JP2002296414A - 光学素子、それを用いた液晶プロジェクター及びカメラ - Google Patents

光学素子、それを用いた液晶プロジェクター及びカメラ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角度依存性が小さく、且つ、透過波長領域に
おけるリップルが小さい分光反射率特性を備えた光学素
子を得る。 【解決手段】 透明基板上に低屈折率層と高屈折率層と
を交互に1組以上積層して成る光学素子において、高屈
折率層の屈折率をnH、高屈折率層の膜厚をdH、低屈折
率層の屈折率をnL、低屈折率層の膜厚をdLとした時
に、以下の条件式、 nH≧2.2、 1.6≦nL≦1.8、 1≦(nH×dH)/(nL×dL)≦2、 を満足するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色分解あるいは色
合成に用いられる光学素子、それを用いた液晶プロジェ
クター及びカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクターや、テレビカ
メラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等のカメラにおい
て、互い波長の異なる複数の光の色分解あるいは色合成
のために、ダイクロイックミラー、ダイクロイックプリ
ズム等の光学素子が広く用いられている。
【0003】図11は、上記のような液晶プロジェクタ
ーの構成例を示す概略図である。図11において、光源
10から発した白色光は、レンズ11を透過し、偏光変
換素子12によってS偏光に変換される。偏光変換素子
12を透過した光は、ダイクロイックミラー13によっ
て、赤色光Rが反射され、青色光B及び緑色光Gが透過
されて色分解が行われる。ダイクロイックミラー13で
反射された赤色光Rは、全反射ミラー15、16で反射
され、液晶パネル20に入射して赤色に対応した画像信
号に応じて変調される。液晶パネル20で変調された赤
色光Rは、クロスダイクロイックプリズム22に入射す
る。
【0004】一方、ダイクロイックミラー13を透過し
た光は、ダイクロイックミラー14によって、青色光B
が反射され、緑色光Gが透過されて色分解が行われる。
つまり、ダイクロイックミラー13、14によって色分
解光学系が構成されている。ダイクロイックミラー14
で反射された青色光Bは、全反射ミラー17、18で反
射され、液晶パネル21に入射して青色に対応した画像
信号に応じて変調される。液晶パネル21で変調された
青色光Bは、クロスダイクロイックプリズム22に入射
する。
【0005】また、ダイクロイックミラー14を透過し
た緑色光Gは、液晶パネル19に入射して緑色に対応し
た画像信号に応じて変調される。液晶パネル19で変調
された緑色光Gは、クロスダイクロイックプリズム22
に入射する。
【0006】クロスダイクロイックプリズム22は、互
いに交差する2つの接合面22a、22bで複数のプリ
ズムが接合されて構成されている。それぞれの接合面2
2a及び22bには、高い屈折率を有する誘電体から成
る高屈折率層と、この高屈折率層よりも低い屈折率を有
する誘電体から成る低屈折率層とを交互に積層すること
によって形成された誘電体多層膜(ダイクロイック膜)
がコーティングされている。
【0007】クロスダイクロイックプリズム22に入射
した赤色光R、青色光B、緑色光Gは、このクロスダイ
ウロイックプリズム22で色合成され、投影レンズ23
によってスクリーン24に投影される。このようにし
て、スクリーン24上にカラー画像が表示される。
【0008】クロスダイクロイックプリズム22におい
て、赤色光Rは、接合面22aに設けられた赤反射ダイ
クロイック膜で反射され、接合面22bに設けられた青
反射ダイクロイック膜を透過した光として取り出され
る。同じく、青色光Bは、接合面22bに設けられた青
反射ダイクロイック膜で反射され、接合面22aに設け
られた赤反射ダイクロイック膜を透過した光として取り
出される。同じく、緑色光Gは、接合面22bに設けら
れた青反射ダイクロイック膜及び接合面22aに設けら
れた赤反射ダイクロイック膜を共に透過した光として取
り出される。また、図1とは構成が異なるが、緑色光G
の光路中に偏光変換素子を設け、P偏光に変換してクロ
スダイクロイックプリズム22に入射させる場合もあ
る。
【0009】上記クロスダイクロイックプリズム22の
ような光学素子において、従来、設計波長をλとしたと
きに、光学膜厚がλ/4近傍の高屈折率層と低屈折率層
とを交互に積層した誘電体多層膜(ダイクロイック膜)
が広く用いられていた。このようなダイクロイック膜
は、高屈折率層の屈折率をnH、高屈折率層の膜厚を
H、低屈折率層の屈折率をnL、低屈折率層の膜厚をd
Lとした時に、高屈折率層の光学的膜厚、つまり屈折率
と膜厚との積(nH×dH)と、低屈折率層の光学的膜厚
(nL×dL)との比が、以下の条件式を満足するように
形成されていた。
【0010】 (nH×dH)/(nL×dL)≦1・・・(1)
【0011】しかしながら、上記のようなダイクロイッ
ク膜は、後述する図8のように分光反射率特性に大きな
角度依存性を有していた。このような反射率の角度依存
性は、図11のような液晶プロジェクターに用いた場合
に画質の低下を招いていた。つまり、接合面22a及び
22bにそれぞれ入射する赤色光R及び青色光Bの中心
光線の入射角度は45度であるが、これらの光は発散光
束あるいは収斂光束であることが一般的であり、周辺の
光線の入射角度は45度に対してプラス側及びマイナス
側に角度範囲を持っている。したがって、図8のような
角度依存性の大きなダイクロイック膜を用いた場合、光
線の入射角度によって反射率が異なることになり、スク
リーン上に投影される画像に色ムラや輝度ムラが発生す
る問題があった。このような問題は、クロスダイクロイ
ックプリズム22の接合面22aに設けられた赤反射ダ
イクロイック膜で特に顕著であった。
【0012】一方、上記の分光反射率特性の角度依存性
を軽減した光学素子が、特開平11−101913号公
報に記載されている。この光学素子は、透明基板上に、
屈折率が2.0以上の高屈折率層と屈折率が1.6以下
の低屈折率層を交互に積層した多層膜を形成して成る。
そして、この多層膜は、高屈折率層の屈折率をnH、高
屈折率層の膜厚をdH、低屈折率層の屈折率をnL、低屈
折率層の膜厚をdLとした時に、以下の条件式を満足す
るように形成されていた。
【0013】 (nH×dH)/(nL×dL)≧2・・・(2)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−101913号公報に記載された光学素子
は、反射率の角度依存性は改良されるものの、後述する
図4のように分光反射率特性において短波長領域におい
てリップルが生ずる。つまり、青色光に対する透過率は
却って低下することになる。また、このようなリップル
の発生は、フレアーによる画質の低下を招くといった問
題があった。
【0015】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、角度依存性が小さく、且つ、透過波長領域にお
けるリップルが小さい分光反射率特性を備えた光学素子
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、透
明基板と、該透明基板上に低屈折率層と高屈折率層とを
交互に1組以上積層して成る多層膜とを備えた光学素子
において、前記高屈折率層の屈折率をnH、高屈折率層
の膜厚をdH、低屈折率層の屈折率をnL、低屈折率層の
膜厚をdLとした時に、以下の条件式、 nH≧2.2、 1.6≦nL≦1.8、 1≦(nH×dH)/(nL×dL)≦2、 を満足するように構成することによって達成される。
【0017】上記本発明の光学素子において、例えば高
屈折率層はTiO2、Nb25及びTa25から成る群
から選択された材料を主成分として形成され、低屈折率
層はAl23及びAl23とTiO2との混合物から成
る群から選択された材料を主成分として形成される。ま
た、透明基板は、例えばガラスプリズムから成る。この
場合、更に、前記多層膜を挟んでもう1つのガラスプリ
ズムを貼り合わせるようにしても良い。
【0018】一方、本発明の液晶プロジェクターは、光
源と、該光源から発した光を互いに波長の異なる複数の
光に色分解する色分解光学系と、前記色分解された複数
の光のおのおのの光路中に配置された複数の液晶パネル
と、前記各々の液晶パネルで変調された複数の光を合成
する前述のように構成された光学素子と、該光学素子で
合成された合成光をスクリーン上に投影する投影レンズ
とを備えて成る。
【0019】また、本発明のカメラは、画像を示す光を
取り込む対物レンズと、該対物レンズによって取り込ま
れた光を互いに波長の異なる複数の光に色分解する前述
のように構成された光学素子と、該光学素子で色分解さ
れた複数の光をそれぞれ検出し、画像信号を出力する複
数の撮像素子と、該撮像素子から出力された画像信号を
処理する信号処理回路とを備えて成る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施態様の光学素子を
示す概略断面図である。図1の光学素子は、透明基板と
してのプリズム51上に、低屈折率層53と高屈折率層
54とを交互に積層した誘電体多層膜55を形成して成
る。多層膜55上には接着層56を介してもう1つのプ
リズム52が貼り合わされている。
【0022】本発明者は、先に説明した従来技術を鋭意
検討した結果、分光反射率特性の角度依存性を小さくす
るためには、高屈折率層の屈折率は用いることのできる
材料から制限されることから、低屈折率層の屈折率の範
囲が重要であることを見出した。このため、本発明の光
学素子において、高屈折率層54は2.2以上の屈折率
を有し、低屈折率層53は1.6以上、1.8以下の屈
折率を有する。このような屈折率の関係を、高屈折率層
の屈折率をnH、低屈折率層の屈折率をnLと表すと下記
のようになる。
【0023】nH≧2.2・・・(3) 1.6≦nL≦1.8・・・(4)
【0024】一方、本発明者は、分光反射率特性にリッ
プルを小さくする、即ち透過波長域における透過率を低
下させないためには、最適な光学膜厚比があることを見
出した。このため、本発明の光学素子において、高屈折
率層の屈折率をnH、高屈折率層の膜厚をdH、低屈折率
層の屈折率をnL、低屈折率層の膜厚をdLとした時に、
高屈折率層の光学膜厚、つまり屈折率と膜厚との積(n
H×dH)と、低屈折率層の光学的膜厚(nL×dL)との
比が、以下の条件式を満足するように形成される。
【0025】 1≦(nH×dH)/(nL×dL)≦2・・・(5)
【0026】本発明の光学素子において、高屈折率層は
例えばTiO2、Nb25及びTa25から成る群から
選択された材料を主成分として形成される。また、低屈
折率層は例えばAl23及びAl23とTiO2との混
合物から成る群から選択された材料を主成分として形成
される。
【0027】上記のような角度依存性に対する各層の屈
折率及び光学膜厚の比の影響を図2を用いて説明する。
図2において、横軸は高屈折率層と低屈折率層との光学
膜厚の比(nH×dH)/(nL×dL)を示す。一方、縦
軸は多層膜にS偏光が40度の角度で入射したときの半
値波長と50度で入射したときの半値波長との差Δλを
示す。
【0028】図2において、データ1は、高屈折率層を
屈折率2.4のTiO2から形成し、低屈折率層をAl2
3とTiO2との混合物から形成した光学素子のデータ
を示すものである。この混合物は1.70の屈折率を有
する。データ2は、高屈折率層を屈折率2.3のTiO
2から形成し、低屈折率層を屈折率1.63のAl23
から形成した光学素子のデータを示すものである。デー
タ3は、高屈折率層を屈折率2.3のTiO2から形成
し、低屈折率層を屈折率1.45のSiO2から形成し
た光学素子のデータを示すものである。データ4は、高
屈折率層を屈折率2.1のZrO2から形成し、低屈折
率層を屈折率1.45のSiO2から形成した光学素子
のデータを示すものである。
【0029】図2から明らかなように、先に示した
(4)式及び(5)式の条件を満たすデータ1及び2の
光学素子は、データ3及び4の光学素子に比べて、角度
依存性が飛躍的に改善されている。また、同一の角度依
存性を持つ場合にも、データ1及び2の光学素子は、デ
ータ3の光学素子に比べて、光学膜厚比が小さくて済む
ことがわかる。
【0030】図3は、透過波長域の光の透過率に対する
各層の屈折率及び光学膜厚の比の影響を説明するための
グラフである。図4において、横軸は高屈折率層と低屈
折率層との光学膜厚の比(nH×dH)/(nL×dL)を
示す。一方、縦軸は多層膜にS偏光が入射した場合の光
学特性の目標値からのズレ量を二乗平均(RMS)値で
示したものである。このRMS値が小さいほど透過率特
性が良いことを示している。
【0031】図3において、データ1は、高屈折率層を
屈折率2.4のTiO2から形成し、低屈折率層をAl2
3とTiO2との混合物から形成した光学素子のデータ
を示すものである。この混合物は1.70の屈折率を有
する。データ2は、高屈折率層を屈折率2.3のTiO
2から形成し、低屈折率層を屈折率1.63のAl23
から形成した光学素子のデータを示すものである。デー
タ3は、高屈折率層を屈折率2.3のTiO2から形成
し、低屈折率層を屈折率1.45のSiO2から形成し
た光学素子のデータを示すものである。データ4は、高
屈折率層を屈折率2.1のZrO2から形成し、低屈折
率層を屈折率1.45のSiO2から形成した光学素子
のデータを示すものである。これらの光学素子の構成は
基本的に図2のデータ1〜4と同様である。ただし、各
光学素子ともRMS値が最小になるように一部の層の膜
厚を調整している。
【0032】また、図3において、曲線1はデータ4に
多項式で示される曲線をフィティングしたものである。
また、曲線2はデータ3に多項式で示される曲線をフィ
ティングしたものである。
【0033】図3からそれぞれの光学素子において、光
学膜厚比の増加とともにRMS値が増大し、透過率特性
が悪くなることがわかる。つまり、光学膜厚比を大きく
するだけでは、角度依存性の改善と透過率特性の改善は
両立しない。また、先に示した(4)式及び(5)式の
条件を満たすデータ1及び2の光学素子は、大きなRM
S値を示す。しかしながら、データ1及び2の光学素子
の方が、同一の透過率特性を得るために、光学膜厚比が
小さくて済むことがわかる。したがって、本発明の光学
素子は、現実的な膜厚条件と屈折率条件のもとで良好な
特性が得られる。
【0034】以下に本発明のより具体的な実施例及び比
較例を示す。
【0035】〔実施例1〕下記のようにして、図1に示
す光学素子を作製した。プリズム51上に、真空蒸着に
よって、屈折率1.63のAl23から成る低屈折率層
53と、屈折率2.3のTiO2から成る高屈折率層5
4とを交互に19層積層し、誘電体多層膜55を形成し
た。プリズム51の材料としては、株式会社オハラ製の
硝材名BSL7のガラスを用いた。この誘電体多層膜5
5上には、接着層56によってもう1つのプリズム52
を接着した。この光学素子の構成を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】上記実施例1の光学素子は、主たる構成に
おける高屈折率層と低屈折率層との光学膜厚の比は、
1.70である。この光学素子にS偏光を入射させたと
きの分光反射率特性を図4に示す。図4において、横軸
は入射光の波長を、縦軸は反射率をそれぞれ示す。各曲
線は、光の入射角がそれぞれ40度、45度、50度の
場合の反射率特性である。
【0038】また、実施例1の光学素子において、先に
図2で説明したような40度の角度で入射したときの半
値波長と50度で入射したときの半値波長との差Δλを
測定したところ50nmであった。また、実施例1の光
学素子において、図3で説明したように、光学特性の目
標値からのズレ量をRMS値で表すと2.72であっ
た。このように、実施例1の光学素子は分光反射率特性
の角度依存性が小さいものであった。また、分光反射率
特性におけるリップルが小さく、つまり透過波長域にお
ける透過率の低下も少なく、良好な光学特性を示すもの
であった。
【0039】〔比較例1〕下記のようにして、図5に示
す光学素子を作製した。ここで、図5は本発明の比較例
1の光学素子を示す概略断面図である。プリズム41上
に、真空蒸着によって、屈折率2.3のTiO2から成
る高屈折率層44と屈折率1.45のSiO2から成る
低屈折率層43と、を交互に22層積層し、誘電体多層
膜45を形成した。プリズム41の材料としては、株式
会社オハラ製の硝材名BSL7のガラスを用いた。この
誘電体多層膜45上には、接着層46によってもう1つ
のプリズム42を接着した。この光学素子の構成を表2
に示す。
【0040】
【表2】
【0041】上記比較例1の光学素子は、主たる構成に
おける高屈折率層と低屈折率層との光学膜厚の比は、
4.44である。この光学素子にS偏光を入射させたと
きの分光反射率特性を図6に示す。図6において、横軸
は入射光の波長を、縦軸は反射率をそれぞれ示す。各曲
線は、光の入射角がそれぞれ40度、45度、50度の
場合の反射率特性である。
【0042】また、比較例1の光学素子において、先に
図2で説明したような40度の角度で入射したときの半
値波長と50度で入射したときの半値波長との差Δλを
測定したところ44nmであった。また、比較例1の光
学素子において、図3で説明したように、光学特性の目
標値からのズレ量をRMS値で表すと5.82であっ
た。このように、比較例1の光学素子は分光反射率特性
の角度依存性は小さいものの、リップルが大きく、つま
り透過波長域における透過率の低く、実用には適さない
ものであった。また、TiO2膜は、成膜速度を早くす
ると吸収が大きな層となる問題があって、成膜速度を早
くすることができない。そのため、比較例1の光学素子
は、実施例1等と比較して高屈折率層(TiO2膜)の
膜厚が厚くなった分、生産性が低下した。
【0043】〔比較例2〕下記のようにして、図7に示
す光学素子を作製した。ここで、図7は本発明の比較例
2の光学素子を示す概略断面図である。プリズム31上
に、真空蒸着によって、屈折率2.3のTiO2から成
る高屈折率層34と屈折率1.45のSiO2から成る
低屈折率層33と、を交互に12層積層し、誘電体多層
膜35を形成した。プリズム31の材料としては、株式
会社オハラ製の硝材名BSL7のガラスを用いた。この
誘電体多層膜35上には、接着層36によってもう1つ
のプリズム32を接着した。この光学素子の構成を表3
に示す。
【0044】
【表3】
【0045】上記比較例2の光学素子は、主たる構成に
おける高屈折率層と低屈折率層との光学膜厚の比は、
0.95である。この光学素子にS偏光を入射させたと
きの分光反射率特性を図8に示す。図8において、横軸
は入射光の波長を、縦軸は反射率をそれぞれ示す。各曲
線は、光の入射角がそれぞれ40度、45度、50度の
場合の反射率特性である。
【0046】また、比較例2の光学素子において、先に
図2で説明したような40度の角度で入射したときの半
値波長と50度で入射したときの半値波長との差Δλを
測定したところ84nmであった。また、比較例2の光
学素子において、図3で説明したように、光学特性の目
標値からのズレ量をRMS値で表すと0.69であっ
た。このように、比較例2の光学素子はリップルは小さ
いものの、分光反射率特性の角度依存性が大きく、実用
には適さないものであった。
【0047】〔実施例2〕下記のようにして、図9に示
す光学素子を作製した。ここで、図9は本発明の実施例
2の光学素子を示す概略断面図である。プリズム61上
に、真空蒸着によって、屈折率1.70のAl23とT
iO2の混合物から成る低屈折率層63と、屈折率2.
4のTiO2から成る高屈折率層64とを交互に21層
積層し、誘電体多層膜65を形成した。プリズム61の
材料としては、株式会社オハラ製の硝材名BSL7のガ
ラスを用いた。この誘電体多層膜65上には、接着層6
6によってもう1つのプリズム62を接着した。この光
学素子の構成を表4に示す。
【0048】
【表4】
【0049】上記実施例2の光学素子は、主たる構成に
おける高屈折率層と低屈折率層との光学膜厚の比は、
1.70である。この光学素子にS偏光を入射させたと
きの分光反射率特性を図10に示す。図10において、
横軸は入射光の波長を、縦軸は反射率をそれぞれ示す。
各曲線は、光の入射角がそれぞれ40度、45度、50
度の場合の反射率特性である。
【0050】また、実施例2の光学素子において、先に
図2で説明したような40度の角度で入射したときの半
値波長と50度で入射したときの半値波長との差Δλを
測定したところ44nmであった。また、実施例2の光
学素子において、図3で説明したように、光学特性の目
標値からのズレ量をRMS値で表すと3.81であっ
た。このように、実施例2の光学素子は分光反射率特性
の角度依存性が小さいものであった。また、分光反射率
特性におけるリップルが小さく、つまり透過波長域にお
ける透過率の低下も少なく、良好な光学特性を示すもの
であった。
【0051】以上説明した光学素子を用いて、先に図1
1で説明した構成の液晶プロジェクターを作製した。図
11において、クロスダイクロイックプリズム22とし
て、実施例1又は実施例2の光学素子を用いた。つま
り、クロスダイクロイックプリズム22は、接合面22
aで接合されるガラスプリズムの一方に、実施例1又は
実施例2に示した誘電体多層膜を形成し、もう1つのプ
リズムと接合したものである。その他の構成に関しては
図11で説明したものと同一なので、詳細な説明は省略
する。
【0052】本例においては、クロスダイクロイックプ
リズム22の接合面22aに本発明を適用した場合を示
したが、クロスダイクロイックプリズム22の接合面2
2b、ダイクロイックミラー13あるいはダイクロイッ
クミラー14に本発明を適用することもできる。
【0053】図12は、本発明の光学素子を用いたカメ
ラの構成例を示す概略図である。本例のカメラ70は、
テレビカメラ、ビデオカメラあるいはデジタルカメラ等
として用いられるものである。本例では、色分解プリズ
ム72として本発明の光学素子を用いている。色分解プ
リズム72は、各々ガラスを材料として作製された第1
プリズム73、第2プリズム74及び第3プリズム75
から構成されている。
【0054】図12において、対物レンズ71によって
カメラ70内に取り込まれた光は、色分解プリズム72
を構成する第1プリズム73の入射面73aに入射す
る。入射面73aに入射した光は、第1プリズム73の
透過面73bに設けられた青反射ダイクロイック膜によ
って青色光Bのみが反射され、残りは透過する。透過面
73bで反射された青色光Bは、入射面73aで全反射
し、第1プリズム73より射出して、固体撮像素子76
によって検出される。固体撮像素子76は、青色光Bに
よって形成される画像に対応した画像信号を出力する。
【0055】第1プリズム73の透過面73bを透過し
た光は、第1及び第2プリズム間の間隙を通って第2プ
リズム74の入射面74aより入射する。入射面74a
より入射した光は、第2プリズム74の透過面74bに
設けられた赤反射ダイクロイック膜によって赤色光Rの
みが反射され、残った緑色光Gは透過する。反射された
赤色光Rは、入射面74aで全反射し、第2プリズム7
4より射出して、固体撮像素子77によって検出され
る。固体撮像素子77は、赤色光Rによって形成される
画像に対応した画像信号を出力する。
【0056】第2プリズム74の透過面74bを透過し
た緑色光Gは、第3プリズム75を通過した後、第3プ
リズム75より射出して、固体撮像素子78によって検
出される。固体撮像素子78は、緑色光Gによって形成
される画像に対応した画像信号を出力する。
【0057】固体撮像素子76、77及び78から出力
された画像信号は、信号処理回路79に入力され、信号
処理が行われてカラー画像が撮影される。固体撮像素子
76〜78としては、CCDセンサやCMOSセンサ等
が用いられる。
【0058】本例においては、第2プリズム74の透過
面74bに本発明が適用されている。つまり、第2プリ
ズム74上に、実施例1または実施例2で説明したよう
な誘電体多層膜が形成され、第3プリズム75と貼り合
わされ、更に第1プリズム73と組み合わされて色分解
プリズム72が構成されている。
【0059】本発明は以上説明した実施例の他にも種々
の応用が可能である。例えば、透明基板としてはプリズ
ムに限らず、ガラス平板等を用いても構わない。このよ
うに本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限りにおい
て適用可能な全ての応用例を包含するものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角度依存性が小さく、且つ、透過波長領域におけるリッ
プルが小さい分光反射率特性を備えた光学素子が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光学素子を示す概略断面図
である。
【図2】光学素子の反射率特性の角度依存性に対する多
層膜の屈折率及び光学的膜厚の比の影響を説明するため
のグラフである。
【図3】光学素子の透過波長域の光の透過率に対する多
層膜の屈折率及び光学的膜厚の比の影響を説明するため
のグラフである。
【図4】実施例1の光学素子の分光反射率特性を示すグ
ラフである。
【図5】本発明の比較例1の光学素子を示す概略断面図
である。
【図6】比較例1の光学素子の分光反射率特性を示すグ
ラフである。
【図7】本発明の比較例2の光学素子を示す概略断面図
である。
【図8】比較例2の光学素子の分光反射率特性を示すグ
ラフである。
【図9】本発明の実施例2の光学素子を示す概略断面図
である。
【図10】実施例2の光学素子の分光反射率特性を示す
グラフである。
【図11】本発明の適用が可能な液晶プロジェクターの
構成例を示す概略図である。
【図12】本発明の適用が可能なカメラの構成例を示す
概略図である。
【符号の説明】
10 光源 11 レンズ 12 偏光変換素子 13、14 ダイクロイックミラー 15、16、17、18 全反射ミラー 19、20、21 液晶パネル 22 クロスダイクロイックプリズム 22a、22b 接合面 23 投影レンズ 24 スクリーン 31、41、51、61 プリズム 32、42、52、62 もう1つのプリズム 33、43、53、63 低屈折率層 34、44、54、64 高屈折率層 35、45、55、65 誘電体多層膜 36、46、56、66 接着層 70 カメラ 71 対物レンズ 72 色分解プリズム 73 第1プリズム 73a 入射面 73b 透過面 74 第2プリズム 74a 入射面 74b 透過面 75 第3プリズム 76、77、78 固体撮像素子 79 信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 505 G02F 1/1335 5C024 1/1335 1/13357 5C060 1/13357 G03B 21/00 E G03B 21/00 H04N 5/335 V H04N 5/335 9/31 Z 9/31 G02B 1/10 Z Fターム(参考) 2H042 CA06 CA08 CA10 CA12 CA14 CA17 2H048 GA07 GA09 GA12 GA23 GA36 GA52 GA55 GA60 GA61 2H088 EA12 HA13 HA23 HA24 KA30 MA07 2H091 FA05X FA21X FA26X FA41Z FB02 FC02 KA01 KA10 2K009 BB02 CC03 DD03 EE00 5C024 AX01 EX41 EX42 EX47 EX52 5C060 DA03 HC09 HC21 HC26 JA18 JB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、該透明基板上に低屈折率層
    と高屈折率層とを交互に1組以上積層して成る多層膜と
    を備えた光学素子において、前記高屈折率層の屈折率を
    H、高屈折率層の膜厚をdH、低屈折率層の屈折率をn
    L、低屈折率層の膜厚をdLとした時に、以下の条件式、 nH≧2.2、 1.6≦nL≦1.8、 1≦(nH×dH)/(nL×dL)≦2、 を満足することを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 前記高屈折率層はTiO2、Nb25
    びTa25から成る群から選択された材料を主成分とし
    て形成され、前記低屈折率層はAl23及びAl23
    TiO2との混合物から成る群から選択された材料を主
    成分として形成された請求項1記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記透明基板は、ガラスプリズムから成
    る請求項1又は2に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 更に、前記多層膜を挟んで前記ガラスプ
    リズムと貼り合わされたもう1つのガラスプリズムを備
    えた請求項3記載の光学素子。
  5. 【請求項5】 光源と、該光源から発した光を互いに波
    長の異なる複数の光に色分解する色分解光学系と、前記
    色分解された複数の光のおのおのの光路中に配置された
    複数の液晶パネルと、前記各々の液晶パネルで変調され
    た複数の光を合成する請求項1乃至4のいずれか一項に
    記載の光学素子と、該光学素子で合成された合成光をス
    クリーン上に投影する投影レンズとを備えた液晶プロジ
    ェクター。
  6. 【請求項6】 画像を示す光を取り込む対物レンズと、
    該対物レンズによって取り込まれた光を互いに波長の異
    なる複数の光に色分解する請求項1乃至4のいずれか一
    項に記載の光学素子と、該光学素子で色分解された複数
    の光をそれぞれ検出し、画像信号を出力する複数の撮像
    素子と、該撮像素子から出力された画像信号を処理する
    信号処理回路とを備えたカメラ。
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