JP2002296375A - 情報表示装置、腕時計および携帯型情報機器 - Google Patents

情報表示装置、腕時計および携帯型情報機器

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JP2002296375A
JP2002296375A JP2001096870A JP2001096870A JP2002296375A JP 2002296375 A JP2002296375 A JP 2002296375A JP 2001096870 A JP2001096870 A JP 2001096870A JP 2001096870 A JP2001096870 A JP 2001096870A JP 2002296375 A JP2002296375 A JP 2002296375A
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JP2001096870A
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English (en)
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Kunio Koike
邦夫 小池
Isao Oguchi
功 小口
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層式の情報表示装置において、上層側の表
示装置の表示の視認性を向上を図る。 【解決手段】 透明有機ELパネル111に情報を表示
する際には、透過型LCDパネル112は、アナログ時
計モジュール3の表示面を光学的に遮蔽し、透明有機E
Lパネル111に表示された情報を容易に視認可能とす
るので、多層式の情報表示装置において、上層側の表示
装置の表示の視認性の向上を図ることができ、従って、
表示の見づらさを改善し、読み誤りの可能性を低減して
ユーザの使い勝手を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置、腕
時計および携帯型情報機器に係り、特にディジタル制御
により各種情報を表示可能な情報表示装置、腕時計およ
び携帯型情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりアナログ時計(指針式時計)の
カバーガラス側に液晶表示パネルを重ねて配置した2層
式の電子時計が知られている。例えば、このような2層
式の電子時計は、特公昭59−32755号公報、特公
昭62−40670号公報あるいは特開平10−123
269号公報に開示されている。上記2層式の電子時計
を実際に用いる場合には、液晶表示パネルとして、電界
効果型あるいは高分子配向型の透過型液晶表示パネルが
用いられており、液晶表示パネルは情報の非表示状態に
おいては透明状態となるので、下層側に配置されている
アナログ時計の表示している時刻を視認することができ
る。また、液晶表示パネルには、カレンダー表示(年、
月、曜日)などをテキスト表示あるいはグラフィカル表
示することが可能となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の2層式の電
子時計においては、液晶表示パネルに情報を表示してい
る状態においては、下層のアナログ時計の表示が液晶表
示パネルの透明部分を透過して見えることとなり、液晶
表示パネルの表示が読みにくくなってしまう可能性があ
った。ところで、上記従来の2層式の電子時計の構造を
腕時計型の情報機器、例えば、腕時計型携帯電話に適用
しようとする場合には、少ない表示面積に多くの情報を
表示する必要が生じ、下層のアナログ時計の秒針、分
針、時針、文字盤などが見えることとなると、液晶表示
パネルの表示が見にくくなり、情報の誤読も生じること
となる。特に各指針は、運針しており、その位置も一定
ではないので、表示の見づらさおよび誤読の可能性が増
えてしまうという問題があった。そこで、本発明の目的
は、多層式の情報表示装置において、上層側の表示装置
の表示の視認性を向上を図ることが可能な情報表示装置
及び情報表示装置の制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、情報表示装置は、ベース情報を表示するベース表示
部と、前記ベース表示部の表示面と略平行に前記ベース
表示部を覆うように配置されてベース情報とは異なる他
の情報を表示するとともに、前記他の情報の非表示時に
は透過状態となって前記ベース情報を視認可能とする表
示部と、前記ベース表示部と前記表示部との中間位置に
配置され、前記他の情報の非表示時には透過状態となっ
て前記ベース情報を視認可能とするとともに、前記表示
部において前記他の情報を表示する際に前記ベース表示
部の表示面を光学的に遮蔽する遮蔽部と、を備えたこと
を特徴としている。上記構成によれば、ベース表示部
は、ベース情報を表示する。表示部は、ベース情報とは
異なる他の情報を表示するとともに、前記他の情報の非
表示時には透過状態となって前記ベース情報を視認可能
とする。遮蔽部は、他の情報の非表示時には透過状態と
なってベース情報を視認可能とするとともに、表示部に
おいて他の情報を表示する際にベース表示部の表示面を
光学的に遮蔽する。
【0005】この場合において、表示部は、自発光型の
表示装置である自発光表示装置として構成され、前記遮
蔽部は、非自発光型の装置である非自発光装置として構
成されるようにしてもよい。
【0006】また、表示部は、非自発光型の表示装置で
ある非自発光表示装置として構成され、前記遮蔽部は、
自発光型の装置である自発光装置として構成されるよう
にしてもよい。
【0007】さらに表示部は、非自発光型の表示装置で
ある非自発光表示装置および当該非自発光表示装置を照
明する照明装置と、を備えて構成され、前記遮蔽部は、
非自発光型の装置である非自発光装置として構成される
ようにしてもよい。
【0008】さらにまた、自発光表示装置は、透明有機
EL装置であるようにしてもよい。
【0009】また、非自発光表示装置は、透過型液晶表
示装置であるようにしてもよい。
【0010】さらに透過型液晶表示装置は、高分子配向
分散型液晶表示装置あるいはツイストネマチック型液晶
表示装置であるようにしてもよい。
【0011】さらにまた、非自発光装置は、透過型液晶
装置であるようにしてもよい。
【0012】また、透過型液晶表示装置は、液晶層の一
方の面側に形成される上電極と、前記液晶層の他方の面
側に形成される第1下電極と、前記第1下電極に絶縁膜
を介して前記第1下電極よりも前記液晶層から離間した
位置に形成される第2下電極と、を有し、前記第1下電
極あるいは前記第2下電極のいずれか一方を情報表示用
電極として形成し、他方を遮蔽用電極として形成するよ
うにしてもよい。
【0013】さらにまた、第1下電極を前記情報表示用
電極として形成し、前記第2下電極を前記遮蔽用電極と
して形成するようにしてもよい。
【0014】さらにまた、透過型液晶装置は、高分子配
向分散型液晶装置あるいはツイストネマチック型液晶装
置であるようにしてもよい。
【0015】また、自発光装置は、透明有機EL装置で
あるようにしてもよい。
【0016】また、表示部における情報表示/非表示を
切り換える第1スイッチと、前記遮蔽部における遮蔽/
非遮蔽を切り換える第2スイッチと、前記第1スイッチ
を情報表示側に切り換える場合に、前記第1スイッチに
連動して前記第2スイッチを遮蔽側に切り換える制御部
と、を備えるようにしてもよい。
【0017】さらに表示部における情報表示/非表示を
切り換える第1スイッチと、前記遮蔽部における遮蔽/
非遮蔽を切り換える第2スイッチと、前記照明装置の点
灯/消灯を切り換える第3スイッチと、前記第1スイッ
チを情報表示側に切り換える場合に、前記第1スイッチ
に連動して前記第2スイッチを遮蔽側に切り換え、前記
第3スイッチを点灯側に切り換える制御部と、を備える
ようにしてもよい。
【0018】さらにまた、前記遮蔽部を、少なくとも前
記表示部に情報表示を行っている場合にユーザが任意に
遮蔽状態とするための遮蔽操作部を備えるようにしても
よい。
【0019】また、外部機器からの送信信号を受信する
受信部と、前記送信信号に対応する情報を前記表示部に
表示させる表示制御部と、を備えるようにしてもよい。
【0020】さらに前記ベース表示部は、アナログ指針
により時刻表示を行うアナログ時計モジュールであるよ
うにしてもよい。
【0021】また、腕時計は、上記各情報表示装置を備
えたことを特徴としている。
【0022】また、携帯型情報機器は、上記各情報表示
装置を備えたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照して説明する。 [1]第1実施形態 [1.1]腕時計型情報機器の外観及び内部構造 まず、情報表示装置として機能する腕時計型情報機器の
外観構成について説明する。図1に、実施形態に係る2
層式の腕時計型情報機器100を表面側から見た平面図
を示す。図1(A)に示すように、この腕時計型情報機
器100の表示部110には、時刻が常時表示されるよ
うになっている。図1(A)に示す例では、現在、13
時44分18秒であることをアナログ指針である秒針3
A、分針3B、時針3C、および文字盤3Dにより示し
ている。
【0024】この腕時計型情報機器100は、ユーザの
スケジュール管理を行うスケジュール管理機能を備えて
おり、スケジュールの開始前の所定期間(例えばスケジ
ュール開始5分前から10秒間)において、図1(B)
に示すように、スケジュールがあることをユーザに報知
するためのメッセージを透明有機ELパネルにおいて、
表示するようになっている。図1(B)に示す例では、
14時から203号ルームでミーティングがあることを
示している。このように透明有機ELパネルにおいて表
示を行う場合には、図1(A)に示したアナログ指針で
ある秒針3A、分針3B、時針3C、および文字盤3D
は、ユーザから光学的に遮蔽され、視認できないように
なっている。
【0025】[1.2]腕時計型情報機器の内部構造 次に、腕時計型情報機器100の内部構造について説明
する。図2に、図1におけるA−A方向から見た場合の
腕時計型情報機器100の断面図を示す。図2に示すよ
うに、腕時計型情報機器100は、カバーガラス1とケ
ーシング2と裏蓋6とによって形成された筐体内に、ア
ナログ時計モジュール3および回路基板4を備えて構成
されている。アナログ時計モジュール3には、基準周波
数を有する源発振信号を生成するための水晶振動子、分
周器、各部を駆動するためのステップモータ、ステップ
モータの駆動制御を行うモータドライバおよび各部に電
力を供給するための電池とが設けられている。さらにア
ナログ時計モジュール3は、秒針3Aと、分針3Bと、
時針3Cと、文字盤3Dと、アナログムーブメント3E
と、を備えて構成されている。回路基板4には、通信を
行うための通信回路及び配線パターンアンテナ5が形成
されている。
【0026】一方、回路基板4の表面側(図面上方)に
は、後述するような各種制御処理を司るICチップが設
けられ、アナログ時計モジュール3の上方に離間した位
置には透過型LCDパネル112(非自発光型遮蔽部と
して機能)が設けられ、さらにその上方には、透明有機
ELパネル111(自発光型表示部として機能)が設け
られている。さらに回路基板4の裏面側(図面下方)に
は、透過型LCDパネル112と回路基板4との間の導
通をとるための導電性ゴム7と、透明有機ELパネル1
11と回路基板4との間の導通をとるための導電性ゴム
8と、を備えて構成されている。さらにまた、腕時計型
情報機器100は、アナログ時計モジュール3、回路基
板4、透過型LCDパネル112および透明有機ELパ
ネル111を一体化してユニットとするための薄板バネ
部材9を備えている。
【0027】上記構成において、透過型LCDパネル1
12としては、高分子配向分散型液晶表示装置あるいは
ツイストネマチック型液晶表示装置が用いられる。ま
た、透明有機ELパネル111は、単層構成ではなく、
複数の透明有機パネルを積層した多層構成を有していて
もかまわない。この場合に各層の発光色を異ならせれ
ば、複数層を同時に点灯した状態では混合色で表示され
ることとなる。従って、赤色、緑色、青色の発光色を有
する3個の透明有機ELパネルを積層すれば、容易にカ
ラー表示が可能となる。このような発光色を有する発光
物質(蛍光物質)としては、例えば、次のようなものを
用いることができる。赤色の発光色を有するものとして
は、ローダミン、DCMの誘導体などが挙げられる。緑
色の発光色を有するものとしては、キナクドリン、クマ
リン6などが挙げられる。青色の発光色を有するものと
しては、ペリレンなどが挙げられる。
【0028】図3に単層の有機ELパネルの断面図を示
す。透明有機ELパネル111は、カバーガラス1と対
向する側から、透明のガラス基板111A、透明陽極1
11B、絶縁層111C、正孔注入層/有機発光層(E
L層)111D、電子輸送層としても機能する透明陰極
111E、封止剤111F及び封止基板111Gが順に
積層された透明パネルとして構成されている。ガラス基
板11Aは、透明プラスティック等の他の透明材料を代
用することもできるし、フレキシブルな材料を用いるこ
とも可能である。透明陽極111Bは、ITO等の導電
性を有する透明材料により形成されている。透明陰極1
11Eは、例えばカルシウム薄膜、マグネシウム薄膜、
アルミニウム薄膜等の低仕事関数の金属薄膜によって形
成されている。以上の説明は、単色型の透明有機ELパ
ネルの構造であるが、図4に示すように、正孔注入層/
有機発光層(EL層)111Dを互いに異なる発光色を
有する複数の正孔注入層/有機発光層(EL層)111
DB、111DG、111DRを互いにバンク111Hで
分離する構成とし、カラー表示が行える構成としてもよ
い。
【0029】図5に本第1実施形態における電源系統の
概要構成図を示す。透明有機ELパネル111を駆動す
るとともに表示ドライバ303を構成するELドライバ
303Aおよび透過型LCDパネル112を駆動すると
とも表示ドライバ303を構成するLCDドライバ30
3Bには、電源113に並列に接続されており、ELド
ライバ303AおよびLCDドライバ303Bのそれぞ
れには、直列にスイッチ114A、134Bが接続され
ている。これにより透明有機ELパネル111に情報を
表示する場合には、図示しない制御装置からスイッチ1
14A、114Bをオン状態(閉状態)とする制御信号
SSWが出力されることとなる。この結果、ELドライバ
303Aには電源が供給され透明有機ELパネル111
に情報が表示されるとともに、LCDドライバ303B
にも電源が供給され、透過型LCDが非透過状態とな
る。また、透明有機ELパネル111に情報を表示しな
い場合には、図示しない制御装置からスイッチ114
A、114Bをオフ状態(開状態)とする制御信号SSW
が出力されることとなる。この結果、ELドライバ30
3Aには電源が供給されなくなり透明有機ELパネル1
11は情報非表示状態で透過状態とされるとともに、L
CDドライバ303Bも電源が供給されなくなり、透過
型LCDも透過状態となる。
【0030】このような構成とすることにより、アナロ
グ時計モジュール3の上方に位置した透過型LCDパネ
ル112および透明有機ELパネル111は、透明有機
ELパネル111に何も表示を行っていない場合には透
明であるので、ユーザから見た場合、この透過型LCD
パネル112および有機ELパネル111によって視野
を邪魔されることなく、その下方にあるアナログ時計モ
ジュール3の表示を参照することができる。
【0031】また、有機ELパネル111に情報が表示
されている状態においては、透過型LCDパネル112
に電圧が印加されて全面非透過状態となる。より具体的
には、LCDパネル112としてツイストネマチック型
液晶(表示)装置を用いた場合には、上ガラス基板の上
方(非液晶側)と下ガラス基板の下方(非液晶側)に偏
光方向が直交するように各々偏光板を配置し、電圧非印
加時には、外部から入射し一方の偏光板および液晶層を
透過した光は、液晶槽内で偏光方向が回転されて、他方
の偏光板を透過するため透明であるが、電圧印加時は液
晶分子のツイスト配置が崩れるため、外部から入射し一
方の偏光板および液晶層を透過した光は液晶槽内で偏光
方向が回転されず他方の偏光板を透過することができな
いため黒色の全面非透過状態となる。また、LCDパネ
ル112として高分子配向分散型液晶(表示)装置を用
いた場合には、電圧非印加時は透明であるが、電圧印加
時は全面白濁状態となるため、全面非透過状態となる。
従って、アナログ時計モジュールは、光学的に遮蔽され
て、視認できなくなるため、透明有機ELパネル111
の表示内容が黒または白濁の背景に浮き上がって表示さ
れることとなり、表示内容をはっきりと視認することが
可能となっている。
【0032】[1.3]第1実施形態の変形例 上記説明においては、スイッチ114A、114Bの双
方を設ける構成としていたが、スイッチ114Bのみを
設ける構成とすることも可能である。
【0033】[2]第2実施形態 上記第1実施形態においては、カバーガラス1側である
上層側に透明有機ELパネル(自発光型表示部)を配置
し、アナログ時計モジュール3側である下層側に透過型
LCD(非自発光型遮蔽部)を配置する構成を採ってい
たが、本第2実施形態は、図6に示すように、上層側に
透過型LCDパネル121(非自発光型表示部として機
能)を配置し、アナログ時計モジュール3側である下層
側に透明有機ELパネル122(自発光型遮蔽部として
機能)を配置する構成を採っている。このような構成と
することにより、アナログ時計モジュール3の上方に位
置した透過型LCDパネル121および透明有機ELパ
ネル122は、透過型LCDパネル121に何も表示を
行っていない場合には透明であるので、ユーザから見た
場合、この透過型LCDパネル121および有機ELパ
ネル122によって視野を邪魔されることなく、その下
方にあるアナログ時計モジュール3の表示を参照するこ
とができる。
【0034】また、透過型LCDパネル121に情報が
表示されている状態においては、有機ELパネル122
に電流が供給されて、全面発光状態となり、透過型LC
Dパネル121のバックライト的に機能し、アナログ時
計モジュール3は、光学的に遮蔽されて、視認できなく
なるため、透過型LCDパネル121の表示内容が有機
ELパネル122の発光色の背景に浮き上がって表示さ
れることとなり、表示内容をはっきりと視認することが
可能となっている。なお、この場合において、有機EL
パネル122をドットマトリックス方式あるいは、複数
のエリアで発光色が異なる複数エリア方式で駆動する場
合には、透過型LCDパネル121の表示画面の表示状
態あるいは表示画面の位置によって色を異ならせること
ができ、より多様な表現が可能となる。
【0035】[3]第3実施形態 上記第1実施形態においては、カバーガラス1側である
上層側に透明有機ELパネル(自発光型表示部)を配置
し、アナログ時計モジュール3側である下層側に透過型
LCD(非自発光型遮蔽部)を配置する構成を採ってい
たが、本第3実施形態は、図7に示すように、上層側に
照明ランプ付き透過型LCDパネル131(自発光型表
示部として機能)を配置し、アナログ時計モジュール3
側である下層側に透過型LCDパネル132(非自発光
型遮蔽部として機能)を配置する構成を採っている。照
明ランプ付き透過型LCDパネル131の表示部の形状
は、例えば、円形状を有しており、表示部の周囲にリン
グ状の導光板131Aが設けられ、導光板131Aの所
定位置には、ランプ131Bが配置されている。従っ
て、ランプ131Bを点灯することにより、導光板13
1Aを介して照明ランプ付き透過型LCDパネル131
の表示部は周囲から照らされることとなる。
【0036】図8に本第3実施形態における電源系統の
概要構成図を示す。照明ランプ付き透過型LCDパネル
131を駆動するとともに表示ドライバ303を構成す
るLCDドライバ303C、照明ランプ131Bを駆動
するとともに表示ドライバ303を構成するランプドラ
イバ303Dおよび透過型LCDパネル132を駆動す
るとともに表示ドライバ303を構成するLCDドライ
バ303Eは、電源133に並列に接続されており、L
CDドライバ303C、ランプドライバ303Dおよび
LCDドライバ303Eのそれぞれには、直列にスイッ
チ134A、134B、134Cが接続されている。こ
れにより照明ランプ付き透過型LCDパネル131に情
報を表示する場合には、図示しない制御装置からスイッ
チ134A、134B、134Cをオン状態(閉状態)
とする制御信号SSWが出力されることとなる。この結
果、LCDドライバ303Cには電源が供給され照明ラ
ンプ付透過型LCDパネル131に情報が表示され、ラ
ンプドライバ303Dには電源が供給されランプ131
Bが点灯し、LCDドライバ303Eにも電源が供給さ
れ、透過型LCDパネル132が非透過状態となる。
【0037】また、照明ランプ付き透過型LCDパネル
131に情報を表示しない場合には、図示しない制御装
置からスイッチ134A、134B、134Cをオフ状
態(開状態)とする制御信号SSWが出力されることとな
る。この結果、LCDドライバ303Cには電源が供給
されなくなり照明ランプ付透過型LCDパネル131は
情報を表しなくなるとともに透過状態となり、ランプド
ライバ303Dにも電源が供給されなくなりランプ13
1Bが非点灯となり、LCDドライバ303Eにも電源
が供給されなくなるため、透過型LCDパネル132が
透過状態となる。このような構成とすることにより、ア
ナログ時計モジュール3の上方に位置した照明ランプ付
き透過型LCDパネル131および透過型LCDパネル
132は、照明ランプ付き透過型LCDパネル131に
何も表示を行っていない場合には透明であるので、ユー
ザから見た場合、この照明ランプ付き透過型LCDパネ
ル131および透過型LCD有機ELパネル122によ
って視野を邪魔されることなく、その下方にあるアナロ
グ時計モジュール3の表示を参照することができる。
【0038】また、照明ランプ付き透過型LCDパネル
131に情報が表示されている状態においては、透過型
LCDパネル132に電圧が印加されて全面非透過状態
となるので、アナログ時計モジュールは、光学的に遮蔽
されて、視認できなくなるため、照明ランプ付き透過型
LCDパネル131の表示内容をはっきりと視認するこ
とが可能となっている。
【0039】[4]第4実施形態 上記第1実施形態および第3実施形態においては、アナ
ログ時計モジュール3側である下層側に配置された透過
型LCDパネルは、非自発光型遮蔽部としてのみ機能
し、表示を行うようには構成されていなかったが、本第
4実施形態は、下層側に配置された透過型LCDを非自
発光型表示部および非自発光型遮蔽部として機能させる
場合の実施形態である。図9に本第4実施形態の透過型
LCDパネルの断面図を示す。透過型LCDパネル14
1は、カバーガラス1側からアナログ時計モジュール3
側に向かって、上ガラス基板142と、電極が全面に形
成されたベタ電極を構成する上電極143と、液晶層1
44と、後に詳述する第1下電極145と、絶縁層を構
成するSiO2膜146と、後に詳述する第2下電極1
47と、下ガラス基板148と、を備えて構成されてい
る。
【0040】この場合において、上電極143は、導出
用電極143Aを介して、図示しないコネクタに接続さ
れている。また、第1下電極145は、導出用電極14
5Aを介して、図示しないコネクタに接続されている。
さらに第2下電極147は、導出用電極147Aを介し
て、図示しない回路基板に接続されている。第1下電極
145および第2下電極147はいずれか一方が表示用
電極としてパターン状あるいはマトリックス状の電極と
して形成され、他方が遮蔽用電極としてベタ電極に形成
される。いずれを表示用電極あるいは遮蔽用電極として
用いることも可能であるが、上電極143に近い方が、
コントラスト比的には有利である。従って、表示を重視
する場合には、第1下電極145を表示用とし、第2下
電極147を遮蔽用電極とするのが好ましい。逆に、遮
蔽を重視する場合には、第1下電極145を遮蔽用と
し、第2下電極147を表示用電極とする。
【0041】ここで、概要動作を説明する。この場合に
おいて、表示を重視し、第1下電極145を表示用と
し、第2下電極147を遮蔽用電極とする場合について
説明する。透過型LCDパネル141を表示用として用
いる場合には、第1下電極145と上電極143との間
に電圧を印加する。これにより、電圧が印加された部分
の液晶層において液晶分子が電界方向に沿って配列する
こととなり、光は遮断され、ユーザからは黒色で情報が
表示されるのを視認することができる。一方、透過型L
CDパネル141を遮蔽用として用いる場合には、第2
下電極147と上電極143との間に電圧を印加する。
これにより、液晶層は全面的に液晶分子が電界方向に沿
って配列することとなり、光は遮断され、ユーザからは
シャッターが閉じた状態となり、アナログ時計モジュー
ルは、光学的に遮蔽されて、視認できなくなるため、カ
バーガラス1側の自発光型表示装置に表示された表示内
容をはっきりと視認することが可能となる。
【0042】[5]第5実施形態 本第5実施形態は、腕時計型情報機器において、外部の
無線通信機能を有する装置(携帯電話、PDA(Person
al Digital Assistant)、PC(Personal Compute
r))から送信された情報を表示するシステムに適用す
る場合の実施形態である。図10に情報表示システムの
概要構成ブロック図を示す。図10において、外部の無
線通信機能を有する装置として、ブルートゥース(登録
商標)あるいは非接触ICカードにおいて採用されてい
る無線通信回路を有する携帯電話を例として説明するも
のとする。腕時計型情報機器200は、携帯電話210
に対応するブルートゥースあるいは非接触ICカードに
対応する方式でデータを受信することが可能なデータ受
信回路201と、ユーザが各種操作を行うことが可能な
入力回路202と、自発光型表示部として機能する透明
有機ELパネル206と、非自発光型遮蔽部として機能
する透過型LCD207と、腕時計型情報機器200全
体を制御する制御部203と、制御部203の制御下で
透明有機ELパネル206を駆動する第1表示ドライバ
204と、制御部203の制御下で透過型LCD207
を駆動する第2表示ドライバ205と、を備えて構成さ
れている。
【0043】このような構成とすることにより、制御部
203は、データ受信回路201が携帯電話210から
何もデータを受信していない場合あるいは入力回路20
2を介してユーザから何らかの情報の表示が指示されて
いない場合には、透明有機ELパネル206に何も表示
を行う必要がないので、第1表示ドライバ204および
第2表示ドライバ205を制御して、透明有機ELパネ
ル206および透過型LCD207を透明状態とする。
これにより、ユーザから見た場合、透明有機ELパネル
206および透過型LCD207によって視野を邪魔さ
れることなく、その下方にある何らかの表示(絵や模様
あるいは他の表示装置の表示画面)などを参照すること
ができる。
【0044】また、制御部203は、データ受信回路2
01が携帯電話210からデータを受信している場合あ
るいは入力回路202を介してユーザから何らかの情報
の表示が指示されている場合には、透明有機ELパネル
206に表示を行う必要があるので、第1表示ドライバ
204を制御して、透明有機ELパネル206に情報を
表示する。一方、制御部203は、第2表示ドライバ2
05を制御して、透過型LCD207に電圧を印加す
る。この結果、透過型LCD207は全面非透過状態と
なるので、アナログ時計モジュールは、光学的に遮蔽さ
れて、視認できなくなる。従って、透明有機ELパネル
206の表示内容が黒の背景に浮き上がって表示される
こととなり、表示内容をはっきりと視認することができ
ることとなる。
【0045】[6]第6実施形態 本第6実施形態は、上記第1実施形態において説明した
腕時計型情報機器において、外部の無線通信機能を有す
る装置(携帯電話、PDA(Personal DigitalAssistan
t)、PC(Personal Computer))から送信された情報
を表示するシステムに適用する場合の実施形態である。
図11に情報表示システムの概要構成ブロック図を示
す。図11においても第5実施形態と同様に、外部の無
線通信機能を有する装置として、ブルートゥース(登録
商標)あるいは非接触ICカードにおいて採用されてい
る無線通信回路を有する携帯電話を例として説明するも
のとする。
【0046】腕時計型情報機器300は、携帯電話31
0に対応するブルートゥースあるいは非接触ICカード
に対応する方式でデータを受信することが可能なデータ
受信回路301と、自発光型表示部として機能する透明
有機ELパネル111と、非自発光型遮蔽部として機能
する透過型LCDパネル112と、腕時計型情報機器3
00全体を制御する制御部302と、制御部302の制
御下で透明有機ELパネル111および透過型LCDパ
ネル112を駆動する表示ドライバ303と、基準クロ
ック信号を生成し出力する時間標準源304と、基準ク
ロック信号を分周して分周クロック信号として出力する
分周回路305と、制御回路302の制御下でアナログ
指針3A、3B、3Cを駆動するモータドライバ306
と、制御回路302の制御下で制御信号SSWに基づいて
透明有機ELパネル111を情報表示状態/情報非表示
状態の切換を行う第1スイッチ307と、制御回路30
2の制御下で制御信号SSWに基づいて透過型LCDパネ
ル112を遮蔽状態/非遮蔽状態の切換を行う第2スイ
ッチ308と、を備えて構成されている。
【0047】このような構成とすることにより、時間標
準源304は、基準クロック信号を生成し分周回路30
5に出力する。分周回路305は、入力された基準クロ
ック信号を分周して分周クロック信号として制御回路3
02に出力する。これにより、制御回路302は、モー
タドライバ306を制御し、モータドライバ306は、
アナログ指針3A、3B、3Cを駆動して、現在時刻を
表示し続けることとなる。この状態において、制御回路
302は、データ受信回301が携帯電話310から何
もデータを受信していない場合に相当する信号を受けた
場合には、透明有機ELパネル111に何も表示を行う
必要がないので、制御信号SSWにより第1スイッチ30
7を端子T1側とし、第2スイッチ308をオフ状態
(開状態)とするとともに、表示ドライバ303を制御
して、アナログ時計モジュール3の上方に位置した透過
型LCDパネル112および透明有機ELパネル111
を透明状態とする。
【0048】これにより、ユーザから見た場合、この透
過型LCDパネル112および有機ELパネル111に
よって視野を邪魔されることなく、その下方にあるアナ
ログ時計モジュール3の表示を参照することができる。
また、制御回路302は、データ受信回路301が携帯
電話310からデータを受信している信号を受けた場合
には、透明有機ELパネル111に表示を行う必要があ
るので、制御信号SSWにより第1スイッチ307を端子
T2側とし、第2スイッチ308をオン状態(閉状態)
とするとともに、表示ドライバ303を制御して、有機
ELパネル111に受信情報を表示する。さらに制御部
302は、表示ドライバ303を制御して、透過型LC
Dパネル112に電圧を印加する。この結果、透過型L
CDパネル112は全面非透過状態となるので、アナロ
グ時計モジュールは、光学的に遮蔽されて、視認できな
くなる。従って、透明有機ELパネル111の表示内容
が黒の背景に浮き上がって表示されることとなり、表示
内容をはっきりと視認することができることとなる。
【0049】[7]実施形態の効果 以上の説明のように、上記各実施形態においては、透明
な表示部に表示を行う際には、ユーザ側からみて遮蔽部
の後方にあるアナログ時計などの他の表示を遮蔽部を遮
蔽状態として、光学的に見えないようにするので、表示
部の表示をより見やすくすることができる。特に表示部
とアナログ表示装置(アナログ時計)との間に表示部に
おける情報表示時に不透明となる遮蔽部を設けているの
で、アナログ表示装置の表示の影響を受けることなく、
表示部の情報を読みとりやすくなる。さらに携帯電話な
どの表示画面のように表示情報量が多い場合に、即座に
表示情報を読みとろうとするような場合に、表示を見や
すくし、見間違いを低減させることができる。
【0050】[8]実施形態の変形例 [8.1]第1変形例 上記説明においては、表示部と遮蔽部とをそれぞれ1個
だけ設けるように構成していたが、それぞれ同数だけ複
数設けるように構成することも可能である。
【0051】[8.2]第2変形例 上記説明においては、遮蔽部は遮蔽時に不透明となるも
のとして説明したが、半透明などであっても、実用上遮
蔽部の背後が表示部の表示に影響を与えない程度であれ
ば問題はない。
【0052】[8.3] 第3変形例 以上の説明においては、情報表示装置として腕時計型情
報機器を例として説明したが、ネックレス型、ペンダン
ト型などユーザが装着可能な携帯型情報表示装置あるい
は据え置き型の情報表示装置などさまざまな態様が可能
である。
【0053】[8.4]第4変形例 以上の説明においては、遮蔽部は、自動的に遮蔽状態/
非遮蔽状態を切り換える構成としていたが、少なくとも
表示部に情報表示を行っている場合にユーザが任意に遮
蔽状態とするための遮蔽操作部を備えるように構成する
ことも可能である。これにより、よりユーザの使い勝手
を向上させることができる。また、表示部と遮蔽部と
は、ベース表示部に対して平面的に完全にオーバーラッ
プしている場合が好ましいが、半分以上オーバーラップ
していれば構わない。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、表示部に情報を表示す
る際には、遮蔽部は、ベース表示部の表示面を光学的に
遮蔽し、表示部に表示された情報を容易に視認可能とす
るので、多層式の情報表示装置において、上層側の表示
装置の表示の視認性の向上を図ることができる。従っ
て、表示の見づらさを改善し、読み誤りの可能性を低減
してユーザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の腕時計型情報機器の正面図で
ある。
【図2】 第1実施形態の腕時計型情報機器の部分断面
拡大図である。
【図3】 第1実施形態における透明有機ELパネルの
断面模式図である。
【図4】 第1実施形態における他の透明有機ELパネ
ルの断面模式図である。
【図5】 第1実施形態における電源系統の概要構成図
である。
【図6】 第2実施形態の構成を説明するための図であ
る。
【図7】 第3実施形態の構成を説明するための図であ
る。
【図8】 第3実施形態における電源系統の概要構成図
である。
【図9】 第4実施形態の透過型LCDの断面図であ
る。
【図10】 第5実施形態の概要構成ブロック図であ
る。
【図11】 第6実施形骸の概要構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…カバーガラス 2…ケーシング 3…アナログ時計モジュール 4…回路基板 5…水晶振動子 6…裏蓋 7…ICチップ 100…腕時計型情報機器 109…電池 111、121…透明有機ELパネル 111、122A…ガラス基板 111B…透明陽極 111C…絶縁層 111D…正孔注入層/有機発光層(EL層) 111E…透明陰極 111F…封止剤 111G…封止基板 112…透過型LCD 114A、114B、134A、134B…スイッチ 131…照明ランプ付き透過型LCD 131B…ランプ 132…透過型LCD 141…透過型LCD 142…上ガラス基板 143…上電極 144…液晶層 145…第1下電極 146…SiO2膜 147…第2下電極 148…下ガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/04 G09G 3/04 A 3/12 3/12 3/18 3/18 Fターム(参考) 2F002 AA06 AB06 EA01 EA04 EB02 EB12 ED01 ED02 EE00 EF01 EH04 GA06 2F082 AA00 BB02 BB07 DD02 EE03 FF03 5C006 BB01 BB08 EA01 EC13 5C080 AA06 AA10 BB02 CC08 DD01 EE32 JJ01 JJ02 JJ06 KK07 KK49 5C094 AA01 AA15 AA56 BA27 BA43 BA44 CA11 CA14 DA02 DA03 DA13 DB02 EA04 EA05 EB02 FA02 HA03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース情報を表示するベース表示部と、 前記ベース表示部の表示面と略平行に前記ベース表示部
    を覆うように前記表示面に面する側に配置されてベース
    情報とは異なる他の情報を表示するとともに、前記他の
    情報の非表示時には透過状態となって前記ベース情報を
    視認可能とする表示部と、 前記ベース表示部と前記表示部との中間位置に配置さ
    れ、前記他の情報の非表示時には透過状態となって前記
    ベース情報を視認可能とするとともに、前記表示部にお
    いて前記他の情報を表示する際に前記ベース表示部の表
    示面を光学的に遮蔽する遮蔽部と、 を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報表示装置において、 前記表示部は、自発光型の表示装置である自発光表示装
    置として構成され、 前記遮蔽部は、非自発光型の装置である非自発光装置と
    して構成される、 ことを特徴とする情報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報表示装置において、 前記表示部は、非自発光型の表示装置である非自発光表
    示装置として構成され、 前記遮蔽部は、自発光型の装置である自発光装置として
    構成される、 ことを特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報表示装置において、 前記表示部は、非自発光型の表示装置である非自発光表
    示装置および当該非自発光表示装置を照明する照明装置
    と、を備えて構成され、 前記遮蔽部は、非自発光型の装置である非自発光装置と
    して構成される、 ことを特徴とする情報表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の情報表示装置において、 前記自発光表示装置は、透明有機EL装置であることを
    特徴とする情報表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4記載の情報表示
    装置において、 前記非自発光表示装置は、透過型液晶表示装置であるこ
    とを特徴とする情報表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報表示装置において、 前記透過型液晶表示装置は、高分子配向分散型液晶表示
    装置あるいはツイストネマチック型液晶表示装置である
    ことを特徴とする情報表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項2または請求項4記載の情報表示
    装置において、 前記非自発光装置は、透過型液晶装置であることを特徴
    とする情報表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の情報表示装置において、 前記透過型液晶装置は、液晶層の一方の面側に形成され
    る上電極と、 前記液晶層の他方の面側に形成される第1下電極と、 前記第1下電極に絶縁膜を介して前記第1下電極よりも
    前記液晶層から離間した位置に形成される第2下電極
    と、を有し、 前記第1下電極あるいは前記第2下電極のいずれか一方
    を情報表示用電極として形成し、他方を遮蔽用電極とし
    て形成することを特徴とする情報表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報表示装置におい
    て、 前記第1下電極を前記情報表示用電極として形成し、前
    記第2下電極を前記遮蔽用電極として形成することを特
    徴とする情報表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報表示装置におい
    て、 前記透過型液晶装置は、高分子配向分散型液晶装置ある
    いはツイストネマチック型液晶装置であることを特徴と
    する情報表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項3記載の情報表示装置におい
    て、 前記自発光装置は、透明有機EL装置であることを特徴
    とする情報表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の情報表示装置におい
    て、 前記表示部における情報表示/非表示を切り換える第1
    スイッチと、 前記遮蔽部における遮蔽/非遮蔽を切り換える第2スイ
    ッチと、 前記第1スイッチを情報表示側に切り換える場合に、前
    記第1スイッチに連動して前記第2スイッチを遮蔽側に
    切り換える制御部と、 を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項4記載の情報表示装置におい
    て、 前記表示部における情報表示/非表示を切り換える第1
    スイッチと、 前記遮蔽部における遮蔽/非遮蔽を切り換える第2スイ
    ッチと、 前記照明装置の点灯/消灯を切り換える第3スイッチ
    と、 前記第1スイッチを情報表示側に切り換える場合に、前
    記第1スイッチに連動して前記第2スイッチを遮蔽側に
    切り換え、前記第3スイッチを点灯側に切り換える制御
    部と、 を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の情報表示装置におい
    て、 前記遮蔽部を、少なくとも前記表示部に情報表示を行っ
    ている場合にユーザが任意に遮蔽状態とするための遮蔽
    操作部を備えたことを特徴とす情報表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の情報表示装置におい
    て、 外部機器からの送信信号を受信する受信部と、 前記送信信号に対応する情報を前記表示部に表示させる
    表示制御部と、 を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    に記載の情報表示装置において、 前記ベース表示部は、アナログ指針により時刻表示を行
    うアナログ時計モジュールであることを特徴とする情報
    表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の情報表示装置を備え
    たことを特徴とする腕時計。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    に記載の情報表示装置を備えたことを特徴とする携帯型
    情報機器。
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