JP2002293946A - イソブチレン系ブロック共重合体ペレットのブロッキング防止方法 - Google Patents

イソブチレン系ブロック共重合体ペレットのブロッキング防止方法

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JP2002293946A
JP2002293946A JP2001279313A JP2001279313A JP2002293946A JP 2002293946 A JP2002293946 A JP 2002293946A JP 2001279313 A JP2001279313 A JP 2001279313A JP 2001279313 A JP2001279313 A JP 2001279313A JP 2002293946 A JP2002293946 A JP 2002293946A
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pellets
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lubricant
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JP2001279313A
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Koichiro Obara
功一郎 小原
Masayuki Aono
正幸 青野
Akihisa Hirota
明久 廣田
Koji Oshima
公二 大島
Naoki Furukawa
直樹 古川
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イソブチレン系ブロック共重合体ペレットの製
造、輸送及び加工の際に生ずるブロッキングに対し、そ
の防止方法を提供する。 【解決手段】イソブチレン及び芳香族ビニル系化合物を
重合してなるイソブチレン系ブロック共重合体ペレット
に無機粉末滑剤、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、金属
石鹸などの滑剤を付与するに際し、滑剤を含有する溶液
中に重合体ペレットを分散させ、その後ペレット表面の
水分を除去することを特徴とするイソブチレン系ブロッ
ク共重合体ペレットのブロッキング防止方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イソブチレン及び
芳香族ビニル系化合物を重合してなるイソブチレン系ブ
ロック共重合体ペレットのブロッキング防止方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性エラストマーは溶融成形可能な
ゴム状物質であり、射出成形、押出し成形、カレンダー
成形等、通常熱可塑性樹脂で用いられる成形法により成
形することができる。また、具体的用途としてはエラス
トマー材料、樹脂、ゴム、アスファルト等の改質剤、制
振剤、粘着剤のベースポリマー、樹脂改質剤の成分とし
て用いることができる。
【0003】このように優れた性質、加工性を有する熱
可塑性エラストマーであるが、その反面、軟化点の低さ
から室温付近でも樹脂同士の付着、すなわちブロッキン
グが発生しやすい。このブロッキングは樹脂のペレット
化、乾燥、梱包、成形に至るまで、あらゆる場面におい
て取り扱いの困難な状況を発生させる。具体的には、樹
脂をペレットに成形する段階においては、ペレット同士
あるいはペレットが加工設備へ付着することにより運転
の支障になる。また、ホッパー内部でペレットが凝集
し、払出が不能になることも良く知られた事実である。
【0004】このような熱可塑性エラストマーのブロッ
キングを改善する方法として、特開平7−171828
のように熱可塑性エラストマーに結晶性ポリオレフィン
を付与する方法が開示されている。また、特開2000
−43201のように熱可塑性樹脂シートに対して親水
性高分子化合物、脂肪酸金属塩、界面活性剤、導電性高
分子を含有する制電層を積層する方法も開示されてい
る。
【0005】これらは樹脂をペレット形状に成形する前
に配合物を混錬する方法、あるいは成形シートのブロッ
キング防止方法である。ペレットのブロッキング防止の
ために添加する配合物、高分子成分によっては、エラス
トマーの物性自体を変化させる懸念も考えられる。また
芯鞘型複合押出ダイなどのように専用設備が必要とな
り、簡便な解決方法とは言いがたい。
【0006】また、特開2000−136248では熱
可塑性エラストマーペレットに脂肪酸金属塩粉末、脂肪
酸アミド粉末、ポリオレフィン粉末、シリカ粉末等を付
着させる方法が開示されている。粉末を直接付与させる
場合、付着量によっては樹脂そのものの物性を悪化させ
るため、ブロッキング防止効果とのバランスの取れた付
着量の調整が困難である。以上の問題点を解決した上
で、イソブチレン系ブロック共重合体ペレットに適用可
能なブロッキング防止方法の確立が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イソ
ブチレン系ブロック共重合体ペレットの製造、輸送及び
加工の際に生ずるブロッキングに対し、その防止方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イソブチ
レン系ブロック共重合体ペレットのブロッキング防止方
法について鋭意検討した結果、本発明を完成した。すな
わち本発明は、イソブチレン及び芳香族ビニル系化合物
を重合してなるイソブチレン系ブロック共重合体ペレッ
トに滑剤を付与することを特徴とするイソブチレン系ブ
ロック共重合体ペレットのブロッキング防止方法であ
り、滑剤を含有する溶液中に重合体ペレットを分散さ
せ、その後ペレット表面の水分を除去する方法とするこ
とができ、あるいは、滑剤を含有する溶液中に重合体ス
トランドを浸漬し、表面に滑剤を付着させた後、ペレッ
ト化し、次いでペレットの水分を除去する方法を用いる
こともできる。
【0009】滑剤としては、無機粉末滑剤、脂肪酸アミ
ド、脂肪酸エステル及び金属石鹸からなる群より選択さ
れる少なくとも1種を用いるのが好ましい。
【0010】上記脂肪酸アミドとしては、エチレンビス
ステアリン酸アミドが好ましく、上記無機粉末滑剤とし
ては、炭酸カルシウム、タルク、カオリン及び二酸化珪
素からなる群より選択される少なくとも1種であるのが
好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明におけるイソブチレン系ブロック共重合体は、イ
ソブチレンと芳香族ビニル系化合物をブロック共重合さ
せて得られたものが主として用いられる。その中でも特
に、例えばα−クロル−イソプロピルベンゼン、1,4
−ビス(α−クロル−イソプロピル)ベンゼン等を開始
剤兼連鎖移動剤とし、BCl3 やTiCl4 などのル
イス酸を触媒としてリビングカチオン重合を行うイニフ
ァー法(例えば米国特許第4276394号公報に開示
されている方法)を用いて、分子量が制御されたイソブ
チレンの重合体を形成させ、引続き芳香族ビニル系化合
物を添加して共重合させることで製造されるイソブチレ
ン系ブロック共重合体に好適に適用できる。
【0012】本発明において芳香族ビニル系化合物は、
カチオン重合が可能な芳香族単量体成分が主として用い
られる。芳香族ビニル系化合物としては特に限定されな
いが、スチレン、p−メチルスチレン及びα−メチルス
チレンからなる群より選択されるものが好ましい。これ
らは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0013】またイソブチレン系ブロック共重合体の数
平均分子量にも特に制限はないが、流動性、加工性、物
性等の面から、30,000〜500,000であること
が好ましく、50,000〜400,000であることが
特に好ましい。イソブチレン系ブロック共重合体の数平
均分子量が30,000より低い場合には機械的な物性
が十分に発現されない傾向にあり、一方、500,00
0を超える場合には流動性、加工性の面で不利となる傾
向がある。
【0014】以下本発明の代表的な形態について述べ
る。イソブチレン系ブロック共重合体の重合は通常溶媒
中のカチオン重合で行われ、用いる重合溶媒は、炭素数
3〜8の1級及び/又は2級のモノハロゲン化炭化水素
と脂肪族及び/又は芳香族炭化水素との混合溶媒が好ま
しい。ハロゲン化炭化水素としては塩化メチル、塩化メ
チレン、1−クロロブタン、クロロベンゼン、脂肪族炭
化水素としてはヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロ
ヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサ
ン、芳香族炭化水素としてはトルエン、キシレンなどを
用いることができる。
【0015】重合によって得られた反応液は、無機塩基
性水溶液あるいは水を用いる方法でルイス酸触媒を失活
させ、更に水洗や濾過処理などにより触媒残渣等の不純
物を除去することにより、イソブチレン系ブロック共重
合体溶液を得ることができる。
【0016】このようにして得られた重合体溶液は、引
き続き蒸発操作により重合溶媒及び未反応モノマーを除
去してイソブチレン系ブロック共重合体を単離する。蒸
発方式としては薄膜蒸発方式、フラッシュ蒸発方式、押
出しスクリューを備えた横形蒸発方式などを用いること
ができる。イソブチレン系ブロック共重合体は粘着性を
有するため、上記蒸発方式の中でも押出しスクリューを
備えた横形蒸発方式単独、あるいは他の蒸発方式と組み
合わせることにより効率的な蒸発が可能である。
【0017】蒸発操作により溶剤を除去した重合体は、
引き続き押出し機に供給されペレット化される。押出し
機出口は直径2mm〜8mm程度の単一または複数の孔
をもつダイスで構成し、押出された樹脂はストランド状
で冷却され、その後カットすることにより円柱状のペレ
ットとなる。もしくはホットカット方式又はアンダーウ
ォーターカット方式に代表されるように、ダイス表面を
高速回転するカッターを併用して球状ペレットを製造す
ることも可能である。粒度のそろったペレットを安定し
て製造するにあたってはホットカット方式又はアンダー
ウォーターカット方式が好ましい。
【0018】ペレット化は樹脂が溶融状態で行われるた
め、樹脂温度は通常160℃〜200℃である。160
℃未満の温度では樹脂の粘性が上がり、安定したペレッ
ト化ができない。また200℃を超える温度範囲におい
ては重合体の熱劣化が懸念されるため、押出し機側の温
度調整により対応が必要となる。
【0019】溶融状態においては樹脂は強い粘着性を有
しており、カットされたペレット同士の付着が発生す
る。更にこれらのペレットがダイス、カッター付近に凝
集すると運転上大きな支障をきたすことになる。
【0020】本発明ではこれらペレットに滑剤を付与す
ることによりブロッキング性を改善することが可能にな
った。本発明にいう滑剤とは樹脂加工時に樹脂に滑性を
付与するための滑剤や成形体を金型などから取り出しや
すくするための離型剤などを例示できる。滑剤の具体例
としては無機粉末滑剤、脂肪酸アミド、脂肪酸エステ
ル、金属石鹸、ポリオレフィン、フッ素樹脂などをあげ
ることができる。これらのなかでは無機粉末滑剤、脂肪
酸アミド、脂肪酸エステル及び金属石鹸からなる群より
選択される少なくとも1種が好ましい。
【0021】脂肪酸アミドの例としては、ステアリン酸
アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エルカ酸ア
ミド、エチレンビスエルカ酸アミド、オレイン酸アミ
ド、エチレンビスオレイン酸アミド、ベヘニン酸アミ
ド、エチレンビスラウリン酸アミドなどを挙げることが
できる。
【0022】脂肪酸エステルの例としては、ラウリン酸
メチル、ミリスチン酸メチル、パルミチン酸メチル、ス
テアリン酸メチル、オレイン酸メチル、エルカ酸メチ
ル、ベヘニン酸メチル、ラウリン酸ブチル、ステアリン
酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イ
ソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸オク
チルなどを挙げることができる。
【0023】金属石鹸の例としてはカリウム、ナトリウ
ム、アルミニウム、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、
バリウム等を用いた各金属石鹸を挙げることができる。
またポリオレフィンの例としては、ポロエチレン、ポリ
プロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテンなどのポ
リオレフィン類の粉末状のものを挙げることができる。
これらの中から選ばれた少なくとも1種を使用する。中
でもポリプロピレン粉末が好ましく使用できる。
【0024】フッ素樹脂の例としては、ポリテトラフル
オロエチレン(以下、PTFEという)、エチレン・テ
トラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデ
ン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロ
プロピレン・フッ化ビニリデン共重合体、テトラフルオ
ロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体およびポリモノクロル
トリフルオロエチレンなどをあげることができる。これ
らの中から選ばれた少なくとも1種を使用する。中で
も、PTFE粉末が好ましく使用される。無機粉末滑剤
の具体例としては炭酸カルシウム、タルク、カオリン、
二酸化珪素などをあげることができ、これらの群より選
択される少なくとも1種が好ましい。
【0025】炭酸カルシウムの例としては、平均粒子径
0.5〜15μmの軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カル
シウムのような単体の他、これに飽和脂肪酸あるいは界
面活性剤により処理を加えたもの、あるいはマグネシウ
ム、シリケート等を配合したものを挙げることができ
る。タルクは平均粒形2.5〜3.0μmのタルクLM
R、カオリンは平均粒形0.4μmのASP#200等
を挙げることができる。
【0026】二酸化珪素の例としては、粉末状の乾式シ
リカ、湿式シリカなどを挙げることができる。れらの中
でも、シリカ表面の水酸基をモノメチルトリクロロシラ
ンまたはジメチルジクロロシラン等と反応させた疎水性
の無水無定型シリカが好ましい。無水無定型シリカの市
販品は、(株)トクヤマ製の“レオロシール”MT−1
0,DM−10,DM−20,DM−30およびDM−
30Sなどが知られている。これらはストランドカット
方式により得られたペレットであれば、その表面に付着
させればブロッキング性を改善できる。付着方法は特に
制約はなく、粉末状態のものであれば気流とともに吹き
付けることが可能である。
【0027】前述のように、工業的により好ましい球状
ペレットを製造するアンダーウォーターカット方式にお
いては、ダイス及びカッター近傍のペレットのブロッキ
ングを防止する必要が出てくる。この場合、重合体のカ
ットが循環冷却水中で行われるため、この循環冷却水中
に上記した滑剤のいずれか1種または2種以上を添加す
ることよりブロッキング性を改善できる。タルク、カオ
リン、脂肪酸アミド、脂肪酸エステルのように水に難溶
性、もしくは不溶性のものは、金属石鹸や界面活性剤を
併用することにより水中への分散が容易となる。
【0028】この方法によれば、タルク、カオリン、脂
肪酸アミド等は水中に分散あるいは溶解しているため、
これらの粉末を重合体ペレットに直接付与する場合に比
較して、より簡便に、また均一に付着して水中でのブロ
ッキングを効率的に防止できる。また水によるペレット
の冷却も同時に行われるため、より効果が期待できる。
【0029】次の乾燥工程においては、樹脂の自熱ある
いは熱風を与えることにより水分を除去させる。ただ
し、タルク、カオリン、脂肪酸アミド等は揮発しないた
め、そのままペレット表面に付着、残留する。従って表
面水の存在しない状態でもブロッキングを抑制する効果
を持続させることが可能であり、その後の貯槽、再加工
時でも取扱の容易なペレットとなり得る。
【0030】タルク、カオリン、脂肪酸アミド等の合計
添加量は、好ましくは水相濃度で0.05重量%〜0.
5重量%である。0.05重量%未満では、水中でのブ
ロッキング性については防止効果があるものの、乾燥後
のペレット表面水がない状態ではブロッキングを起こし
易い傾向がある。
【0031】一方、0.5重量%を超える濃度で使用し
た場合、ブロッキング防止効果にあまり変わりはないた
め、それ以上多く使用する必要はない。
【0032】本発明では、イソブチレン系ブロック共重
合体ストランドを滑剤を含有する溶液中に浸漬し、表面
に滑剤を付着させた後、ペレット化し、次いでペレット
の水分を除去するようなストランドカット方式を用いる
こともできる。ストランドカット方式でのブロッキング
対策として、ストランドカット方式では、ダイスから払
い出された樹脂は高温であり、ストランドを水相にて冷
却し、樹脂を固化させた後カッティングする方法が一般
的であるが、その水相中に予め無機粉末滑剤又は脂肪酸
アミド、脂肪酸エステル、金属石鹸等の滑剤を添加、分
散させておき、ストランドを水相中に浸漬させることに
より表面に滑剤を付着させることでペレットのブロッキ
ング防止効果が得られる。
【0033】次に一例として実施例図面を参照しつつ、
本発明を詳細に説明する。図1は、ペレット化設備のフ
ロー例である。重合体は蒸発操作終了後の溶融状態のま
ま押出し機1を経由してダイス2から押出される。ダイ
ス面には高速で回転するカッターが密着しており、ダイ
ス及びカッターは水中に位置する構造となっている。循
環冷却水は冷却水タンク4から循環ポンプ5により循環
する。冷却水タンク4には脂肪酸アミド等の滑剤を含有
しておき、運転中は濃度管理を行い適宜追加する。循環
冷却水は途中熱交換器6を経由することにより適宜温調
されるようになっている。
【0034】カットされたペレットは循環冷却水中を分
散したスラリー状態で3の脱水乾燥機へ送られる。脱水
乾燥機ではペレットと循環冷却水が分離され、かつペレ
ット表面水の乾燥が行われる。乾燥ペレットは乾燥機上
部の開口部より系外に排出される。分離された循環冷却
水は脱水乾燥機3から再度冷却水タンク4に戻され再利
用される。
【0035】図2はペレット化フローの例である。重合
体は蒸発操作終了後の溶融状態のまま押出し機1を経由
してダイス2から押出される。ダイス面には直径mm2
〜8mmの単一または複数の孔を有し、重合体は1本或
いは数本のストランドで排出される。排出されたストラ
ンドは冷却水槽7で急冷された後、滑剤含有水槽8にお
いて再冷却されながらストランド表面に滑剤を付着させ
る。
【0036】滑剤含有水槽8には予め滑剤を含有してお
き、運転中は濃度管理を行い適宜追加する。滑剤を付着
させたストランドはペレタイザー9により円柱状のペレ
ットにカッティングされた後、表面付着水を乾燥させ
る。
【0037】本発明で得られるイソブチレン系ブロック
共重合体ペレットは射出成形、押出し成形、カレンダー
成形等、通常熱可塑性樹脂で用いられる成形法により成
形することができる。また、エラストマー材料、樹脂、
ゴム、アスファルト等の改質剤、制振剤、粘着剤のベー
スポリマー、樹脂改質剤の成分として用いることができ
る。
【0038】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、本発明はこれらの実施例によって何ら
限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜
変更可能である。実施例に先立ち、本発明で用いたペレ
ットのブロッキング性、流動性の評価方法について以下
に説明する。ブロッキング評価には図3に示す装置を使
用した。
【0039】ブロッキング性、流動性の評価にあたって
は下部口径a[mm]、上部口径b[mm]、高さh
[mm]、体積V[cm3]のA〜G各サイズの円錐型
の器を用意した。下部開口部を平板により閉じ、上部開
口部までペレットを入れた。下部の平板を取り外した瞬
間から全てのペレットが排出されるまでの時間を測定し
た。上記の実験をA〜G各サイズで実施し、排出時間の
相対評価を行った。
【0040】(製造例1)攪拌機付き200L反応容器
に、1−クロロブタン(モレキュラーシーブスで乾燥し
たもの)69.4kg、ヘキサン(モレキュラーシーブ
スで乾燥したもの)36.5kg、1,4−ビス(α−
クロル−イソプロピル)ベンゼン65.3g及びジメチ
ルアセトアミド49.2gを加えた。反応容器を−70
℃に冷却した後、イソブチレン12.8kgを添加し
た。さらに四塩化チタン1.5kgを加えて重合を開始
し、−70℃で溶液を攪拌しながら90分反応させた。
次いで反応溶液にスチレン5.5kgを添加し、さらに
60分反応を続けた後、反応溶液を大量の水中へあけて
反応を停止させた。さらに水相中の電気伝導度が50μ
S以下となるまで水洗を繰り返し行った。
【0041】上記重合体溶液をベント口付き横形蒸発機
に供給し溶媒及び未反応モノマーの蒸発を行った。蒸発
機の胴部ジャケット及びスクリューは熱媒で180℃に
温度調節し、蒸発機内部は真空ポンプにより約0.01
3MPa以下の減圧状態を保持した。
【0042】蒸発後の重合体は、横形蒸発機に直結する
2軸押出し機に供給される。重合体は押出し機に付帯す
るダイスを経由して直径6mm程度のストランドとして
排出し、水相で充分に冷却させてから長さ3mm程度の
ペレットに加工した。
【0043】(実施例1)製造例1で製造されたペレッ
トを図1に示す装置で再度ペレット化した。押出し機は
単軸、スクリュー径50mm、温度180℃、樹脂供給
速度30kg/hとした。ダイス部分は孔径2.4mm
×6穴、4枚刃のカッターを使用した。循環冷却水は流
量260L/min、熱交換器出口での設定温度34℃
とした。冷却水タンクにエチレンビスステアリン酸アミ
ドを0.26重量%の濃度となるように仕込んだ。
【0044】定量フィーダーを介して押出し機に製造例
1のペレットの供給を開始した。直径3mm程度の球状
ペレットが乾燥機から排出されたことを確認後、約40
分間運転を継続した。乾燥機出口、乾燥機内部ともペレ
ット同士あるいはペレットと装置の付着は観察されなか
った。20kg紙袋に充填したペレットを1週間後開封
してみたが、ペレット同士の凝集は認められなかった。
得られたペレットを図3に示す装置を用いて流動性の評
価を行った。図3の表に記載したA〜Gのサイズの各容
器にて測定した結果を表1に示す。又、得られたペレッ
トを200mLメスシリンダーにゆっくりと充填し、2
00mLにおける重量を測定した。ペレット重量は10
2g、嵩比重は0.51であった。
【0045】(実施例2)製造例1で単離した重合体を
図1に示す装置でペレット化した。押出し機は単軸、ス
クリュー径50mm、温度180℃、樹脂供給速度30
kg/hとした。ダイス部分は孔径2.4mm×6穴、
4枚刃のカッターを使用した。循環冷却水は流量260
L/min、循環冷却水中に滑剤は投入せず、熱交換器
出口での設定温度34℃とした。この装置により直径3
mm程度の球状ペレットが得られた。
【0046】得られた球状ペレットの一部を、2Lセパ
ラブルフラスコ内にタルクが0.6重量%となるように
水中に分散させた後、水量の10重量%の球状ペレット
を加え、10分程度攪拌を実施した。攪拌後、メッシュ
等でペレットを固液分離した後、ペレット表面を軽く水
洗し表面水を乾燥した。得られたペレットを図3に示す
装置を用いて流動性の評価を行った。結果を表2に示
す。又、得られたペレットの嵩比重を測定したところ、
0.54であった。
【0047】(比較例1)製造例1で単離した重合体の
ペレット化するところまでは同様であるが、ペレットに
タルクを添加する操作は行わなずにペレット化したその
ままの状態で実施例2と同様の流動性評価を行った。結
果を表2に示す。得られたペレットの嵩比重は0.51
であった。実施例2と比較して、流動性評価の流下時間
は長く、また、嵩比重は小さいことから、流動性は悪い
と判断できる結果であった。
【0048】(実施例3)実施例2と同様の装置を用
い、循環冷却水中にタルクを添加し、ペレット化を実施
した。得られたペレットを実施例2と同様に流動性の評
価を行った。結果を表3に示す。得られたペレットの嵩
比重を測定したところ、0.49であった。
【0049】(比較例2)実施例3と同じ方法で、循環
冷却水中に何も添加せずにペレット化を実施した。得ら
れたペレットを実施例3と同様に流動性の評価を行っ
た。結果を表3に示す。得られたペレットの嵩比重は
0.35であった。実施例3と比較して、流動性評価の
器A、Bは流下せず、また、嵩比重も小さいことから、
流動性は悪いと判断できる結果であった。
【0050】(実施例4)製造例1で単離した重合体を
図2に示す装置でペレット化した。重合体を押出し機に
付帯するダイスを経由して直径6mm程度のストランド
として排出され、水相で充分に冷却させてから長さ3m
m程度のペレットに加工しているが、予め滑剤として水
相中に脂肪酸アミドを分散させておく事により、ストラ
ンドを冷却しながら表面に滑剤を付着させた後、ペレタ
イザーによりカッティングを行った。得られたペレット
の表面付着水を乾燥後、実施例2と同様に流動性の評価
を行った。又、得られたペレットの嵩比重を測定したと
ころ、0.45であった。結果を表4に示す。
【0051】(比較例3)水相に脂肪酸アミドを含有さ
せないで行った以外は実施例4と同様にペレタイザーに
よりカッティングを行った。得られたペレットの表面付
着水を乾燥後、実施例3と同様に流動性評価を行った。
得られたペレットの嵩比重を測定したところ0.39で
あった。結果を表4に示す。実施例4と比較して、流動
性評価の器Aは流下せず、また、嵩比重も小さいことか
ら、流動性は悪いと判断できる結果であった。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【発明の効果】本発明の方法を用いることにより、イソ
ブチレン及び芳香族ビニル系化合物を重合してなるイソ
ブチレン系ブロック共重合体ペレットのブロッキングを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられるホットカット又はアンダー
ウォーターカットペレット化装置の概略図である。
【図2】本発明で用いられるストランドカットペレット
化装置の概略図である。
【図3】本発明で用いられるペレットの流動性を評価す
る装置である。
【符号の説明】
1:押出し機 2:ダイス 3:脱水乾燥機 4:冷却水タンク 5:循環ポンプ 6:熱交換器 7:冷却水槽 8:滑剤含有水槽 9:ペレタイザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 53/00 C08L 53/00 (72)発明者 古川 直樹 兵庫県姫路市御立中2丁目12−25−6 Fターム(参考) 4F070 AA12 AA17 AB08 AC16 AC22 AC23 AC42 AC43 AC47 AE09 DA12 DB03 DB04 DC02 4J002 BB032 BB122 BB172 BB181 BC001 BC021 BD122 BD142 BD152 BD162 BP031 DE236 DJ016 DJ036 DJ046 EG026 EG036 EG046 EH036 EH076 EP016 EP026 FA082 FA086 FD172 FD176

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソブチレン及び芳香族ビニル系化合物を
    重合してなるイソブチレン系ブロック共重合体からなる
    ペレットに滑剤を付与することを特徴とするイソブチレ
    ン系ブロック共重合体ペレットのブロッキング防止方
    法。
  2. 【請求項2】滑剤を含有する溶液中にペレットを分散さ
    せ、その後ペレット表面の水分を除去することを特徴と
    する請求項1記載のイソブチレン系ブロック共重合体ペ
    レットのブロッキング防止方法。
  3. 【請求項3】滑剤を含有する溶液中にイソブチレン及び
    芳香族ビニル系化合物を重合してなるイソブチレン系ブ
    ロック共重合体ストランドを浸漬し、表面に滑剤を付着
    させた後、ペレット化し、次いでペレットの水分を除去
    することを特徴とするイソブチレン系ブロック共重合体
    ペレットのブロッキング防止方法。
  4. 【請求項4】滑剤が無機粉末滑剤、脂肪酸アミド、脂肪
    酸エステル及び金属石鹸からなる群より選択される少な
    くとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載のイソ
    ブチレン系ブロック共重合体ペレットのブロッキング防
    止方法。
  5. 【請求項5】脂肪酸アミドがエチレンビスステアリン酸
    アミドである請求項4記載のイソブチレン系ブロック共
    重合体ペレットのブロッキング防止方法。
  6. 【請求項6】無機粉末滑剤が、炭酸カルシウム、タル
    ク、カオリン及び二酸化珪素からなる群より選択される
    少なくとも1種である請求項4記載のイソブチレン系ブ
    ロック共重合体ペレットのブロッキング防止方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法
    により滑剤が付与されてなるイソブチレン系ブロック共
    重合体ペレット。
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