JP2002294602A - 枕木の構造及び枕木の施工方法 - Google Patents
枕木の構造及び枕木の施工方法Info
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Abstract
線工事と計画線工事との充分な共用化により工期の短縮
化、工事費の低減を可能とする枕木を提供する。 【課題】仮設線a'b'を一時的に設置し、そのあとで仮
設線a'b'を本線abに改変するのに使用する枕木であ
り、仮設線用レール22,22を固定するための補助枕
木片12を本線用枕木片11上に分離可能に結合してお
き、補助枕木片12上に仮設線用レール22,22を固
定してなる仮設線a'b'から補助枕木片12及び仮設線
用レール22,22を取外し、残存の本線用枕木片11
に本線用レール21,21を固定して本線を構築する。
Description
いて仮設線を一時的に設置し、そのあとで仮設線を計画
線に改変する場合に使用する枕木の構造及び枕木の施工
方法に関するものである。
場合、仮設線を一時的に設置し、その後で仮設線を本来
の計画線(以下、本線と称することがある)に最終的に
改変している。例えば、図13の(イ)に示す既設線A
B……Xの区間ABを新規の計画線abに切り替える場
合、図13の(ロ)に示すように、既設線区間ABに対
し仮設線a'b'を設置のうえ、図13の(ハ)に示すよ
うに、既設線ABを撤去し、この撤去後は、線路a'b'
B……Xを軌道として使用し、所定期間の経過後(例え
ば、半年〜一年後)に、仮設線a'b'を本線abに改築
するようにしている。しかしながら、従来では、レール
の設置高さ、カント、横方向間隔を本線に要求される値
に変更するのに、枕木全体を取り替えており、区間A
B、またはa'b'或いはabが長距離であると、仮設線
a'b'を本線abに改築するのに時間がかかり過ぎ、輸
送に重大な支障を来すことになる。尤も、この切り替え
区間ABを複数の短いサブ区間に分けて工事を行なえ
ば、かかる不都合は解消できるが、工事が細切れとなっ
て工期が長くなり、工費アップが余儀なくされる。そこ
で、線路a'b'B……Xを軌道として使用している間
に、図13の(ニ)に示すように、本線abを設置し、
この本線abの設置後に、図13の(ホ)に示すよう
に、上記の仮設線a'b'を撤去して既設線区間ABを新
規の計画線abに切り替えることが知られている。
b'の設置及び撤去において、(1)仮設線用道床工
事、(2)仮設線用枕木及び仮設線用レールの敷設、
(3)仮設線用枕木及び仮設線用レールの撤去を必要と
し、更に、計画線abの設置において、(4)計画線用
道床工事、(5)計画線用枕木及び計画線用レールの敷
設を必要とし、工程数が多く、工期の長期化や工費の高
コスト化が避けられない。
切り替える場合、仮設線工事と計画線工事との充分な共
用化により工期の短縮化、工事費の低減を可能とする枕
木を提供することにある。
工事費の低減に加え、本線を良好な枕木外観のもとで構
築できる枕木の施工方法を提供することにある。
枕木の構造は、仮設線を一時的に設置し、そのあとで仮
設線を本線に改変するのに使用する枕木であり、仮設線
用レールを固定するための補助枕木片を本線用枕木片上
に分離可能に結合したことを特徴とし、請求項2によれ
ば、補助枕木片の本線用枕木片上への結合をボルト締結
により行なうことができ、請求項3によれば、補助枕木
片の本線用枕木片上への結合を切削可能な埋め栓により
行なうことができる。
設線を一時的に設置し、そのあとで仮設線を本線に改変
するのに使用する枕木であり、本線用レールを固定する
ための補助枕木片を仮設線用枕木片上に結合したことを
特徴とする。
ラス長繊維強化合成樹脂製とすることができる。
は、上記した、補助枕木片の本線用枕木片上への結合を
切削可能な埋め栓により行なった枕木を用いて一時的に
設置した仮設線を本線に改変するにあたり、補助枕木片
内の埋め栓部分を穿孔切削して補助枕木片を本線用枕木
片から分離することを特徴とする。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は請求項1
に係る枕木の一実施例を示す側面図、図1の(ロ)は同
じく上面図であり、仮設線用レールを固定した状態を示
している。図1において、11は本線用枕木片、12は
補助枕木片であり、両者11,12を分離可能に締結部
材3で結合してある。上記計画線用枕木片11の厚みや
上面勾配は、計画線用レール21,21(未設置である
ので、点線で示してある)を所定の高さ、カント、間隔
で固定し得るように設定してある。また、補助枕木片1
2の厚みや上面勾配は、仮設線用レール22,22を計
画線用枕木片11を介して所定の高さ、カント、間隔で
固定し得るように設定してある。
用例から明らかなように、仮設線用レール22,22の
設置高さ(枕木下面を基準とした高さ。以下、レール設
置高さはこの基準による。)が本線用レール21,21
の設置高さよりも高い場合に、仮設線を一時的設置した
うえで本線を設置するときに用いられ、補助枕木片12
が本線用枕木片11の上面に結合されている。通常、枕
木製造工場で結合され、この結合状態で現場に運送され
て道床上に配設される。
木を用い、既設線AB……Xの区間ABに対し、仮設線
a'b'の一時的設置のもとで本線abを設置して既設線
区間ABを本線abに切り替える工事例を示している。
まず、図2の(イ)に示すように既設線AB……Xの区
間ABに対応して仮設線道床41'を、バラスト投入・
均らしにより所定の高さレベルで敷設し、ついで、この
仮設線道床上に上記した請求項1に係る枕木mを所定の
前後間隔で配設し、而るのち、これら枕木の補助枕木片
12の上面に仮設線用レール22,22を犬釘、タイプ
レート等の締結装置により所定の設置高さ、カント、間
隔で固定して仮設線a'b'を設置する。この仮設線区間
a'b'の設置後の適時に、図2の(ロ)に示すように、
既設線区間ABを撤去する。この既設線区間ABの撤去
後は、線路a'b'B……Xが軌道として使用される。そ
の後、適時に仮設線a'b'の仮設線用レール22,22
及び補助枕木片12を撤去し、而るのち、図2の(ハ)
に示すように残置された仮設線道床41'上の本線用枕
木片11,…上に本線用レール21,21を所定の設置
高さ、カント、間隔で犬釘、タイプレート等の締結装置
により固定して仮設線a'b'を本線abに改変する。
るまでの工程を、前記図13により説明した従来例と比
較すると、設置仮設線a'b'からの補助枕木片12の分
離撤去を従来例での同仮設線区間からの仮設線用枕木の
撤去に対応させても、(1)本線用道床工事が仮設線用
道床工事で実質的に賄われているので、本線用道床工事
を実質上省略でき、(2)本線用枕木片が仮設線工事で
の枕木敷設時に配設されているので、本線工事では枕木
配設工事が不要である等により、従来例よりも本線工事
を著しく短い工期で行なうことができ、従って、全体と
して工期を短縮でき、工事費の低減を図ることができ
る。また、既設線区間ABまたは仮設線a'b'或いは本
線abが長距離であっても、仮設線a'b'を本線abに
充分に短い工期で改変できるから、この改変工事中の区
間a'b'の不通による輸送障害を軽度にとどめることが
できる。
22,22を本線用枕木片11を介して所定の高さ、カ
ント、横方向間隔で支持し得るものであれば、適宜のも
のを使用でき、本線用枕木片の上面全体を覆うものであ
ることは必ずしも要求されない。例えば、図3に示すよ
うに、本線用枕木片11よりも短い単品12を本線用枕
木片11に分離可能に締結部材3により結合したもの、
または、図4に示すように、各仮設線用レールに対する
高さ調整用パット12,12を本線用枕木片11に分離
可能に締結部材3により結合したもの、或いは、図5に
示すように、高さ調整用パット12’,12’付き(例
えば、接着剤で付けたもの)のベース板12を本線用枕
木片11に分離可能に締結部材3により結合したもの等
を用いることができる。
造には、分離可能であり、しかも上記の仮設線区間a'
b'を通過する車両の輪荷重等の外部荷重に仮設線の使
用期間中(例えば、半年〜一年)耐え得るものであれ
ば、適宜の構造を使用でき、請求項2では、ボルト締結
構造を用いている。このボルト締結構造としては、例え
ば、両枕木片の端部にボルト挿通用孔を設けボルト・ナ
ットで締結する構造、一方の枕木片の端部に雌螺子孔金
属部材を埋め込み、他方の枕木片の端部にボルト挿通用
孔を設け、雌螺子孔金属部材への挿通ボルトの螺結によ
り締結する構造等を使用できる。上記のボルト挿通用孔
は、金属製またはプラスチック製のボルト挿通用筒状部
材の埋め込みにより設けることができる。また、本線用
枕木片と補助枕木片とを雌雄の段部で嵌合することもで
きる。
れば、図6に示すように、補助枕木片12〔図6の
(イ)に示すものでは、高さ調整用パット12’付きベ
ース板12を、図6の(ロ)に示すものでは、高さ調整
用パット単体12をそれぞれ使用している〕から本線用
枕木片11に達する穴30を穿設し、この穴30に切削
可能な材質の埋め栓3を打ち込んで両枕木片11,12
を結合することができ、分離は、補助枕木片12内の埋
め栓部分をドリル等で穿孔切削することにより容易に行
なうことができる。この場合、枕木片11,12及び埋
め栓3には、枕木と同材質のものを使用することが好ま
しく、後述するガラス長繊維強化樹脂製とすることが好
適である。埋め栓で結合する場合も、上記と同様に、例
えば図6の(ハ)に示す通り、本線用枕木片11と補助
枕木片12とを雌雄の段部eで嵌合することができる。
線の一部区間を新規の本線区間に切り替える場合の例示
であるが、既設線AB……X全体を、区間AB、区間B
C、区間CD、……の順で本線に切り替えていく場合に
も適用できる。
施例を示す側面図、図7の(ロ)は同じく上面図であ
る。図7において、120は仮設線用枕木片、110は
補助枕木片であり、両者110,120が締結部材3で
結合される。上記仮設線用枕木片120の厚みや上面勾
配は、仮設線用レール22,22を所定の高さ、カン
ト、間隔で固定し得るように設定してある。また、補助
枕木片110の厚みや上面勾配は、本線用レール21,
21を仮設線用枕木片120との下積みで所定の高さ、
カント、間隔にて固定し得るように設定してある。
明らかなように、仮設線用レール22,22の設置高さ
(既述した通り枕木下面を基準とした高さ。以下、レー
ル設置高さはこの基準による。)が本線用レール21,
21の設置高さよりも低い場合に、仮設線の一時的設置
のうえで本線を設置するのに用いられる。従って、本線
工事時に補助枕木片110が仮設線用枕木片120の上
面に結合される。
枕木を用い、既設線AB……Xの区間ABに対し、仮設
線区間a'b'の一時的設置のもとで本線区間abを設置
して既設線区間ABを本線abに切り替える工事例を示
している。まず、図8の(イ)に示すように既設線AB
……Xの区間ABに対応して仮設線道床41'を、バラ
ストの投入・均らしにより所定の高さレベルで敷設し、
ついで、この仮設線道床41'上に上記請求項4に係る
枕木を、補助枕木片を分離し仮設線用枕木片120のみ
にて所定の前後間隔で配設し、而るのち、これらの仮設
線用枕木片120,…の上面に仮設線用レール22,2
2を犬釘、タイプレート等の締結装置により所定の設置
高さ、カント、間隔で固定して仮設線区間a'b'を設置
する。この仮設線区間a'b'の設置後の適時に、図8の
(ロ)に示すように、既設線区間ABを撤去する。この
既設線区間ABの撤去後は、線路a'b'B……Xが軌道
として使用される。その後、適時に仮設線a'b'の仮設
線用レール22,22を撤去し、而るのち、図8の
(ハ)に示すように残置された仮設線道床41'上の仮
設線用枕木片120,…に補助枕木片110,…を結合
し、これらの補助枕木片110,…上に本線用レール2
1,21を所定の設置高さ、カント、間隔で犬釘、タイ
プレート等の締結装置により固定して本線区間abを設
置する。
改変する間の工程を、図13により説明した従来例と比
較すると、(1)本線用道床工事が仮設線用道床工事で
実質的に賄われているので、本線用道床工事を実質上省
略でき、(2)本線用レールの固定取付け作業に先立っ
ての補助枕木片の既存仮設線用枕木片への結合作業を、
従来例での本線用レールの固定取付け作業に先立っての
本線用枕木の配設に対応させても、本使用例では従来の
仮設線からの仮設線用枕木の撤去作業が無いから、従来
例よりも全体の工事を充分に短期間で行なうことがで
き、従って、全体として工期を短縮でき、工事費の低減
を図ることができる。また、既設線区間ABまたは仮設
線a'b'或いは本線abが長距離であっても、仮設線
a'b'を本線abに充分に短い工期で改変できるから、
この改変工事中の既設区間ABの不通による輸送障害を
軽度にとどめることができる。
用枕木片120に後述の強固な結合構造で結合された状
態で本線用レール21,21を所定の設置高さ、カン
ト、横方向間隔で固定し得るものであればよく、必ずし
も、仮設線用枕木片120の上面全体を覆うものである
ことは要求されない。例えば、図9に示すように、仮設
線用枕木片120よりも短い単品110を仮設線用枕木
片120に分離可能に締結部材3により結合したもの、
または、図10に示すように、2箇の高さ調整用パット
110,110のそれぞれを仮設線用枕木片120に分
離可能に締結部材3により結合したもの、或いは、図1
1に示すように、2箇の高さ調整用パット110’,1
10’付きのベース板110を仮設線用枕木片120に
分離可能に締結部材3により結合したものを用いること
ができる。
10との結合構造には、簡単に結合可能であり、しかも
上記の本線区間abを通過する車両の輪荷重等の外部荷
重に耐え得るものであれば、適宜の構造を使用できる。
例えば、両枕木片の端部にボルト挿通用孔を設けボルト
・ナットで締結する構造、一方の枕木片の端部に雌螺子
孔金属部材を埋め込み、他方の枕木片の端部にボルト挿
通用孔を設け、雌螺子孔金属部材への挿通ボルトの螺結
により締結する構造、埋め栓により締結する構造等を使
用できる。上記のボルト挿通用孔は、前記と同様に金属
製またはプラスチック製のボルト挿通用筒状部材の埋め
込みにより設けることができ、また、仮設線用枕木片と
補助枕木片とを雌雄の段部で嵌合することもできる。
20との間は、請求項1に係る枕木とは異なり分離可能
とする必要がなく、接着剤で接着することもできる。
線の一部区間を新規の本線区間に切り替える場合の例示
であるが、前記と同様に、既設線AB……X全体を、区
間AB、区間BC、区間CD、……の順で本線に切り替
えていく場合にも適用できる。
線用枕木片や補助枕木片の材には、繊維強化樹脂製、木
製、プレストコンクリート製等を用いることができる
が、請求項4では、ガラス長繊維強化樹脂製を用いてい
る。このガラス長繊維強化樹脂製は、耐腐食性に優れ、
軽量で取扱が容易であり、木材に匹敵する切削加工性を
備え、耐振動耐衝撃性に優れており、特に、マトリック
スが硬質ポリウレタン発泡体で、密度が0.6〜1.0
g/cm3、長繊維含有量が40〜60重量%であるもの
が好適である。このガラス長繊維強化樹脂製枕木片は、
多数本の補強用連続ガラス長繊維を束ねて一方向に進行
させ、その進行途中で、ウレタン系樹脂及び発泡剤を含
む発泡性樹脂液を滴下して補強用連続ガラス長繊維に含
浸させたのち、四個の可動式無端ベルトを組合わせて形
成したトンネル状型に引込み、発泡硬化させて型の断面
形状に連続的に成形し、この成形物を切削加工すること
によって製作することができる。
る枕木の施工方法を示している。図12の(イ)は、施
工対象である請求項3記載の枕木の一例を示し、11は
本線用枕木片、12は補助枕木片、3は両枕木片11,
12を結合した埋め栓であり、前記したように、枕木片
11,12及び埋め栓3を同材質、例えばガラス長繊維
強化合成樹脂製とすることができる。図12の(イ)は
仮設線の設置状態を示し、本線用枕木片11が道床に固
定され、仮設線用レール22,22が補助枕木片12,
12に犬釘やタイプレート等により固定されている。こ
の仮設線を本線に改変するには、図12の(ロ)に示す
ように、補助枕木片12内の埋め栓部分をドリルで穿孔
切削した(符号300で示してある)うえで、図12の
(ハ)に示すように仮設線レール及び補助枕木片を取外
す。この段階では、本線用枕木片表面の埋め栓切削露出
部301が粗面である。次いで、図12の(ニ)に示す
ように、本線用枕木片表面の埋め栓切削露出粗面301
をサンディングし、而るのち、本線用枕木片の本線用レ
ールを固定し、これにて、仮設線から本線への改変工事
を終了する。請求項6に係る枕木の施工方法によれば、
本線用枕木片12にボルト挿通用孔、雌螺子孔埋込み金
属部材等を保有させることなく、その本線用枕木片表面
を新材と同様な外観にでき、既設本線用枕木片の使用に
もかかわらず、綺麗に施工できる。
設線を一時的に設置したのち、その仮設線の枕木から補
助枕木片を分離したるのを本線用枕木に使用して本線を
構築できるから、道床工事を両線に併用できて本線道床
工事を省略でき、また、仮設線工事に配設した枕木から
補助枕木片を分離排除して残置させた本線用枕木片を本
線工事にそのままで使用できる結果、本線工事を極めて
短い工期で施工できる。特に、本線区間が長距離であっ
ても、充分に短い工期で仮設線を本線に改変できるか
ら、この改変工事中の不通による輸送障害を軽度にとど
めることができる。
木からの補助枕木片の分離を容易に行なうことができ
る。
木から補助枕木片を分離したのちの本線用枕木片にボル
ト孔等を残存させずに、綺麗な施工が可能になる。
線を一時的に設置したのち、その仮設線の枕木に補助枕
木片を結合したものを本線用枕木に使用して本線を構築
できるから、道床工事を両線に併用できて本線道床工事
を省略できる外、設置した仮設線の仮設線用枕木片のみ
の配設枕木に補助枕木片を結合して本線工事の枕木に使
用でき、設置仮設線の枕木を撤去する作業が実質上不要
である結果、全体の工程数を少なくでき全体を充分に短
い工期で施工でき、更に、本線用道床工事を不要とする
分だけ工期を短縮でき、充分に短い工期で施工できる。
特に、本線区間が長距離であっても、充分に短い工期で
仮設線を本線に改変できるから、この改変工事中の不通
による輸送障害を軽度にとどめることができる。
繊維強化樹脂製としているので、耐腐食性、軽量取扱
性、切削加工性、耐振動耐衝撃性等の面から、枕木の施
工性や強度を良好に保証できる。
ば、請求項3記載の枕木を用い良好な外観で本線用枕木
を施工できる。
面である。
切り替える工事の工程を示す図面である。
例を示す図面である。
例を示す図面である。
例を示す図面である。
す図面である。
面である。
本線に切り替える工事の工程を示す図面である。
例を示す図面である。
施例を示す図面である。
施例を示す図面である。
図面である。
を示す図面である。
Claims (6)
- 【請求項1】仮設線を一時的に設置し、そのあとで仮設
線を本線に改変するのに使用する枕木であり、仮設線用
レールを固定するための補助枕木片を本線用枕木片上に
分離可能に結合したことを特徴とする枕木の構造。 - 【請求項2】補助枕木片の本線用枕木片上への結合がボ
ルト締結により行なわれている請求項1記載の枕木の構
造。 - 【請求項3】補助枕木片の本線用枕木片上への結合が切
削可能な埋め栓により行なわれている請求項1記載の枕
木の構造。 - 【請求項4】仮設線を一時的に設置し、そのあとで仮設
線を本線に改変するのに使用する枕木であり、本線用レ
ールを固定するための補助枕木片を仮設線用枕木片上に
結合したことを特徴とする枕木の構造。 - 【請求項5】枕木がガラス長繊維強化合成樹脂製である
請求項1〜4何れか記載の枕木の構造。 - 【請求項6】請求項3記載の枕木を用いて一時的に設置
した仮設線を本線に改変するにあたり、補助枕木片内の
埋め栓部分を穿孔切削して補助枕木片を本線用枕木片か
ら分離することを特徴とする枕木の施工方法。
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