JP2002297409A - データ通信プログラム、データ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、データ通信装置およびデータ通信方法 - Google Patents
データ通信プログラム、データ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、データ通信装置およびデータ通信方法Info
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Abstract
動状態を考慮したファームウェアのより適切な通信を行
なう。 【解決手段】 画像形成装置のプリンタコントローラ
は、ファームウェア付きの電子メールを受信すると(S
1407)、ダウンロードして、中からファームウェア
を取り出す(S1409)。そして、チェックサム値お
よびモジュール番号と共にファームウェアをS−RAM
に記憶する(S1413)。予め設定されたファームウ
ェアの書き換え可能時刻に達すると(S1414)、フ
ァームウェアデータとモジュール番号とが画像形成装置
に転送され、画像形成装置においてファームウェアの書
き換えが行なわれる(S1419)。
Description
ラム、データ通信プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体、データ通信装置およびデータ通
信方法に関し、特に、インターネットを介してファーム
ウェアデータの通信を行なうデータ通信プログラム、デ
ータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体、データ通信装置およびデータ通信方法に
関する。
御するファームウェアはマスクROM(Read Only Memo
ry)に書き込まれていた。このためファームウェアを交
換する必要が生じた場合は、画像形成装置内の制御基盤
上にあるマスクROMを新しいファームウェアの書き込
まれたマスクROMに交換するという方法がとられてい
た。
とともに煩雑であった。このため、作業性を向上させる
ために、マスクROMに代わって、書き換え可能なフラ
ッシュROMが用いられるようになってきた。
ウェアを交換する際には、以下のような方法がとられて
いた。
等の外部記憶装置を用いるという方法である。すなわ
ち、画像形成装置にメモリカード等の外部記憶装置との
I/F(インターフェイス)が設けられ、そのI/Fに
新しいファームウェアを格納したメモリカードが接続さ
れる。そして、メモリカードからフラッシュROMに新
しいファームウェアが書き込まれる。この方法では、フ
ァームウェアの書き換える際、遠隔操作はできず、実際
に画像形成装置の設置してある場所まで出向いていかな
ければならい。
るという方法である。この方法はファクシミリ装置を中
心として実用化されている。すなわち、公衆回線網に接
続された遠隔地の装置からファームウェアが画像形成装
置に送信される。これをダウンロードすることでファー
ムウェアが書き換えられる。この方法では、第1の方法
のように実際に出向いていく必要はなくなるが、通信コ
ストが高く、ファームウェアのダウンロードにも比較的
長時間を要することになる。
い、第3の方法として、公衆回線網を用いて行なわれて
いたファームウェアのダウンロードを、インターネット
を介して行なうという方法がとられるようになった。イ
ンターネットを利用すると、通信コストを削減するとと
もに、ファームウェアのダウンロードに要する時間を短
縮することができる。
信のプロトコルには、ホームページを閲覧するためのH
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)、ファイル転
送を行なうFTP(File Transfer Protocol)、電子メ
ールの送信に用いられるSMTP(Simple Mail Transf
er Protocol)などさまざまなプロトコルがある。しか
し、画像形成装置のファームウェアを遠隔地からインタ
ーネットを介してダウンロードするプロトコルとして
は、インターネットを介した通信に対するセキュリティ
意識の高まりから、制限がみられ、どのプロトコルを用
いてもよいというわけではない。
接続口には、ユーザの内部システムへのインターネット
からの不正アクセス等に対処するため、一般に「防御
壁」の役割をするファイアウォールが設けられている。
このファイアウォールの機能には、インターネットとユ
ーザの内部システムとの間を通過できる通信プロトコル
を制御するという機能がある。これにより通過可能なプ
ロトコルが制限されるが、通常、電子メールのプロトコ
ルは通過可能に設定されることが多い。このため、イン
ターネットを介してファームウェアを送信する場合に
は、従来から電子メールシステムを利用するという方法
が知られている。
ウェアのサイズは、その高機能・多機能化に伴い10M
バイト前後にまで膨れ上がっている。そして、今後さら
に増大する傾向にある。
を行なうメールサーバは、受信可能な電子メールのサイ
ズ、および、メール・アカウント毎に保持するメッセー
ジの総容量に制限を設けているのが一般的である。
制限にひっかからないように、ファームウェアを受信可
能な適当なサイズに分割し、かつ、各メールボックスに
は、適切なタイミングでメールの送受信を行なうこと
で、常にメールボックスには制限容量以下のデータが格
納されることとなるような送受信方法が考えられる。
たような方法によって適切にファームウェアの送信が行
なわれたとしても、これを受信した画像形成装置におけ
るファームウェアの書き換えタイミング如何によって
は、却って、不都合が生じる場合があった。
ある程度の時間を要する上に、画像形成装置を再起動さ
せる必要があった。したがって、たとえば、画像形成装
置のプリント動作中にファームウェアの書き換えが開始
されると、プリント動作は中断されることになる。そし
て、新たなファームウェアの書き込みが行なわれ、画像
形成装置の再立ち上げが行なわれる。このため、その後
の、プリント動作が開始可能となるまで時間がかかり、
また、所望のプリント動作の終了時刻が遅延することに
なる。
信側が送信先である画像形成装置の状態を監視し、タイ
ミングを見計らって送信処理を行なうことも考えられ
る。しかし、この方法だと、送信側の処理負担が重くな
り過ぎるという問題が生じる。
通信を行なう環境においては、画像形成装置の状態を監
視できないときもある。
たものであり、その目的は、送信側に負担をかけること
なく、受信側の稼動状態を考慮したファームウェアのよ
り適切な通信を行なうことのできるデータ通信プログラ
ム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体、データ通信装置およびデータ通信方法を提
供することである。
め、本発明のある局面に従うと、データ通信プログラム
は、ファームウェアの書き込み可能時間を設定する第1
の設定ステップと、ネットワークを介してファームウェ
ア付きの電子メールを受信する受信ステップと、受信さ
れた電子メールからファームウェアを取り出す取出ステ
ップと、設定された書き込み可能時間に、取り出された
ファームウェアを所定のメモリに書き込む書込ステップ
と、をコンピュータに実行させる。
の書き込み可能時間が設定される。そして、ファームウ
ェアの添付された電子メールが受信されると、中からフ
ァームウェアが取り出され、先に設定された書き込み可
能時間に、所定のメモリにファームウェアが書き込まれ
る。
ファームウェアの送信側は受信側装置の稼動状態を検知
する必要がなく、負担とならない。そして、書き込み可
能な時間に、ファームウェアの書き込みが行なわれるた
め、重要度の高いジョブの実行を妨げるなどといった不
都合を回避することができる。
く、受信側の稼動状態を考慮したファームウェアのより
適切な通信を行なうことのできるデータ通信プログラム
を提供することが可能となる。
込ステップによるファームウェアの書き込みが成功した
か否かを判定する判定ステップと、判定されたファーム
ウェアの書き込み結果を送信元へ送信するステップとを
さらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
ウェアの書き込みが成功したか否かが判定され、その判
定された書き込み結果が送信元へと送信される。たとえ
ば、送信元で保留していた送信予定のファームウェアが
ある場合には、送信元がこの書き込み結果を受信したタ
イミングから、好ましい送信タイミングを把握すること
が可能となる。
ザ入力により書き込み可能時間が設定されることを特徴
とする。
されるため、容易に時間を決定することができるととも
に、ユーザの意向がより直接的に反映されることにな
る。
間に対する装置の使用頻度を検知する検知ステップと、
検知された使用頻度から最小使用頻度となる時間帯を決
定する決定ステップとをさらにコンピュータに実行さ
せ、第1の設定ステップは、決定された時間帯に基づい
て書き込み可能時間を設定する。
度が検知され、その結果を基に最小使用頻度となる時間
帯が決定される。そして、決定された時間帯に基づいて
ファームウェアの書き込み可能時間が設定される。この
ため、ジョブを実行している最中にファームウェアの書
き込みが行なわれるという事態が回避され、より優先度
の高いジョブの終了時間を遅延させるという不都合を防
止することができる。
起動可能時間を設定する第2の設定ステップと、書き込
みステップにおいて所定のメモリにファームウェアが書
き込まれた後、設定された再起動可時間に再起動させる
再起動ステップとをさらにコンピュータに実行させる。
のメモリに書き込まれた後に、予め設定された再起動可
能時間に、装置の再起動が行なわれる。したがって、ジ
ョブの実行中に再起動が行なわれるという事態が回避さ
れ、より効率よいタイミングで再起動を行なうことがで
きる。
を含むため、送信側に負担をかけることなく、画像形成
装置の稼動状態を考慮したファームウェアのより適切な
通信を行なうことのできるデータ通信プログラムを提供
することが可能となる。
ログラムは、ファームウェアの書き込み可能時間を設定
する第1の設定ステップと、ネットワークを介してファ
ームウェア付きの電子メールを受信する受信ステップ
と、受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出ステップと、取り出されたファームウェアを所定
の制御モジュールに送信する送信ステップと、をコンピ
ュータに実行させる。
込み可能時間が設定される。そして、ファームウェアの
添付された電子メールが受信されると、ファームウェア
が取り出され、所定の制御モジュールへと送信される。
このため制御モジュールにおいて、書き込み可能時間
に、そのファームウェアが所定のメモリに書き込まれる
ことになる。
受信したファームウェアを所定の制御モジュールへ送る
際にも、その制御モジュールの稼動状態を検知する必要
がなく、負担とならない。そして、送信された制御モジ
ュールにおいて書き込み可能な時間に、ファームウェア
の書き込みが行なわれるため、重要度の高いジョブの実
行を妨げるなどといった不都合を回避することができ
る。
く、受信側の稼動状態を考慮したファームウェアのより
適切な通信を行なうことのできるデータ通信装置を提供
することが可能となる。
読み取り可能な記録媒体は、上記いずれかに記載のデー
タ通信プログラムを記録する。
ことなく、受信側の稼動状態を考慮したファームウェア
のより適切な通信を行なうことのできるデータ通信プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することが可能となる。
通信装置は、ファームウェアの書き込み可能時間を設定
する第1の設定手段と、ネットワークを介してファーム
ウェア付きの電子メールを受信する受信手段と、受信さ
れた電子メールからファームウェアを取り出す取出手段
と、設定された書き込み可能時間に、取り出されたファ
ームウェアを所定のメモリに書き込む書込手段とを含
む。
の書き込み可能時間が設定される。そして、ファームウ
ェアの添付された電子メールが受信されると、中からフ
ァームウェアが取り出され、先に設定された書き込み可
能時間に、所定のメモリにファームウェアが書き込まれ
る。
ファームウェアの送信側は受信側装置の稼動状態を検知
する必要がなく、負担とならない。そして、書き込み可
能な時間に、ファームウェアの書き込みが行なわれるた
め、重要度の高いジョブの実行を妨げるなどといった不
都合を回避することができる。
く、受信側の稼動状態を考慮したファームウェアのより
適切な通信を行なうことのできるデータ通信装置を提供
することが可能となる。
成装置は、上記記載のデータ通信装置を備えることを特
徴とする。これによると、送信側に負担をかけることな
く、画像形成装置の稼動状態を考慮したファームウェア
のより適切な通信が行なわれる。
通信方法は、ファームウェアの書き込み可能時間を設定
する第1の設定ステップと、ネットワークを介してファ
ームウェア付きの電子メールを受信する受信ステップ
と、受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出ステップと、設定された書き込み可能時間に、取
り出されたファームウェアを所定のメモリに書き込む書
込ステップとを含む。
ことなく、受信側の稼動状態を考慮したファームウェア
のより適切な通信を行なうことのできるデータ通信方法
を提供することが可能となる。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
が、電子メールシステムを利用して書き換えられる場合
を例に挙げて説明する。図1は、本発明の実施の形態に
おけるファームウェアの通信方法を実施するためのシス
テム構成を示した図である。本図を参照して、本システ
ムは、画像形成装置を含むユーザ側の装置と、画像形成
装置にファームウェアを送信するサービスセンター側の
装置と、これらを接続するインターネットとにより構成
される。
の装置に対して、複数のユーザ側の装置を接続すること
が可能である。しかし、ここでは説明を簡略化するた
め、1(組)のユーザ側の装置が接続されている場合を
例として示している。
これに接続されたプリンタコントーラ21とが含まれ
る。プリンタコントローラ21は、LANを経由して、
ファイアウォール31に、そして、ルータ32を介して
インターネットに接続されている。また、LANには、
電子メールの収集と配布のサービスを行なうメールサー
バ33が接続されている。
の送信を行なうコンピュータ91が設置されている。コ
ンピュータ91は、ユーザ側のプリンタコントローラ2
1と通信するために、LANを経由して、ファイアウォ
ール81に、そして、ルータ82を介してインターネッ
トに接続されている。また、LANには、電子メールの
収集と配布のサービスを行なうメールサーバ83も接続
されている。
2の間のインターネット上でも複数のメールサーバが介
在し、これら不定の複数のメールサーバを経由して電子
メールが送信される。
われる動作について簡単に説明する。まず、サービスセ
ンター側のコンピュータ91から新たなファームウェア
が電子メールに添付されて、ユーザ側の画像形成装置1
1宛てに送信される。
ームウェアであってもよいし、1つのファームウェアが
適当に分割されたものの中の1つであってもよい。ここ
では、仮に1つのファームウェアが複数に分割されたも
のの中の1つが電子メールに添付されるものとする。
ビスセンター側のLAN、メールサーバ83、インター
ネット、ユーザ側のLANをそれぞれ経由して、メール
サーバ33のメールボックスに格納される。
ントローラ21は、メールサーバ33から、その電子メ
ールをダウンロードする。そして、電子メールからファ
ームウェアを取りだし、画像形成装置11の書き換え対
象となるFlash ROMにこの新たなファームウェアの書
き込みを行なう。この書き換え動作は、予め設定されて
いる書き換え可能な時間内に行なわれる。そして、この
書き換え結果をサービスセンター側のコンピュータ91
に送信する。
えが成功であれば分割されたファームウェアのうちの次
の1つを電子メールに添付して画像形成装置11宛てに
送信する。書き換えが失敗であれば、再び同じファーム
ウェアを送信し直す。
れた画像形成装置11は、予め設定されている再起動可
能な時刻になると、画像形成装置11の再起動を行な
う。
て詳しく説明する。図2は、画像形成装置11の回路構
成を示すブロック図である。本図を参照して、画像形成
装置11は、原稿画像を走査して、その複写画像を用紙
上に形成するマルチCPU(Central Processing Uni
t)構成の装置である。したがって、個々のCPUに対
応した制御モジュール1から制御モジュール4の4つの
制御モジュールにより構成される。
全体制御を司るCPU111と、そのファームウェアを
格納した書き換え可能なFlash ROM112と、
作業用のS−RAM113と、各種設定値を保存するバ
ッテリバックアップされたNV−RAM114と、制御
モジュール2と各種の制御データを送受信するシリアル
I/F115と、制御モジュール3と各種の制御データ
を送受信するシリアルI/F116と、プリンタコント
ローラ2と各種のデータを送受信するシリアルI/F1
17と、各種キーや表示部を含む操作パネル118とか
ら構成される。
プリント処理を制御するCPU121と、そのファーム
ウェアを格納した書き換え可能なFlash ROM1
22と、作業用のS−RAM123と、各種設定値を保
存するバッテリバックアップされたNV−RAM124
と、制御モジュール1と各種の制御データを送受信する
シリアルI/F125と、制御モジュール4と各種の制
御データを送受信するシリアルI/F126と、画像形
成処理の負荷を制御するプリント負荷制御I/O,GA
127とから構成される。
原稿画像の読取処理を制御するCPU131と、そのフ
ァームウェアを格納した書き換え可能なFlash R
OM132と、作業用のS−RAM133と、各種設定
値を保存するバッテリバックアップされたNV−RAM
134と、制御モジュール1と各種の制御データを送受
信するシリアルI/F135と、原稿画像の読取処理の
負荷を制御するIR負荷制御I/O,GA136とから
構成される。
対する画質の補正を制御するCPU141と、そのファ
ームウェアを格納した書き換え可能なFlash RO
M142と、作業用のS−RAM143と、各種設定値
を保存するバッテリバックアップされたNV−RAM1
44と、制御モジュール2と各種の制御データを送受信
するシリアルI/F145と、画質補正制御を行なう画
質補正制御GA146とから構成されている。
I/Fを介した通信を実行する。通常は各モジュールの
CPU間での制御命令、制御情報の送受信を実行してお
り、ファームウェア書き換え時にはファームウェアデー
タの送信を実行する。シリアルI/Fを介した通信は、
通常利用する制御命令、制御情報の通信データサイズに
あわせた構成であるため、ファームウェアのような大容
量のデータでは送信時間を要しており、ファームウェア
のデータサイズによっては、センターPC91から画像
形成装置11に電子メールを送信するよりも時間を要す
る場合もある。
構成を示したブロック図である。本図を参照して、プリ
ンタコントローラ21は、CPU201と、その制御プ
ログラムが格納されたEP−ROM202と、作業用の
S−RAM203と、各種設定値を記憶するNV−RA
M(不揮発性メモリ)204と、画像形成装置11との
各種データを送受信するシリアルI/F205と、LA
Nを介して各種のデータを送受信するためのNIC(ネ
ットワークインターフェイスカード)206と、各種の
操作設定を行なうための操作パネル207と、電源を制
御するための出力ポートを含むIO207と、各種デー
タを保存するためのバックアップメモリ208と、各種
入力等を行なう操作パネル209とを含んでいる。
レス以外に、プリンタコントローラ21が自分(画像形
成装置11)宛の電子メール・メッセージをメールサー
バ33からダウンロードするために必要となるメールサ
ーバのIPアドレス、自分の電子メール・アカウントの
名称およびパスワード等が格納されている。
ウェアの書き換え可能時間や再起動可能時間等の情報が
記憶されている。
コンピュータ91の回路構成を示すブロック図である。
本図を参照して、コンピュータ91は、装置全体を制御
するCPU901と、プログラム等が格納されているR
OM902と、作業領域および各種データの一時保存領
域であるRAM903と、種々の情報等が格納される固
定記憶装置904と、ディスプレイ92を制御する表示
制御部905と、キーボード93およびマウス94を制
御する入力制御部906と、LANを介して外部と各種
データを送受信するためのNIC907とを含んでい
る。
1の機種や電子メールアドレス、メールサーバに設けら
れた制限容量情報を含む画像形成装置の登録情報が記憶
される。また、画像形成装置11の機種に対応したファ
ームウェアも記憶される。
ペレータにより、予め機種とその制御モジュールに応じ
て、固定記憶装置904内のそれぞれ異なる所定のフォ
ルダ/ディレクトリに格納される。
画像形成装置のファームウェアが遠隔地から書き換ええ
られる際の動作について説明する。
91に搭載されているCPU901における処理につい
て図5から図9を用いて説明する。
タ91のCPU901が行なう処理のメインルーチンを
示すフローチャートである。CPU901は電源の投入
によって処理をスタートし、まず、メモリの初期化やパ
ラメータの初期化などのコンピュータ装置が行なう一般
的な初期化処理を実行する(ステップS501)。その
後、たとえばキーボード93上の各ファンクションキー
(F1からF3)の入力操作に応じて、通信設定処理
(ステップS505)、画像形成装置の登録処理(ステ
ップS509)、またはファームウェア送信処理(ステ
ップS513)を行なう。
503で“YES”)、ステップS505において、通
信設定処理が行なわれる。すなわち、ここではコンピュ
ータ91が電子メールを送信するために必要なパラメー
タの設定が行なわれる。たとえば、サービスセンター側
のLANに接続されたメールサーバ83のIPアドレス
や、コンピュータ91の電子メールアドレス等が入力さ
れ、それぞれ固定記憶装置904に記憶される。コンピ
ュータ91の電子メールアドレスは、コンピュータ91
がプリンタコントローラ21にファームウェアの添付さ
れた電子メールを送信する際に、そのFromフィールドに
セットされるものである。
507で“YES”)、ステップS509において、画
像形成装置の登録処理が行なわれる。すなわち、各画像
形成装置の機種名、電子メールアドレス、対応するメー
ルサーバに設けられた制限容量情報、その他必要に応じ
て、各画像形成装置のユーザの名称、住所、電話番号等
の情報が入力され、固定記憶装置904に記憶される。
511で“YES”)、ステップS513において、フ
ァームウェアの送信処理が行なわれる。すなわち、書き
換えの対象となる機種のファームウェアが適切に分割さ
れ、その1つが電子メールに添付されて画像形成装置1
1宛に送信される。
(ステップS509)において固定記憶装置904に登
録されるデータ例を示した図である。サービスセンター
側のオペレータは、画像形成装置のファームウェアを書
き換える前に、予めキーボード93、マウス94などを
用いてコンピュータ91にその画像形成装置に関する情
報を入力する。
情報には、画像形成装置の機種名、電子メールアドレ
ス、利用するメールサーバの制限容量情報が含まれる。
その他の情報として、画像形成装置を容易に識別するた
めに、たとえば画像形成装置のユーザの名称、住所、電
話番号等のユーザ情報を含んでもよい。
て、“1M”や“2M”とあるのは、メールサーバの受
信可能な電子メールの容量、あるいは、メール・アカウ
ント毎に設けられた上限容量のいずれか小さい方の容量
である。なお、“NULL”とあるのは、メールサーバ
に制限が設けられていないことを意味する。
ンピュータ91に入力され、本図に示すようなテーブル
形式にまとめられ固定記憶装置904に記憶される。な
お、説明の便宜上テーブル形式にまとめたこの情報を以
下(「登録情報テーブル」という)。
き換える必要が生じた場合に、コンピュータ91により
ファームウェアを添付した電子メールメッセージが作成
され、それが画像形成装置11に送信される処理の流れ
について説明する。図7は、図5のファームウェア送信
処理(ステップS513)の詳細を示したフローチャー
トであり、前述のコンピュータ91のCPU901で実
行する。
において、サービスセンター側のオペレータにより、キ
ーボード93、マウス94等を用いてコンピュータ91
にファームウェアを書き換える対象となる画像形成装置
の機種およびその制御モジュールの指定がなされる。機
種および制御モジュールが指定されるのは、一般に画像
形成装置のファームウェアは、これら機種と制御モジュ
ールによって異なるからである。
憶装置904に記憶されている登録情報テーブル(図
6)が読み出され、ステップS705において、指定さ
れた画像形成装置の機種についての登録台数nが計数さ
れる。そして、ステップS707において、指定された
機種のIDが図8に示すようなIDテーブルへ順に格納
される。IDテーブルとは指定された機種毎に容量制限
をチェックして、ファームウェアの適切な分割を行なう
ために使用するテーブルである。
ップS709において、ループカウンタiに1がセット
され、続くステップS711からステップS725にお
いて、図8のIDテーブルに登録されている指定機種の
画像形成装置について、ファームウェアの適切な分割等
が行なわれ、電子メールの送信処理が行なわれる。
ープカウンタiがIDテーブルの登録台数n以下であれ
ば(ステップS711で“YES”)、ステップS71
3において、IDテーブルの上から第i番目のレコード
に格納されているIDに対応する図6の登録情報テーブ
ルの制限容量情報が取得される。
された機種のファームウェアの容量と、取得された制限
容量とが比較され、ファームウェアの容量が大きい場合
は(ステップS715で“Yes”)、ファームウェア
の分割が行なわれる。
種のファームウェアの場合、その容量が制限容量である
1Mを超えるときは、個々の容量がそれ以下となるよう
な複数のファームウェアに分割される。本例では、例え
ば4Mのファームウェアが1Mずつに4分割されてい
る。
限容量に収まるようにファームウェアが分割され、その
分割数がIDテーブルに格納される。なお、ここでは簡
単のため、ファームウェアは必ず1種類のモジュールの
ファームウェアであるとする。そして、分割の際にもモ
ジュールにまたがった分割は行なわれないものとする。
ール・メッセージが作成されると、ステップS723に
おいて、その作成された電子メール・メッセージが画像
形成装置11宛てに送信される。すなわち、図5のステ
ップS505で設定されているメールサーバ83のIP
アドレスを基にメールサーバ83との接続が確立された
後、電子メール送信のインターネット標準であるSMT
Pプロトコル(RFC821)に従ってメールサーバ8
3に電子メール・メッセージが送信される。
が、それぞれ電子メールに添付されて順に送信され、モ
ジュール単位分のファームウェアデータの送信が終了す
ると、ステップS725の処理へと進む。
容量がメールサーバの制限容量以下である場合は(ステ
ップS715で“NO”)、ファームウェアの分割は行
なわれない。例えば、図8の例でいうと、IDが21の
機種のファームウェアは、その容量が制限容量を超えて
いないか、あるいは、制限容量のない“NULL”のメ
ールサーバが使用される。このため、そのファームウェ
アは分割されない。
ームウェアは分割されずに、電子メール・メッセージが
作成され、ステップS719において、その作成された
電子メール・メッセージが一括して画像形成装置11宛
てに送信される。
25において、ループカウンタiが1つインクリメント
され、再びステップS711の処理へと戻る。このよう
にして、IDテーブルに登録されているすべての画像形
成装置に対してステップS711からステップS725
までの処理が行なわれる。
べての装置に対する処理が終了すると(ステップS71
1で“NO”)、ファームウェアの送信処理が終了す
る。
いてのファームウェアの容量がメールサーバの制限容量
よりも大きい場合であっても、適切にファームウェアが
分割されて送信されるため、送信できないという事態を
回避することが可能となる。
れていない場合、あるいは、ファームウェアの容量がメ
ールサーバの制限容量以下の場合は、そのファームウェ
アは分割されずに送信される。したがって、メールサー
バの制限容量を考慮した、より効率のよいファームウェ
アの送信処理を行なうことが可能となる。
は、サービスセンター側のコンピュータ91は、ファー
ムウェアを添付した電子メールを画像形成装置11宛て
に送信した後、画像形成装置11からのファームウェア
の書き換え結果についての返信メールが送信されてくる
のを待って、次の電子メールの送信を行なう。
果についての返信メールを受信した際の処理の流れにつ
いて示したフローチャートである。本図を参照して、ま
ず、ステップS901において、コンピュータ91は、
メールサーバ83に、ファームウェアの書き換えを行な
った画像形成装置11からの書き換え終了の電子メール
が届いているか否かのチェックを行なう。書き換え終了
の電子メールか否かは、Subjectフィールドに、ファー
ムウェアに関する記述があるか否かで判断される。
(ステップS901で“YES”)、ステップS903
において、電子メール・メッセージのボディ部のResult
が取得される。これにより、ファームウェアの書き換え
が成功したか否かを判断することができる。
S905で“YES”)、ステップS907において、
Subjectに示されている分割番号、分割数、機種、モジ
ュールから次の分割ファームウェアを添付した電子メー
ル・メッセージが送信される。一方、正常に書き換えが
終了してない場合(ステップS905で“NO”)、ス
テップS909において、Subjectに示されているファ
ームウェアが再度送信される。
ピュータ91は、所定時間が経過するまで待機し、所定
時間が経過すると、ステップS901の処理へと戻り、
ファームウェアの書き換え終了メールが到着したか否か
を見に行く。
容量を超えるファームウェアは適切に複数に分割され、
送信する際にそれぞれ電子メールに添付される。そし
て、先に送信されたファームウェアについての書き換え
終了メールを受信してから、次のファームウェアを添付
した電子メールの送信が行なわれる。このため、メール
サーバの制限容量を超えてデータ送受信が行なわれな
い。
ールについて、図10および図11を用いて詳しく説明
する。図10は、分割されたファームウェアを添付した
電子メールのメッセージ文の一例を示した図であり、図
11は、分割されていないファームウェアを添付した電
子メールのメッセージ文の一例を示した図である。
ルのメッセージに関するインターネット標準(RFC8
22)により、電子メールのメッセージ・フィールド
は、大きく分けて、ヘッダ部とボディ部に分かれてお
り、両者はNULL行によって区別される。
822)で規定された複数のヘッダ・フィールドで構成
され、このヘッダ・フィールドは、行頭から“:”まで
のフィールド名とそれ以降のフィールド・ボディにより
構成される。
はバイナリデータであるが、RFC822では電子メー
ルのメッセージに直接バイナリデータを記述することが
禁止されている。このため、RFC2045、204
6、2047で規定されているMIME(Multipurpose
Internet Mail Extensions)拡張規定を利用して、画
像形成装置のファームウェアをメッセージのボディ部に
ファイルとして添付する。
m」、「To」、「Date」、「Subject」等
のRFC822で規定されたフィールド以外に、MIM
E拡張規定に伴う「MIME−Version」、「Content-T
ype」の各フィールドが追加される。
には、オペレータによって指定された機種の名称、およ
び添付するファームウェアの対象制御モジュールの番号
をアンダーバーで繋いだ文字列が記述される。たとえ
ば、機種名が「model1」、対象制御モジュールの番号
が「1」の場合、「model1#module1」という文字列が
記述される。そして、添付のファームウェアデータが分
割されたものである場合は、図10に示すように、最後
に分割数と何番目のデータなのかを示す番号が記述され
る。たとえば、ファームウェアを4分割したうちの1番
目のものである場合、(1/4)という文字が記述され
る。なお、添付のファームウェアデータが分割されたも
のでない場合は、図11に示すように、最後に分割数等
は何も記述されない。
ディには、「Multipart/mixed」を指定してメッセージ
・ボディ部が複数のパートに分割可能に設定された上
で、個々のパートの境界を表わす「Boundary」パラメー
タに適切なUS−ASCII文字列(本図では文字列の
後「5kvrZF/hrA」)が指定される。
ntent-Typeフィールドのboundaryパラメータの値(本図
では「5kvrZF/hrA」)の前に「--」を加えた文字列が
記載され、1つのパートの始まりが指定される。その下
に、「Content-Type」フィールドが記述され、そのフィ
ールド・ボディに添付するファイルがバイナリデータで
あることを示す「application/octet-stream」が指定さ
れる。
oding」フィールドが記述され、フィールド・ボディに
「base64」が指定される。前述のとおり、RFC82
2により電子メールのメッセージに直接バイナリデータ
を記述することが禁止されているため、バイナリデータ
をUS−ASCII文字に変換しなければならない。M
IME拡張規定では、この変換の方式として複数の方式
が定められているが、その中の1つがBase64方式であ
る。
ェアのバイナリデータがBase64方式でUS−ASCI
I文字に変換して追加される。そして最後に、ボディ部
のすべてのパートの終端であることを示すため、ヘッダ
部のContent-TypeフィールドのBoundaryパラメータの値
(本図では「5kvrZF/hrA」)の前後にそれぞれ「--」
を加えた文字列が記述される。
成装置が、書き換え対象となるFlash−ROMにファームウ
ェアの書き換えを行ない、その結果を電子メールで返信
する際の電子メール・メッセージについて簡単に説明す
る。
についての電子メールのメッセージ文の一例を示した図
である。図12を参照して、電子メールのメッセージに
関するインターネット標準(RFC822)に従い、電
子メールのメッセージ・フィールドがヘッダ部と、NU
LL行を挟んでボディ部とに分かれる点は図10および
図11と同様である。
モジュール番号が記述され、さらに分割数とその何番目
のファームウェアを受信したかが記述される。そして、
ボディ部の「Result」フィールドに、書き換えが成功し
たか失敗したかを示す「OK」か「NG」かのいずれか
が書き込まれる。
メールを受信したサービスセンター側では、「Result」
の内容を取得することにより、書き換え結果が成功した
か失敗したかを知ることができる。そして、「Subjec
t」の内容を取得することにより、「Result」の内容と
併せて、次にどのファームウェアを添付して電子メール
を送信すればよいかを知ることができる。
明する。図13は、画像形成装置11のプリンタコント
ローラ21のCPU201における処理のメインルーチ
ンを示すフローチャートである。本図を参照して、CP
U201は、電源の投入によって処理をスタートし、ま
ずメモリの初期化やパラメータの初期化などのコンピュ
ータ装置が行なう一般的な初期化処理を行なう(ステッ
プS1301)。その後、必要に応じて、通信設定処理
(ステップS1305)、ファームウェア書き換え時刻
設定処理(ステップS1306)やファームウェアの読
み取り処理(ステップS1309)を行なう。
キーがユーザにより入力された場合(ステップS130
3で“YES”)、ステップS1305において、電子
メールを送受信するために必要なパラメータの設定が行
なわれる。すなわち、ここでは、ユーザ側のLANに接
続されたメールサーバ33のIPアドレス、メールサー
バ33上の画像形成装置11の電子メール・アカウント
の名称とパスワード、画像形成装置11の電子メールア
ドレス、画像形成装置11宛の新しい電子メールが届い
ているかどうかを定期的に確認する際の時間間隔等が入
力され、それぞれNV−RAM204に記憶される。
ームウェアの書き換え時刻(およびそれに伴う画像形成
装置11の再起動時刻)の設定が行なわれる。書き換え
時刻の設定は、ユーザにより操作パネル209のテンキ
ー等を用いて行なわれてもよいし、LANを介してユー
ザのパソコンからの入力により行なわれてもよい。同様
にして、書き換えを行なった後の画像形成装置11の再
起動時刻の設定も行なわれる。設定された書き換え時刻
および再起動時刻はそれぞれバックアップメモリ208
に記憶される。
したか否かが判断される。すなわち、ステップS130
5で設定された時間間隔(画像形成装置11宛の新しい
電子メールメッセージが到着したか否かの確認する時間
間隔)が経過したか否かがここで判断される。
S1307で“YES”)、ステップS1309におい
て、CPU201はメールサーバ33に対して新しい電
子メールメッセージが届いているかどうかを読みに行
き、必要な電子メールのダウンロード処理を行なう。確
認間隔が経過していない場合は(ステップS1307で
“NO”)、たとえばステップS1303に戻り、確認
間隔が経過するまで上記処理を繰り返す。
ールサーバ33に画像形成装置11宛の新しいメッセー
ジが届いているかどうかを確認し届いていればそれをダ
ウンロードするという処理について説明する。
処理(ステップS1309)の詳細を示したフローチャ
ートである。本図を参照して、まず、ステップS140
1において、図13のステップS1305で設定された
メールサーバ33のIPアドレスをもとに、メールサー
バ33とのTCPコネクションが確立され、画像形成装
置11宛の新しいメッセージが届いているか否かが確認
される(ステップS1403)。
33に画像形成装置11宛の新しいメッセージが届いて
いた場合にそれをダウンロードするという後述の処理に
おいては、POP3(Post Office Protocol Version
3)プロトコルが用いられる。そして、ここでは、仮に
メールサーバ33に画像形成装置11宛の新しいメッセ
ージが複数届いている場合でも、一度のTCPコネクシ
ョンでは1つのメッセージだけがダウンロードされるも
のとする。
バ33に画像形成装置11宛の新しいメッセージが届い
ていた場合(ステップS1403で“YES”)、ステ
ップS1405において、メールサーバ33からそのメ
ッセージのダウンロードが行なわれる。そして、ステッ
プS1407において、ファームウェアが添付された電
子メールか否かが判断される。ファームウェアが添付さ
れているかどうかは、たとえば、メッセージのヘッダ部
のContent-Descriptionフィールドのフィールド・ボデ
ィの値が「Firmware」であるか否かにより判断される。
テップS1407で“YES”)、ステップS1409
において、メッセージの中からファームウェアの部分の
US−ASCII文字が抜き出され、ステップS141
1において、その抜き出されたUS−ASCII文字が
逆Base64変換によりバイナリデータに戻される。
ステップS1411)が、モジュール単位のファームウ
ェアすべてについて受け取りが終了するまで繰り返し行
なわれる。そして、モジュール単位分すべての分割ファ
ームウェアが受信されると(ステップS1412で“Y
ES”)、ステップS1413の処理へと進む。
ッダ部のSubjectフィールドの値からそのファー
ムウェアの対象機種と対象制御モジュールの番号が読み
出される。さらにバイナリデータのチェックサムが計算
される。なお、ここで行なわれるチェックサム値の計算
は、分割されたファームウェアごとではなく、分割され
たファームウェアが集まった1つのモジュールごとであ
る。そして、バイナリデータに戻されたファームウェア
データ、対象制御モジュール番号、チェックサム値は、
S−RAM203に一時的に記憶される。
ームウェアの書き換え可能時刻に達したか否かが判断さ
れる。すなわち、バックアップメモリ208に記憶され
ているファームウェアの書き換え可能な時間以外ではフ
ァームウェアの書き換えを禁止しているため、書き換え
可能時刻に達するまで、待機させて、書き換え処理が行
なわれないようにしている。
1414で“YES”)、ステップS1415におい
て、シリアルI/F205を介して、ファームウェアデ
ータとモジュール番号とが画像形成装置11に転送され
る。
ールサーバ33からダウンロードしたメッセージのオリ
ジナルが削除される。そして、ステップS1419にお
いて、画像形成装置11からのファームウェアの書き換
え終了通知が来るまで待機する。書き換え終了通知が来
ると(ステップS1419で“YES”)、ステップS
1421において、画像形成装置11から送られてきた
チェックサムの値と、S−RAM203に一時的に記憶
していたチェックサムの値とが比較され、その結果が電
子メール・メッセージ本文にOKまたはNGとして書き
込まれる。そして、ステップS1423において、その
結果が記載された電子メール(終了メール)がサービス
センター側のコンピュータ91宛てに送信される。
ァームウェアが添付されていなかった場合(ステップS
1407で“NO”)、ステップS1425において、
画像形成装置のファームウェアの書き換え処理以外の用
途のメッセージを受信した際の処理が通常通り実行され
る。
ンタコントローラ21においてメールサーバ33からの
メッセージがダウンロードされ、ファームウェアの書き
換え可能時刻になると、画像形成装置11に、ファーム
ウェアのバイナリデータが送信される。そして、画像形
成装置からの書き換え結果を受けて、書き換えが成功し
たか否かを電子メールとして、サービスセンター側のコ
ンピュータ91に返信する。
る処理について説明する。図15は、画像形成装置11
における基本処理を示すフローチャートであり、画像形
成装置11におけるCPU101で実行する。画像形成
装置11は、電源の投入等により処理が開始され、ま
ず、各制御モジュールそれぞれにおいて、メモリのクリ
ア、標準モードの設定等の初期設定が行なわれる(ステ
ップS1501)。そして次に、プリンタコントローラ
21からファームウェアの受信通知がなされるまで、入
力受付処理(ステップS1503)およびコピー制御処
理(ステップS1505)の各処理が繰り返し実行され
る。
に対する受け付けが一括して行なわれる。ここで入力信
号とは、たとえば画像形成装置11の操作パネル118
上のキースイッチ群や装置内の各種センサ群からの入力
信号、あるいは、プリンタコントローラ21から送信さ
れてくるプリントジョブやファームウェア受信通知等で
ある。
理、すなわち画像形成装置11の動作に必要な処理が行
なわれる。たとえば、給紙制御、走査制御、感光体ドラ
ム制御、現像機制御等の各種作動部群の制御、あるい
は、プリンタコントローラ21からのプリントジョブ等
に従った処理などである。
ェアの受信通知がされると(ステップS1507で“Y
ES”)、ステップS1509において、ファームウェ
アの書き換え処理が行なわれる。そして、ファームウェ
アの書き換え処理が終了すると、ステップS1503の
処理へと戻り、再びファームウェアの受信が通知される
までステップS1503とステップS1505の処理が
繰り返される。
アの書き換え処理について説明する。まず、プリンタコ
ントローラ21によりシリアルI/F205を介して送
信されたファームウェアとその対象制御モジュール番号
は、画像形成装置11のシリアルI/F117を経由し
てCPU11が受信する。このようにしてCPU111
がファームウェアを受信した場合、受信したファームウ
ェアの対象制御モジュールのFlash ROMが、次に示す
処理に従って書き換えられる。
ームウェア書き換え処理(図15のステップS150
9)の詳細を示したフローチャートであり、CPU10
1で実行する。本図を参照して、ステップS1601、
ステップS1605、およびステップS1609によ
り、まず、受信したファームウェアが制御モジュール1
〜4のいずれのファームウェアであるかが判断される。
アであると判断された場合(ステップS1601で“Y
ES”)、ステップS1603において、その新たなフ
ァームウェアが、Flash ROM112に書き込まれる。
Flash ROM112への書き込みが終了すると、ステッ
プS1615の処理へと進む。
2のファームウェアであると判断された場合(ステップ
S1605で“YES”)、ファームウェアがCPU1
11から制御モジュール2のCPU121へと転送さ
れ、ステップS1607において、新たなファームウェ
アがFlash ROM122に書き込まれる。Flash ROM
122への書き込みが終了すると、ステップS1615
の処理へと進む。
3のファームウェアであると判断された場合(ステップ
S1609で“YES”)は、ファームウェアがCPU
111から制御モジュール3のCPU131へと転送さ
れ、ステップS1611において、新たなファームウェ
アがFlash ROM132に書き込まれる。Flash ROM
132への書き込みが終了すると、ステップS1615
の処理へと進む。
4のファームウェアであると判断された場合(ステップ
S1609で“NO”)は、ファームウェアがCPU1
11からCPU121を介して、制御モジュール4のC
PU141へと転送され、ステップS1613におい
て、そのファームウェアがFlash ROM142に書き込
まれる。Flash ROM142の書き込みが終了すると、
ステップS1615の処理へと進む。
ュールのFlash ROMの書き換え部分についてのチェッ
クサムが算出される。そして、ステップS1617にお
いて、算出されたチェックサムの値が、シリアルI/F
117を介してプリンタコントローラ21に送信され、
ファームウェアの書き換え処理が終了する。
ピュータ91、メールサーバ83、33、およびユーザ
側の画像形成装置(プリンタ)11の各処理の流れを図
17を用いて、時系列で簡単に説明する。図17におい
ては、左から順に、コンピュータ91、メールサーバ8
3,33、および画像形成装置11(プリンタ)を示し
ており、上から下に時間軸が向いているものとする。
ピュータ91からモジュール1の分割番号1のファーム
ウェアが画像形成装置11宛てに送信される(1)。画
像形成装置11は、メールサーバ33に一定時間毎に新
着メールが届いているか否かのチェックを行なう(点線
矢印)。そして、届いている場合は、その電子メール・
メッセージを画像形成装置11側にダウンロードし
(2)、書き換え時刻に達すると、対応する部分のファ
ームウェアの書き換えを行なう(3)。
ールとして、コンピュータ91宛てに返信する(4)。
コンピュータ91はこれを受けて(5)、再び容量の大
きい電子メールの送信を行なうことが可能になったこと
を知る。そして、次回送るべき分割されたファームウェ
アを決定し、その内容に従って、次の分割番号のファー
ムウェアデータを電子メールに添付して画像形成装置1
1宛てに送信する(6)。
3に自己宛ての新着メールの存在を知ると、ダウンロー
ドする(7)。そして、書き換え時刻に達すると、ファ
ームウェアの書き換え処理を行ない(8)、その結果を
電子メールとしてコンピュータ91に送信する(9)。
コンピュータ91はこれを受信することで(10)、再
び、電子メールの送信可能状態になったことを知る。
刻に達すると、画像処理装置11(プリンタ)では、書
き換えられたモジュール、あるいは、装置全体に対して
再起動が行なわれる。
るデータ通信方法(ファームウェア通信方法)による
と、ファームウェアの容量が大きく、メールサーバの制
限容量を超えるような場合でも、適切にデータ通信を行
なうことが可能となる。
ウェアは適当に分割されて電子メールに添付される。そ
して、各分割されたファームウェア付きの電子メール
は、送信先である画像形成装置からの書き換え終了通知
を待って順に送信される。このため、分割されたファー
ムウェアが同時に送信され、メールサーバの各メールア
カウントに設けられた容量オーバーのために送信不可能
になるという事態が回避される。
ールから構成されており、各制御モジュール間でのファ
ームウェアの転送・送信に比較的時間を要する場合にお
いても、画像形成装置からファームウェア送信元へファ
ームウェアの書き込み結果を通知してから後に、次のフ
ァームウェアが電子メールに添付されて送信されるた
め、画像形成装置の動作にあわせた、ファームウェアの
送信も可能となる。
ユーザにより設定された書き換え時刻に達してから行な
われるため、通常のプリント動作等が行なわれていると
きに突然書き換えられることによる不都合が回避され
る。
ムウェアを有するデータ通信装置として画像形成装置を
例に挙げて説明したが、これに限定されるものではな
い。したがって、たとえば、ハブやルータ等の通信機能
を有するデバイスであれば、本発明を適用することが可
能である。
換え時刻および再起動時刻がユーザ入力により設定され
る場合を示した(ステップS1306)。しかし、この
ような場合に限定されるわけではなく、たとえば、プリ
ンタコントローラ21が画像形成装置11の稼動状態を
管理し、プリントジョブ数を時間帯ごとにカウントする
ことで、プリントジョブ数の少ない時間帯に書き換え時
刻および再起動時刻を設定するようにしてもよい。
刻および再起動時刻が自動的に設定される場合を説明す
る。図18は、プリンタコントローラ21におけるファ
ームウェアの書き換え可能時刻を設定するための処理の
流れを示したフローチャートである。
1は、まず、ステップS1801において、プリントア
ジョブを受信したか否かを判断し、受信した場合は(ス
テップS1801で“YES”)、時間帯テーブルの該
当する受信時刻のジョブ数のカウント数を1つインクリ
メントする(ステップS1803)。
とプリントジョブ数との関係が求められる。そして、ス
テップS1805において、この時間帯テーブルをスキ
ャンすることにより、最小の受信ジョブ数となる時間帯
が選択される。その時間帯をもって書き換え可能時刻が
設定される。
図である。本図に示すように、時間帯毎に受信したプリ
ントジョブ数がカウントされていく。たとえば、13:
10にプリントジョブを受信した場合は、13:00〜
14:00という時間帯に対応して示されているプリン
トジョブ数28が1つインクリメントされ、29にな
る。本図によると、最小の時間帯が1:00〜2:00
であるとされ、その時刻1:00がファームウェアの書
き換え可能時刻として設定される。なお、最小となる時
間帯が複数ある場合は、それらすべてが書き換え可能時
刻として設定される。
って、最小の時間帯をファームウェアの書き換え可能時
刻として設定してもよい。例えば、受信ジョブ数が0の
ときは、電源オフしており、そもそもメールサーバとの
アクセスが不可能である状態もありえるからである。こ
の構成においては、電源オンしている時間帯で最小の受
信ジョブ数の時間帯で、ファームウェアの書き換えを実
行するための、ユーザの利便性が改善されるとともに、
プリンタ電源オフの時間帯をファームウェアの書き換え
時刻として回避できる。なお、さらに電源オンの時間帯
を履歴として記憶しておき、その時間帯で受信ジョブ数
が最小の時間帯を設定してもよい。
像形成装置11の再起動時刻の設定も、図18および図
19に示した場合と同様にして、自動的に求められる。
間帯を調べることで、ユーザの入力負担を軽減すること
ができると共に、より適切にファームウェアの書き換え
時刻および再起動時刻を決定することが可能となる。
果(書き換え終了情報)について、電子メールを用いて
返信する場合を示した。しかし、電子メールシステムに
限定されず、他の方法を用いて返信するようにしてもよ
い。
れて送信された場合にのみ、それぞれの書き換え結果が
返信されるものとして説明した。しかし、ファームウェ
アが分割されずに送信された場合でも、その書き換え結
果が返信されるようにしてもよい。この場合は、書き換
えの失敗に対して、同じファームウェアを再度送信する
ことができるため、確実にファームウェアの書き換え処
理を遂行することが可能となる。
の分割とは、単一のファームウェアを分割するというケ
ースのみではなく、送信予定の複数のファームを所定条
件にしたがって複数に分割するというケースも含まれ
る。
信される場合としては、全ファームウェアデータを1つ
の添付ファイルとして送信する方法、個々のファームウ
ェアデータを複数の添付ファイルとして1つの電子メー
ルで送信する方法、個々のファームウェアを個別に電子
メールに添付して送信する方法などが考えられる。
イルとして送信する方法としては、例えば次に示すよう
なものがある。全ファームウェアのデータ(バイナリ
ー)を1つのデータ(バイナリー)とする場合は、デー
タの0番地〜7FFFF番地は制御モジュール1のファ
ームウェアデータ、80000番地〜FFFFF番地は
制御モジュール2のファームウェアデータ、・・・・と
いうように、その機種における各制御モジュールのデー
タの格納アドレスとサイズが予めデータとして記憶され
ている。このデータが電子メールに添付されてメールサ
ーバへ送信される。
御モジュールのデータの格納アドレスとサイズの関係が
データとして記憶されている。このため、プリンタコン
トローラ21は、所定のアドレスにあるファームウェア
データを対応する制御モジュールに送信することで、順
次、書き換え処理を行なうことができる。
タコントローラと画像形成装置とは別体の装置として説
明したが、画像形成装置にプリンタコントローラの機能
を内蔵した一体構造であってもよい。この場合、同様
に、プリンタコントローラと制御モジュール1は互いに
連携をとりながら処理が実行される。また、プリンタコ
ントローラのCPU201によって、CPU101で実
施していた制御を実行してもよい。
置11およびプリンタコントローラ21が行なうファー
ムウェアの通信方法(データ通信方法)は、上述した一
連の処理動作を機能させるためのプログラムによって実
現されることができる。このデータ通信プログラムは、
予め、コンピュータ91、画像形成装置11およびプリ
ンタコントローラ21内のハードディスクにそれぞれイ
ンストールされたものであってもよいし、CD−RO
M、磁気テープのような取外し可能な記録媒体に記録さ
れたものであってもよい。いずれにせよ、データ通信プ
ログラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
されている。
体としては、磁気テープやカセットテープなどのテープ
系、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディ
スク装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD
/DVD等)などのディスク系、ICカード(メモリカ
ードを含む)や光カードなどのカード系、あるいはRO
M、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなど
の半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体
が考えられる。
は、プログラムに限定されず、データであってもよい。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
の通信方法を実施するためのシステム構成を示した図で
ある。
図である。
たブロック図である。
タ91の回路構成を示すブロック図である。
PU901が行なう処理のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
509)において固定記憶装置904に登録されるデー
タ例を示した図である。
513)の詳細を示したフローチャートである。
ルの例を示した図である。
の返信メールを受信した際の処理の流れについて示した
フローチャートである。
メールのメッセージ文の一例を示した図である。
た電子メールのメッセージ文の一例を示した図である。
電子メールのメッセージ文の一例を示した図である。
21のCPU201における処理のメインルーチンを示
すフローチャートである。
ップS1309)の詳細を示したフローチャートであ
る。
フローチャートである。
書き換え処理(図15のステップS1509)の詳細を
示したフローチャートである。
メールサーバ83、33、およびユーザ側の画像形成装
置(プリンタ)11の各処理の流れを説明するための図
である。
ムウェアの書き換え可能時刻を設定するための処理の流
れを示したフローチャートである。
2,82 ルータ、33,83 メールサーバ、91
コンピュータ、111,121,131,141,20
1,901 CPU、112,122,132,142
Flash ROM、118,209 操作パネル、208
バックアップメモリ、904 固定記憶装置。
Claims (11)
- 【請求項1】 ファームウェアの書き込み可能時間を設
定する第1の設定ステップと、 ネットワークを介してファームウェア付きの電子メール
を受信する受信ステップと、 前記受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出ステップと、 前記設定された書き込み可能時間に、前記取り出された
ファームウェアを所定のメモリに書き込む書込ステップ
と、をコンピュータに実行させるためのデータ通信プロ
グラム。 - 【請求項2】 前記書込ステップによるファームウェア
の書き込みが成功したか否かを判定する判定ステップ
と、 前記判定されたファームウェアの書き込み結果を送信元
へ送信するステップとをさらにコンピュータに実行させ
ることを特徴とする、請求項1に記載のデータ通信プロ
グラム。 - 【請求項3】 前記第1の設定ステップは、ユーザ入力
により前記書き込み可能時間が設定されることを特徴と
する、請求項1または2に記載のデータ通信プログラ
ム。 - 【請求項4】 時間に対する装置の使用頻度を検知する
検知ステップと、 前記検知された使用頻度から最小使用頻度となる時間帯
を決定する決定ステップとをさらにコンピュータに実行
させ、 前記第1の設定ステップは、前記決定された時間帯に基
づいて書き込み可能時間を設定する、請求項1または2
に記載のデータ通信プログラム。 - 【請求項5】 再起動可能時間を設定する第2の設定ス
テップと、 前記書き込みステップにおいて前記所定のメモリにファ
ームウェアが書き込まれた後、前記設定された再起動可
時間に再起動させる再起動ステップとをさらにコンピュ
ータに実行させるための、請求項1〜4のいずれかに記
載のデータ通信プログラム。 - 【請求項6】 前記コンピュータは画像形成装置を含
む、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ通信プログ
ラム。 - 【請求項7】 ファームウェアの書き込み可能時間を設
定する第1の設定ステップと、 ネットワークを介してファームウェア付きの電子メール
を受信する受信ステップと、 前記受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出ステップと、 前記取り出されたファームウェアを所定の制御モジュー
ルに送信する送信ステップと、をコンピュータに実行さ
せるためのデータ通信プログラム。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のデータ
通信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体。 - 【請求項9】 ファームウェアの書き込み可能時間を設
定する第1の設定手段と、 ネットワークを介してファームウェア付きの電子メール
を受信する受信手段と、 前記受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出手段と、 前記設定された書き込み可能時間に、前記取り出された
ファームウェアを所定のメモリに書き込む書込手段とを
含む、データ通信装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載のデータ通信装置を備
えることを特徴とする、画像形成装置。 - 【請求項11】 ファームウェアの書き込み可能時間を
設定する第1の設定ステップと、 ネットワークを介してファームウェア付きの電子メール
を受信する受信ステップと、 前記受信された電子メールからファームウェアを取り出
す取出ステップと、 前記設定された書き込み可能時間に、前記取り出された
ファームウェアを所定のメモリに書き込む書込ステップ
とを含む、データ通信方法。
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JP2001098570A JP3501138B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | データ通信プログラム、データ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、データ通信装置およびデータ通信方法 |
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-
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