JP2002295244A - 排ガス浄化装置 - Google Patents

排ガス浄化装置

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JP2002295244A
JP2002295244A JP2001093485A JP2001093485A JP2002295244A JP 2002295244 A JP2002295244 A JP 2002295244A JP 2001093485 A JP2001093485 A JP 2001093485A JP 2001093485 A JP2001093485 A JP 2001093485A JP 2002295244 A JP2002295244 A JP 2002295244A
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exhaust gas
liquid
engine
copper
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Masatoshi Shimoda
正敏 下田
Mitsuru Hosoya
満 細谷
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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    • F02B29/0425Air cooled heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/02EGR systems specially adapted for supercharged engines
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 NOxとパティキュレートを同時に低減する
とともに、エンジンの軽負荷時にパティキュレートの連
続燃焼処理を可能とする。 【解決手段】 ターボ過給機付エンジン11の排気通路
16に銅−ゼオライト触媒19を設け、この銅−ゼオラ
イト触媒に向けて炭化水素系液体29を噴射可能な液体
噴射ノズル27を銅−ゼオライト触媒より排ガス上流側
の排気通路に設ける。炭化水素系液体供給手段33が液
体調整弁32を介して液体噴射ノズルに上記液体を供給
する。銅−ゼオライト触媒より排ガス下流側の排気通路
に白金系触媒21を設け、白金系触媒より排ガス下流側
の排気通路に酸化触媒として機能する活性金属が担持さ
れたパティキュレートフィルタ22を設ける。回転セン
サ38、負荷センサ39、温度センサ36及び圧力セン
サ41の各検出出力に基づいてコントローラ37が液体
調整弁を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの排ガスに含まれる窒素酸化物(以下、NOxとい
う)を低減し、かつ排ガスに含まれるパティキュレート
を捕集する排ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排ガス浄化装置として、
エンジンの排気管にNOx触媒が設けられ、このNOx
触媒より排ガス上流側の排気管に炭化水素系液体をNO
x触媒に向けて噴射可能な噴射ノズルが設けられ、上記
液体が炭化水素系液体供給手段により噴射ノズルに供給
され、更にNOx触媒より排ガス下流側の排気管にパテ
ィキュレートフィルタが設けられたエンジンの排ガス浄
化装置が開示されている(特開平7−119444
号)。この装置では、パティキュレートフィルタに白金
又はパラジウムが担持される。
【0003】このように構成されたエンジンの排ガス浄
化装置では、エンジンが中高負荷にあって、その回転速
度が中高速域にあり、NOx触媒入口での排ガス温度が
250〜600℃のときに、噴射ノズルから液体が噴射
され、排ガス中のNOxはNOx触媒でN2に還元され
る。このときの還元反応による発熱で排ガス温度が更に
上昇するので、この高温の排ガスによりパティキュレー
トフィルタに堆積したパティキュレートを燃焼できるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
開平7−119444号公報に示されたエンジンの排ガ
ス浄化装置では、排ガス温度が200〜250℃と比較
的低いときに、パティキュレートを燃焼できない不具合
があった。本発明の目的は、NOxとパティキュレート
を同時に低減することができるとともに、排ガス温度が
低温領域であっても、パティキュレートフィルタに堆積
したパティキュレートを連続燃焼処理することができ
る、排ガス浄化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、エンジン11に接続されエンジン1
1に空気をターボ過給機17のコンプレッサ17aによ
り圧縮して供給する吸気通路13と、エンジン11に接
続されエンジン11の排ガスをそのエネルギによりター
ボ過給機17のタービン17bを駆動して大気に排出す
る排気通路16と、タービン17bより排ガス下流側の
排気通路16に設けられNOx触媒として機能する銅−
ゼオライト触媒19と、銅−ゼオライト触媒19より排
ガス上流側の排気通路16に設けられ銅−ゼオライト触
媒19に向けて炭化水素系液体29を噴射可能な液体噴
射ノズル27と、液体噴射ノズル27に液体調整弁32
を介して液体29を供給する炭化水素系液体供給手段3
3と、銅−ゼオライト触媒19より排ガス下流側の排気
通路16に設けられNOx触媒及び酸化触媒として機能
する白金系触媒21と、白金系触媒21より排ガス下流
側の排気通路16に設けられ酸化触媒として機能する活
性金属が担持されたパティキュレートフィルタ22と、
エンジン11の回転速度を検出する回転センサ38と、
エンジン11の負荷を検出する負荷センサ39と、銅−
ゼオライト触媒19より排ガス上流側の排気通路16内
の排ガスの温度を検出する温度センサ36と、白金系触
媒21とパティキュレートフィルタ22との間の排気通
路16内の圧力を検出する圧力センサ41と、回転セン
サ38、負荷センサ39、温度センサ36及び圧力セン
サ41の各検出出力に基づいて液体調整弁32を制御す
るコントローラ37とを備えた排ガス浄化装置である。
【0006】この請求項1に記載された排ガス浄化装置
では、温度センサ36が比較的低い排ガス温度を検出
し、圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力を検出す
ると、コントローラ37は温度センサ36及び圧力セン
サ41の各検出出力に基づいて、液体調整弁32を所定
の開度で開く。これにより液体29は液体噴射ノズル2
7から所定流量で銅−ゼオライト触媒19に向って噴射
され、銅−ゼオライト触媒19上で炭化水素(HC)が
熱分解されて不飽和炭化水素が増加する。更に炭化水素
(HC)を含んだガスが白金系触媒21を通過するとき
に、排ガス中に含まれるHCとNOとが反応し、NOx
が低減されるとともに、HCが酸化除去される。このと
き白金系触媒21は発熱するので、比較的高温の排ガス
がパティキュレートフィルタ22に流入し、この比較的
高温の排ガスによりパティキュレートフィルタ22に堆
積していたパティキュレートが徐々に燃焼する。
【0007】請求項2に係る発明は、図3に示すよう
に、エンジン11の排気通路16に設けられNOx触媒
として機能する銅−ゼオライト触媒19と、銅−ゼオラ
イト触媒19より排ガス上流側の排気通路16に設けら
れ銅−ゼオライト触媒19に向けて炭化水素系液体29
を噴射可能な液体噴射ノズル27と、液体噴射ノズル2
7に液体調整弁32を介して液体29を供給する炭化水
素系液体供給手段33と、一端が銅−ゼオライト触媒1
9より排ガス上流側の排気通路16に接続され他端が吸
気通路13に接続されたEGR通路61と、EGR通路
61から吸気通路13に還流される排ガスの流量を調整
可能なEGRバルブ62と、銅−ゼオライト触媒19よ
り排ガス下流側の排気通路16に設けられNOx触媒及
び酸化触媒として機能する白金系触媒21と、白金系触
媒21より排ガス下流側の排気通路16に設けられ酸化
触媒として機能する活性金属が担持されたパティキュレ
ートフィルタ22と、エンジン11の回転速度を検出す
る回転センサ38と、エンジン11の負荷を検出する負
荷センサ39と、銅−ゼオライト触媒19より排ガス上
流側の排気通路16内の排ガスの温度を検出する温度セ
ンサ36と、白金系触媒21とパティキュレートフィル
タ22との間の排気通路16内の圧力を検出する圧力セ
ンサ41と、回転センサ38、負荷センサ39、温度セ
ンサ36及び圧力センサ41の各検出出力に基づいて液
体調整弁32及びEGRバルブ62をそれぞれ制御する
コントローラ37とを備えた排ガス浄化装置である。
【0008】この請求項2に記載された排ガス浄化装置
では、温度センサ36が比較的低い排ガス温度を検出
し、圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力を検出す
ると、コントローラ37は温度センサ36及び圧力セン
サ41の各検出出力に基づいて、液体調整弁32及びE
GRバルブ62を所定の開度でそれぞれ開く。これによ
り液体29は液体噴射ノズル27から所定流量で銅−ゼ
オライト触媒19に向って噴射され、銅−ゼオライト触
媒19上で炭化水素(HC)が熱分解されて不飽和炭化
水素が増加する。更に炭化水素(HC)を含んだガスが
白金系触媒21を通過するときに、排ガス中に含まれる
HCとNOとが反応し、NOxが低減されるとともに、
HCが酸化除去される。このとき白金系触媒21は発熱
するので、比較的高温の排ガスがパティキュレートフィ
ルタ22に流入し、この比較的高温の排ガスによりパテ
ィキュレートフィルタ22に堆積していたパティキュレ
ートが徐々に燃焼する。一方、EGRガスが吸気に戻さ
れるので、排気通路16を流れる排ガス流量が低下す
る。これにより銅−ゼオライト触媒19上での排ガスの
滞留時間が増加するので、銅−ゼオライト触媒19にお
けるHCの熱分解が促進されかつ不飽和炭化水素が増加
する。この不飽和炭化水素の増加により、銅−ゼオライ
ト触媒19より排ガス下流側の白金系触媒21のNOx
低減率が向上するので、NOxの排出量を低減できる。
【0009】また上記請求項2において、エンジン11
がターボ過給機付エンジンであり、吸気通路13に設け
られ空気をエンジン11に圧縮して供給可能なコンプレ
ッサ17aと、排気通路16に設けられコンプレッサ1
7aにシャフトを介して連結されかつ排気通路16に流
れる排ガスのエネルギにより回転可能なタービン17b
とを有することが好ましい。更に上記請求項1ないし3
いずれかにおいて、白金系触媒21は白金−アルミナ触
媒、白金−ゼオライト触媒又は白金−ゼオライト−アル
ミナ触媒のいずれかであることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1に示すように、ディーゼ
ルエンジン11の吸気ポートには吸気マニホルド13a
を介して吸気管13bが接続され、排気ポートには排気
マニホルド16aを介して排気管16bが接続される。
上記吸気マニホルド13a及び吸気管13bにより吸気
通路13が構成され、上記排気マニホルド16a及び排
気管16bにより排気通路16が構成される。吸気管1
3bには、ターボ過給機17のコンプレッサ17aと、
ターボ過給機17により圧縮された吸気を冷却するイン
タクーラ18とがそれぞれ設けられ、排気管16bには
ターボ過給機17のタービン17bが設けられる。図示
しないがコンプレッサ17aの回転翼とタービン17b
の回転翼とはシャフトにより連結される。なお、エンジ
ン11から排出される排ガスのエネルギによりタービン
17b及びシャフトを介してコンプレッサ17aが回転
し、このコンプレッサ17aの回転により吸気管13b
内の吸入空気が圧縮されるように構成される。
【0011】上記排気管16bの途中にはエンジン側
(排ガス上流側)から順に、NOx触媒として機能する
銅−ゼオライト触媒19と、NOx触媒及び酸化触媒と
して機能する白金系触媒21と、パティキュレートフィ
ルタ22とが設けられる。銅−ゼオライト触媒19及び
白金系触媒21は排気管16bの直径を拡大した筒状の
コンバータ23に収容され、パティキュレートフィルタ
22は排気管16bの直径を拡大した筒状の捕集器24
に収容される。なお、コンプレッサ17aより吸気上流
側の吸気管13bには吸入空気の流量を調整可能な吸気
絞り弁26が設けられる。
【0012】銅−ゼオライト触媒19はモノリス触媒で
あって、コージェライト製のハニカム担体に銅イオン交
換ゼオライト(Cu−ZSM−5)触媒がコーティング
されたものである。この銅イオン交換ゼオライト触媒は
Na型のZSM−5ゼオライトのNaイオンをCuイオ
ンとイオン交換した物質である。また白金系触媒21は
白金−アルミナ触媒、白金−ゼオライト触媒又は白金−
ゼオライト−アルミナ触媒のいずれかである。白金−ア
ルミナ触媒はコージェライトからなるハニカム担体にγ
−アルミナ粉末を含むスラリーをコーティングした後、
Ptを担持させて構成される。また白金−ゼオライト触
媒はコージェライトからなるハニカム担体に水素イオン
交換ゼオライト粉末(H−ZSM−5)を含むスラリー
をコーティングした後、Ptを担持させて構成される。
更に白金−ゼオライト−アルミナ触媒はコージェライト
からなるハニカム担体に水素イオン交換ゼオライト粉末
(H−ZSM−5)及びγ−アルミナ粉末を含むスラリ
ーをコーティングした後、Ptを担持させて構成され
る。
【0013】パティキュレートフィルタ22は酸化触媒
としての機能を有する触媒付きハニカムフィルタであっ
て、図2に示すように、コージェライトのようなセラミ
ックスからなる多孔質の隔壁22aで仕切られた多角形
断面を有する。このフィルタ22はこれらの隔壁22a
により多数の互いに平行に形成された貫通孔22bの相
隣接する入口部22cと出口部22dを交互に実質的に
封止することにより構成される。また隔壁22aには、
Pt,Pd等の貴金属が直接担持されるか、或いはγ−
アルミナ粉末を含むスラリーを隔壁22aにコーティン
グした後、Pt,Pd等の貴金属が担持される。これに
よりフィルタ22に煤や炭化水素(HC)の酸化力が付
与される。このフィルタ22では、図2の実線矢印で示
すように、フィルタ22の入口側から導入されたエンジ
ン11の排ガスが多孔質の隔壁22aを通過する際に、
この排ガスに含まれる微粒子がろ過されて、出口側から
排出されるようになっている。
【0014】一方、銅−ゼオライト触媒19の排ガス上
流側の排気管16bには液体噴射ノズル27が銅−ゼオ
ライト触媒19に向けて設けられる。この液体噴射ノズ
ル27には液体供給管28の一端が接続され、この液体
供給管28の他端は炭化水素系液体29が貯留されたタ
ンク31に接続される。また液体供給管28には液体噴
射ノズル27への液体29の供給量を調整する液体調整
弁32が設けられ、液体調整弁32とタンク31との間
の液体供給管28にはタンク31内の液体29を液体噴
射ノズル27に供給可能なポンプ33が設けられる。液
体調整弁32は第1〜第3ポート32a〜32cを有す
る三方弁であり、第1ポート32aはポンプ33の吐出
口に接続され、第2ポート32bは液体噴射ノズル27
に接続され、更に第3ポート32cは戻り管34を介し
てタンク31に接続される。上記炭化水素系液体29は
軽油である。なお、液体調整弁32がオンすると第1及
び第2ポート32a,32bが連通し、オフすると第1
及び第3ポート32a,32cが連通するように構成さ
れる。
【0015】液体噴射ノズル27と銅−ゼオライト触媒
19との間の排気管16b、即ち銅−ゼオライト触媒1
9の入口には排気管16b内の排ガス温度を検出する温
度センサ36が設けられる。この温度センサ36の検出
出力はマイクロコンピュータからなるコントローラ37
の制御入力に接続される。その他コントローラ37の制
御入力には、エンジン11の回転速度を検出する回転セ
ンサ38と、エンジン11の負荷を検出する負荷センサ
39と、白金系触媒21とパティキュレートフィルタ2
2との間の排気管16b内の圧力、即ちパティキュレー
トフィルタ22の入口の排気管16b内の圧力を検出す
る圧力センサ41の各検出出力が接続される。上記負荷
センサ39はこの実施の形態では燃料噴射ポンプ(図示
せず)のロードレバーの変位量を検出する。コントロー
ラ37の制御出力は吸気絞り弁26、液体調整弁32及
びポンプ33にそれぞれ接続される。コントローラ37
はメモリ42を備える。メモリ42には、エンジン回
転、エンジン負荷、パティキュレートフィルタ22入口
の圧力、銅−ゼオライト触媒19入口の排ガス温度等に
応じた吸気絞り弁26及び液体調整弁32の開度や、ポ
ンプ33の作動の有無が予め記憶される。
【0016】このような構成の排ガス浄化装置の動作を
説明する。先ずエンジン11始動直後には温度センサ3
6は200℃未満の排ガス温度を検出する。コントロー
ラ37はこの温度センサ36の検出出力に基づいてポン
プ33を不作動にし、液体調整弁32を閉じ、更に吸気
絞り弁26を100%の開度で開く。これにより液体2
9は液体噴射ノズル27から噴射されず、エンジン11
の排ガス中のパティキュレートはパティキュレートフィ
ルタ22により捕集される。
【0017】エンジン11が暖まって温度センサ36が
200〜350℃の排ガス温度を検出し、パティキュレ
ートフィルタ22に所定量以上のパティキュレートが堆
積して圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力を検出
すると、コントローラ37は温度センサ36及び圧力セ
ンサ41の各検出出力に基づいてポンプ33を作動し、
軽油29の流量が0.1〜10cc/秒となるように液
体調整弁32を開き、更に吸気絞り弁26を50〜80
%の開度で開く。これにより軽油29は液体噴射ノズル
27から所定流量で銅−ゼオライト触媒19に向って噴
射され、気化した炭化水素が排ガスとともに銅−ゼオラ
イト触媒19を通過するときに、熱分解して不飽和炭化
水素が増加し、この不飽和炭化水素が排ガスとともに白
金系触媒21を通過するときに、白金系触媒21が排ガ
ス中に含まれるNOを還元するとともにHCを酸化して
除去する。即ち、排ガス温度が200〜350℃と比較
的低温領域であっても、白金系触媒21はNOx還元触
媒及び酸化触媒としての機能を発揮して発熱するので、
比較的高温(350〜450℃)の排ガスがパティキュ
レートフィルタ22に流入し、この比較的高温の排ガス
によりパティキュレートフィルタ22に堆積していたパ
ティキュレートが徐々に燃焼する。この結果、排ガスの
温度が比較的低温領域(エンジン11の軽負荷運転時)
であっても、パティキュレートフィルタ22を徐々に再
生できる。またパティキュレートフィルタ22に酸化触
媒として機能する活性金属が担持されているので、排ガ
ス温度が200〜350℃と比較的低温であっても、パ
ティキュレートの燃焼が進む。
【0018】一方、エンジン11が更に暖まって温度セ
ンサ36が350℃以上の排ガス温度を検出し、パティ
キュレートフィルタ22に所定量以上のパティキュレー
トが堆積して圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力
を検出する場合には、コントローラ37は温度センサ3
6及び圧力センサ41の各検出出力に基づいてポンプ3
3を作動し、軽油29の流量が0.1〜10cc/秒と
なるように液体調整弁32を開き、更に吸気絞り弁26
を80〜100%の開度で開く。これにより軽油29は
液体噴射ノズル27から所定流量で銅−ゼオライト触媒
19に向って噴射され、気化して排ガスとともに銅−ゼ
オライト触媒19を通過した後に白金系触媒21を通過
する。この気化した軽油29が排ガスとともに銅−ゼオ
ライト触媒19を通過するときに、排ガスに含まれるN
Oxが高い効率でN2に還元され、白金系触媒21を通
過するときに、排ガス中に含まれるHCが除去される。
即ち、排ガス温度が350℃以上になると、銅−ゼオラ
イト触媒19はNOx触媒としての機能を発揮して発熱
し、白金系触媒21は酸化触媒としての機能を発揮して
発熱する。このとき白金系触媒21は残されたNOをN
2に酸化する。このため極めて高温(350〜550
℃)の排ガスとNO2がパティキュレートフィルタ22
に流入するので、この極めて高温の排ガスとNO2によ
りパティキュレートフィルタ22に堆積していたパティ
キュレートが速やかに燃焼する。この結果、パティキュ
レートフィルタ22を速やかに再生できる。従って、排
ガスの低温領域(エンジン11の軽負荷運転時)から高
温領域(エンジン11の高負荷運転時)にわたってパテ
ィキュレートを連続燃焼することができる。
【0019】図3は本発明の第2の実施の形態を示す。
図3において図1と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、排気マニホルド13aと吸気管13bと
がEGR通路61によりエンジン11をバイパスして連
通接続される。即ち、このEGR通路61は排気マニホ
ルド16aから分岐し、インタクーラ18より吸気下流
側の吸気管13bに合流する。またEGR通路61には
このEGR通路61から吸気管13bに還流される排ガ
ス(EGRガス)の流量を調整可能なEGRバルブ62
が設けられる。なお、図3の符号63はEGR通路61
を通る排ガス(EGRガス)を冷却するEGRクーラで
ある。コントローラ37の制御出力は吸気絞り弁26、
液体調整弁32、ポンプ33及びEGRバルブ62にそ
れぞれ接続される。コントローラ37のメモリには、エ
ンジン回転、エンジン負荷、パティキュレートフィルタ
22入口の圧力、銅−ゼオライト触媒19入口の排ガス
温度等に応じた吸気絞り弁26、液体調整弁32及びE
GRバルブ62の開度や、ポンプ33の作動の有無が予
め記憶される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構
成される。
【0020】このように構成された排ガス浄化装置の動
作を説明する。先ずエンジン11始動直後には温度セン
サ36は200℃未満の排ガス温度を検出する。コント
ローラ37はこの温度センサ36の検出出力に基づいて
ポンプ33を不作動にし、液体調整弁32及びEGRバ
ルブ62を閉じ、更に吸気絞り弁26を100%の開度
で開く。これにより液体29は液体噴射ノズル27から
噴射されず、エンジン11の排ガス中のパティキュレー
トはパティキュレートフィルタ22により捕集される。
またEGRガスは吸気管13bに還流されない。
【0021】エンジン11が暖まって温度センサ36が
200〜350℃の排ガス温度を検出し、パティキュレ
ートフィルタ22に所定量以上のパティキュレートが堆
積して圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力を検出
すると、コントローラ37は温度センサ36及び圧力セ
ンサ41の各検出出力に基づいてポンプ33を作動し、
軽油29の流量が0.1〜10cc/秒となるように液
体調整弁32を開き、EGRガスの流量がエンジン吸入
空気量の0.5〜20%となるようにEGRバルブ62
を開き、更に吸気絞り弁26を5〜80%の開度で開
く。これにより軽油29は液体噴射ノズル27から所定
流量で銅−ゼオライト触媒19に向って噴射され、気化
して排ガスとともに銅−ゼオライト触媒19を通過した
後に白金系触媒21を通過する。この気化した軽油2
9、即ち炭化水素が銅−ゼオライト触媒19を通過する
ときに、熱分解して不飽和炭化水素が増加し、この不飽
和炭化水素が排ガスとともに白金系触媒21を通過する
ときに、白金系触媒21が排ガス中に含まれるNOを還
元するとともにHCを酸化して除去する。即ち、排ガス
温度が200〜350℃と比較的低温領域であっても、
白金系触媒21はNOx還元触媒及び酸化触媒としての
機能を発揮して発熱するので、比較的高温(350〜4
50℃)の排ガスがパティキュレートフィルタ22に流
入し、この比較的高温の排ガスによりパティキュレート
フィルタ22に堆積していたパティキュレートが徐々に
燃焼する。
【0022】この結果、排ガスの温度が比較的低温領域
(エンジン11の軽負荷運転時)であっても、パティキ
ュレートフィルタ22を徐々に再生できる。またパティ
キュレートフィルタ22に酸化触媒として機能する活性
金属が担持されているので、排ガス温度が200〜35
0℃と比較的低温であっても、パティキュレートの燃焼
が進む。更にこのときEGRガスが吸気に戻されるの
で、銅−ゼオライト触媒19を通過する排ガス流量が低
下し、銅−ゼオライト触媒19でのNOxの低減効率が
増加するとともに、軽油添加による昇温効果が高まっ
て、パティキュレートフィルタ22での煤の燃焼速度が
速くなる。
【0023】一方、エンジン11が更に暖まって温度セ
ンサ36が350℃以上の排ガス温度を検出し、パティ
キュレートフィルタ22に所定量以上のパティキュレー
トが堆積して圧力センサ41が所定の圧力より高い圧力
を検出する場合には、コントローラ37は温度センサ3
6及び圧力センサ41の各検出出力に基づいてポンプ3
3を作動し、軽油29の流量が0.1〜10cc/秒と
なるように液体調整弁32を開き、EGRガスの流量が
エンジン吸入空気量の0.5〜20%となるようにEG
Rバルブ62を開き、更に吸気絞り弁26を5〜80%
の開度で開く。これにより軽油29は液体噴射ノズル2
7から所定流量で銅−ゼオライト触媒19に向って噴射
され、気化して排ガスとともに銅−ゼオライト触媒19
を通過した後に白金系触媒21を通過する。この気化し
た軽油29が排ガスとともに銅−ゼオライト触媒19を
通過するときに、排ガスに含まれるNOxが高い効率で
2に還元され、白金系触媒21を通過するときに、残
されたNOがNO2に酸化されるとともに、排ガス中に
含まれるHCが酸化されて除去される。即ち、排ガス温
度が350℃以上になると、銅−ゼオライト触媒19は
NOx触媒としての機能を発揮して発熱し、白金系触媒
21は酸化触媒としての機能を発揮して発熱するので、
極めて高温(350〜550℃)の排ガスとNO2がパ
ティキュレートフィルタ22に流入し、この極めて高温
の排ガスとNO2によりパティキュレートフィルタ22
に堆積していたパティキュレートが速やかに燃焼する。
【0024】この結果、パティキュレートフィルタ22
を速やかに再生できる。またこのとき燃焼に寄与しない
EGRガスが吸気に戻されるので、銅−ゼオライト触媒
19を通過する排ガス流量が低下し、銅−ゼオライト触
媒19でのNOxの低減効率が増加するとともに、軽油
添加による昇温効果が高まって、パティキュレートフィ
ルタ22での煤の燃焼速度が速くなる。従って、排ガス
の低温領域(エンジン11の軽負荷運転時)から高温領
域(エンジン11の高負荷運転時)にわたってパティキ
ュレートを連続燃焼することができるとともに、EGR
ガスの吸気への還流によりNOxの排出量を更に低減す
ることができる。
【0025】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく
説明する。 <実施例1>図1に示すように、8000ccのターボ
過給機付ディーゼルエンジン11の排気管16bに、排
ガス上流側から順に銅−ゼオライト触媒19と、白金系
触媒21と、白金を担持したパティキュレートフィルタ
22とを設けた。また銅−ゼオライト触媒19の排ガス
上流側の排気管16bには軽油29を噴射可能な液体噴
射ノズル27を設けた。 <実施例2>図3に示すように、8000ccのターボ
過給機付ディーゼルエンジン11の排気管16bに、排
ガス上流側から順に銅−ゼオライト触媒19と、白金系
触媒21と、白金を担持したパティキュレートフィルタ
22とを設けた。また銅−ゼオライト触媒19の排ガス
上流側の排気管16bには軽油を噴射可能な液体噴射ノ
ズル27を設けた。更に排気マニホルド13aと吸気管
13bとをEGR通路61によりエンジン11をバイパ
スして連通接続し、このEGR通路61にEGRバルブ
62を設けた。 <比較例1>図示しないが8000ccのターボ過給機
付ディーゼルエンジンの排気管に、銅−ゼオライト触媒
と、白金を担持したパティキュレートフィルタとを設け
た。また排ガス上流側の排気管には軽油を噴射可能な液
体噴射ノズルを設けた。
【0026】<比較試験1及び評価>実施例1、2及び
比較例1のパティキュレートフィルタに所定量のパティ
キュレートをそれぞれ堆積させた状態で、液体噴射ノズ
ルから軽油を1cc/秒ずつ噴射し、エンジンの回転速
度及び負荷を変えることにより、上記フィルタに堆積し
たパティキュレートの連続燃焼状況を調べた。その結果
を図4に示す。図4から明らかなように、比較例1では
エンジン負荷が400〜700N・mと狭い範囲でしか
パティキュレートを連続燃焼処理できなかったが、実施
例1及び2ではエンジン負荷が340〜700N・m及
び300〜700N・mと広い範囲でパティキュレート
を連続燃焼処理できた。
【0027】<比較試験2及び評価>実施例1、2及び
比較例1の排ガス浄化装置によるNOx、HC及びパテ
ィキュレートの排出量をそれぞれ測定した。その結果を
図5〜図7に示す。図5から明らかなように、比較例1
ではNOxを規制値より40%しか低減できなかったの
に対し、実施例1及び2では規制値より50%及び61
%低減できた。図6から明らかなように、比較例1では
HCを規制値より65%しか低減できなかったのに対
し、実施例1及び2では規制値より90%及び89%低
減できた。図7から明らかなように、比較例1ではパテ
ィキュレートを規制値より80%しか低減できなかった
のに対し、実施例1及び2では規制値より85%及び8
4%低減できた。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、N
Ox触媒として機能する銅−ゼオライト触媒と、NOx
触媒及び酸化触媒として機能する白金系触媒と、酸化触
媒として機能する活性金属が担持されたパティキュレー
トフィルタとをこの順に、ターボ過給機付エンジンの排
気通路に設け、炭化水素系液体供給手段が液体噴射ノズ
ルに液体調整弁を介して液体を供給することにより銅−
ゼオライト触媒に向けて炭化水素系液体を噴射し、更に
回転センサ、負荷センサ、温度センサ及び圧力センサの
各検出出力に基づいてコントローラが液体調整弁を制御
するので、排ガス温度が比較的低くても、液体を液体噴
射ノズルから銅−ゼオライト触媒に向って噴射すると、
白金系触媒がNOx還元触媒及び酸化触媒として機能し
て発熱する。この結果、比較的高温の排ガスがパティキ
ュレートフィルタに流入し、この比較的高温の排ガスに
よりパティキュレートフィルタに堆積していたパティキ
ュレートが徐々に燃焼するので、排ガスの温度が比較的
低温領域であっても、パティキュレートフィルタを徐々
に再生できる。
【0029】また銅−ゼオライト触媒、白金系触媒及び
パティキュレートフィルタをこの順にエンジンの排気通
路に設け、炭化水素系液体供給手段が液体噴射ノズルに
液体調整弁を介して液体を供給することにより銅−ゼオ
ライト触媒に向けて炭化水素系液体を噴射し、一端が銅
−ゼオライト触媒より排ガス上流側の排気通路に接続さ
れたEGR通路の他端を吸気通路に接続し、このEGR
通路から吸気通路に還流される排ガスの流量をEGRバ
ルブが調整し、更に回転センサ、負荷センサ、温度セン
サ及び圧力センサの各検出出力に基づいてコントローラ
が液体調整弁及びEGRバルブをそれぞれ制御すれば、
排ガス温度が比較的低くても、液体を液体噴射ノズルか
ら銅−ゼオライト触媒に向って噴射すると、白金系触媒
がNOx還元触媒及び酸化触媒として機能して発熱する
とともに、燃焼に寄与しないEGRガスが吸気に戻され
て銅−ゼオライト触媒を通過する排ガス流量が低下し、
銅−ゼオライト触媒での昇温効果が高まる。この結果、
比較的高温の排ガスがパティキュレートフィルタに流入
し、この比較的高温の排ガスによりパティキュレートフ
ィルタに堆積していたパティキュレートが徐々に燃焼す
るので、排ガスの温度が比較的低温領域であっても、パ
ティキュレートフィルタを徐々に再生できるとともに、
白金系触媒が作動するため、NOxの排出量を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の排ガス浄化装置を示す構
成図。
【図2】その装置のパティキュレートフィルタの拡大断
面図。
【図3】本発明第2実施形態の排ガス浄化装置を示す構
成図。
【図4】実施例1、2及び比較例1の排ガス浄化装置の
パティキュレートフィルタにおけるパティキュレートの
連続燃料領域をそれぞれ示す図。
【図5】実施例1、2及び比較例1の排ガス浄化装置に
よるNOx排出量をそれぞれ示す図。
【図6】実施例1、2及び比較例1の排ガス浄化装置に
よるHC排出量をそれぞれ示す図。
【図7】実施例1、2及び比較例1の排ガス浄化装置に
よるパティキュレート排出量をそれぞれ示す図。
【符号の説明】
11 ディーゼルエンジン 13 吸気通路 16 排気通路 17 ターボ過給機 17a コンプレッサ 17b タービン 19 銅−ゼオライト触媒 21 白金系触媒 22 パティキュレートフィルタ 27 液体噴射ノズル 29 炭化水素系液体 32 液体調整弁 33 ポンプ(炭化水素系液体供給手段) 36 温度センサ 37 コントローラ 38 回転センサ 39 負荷センサ 41 圧力センサ 61 EGR通路 62 EGRバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/02 F01N 3/02 321K 4D019 3/10 A 4D048 3/10 3/24 E 4D058 3/24 S T 3/28 301D 3/28 301 F02D 21/08 301A F02D 21/08 301 311B 311 23/00 J 23/00 45/00 314Z 45/00 314 F02M 25/07 A F02M 25/07 B 570B 570 570J 570P B01D 46/42 B // B01D 46/42 53/36 103B 103C Fターム(参考) 3G062 AA01 AA03 AA05 AA06 BA06 CA03 CA07 DA01 DA02 EA10 EB04 EB08 EB09 EB10 GA00 GA06 GA09 GA22 3G084 BA05 BA08 BA20 BA24 CA03 DA10 DA27 FA18 FA27 FA33 3G090 AA03 BA01 CA01 DA03 DA12 DA18 DA20 EA02 3G091 AA10 AA11 AA18 AA28 AB02 AB05 AB13 BA00 BA04 BA14 BA15 BA19 BA38 CA13 CA18 CB07 CB08 DB10 EA01 EA03 EA17 EA32 FA12 FA13 FB02 FB10 FC04 FC07 GA06 GA20 GA24 GB01W GB01X GB06W GB09X GB10X GB16X GB17X HA08 HA09 HA12 HA14 HA15 HA36 HA37 HA47 HB05 HB06 3G092 AA02 AA17 AA18 AB03 DB03 DC03 DC09 DC10 DC14 DC15 DF03 DF06 EA01 EA02 4D019 AA01 BB06 BC07 CA01 4D048 AA06 AA14 AA18 AB01 AB02 AB03 AC02 BA03X BA11X BA30X BA31Y BA32Y BA33Y BA35X BA41X BB02 BB13 CC27 CC32 CC38 CC47 CC61 CD05 CD08 DA01 DA02 DA03 DA06 DA07 DA10 DA20 EA04 4D058 JA32 MA41 MA51 SA08 TA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(11)に接続され前記エンジン(1
    1)に空気をターボ過給機(17)のコンプレッサ(17a)によ
    り圧縮して供給する吸気通路(13)と、 前記エンジン(11)に接続され前記エンジン(11)の排ガス
    をそのエネルギにより前記ターボ過給機(17)のタービン
    (17b)を駆動して大気に排出する排気通路(16)と、 前記タービン(17b)より排ガス下流側の排気通路(16)に
    設けられNOx触媒として機能する銅−ゼオライト触媒
    (19)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス上流側の排気通
    路(16)に設けられ前記銅−ゼオライト触媒(19)に向けて
    炭化水素系液体(29)を噴射可能な液体噴射ノズル(27)
    と、 前記液体噴射ノズル(27)に液体調整弁(32)を介して前記
    液体(29)を供給する炭化水素系液体供給手段(33)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス下流側の排気通
    路(16)に設けられNOx触媒及び酸化触媒として機能す
    る白金系触媒(21)と、 前記白金系触媒(21)より排ガス下流側の排気通路(16)に
    設けられ酸化触媒として機能する活性金属が担持された
    パティキュレートフィルタ(22)と、 前記エンジン(11)の回転速度を検出する回転センサ(38)
    と、 前記エンジン(11)の負荷を検出する負荷センサ(39)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス上流側の排気通
    路(16)内の排ガスの温度を検出する温度センサ(36)と、 前記白金系触媒(21)と前記パティキュレートフィルタ(2
    2)との間の排気通路(16)内の圧力を検出する圧力センサ
    (41)と、 前記回転センサ(38)、負荷センサ(39)、温度センサ(36)
    及び圧力センサ(41)の各検出出力に基づいて前記液体調
    整弁(32)を制御するコントローラ(37)とを備えた排ガス
    浄化装置。
  2. 【請求項2】 エンジン(11)の排気通路(16)に設けられ
    NOx触媒として機能する銅−ゼオライト触媒(19)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス上流側の排気通
    路(16)に設けられ前記銅−ゼオライト触媒(19)に向けて
    炭化水素系液体(29)を噴射可能な液体噴射ノズル(27)
    と、 前記液体噴射ノズル(27)に液体調整弁(32)を介して前記
    液体(29)を供給する炭化水素系液体供給手段(33)と、 一端が前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス上流側の
    排気通路(16)に接続され他端が吸気通路(13)に接続され
    たEGR通路(61)と、 前記EGR通路(61)から前記吸気通路(13)に還流される
    排ガスの流量を調整可能なEGRバルブ(62)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス下流側の排気通
    路(16)に設けられNOx触媒及び酸化触媒として機能す
    る白金系触媒(21)と、 前記白金系触媒(21)より排ガス下流側の排気通路(13)に
    設けられ酸化触媒として機能する活性金属が担持された
    パティキュレートフィルタ(22)と、 前記エンジン(11)の回転速度を検出する回転センサ(38)
    と、 前記エンジン(11)の負荷を検出する負荷センサ(39)と、 前記銅−ゼオライト触媒(19)より排ガス上流側の排気通
    路(16)内の排ガスの温度を検出する温度センサ(36)と、 前記白金系触媒(21)と前記パティキュレートフィルタ(2
    2)との間の排気通路(16)内の圧力を検出する圧力センサ
    (41)と、 前記回転センサ(38)、負荷センサ(39)、温度センサ(36)
    及び圧力センサ(41)の各検出出力に基づいて前記液体調
    整弁(32)及び前記EGRバルブ(62)をそれぞれ制御する
    コントローラ(37)とを備えた排ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 エンジン(11)がターボ過給機付エンジン
    であり、 前記ターボ過給機(17)が、吸気通路(13)に設けられ空気
    を前記エンジン(11)に圧縮して供給可能なコンプレッサ
    (17a)と、排気通路(16)に設けられ前記コンプレッサ(17
    a)にシャフトを介して連結されかつ前記排気通路(16)に
    流れる排ガスのエネルギにより回転可能なタービン(17
    b)とを有する請求項2記載の排ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 白金系触媒(21)が白金−アルミナ触媒、
    白金−ゼオライト触媒又は白金−ゼオライト−アルミナ
    触媒のいずれかである請求項1ないし3いずれか記載の
    排ガス浄化装置。
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