JP2008040643A - 外部機器制御システム並びにそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の所望なように外部機器を容易且つ迅速に制御する。
【解決手段】本発明は、外部機器8を制御するための外部機器制御システム1であって、個人端末5のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得する手段と、該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録する手段と、外部機器8が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶する手段と、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成する手段と、前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを外部機器8に送出し、外部機器8に所定の機能を実行させる手段とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図7
【解決手段】本発明は、外部機器8を制御するための外部機器制御システム1であって、個人端末5のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得する手段と、該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録する手段と、外部機器8が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶する手段と、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成する手段と、前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを外部機器8に送出し、外部機器8に所定の機能を実行させる手段とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図7
Description
本発明は、個人端末においてインターネット等の通信ネットワークを介して収集された各種ファイルを、カーナビゲーションや通信カラオケ機器等の外部機器に実行させるための外部機器制御システム並びにそのプログラムに関する。
に関するものである。
近年、インターネット上では様々なユーティリティファイルが各種アップローダー、供給サイトに登録され、有償無償でインターネット利用者が個人端末にダウンロードし、利用できるようになっている。例えば、音楽ファイルはiTUNE(登録商標)などの利用が拡大している。また、今後、ブログなどインターネットでの個人の表現の発露も増加すると見られ、個人が利用可能な情報資源は増大してゆくと考えられる。
現在、そういった情報資源の利用は個人の所有する端末での利用が想定されているが、将来、カラオケ機器、ゲームセンターの業務用ゲーム機、店頭での情報端末、カーナビゲーションなどの外部機器がインターネットと接続した場合、一般に個人所有の機器より高価で表現力も豊かで処理速度も速いこうした外部機器の高い機能とインターネットの各種の情報発信力とが結びつき、新たな表現と利便性が利用者にもたらされると考えられる。
しかしながら、このような個人の所有でない公共的な外部機器は一人の個人が利用できる時間が制限されるため、個人の検索可能な情報量が制限されることが予想される。その場合、個人の嗜好より一般的に有用な利用度の高い機能を選んで選択させる形になると思われるが、これではインターネットコンテンツの豊かな表現力を十分に機器使用者に利用させることができない。このため、このような外部機器の開発を進め、新たな利便性を利用者に与えるためには、個人端末の時間を掛けた情報収集能力と外部機器の豊かな表現力とを結びつける必要があると考えられる。
そのためには個人端末で収集した外部機器で利用可能な各種ファイルを外部機器で利用する方法が考えられる。個人端末の保有するファイルを全てダウンロードするのは転送量を考慮すると非現実的であるので、利用可能なファイルのリストを基にどのファイルをダウンロードするかを外部機器使用時に選択する方法が合理的である。また、外部機器利用時ではおそらく電源の入っていない個人端末から直接ファイルを取得するのは不可能なため、そのファイルは外部のネットワーク上その他のリソースから入手しなくてはならない。この最も簡単な入手方法は、自己の端末より常時稼動するサーバーにファイルをアップし、外部機器で利用可能なファイルリストと呼び出し先を入手するものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第2766210号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、元々二つのサーバー間での情報のやり取りを想定しているため、中継点となるサーバーにファイルを常時保持しなくてはならず、インターネット上にすでにあるファイル元と二重に資源を使用することになり不経済である。また、利用可能なファイルの選択に識別子のみを利用しており、同一識別子を有するファイルは全て利用可能となり、同一識別子のファイルの数量によっては選択が困難となる可能性がある。そこで、この不経済と情報転送の総コストを低下させるため、中継点となるサーバーにはファイルの入手方法と種別情報のみ保持し、利用者が外部機器利用時に入手した利用可能ファイルリストからファイルを再ダウンロードする仕組みが考えられおり、例えば、特開2003−223389号公報において、WEBページ上に表現すべきバナーのデータファイルの転送元URLを保存する方法が提案されている。また、これ以前よりミラーサーバー等の使用時、URLをもって転送先のページ情報の指示を行うことは行われていた。
しかしながら、これを個人が利用可能なインターネット上のダウンロードファイルに拡大するにあたっての最大の問題は一般のダウンロードサイトにおいては個人の認証を行うことが多く、単にURLを指定するだけでは認証画面において弾かれてしまう可能性が高いということである。そこで、この問題を解決するために、個人のファイルダウンロード及びファイルアップロード時の個人のブラウザの操作履歴を取得し、それを解析したダウンロード及びアップロード操作方法ファイルを作成し、これをファイルURLと共に保存することによって、認証があってもファイルのダウンロードを行うことが可能なシステムを提案する。ここで、他に操作履歴より認証に関係したデータを保存しておく方法にはcookieがあるが、これを取得、外部のサーバーに記録する技術(例えば、特開2004−103022号公報)を利用して同様な効果を得るためには、もし該当クッキーにダウンロード手順情報が含まれていない場合は、結局、操作順を記録してどのクッキーによる認証をどのダウンロードファイルURLに適用するのか決めねばならず、ファイル元サーバーからの指示より作成されるクッキーの利用において適用できるダウンロード元を選ばなければならないという欠点がある。ブラウザの操作記録からダウンロード情報を取得する本発明は、既にダウンロードされたことが確認できるファイルの実際に取得した方法を適用するため、適用できる範囲がはるかに大きくできる。なお、ファイルダウンロード履歴を記録する出願には他に特開2000−227925号公報がある。
上記した目的を達成するため、本発明は、外部機器を制御するための外部機器制御システムであって、個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得する手段と、該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録する手段と、前記外部機器が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶する手段と、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成する手段と、前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出し、該外部機器に所定の機能を実行させる手段とを備えていることを特徴とする。
そして、前記利用者の認証を行う前に、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成し、該抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出してもよい。
さらに、前記個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、取得したファイルには、スクリプトが含まれていてもよい。
また、本発明は、外部機器を制御するための外部機器制御プログラムであって、個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得するステップと、該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録するステップと、前記外部機器が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶するステップと、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成するステップと、前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出し、該外部機器に所定の機能を実行させるステップとをコンピューターに実行させることを特徴とする。
より具体的には、本発明は、利用者の個人端末のブラウザにファイルのダウンロード及びアップロード時の操作記録を抽出する機能を装備し、それを基に必要な場合には実際にアクセスし、ファイルごとに抽出した操作方法とファイル名を結びつけるファイルを作成し、ユーザーファイルプロファイルデータベースにファイルを登録する時はそのファイル名と操作方法及びアクセス時ソースコードやファイルのメタ情報ファイルより入手した関連タグ及びHPソースコード情報を登録する。
外部機器制御装置は機器の種別ごとに利用可能なファイル名、またオフィシャル、或いは許可されたURL情報、或いはファイルに括り付けられたタグ情報やHP情報に対するダウンロード可能、推奨ファイルリストを有しており、これとユーザーファイルプロファイルデータベースのファイルプロファイル情報とをマッチングし、さらに、通信状況及び機器の性能情報も加味し、利用可能ファイルリスト、推奨ファイルリストを作成する。そして、この情報を基に外部機器にダウンロード画面を表示させ、ファイル元よりダウンロードしたファイルの機能を外部機器にて実行する。
なお、この以下の実施の形態においてはhttpプロトコルによる情報取得が前提となっているが、その他のニュース、メイル、ftpなどURLを利用し、ブラウザやPCによるネット情報閲覧機能によって操作情報特にサーバーの認証情報を取得できるファイル提供可能なサーバーには全てこの方式が適用できる。
さらにまた、本発明は、上記システムに追加するスクリプトを取得し、外部機器で表現するシステムを提案する。今日、インターネット上の表現の多くはJAVA(登録商標)SCRIPT、アクティヴスクリプトを利用したフラッシュ(登録商標)など簡易的なインタラクティヴ表現、動的表現が多用されている。本発明は、これらの表現をファイルの形で与えられていなくても本システムの履歴取得機能を利用することによって外部機器で実現する方法を提供する。
このシステムの想定する外部機器としては、例えばカーナビゲーションシステムと行き先、中継先の登録情報と音声や映像によるツアーガイドファイルの組み合わせ、カラオケ機器の登録番号とオリジナルのPV映像ファイル、業務用ゲーム機の各種設定ファイル、情報案内装置の音声付巡回案内ファイルやギフト商品送付先リストファイル、また、HP上の各種画像映像ファイル、相手先がPC、サーバーの場合にはアプリケーションの実行ファイルなどが挙げられる。
本発明の利点は、インターネットでの個人端末の操作記録と同時にアクセスしたサイト情報を保存することにより、より詳細なファイルに関するWEB上の情報を入手することができることである。このことにより、例えば、プラグイン可能な実行ファイルの区別を拡張子で行っていない機器をタグ情報で区別し、外部機器の所有者によってはセキュリティ上の問題から特定のURLやメタ情報を有するサイトからのダウンロードしか受け付けない場合、或いはそれを受け付けないことがある場合や、カラオケ機器でダウンロード料のディスカウントを行う供給先やカテゴリーの映像ファイルがある場合、或いは特定施設の案内ディスプレイで該当施設名をタグやタイトルに有するナビゲートスクリプトファイルがある場合などに、その時点で推奨するカテゴリーを示すタグやタイトル、メタ情報を有するファイルを選び出すことができる。これによって、サーバーが所有するファイルを、上記した特許文献1を利用して外部機器にダウンロードする時も、単に識別子情報だけでなく、インターネット上のファイルに付随した情報も利用して、より精密な利用可能推奨ファイルを作成することができる。
本発明によれば、利用者の所望なように外部機器を容易且つ迅速に制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
(情報管理システムの全体構成)
図1に示されているように、本実施の形態に係る情報管理システム1は、インターネット2等の通信ネットワークを介して相互に接続された、管理サーバー3、外部機器制御装置4、個人端末5と、ファイル元サーバー6と、LAN7等の通信ネットワークを介して外部機器制御装置4に接続された外部機器8とを備えて構成されている。また、図1中には特に図示しないが、個人の認証を行うためのIDメディア或いはIDとパスワード、セットアップ命令を行う携帯端末が使用されることもある。
(管理サーバーの構成)
図2に示されているように、管理サーバー3は、CPU及び記憶装置、プログラムを有し、ユーザーファイルプロファイルデータベース9若しくはユーザーファイルプロファイルファイル領域を備えており、さらに、管理サーバー3でファイルそのものを保持せざるを得ない時のためにユーザーファイル記憶領域10を備えている。また、管理サーバー3は、外部機器8のダウンロードマスター保持部11、抽出リスト作成部12、抽出リスト保持部13、ユーザー要求受付部14、外部機器接続部15、IDメディア書き込み部16、外部機器データベース17を備えている。
(情報管理システムの全体構成)
図1に示されているように、本実施の形態に係る情報管理システム1は、インターネット2等の通信ネットワークを介して相互に接続された、管理サーバー3、外部機器制御装置4、個人端末5と、ファイル元サーバー6と、LAN7等の通信ネットワークを介して外部機器制御装置4に接続された外部機器8とを備えて構成されている。また、図1中には特に図示しないが、個人の認証を行うためのIDメディア或いはIDとパスワード、セットアップ命令を行う携帯端末が使用されることもある。
(管理サーバーの構成)
図2に示されているように、管理サーバー3は、CPU及び記憶装置、プログラムを有し、ユーザーファイルプロファイルデータベース9若しくはユーザーファイルプロファイルファイル領域を備えており、さらに、管理サーバー3でファイルそのものを保持せざるを得ない時のためにユーザーファイル記憶領域10を備えている。また、管理サーバー3は、外部機器8のダウンロードマスター保持部11、抽出リスト作成部12、抽出リスト保持部13、ユーザー要求受付部14、外部機器接続部15、IDメディア書き込み部16、外部機器データベース17を備えている。
ユーザーファイルプロファイルデータベース9或いはユーザーファイルプロファイルファイル領域は、ユーザーのID及び個人情報を記憶し、利用可能な外部機器8のリストと、ユーザーの個人端末5のWEBブラウザの操作記録より抽出したダウンロードファイルに関する再ダウンロードに必要な情報、及び操作記録及びWEB情報より抽出した利用外部機器8のセレクト及び表示情報抽出のために必要な情報が含まれる。具体的には、図3に示すように、ファイル名、ファイルURL、認証URLと認証ID及びパスワード情報、ダウンロード画面の該当フォーム項目若しくはダウンロードファイルにリンクするハイパーリンクに付与されていたタグ情報、画面文字列情報からのタイトル情報、該当HPヘッダーのメタ情報やタイトルなどHP種別指示情報ブラウザ操作履歴からのファイル名、ファイルサイズ情報、取得サイトのサイト情報、TOPURL情報、その他セキュリティソフトと連繋する場合には取得したセキュリティ情報等が含まれる。そして、これらの情報はファイル名、ダウンロード情報、タグ属性毎の検索インデックス情報、各種URL情報を各項としてユーザー毎にデータベース化されるようになっている。但し、これは各項の情報を内容としたファイル形式としてもよい。なお、ファイルサイズ情報についてはWEB上で収集された情報若しくはユーザーファイル領域で収集された情報のいずれかが存在した場合に入力されるようになっている。また、ユーザー所持記憶媒体へのファイル登録が行われた場合は秘密公開鍵を振り出し、個人端末に秘密鍵を送り、ユーザー認証データが外部機器制御装置4より送られた場合は公開鍵を外部機器制御装置4に送るようになっている。
ユーザーファイル領域10には、ダウンロード元から何らかの事情で直接ダウンロードできなくなったファイル及びユーザー側で該当ファイルの動作設定ファイルが作成された場合、登録時にそれが収納されるようになっている。例えば、ダウンロード元のサイトが自動ダウンロードを拒否した場合、或いはサイトが失われ、操作履歴が転送されなかったファイルなどが該当する。ここではセキリュティチェックが行われ、或いはファイルのソース及びサイズ情報を取得するためのソースコードの走査や命令入力が行われることもある。この情報はファイル関連情報に追加される。ここで収集される情報に識別子情報がある場合には、上記した特許文献1を利用してリスト化してもよい。また、ユーザーファイル領域10は認証更新情報の一時保持を行うようになっている。
ダウンロードマスター保持部11は、外部機器8の種別、能力、保有するアプリケーション内容、サービス分野、サイト提携先等によって決まる実行可能なファイル及び実行推奨ファイルなどの各ファイル種別を決定する内容を含んだ外部機器8ごとのダウンロードマスター18(図4参照)をユーザーの認証が行われた時点で外部機器制御装置4より受け付け、保持するようになっている。
抽出リスト作成部12は、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の検索インデックス及びURL情報をダウンロードマスター18の内容によって検索し、実行可能ファイル及び推奨ファイルを抽出し、抽出リスト19(図5参照)を作成する機能を有している。そして、ファイル名、識別子検索、URL検索、ファイルサイズ情報検索、タグ宣言文要素情報検索、ファイル通称検索、その他随伴キーワード検索、ファイルソースコード検索によって、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の検索インデックスやダウンロードマスター18の各該当種別情報から利用可能、推奨ファイル情報或いはその他の種別情報を得、これによって利用可能、推奨ファイルとなったDB情報が抽出リスト保持部13に送られるようになっている。
抽出リスト保持部13には、ユーザーの利用可能、推奨ファイル名とユーザーファイルプロファイルデータベース9のダウンロード情報、種別情報、表示ファイル関連情報を内容とするデータが保持されるようになっている。ここで言う種別情報は利用可能及び推奨ファイル情報だが、外部機器8においてその他のユーザーファイルプロファイルデータベース9の検索インデックスより抽出可能な利用できる種別情報があれば入力することができる。また、表示ファイル関連情報には検索インデックス情報より抽出したファイル名称、HPタイトル等が含まれる。
ユーザー要求受付部14は、個人端末5からのファイルアップロード受け付け、削除受け付け、閲覧修正受け付けを行い、アップロードされたプロファイルファイルの内容をユーザーファイルプロファイルデータベース9へ入力、或いは登録受け付け時に確認要求があった場合にはプロファイルファイルのダウンロード情報によってファイル元よりダウンロード試行を行いユーザーファイル領域10に一端落とし込む機能を備えている。さらに、ファイルそのものを受け付け、ユーザーファイル領域に落とし込む能力も備えている。また、削除命令を受け取った場合にはDBより削除を行い、閲覧修正命令を受け取った場合にはユーザーファイルプロファイルデータベース9の内容を個人端末5に送り、内容の修正命令に従って内容を変更する機能を備えている。また、携帯端末からセットアップ命令を受けると、指定された外部機器8のダウンロードマスター18を取得し、利用可能ファイル、推奨ファイルリストを携帯端末に返すようになっている。さらに、ファイルの選択がなされた場合には、外部機器8にその機能があり、記憶領域に余裕がある場合には、外部機器8に該当ファイルのダウンロードを行い、記憶領域に余裕がない場合には、ユーザーファイル領域10に該当ファイルを格納するようになっている。これにより、ファイル元サーバー6の通信容量が小さい場合でもサーバーと外部機器8間の転送速度でファイルを取得することができるようになっている。
外部機器接続部15は、外部機器8にダウンロードマスター18を要求し、抽出リスト19を外部機器8にダウンロードする機能を備えている。また、外部機器接続部15は、ユーザーファイル領域10のファイルダウンロード要求があった場合にはこれを行い、さらに、ダウンロードデータの更新情報を中継する機能を備えている。
IDメディア書き込み部16は、ID登録が申請された時に、ICカードのICチップに登録情報の書き込みを行う機能を備えている。実際には、このシステムに利用されるICカードは、加盟店舗で発行される顧客カードのICチップの情報に付加、或いはそのIDを利用するか、利用者の携帯端末のICチップ領域に制御アプリケーションと共に携帯電話の通信回線を利用してダウンロードされる形式が多くなると思われるので、その場合、この機能は外部の機器に分散される。店頭での登録形式の場合は、管理サーバー3のローカルインターフェイスとICカードを連繋し、編集用個人端末アドレスを登録し、暗証番号を表示、入手する。この機能は、磁力式カード、バーコードカードにも適用可能である。また、システムが携帯端末のその他のローカルインターフェイスを利用する場合には、携帯端末へのアプリケーションのダウンロードのみによってこの機能を代用することができる。
外部機器データベース17は、図6に示すように、システム上登録された外部機器8のID、名称、所有者、施設名、種別、状態、スタンバイ受け入れステータス、該当割り当て記憶領域の場合によっては地域位置情報を有している。また、構成によっては、外部機器8の使用可能なリソースが少ない時などは、この機能部にダウンロードマスターを備えてもよい。状態はその外部機器8が利用可能な状態にあるかを示し、ユーザー認証中、予約待ちが多数存在し、混雑状態にある、或いは所有者による使用停止状態にあるなどの機器のステータスを外部機器8からの更新によって随時更新する。そして、これらの情報は、個人端末5のブラウザからユーザーの利用可能な外部機器8については随時閲覧可能である。スタンバイ受け入れステータスはスタンバイ可能であるか否かを表わし、該当割り当て記憶領域は現在の割り当て総記憶容量、一人当たりの割り当て容量を示す。この数値は、実際の記憶容量と混雑状況によって外部機器8によって決定される。ID、名称、所有者、施設名、種別は、認証時にユーザーの利用可能な外部機器8のリストと照合され、認証可能か決定される。
(ブラウザ関連機能部の構成)
図7に示すように、ブラウザ関連機能部20は、個人端末5のWEBブラウザ或いはそれに相当する機能を有する本発明に関連する部分である。個人端末5はCPU、記憶領域、プログラムを備え、さらに、インターネット接続能力を備え、データのダウンロード及びアップロードを行う機能を備えている。ブラウザはインターネット上のWEBサーバーとHTML等のHP表示ファイル及びその他のファイルダウンロード、アップロードを行い、その情報をログ等によって記録する機能を備えている。さらに、本発明のブラウザ関連機能部20をプラグイン等によって或いは所与の機能の一部として有している。また、ブラウザ関連機能部20は、ブラウザからフォーム入力やホームページ間移動、情報選択などの操作履歴をリアルタイムに逐次的に受ける機能を備えており、特定の操作履歴が存在した場合に前後のソースコードを取得する機能や、ファイルのダウンロード、アップロードが行われた場合に、ファイル名、サイズ、保存アドレスなどの情報を受け取る機能を備えている。また、ファイル名の登録入力があった場合、作成されたユーザーファイルプロファイルファイルを表示或いはサーバーに転送する機能を備えている。さらに、フラッシュメモリ等の使用者の所有する移動タイプの記憶媒体にファイルをダウンロードする機能を備えている。また、内部に操作履歴受付部21、ソースコード取得部22、ファイル関連情報確定部23、関連情報検索抽出部24、認証データ自動更新部25、ファイルプロファイルファイル領域26、ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27、記憶媒体ダウンロード管理部28、ブラウザ入出力部29を備えている。なお、本実施の形態では、ファイルプロファイルファイル(或いはデータベース)を別に有する構成となっているが、ユーザーファイルプロファイルデータベース9をサーバーと共有し随時更新閲覧する構成としてもよい。
(ブラウザ関連機能部の構成)
図7に示すように、ブラウザ関連機能部20は、個人端末5のWEBブラウザ或いはそれに相当する機能を有する本発明に関連する部分である。個人端末5はCPU、記憶領域、プログラムを備え、さらに、インターネット接続能力を備え、データのダウンロード及びアップロードを行う機能を備えている。ブラウザはインターネット上のWEBサーバーとHTML等のHP表示ファイル及びその他のファイルダウンロード、アップロードを行い、その情報をログ等によって記録する機能を備えている。さらに、本発明のブラウザ関連機能部20をプラグイン等によって或いは所与の機能の一部として有している。また、ブラウザ関連機能部20は、ブラウザからフォーム入力やホームページ間移動、情報選択などの操作履歴をリアルタイムに逐次的に受ける機能を備えており、特定の操作履歴が存在した場合に前後のソースコードを取得する機能や、ファイルのダウンロード、アップロードが行われた場合に、ファイル名、サイズ、保存アドレスなどの情報を受け取る機能を備えている。また、ファイル名の登録入力があった場合、作成されたユーザーファイルプロファイルファイルを表示或いはサーバーに転送する機能を備えている。さらに、フラッシュメモリ等の使用者の所有する移動タイプの記憶媒体にファイルをダウンロードする機能を備えている。また、内部に操作履歴受付部21、ソースコード取得部22、ファイル関連情報確定部23、関連情報検索抽出部24、認証データ自動更新部25、ファイルプロファイルファイル領域26、ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27、記憶媒体ダウンロード管理部28、ブラウザ入出力部29を備えている。なお、本実施の形態では、ファイルプロファイルファイル(或いはデータベース)を別に有する構成となっているが、ユーザーファイルプロファイルデータベース9をサーバーと共有し随時更新閲覧する構成としてもよい。
操作履歴受付部21は、ブラウザの操作履歴をブラウザが立ち上がっている間、モニターし、その操作履歴、キャッシュ情報を保持する機能を備えている。履歴情報にHP表示使用ファイルのコピーを含むファイルのダウンロード、アップロードを示すURL、命令情報が受け付けられた場合、それ以前の情報を走査し、IDとパスワードの二つ組の認証フォーム入力情報及びURL情報を抽出、また、ダウンロードファイルURL、その直前のダウンロード画面URL情報をファイル関連情報確定部に送るようになっている。また、ブラウザのファイル通信機能によって取得できるファイル名、ファイルサイズ情報、ダウンロード先アドレスもファイル関連情報確定部に送るようになっている。
ソースコード取得部22は、ファイル関連情報確定部23より関連URLのソースコード取得命令があった場合、もしあればブラウザのキャッシュより、なければ再アクセスして該当URLのソースコードを入手し、入手したソースコードはファイル関連情報確定部23に送られるようになっている。なお、受付順などからソースコード取得に認証が必要な場合には、該当認証情報をファイル関連情報確定部23より受け取ってアクセスを行う。
ファイル関連情報確定部23は、操作履歴受付部21より取得した関連URL情報を基にソースコード取得部22に取得命令を送る機能を備えている。そして、関連ソースコード情報を受け取ると、同一サイト若しくはURL名、履歴より関連が推定されるサイト内に認証関連の情報が複数ある場合は、まず、認証エラー情報が入手できた場合にその認証情報を棄却する。また、その後に同じURLとIDパスを持つ認証データが出てき場合には、それ以前の同一認証データを棄却する。さらに、時系列での順列組み合わせにより可能性のある認証系列を最終認証より逆順にアクセス、試行して最小組のダウンロード開始情報が取得できる認証系列を得る。この場合、認証試行回数によって認証不可となることがあるので、ユーザーがこの機能の適用を制限できることが望ましい。この時は、全ての系列を記録するか確定クエリー画面を立ち上げ、ユーザーの選択情報により該当ダウンロード画面へ至る認証系列情報を選別する。さらに、ダウンロード、またアップロード時に取得した上記情報の確定許可クエリー画面を立ち上げる。この画面には論理的に推定した上記URL認証情報の他、時系列的に近接する棄却されたURL、認証情報が併記表示される。確定入力がなされた場合には、その情報が関連情報検索抽出部24に送られる。また、近接URL認証情報が選択された場合はURLの場合は再びソースコード取得部22に取得命令が出され追加され、認証情報の場合は操作履歴時系列順に認証系列情報が確定され、関連情報検索抽出部24に送られるようになっている。また、URLのリンク順により不正要求、認証の前提とみなすサーバーに対して一定数のアクセス試行後、URLの送信時系列を上記方法によって確定追加する方法を追加してもよい。
なお、ファイルのアップローダー等へのアップロード時には、取得情報はこの方法では定まらないが、一般に認証のID等は同じであるので、認証系列の推定を行い、問い合わせ画面を立ち上げダウンロード時の情報の確定を行う。この時、パスID等の入力が必要な場合に備えて情報追加フォームを併記表示することが望ましい。そして、この操作はダウンロード、アップロードが確認されたファイル毎に行う。同一サイトから複数のファイルが入手されている場合は、一定回数以降の抽出においてそれ以前の抽出の認証系列が該当ファイルURL以外同一であるなど類似しており、その認証系列に含まれるURLが時系列の順序を崩さずに確認できる場合にはそれ以前の認証系列を適用してよい。このようにして作成されたダウンロード情報は、ファイルプロファイルファイル領域26に送られ、後述する関連情報検索抽出部24よりデータとマージされ、該当ファイルのファイルプロファイルファイルを作成する。アップロードファイルについては該当するファイルプロファイルファイルがあればダウンロード情報をアップロード時に取得した内容に書き換え、なければその時点で取得できる関連情報によってファイルプロファイルファイルを作成するようになっている。
関連情報検索抽出部24は、ファイル関連情報確定部23よりファイル関連情報が送られた場合に、関連情報の整理、また、ソースコード情報より関連情報の抽出を行う機能を備えている。そして、ダウンロードページのソースコードが取得されると、ファイルアドレス、ファイルダウンロードタグのtitle等付随タグ属性と要素、ファイル名称が入手され、ページのヘッダーよりタイトル及び各種属性と属性値が入手され、トップURLの記載があればそれも入手する。また、記載がなければURLの構文解析或いは一連のURLリンク情報よりTOP、INDEX等の文字列のあるURLを代表URLとして推定し、サーバー情報も抽出する。また、ブラウザからの履歴情報よりファイルのサイズ情報、ファイル名、保存アドレスを入手する。さらにまた、ファイルダウンロード画面にファイルに関するプロファイルデータを納めたXMLファイルなどのメタ情報ファイルがリンクされていたり、コメント等の記述があったりした場合、リンク先、またはソースから読み取る。そして、これらの情報を属性毎にまとめた関連情報データを作成し、ファイルプロファイルファイル領域26に送るようになっている。
認証データ自動更新部25は、操作履歴受付部21よりエラーのない認証URL情報が送られた時、ファイルプロファイルファイル領域26、ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27の認証URL検索を行い、一致するURLについて、もしID及びパスワード情報が入力されたID及びパスワード情報と異なっていた場合は、プロファイルファイルの内容を新しい内容に更新する機能、管理サーバー3に更新情報を送信し、管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース9の内容を更新する機能、管理サーバー3、外部機器8、ブラウザの自動認証が失敗した情報を受けた場合に該当プロファイルファイルを検索し、警告画面及びID及びパスワード再登録フォームをブラウザより表示する機能、及び入力された再登録情報に基づいてプロファイルファイルの内容を書き換える機能を備えている。また、外部機器8や携帯端末より認証の再登録情報が送信された場合も同様である。なお、これらの機能はブラウザ起動時若しくはアプリケーション起動時に行われるが、必要な情報は管理サーバー3のユーザー領域に一時保持され、起動時のブラウザ側からの要求によって取得されるようになっている。そして、この認証データ自動更新部25は、本実施の形態ではブラウザに置かれているが、管理サーバー3側に設置されてもよい。
ファイルプロファイルファイル領域26には、ブラウザを使用してダウンロード若しくはアップロードしたファイルのプロファイルファイルが置かれるようになっており、これはデータベース形式でもよい。また、ファイル名はダウンロードしたファイル名を検索可能な名称が付与され、ファイル名、ファイルURL、認証URLと認証ID及びパスワード情報、ダウンロード画面の該当フォーム項目若しくはダウンロードファイルにリンクするハイパーリンクに付与されていたタグ情報、画面文字列情報よりタイトル情報、該当HPヘッダーのメタ情報やタイトルなどHP種別指示情報ブラウザ操作履歴よりファイル名、ファイルサイズ情報、取得サイトのサイト情報、TOPURL情報、他セキュリティソフトと連繋する場合に取得したセキュリティ情報、ファイルのダウンロード先アドレスからなる。
ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27は、管理サーバー3上のユーザーファイルプロファイルデータベース9と同じ内容のデータを保持し、サーバーアクセスを効率化し、ブラウザ側でのデータ変更を反映するために設置されているが、必要な時点でサーバーにアクセスする形としてもよい。
記憶媒体ダウンロード管理部28は、自己の所有するフラッシュメモリ、移動型ハードディスク、各種光学、磁気記憶媒体等の所持可能な記憶媒体をファイル元として利用するために所有するファイルを個人端末に接続されたこれらの記憶媒体に落とすことができる。このファイルがダウンロードされたものである場合にはファイルプロファイルファイルのダウンロード情報を書き換え、管理サーバー3に秘密鍵を要求し、記憶媒体のデータエリアと外部機器8が交信するためには、認証時に管理サーバー3から外部機器制御装置4の入出力部に送られた公開鍵と合わせる必要があるよう、記憶媒体の利用データエリアを保護するフォーマットを行う機能を備えている。そして、この機能はファイル個別に対して行ってもよいし、記憶媒体毎に簡易に行ってもよい。
ブラウザ入出力部29は、ブラウザ関連機能部20とブラウザ個人端末の履歴データ以外の全ての情報の入出力を行う機能を備えている。
(外部機器制御装置の構成)
図8に示すように、外部機器制御装置4は、店頭用画面表示装置、カーナビゲーション、カラオケ機器、オンディマンド式映像表示、演奏装置、店頭の業務用ゲーム機、コンピューターその他外部からのプラグイン、実行ファイルなどのデータファイル利用が可能な外部機器8と接続し、或いはその一部として機能し、管理サーバー3とファイル元サーバー6に対してインターネット2或いはLAN等の通信ネットワークを介して通信可能であり、制御用のCPU、記憶装置、プログラムを備えている。また、外部機器制御装置4は、ダウンロードマスター記憶部30、ID認証部31、抽出リスト保持部32、ユーザーファイル領域33、表示データ作成部34、ダウンロード管理部35、入力部36、通信部37、外部機器接続部38、表示部39を備えている。
(外部機器制御装置の構成)
図8に示すように、外部機器制御装置4は、店頭用画面表示装置、カーナビゲーション、カラオケ機器、オンディマンド式映像表示、演奏装置、店頭の業務用ゲーム機、コンピューターその他外部からのプラグイン、実行ファイルなどのデータファイル利用が可能な外部機器8と接続し、或いはその一部として機能し、管理サーバー3とファイル元サーバー6に対してインターネット2或いはLAN等の通信ネットワークを介して通信可能であり、制御用のCPU、記憶装置、プログラムを備えている。また、外部機器制御装置4は、ダウンロードマスター記憶部30、ID認証部31、抽出リスト保持部32、ユーザーファイル領域33、表示データ作成部34、ダウンロード管理部35、入力部36、通信部37、外部機器接続部38、表示部39を備えている。
ダウンロードマスター記憶部30には、ファイル実行可能ファイル及び実行推奨ファイル等のファイル種別情報を定義する情報が保持されており、実行可能及び推奨ファイルを定義するファイル種類サイズ情報、許可サイト情報、属性情報と対応するファイル種別情報を内容とし、管理サーバー3より命令があった場合に記憶部内容を管理サーバー3に送るようになっている。また、実行可能ファイルは該当外部機器8で所定の機能を発揮し、実行可能なファイル種類、ファイル元等の情報を持つファイルであり、推奨ファイルは実行可能ファイルの内、外部機器8の所有者が最大のパフォーマンスを発揮すると考え、また、マスター更新時点でダウンロードされることを商業上、社会要請上期待する情報を有するファイル種別のことを指す。その他の種別としては、表示時点でカテゴリー別のウィンドウを表示するためのカテゴリー情報、年齢による規制などユーザーの閲覧実行規制情報などである。また、通信容量、領域の記憶容量からダウンロード可能なリストの合計ファイルサイズ最大値、推奨値を送るようになっている。この内容は外部機器8の種別、管理主体者のファイル元との契約状況などによって変化する。また、実行状況のベンチマーク測定機能部を設置することもでき、通信、動作のトラフィックによるパフォーマンスを感知し、ファイルサイズ、ダウンロード可能ファイル数の限定情報などを修正することも可能である。
ID認証部31は、ユーザーの所有するIDメディアによってユーザー認証を行う機能を備えており、ICチップ読み取り器、バーコードリーダー、磁気カード読み取り器などから構成され得る。また、スロット等の挿入部がある場合にはその入出によりユーザーの外部機器8の使用権の管理を行い、それがない場合にはICブルートゥース等、遠隔交信可能なメディアの場合には圏外に出たことが交信等により確認された時に使用権の終了とみなし、そうでなければ、入力がなく一定期間が過ぎるか、又は終了入力がなされるか、又は別IDが認証された時点で終了とみなされる。但し、ユーザーの認証情報等を扱うシステムであるので、スロット等、明確にと終了確認できるシステムであることが望ましい。
抽出リスト保持部32は、マッチング処理後、管理サーバー3より転送された抽出リストを格納するようになっている。抽出リストは、ダウンロード情報及びファイル種別情報、表示ファイル関連情報を有し(図5参照)、このデータを元に表示データ作成部34において表示データを作成するようになっている。また、スタンバイ時には管理サーバー3よりダウンロードすべきファイルのみの抽出リストが送られるようになっている。
ユーザーファイル領域33には、機器利用時、スタンバイ時にダウンロードされたユーザーファイル及び対応する動作設定ファイルが格納されるようになっている。ID認証時に個人に割り当てられる領域が確定し、スタンバイ機能がない場合には全領域が一時的に認証者に割り当てられるが、そうでなければ予備領域を残すように設定される。また、ここに格納されたファイルは、ユーザーの指示があった時に外部機器8に送られ、実行される。さらに、スタンバイ命令が管理サーバー3より送られるとスタンバイ用の領域が確保され、該当ユーザー認証が行われ、領域が拡大されるか、或いは一定期間或いはスタンバイ解除命令が出るまで保持されるようになっている。
表示データ作成部34は、抽出リストの表示ファイル関連情報よりダウンロードし、推奨ファイルの表示リストを作成する機能を備えており、表示部39において、ファイル名、ファイル名称、取得サイト名等関連情報が各種別情報に従って表示されるようになっている。そして、推奨ファイルのリストは、立ち上げ時には表示されるのが望ましく、また、種別情報に従って別ウィンドウやリストで表示されるようにしてもよい。
ダウンロード管理部35は、入力部36よりユーザーのファイルダウンロード命令が入力されると、抽出リストのダウンロード情報を参照してネット上のファイル元サーバー6よりファイルのダウンロードを行い、ユーザーファイル領域33に格納する機能を備えている。また、スタンバイ命令が管理サーバー3より送られてきた場合も、指示に従ってリスト記載のファイルがダウンロードされ、ダウンロードに失敗した場合は警告表示が表示部39に送られ、新たな認証データをユーザーに要求するようになっている。そして、この場合、修正されたID及びパスワード情報は、同一URLを有するユーザー所持情報を修正するため、管理サーバー3のユーザーファイル領域10に送られる。
入力部36は、タッチパネル、トラックボール、マウス、キーボード等の入力手段を備えている。また、入力部36は、フラッシュメモリ等のユーザー所有の記憶媒体の接続を行う機能を有していてもよく、その場合、ユーザー所有の記憶媒体をファイル元として扱う。また、認証が行われると、管理サーバー3より公開鍵が送られるので、ユーザーの使用権がある間に接続された記憶媒体の秘密鍵と合致し、抽出リストに記載のファイルの入出力を行う機能を備えている。
通信部37は、インターネット若しくは専用線、LANなどで管理サーバー3と交信する機能を備えている。
外部機器接続部38は、LAN等の接続回線か組み込みの場合は機器内の回路を有し、ユーザーファイル領域に保持されたファイルをユーザー選択時に起動し、ファイルの種類、プロファイルファイルの情報、ユーザーのファイル選択時の入力などによって決定された外部機器8のアプリケーション、機能部によって読み込ませる機能を備えている。そして、店頭の情報表示ファイルの場合には、フラッシュ等の表現がなされ、ユーザーの入力によってナビゲートされる情報が変化され、関連する外部機器8内のPOS情報などデータベース内容が表示されるようになっている。さらに、カーナビゲーションの場合には、ファイル内の情報に従って順回路の登録とガイド情報の提示が車載器の位置によってなされ、地図ソフトの該当地域の情報がカスタマイズされ、提供されたりすることもできる。さらに、カラオケ機器の場合には、カラオケデータが演奏され、また、ゲーム機の場合には、各種キャラクター設定をインポートし、RPGやその他のゲームの世界設定、シナリオ等をカスタマイズできる。
表示部39は、独自の或いは外部機器8と共同のディスプレイ等の表示機能を備えている。なお、表示部39は、タッチパネル等の入力部と兼ねている形態であってもよい。
(その他の構成)
IDメディア(図示省略)は、ICチップカード、磁気カード、バーコードカード、携帯端末のローカルインターフェイス等、個人のIDを証明する機能を有するメディアを指す。記憶装置を持っていてもよく、小容量の場合には個人情報等を同時に保持し、表示データ作成時に利用できる。また、大容量の場合には上記システムによって移動記憶媒体のファイル元として機能させることができる。
(その他の構成)
IDメディア(図示省略)は、ICチップカード、磁気カード、バーコードカード、携帯端末のローカルインターフェイス等、個人のIDを証明する機能を有するメディアを指す。記憶装置を持っていてもよく、小容量の場合には個人情報等を同時に保持し、表示データ作成時に利用できる。また、大容量の場合には上記システムによって移動記憶媒体のファイル元として機能させることができる。
携帯記憶媒体(図示省略)は、フラッシュメモリ、小型ハードディスク、各種光学、磁気記憶媒体等個人の情報端末と外部機器8に接続する機能を備えており、移動可能記憶媒体をファイル元として使用することができる。なお、記憶媒体のこのシステムに使用される記憶エリアは暗号等によって保護されることが望ましい。
携帯端末(図示省略)は、携帯電話,PDA等を含み、IDメディア及び移動記憶媒体、入力表示装置、個人端末としての機能を兼ねることができ、さらにスタンバイの指示を管理サーバー3に送ることができる。
ファイル元サーバー6は、インターネット上、或いは個人端末5、外部機器8双方がアクセスできる情報ネットワーク上に存在するhttpによるファイル閲覧送信機能を備えたサーバー装置である。但し、その他のニュース、メイル、ftpなどURLを利用し、ブラウザやPCによるネット情報閲覧機能によって操作情報、特に認証情報を取得できるファイル提供可能なサーバーは全てこの方式が適用できる。
(ファイルプロファイルファイル取得処理)
図9に示されているように、ブラウザ関連機能部20の操作履歴受付部21に実行ファイルのダウンロード情報、アップロード情報、画像や音楽、映像ファイルの取得情報が入力されると(S101)、操作履歴受付部21は同一サイトに関する操作履歴情報をファイル関連情報確定部23に送付し、ファイル関連情報確定部23はこれらの情報を取得する(S102)。この操作履歴情報にはURLのリンク移動情報、各種イベント、フォーム入力内容が含まれる。
(ファイルプロファイルファイル取得処理)
図9に示されているように、ブラウザ関連機能部20の操作履歴受付部21に実行ファイルのダウンロード情報、アップロード情報、画像や音楽、映像ファイルの取得情報が入力されると(S101)、操作履歴受付部21は同一サイトに関する操作履歴情報をファイル関連情報確定部23に送付し、ファイル関連情報確定部23はこれらの情報を取得する(S102)。この操作履歴情報にはURLのリンク移動情報、各種イベント、フォーム入力内容が含まれる。
次いで、これらの情報を受け取ったファイル関連情報確定部23は、フォーム入力画面URL、ダウンロード画面URL情報をソースコード取得部22に送り、ソースコード取得部22は該当URLのソースコード情報をキャッシュ若しくはアクセスを行い、取得する(S103)。そして、これらの情報を基にファイル関連情報確定部23は、認証系列及びファイルURLをダウンロード情報として抽出する(S104)。
次いで、ファイル関連情報確定部23は、ソースコード情報を関連情報検索抽出部24に送り、関連情報検索抽出部24はこれをインデックス表示情報として抽出する(S105)。そして、ファイル関連情報確定部23及び関連情報検索抽出部24は、抽出したダウンロードアップロードファイルのダウンロード情報、インデックス情報、表示情報をそれぞれファイルプロファイルファイル領域24に送り、ファイルプロファイルファイル領域24はそれらの情報を格納する(S106)。
(ユーザーファイルプロファイルデータベースへの登録処理)
図10に示されているように、ブラウザが起動され(S201)、個人端末5のフォルダにおいて、ファイルリストを表示し(S202)、プロファイルファイルの存在するファイルを指定、或いはファイルプロファイルファイルリストの一つを指定すると(S203)、ファイルプロファイルファイルの内容が管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース9に送られる(S204)。この時、保存フォルダの検索が行われ(S205)、関連する動作設定ファイルが発見された場合には、管理サーバー3のユーザーファイル領域10に送信され(S206)、格納される。
(ユーザーファイルプロファイルデータベースへの登録処理)
図10に示されているように、ブラウザが起動され(S201)、個人端末5のフォルダにおいて、ファイルリストを表示し(S202)、プロファイルファイルの存在するファイルを指定、或いはファイルプロファイルファイルリストの一つを指定すると(S203)、ファイルプロファイルファイルの内容が管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース9に送られる(S204)。この時、保存フォルダの検索が行われ(S205)、関連する動作設定ファイルが発見された場合には、管理サーバー3のユーザーファイル領域10に送信され(S206)、格納される。
次いで、アクセスのテストが管理サーバー3において行われ(S207,S208)、ダウンロード開始情報が戻って来ない場合には、ブラウザにおいて、失敗した認証画面の表示がなされ、IDパスの再入力が要求される(S209)。そして、IDパスが入力されると、その情報が管理サーバー3に送信される(S210)。
これに対して、認証に成功した情報は該当するダウンロード情報に挿入され、ユーザーファイルプロファイルデータベース9に登録される(S211)。
(外部機器へのファイル入力処理)
図11に示されているように、ID認証部31にIDメディアが近接或いは挿入され、ID情報の取得がなされると(S301)、ID情報は管理サーバー3に送られ、そのID情報に従いユーザーファイルプロファイルデータベース9の外部機器利用可能リストと外部機器データベース17との照合が行われ、認証が行われる(S302)。その結果、認証が成されるとユーザーファイルプロファイルデータベース9の該当ユーザーのデータが呼び出され、抽出リスト作成部12に送られ、抽出リスト作成部12は外部機器制御装置4に対してダウンロードマスターを要求する(S303)。
(外部機器へのファイル入力処理)
図11に示されているように、ID認証部31にIDメディアが近接或いは挿入され、ID情報の取得がなされると(S301)、ID情報は管理サーバー3に送られ、そのID情報に従いユーザーファイルプロファイルデータベース9の外部機器利用可能リストと外部機器データベース17との照合が行われ、認証が行われる(S302)。その結果、認証が成されるとユーザーファイルプロファイルデータベース9の該当ユーザーのデータが呼び出され、抽出リスト作成部12に送られ、抽出リスト作成部12は外部機器制御装置4に対してダウンロードマスターを要求する(S303)。
次いで、外部機器制御装置4のダウンロードマスター記憶部30より管理サーバー3のダウンロードマスター保持部11にその外部機器8のダウンロードマスターが送られ(S304)、抽出リスト作成部12において、ユーザーファイルプロファイルデータが抽出され(S305)、ダウンロードマスターとユーザーファイルプロファイルデータとが参照され、抽出リストが作成される(S306)。そして、外部機器8で実行可能なファイル情報と推奨ファイル、種別情報を加えられた抽出リストが抽出リスト保持部13に送られ、さらに、外部機器制御装置4の抽出リスト保持部32に送られ(S307)、格納される(S308)。この抽出リストは、外部機器制御装置4の表示データ作成部34において、ユーザーがファイルを選択可能なファイル種別に応じた閲覧性を有する表示データに加工、作成され(S309)、表示部39により表示される(S310)。
表示部39における表示に対して入力部36より幾つかの特定のファイルが指定されると(S311)、そのファイル指定データはダウンロード管理部35に送られる。ダウンロード管理部35では、そのファイルのダウンロード情報を抽出リスト保持部32より参照し(S312)、抽出してインターネット上のファイル元サーバー6或いは接続された携帯記憶装置、管理サーバー3のユーザーファイル領域10より、ダウンロード情報に従ってファイル及び存在する場合には関連する動作設定ファイルを外部機器制御装置4のユーザーファイル領域33にダウンロードを行う(S313)。
この時、外部機器にダウンロードファイルについて参照を行い、実行時の指定項目必要な引数等あればファイルリストに付加情報として表示される(S314)。ダウンロード不可能だったファイルについてはブラウザに該当表示がされ、失敗した認証画面の表示がなされ、IDパスの再入力が要求される。そして、認証に成功した情報は該当するダウンロード情報に挿入される。ダウンロード済みファイル情報よりユーザーの実行指定ファイルが指定されると(S315)、入力された必要情報等付加され、その情報に従ってユーザーファイル領域33より該当ファイルが外部機器の該当ポートに送られ(S316)、実行される。
(情報更新プロセス)
図12に示すように、ブラウザ関連機能部20の操作履歴受付部21での認証情報取得時(S401)、管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース9のアクセスチェック時、外部機器制御装置4のダウンロード管理部35でのダウンロード時、スタンバイ時の管理サーバー3、外部機器8でのダウンロード時のいずれかの時に認証データがエラーを起こした場合(S402)、さらに、IDパス情報が更新された場合(S403)、その情報はブラウザ関連機能部20の認証データ自動更新部25(或いは管理サーバー3)に送られる(S407)。この時、個人端末5が起動していない場合、その情報は一時的に管理サーバー3のユーザーファイル領域10に保存され(S404)、ブラウザを起動し(S405)、ブラウザ起動確認時に情報が個人端末5に返される。
(情報更新プロセス)
図12に示すように、ブラウザ関連機能部20の操作履歴受付部21での認証情報取得時(S401)、管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース9のアクセスチェック時、外部機器制御装置4のダウンロード管理部35でのダウンロード時、スタンバイ時の管理サーバー3、外部機器8でのダウンロード時のいずれかの時に認証データがエラーを起こした場合(S402)、さらに、IDパス情報が更新された場合(S403)、その情報はブラウザ関連機能部20の認証データ自動更新部25(或いは管理サーバー3)に送られる(S407)。この時、個人端末5が起動していない場合、その情報は一時的に管理サーバー3のユーザーファイル領域10に保存され(S404)、ブラウザを起動し(S405)、ブラウザ起動確認時に情報が個人端末5に返される。
このように情報を送られた認証データ自動更新部25では、更新情報を格納し(S408)、ファイルプロファイルファイル領域26を検索すると共に(S409)、個人端末5、管理サーバー3のユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27の認証URL情報を検索する(S410)。そして、合致するURLが存在した場合、IDパスワード情報が更新されていた時には、それぞれの情報を書き換え、更新し(S411,S412)、エラー情報のみならそのデータを一時使用不能にする。使用不能になったデータは、再び検索が行われ、更新されるか、或いはユーザーの指定入力がなされた場合には指定が解除される。
(携帯記憶装置へのダウンロード)
図13に示されているように、ブラウザ関連機能部20のブラウザ入出力部29より携帯記憶装置への入力指令が入力された場合(S501)、記憶媒体ダウンロード管理部28では、ファイルプロファイルファイル領域26、ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27の内容をブラウザに表示する(S502)。そして、携帯記憶装置の接続が確認された場合、管理サーバー3に暗号鍵の発行を要求する(S503)。
(携帯記憶装置へのダウンロード)
図13に示されているように、ブラウザ関連機能部20のブラウザ入出力部29より携帯記憶装置への入力指令が入力された場合(S501)、記憶媒体ダウンロード管理部28では、ファイルプロファイルファイル領域26、ユーザーファイルプロファイルデータベース保持部27の内容をブラウザに表示する(S502)。そして、携帯記憶装置の接続が確認された場合、管理サーバー3に暗号鍵の発行を要求する(S503)。
管理サーバー3では、公開鍵秘密鍵の発行が行われ、記憶装置の管理IDが発行され(S504)、鍵情報と共にユーザーファイルプロファイルデータベース9に格納されると共に、一方の鍵情報が個人端末5に送信される(S505)。鍵が送られてきた場合、記憶装置の利用予定領域を確保し(S506)、その領域に送られた鍵によるセキュリティ指定を掛けると共に、ID情報を記憶装置に保存する。
その後、ユーザー入力により携帯記憶装置へのダウンロード指定ファイルが指定されると(S507)、該当ファイルが個人端末5内にあるかどうかが判断され(S508)、該当ファイルがあった場合には携帯記憶装置に送られ、ファイルプロファイルのファイル元情報を書き換える(S510)。一方、街頭ファイルがなかった場合には、ファイルプロファイルのダウンロード情報に従って個人端末5にダウンロードし(S509)、さらに、携帯記憶装置に送り、ファイルプロファイルのファイル元情報を書き換える。そして、そのファイル情報がファイルプロファイルファイル領域26にのみ存在する時はユーザーファイルプロファイルデータベース9への登録を行う。この時、ユーザーファイル領域10に同時にファイルをアップロードし、セキュリティチェックを行ってもよい。
外部機器制御装置4において、携帯記憶装置の接続が行われた場合には(S511)、記憶装置IDを取得、管理サーバーに送る(S512)。現在認証中のユーザーファイルプロファイルデータベース9の顧客情報が参照され(S513)、合致する情報がある場合には鍵情報が外部機器制御装置4に送られ(S514)、鍵情報が合致するかどうかを判定し(S515)、合致した場合には使用領域のセキュリティが解除され(S516)、以降、接続された記憶装置はファイル元として扱われる。
(スタンバイ処理)
スタンバイ処理とは、個人端末5、或いは携帯端末より外部機器制御装置4の認証以前にファイルダウンロード時間の節約のため、予め利用可能な外部機器に対してファイルをダウンロードできる機能のことを言い、図14に示されているように、個人端末5或いは携帯端末よりスタンバイ要求が行われると(S601)、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の個人情報と外部機器データベース17の照合が行われ(S602)、利用可能外部機器の抽出、さらに、スタンバイステータスの確認が行われる(S603)。この時、携帯端末の位置情報が取得され、外部機器の位置情報と照合され、一定距離以下の端末のみ可能であるなどスタンバイの制限が行われてもよい。スタンバイが現在可能な場合には一人当り記憶容量が提示され、ダウンロードマスターを要求し(S604)、ダウンロードマスター情報が送信され(S605)、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の情報を取得する。そして、抽出リスト作成部34において抽出リストが作成され(S606)、個人端末5若しくは携帯端末に送信され(S607)、表示される。
(スタンバイ処理)
スタンバイ処理とは、個人端末5、或いは携帯端末より外部機器制御装置4の認証以前にファイルダウンロード時間の節約のため、予め利用可能な外部機器に対してファイルをダウンロードできる機能のことを言い、図14に示されているように、個人端末5或いは携帯端末よりスタンバイ要求が行われると(S601)、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の個人情報と外部機器データベース17の照合が行われ(S602)、利用可能外部機器の抽出、さらに、スタンバイステータスの確認が行われる(S603)。この時、携帯端末の位置情報が取得され、外部機器の位置情報と照合され、一定距離以下の端末のみ可能であるなどスタンバイの制限が行われてもよい。スタンバイが現在可能な場合には一人当り記憶容量が提示され、ダウンロードマスターを要求し(S604)、ダウンロードマスター情報が送信され(S605)、ユーザーファイルプロファイルデータベース9の情報を取得する。そして、抽出リスト作成部34において抽出リストが作成され(S606)、個人端末5若しくは携帯端末に送信され(S607)、表示される。
次いで、個人端末5若しくは携帯端末において、抽出リストのファイル選択が行われると(S608)、それが一人当り記憶容量以下の場合には、管理サーバー3からファイルダウンロード情報は管理サーバー3から外部機器制御装置4の抽出リスト保持部32に送られる(S609)。外部機器制御装置4のダウンロード管理部35では、その情報を元にダウンロードを行い(S610)、ダウンロードしたファイルをユーザーファイル領域33に格納する。
(スクリプト取得処理)
特に図示しないが、スクリプト取得処理は、ブラウザの機能にHP閲覧時、取得したソースコード中にスクリプト情報があり、その中で特定のオブジェクトが使用、定義された場合には、それをブラウザ関連機能部20に送る処理であり、この特定のオブジェクトとはグラフィックや演奏などのグラフィカル或いは動的な機能を果たすオブジェクトのことを言う。そして、特定オブジェクトの指定には一つのオブジェクトの出現でなく、特定のオブジェクトのパターンの出現をもって条件とするなどの制限を加えてもよい。ブラウザ関連機能部20にスクリプト情報が送られた場合、このスクリプトを取得するかの表示がなされ、取得するとされた場合、ソースコード取得部によって関連コードが取得される。この情報の内該当スクリプト情報、関数定義情報などスクリプト実行に必要なスクリプト情報、各種定義情報が抽出されファイルにまとめられ、個人端末5の記憶領域に格納される。そして、その時点で、ファイルプロファイルファイル取得過程が開始される。画像等関連表現ファイルの取得も相手サーバーの許可がメタ情報等の形で存在するなら行われてもよい。
(スクリプト取得処理)
特に図示しないが、スクリプト取得処理は、ブラウザの機能にHP閲覧時、取得したソースコード中にスクリプト情報があり、その中で特定のオブジェクトが使用、定義された場合には、それをブラウザ関連機能部20に送る処理であり、この特定のオブジェクトとはグラフィックや演奏などのグラフィカル或いは動的な機能を果たすオブジェクトのことを言う。そして、特定オブジェクトの指定には一つのオブジェクトの出現でなく、特定のオブジェクトのパターンの出現をもって条件とするなどの制限を加えてもよい。ブラウザ関連機能部20にスクリプト情報が送られた場合、このスクリプトを取得するかの表示がなされ、取得するとされた場合、ソースコード取得部によって関連コードが取得される。この情報の内該当スクリプト情報、関数定義情報などスクリプト実行に必要なスクリプト情報、各種定義情報が抽出されファイルにまとめられ、個人端末5の記憶領域に格納される。そして、その時点で、ファイルプロファイルファイル取得過程が開始される。画像等関連表現ファイルの取得も相手サーバーの許可がメタ情報等の形で存在するなら行われてもよい。
1 外部機器制御システム
5 個人端末
8 外部機器
12 抽出リスト作成部
15 外部機器接続部
24 関連情報抽出部
26 ファイルプロファイルファイル領域
30 ダウンロードマスター記憶部
5 個人端末
8 外部機器
12 抽出リスト作成部
15 外部機器接続部
24 関連情報抽出部
26 ファイルプロファイルファイル領域
30 ダウンロードマスター記憶部
Claims (4)
- 外部機器を制御するための外部機器制御システムであって、
個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得する手段と、
該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録する手段と、
前記外部機器が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶する手段と、
前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成する手段と、
前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出し、該外部機器に所定の機能を実行させる手段と、
を備えていることを特徴とする外部機器制御システム。 - 前記利用者の認証を行う前に、前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成し、該抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出する請求項1に記載の外部機器制御システム。
- 前記個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、取得したファイルには、スクリプトが含まれている請求項1又は2に記載の外部機器制御システム。
- 外部機器を制御するための外部機器制御プログラムであって、
個人端末のブラウザにおける利用者の操作履歴を抽出し、ファイルを取得するステップと、
該取得したファイルを前記利用者毎にプロファイルとして登録するステップと、
前記外部機器が実行可能なファイルをダウンロードマスターとして記憶するステップと、
前記プロファイルと前記ダウンロードマスターとを照合し、合致するファイルを抽出し、抽出リストを作成するステップと、
前記抽出リストから前記利用者が選択したファイルを前記外部機器に送出し、該外部機器に所定の機能を実行させるステップと、
をコンピューターに実行させるための外部機器制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006211824A JP2008040643A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 外部機器制御システム並びにそのプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011148237A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、機能検索方法、及びプログラム |
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JP2003271484A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Cec:Kk | ウェブコンテンツ保存システム、該システムに用いるサービスサーバ及び小型携帯情報端末用プログラム |
JP2005301759A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Vodafone Kk | 検索装置 |
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2006
- 2006-08-03 JP JP2006211824A patent/JP2008040643A/ja active Pending
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