JP2002294779A - 流量抑制用コマ - Google Patents

流量抑制用コマ

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JP2002294779A
JP2002294779A JP2001095951A JP2001095951A JP2002294779A JP 2002294779 A JP2002294779 A JP 2002294779A JP 2001095951 A JP2001095951 A JP 2001095951A JP 2001095951 A JP2001095951 A JP 2001095951A JP 2002294779 A JP2002294779 A JP 2002294779A
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water
flow
flow rate
suppressing
stem
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JP2001095951A
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Chika Sasaki
親 佐々木
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CORONA ENGINEERING KK
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CORONA ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、水栓を無意識に全開にしても、ある
程度以上の水量が流出しないように最大水量を抑制でき
る流量抑制用コマを、更に改善することを目的としてな
されたものである。 【解決手段】流量抑制用コマ1は、4本の貫通孔14,
15,16,17は、各貫通孔は管の中心軸の周りに同
じ方向にねじれた状態で斜めに配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面台等の水栓におけ
る水量を抑制するために、配管内及び水栓器具に装着す
る水量抑制コマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗面台等の水栓を開くと、そ
の開度に応じて流量が増大するように構成されている。
例えば、図5のグラフに示したように、流量は開度に応
じて増大する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際に必要
な水量は、図5のグラフにおける最大水量の半分程度で
充分な場合が多い。即ち、水栓の開度としては12%程
度で充分である。しかし、更に、50〜100%と開け
てしまうので、余分の水が出て無駄になっていたのであ
る。かといって、全開にせずに、開度が12%程度にな
るように常時心掛けることは、殆ど期待できるものでは
ない。特に、不特定多数の人が使用する場合には、節水
を期待することすら困難である。水量を絞るために元栓
を絞ってしまうと、その系統の全ての水圧が下がり、不
便であるという問題がある。
【0004】そこで、出願人は、無意識に全開にして
も、ある程度以上の水量が流出しないように最大水量を
抑制できる流量抑制用コマを、実用新案登録第3006850
号、30140894号において既に提案している。本発明は、
前記考案の流量抑制用コマを更に改善することを目的と
してなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
の流量抑制用コマは、筒状の管に内装する基本形状が柱
状であって内部に流入側から流出側へ貫通する貫通孔が
設けられた流量抑制用コマにおいて、貫通孔は2本以上
設けられているとともに、各貫通孔は管の中心軸の周り
に同じ方向にねじれた状態で斜めに配設されていること
を特徴としている。そして、請求項2の流量抑制用コマ
は、請求項1に記載の流量抑制用コマに、筒状の管内に
係止するための鍔を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、柱状の流量抑制用コマを筒
状の管の内断面に内装したとき、複数の貫通孔は管の中
心軸に対してねじれた状態で配設されているので、各貫
通孔の開口から流出する水は、管の中心軸に対してねじ
れた水流となって流出する。従って、筒状の管の中をら
せん状の水流となって流れるので、異音の発生も少な
く、最小水量から最大水量まで流れやすくなる。なお、
貫通孔の大きさと、ねじれの角度や、貫通孔の本数等の
条件によって、所望の最大流量に設定することができ
る。また、流量抑制用コマの側面に形成された鍔によっ
て、この流量抑制用コマの位置ずれを防止できるのであ
る。また、流量抑制用コマは青銅鋳物,真鍮,もしくは
ステンレススチールで形成すると、強度的に優れ、腐食
しにくい。また、流量抑制用コマは樹脂で形成すると、
製造が容易であり、腐食しにくい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる流量抑制
用コマを、その実施形態を示した図面に基づいて詳細に
説明する。図1は前記実施形態の流量抑制用コマを流入
側から見た斜視図、図2は同流量抑制用コマを流入側か
ら見た平面図、図3は図2のX−X線断面図である。
【0008】各図において、1は本発明による流量抑制
用コマである。この流量抑制用コマ1は、基本形状が円
柱状の青銅鋳物製であり、鍔11と、流入側の凹部12
と、4本の貫通孔14,15,16,17とが形成され
ている。4本の貫通孔14,15,16,17は、管の
中心軸の周りに同じ向きにねじれた状態で対象に配設さ
れている。図示した例では流れの方向に向かって半時計
周り方向にねじれている。
【0009】各貫通孔のねじれ角度は20°未満程度が好
ましい。貫通孔は直線状の孔が加工性がよいが、らせん
状にねじれた孔としてもよい。また、貫通孔の本数は2
本以上であれば何本でもよい。また、設置する管の状態
によっては、鍔の無いタイプのものでも止め金具等を用
いて固定することができる。さらに、流出側の面を平面
にせずに凸面状にしてもよく、流入側の面を凹面にせず
に平面状にしてもよい。さらには、側面にも開口を設け
てもよい。
【0010】以上のようにして、4本の貫通孔を通った
水はねじれてらせん状の水流となって4つの開口から流
出するので、異音の発生もなく、最小水量から抑制され
た最大水量まで十分な水量を通過させることができる。
水圧1.7kg/cm2において、穴径を1.9mmとした場合に
は吐出量2.6リットル/分、穴径を4.3mmとした場合に
は吐出量10.8〜11.2リットル/分にそれぞれ節水することが
できた。
【0011】なお、材質は青銅鋳物に限らず、真鍮,ス
テンレススチール等のように、耐蝕性と強度の高い材質
とすることによって、優れた耐久性が得られ、上記節水
効果が長期間得られるようになる。
【0012】図4は本発明の流量抑制用コマの種々の使
用形態を説明する図である。図の(A)は一般的な水栓
に流量抑制用コマ1を装着する位置を説明する分解説明
図である。図の(B)は混合水栓に流量抑制用コマ1b
を装着する位置を説明する分解説明図である。図の
(C)は洗面所用立水栓に流量抑制用コマ1cを装着す
る場合の分解説明図であり、図1、2、3に示したよう
な径が大きく全長が短いタイプの使用が適している。図
の(D)はシャワーヘッドに流量抑制用コマ1dを装着
する場合と、シャワーホースの元に流量抑制用コマ1
d’を装着する場合の分解説明図である。以上の各流量
抑制用コマは、それぞれ装着部位に応じた寸法とするこ
とは言うまでもない。
【0013】いずれの場合にも、本発明の流量抑制用コ
マを装着することにより、無意識に水栓を全開にして
も、ある程度以上の水量が流出しないように最大水量を
抑制することができ、節水効果が得られるとともに、水
流にねじれを加えてらせん状の流れとするので、異音の
発生も少なく、最小水量から抑制された最大水量まで効
率よく流すことができるのである。
【0014】また、各流量抑制用コマの貫通孔の径や傾
きを変えたり、貫通孔の本数を増やしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、柱状の流量抑制用コマ
を筒状の管に内装し、ねじれた複数の貫通孔を設けたの
で、節水効果が得られるとともに、異音の発生も少な
く、最小水量から抑制された最大水量まで効率よく流す
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の流量抑制用コマの斜
視図である。
【図2】流量抑制用コマの平面図である。
【図3】流量抑制用コマの断面図である。
【図4】流量抑制用コマを用いた別の実施例の構成図で
ある。
【図5】流量抑制用コマを用いない場合の流量のグラフ
である。
【符号の説明】
1 流量抑制用コマ 11 鍔 13 流出側の凸部 14,15,16,17 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の管に内装する基本形状が柱状であっ
    て内部に流入側から流出側へ貫通する貫通孔が設けられ
    た流量抑制用コマにおいて、貫通孔は2本以上設けられ
    ているとともに、各貫通孔は管の中心軸の周りに同じ方
    向にねじれた状態で斜めに配設されていることを特徴と
    する請求項1に記載の流量抑制用コマ。
  2. 【請求項2】筒状の管内に係止するための鍔を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の流量抑制用コマ。
JP2001095951A 2001-03-29 2001-03-29 流量抑制用コマ Pending JP2002294779A (ja)

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