JP2002297821A - 情報蓄積システム、及び、このシステムに用いる移動端末 - Google Patents

情報蓄積システム、及び、このシステムに用いる移動端末

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JP2002297821A
JP2002297821A JP2001097525A JP2001097525A JP2002297821A JP 2002297821 A JP2002297821 A JP 2002297821A JP 2001097525 A JP2001097525 A JP 2001097525A JP 2001097525 A JP2001097525 A JP 2001097525A JP 2002297821 A JP2002297821 A JP 2002297821A
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Munenori Sawada
宗徳 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観光地情報を容易に入手することができ、ま
たその情報を後日整理したり加工したりできるようにす
る。 【解決手段】 観光地サーバマシン2は、特定の地域に
在圏する移動情報端末1にアクセスし、その端末がアク
セス権を有する情報蓄積用のサーバマシン3に対するア
クセス権データを取得する。この取得したアクセス権デ
ータに基づいて情報蓄積用サーバマシン3にアクセスし
所定データを蓄積する。以上の動作により、後日、情報
蓄積用のサーバマシン3に蓄積されたデータをアクセス
し、必要に応じて整理、加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報蓄積システム、
及び、このシステムに用いる移動端末に関し、特に観光
地情報を蓄積するためのシステム、及び、このシステム
に用いる移動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】旅行先の有名又は無名な観光地を訪問す
ることは、旅の醍醐味の1つである。旅行出発前に観光
地について調べる場合、ガイドブックや雑誌の記事を参
照することが多い。その他、近年においては、インター
ネットを利用することによって、観光地に関するさまざ
まな情報(観光地情報)を入手することができる。イン
ターネットを利用して観光地情報を入手する場合、携帯
電話機やパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)
を用いて検索することが多い。
【0003】このような携帯情報端末を持って旅行し、
旅行先で見たり、聞いたりしたことがらをデータとして
入力しておけば、帰宅後にPCにデータを移し替える等
してそれらを楽しむことができる。PCにデータを移し
替えるために、シリアル通信やUSB(univers
al serial bus)通信によって、パーソナ
ルコンピュータ(以下、PCと略す)とのリンクを重視
した携帯情報端末も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯情報端末は、PC
とのリンクが重視されており、端末−PC間でのデータ
転送では非常に便利である。しかし、そもそも自分の端
末を持って行くのを忘れたり、旅先で故障等の不具合が
生じたりした場合には、データ入力等ができなくなる。
【0005】また、現在のデータ受信を主としたシステ
ムの場合には、簡単に検索できるものであれば、問題は
ない。しかし、検索エンジンを使ってもヒットしないエ
リアの観光地情報については、それを知るのは困難であ
る。本発明は上述した従来技術の欠点を解決するために
なされたものであり、その目的は観光地情報を容易に入
手することができ、またその情報を後日整理したり加工
したりできるようにする情報蓄積システム、及び、この
システムに用いる移動端末を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
情報蓄積システムは、特定の地域に在圏する移動端末に
アクセスしその移動端末がアクセス権を有する情報蓄積
用サーバに対するアクセス権データを取得するアクセス
権取得手段と、この取得したアクセス権データに基づい
て前記情報蓄積用サーバにアクセスし該サーバに所定デ
ータを蓄積するデータ送信手段とを含み、前記情報蓄積
用サーバに蓄積されたデータをアクセスできるようにし
たことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2による情報蓄積システム
は、請求項1において、前記移動端末は、前記アクセス
権データが記録された記録媒体に対して読取りを行う読
取手段を含むことを特徴とする。本発明の請求項3によ
る情報蓄積システムは、請求項2において、前記記録媒
体は、少なくとも前記アクセス権データが、前記読取手
段によって読取りできるように記録されたカードである
ことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4による情報蓄積システム
は、請求項2又は3において、前記記録媒体には、自シ
ステム使用者が本人であることを認証するための認証情
報が記録されており、該認証情報を利用した認証処理後
に、前記アクセス権取得手段が前記アクセス権データを
読取るようにしたことを特徴とする。本発明の請求項5
による情報蓄積システムは、請求項1〜4のいずれかに
おいて、前記データ送信手段は、前記情報蓄積用サーバ
にアクセスできない場合には、前記移動端末に前記所定
データを蓄積することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項6による情報蓄積システム
に用いる移動端末は、特定の地域に在圏しているとき
に、自端末がアクセス権を有する情報蓄積用サーバに対
するアクセス権データを、該アクセス権データに基づい
て前記情報蓄積用サーバにアクセスする他のサーバから
の外部指令に応答して送出するアクセス権データ送出手
段を含むことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項7による情報蓄積システム
に用いる移動端末は、請求項6において、前記アクセス
権データが記録された記録媒体に対して読取りを行う読
取手段を更に含むことを特徴とする。本発明の請求項8
による情報蓄積システムに用いる移動端末は、請求項7
において、前記記録媒体は、少なくとも前記アクセス権
データが、前記読取手段によって読取りできるように記
録されたカードであることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項9による情報蓄積システム
に用いる移動端末は、請求項7又は8において、前記記
録媒体には、自システム使用者が本人であることを認証
するための認証情報が記録されており、該認証情報を利
用した認証処理後に、前記アクセス権データを送出する
ようにしたことを特徴とする。要するに、携帯情報端末
にカード等の記録媒体を読取る機能を持たせ、その記録
媒体上に個人ID(identifier)情報、サー
バ情報等のアクセス権データを持たせることで、その記
録媒体さえ常時所持していれば、たとえその場で端末を
所持していなくても、他の人の端末等を使用することに
よって、サーバへのデータアクセスが可能となる。ま
た、記録媒体には、財布等の中に容易に入れられるキャ
ッシュカードサイズ(厚さ含めて)のものを採用すれ
ば、持運びが非常に容易となる。
【0012】本システムでは、その場その場で観光地が
有するサーバから流れてくる情報を受信して記憶してお
くことにより、特に苦労して、検索エンジンを用いたり
してデータ検索を行わなくても、必要な情報の入手が可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によっ
て示されている。図1は本発明による情報蓄積システム
の実施の一形態を示すブロック図である。同図に示され
ているように、本実施形態による情報蓄積システムは、
ユーザが所有しているPDA(personal di
gital assistant)等の携帯情報端末
(ユーザPDA)1と、観光地に設けられ、携帯情報端
末1に対して通信を行う観光地サーバマシン2と、ユー
ザの個人データが格納される個人データ格納サーバマシ
ン3とを含んで構成されている。
【0014】ここで、本システムが動作するのは、携帯
情報端末1を持ったユーザが観光地100内に居る場合
に限られる。つまり、観光地サーバマシン2は、観光地
100内に在圏しているすべての携帯情報端末を自動的
に起動するために、自動起動信号21を無線送信し、起
動された携帯情報端末1側からのID情報送信11を受
けて、情報通知22を行うのである。この情報通知22
の内容は、例えば観光案内等、その観光地において必要
な情報である。この情報通知22を受信し、携帯情報端
末1に記憶しておくことにより、その場その場で必要な
情報を入手できるので、インターネットによる検索等は
不要である。
【0015】また、観光地サーバマシン2は、情報通知
22とは別に、個人データ格納サーバマシン3に、サー
バ検索情報送信23を行う。これにより、観光地情報や
その他の情報が個人データ格納サーバマシン3に格納さ
れる。これにより、ユーザは、後日、個人データ格納サ
ーバマシン3に対して必要なデータの抽出31を行うこ
とができる。
【0016】以上のように、各観光地に、その観光地に
関する情報を送信するための観光地サーバマシンを設け
ておけば、ユーザはそのサーバマシンからのデータを受
信でき、そのデータを参照して旅行をより楽しむことが
できる。そして、ユーザは旅行先から帰宅した後も、自
分が訪れた場所についての情報等を楽しむことができ
る。一方、観光地側も、観光情報を送信することで、そ
の観光地をより多くの人に紹介することができるという
メリットがある。ユーザが後日楽しむためのコンテンツ
を送信することにより、同じ場所を再度訪れるいわゆる
リピータを獲得することも容易である。この際、割引券
等となる印刷用データを送信しておけば、リピータ獲得
の可能性を高めることができる。
【0017】なお、図1中の個人データ格納サーバマシ
ン3は、ユーザが個人用に所持しているサーバである
が、インターネット接続サービス提供事業者等が所有し
ているサーバを利用しても良い。ところで、本システム
では、個人データ等は主として、自分が有するサーバ上
に蓄積され、携帯情報端末上には必要最低限のデータし
か保存を行わない。そのため、自分のサーバ上にアクセ
スすることさえできれば、別の端末からも個人データを
閲覧できる。そこで、携帯情報端末にはIDカード等の
記録媒体の読取り機能を用意しておく。そして、ユーザ
は、自分のID情報及び必要最低限の情報(サーバマシ
ン3のURL情報等)、すなわちアクセス権データを、
カード側に保持しておくことで、外出時に自分の携帯情
報端末を忘れた場合等においても、他人の端末等を利用
し、サーバマシン3にアクセスすることによって、個人
データを閲覧することができる。
【0018】カードだけの認証では、悪用の危険性があ
るので、上述したようにカードを装着した後に認証を行
うことが望ましい。この認証においては、パスワードの
入力や周知の認証技術を組合せれば良い。こうすれば、
本システムの安全性を高めることができる。なお、カー
ドを抜取ると、それに応答して端末本体内に記憶されて
いる個人データ等のアクセス権データはすべて消去され
るものとする。
【0019】以上のように携帯情報端末1は、ユーザ自
身が所有しているものの他、観光地において貸し出され
る携帯情報端末であっても良い。すなわち、IDカード
等の記録媒体と端末本体とを組合せた携帯情報端末を用
いても良い。この場合、IDカード等に記録されている
データを携帯情報端末1側で読取ることによって、ユー
ザ自身が所有している携帯情報端末と同等に動作させる
ことになる。
【0020】この場合、IDカードには、内部メモリを
設けておき、そのメモリに個人IDや個人データ格納サ
ーバマシンのURL(uniform resourc
elocator)、さらにはパスワード(passw
ord)や認証情報を予め記録しておくことになる。そ
して、携帯情報端末1には、IDカードに記録されてい
るデータを読出すためのインタフェースを設けておく必
要がある。このインタフェースには、例えばIDカード
が挿入されるスロットとIDカードに設けられている端
子に電気的に接触する端子とを組合せたものや、IDカ
ードに磁気的に記録されているデータを読出すための磁
気ヘッド、IDカードに光学的に記録されているデータ
を読出すための光学ヘッド等を採用する。
【0021】ここで、携帯情報端末1は、図2に示され
ているように、IDカード10と信号授受を行うインタ
フェースIC(I/F IC)1aと、各部の制御を行
う内部CPU1bと、各種のデータを記憶するための内
部RAM1cと、各種情報を表示するLCD(Liqu
id Crystal Display)パネル1e
と、このLCDパネル1eを制御するLCDコントロー
ラ(LCD Cont.)1dとを含んで構成されてい
る。なお、内部CPU1bは、認証のためのソフトウェ
アを有しているものとする。
【0022】このような構成からなる携帯情報端末1に
おいては、IDカードに記録されているデータを読取る
ことにより、そのデータが内部RAM1cに転送されて
記憶される()。次に、内部CPU1bが認証ソフト
ウェアに従って認証処理を行う。この認証処理は、LC
Dパネル1eへの表示を参照しながら、パスワードの照
合等によって行われる()。パスワードの照合や認証
処理の結果、認証がOKであれば、携帯情報端末1の使
用が可能になる。
【0023】このように、ユーザすなわち旅行者は、携
帯情報端末等を持っていなくても、IDカード10を持
っており、かつ、旅先で携帯情報端末1の貸出し等を行
っていれば、これを用いることで自己所有の端末を用い
た場合と同様に本システムを利用することができる。つ
まり、IDカード10に記録されている個人ID等を、
携帯情報端末1から読出すことによって、自己所有の端
末を使用している場合と同様にその携帯情報端末1を用
いることができる。
【0024】IDカード10は、本例では内部メモリを
有し、個人データ格納サーバマシン3をアクセスするた
めのアクセス権データや認証情報がこの内部メモリに記
録されている。この他、磁気的にデータを記録できるカ
ードや光学的にデータを記録できるカードを用い、これ
らのカードに記録されたデータを読取るためのヘッドを
携帯情報端末1側に設けても良い。
【0025】以下、より具体的に本システムの動作につ
いて説明する。まず、携帯情報端末を有するユーザは、
その携帯情報端末のID情報に対応したあるサーバ上
に、データを記憶する領域を有しているのが前提とな
る。図1において、ユーザが、ある観光地エリア(美術
館、遊園地、寺院神社等)に入った時に、その観光エリ
アに設置された観光地サーバマシン2は、ユーザが有す
る携帯情報端末1に無線でアクセスし、携帯情報端末1
を自動起動させる。自動起動した携帯情報端末1は、自
分が有するIDデータを観光地サーバマシン2に送信す
る。
【0026】IDデータを受取ったサーバマシン2はそ
のIDデータに対応した他のサーバマシン、すなわち個
人データ格納サーバマシン3に接続する。そして、サー
バマシン2は、ユーザがその観光地を訪れた日時や自己
が有する画像情報等をそのサーバマシン3に送信する。
このようにして、ユーザは、訪問した観光地情報を自分
のサーバマシン3内に蓄えることができる。
【0027】こうすることにより、ユーザは後日、自分
の観光地情報(何時間その場所にいたのか、観光地の画
像データ等)を整理することができる。また、蓄積され
た画像データ等を加工することによりe−post c
ard(電子絵はがき)の作成等をすることもできる。
この観光地情報の整理や加工は、携帯情報端末1を用い
て行っても良いし、他の図示せぬPC等を用いて行って
も良い。
【0028】また、観光地サーバマシン2は、自身が持
つ観光に必要な情報を、ユーザが持つ端末に直接通知す
ることもできる。以上のように本システムを使用し、該
当観光地の帰着時間等をサーバ側が保存することで、ユ
ーザは後日に当日の行動を明確にチェックすることがで
きる。また、サーバ上に主要なデータを保存すること
で、別の携帯端末からも個人データに容易にアクセスで
きる。例えば、ホテル等の場合には、個別に顧客すなわ
ち宿泊客用の専用端末を用意しておけば、不特定多数の
人間が自分のサーバにアクセスすることができる。
【0029】図3は、自己所有の携帯端末を持ったユー
ザが観光地に入った場合における、本システムの動作を
示すフローチャートである。同図において、サーバがカ
バーするエリアに、ユーザが入場すると(ステップ30
1)、観光サーバから携帯情報端末の自動立上げ処理が
行われる(ステップ302)。そして、携帯情報端末側
からIDデータが送信される(ステップ303)。
【0030】すると、観光サーバ内の検索が行われ、I
D情報を有する場合は、IDに対応した個人データ格納
サーバマシンとの接続が行われる(ステップ304→3
05)。個人データ格納サーバマシンとの接続が可能で
あれば、画像情報、接続情報等をそのサーバマシンに通
知する(ステップ306→307)。画像情報、接続情
報等をそのサーバマシンに通知した後は、観光地サーバ
マシンと携帯情報端末との間で必要な情報の通信が行わ
れる(ステップ311)。これにより、その場その場で
観光地サーバマシンから流れてくる情報を受信して記憶
しておくことができる。
【0031】一方、ステップ304において、ID情報
が見つからない場合は、携帯情報端末への返信により、
個人データ格納サーバマシンが不明であることを通知す
る(ステップ304→308)。ステップ306におい
て、個人データ格納サーバマシンとの接続が不可能であ
る場合も同様である(ステップ306→308)。この
ように個人データ格納サーバマシンとの接続が不可能で
ある場合には、携帯情報端末から観光地サーバマシンに
対して、自己の個人データ格納サーバマシンのURL
等、そのサーバを特定するための情報を通知する(ステ
ップ309)。これにより、観光地サーバマシンは、指
定されたサーバマシンとの接続を確立し、画像情報、接
続情報等をそのサーバマシンに通知する(ステップ31
0→307)。画像情報、接続情報等をそのサーバマシ
ンに通知した後は、観光地サーバマシンと携帯情報端末
との間で必要な情報の通信が行われる(ステップ31
1)。
【0032】その後、ユーザが観光地から退場すると、
退場時刻を通知した後、観光サーバとそのユーザの個人
データ格納サーバマシンとの間の通信が終了となる(ス
テップ312)。そして、ID情報とURLとを観光地
サーバマシン内に保存する(ステップ313)。また、
図4は、自己所有でない別端末を持ったユーザが観光地
に入った場合における、本システムの動作を示すフロー
チャートである。
【0033】ユーザが所有するカードを端末に挿入する
と(ステップ401)、カード内に記録されている個人
情報が端末側に転送される(ステップ402)。この
後、認証方式の選択が、ユーザによって行われる(ステ
ップ403)。ユーザがサイン認証を希望する場合は、
サインによって認証が行われる(ステップ404)。ユ
ーザがパスワード認証を希望する場合は、パスワード入
力によって認証が行われる(ステップ405)。
【0034】認証が不可であれば、再度認証方式の選択
が促され(ステップ404→403、ステップ405→
403)、同様の動作が繰返される。認証結果がOKで
あれば、端末内にアクセスでき、その端末の使用が許可
される(ステップ404→406、ステップ405→4
06)。これにより、個人データの読取り、すなわち図
3の場合と同様にサーバアクセス等が行われる(ステッ
プ407)。
【0035】端末の使用が完了した場合には、挿入され
ているカードを抜取ることになる(ステップ408)。
これにより、端末内に記憶されている個人データがすべ
て削除される(ステップ409)。以上のように携帯情
報端末を用いることで、ユーザが訪問した場所にあるサ
ーバに蓄えられている画像情報や到着時間等の情報を、
ユーザが特別に意識して操作しなくても、ユーザがアク
セス権を有するサーバに自動的に保存可能なシステムを
実現できる。
【0036】また、携帯情報端末にID情報を持たせ、
端末サイドから訪問した場所にあるサーバ側にID情報
を送信することで、そのID情報に対応したサーバを自
動的に検索し、訪問時間や画像情報等をそのサーバに通
知することを可能にしたシステムを実現できる。これに
より、サーバ上に保存されたデータをユーザ個人端末に
ダウンロードし、後日内容の編集を行うことを可能とす
るシステムを実現できる。
【0037】さらに、カードインタフェースを端末側に
持たせ、IDデータ、パスワード、個人サーバのURL
をカード側に保存することを可能とした携帯情報端末を
実現できる。そして、サーバ上に個人データを保存し、
携帯情報端末を使用することで、異なる携帯情報端末か
らも個人データのアクセスを可能とし、携帯情報端末の
置換え時には、特にPCの側に行かなくても、サーバか
らデータのダウンロードだけで済ませることによって、
データ移し替えを容易にしたシステムを実現できる。
【0038】なお以上は、観光地情報を蓄積する場合に
ついて説明したが、情報の種類はそれに限定されず、種
々の情報をサーバマシンに蓄積する場合について本シス
テムが適用できることは明らかである。請求項の記載に
関し、本発明は更に以下の態様を採り得る。 (1) 特定の地域に在圏する移動端末にアクセスしそ
の移動端末がアクセス権を有する情報蓄積用サーバに対
するアクセス権データを取得するアクセス権取得ステッ
プと、この取得したアクセス権データに基づいて前記情
報蓄積用サーバにアクセスし該サーバに所定データを蓄
積するデータ送信ステップとを含み、前記情報蓄積用サ
ーバに蓄積されたデータをアクセスできるようにしたこ
とを特徴とする情報蓄積方法。
【0039】(2) 前記移動端末は、前記アクセス権
データが記録された記録媒体に対して読取りを行うこと
を特徴とする(1)の情報蓄積方法。 (3) 前記記録媒体は、少なくとも前記アクセス権デ
ータが、前記読取ステップにおいて読取りできるように
記録されたカードであることを特徴とする(2)の情報
蓄積方法。
【0040】(4) 前記記録媒体には、使用者が本人
であることを認証するための認証情報が記録されてお
り、該認証情報を利用した認証処理後に、前記アクセス
権取得ステップによって前記アクセス権データを読取る
ようにしたことを特徴とする(2)又は(3)の情報蓄
積方法。 (5) 前記データ送信ステップにおいては、前記情報
蓄積用サーバにアクセスできない場合には、前記移動端
末に前記所定データを蓄積することを特徴とする(1)
〜(4)のいずれかの情報蓄積方法。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ユーザが
訪問した場所にあるサーバに蓄えられている画像情報や
到着時間等の情報を、ユーザが特別に意識して操作しな
くても、ユーザがアクセス権を有するサーバに自動的に
保存することにより、観光地情報を容易に入手すること
ができ、またその情報を後日整理したり加工したりでき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報蓄積システムの実施の一形態
を示すブロック図である。
【図2】図1の情報蓄積システムに用いる移動端末の構
成例を示すブロック図である。
【図3】自己所有の携帯端末を持ったユーザが観光地に
入った場合における、情報蓄積システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】自己所有でない別端末を持ったユーザが観光地
に入った場合における、情報蓄積システムの動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯情報端末 2 観光地サーバマシン 3 個人データ格納サーバマシン 10 IDカード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の地域に在圏する移動端末にアクセ
    スしその移動端末がアクセス権を有する情報蓄積用サー
    バに対するアクセス権データを取得するアクセス権取得
    手段と、この取得したアクセス権データに基づいて前記
    情報蓄積用サーバにアクセスし該サーバに所定データを
    蓄積するデータ送信手段とを含み、前記情報蓄積用サー
    バに蓄積されたデータをアクセスできるようにしたこと
    を特徴とする情報蓄積システム。
  2. 【請求項2】 前記移動端末は、前記アクセス権データ
    が記録された記録媒体に対して読取りを行う読取手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載の情報蓄積システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、少なくとも前記アクセ
    ス権データが、前記読取手段によって読取りできるよう
    に記録されたカードであることを特徴とする請求項2記
    載の情報蓄積システム。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体には、自システム使用者が
    本人であることを認証するための認証情報が記録されて
    おり、該認証情報を利用した認証処理後に、前記アクセ
    ス権取得手段が前記アクセス権データを読取るようにし
    たことを特徴とする請求項2又は3記載の情報蓄積シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記データ送信手段は、前記情報蓄積用
    サーバにアクセスできない場合には、前記移動端末に前
    記所定データを蓄積することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の情報蓄積システム。
  6. 【請求項6】 特定の地域に在圏しているときに、自端
    末がアクセス権を有する情報蓄積用サーバに対するアク
    セス権データを、該アクセス権データに基づいて前記情
    報蓄積用サーバにアクセスする他のサーバからの外部指
    令に応答して送出するアクセス権データ送出手段を含む
    ことを特徴とする移動端末。
  7. 【請求項7】 前記アクセス権データが記録された記録
    媒体に対して読取りを行う読取手段を更に含むことを特
    徴とする請求項6記載の移動端末。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、少なくとも前記アクセ
    ス権データが、前記読取手段によって読取りできるよう
    に記録されたカードであることを特徴とする請求項7記
    載の移動端末。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体には、自システム使用者が
    本人であることを認証するための認証情報が記録されて
    おり、該認証情報を利用した認証処理後に、前記アクセ
    ス権データを送出するようにしたことを特徴とする請求
    項7又は8記載の移動端末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102918A (ja) * 2006-09-21 2008-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 所在表示システム、および、その方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102918A (ja) * 2006-09-21 2008-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 所在表示システム、および、その方法

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