性に優れていることがわ
かる。
【0036】
【実施例5〜8および比較例2】また、実施例1〜4に
おける各オレフィン系接着剤および比較例1におけるウ
レタン系接着剤を用いて、下記の方法により、フッ酸に
対する耐透過性について比較評価を行なった。
【0037】まず、実施例5として、厚み12μmのP
ETフィルムの表面に実施例1と同様のオレフィン系接
着剤層4を形成し、実施例6として、上記PETフィル
ムの表面に実施例2と同様のオレフィン系接着剤層4を
形成し、実施例7として、上記PETフィルムの表面に
実施例3と同様のオレフィン系接着剤層4を形成し、実
施例8として、上記PETフィルムの表面に実施例4と
同様のオレフィン系接着剤層4を形成し、比較例2とし
て、上記PETフィルムの表面に比較例1と同様のウレ
タン系接着剤層を形成した。
【0038】〔フッ酸に対する耐透過性〕図3に示すよ
うに、上記実施例5〜8および比較例2の各接着剤付き
PETフィルムFで、2mlの電解液Eが入った瓶Bの
開口部を覆い、その開口部に対応するPETフィルムF
の外表面にpH試験紙Pを貼着した。そして、その状態
で8時間放置した。その結果、pH試験紙Pは、比較例
2の場合が最も強い酸性を示し、実施例5〜8の場合
は、殆ど酸性を示さなかったが、実施例5,6,7,8
の順で酸性が弱くなっていた。上記酸性は、フッ酸によ
るものであり、酸性を強く示したものほど、フッ酸に対
する耐透過性が低いことを示している。
【0039】このことから、実施例5〜8の各オレフィ
ン系接着剤層4は、比較例2のウレタン系接着剤層と比
較して、フッ酸に対する耐透過性に優れていることがわ
かる。また、実施例5〜8の各オレフィン系接着剤層4
においては、塩素含有量が少ないほどフッ酸に対する耐
透過性に優れていることがわかる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄型電池用袋体
によれば、オレフィン系接着剤層が金属層とシーラント
層との間に形成されており、そのオレフィン系接着剤層
がフッ酸に対する耐分解性および耐透過性に優れている
ため、電池内で発生するフッ酸がオレフィン系接着剤層
を分解したり金属層を腐食したりしないようにすること
ができ、金属層とシーラント層との剥離を防止すること
ができる。その結果、薄型電池の電池性能を長期にわた
って維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄型電池用袋体を構成するフィルム材
の一実施の形態を示す部分断面図である。
【図2】本発明の薄型電池用袋体を構成するフィルム材
の他の実施の形態を示す部分断面図である。
【図3】フッ酸に対する耐透過性について比較評価を行
なうための方法を示す説明図である。
【図4】従来のリチウムイオン二次電池を示す斜視図で
ある。
【図5】図4のA−A’断面図である。
【符号の説明】 3 金属層 4 オレフィン系接着剤層 5 シーラント層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA01 AA09 AA10 AA17 CC10 DD13 GG09 HH13 JJ25 JJ27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属層とシーラント層とを備えたフィル
    ム材のシーラント層同士をヒートシールすることにより
    袋状に形成した薄型電池用袋体であって、上記金属層と
    シーラント層との間にオレフィン系接着剤層が形成され
    ていることを特徴とする薄型電池用袋体。
  2. 【請求項2】 上記オレフィン系接着剤層が塩素化ポリ
    オレフィンまたはスチレン共重合ポリオレフィンからな
    る請求項1記載の薄型電池用袋体
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