JP2002298466A - 光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装置及び方法 - Google Patents
光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装置及び方法Info
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- JP2002298466A JP2002298466A JP2001100438A JP2001100438A JP2002298466A JP 2002298466 A JP2002298466 A JP 2002298466A JP 2001100438 A JP2001100438 A JP 2001100438A JP 2001100438 A JP2001100438 A JP 2001100438A JP 2002298466 A JP2002298466 A JP 2002298466A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光磁気記録媒体に微小な記録マークを形成す
る。 【解決手段】 情報が記録される記録層と、情報を再生
する再生層と、記録層から再生層に情報が磁気転写され
るように補助する補助層とを少なくとも有しており、補
助層が記録層と再生層との間に設置されている光磁気記
録媒体15の一方面に、再生層よりも記録層に吸収され
る波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射部
10と、光磁気記録媒体15の他方面に外部磁界を印加
する磁界印加部16と、光磁気記録媒体15の一方面に
記録層よりも再生層に吸収される波長を有する再生ビー
ムを照射する再生ビーム照射部11と、再生ビームが光
磁気記録媒体15により反射された反射再生ビームを検
出する反射再生ビーム検出部2とを備える。
る。 【解決手段】 情報が記録される記録層と、情報を再生
する再生層と、記録層から再生層に情報が磁気転写され
るように補助する補助層とを少なくとも有しており、補
助層が記録層と再生層との間に設置されている光磁気記
録媒体15の一方面に、再生層よりも記録層に吸収され
る波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射部
10と、光磁気記録媒体15の他方面に外部磁界を印加
する磁界印加部16と、光磁気記録媒体15の一方面に
記録層よりも再生層に吸収される波長を有する再生ビー
ムを照射する再生ビーム照射部11と、再生ビームが光
磁気記録媒体15により反射された反射再生ビームを検
出する反射再生ビーム検出部2とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体に
情報を記録する光磁気記録装置及び方法、上記光磁気記
録媒体に情報を記録し、再生する光磁気記録再生装置及
び方法に関する。
情報を記録する光磁気記録装置及び方法、上記光磁気記
録媒体に情報を記録し、再生する光磁気記録再生装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IT産業の目覚ましい発展によ
り、家庭等においてもデータ量の大きな情報を扱う機会
が多くなってきている。これにともない、光磁気記録媒
体の高密度化による大容量化が求められている。
り、家庭等においてもデータ量の大きな情報を扱う機会
が多くなってきている。これにともない、光磁気記録媒
体の高密度化による大容量化が求められている。
【0003】光磁気記録媒体は、一般的に、光磁気記録
装置により記録信号に対応した光ビームが照射され、上
記光ビームの熱エネルギーを用いて、記録層に記録マー
クを形成することにより情報を記録する記録媒体であ
る。また、光磁気記録媒体は、光磁気再生装置により光
ビームが照射され、磁気光学効果を利用して記録された
情報が再生される。以下に光磁気記録媒体の高密度化に
ついて述べる。
装置により記録信号に対応した光ビームが照射され、上
記光ビームの熱エネルギーを用いて、記録層に記録マー
クを形成することにより情報を記録する記録媒体であ
る。また、光磁気記録媒体は、光磁気再生装置により光
ビームが照射され、磁気光学効果を利用して記録された
情報が再生される。以下に光磁気記録媒体の高密度化に
ついて述べる。
【0004】光磁気記録媒体の記録密度は、記録及び再
生に用いる光学系の光ビームの波長λ及び上記光ビーム
を情報記録面に集光する対物レンズの開口数NAに依存
する。光磁気記録装置の光ビームのスポット径Rは、以
下の式に示すとおり、上記波長λと開口数NAにより決
まる。 R∝λ/NA (1) 従って、光磁気記録媒体の記録密度の向上には、スポッ
ト径Rの小規模化を図る必要がある。
生に用いる光学系の光ビームの波長λ及び上記光ビーム
を情報記録面に集光する対物レンズの開口数NAに依存
する。光磁気記録装置の光ビームのスポット径Rは、以
下の式に示すとおり、上記波長λと開口数NAにより決
まる。 R∝λ/NA (1) 従って、光磁気記録媒体の記録密度の向上には、スポッ
ト径Rの小規模化を図る必要がある。
【0005】従来の光磁気記録再生装置は、光ビームの
スポット径Rよりも小さい記録信号を記録再生すること
が困難であった。そのため、従来の光磁気記録媒体の記
録密度は、光ビームのスポット径Rによって制限されて
いた。したがって、従来の光磁気記録媒体を用いて高記
録密度化を実現するためには、光ビームの波長λを短く
するとともに、対物レンズの開口数NAを大きくする必
要があった。
スポット径Rよりも小さい記録信号を記録再生すること
が困難であった。そのため、従来の光磁気記録媒体の記
録密度は、光ビームのスポット径Rによって制限されて
いた。したがって、従来の光磁気記録媒体を用いて高記
録密度化を実現するためには、光ビームの波長λを短く
するとともに、対物レンズの開口数NAを大きくする必
要があった。
【0006】光磁気記録媒体は、記録層となる磁性薄膜
の膜構成、信号の記録方式、あるいは信号の再生方式等
を工夫することにより、高記録密度化が図られている。
の膜構成、信号の記録方式、あるいは信号の再生方式等
を工夫することにより、高記録密度化が図られている。
【0007】例えば、Journal of Magnetic Society of
Japan,Vol.17 Supplement No.S1,pp.201(1993)に
おいて磁気超解像(MSR、Magnetic Super Resolutio
n)技術が提案されている。MSRに使用する光磁気記
録媒体は、通常、再生層、補助層、記録層で構成されて
いる。記録層に記録されている記録マークは、補助層を
介して再生層に磁気転写される。光磁気記録再生装置
は、光磁気録媒体から情報を読み出す際に、光ビームを
再生層に照射する。このときに、光ビームの光スポット
内に2個の記録マークが入った場合、再生信号はそれぞ
れの記録マークが作る信号の和となるので、この和信号
から一個ずつの記録マークからの信号を分離して再生す
ることはできない。そこで、一方の記録マークを見えな
いようにマスクすることにより、他方の記録マークのみ
を再生することが可能となる。
Japan,Vol.17 Supplement No.S1,pp.201(1993)に
おいて磁気超解像(MSR、Magnetic Super Resolutio
n)技術が提案されている。MSRに使用する光磁気記
録媒体は、通常、再生層、補助層、記録層で構成されて
いる。記録層に記録されている記録マークは、補助層を
介して再生層に磁気転写される。光磁気記録再生装置
は、光磁気録媒体から情報を読み出す際に、光ビームを
再生層に照射する。このときに、光ビームの光スポット
内に2個の記録マークが入った場合、再生信号はそれぞ
れの記録マークが作る信号の和となるので、この和信号
から一個ずつの記録マークからの信号を分離して再生す
ることはできない。そこで、一方の記録マークを見えな
いようにマスクすることにより、他方の記録マークのみ
を再生することが可能となる。
【0008】このように光スポット径Rの実効的視野を
狭めることで、再生分解能を向上させる方法がMSR技
術である。
狭めることで、再生分解能を向上させる方法がMSR技
術である。
【0009】また、上述の光磁気記録装置では、光磁気
記録媒体に情報を記録する際、再生層で光ビームが吸収
されて熱になり、その熱の伝導により上記光磁気記録媒
体に積層されている補助層等を介して記録層に記録マー
クを形成している。
記録媒体に情報を記録する際、再生層で光ビームが吸収
されて熱になり、その熱の伝導により上記光磁気記録媒
体に積層されている補助層等を介して記録層に記録マー
クを形成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱伝導による記録では、上記補助層等で熱が広がってし
まい、スポット径Rの小さな光ビームを使用しても、上
記記録層に微小な記録マークを形成することが困難な問
題がある。
熱伝導による記録では、上記補助層等で熱が広がってし
まい、スポット径Rの小さな光ビームを使用しても、上
記記録層に微小な記録マークを形成することが困難な問
題がある。
【0011】そこで、本発明は、上述したような実状に
鑑みて提案されたものであり、記録層、補助層及び再生
層が積層されている光磁気記録媒体に、上記再生層より
も上記記録層に吸収される波長を有した記録ビームを照
射するとともに、外部磁界を印加することで、スポット
径Rの小さな記録ビームにより記録層に直接記録マーク
を形成する光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装
置及び方法を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、記録層、補助層及び再生
層が積層されている光磁気記録媒体に、上記再生層より
も上記記録層に吸収される波長を有した記録ビームを照
射するとともに、外部磁界を印加することで、スポット
径Rの小さな記録ビームにより記録層に直接記録マーク
を形成する光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装
置及び方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光磁気記録
装置は、上述の課題を解決するために、情報が記録され
る記録層と、上記情報を再生する再生層と、上記記録層
から上記再生層に情報が磁気転写されるように補助する
補助層とを少なくとも有しており、上記補助層が上記記
録層と上記再生層との間に設置されている光磁気記録媒
体の一方面に、上記再生層よりも上記記録層に吸収され
る波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射手
段と、上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁界を印加す
る磁界印加手段とを備える。
装置は、上述の課題を解決するために、情報が記録され
る記録層と、上記情報を再生する再生層と、上記記録層
から上記再生層に情報が磁気転写されるように補助する
補助層とを少なくとも有しており、上記補助層が上記記
録層と上記再生層との間に設置されている光磁気記録媒
体の一方面に、上記再生層よりも上記記録層に吸収され
る波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射手
段と、上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁界を印加す
る磁界印加手段とを備える。
【0013】このような光磁気記録装置は、記録ビーム
照射手段により再生層よりも記録層に吸収される波長を
有する記録ビームを光磁気記録媒体に照射するととも
に、磁界印加手段により上記光磁気記録媒体に外部磁界
を印加する。
照射手段により再生層よりも記録層に吸収される波長を
有する記録ビームを光磁気記録媒体に照射するととも
に、磁界印加手段により上記光磁気記録媒体に外部磁界
を印加する。
【0014】本発明に係る光磁気記録方法は、上述の課
題を解決するために、情報が記録される記録層と、上記
情報を再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に
情報が磁気転写されるように補助する補助層とを少なく
とも有しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層
との間に設置されている光磁気記録媒体の一方面に、上
記再生層よりも上記記録層に吸収される波長を有する記
録ビームを照射するとともに、上記光磁気記録媒体の他
方面に外部磁界を印加する。
題を解決するために、情報が記録される記録層と、上記
情報を再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に
情報が磁気転写されるように補助する補助層とを少なく
とも有しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層
との間に設置されている光磁気記録媒体の一方面に、上
記再生層よりも上記記録層に吸収される波長を有する記
録ビームを照射するとともに、上記光磁気記録媒体の他
方面に外部磁界を印加する。
【0015】このような光磁気記録方法は、光磁気記録
媒体に再生層よりも記録層に吸収される波長を有する記
録ビームを照射するとともに、外部磁界を印加する。
媒体に再生層よりも記録層に吸収される波長を有する記
録ビームを照射するとともに、外部磁界を印加する。
【0016】本発明に係る光磁気記録再生装置は、情報
が記録される記録層と、上記情報を再生する再生層と、
上記記録層から上記再生層に情報が磁気転写されるよう
に補助する補助層とを少なくとも有しており、上記補助
層が上記記録層と上記再生層との間に設置されている光
磁気記録媒体の一方面に、上記再生層よりも上記記録層
に吸収される波長を有する記録ビームを照射する記録ビ
ーム照射手段と、上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁
界を印加する磁界印加手段と、上記光磁気記録媒体の一
方面に上記記録層よりも上記再生層に吸収される波長を
有する再生ビームを照射する再生ビーム照射手段と、上
記再生ビームが上記光磁気記録媒体により反射された反
射再生ビームを検出する反射再生ビーム検出手段とを備
える。
が記録される記録層と、上記情報を再生する再生層と、
上記記録層から上記再生層に情報が磁気転写されるよう
に補助する補助層とを少なくとも有しており、上記補助
層が上記記録層と上記再生層との間に設置されている光
磁気記録媒体の一方面に、上記再生層よりも上記記録層
に吸収される波長を有する記録ビームを照射する記録ビ
ーム照射手段と、上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁
界を印加する磁界印加手段と、上記光磁気記録媒体の一
方面に上記記録層よりも上記再生層に吸収される波長を
有する再生ビームを照射する再生ビーム照射手段と、上
記再生ビームが上記光磁気記録媒体により反射された反
射再生ビームを検出する反射再生ビーム検出手段とを備
える。
【0017】このような光磁気記録再生装置は、記録ビ
ーム照射手段により再生層よりも記録層に吸収される波
長を有する記録ビームを光磁気記録媒体に照射するとと
もに、磁界印加手段により上記光磁気記録媒体に外部磁
界を印加することで上記光磁気記録媒体に情報を記録
し、再生ビーム照射手段により記録層よりも再生層に吸
収される波長を有する再生ビームを光磁気記録媒体に照
射し、反射再生ビーム検出手段により上記再生ビームが
上記光磁気記録媒体により反射された反射再生ビームを
検出することで上記光磁気記録媒体から情報を再生す
る。
ーム照射手段により再生層よりも記録層に吸収される波
長を有する記録ビームを光磁気記録媒体に照射するとと
もに、磁界印加手段により上記光磁気記録媒体に外部磁
界を印加することで上記光磁気記録媒体に情報を記録
し、再生ビーム照射手段により記録層よりも再生層に吸
収される波長を有する再生ビームを光磁気記録媒体に照
射し、反射再生ビーム検出手段により上記再生ビームが
上記光磁気記録媒体により反射された反射再生ビームを
検出することで上記光磁気記録媒体から情報を再生す
る。
【0018】本発明に係る光磁気記録再生方法は、情報
が記録される記録層と、上記情報を再生する再生層と、
上記記録層から上記再生層に情報が磁気転写されるよう
に補助する補助層とを少なくとも有しており、上記補助
層が上記記録層と上記再生層との間に設置されている光
磁気記録媒体に、上記再生層よりも上記記録層に吸収さ
れる波長を有する記録ビームを照射するとともに、上記
光磁気記録媒体に外部磁界を印加することで上記光磁気
記録媒体に情報を記録し、上記光磁気記録媒体の一方面
に上記記録層よりも上記再生層に吸収される波長を有す
る再生ビームを照射し、上記照射により上記光磁気記録
媒体から反射される反射再生ビームを検出することで上
記光磁気記録媒体から情報を再生する。
が記録される記録層と、上記情報を再生する再生層と、
上記記録層から上記再生層に情報が磁気転写されるよう
に補助する補助層とを少なくとも有しており、上記補助
層が上記記録層と上記再生層との間に設置されている光
磁気記録媒体に、上記再生層よりも上記記録層に吸収さ
れる波長を有する記録ビームを照射するとともに、上記
光磁気記録媒体に外部磁界を印加することで上記光磁気
記録媒体に情報を記録し、上記光磁気記録媒体の一方面
に上記記録層よりも上記再生層に吸収される波長を有す
る再生ビームを照射し、上記照射により上記光磁気記録
媒体から反射される反射再生ビームを検出することで上
記光磁気記録媒体から情報を再生する。
【0019】このような光磁気記録再生方法は、光磁気
記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される波長を有す
る記録ビームを照射するとともに、外部磁界を印加する
ことで上記光磁気記録媒体に情報を記録し、上記光磁気
記録媒体に記録層よりも再生層に吸収される波長を有す
る再生ビームを照射し、上記照射により上記光磁気記録
媒体から反射される反射再生ビームを検出することで上
記光磁気記録媒体から情報を再生する。
記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される波長を有す
る記録ビームを照射するとともに、外部磁界を印加する
ことで上記光磁気記録媒体に情報を記録し、上記光磁気
記録媒体に記録層よりも再生層に吸収される波長を有す
る再生ビームを照射し、上記照射により上記光磁気記録
媒体から反射される反射再生ビームを検出することで上
記光磁気記録媒体から情報を再生する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】本発明は、例えば図1に示すような光磁気
記録再生装置1に適用される。
記録再生装置1に適用される。
【0022】光磁気記録再生装置1は、記録用光ビーム
照射部10と、再生用光ビーム照射部11と、第1のハ
ーフミラー12と、第2のハーフミラー13と、集光レ
ンズ14と、磁界印加部16と、光検出部2とを備え、
光磁気記録媒体15に情報を記録する。
照射部10と、再生用光ビーム照射部11と、第1のハ
ーフミラー12と、第2のハーフミラー13と、集光レ
ンズ14と、磁界印加部16と、光検出部2とを備え、
光磁気記録媒体15に情報を記録する。
【0023】記録用光ビーム照射部10は、波長λ1を
有した記録用光ビームを第1のハーフミラー12、第2
のハーフミラー13及び集光レンズ14を介して光磁気
記録媒体15に照射する。第1のハーフミラー12は、
記録用光ビーム照射部10から出射された記録用光ビー
ムを平行光線にし、第2のハーフミラー13に出射す
る。第2のハーフミラー13は、入射した記録用光ビー
ムの平行光線を維持して、集光レンズ14に出射する。
集光レンズ14は、入射した記録用光ビームを集光し
て、光磁気記録媒体15の所定の場所に照射する。磁界
印加部16は、光磁気記録媒体15に所定の方向に外部
磁界を印加する。
有した記録用光ビームを第1のハーフミラー12、第2
のハーフミラー13及び集光レンズ14を介して光磁気
記録媒体15に照射する。第1のハーフミラー12は、
記録用光ビーム照射部10から出射された記録用光ビー
ムを平行光線にし、第2のハーフミラー13に出射す
る。第2のハーフミラー13は、入射した記録用光ビー
ムの平行光線を維持して、集光レンズ14に出射する。
集光レンズ14は、入射した記録用光ビームを集光し
て、光磁気記録媒体15の所定の場所に照射する。磁界
印加部16は、光磁気記録媒体15に所定の方向に外部
磁界を印加する。
【0024】再生用光ビーム照射部11は、記録用光ビ
ーム照射部10が出射する光ビームとは異なる波長λ2
を有した再生用光ビーム(λ1≠λ2)を第1のハーフ
ミラー12、第2のハーフミラー13及び集光レンズ1
4を介して光磁気記録媒体15に照射する。第1のハー
フミラー12は、再生用光ビーム照射部11から出射さ
れた再生用光ビームを第2のハーフミラー13に平行光
線にして出射する。第2のハーフミラー13は、第1の
ハーフミラー12から出射された再生用光ビームを集光
レンズ14に出射する。集光レンズ14は、再生用光ビ
ーム照射部11から出射された光ビームを集光し、光磁
気記録媒体15に照射する。光磁気記録媒体15は、照
射された再生用光ビームを反射再生用光ビームとして反
射する。反射された反射再生用光ビームは、集光レンズ
14、第2のハーフミラー13を介して光検出部2に出
射される。光磁気記録媒体15は、図2に示すとおり、
基板上に記録層100、補助層101及び再生層102
が積層されている記録媒体である。
ーム照射部10が出射する光ビームとは異なる波長λ2
を有した再生用光ビーム(λ1≠λ2)を第1のハーフ
ミラー12、第2のハーフミラー13及び集光レンズ1
4を介して光磁気記録媒体15に照射する。第1のハー
フミラー12は、再生用光ビーム照射部11から出射さ
れた再生用光ビームを第2のハーフミラー13に平行光
線にして出射する。第2のハーフミラー13は、第1の
ハーフミラー12から出射された再生用光ビームを集光
レンズ14に出射する。集光レンズ14は、再生用光ビ
ーム照射部11から出射された光ビームを集光し、光磁
気記録媒体15に照射する。光磁気記録媒体15は、照
射された再生用光ビームを反射再生用光ビームとして反
射する。反射された反射再生用光ビームは、集光レンズ
14、第2のハーフミラー13を介して光検出部2に出
射される。光磁気記録媒体15は、図2に示すとおり、
基板上に記録層100、補助層101及び再生層102
が積層されている記録媒体である。
【0025】光検出部2は、波長板17と、偏光ビーム
スプリッタ(以下、PBSと呼ぶ。)18と、第1の光
検出器19と、第2の光検出器20とを備えている。光
検出部2は、入射された反射再生用光ビームを波長板1
7及びPBS18を介して第1の光検出器19及び第2
の光検出器20に出射される。
スプリッタ(以下、PBSと呼ぶ。)18と、第1の光
検出器19と、第2の光検出器20とを備えている。光
検出部2は、入射された反射再生用光ビームを波長板1
7及びPBS18を介して第1の光検出器19及び第2
の光検出器20に出射される。
【0026】ここで、光磁気記録再生装置1による記録
及び再生の際の光磁気記録媒体15の状態を説明する。
光磁気記録再生装置1は、記録用光ビーム照射部10に
より再生用光ビームとは異なる波長を有した記録用光ビ
ームを第1のハーフミラー12、第2のハーフミラー1
3及び集光レンズ14を介して光磁気記録媒体15に照
射する。光磁気記録媒体15では、入射した記録用光ビ
ームは、再生層102及び補助層101を介して記録層
100を照射する。記録用光ビームは、記録層100が
反応する波長を使用しているので、補助層101での熱
の広がりは生じない。そして、記録層102が記録用光
ビームにより補償温度付近まで昇温された際、磁界印加
部16により所定の方向に外部磁界が印加され、記録マ
ークが記録層100に形成される。なお、外部磁界は、
記録用光ビームが光磁気記録媒体15に照射されるとと
もに印加されてもよい。
及び再生の際の光磁気記録媒体15の状態を説明する。
光磁気記録再生装置1は、記録用光ビーム照射部10に
より再生用光ビームとは異なる波長を有した記録用光ビ
ームを第1のハーフミラー12、第2のハーフミラー1
3及び集光レンズ14を介して光磁気記録媒体15に照
射する。光磁気記録媒体15では、入射した記録用光ビ
ームは、再生層102及び補助層101を介して記録層
100を照射する。記録用光ビームは、記録層100が
反応する波長を使用しているので、補助層101での熱
の広がりは生じない。そして、記録層102が記録用光
ビームにより補償温度付近まで昇温された際、磁界印加
部16により所定の方向に外部磁界が印加され、記録マ
ークが記録層100に形成される。なお、外部磁界は、
記録用光ビームが光磁気記録媒体15に照射されるとと
もに印加されてもよい。
【0027】一方、記録層100に情報が記録され形成
された記録マークは、図3に示すとおり、補助層101
を介して再生層102に磁気転写される。この磁気転写
は、静磁気的結合により生じる現象である。静磁気的結
合とは、第1の磁気モーメントが作る磁界中に、第1の
磁気モーメントとは異なる第2の磁気モーメントがある
ときに、第2の磁気モーメントが第1の磁気モーメント
が作っている磁界の方向に向く磁気的な結合のことであ
る。また、静磁気的結合の力は、第1の磁気モーメント
と第2の磁気モーメントとが離れていても働く力であ
る。再生層102は、GdFeCo等の磁気光学効果が
大きい材料により作成されている。
された記録マークは、図3に示すとおり、補助層101
を介して再生層102に磁気転写される。この磁気転写
は、静磁気的結合により生じる現象である。静磁気的結
合とは、第1の磁気モーメントが作る磁界中に、第1の
磁気モーメントとは異なる第2の磁気モーメントがある
ときに、第2の磁気モーメントが第1の磁気モーメント
が作っている磁界の方向に向く磁気的な結合のことであ
る。また、静磁気的結合の力は、第1の磁気モーメント
と第2の磁気モーメントとが離れていても働く力であ
る。再生層102は、GdFeCo等の磁気光学効果が
大きい材料により作成されている。
【0028】光磁気記録再生装置1は、再生用光ビーム
照射部11により記録用光ビーム照射部10が出射する
光ビームとは異なる波長を有した再生用光ビームを第1
のハーフミラー12、第2のハーフミラー13及び集光
レンズ14を介して光磁気記録媒体15に照射する。光
磁気記録媒体15では、入射した再生用光ビームは、再
生層102を照射する。再生層102は、上述のとお
り、記録層100から補助層101を介して記録マーク
が磁気転写されている。光磁気記録媒体15は、照射さ
れた再生用光ビームを反射再生用光ビームとして反射す
る。光磁気記録録媒体15は、通常、直線偏光の光ビー
ムが記録層に照射されると、右回り円偏光又は左回り円
偏光を反射光ビームとして反射する。この反射光ビーム
の回転する方向は、記録層100の磁気光学効果により
記録された磁化状態により決まる。
照射部11により記録用光ビーム照射部10が出射する
光ビームとは異なる波長を有した再生用光ビームを第1
のハーフミラー12、第2のハーフミラー13及び集光
レンズ14を介して光磁気記録媒体15に照射する。光
磁気記録媒体15では、入射した再生用光ビームは、再
生層102を照射する。再生層102は、上述のとお
り、記録層100から補助層101を介して記録マーク
が磁気転写されている。光磁気記録媒体15は、照射さ
れた再生用光ビームを反射再生用光ビームとして反射す
る。光磁気記録録媒体15は、通常、直線偏光の光ビー
ムが記録層に照射されると、右回り円偏光又は左回り円
偏光を反射光ビームとして反射する。この反射光ビーム
の回転する方向は、記録層100の磁気光学効果により
記録された磁化状態により決まる。
【0029】反射再生用光ビームは、第2のハーフミラ
ーを介して光検出部2に出射される。反射再生用光ビー
ムは、波長板17により直線偏光にされる。そして、直
線偏光にされた反射再生用光ビームは、PBS18によ
りS偏光成分の光とP偏光成分の光とに偏光分離され
る。S偏光成分の光は、第1の光検出器19に出射さ
れ、P偏光成分の光は、第2の光検出器20に出射され
る。第1の光検出器19は、S偏光成分の光からカー回
転角等を検出する。また、第2の光検出器20は、P偏
光成分の光から同様にカー回転角等を検出する。上述の
ようにして、光磁気記録再生装置1により光磁気記録媒
体15から情報が記録及び再生される。
ーを介して光検出部2に出射される。反射再生用光ビー
ムは、波長板17により直線偏光にされる。そして、直
線偏光にされた反射再生用光ビームは、PBS18によ
りS偏光成分の光とP偏光成分の光とに偏光分離され
る。S偏光成分の光は、第1の光検出器19に出射さ
れ、P偏光成分の光は、第2の光検出器20に出射され
る。第1の光検出器19は、S偏光成分の光からカー回
転角等を検出する。また、第2の光検出器20は、P偏
光成分の光から同様にカー回転角等を検出する。上述の
ようにして、光磁気記録再生装置1により光磁気記録媒
体15から情報が記録及び再生される。
【0030】次に、光磁気記録媒体15に異なる波長を
有する光ビームを照射したときの光強度−媒体深度特性
について図4、図5及び図6を用いて述べる。なお、本
例では、光磁気記録媒体15は、ガラス基板上に、保護
層と、GdFeCoと、Auと、TbFeCoと、下地
層とがこの順番で積層されている。光ビームは、保護層
の側から照射している。記録層100は、TbFeCo
層であり、補助層101は、Au層であり、再生層10
2は、GdFeCo層である。また、それぞれの膜厚
は、GdFeCo:Au:TbFeCo=80:30:
80(Å)である。
有する光ビームを照射したときの光強度−媒体深度特性
について図4、図5及び図6を用いて述べる。なお、本
例では、光磁気記録媒体15は、ガラス基板上に、保護
層と、GdFeCoと、Auと、TbFeCoと、下地
層とがこの順番で積層されている。光ビームは、保護層
の側から照射している。記録層100は、TbFeCo
層であり、補助層101は、Au層であり、再生層10
2は、GdFeCo層である。また、それぞれの膜厚
は、GdFeCo:Au:TbFeCo=80:30:
80(Å)である。
【0031】光磁気記録媒体15に第1の波長λA(λ
A=4130Å)の光ビームを照射したときの光強度−
媒体深度特性は、図4に示すとおり、再生層102より
も記録層100の方が光の吸収がよいことが分かる。記
録層100は点c付近、補助層101は点b付近、再生
層102は点a付近である。破線は、何も吸収がないと
きの光の強度分布を示している。
A=4130Å)の光ビームを照射したときの光強度−
媒体深度特性は、図4に示すとおり、再生層102より
も記録層100の方が光の吸収がよいことが分かる。記
録層100は点c付近、補助層101は点b付近、再生
層102は点a付近である。破線は、何も吸収がないと
きの光の強度分布を示している。
【0032】また、光磁気記録媒体15に第2の波長λ
B(λB=4880Å)の光ビームを照射したときの光
強度−媒体深度特性は、図5に示すとおり、記録層10
0よりも再生層102の方が光の吸収がよいことが分か
る。記録層100は点c付近、補助層101は点b付
近、再生層102は点a付近である。破線は、何も吸収
がないときの光の強度分布を示している。
B(λB=4880Å)の光ビームを照射したときの光
強度−媒体深度特性は、図5に示すとおり、記録層10
0よりも再生層102の方が光の吸収がよいことが分か
る。記録層100は点c付近、補助層101は点b付
近、再生層102は点a付近である。破線は、何も吸収
がないときの光の強度分布を示している。
【0033】さらに、光磁気記録媒体15に第3の波長
λC(λC=4420Å)の光ビームを照射したときの
光強度−媒体深度特性は、図6に示すとおり、記録層1
00及び再生層102で同程度の光の吸収であることが
分かる。記録層100は点c付近、補助層101は点b
付近、再生層102は点a付近である。破線は、何も吸
収がないときの光の強度分布を示している。
λC(λC=4420Å)の光ビームを照射したときの
光強度−媒体深度特性は、図6に示すとおり、記録層1
00及び再生層102で同程度の光の吸収であることが
分かる。記録層100は点c付近、補助層101は点b
付近、再生層102は点a付近である。破線は、何も吸
収がないときの光の強度分布を示している。
【0034】上述より、第1の波長λA(λA=413
0Å)の光ビームは、記録層100において吸収性が高
いことから記録用光ビームに適しており、第2の波長λ
B(λB=4880Å)の光ビームは、再生層102で
吸収性が高いことから再生用光ビームに適している。
0Å)の光ビームは、記録層100において吸収性が高
いことから記録用光ビームに適しており、第2の波長λ
B(λB=4880Å)の光ビームは、再生層102で
吸収性が高いことから再生用光ビームに適している。
【0035】このように構成された光磁気記録再生装置
1は、記録層100から補助層101を介して再生層1
02に記録マークが磁気転写されている光磁気記録媒体
15に、情報の記録時と再生時とで異なる波長の光ビー
ムを照射することにより、上記光磁気記録媒体5の記録
層100に直接記録用光ビームを照射することができ
る。
1は、記録層100から補助層101を介して再生層1
02に記録マークが磁気転写されている光磁気記録媒体
15に、情報の記録時と再生時とで異なる波長の光ビー
ムを照射することにより、上記光磁気記録媒体5の記録
層100に直接記録用光ビームを照射することができ
る。
【0036】なお、本実施例では、記録層が一層の場合
を述べたが、記録層は多層でもよい。その場合には、そ
れぞれの記録層ごとに適した波長の記録用光ビームによ
り記録を行う。
を述べたが、記録層は多層でもよい。その場合には、そ
れぞれの記録層ごとに適した波長の記録用光ビームによ
り記録を行う。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る光磁気記録装置は、記録層から補助層を介して再生層
に記録マークが磁気転写される光磁気記録媒体に再生層
よりも記録層に吸収される波長を有する記録ビームを照
射する記録ビーム照射手段と、上記光磁気記録媒体に外
部磁界を印加する磁界印加手段とを備えるので、記録層
にスポット径Rの小さな記録用光ビームを直接照射する
ことができ、記録層に微小な記録マークを形成すること
ができる。
る光磁気記録装置は、記録層から補助層を介して再生層
に記録マークが磁気転写される光磁気記録媒体に再生層
よりも記録層に吸収される波長を有する記録ビームを照
射する記録ビーム照射手段と、上記光磁気記録媒体に外
部磁界を印加する磁界印加手段とを備えるので、記録層
にスポット径Rの小さな記録用光ビームを直接照射する
ことができ、記録層に微小な記録マークを形成すること
ができる。
【0038】本発明に係る光磁気記録方法は、記録層か
ら補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写されて
いる光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される
波長を有する記録ビームを照射するとともに、外部磁界
を印加するので、記録層にスポット径Rの小さな記録用
光ビームを直接照射することができ、記録層に微小な記
録マークを形成することができる。
ら補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写されて
いる光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される
波長を有する記録ビームを照射するとともに、外部磁界
を印加するので、記録層にスポット径Rの小さな記録用
光ビームを直接照射することができ、記録層に微小な記
録マークを形成することができる。
【0039】本発明に係る光磁気記録再生装置は、記録
層から補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写さ
れる光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される
波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射手段
と、上記光磁気記録媒体に外部磁界を印加する磁界印加
手段と、上記光磁気記録媒体に記録層よりも再生層に吸
収される波長を有する再生ビームを照射する再生ビーム
照射手段と、上記光磁気記録媒体から反射された反射再
生ビームを検出する反射再生ビーム検出手段とを備える
ので、記録層にスポット径Rの小さな記録用光ビームを
直接照射することができ、記録層に微小な記録マークを
形成することができ、また、磁気光学効果の大きい再生
層から情報を再生することができる。
層から補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写さ
れる光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収される
波長を有する記録ビームを照射する記録ビーム照射手段
と、上記光磁気記録媒体に外部磁界を印加する磁界印加
手段と、上記光磁気記録媒体に記録層よりも再生層に吸
収される波長を有する再生ビームを照射する再生ビーム
照射手段と、上記光磁気記録媒体から反射された反射再
生ビームを検出する反射再生ビーム検出手段とを備える
ので、記録層にスポット径Rの小さな記録用光ビームを
直接照射することができ、記録層に微小な記録マークを
形成することができ、また、磁気光学効果の大きい再生
層から情報を再生することができる。
【0040】本発明に係る光磁気記録再生方法は、記録
層から補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写さ
れている光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収さ
れる波長を有する記録ビームを照射するとともに、外部
磁界を印加し、また、上記光磁気記録媒体に記録層より
も再生層に吸収される波長を有する記録ビームを照射
し、上記照射により反射される反射再生ビームを検出す
ることで、記録層にスポット径Rの小さな記録用光ビー
ムを直接照射することができ、記録層に微小な記録マー
クを形成することができ、また、磁気光学効果の大きい
再生層から情報を再生することができる。
層から補助層を介して再生層に記録マークが磁気転写さ
れている光磁気記録媒体に再生層よりも記録層に吸収さ
れる波長を有する記録ビームを照射するとともに、外部
磁界を印加し、また、上記光磁気記録媒体に記録層より
も再生層に吸収される波長を有する記録ビームを照射
し、上記照射により反射される反射再生ビームを検出す
ることで、記録層にスポット径Rの小さな記録用光ビー
ムを直接照射することができ、記録層に微小な記録マー
クを形成することができ、また、磁気光学効果の大きい
再生層から情報を再生することができる。
【図1】本発明を適用した光磁気記録再生装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】基板上に再生層、補助層及び記録層が積層され
ている光磁気記録媒体の断面図である。
ている光磁気記録媒体の断面図である。
【図3】記録層から補助層を介して再生層に記録マーク
が磁気転写される際の磁気モーメントの様子を示す図で
ある。
が磁気転写される際の磁気モーメントの様子を示す図で
ある。
【図4】記録層から補助層を介して再生層に記録マーク
が磁気転写される光磁気記録媒体に第1の波長λA(λ
A=4130Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
が磁気転写される光磁気記録媒体に第1の波長λA(λ
A=4130Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
【図5】記録層から補助層を介して再生層に記録マーク
が磁気転写される光磁気記録媒体に第2の波長λB(λ
B=4880Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
が磁気転写される光磁気記録媒体に第2の波長λB(λ
B=4880Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
【図6】記録層から補助層を介して再生層に記録マーク
が磁気転写される光磁気記録媒体に第3の波長λC(λ
C=4420Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
が磁気転写される光磁気記録媒体に第3の波長λC(λ
C=4420Å)を持つ光ビームを照射したときの光強
度−媒体深度特性を示す図である。
1 光磁気記録再生装置、2 光検出部、10 記録用
光ビーム照射部、11再生用光ビーム照射部、12 第
1のハーフミラー、13 第2のハーフミラー、14
集光レンズ、15 光磁気記録媒体、16 磁界印加
部、100 記録層、101 補助層、102 再生層
光ビーム照射部、11再生用光ビーム照射部、12 第
1のハーフミラー、13 第2のハーフミラー、14
集光レンズ、15 光磁気記録媒体、16 磁界印加
部、100 記録層、101 補助層、102 再生層
Claims (4)
- 【請求項1】 情報が記録される記録層と、上記情報を
再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に情報が
磁気転写されるように補助する補助層とを少なくとも有
しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層との間
に設置されている光磁気記録媒体の一方面に、上記再生
層よりも上記記録層に吸収される波長を有する記録ビー
ムを照射する記録ビーム照射手段と、 上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁界を印加する磁界
印加手段とを備えることを特徴とする光磁気記録装置。 - 【請求項2】 情報が記録される記録層と、上記情報を
再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に情報が
磁気転写されるように補助する補助層とを少なくとも有
しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層との間
に設置されている光磁気記録媒体の一方面に、上記再生
層よりも上記記録層に吸収される波長を有する記録ビー
ムを照射するとともに、 上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁界を印加すること
を特徴とする光磁気記録方法。 - 【請求項3】 情報が記録される記録層と、上記情報を
再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に情報が
磁気転写されるように補助する補助層とを少なくとも有
しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層との間
に設置されている光磁気記録媒体の一方面に、上記再生
層よりも上記記録層に吸収される波長を有する記録ビー
ムを照射する記録ビーム照射手段と、 上記光磁気記録媒体の他方面に外部磁界を印加する磁界
印加手段と、 上記光磁気記録媒体の一方面に上記記録層よりも上記再
生層に吸収される波長を有する再生ビームを照射する再
生ビーム照射手段と、 上記再生ビームが上記光磁気記録媒体により反射された
反射再生ビームを検出する反射再生ビーム検出手段とを
備えることを特徴とする光磁気記録再生装置。 - 【請求項4】 情報が記録される記録層と、上記情報を
再生する再生層と、上記記録層から上記再生層に情報が
磁気転写されるように補助する補助層とを少なくとも有
しており、上記補助層が上記記録層と上記再生層との間
に設置されている光磁気記録媒体に、上記再生層よりも
上記記録層に吸収される波長を有する記録ビームを照射
するとともに、 上記光磁気記録媒体に外部磁界を印加することで上記光
磁気記録媒体に情報を記録し、 上記光磁気記録媒体の一方面に上記記録層よりも上記再
生層に吸収される波長を有する再生ビームを照射し、 上記照射により上記光磁気記録媒体から反射される反射
再生ビームを検出することで上記光磁気記録媒体から情
報を再生することを特徴とする光磁気記録再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001100438A JP2002298466A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001100438A JP2002298466A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002298466A true JP2002298466A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18953880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001100438A Withdrawn JP2002298466A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 光磁気記録装置及び方法、光磁気記録再生装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002298466A (ja) |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001100438A patent/JP2002298466A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |