JP2002296825A - 補充用トナー - Google Patents

補充用トナー

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JP2002296825A
JP2002296825A JP2001100442A JP2001100442A JP2002296825A JP 2002296825 A JP2002296825 A JP 2002296825A JP 2001100442 A JP2001100442 A JP 2001100442A JP 2001100442 A JP2001100442 A JP 2001100442A JP 2002296825 A JP2002296825 A JP 2002296825A
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acid
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Norio Kubo
憲生 久保
Akinori Koyama
明紀 小山
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二成分系現像剤中のトナー濃度を透磁率検知
手段で検知する画像形成装置において、画像形成により
トナー帯電量が上昇しても、透磁率の変化を小さく抑
え、現像剤中のトナー濃度を適切に維持できる補充用ト
ナーを提供する。 【解決手段】 粒径5.04μm以下の体積%を、画像
形成装置に充填されている初期トナーのそれの1.5〜
3.5倍の範囲とした。ここでトナー帯電量の変化によ
る透磁率の変化を一層抑える観点から、補充用トナーの
体積中心粒径は8.0〜12.0μmの範囲とするのが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二成分系現像剤の
補充用トナーに関し、より詳しくは静電式複写機やレー
ザービームプリンタなどの、いわゆる電子写真法を利用
した画像形成装置に使用される二成分系現像剤の補充用
トナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーとキャリアからなる二成分系現像
剤では、現像によりトナーが消費されるため現像剤中の
トナー濃度は変化する。このためトナー濃度を一定に保
つためには現像によって消費された量のトナーを補給す
る必要がある。現像剤中のトナー濃度を検知する方法と
しては透磁率検知方式がこれまでから広く用いられてい
る。この透磁率検知方式は、磁性粒子であるキャリヤの
透磁率を透磁率検知手段で検知し、その透磁率の変化を
トナー濃度変化の指標とする方法である。
【0003】具体的には、共振回路のコイル内(磁界)
に二成分系現像剤を誘導通過させ、このとき磁性粒子で
あるキャリヤの通過量によってインダクタンスが変化す
ることを利用して、これを共振回路の周波数変化として
とらえf/V変換して透磁率(V)を算出するのであ
る。トナーが多いと単位体積当たりのキャリヤは少なく
なるため透磁率は小さくなり、他方トナーが少ないと単
位体積当たりのキャリヤは多くなるため透磁率は大きく
なる。したがってこのような透磁率の変化から、現像剤
中のトナー濃度を検知できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、補充用トナ
ーとして初期トナーと同じものを用いて画像形成を行っ
ていくと、トナー帯電量が次第に上昇する現象が起こ
る。このトナー帯電量の上昇が起こると、トナー粒子間
に働くクーロン力(斥力)が大きくなるためトナー粒子
の間隔が広がる。この結果、キャリア粒子の間隔も広が
るため透磁率は小さい値となり、真のトナー濃度が低下
しているにも拘わらず見掛け上トナー濃度は適正あるい
は高いと判断されトナー補充は行われなくなる。このた
め、真のトナー濃度が適正範囲を超えて低くなり、画像
濃度の低下やキャリア飛びといった問題が生じていた。
【0005】本発明はこのような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、画像形成により二成分系現像剤中の
トナー帯電量が上昇しても、透磁率の変化を小さく抑え
ることができ現像剤中のトナー濃度を適切に維持できる
補充用トナーの提供をその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の補充用トナーは、二成分系現像剤中のトナー濃
度を透磁率検知手段で検知する画像形成装置に用いられ
る補充用トナーであって、粒径5.04μm以下の体積
%を、前記画像形成装置に充填されている初期トナーの
それの1.5〜3.5倍の範囲とした。なお、本明細書
において初期トナーとは、画像形成装置に最初から充填
されているトナーをいう。
【0007】ここでトナー帯電量の変化による透磁率の
変化を一層抑える観点から、補充用トナーの体積中心粒
径は8.0〜12.0μmの範囲が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者等は、トナー帯電量が上
昇しても透磁率の変化を小さく抑えることができないか
鋭意検討を重ねた結果、トナー中の小粒径トナーの割合
を高くすることによりトナー帯電量の変化による透磁率
の変化を小さく抑えられることを見出し本発明をなすに
至った。
【0009】前記の通り、トナー帯電量が上昇すると透
磁率が低くなるのは、トナー帯電量の上昇によって、ト
ナー粒子間に斥力として作用するクーロン力が大きくな
りキャリア粒子間が広がるからである。ところで、トナ
ー粒径が小さくなるほどトナーの粒子当たりの帯電量
(μC)は小さくなる。したがってトナー粒径が小さく
なるほどトナー粒子間に働くクーロン力は小さくなる。
本発明者等はこの点に着目し、トナー中に小粒径トナー
を多く存在させることにより、全体的にトナー帯電量が
上昇した場合であっても、その帯電量の分布をブロード
なものとしてクーロン力の上昇を抑えたのである。
【0010】トナーの帯電量分布の一例を図1に示す。
図1は、所定枚数現像した後の従来のトナーと本発明の
補充用トナーの帯電量分布を、縦軸をトナー粒子個数
(個)、横軸をトナー粒子帯電量(μC)としてプロッ
トしたものである。この図から理解されるように、従来
のトナーに比べ本発明の補充用トナーは、帯電量の低い
小粒径粒子を多く含むため帯電量分布がフラットとな
る。このためトナー全体の帯電量は従来と同程度に上昇
したとしても、各トナー粒子に働くクーロン力は小さく
なるのでキャリア粒子間の距離の広がりを抑えることが
でき、透磁率検知手段でトナー濃度を精度よく検知でき
る。
【0011】実際の現像装置におけるトナー濃度の経時
的変化を図2に示す。ここで、初期トナーとして、平均
粒径9.7μm、粒径5.04μm以下を0.6体積%
含むものを用い、補充用トナーとして平均粒径9.7
μm、粒径5.04μm以下を1.0体積%(初期トナ
ーの1.7倍)含むもの、初期トナーと同じものを用
いて現像を行った。
【0012】図2によれば、補充用トナーとして初期ト
ナーと同じものを用いた場合(図の破線)には、駆動時
間30minでトナー濃度は初期の約4.9%から約
4.4%にまで低下し、それ以後は4.4%近傍で推移
したのに対し、補充用トナーとして本発明のトナーを用
いた場合(図の実線)には、トナー濃度は初期からほと
んど変化せず4.7〜4.8%の範囲を維持した。
【0013】後述するように、補充用トナーの5.04
μm以下の体積%を変化させて種々実験した結果、補充
用トナーの粒径5.04μm以下の体積%を初期トナー
のそれの1.5〜3.5倍とすることが必要であること
がわかった。粒径5.04μm以下の体積%が初期トナ
ーのそれの1.5倍未満であると、透磁率の低下を充分
に防止することができず、所望のトナー濃度を維持でき
ない。他方3.5倍を超えると、トナー飛散が生じるか
らである。より好ましい範囲は2.0〜2.5倍の範囲
である。なお、トナー粒径は「コールターカウンター」
によって測定したものである。
【0014】トナー中の粒径5.04μm以下の体積%
は従来公知の方法で調整すればよい。例えば、トナー製
造工程中の分級工程において分級程度を制御する、ある
いは別途作製しておいたトナー微粉末をトナーに混合す
ることにより調整できる。
【0015】本発明の補充用トナーは、粉砕分級法、溶
融造粒法、スプレー造粒法、懸濁・乳化重合法等のそれ
自体公知の方法で製造し得るが、製造設備や生産性など
の点から粉砕分級法が好適に使用できる。かかる粉砕分
級法について以下説明する。まず結着樹脂および着色
剤、必要により電荷制御剤や離型剤などのトナー組成物
をヘンシェルミキサーやV型混合機などで前混合した
後、二軸押出機などの融混練装置を用いて溶融混練す
る。この溶融混練物を冷却した後、粗粉砕・微粉砕し、
必要によりその後分級して、所定の粒度分布を有するト
ナー粒子とする。そして必要によりこのトナー粒子の表
面を表面処理剤で処理し本発明の補充用トナーとする。
【0016】トナー帯電量の変化による透磁率の変化を
一層抑え、また良質な画像を得るためには、本発明の補
充用トナーの体積中心粒径は8.0〜12.0μmの範
囲が好ましく、初期トナーとの整合性の点から初期トナ
ーと同じ中心粒径であることが望ましい。また、補充用
トナーの組成は初期トナーと同じ種類であることが好ま
しく、同一であることがより好ましい。
【0017】前記結着樹脂としては特に限定はなく、例
えばスチレン−アクリル樹脂やポリエステル樹脂を挙げ
ることができる。もちろん必要によりこれらの樹脂にそ
の他の樹脂を併用してもよい。
【0018】スチレン−アクリル樹脂の基体となる単量
体としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレン、p−クロ
ルスチレン、ヒドロキシスチレン等のスチレン誘導体;
メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)
アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、
プロポキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、ベンジル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、
N−メチロール(メタ)アクリルアミド、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル
を挙げることができる。
【0019】上記各種単量体の混合物は、溶液重合、塊
状重合、乳化重合、懸濁重合等任意の方法で重合し、本
発明で使用する結着樹脂とすることができる。かかる重
合に際し、使用できる重合開始剤としては過酸化アセチ
ル、過酸化デカノイル、過酸化ラウロイル、過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾ
ビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−ア
ゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル等の公知の重合開始剤を使用することができる。これ
ら重合開始剤は単量体総重量に対して0.1〜15重量
%の範囲で使用するのが好ましい。
【0020】またポリエステル樹脂は、主として多価カ
ルボン酸類と多価アルコール類との縮重合により得られ
るものであって、多価カルボン酸類としては、例えばフ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、1,
2,4−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカル
ボン酸、ピロメリット酸等の芳香族多価カルボン酸;マ
レイン酸、フマール酸、コハク酸、アジピン酸、セバチ
ン酸、マロン酸、アゼライン酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、グルタコン酸等の脂肪族ジカルボン酸;シクロヘ
キサンジカルボン酸、メチルメジック酸等の脂環式ジカ
ルボン酸;これらカルボン酸の無水物や低級アルキルエ
ステルが挙げられ、これらの1種又は2種以上が使用さ
れる。
【0021】ここで3価以上の成分の含有量は架橋度に
依存し、所望の架橋度とするためにはその添加量を調整
すればよい。一般的には、3価以上の成分の含有量は1
5mol%以下が好ましい。
【0022】一方、ポリエステル樹脂に用いられる多価
アルコール類としては、例えば、エチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,4−ブテンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタング
リコール、1,6−ヘキサングリコール等のアルキレン
グリコール類;ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等のアルキレンエーテルグリコール類;
1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフ
ェノールA等の脂環族多価アルコール類;ビスフェノー
ルA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等のビスフ
ェノール類及びビスフェノール類のアルキレンオキサイ
ドを挙げることができ、これらの1種又は2種以上を組
み合わせて使用できる。
【0023】なお、分子量の調整や反応の制御を目的と
して、モノカルボン酸、モノアルコールを必要により使
用してもよい。モノカルボン酸としては、例えば安息香
酸、パラオキシ安息香酸、トルエンカルボン酸、サリチ
ル酸、酢酸、プロピオン酸及びステアリン酸等が挙げら
れる。モノアルコールとしては、ベンジルアルコール、
トルエン−4−メタノール、シクロヘキサンメタノール
などのモノアルコールが挙げられる。
【0024】本発明で使用するポリエステル樹脂は、こ
れら原料を使用して通常の方法で製造される。例えば、
アルコール成分と酸成分を所定の割合で反応容器に仕込
み、窒素等の不活性ガスを吹き込みながら、触媒の存在
下150〜190℃の温度で反応を開始する。副生する
低分子化合物は連続的に反応系外へ除去する。その後、
更に反応温度を210〜250℃に上げて反応を促進
し、目的とするポリエステル樹脂を得る。反応は、常
圧、減圧、加圧のいずれの条件下でも行うことができる
が、反応率が50〜90%に達した後は、200mmH
g以下に減圧して反応させるのが好ましい。
【0025】上記触媒としては、例えばスズ、チタン、
アンチモン、マンガン、ニッケル、亜鉛、鉛、鉄、マグ
ネシウム、カルシウム、ゲルマニウム等の金属;及びこ
れら金属;及びこれらの金属含有化合物が挙げられる。
【0026】本発明で使用する結着樹脂はガラス転移温
度が45〜90℃の範囲にあることが好ましい。ガラス
転移温度が45℃未満の場合、トナーカートリッジや現
像装置内で固まるおそれがあり、他方90℃を超えると
場合、紙などの被転写物にトナーが十分に定着しないこ
とがあるからである。
【0027】本発明で使用できる着色剤としては、例え
ば、黒色顔料として、アセチレンブラック、ランブラッ
ク、アニリンブラック等のカーボンブラック;黄色顔料
として、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化
鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロ
ー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハン
ザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエ
ローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレ
ーキ、パーマンネントイエローNCG、タートラジンレ
ーキ;橙色顔料として、赤口黄鉛、モリブテンオレン
ジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレン
ジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアントオレ
ンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブリリ
アントオレンジGK;赤色顔料として、ベンガラ、カド
ミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウム、パーマネン
トレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウ
オッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリ
リアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレ
ーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3
B;紫色顔料として、マンガン紫、ファストバイオレッ
トB、メチルバイオレットレーキ;青色顔料として、紺
青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリ
アブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロ
シアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、
ファーストスカイブルー、インダスレンブルーBC;緑
色顔料として、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメン
トグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファナルイ
エローグリーンG;白色顔料として、亜鉛華、酸化チタ
ン、アンチモン白、硫化亜鉛;白色顔料として、バライ
ト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボ
ン、タルク、アルミナホワイト等を使用できる。これら
着色剤の1種又は2種以上を組み合わせて使用してもよ
い。
【0028】着色剤の総含有量は結着樹脂100重量部
当り0.1〜20重量部、特に1〜15重量部の範囲が
好ましい。
【0029】上記着色剤の中でも、黒色現像の場合には
カーボンブラックが好ましく、またカーボンブラックの
中でも、導電性の低下に伴う帯電量上昇防止の観点から
比表面積が120〜460m2/gのものであって、D
BP吸油量が50〜150ml/100gのものが特に
好ましい。このときカーボンブラックの含有量は1〜3
重量部の範囲が色調の点から好適である。なお、ここで
いう比表面積とは、低温窒素ガス吸着による比表面積測
定法(BET法)によって測定されたものをいい、DB
P給油量とは、一定量のカーボンブラック中の空隙を満
たすのに必要なジブチルフタレートの量をいう。
【0030】前記電荷制御剤としては、これまで公知の
電荷制御剤を使用でき、例えば正帯電性電荷制御剤とし
ては、ニグロシン染料、脂肪酸変性ニグロシン染料、カ
ルボキシル基含有脂肪酸変性ニグロシン染料、四級アン
モニウム塩、アミン系化合物、有機金属化合物等を使用
でき、負帯電性電荷制御剤としては、オキシカルボン酸
の金属錯体、アゾ化合物の金属錯体、金属錯塩染料やサ
リチル酸誘導体等を使用できる。
【0031】前記離型剤としては、各種ワックス類や低
分子量オレフィン系樹脂を使用することができる。ワッ
クス類としては、例えば脂肪酸の多価アルコールエステ
ル、脂肪酸の高級アルコールエステル、アルキレンビス
脂肪酸アミド化合物、天然ワックスを使用することがで
きる。低分子量オレフィン系樹脂としては、数平均分子
量が1,000〜10,000、特に2,000〜6,
000の範囲にあるポリプロピレン、ポリエチレン、プ
ロピレン−エチレン共重合体等を使用することができ、
特にポリプロピレンを好適に使用することができる。
【0032】前記表面処理剤としては、トナーの帯電制
御性や流動性等を改良するために、シリカ、アルミナ、
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、磁性粉等の無機微粉末;ポリメチルメタクリレー
ト等の有機微粉末;ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩
等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上を併
用することができる。当該表面処理剤とトナー粒子との
混合は、例えばヘンシェルミキサー、V型混合機、ター
ブラミキサー、ハイブリタイザー等を用いて行うことが
できる。
【0033】キャリアとしては、鉄、ニッケル、コバル
ト等の磁性体金属及びそれらの合金、あるいは希土類を
含有する合金類、ヘマタイト、マグネタイト、マンガン
−亜鉛系フェライト、ニッケル−亜鉛系フェライト、マ
ンガン−マグネシウム系フェライト、リチウム系フェラ
イトなどのソフトフェライト、銅−亜鉛系フェライト等
の鉄系酸化物及びそれらの混合物等の磁性体材料を焼結
及びアトマイズ等を行うことによって製造した磁性体粒
子、及び当該磁性体粒子の表面を樹脂被覆したものを使
用することができる。また、上記キャリアとして磁性体
分散型樹脂を使用することもできる。この場合、用いる
磁性体としては上記磁性体材料が使用でき、結着樹脂と
しては、例えばビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリイミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル
樹脂あるいはこれらの混合物を挙げることができる。
【0034】キャリアの粒子径は、一般に電子顕微鏡法
による粒径で表して30〜200μm、特に50〜15
0μmのものが好ましい。またキャリアの見掛け密度
は、磁性材料を主体とする場合は磁性体の組成や表面構
造等によっても相違するが、一般に2.4〜3.0g/
cm3の範囲が好ましい。
【0035】前記トナーとキャリアからなる二成分系現
像剤中の、トナー濃度は1〜10重量%、好ましくは1
〜7重量%である。トナー濃度が1重量%未満の場合、
画像濃度が薄くなりすぎ、他方トナー濃度が10重量%
を超える場合、現像装置内でトナー飛散が発生し機内汚
れや転写紙などの背景部分にトナーが付着する不具合が
生じるおそれがあるからである。
【0036】本発明の補充用トナーを補充する現像剤中
の初期トナーとしては特に限定はないが、5.04μm
以下の粒径のものを0.5〜1.5体積%程度含んでい
るものが好ましい。より好ましくは0.6〜1.0体積
%含んだものである。
【0037】
【実施例】(トナー及び二成分系現像剤の作製)結着樹
脂として、離型剤(パラフィンワックスおよびハイドロ
カーボンワックス)を含有したスチレン−アクリル系樹
脂を100重量部、着色剤としてカーボンブラックを1
2重量部、電荷制御剤を1重量部、磁性粉としてマグネ
タイト1.5重量部をそれぞれヘンシェルミキサーに投
入・混合した後、二軸押し出し機で溶融混練してドラム
フレーカーで冷却した。次にハンマーミルで粗粉砕した
後、ジェットミルで微粉砕し、風力分級機を用いて分級
して、体積平均粒径が9.7μmで、5.04μm以下
が0.6,0.8,1.0,2.0,2.2体積%の5
種類のトナー粒子を作製した。このトナー粒子100重
量部に対して、表面処理剤としての疎水性シリカを0.
5重量部、酸化チタンを0.05重量%を添加し、ヘン
シェルミキサーで高撹拌混合してトナーとした。そして
このトナーを初期トナーとして用いる場合には、シリコ
ーン樹脂で表面被覆した平均粒径80μmのフェライト
キャリヤにトナー濃度が5重量%となるように配合し、
均一に攪拌混合して二成分系現像剤とした。
【0038】(耐刷試験)透磁率検知センサー〔TDK
社製,モデルNo.TS0524LB−C,トナーセン
サ(磁気センサ);仕様 定格入力電圧:DC入力電圧
24V±10%使用温度 :0〜60℃使用湿度 :10
〜85%RH〕を備えた京セラミタ(株)製の電子写真
複写機(商品名「Creage7350」)の現像装置内に前記作
製した二成分系現像剤を充填し、補給用ホッパー部に前
記作製したトナーを充填して、5万枚の耐刷試験を行っ
た後、現像装置内のトナー濃度を測定した。なお、トナ
ー濃度は現像剤中のカーボン量をカーボンアナライザー
(ホリバ製作所社製,「EMIA−110」)を用いて
測定し、得られたカーボン量の差から算出した。結果を
まとめて表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】表1によれば、補充用トナーと初期トナー
との5.04μm以下の体積%の比(Y/X)が1.7
倍および3.3倍である実験No.1及び2では、5万
枚の耐刷試験後のトナー濃度は4.6%及び5.2%と
設定トナー濃度(5%)をほぼ維持していた。これに対
し、比(Y/X)が0.6の実験No.3では、耐刷後
のトナー濃度が2.6%と設定トナー濃度の約半分まで
低下し、画像濃度不足およびキャリア飛びが発生した。
また比(Y/X)が1.0、すなわち補充用トナーとし
て初期トナーとおなじものを使用した実験No.4及び
比(Y/X)が1.3の実験No.5でも、耐刷後のト
ナー濃度が3.4及び3.8と設定トナー濃度よりも許
容範囲以上に低くなり画像濃度不足が発生した。一方、
比(Y/X)が3.7の実験No.6では、耐刷後のト
ナー濃度が6.0と設定トナー濃度よりも高くなり、ト
ナー飛散が発生した。
【0041】
【発明の効果】本発明の補充用トナーでは、粒径5.0
4μm以下の体積%を画像形成装置に充填されている初
期トナーのそれの1.5〜3.5倍の範囲としたので、
画像形成により二成分系現像剤中のトナー帯電量が上昇
しても、透磁率の変化を小さくでき現像剤中のトナー濃
度を適切に維持できる。
【0042】ここで補充用トナーの体積中心粒径を8.
0〜12.0μmの範囲とすると、トナー帯電量の変化
による透磁率の変化を一層抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の補充用トナーと従来のトナーの帯電
量分布の一例を示す図である。
【図2】 トナー濃度の経時変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AB10 EA05 EA07 FA01 2H077 DA10 DA55 DB01 EA03 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二成分系現像剤中のトナー濃度を透磁率
    検知手段で検知する画像形成装置に用いられる補充用ト
    ナーであって、 粒径5.04μm以下の体積%が、前記画像形成装置に
    充填されている初期トナーのそれの1.5〜3.5倍の
    範囲であることを特徴とする補充用トナー。
  2. 【請求項2】 体積中心粒径が8.0〜12.0μmの
    範囲である請求項1記載の補充用トナー。
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