JP2002294316A - 熱風炉充圧制御方法 - Google Patents

熱風炉充圧制御方法

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JP2002294316A
JP2002294316A JP2001104750A JP2001104750A JP2002294316A JP 2002294316 A JP2002294316 A JP 2002294316A JP 2001104750 A JP2001104750 A JP 2001104750A JP 2001104750 A JP2001104750 A JP 2001104750A JP 2002294316 A JP2002294316 A JP 2002294316A
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JP
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pressure
blast furnace
hot
blast
blasting
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JP2001104750A
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Yoichi Kuboyama
洋一 久保山
Sakae Morimoto
栄 森本
Takehiko Dewa
竹彦 出羽
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高炉用熱風炉設備において、送風機から高炉
送風分に熱風炉充圧分を増風して熱風炉へ充圧する際、
操業レベルの変動や送風機の増風量の不一致等による影
響を受けることなく、高炉への送風圧力を一定に維持し
ながら熱風炉の充圧が出来るようにする。 【解決手段】 いずれかの熱風炉15から高炉11に対
して送風系制御弁16を開けて送風している間に、次に
送風すべき熱風炉15の充圧弁17を開けて充圧するに
あたり、充圧開始で、送風機14の風量を熱風炉15の
充圧用に増加させた増風状態で、直前の送風圧力を設定
値として演算器にメモリーし、その後、圧力検出器12
で測定した実際の送風圧力との偏差を補償するよう演算
された制御出力により充圧調節弁13を動作させること
で、充圧側で使用する風量を増減させて高炉側への送風
圧を一定に保ちながら、充圧側の熱風炉を充圧すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風本管を介して
高炉への送風と熱風炉への充圧を行うような高炉用熱風
炉設備において、送風圧力を一定に維持しながら熱風炉
を充圧するための熱風炉制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送風本管を介して高炉への送風と
熱風炉への充圧を行うような高炉熱風炉設備においては
次のような充圧方法が報告されている。一つは、送風機
が熱風炉の充圧分の風量を増風して熱風炉内を充圧する
場合、高炉への送風管路と分岐して熱風炉へ充圧する管
路に設置された充圧制御弁を徐々に開放し、熱風炉側へ
風量が流れることによって高炉への送風圧力が下がるの
を熱風炉と高炉間の熱風管路に設置した圧力検出器によ
って検出し、その検出圧力と送風圧力設定器との偏差に
基づく圧力制御信号を送風機にフィードバックして送風
機からの送風量を調節することで熱風炉の充圧を行いな
がら高炉への送風圧力を一定にするよう制御する方法
(特開昭53−133508号公報)である。
【0003】別の方法としては、充圧開始時の高炉の操
業条件により推定した推定充圧風量を、ある決められた
パターンで増風するよう送風機に出力して、高炉への送
風圧力を乱さないように増風分だけで熱風炉を充圧しよ
うとするが、実際に推定充圧風量には誤差が含まれてい
るため、その誤差を補償するために前述した技術と同
様、圧力検出器から検出した送風圧力と基準送風圧力と
の偏差量から、送風機側の調節弁にて送風機が出力して
いる増風量を増加減させて送風圧力を一定にするように
送風機からの送風量を調節する方法(特開昭54−43
805号公報)が報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】前述のような従来
の制御方法では、充圧する時に充圧制御弁を先に開ける
ことから、少なからず送風圧力が下がることになる。ま
た、送風圧力が下がることによってその分の風量を補償
しようと送風機に充圧分の風量を増風させることで送風
圧力が復帰する。従って、従来の制御方法では、高炉操
業状態によっては充圧制御弁の開度パターンが合わない
ことにより送風圧力が下がりすぎてしまうことや、送風
機と送風圧力検出端との管路間には圧損を生じる熱風炉
があり、かつ熱風炉から送風機までの間は一般に数10
0m以上離れているため、送風圧力が低下してから送風
圧が一定になるまでの時定数が大きいという問題点があ
った。
【0005】また、充圧開始前の操業条件により推定充
圧風量を、ある決められたパターンで増風するよう送風
機に出力する場合には、その推定誤差がそのまま送風圧
力変動を発生させる要因になり、かつ実際の送風圧力と
の偏差を補償する場合、推定した充圧風量の誤差が大き
ければ、補償する時間も長くなるなどの問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決して、充圧時に高炉送風に変動を与えることなく熱
風炉に充圧させる熱風炉充圧制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明は、送風本管を介して高炉への送風と熱風炉への
充圧を行う熱風炉充圧制御方法において、高炉送風分に
熱風炉充圧分を増風して送風機から熱風炉へ充圧する
際、熱風炉から高炉への管路の送風圧力を圧力検出器に
よって検出し、その検出圧力と高炉へ送風するための設
定圧力との偏差量を計算し、その偏差量を補償するよう
に充圧調節弁を調節して熱風炉への充圧風量を調節すこ
とにより、高炉への送風圧力を一定に維持しながら熱風
炉の充圧を行うことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、送風本管を介して高炉へ
の送風と熱風炉への充圧を行うような高炉用熱風炉設備
において、いずれかの熱風炉が高炉に送風している間
に、次に送風すべき熱風炉の充圧を行うにあたり、高炉
側への送風圧力が一定になるように送風機の出力を変更
して送風量を増加減したり、送風配管上の弁を調節して
高炉への送風量を制御するのではなく、送風機が熱風炉
の充圧のために増風した風量のみを充圧管路の充圧調節
弁にて充圧側へ送る風量を調節することで、高炉側への
送風量を変動させることなく熱風炉へ充圧することがで
きる。
【0009】従って、熱風炉の充圧時に高炉の操業条件
による高炉への必要風量の変動や送風機の増風量の不適
合が生じたとしても、熱風炉の充圧に使用する風量を増
減させることにより、即座に高炉側への送風圧力を一定
になるよう風量を調節しながら安定して熱風炉へ充圧す
ることができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の高炉送風定圧化のた
めの、熱風炉充圧制御方法の実施形態を図面を参照して
説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態を示し、高炉送
風定圧化のための熱風炉充圧制御装置の基本的な設備構
成を示す図である。
【0012】図1に示したように本実施の形態の熱風炉
充圧制御方法は、いずれかの熱風炉15(1)〜(4)
から高炉11に対して送風系制御弁16(1)〜(4)
を開けて送風している間に、次に送風すべき熱風炉15
(1)〜(4)の充圧弁17(1)〜(4)を開けて充
圧するにあたり、充圧開始で送風機14の風量を熱風炉
15(1)〜(4)の充圧分に相当する量だけ増加させ
る。増風した状態でも、圧力検出器12で測定した送風
圧力が一定になるよう、充圧調節弁13を調整する。
【0013】制御装置内の制御ロジックとしては、図2
のごとく充圧開始のタイミングで切替器24を圧力検出
器21側に切換えることで、直前の送風圧力を設定値と
して演算器23にメモリーし、その後、圧力検出器21
で測定した実際の送風圧力との偏差を補償するよう演算
器23にてPID演算された制御出力により充圧調節弁
22を動作させることで、充圧側で使用する風量を増減
させて高炉側への送風圧を一定に保ちながら、充圧側の
熱風炉を充圧することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述したように高炉への送風
圧力を一定に維持するための送風量からの残風量を充圧
用へ使用するため、高炉への送風圧力を一定に制御する
ことができるので、充圧時の外乱により生じる高炉の操
業への不都合を確実に防止して、高炉操業の安定化を図
ることができる。
【0015】また、操業側の変動により送風圧力が乱れ
たとしても、充圧側の風量を増加減することで送風圧が
一定になるようの高炉側への送風量を確保するため、送
風機が風量を増加減する制御は必要なくかつ制御の高応
答性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、熱風炉充圧制御装
置の基本的な設備構成を示す図である。
【図2】本発明の送風圧力を一定に制御するための測定
端、演算器、制御端を含めた制御ループを示す図であ
る。
【符号の説明】
11 高炉 12,21 圧力検出器 13,22 充圧調節弁 14 送風機 15(1)〜15(4) 熱風炉 16(1)〜16(4) 送風系制御弁 17(1)〜17(4) 充圧弁 23 演算部 24 切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出羽 竹彦 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風本管を介して高炉への送風と熱風炉
    への充圧を行う熱風炉充圧制御方法において、高炉送風
    分に熱風炉充圧分を増風して送風機から熱風炉へ充圧す
    る際、熱風炉から高炉への管路の送風圧力を圧力検出器
    によって検出し、その検出圧力と高炉へ送風するための
    設定圧力との偏差量を計算し、その偏差量を補償するよ
    うに充圧調節弁を調節して熱風炉への充圧風量を調節す
    ことにより、高炉への送風圧力を一定に維持しながら熱
    風炉の充圧を行うことを特徴とする熱風炉充圧制御方
    法。
JP2001104750A 2001-04-03 2001-04-03 熱風炉充圧制御方法 Withdrawn JP2002294316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101061967B1 (ko) 2004-12-22 2011-09-05 주식회사 포스코 열풍로 균압 제어장치
KR101256532B1 (ko) 2011-09-28 2013-04-22 주식회사 포스코 고로 송풍량 제어장치
CN111778374A (zh) * 2020-06-13 2020-10-16 安徽长江钢铁股份有限公司 热风炉换炉压力的自动平衡方法

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KR101256532B1 (ko) 2011-09-28 2013-04-22 주식회사 포스코 고로 송풍량 제어장치
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Effective date: 20080603